12 / 28
本編
第十一話
しおりを挟む
あの修羅場から数週間が経った。
両親は私がまだ傷が癒えてないと思い、この数週間そっとしてくれた。
「これからの事は休んでから考えてるといいよ」って言ってくれた。
まぁ私はもう大丈夫なんだけどね。
でもお言葉に甘えた。
あれからお父様はダルトン侯爵とフィルトン伯爵とやりとりしてるみたいけど、ルイスとアイリーンのその後の事は聞いてない。
まぁ聞きたくないし、これから彼らが何しようがどうでもいい。
人から見れば私は何故平気でいられるんだって思ってるかもしれない。
精神年齢が高いのとルイスと恋をしてなかったのもあるかもしれない。
だけど、1番は怒りを通り越して私は呆れてるのだ。
なんであの人達を信用してしまったのだろう?
何故私は彼らの本性に気づかなかったんだろう?
そう思っていたら、自分の判断力の低さも悪いんじゃないかって思ってしまっていた。
だからこの事はお互い様だと思って自分の中で完結した。
今思うと何故ルイスは最後まで私に縋ろうとしてたのだろう。
私の事好きだったのだろうか?
なら浮気しなければ良かったのに…
そういえば、数日前何故かアイリーンは私の家を訪れた。
もちろん使用人達は門前払いをしてくれたみたいだけど。
何の用だったのかしら?
あと最近、サラを見てない。
お母様にその事を聞いたら、里帰りに休暇を貰っていたみたい。
私の事で色々心配してたみたいだから、これでちょっと心を休めてくれたらいいなって思う。
まぁ私にとってルイスとアイリーンはもう他人だ。
これから彼らが何しようが私には関係ない。
今後のストーリーに彼らの出番はないのだから………
_____________________
コンコン
「お父様、シルヴィアです。」
私はお父様に呼ばれ、書斎に来ていた。
「ああ、シルヴィアか。入れ。」
「失礼します。」
そして私はドアを開けた。
「よく来てくれた。」
「シルヴィア、いらっしゃい。」
書斎にはお母様も居て、両親は私を歓迎してくれた。
「お父様もお母様も!2人揃って書斎にいるなんて… 何かあったんですか?」
「別に事件があったのではない。シルヴィア、お前のこれからの事を話そうと思ってな。」
ついにこの日が来てしまったか…
ルイスと婚約破棄をして、傷物になってしまったが貴族として家の為にすぐに縁談を探さなければならない。
伊達にこの数週間のうのうと過ごしてた訳ではない。
私はちゃんと将来の事を考えてたのだ。
「私達はお前を尊重したい。あんな事があったお前は前みたいに簡単に前を進められなくなっただろう。」
「そうね。私達は貴女の味方よ。貴女が何を選ぼうと私達は貴女を応援するわ。」
お父様、お母様、ありがとう。
両親の立場的に家の事を考えると縁談を進めるべきだろう。
だが両親はそんな事をしないで私の自由にすれば良いと言ってくれたのだ。
本当にありがとう…
何回感謝しても足りないよ…
「お父様!お母様!ありがとうございます!私は……」
そう、私が選んだのは…
両親は私がまだ傷が癒えてないと思い、この数週間そっとしてくれた。
「これからの事は休んでから考えてるといいよ」って言ってくれた。
まぁ私はもう大丈夫なんだけどね。
でもお言葉に甘えた。
あれからお父様はダルトン侯爵とフィルトン伯爵とやりとりしてるみたいけど、ルイスとアイリーンのその後の事は聞いてない。
まぁ聞きたくないし、これから彼らが何しようがどうでもいい。
人から見れば私は何故平気でいられるんだって思ってるかもしれない。
精神年齢が高いのとルイスと恋をしてなかったのもあるかもしれない。
だけど、1番は怒りを通り越して私は呆れてるのだ。
なんであの人達を信用してしまったのだろう?
何故私は彼らの本性に気づかなかったんだろう?
そう思っていたら、自分の判断力の低さも悪いんじゃないかって思ってしまっていた。
だからこの事はお互い様だと思って自分の中で完結した。
今思うと何故ルイスは最後まで私に縋ろうとしてたのだろう。
私の事好きだったのだろうか?
なら浮気しなければ良かったのに…
そういえば、数日前何故かアイリーンは私の家を訪れた。
もちろん使用人達は門前払いをしてくれたみたいだけど。
何の用だったのかしら?
