裏切りのその後 〜現実を目の当たりにした令嬢の行動〜

AliceJoker

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本編

第十一話

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あの修羅場から数週間が経った。
両親は私がまだ傷が癒えてないと思い、この数週間そっとしてくれた。
「これからの事は休んでから考えてるといいよ」って言ってくれた。
まぁ私はもう大丈夫なんだけどね。
でもお言葉に甘えた。


あれからお父様はダルトン侯爵とフィルトン伯爵とやりとりしてるみたいけど、ルイスとアイリーンのその後の事は聞いてない。
まぁ聞きたくないし、これから彼らが何しようがどうでもいい。


人から見れば私は何故平気でいられるんだって思ってるかもしれない。
精神年齢が高いのとルイスと恋をしてなかったのもあるかもしれない。
だけど、1番は怒りを通り越して私は呆れてるのだ。


なんであの人達を信用してしまったのだろう?
何故私は彼らの本性に気づかなかったんだろう?


そう思っていたら、自分の判断力の低さも悪いんじゃないかって思ってしまっていた。
だからこの事はお互い様だと思って自分の中で完結した。


今思うと何故ルイスは最後まで私に縋ろうとしてたのだろう。
私の事好きだったのだろうか?
なら浮気しなければ良かったのに…


そういえば、数日前何故かアイリーンは私の家を訪れた。
もちろん使用人達は門前払いをしてくれたみたいだけど。
何の用だったのかしら?


あと最近、サラを見てない。
お母様にその事を聞いたら、里帰りに休暇を貰っていたみたい。
私の事で色々心配してたみたいだから、これでちょっと心を休めてくれたらいいなって思う。


まぁ私にとってルイスとアイリーンはもう他人だ。
これから彼らが何しようが私には関係ない。
今後のストーリーに彼らの出番はないのだから………

_____________________

コンコン

「お父様、シルヴィアです。」

私はお父様に呼ばれ、書斎に来ていた。

「ああ、シルヴィアか。入れ。」

「失礼します。」

そして私はドアを開けた。


「よく来てくれた。」
「シルヴィア、いらっしゃい。」

書斎にはお母様も居て、両親は私を歓迎してくれた。


「お父様もお母様も!2人揃って書斎にいるなんて… 何かあったんですか?」

「別に事件があったのではない。シルヴィア、お前のこれからの事を話そうと思ってな。」


ついにこの日が来てしまったか…
ルイスと婚約破棄をして、傷物になってしまったが貴族として家の為にすぐに縁談を探さなければならない。
伊達にこの数週間のうのうと過ごしてた訳ではない。
私はちゃんと将来の事を考えてたのだ。


「私達はお前を尊重したい。あんな事があったお前は前みたいに簡単に前を進められなくなっただろう。」

「そうね。私達は貴女の味方よ。貴女が何を選ぼうと私達は貴女を応援するわ。」


お父様、お母様、ありがとう。
両親の立場的に家の事を考えると縁談を進めるべきだろう。
だが両親はそんな事をしないで私の自由にすれば良いと言ってくれたのだ。
本当にありがとう…
何回感謝しても足りないよ…



「お父様!お母様!ありがとうございます!私は……」


そう、私が選んだのは…

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