あと最近、サラを見てない。
お母様にその事を聞いたら、里帰りに休暇を貰っていたみたい。
私の事で色々心配してたみたいだから、これでちょっと心を休めてくれたらいいなって思う。
まぁ私にとってルイスとアイリーンはもう他人だ。
これから彼らが何しようが私には関係ない。
今後のストーリーに彼らの出番はないのだから………
_____________________
コンコン
「お父様、シルヴィアです。」
私はお父様に呼ばれ、書斎に来ていた。
「ああ、シルヴィアか。入れ。」
「失礼します。」
そして私はドアを開けた。
「よく来てくれた。」
「シルヴィア、いらっしゃい。」
書斎にはお母様も居て、両親は私を歓迎してくれた。
「お父様もお母様も!2人揃って書斎にいるなんて… 何かあったんですか?」
「別に事件があったのではない。シルヴィア、お前のこれからの事を話そうと思ってな。」
ついにこの日が来てしまったか…
ルイスと婚約破棄をして、傷物になってしまったが貴族として家の為にすぐに縁談を探さなければならない。
伊達にこの数週間のうのうと過ごしてた訳ではない。
私はちゃんと将来の事を考えてたのだ。
「私達はお前を尊重したい。あんな事があったお前は前みたいに簡単に前を進められなくなっただろう。」
「そうね。私達は貴女の味方よ。貴女が何を選ぼうと私達は貴女を応援するわ。」
お父様、お母様、ありがとう。
両親の立場的に家の事を考えると縁談を進めるべきだろう。
だが両親はそんな事をしないで私の自由にすれば良いと言ってくれたのだ。
本当にありがとう…
何回感謝しても足りないよ…
「お父様!お母様!ありがとうございます!私は……」
そう、私が選んだのは…
50
あなたにおすすめの小説
婚約者の幼馴染って、つまりは赤の他人でしょう?そんなにその人が大切なら、自分のお金で養えよ。貴方との婚約、破棄してあげるから、他
猿喰 森繁
恋愛
完結した短編まとめました。
大体1万文字以内なので、空いた時間に気楽に読んでもらえると嬉しいです。
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
婚約者を想うのをやめました
かぐや
恋愛
女性を侍らしてばかりの婚約者に私は宣言した。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
虐げられてる私のざまあ記録、ご覧になりますか?
リオール
恋愛
両親に虐げられ
姉に虐げられ
妹に虐げられ
そして婚約者にも虐げられ
公爵家が次女、ミレナは何をされてもいつも微笑んでいた。
虐げられてるのに、ひたすら耐えて笑みを絶やさない。
それをいいことに、彼女に近しい者は彼女を虐げ続けていた。
けれど彼らは知らない、誰も知らない。
彼女の笑顔の裏に隠された、彼女が抱える闇を──
そして今日も、彼女はひっそりと。
ざまあするのです。
そんな彼女の虐げざまあ記録……お読みになりますか?
=====
シリアスダークかと思わせて、そうではありません。虐げシーンはダークですが、ざまあシーンは……まあハチャメチャです。軽いのから重いのまで、スッキリ(?)ざまあ。
細かいことはあまり気にせずお読み下さい。
多分ハッピーエンド。
多分主人公だけはハッピーエンド。
あとは……
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
〖完結〗私はあなたのせいで死ぬのです。
藍川みいな
恋愛
「シュリル嬢、俺と結婚してくれませんか?」
憧れのレナード・ドリスト侯爵からのプロポーズ。
彼は美しいだけでなく、とても紳士的で頼りがいがあって、何より私を愛してくれていました。
すごく幸せでした……あの日までは。
結婚して1年が過ぎた頃、旦那様は愛人を連れて来ました。次々に愛人を連れて来て、愛人に子供まで出来た。
それでも愛しているのは君だけだと、離婚さえしてくれません。
そして、妹のダリアが旦那様の子を授かった……
もう耐える事は出来ません。
旦那様、私はあなたのせいで死にます。
だから、後悔しながら生きてください。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全15話で完結になります。
この物語は、主人公が8話で登場しなくなります。
感想の返信が出来なくて、申し訳ありません。
たくさんの感想ありがとうございます。
次作の『もう二度とあなたの妻にはなりません!』は、このお話の続編になっております。
このお話はバッドエンドでしたが、次作はただただシュリルが幸せになるお話です。
良かったら読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる