26 / 28
本編(別視点)
アイリーン視点 ⑦
しおりを挟む
オルコット子爵に嫁ぐ当日
お父様によると結婚式はしないらしい。
まぁそうよね。
私も嫌だもの。
だって結婚式したら、あんなやつとキスしなきゃいけないのでしょ?
吐き気がしちゃうわ。
でも私が気になるなのはそこじゃない。
気になってるのは…
「お父様!どういう事ですか!?身一つで嫁ぐなんて!?」
そう、お父様は何も荷物を持てないで、オルコット子爵に嫁げって言うの!
お気に入りのドレス、宝石、そして本も持ってけないのよ!
「あれらは売って慰謝料として払うつもりだ。」
「でも、お父様!それは私のよ!!!」
それは私のもの!
私の許可なしに勝手に売らないで!
私はお父様を睨んだ。
「確かにお前のかもしれない。だが、お前が責任を持って慰謝料を払うのは当たり前だろ?これは必要な事だ。あと、これは私が働いたお金で買ったものだ。私が何しようと勝手だろ。私は優しいじゃないか?私のお金でお前の慰謝料を払ってる貰えるんだからな。」
そう言ったお父様は無理矢理私を馬車に乗せた。
「達者に生きるんだぞ~。父様は父様なりにお前の幸せを願ってる。オルコット子爵は色んな意味で凄い人だ。きっと君をいい子にしてくれる~。」
お父様は私を見送った後、馬車はオルコット子爵の家へ向かった。
____________________
「やぁ~、いらっしゃい。アイリーン嬢。いや、奥さんって言った方がいいかな。デュフフ」
変な笑い方で笑ったオルコット子爵が私を向かい入れた。
くっさ!?
これ、加齢臭!?
まじ無理
腰を抱こうとするな!
うっわ手がベトベトじゃん!
さっさと離れてよ!
「あー、僕の奥様は可愛いね~。デュフフ。君に見せたい部屋があるんだ!来てくれる?」
そう言ったオルコット子爵は私の腰を抱きながら、部屋の方に歩き始めた。
私は私の部屋に案内して欲しいんだけど!?
貴方とは1秒たりとも一緒に居たくないわけよ!
私はそう思いながらも今争えばもっと長引くと思い、彼に従った。
さっさと見て、自分の部屋に戻ろう!
そんな事を考えてたら、ある部屋の前に着いた。
「僕が見せたい部屋はここだよ!入って!」
そう言ったオルコット子爵はその部屋のドアを開けた。
(っ!?)
私はビックリした。
だって部屋の中はお人形だらけなんだもん!
部屋の周りに本棚があって、そこは本の代わりに色んな人形が置かれている。
部屋の真ん中にはベッドがあり、そのベッド周りも人形が埋め尽くされていた。
「な、な、何よこれ!?」
「え、これは人形だよ?僕のコレクションさ!デュフフ…、可愛いだろ?」
それはわかるわよ!
私が気になるのはそこじゃないのよ!?
「な、何故私をこの部屋を紹介したの?」
そう、私が気になってるのは何故紹介したかよ!?
私は貴方の趣味なんて知ったこっちゃないのよ!!!
どうでもいいのよ!
「それはね…。この部屋を見ての通り色んな人形があるでしょ?でもさ、僕飽きちゃったんだよね…。そこで考えたんだ!僕!本物のお人形さん作ろうってね!」
オルコット子爵はお姫様みたいな人形を取って、頬擦りしながら言った。
(ま、まさか!?)
「そう君を僕のコレクションにしようと思ってね!」
なぁ!?
まさか私にオルコット子爵のお人形になれと
そ…、
そんなの…
「い、嫌よ!」
「嫌?君に拒否権なんてないと思うんだけどな…。こっちは君の為に慰謝料肩代わりしたのに…。デュフフ…」
オルコット子爵はニヤリと微笑んだ。
私は見てしまった…
オルコット子爵は後ろに鞭を隠してたのを…
「あ…、あっ」
「大丈夫。君は性格が悪いけど、容姿はいいからね。僕が調教してあげるよ。絶対いい子になるよ。きっと完璧な僕の人形になるよ…」
オルコット子爵は鞭をスパンスパンと音を私に近づいてきた。
お父様が言った意味深な言葉をここで理解した。
お父様は私がこうなるって知ってたんだ…
オルコット子爵が私に目掛けて鞭を振り上げた瞬間、私は…
「い、い、やあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫んだ。
お父様によると結婚式はしないらしい。
まぁそうよね。
私も嫌だもの。
だって結婚式したら、あんなやつとキスしなきゃいけないのでしょ?
吐き気がしちゃうわ。
でも私が気になるなのはそこじゃない。
気になってるのは…
「お父様!どういう事ですか!?身一つで嫁ぐなんて!?」
そう、お父様は何も荷物を持てないで、オルコット子爵に嫁げって言うの!
お気に入りのドレス、宝石、そして本も持ってけないのよ!
「あれらは売って慰謝料として払うつもりだ。」
「でも、お父様!それは私のよ!!!」
それは私のもの!
私の許可なしに勝手に売らないで!
私はお父様を睨んだ。
「確かにお前のかもしれない。だが、お前が責任を持って慰謝料を払うのは当たり前だろ?これは必要な事だ。あと、これは私が働いたお金で買ったものだ。私が何しようと勝手だろ。私は優しいじゃないか?私のお金でお前の慰謝料を払ってる貰えるんだからな。」
そう言ったお父様は無理矢理私を馬車に乗せた。
「達者に生きるんだぞ~。父様は父様なりにお前の幸せを願ってる。オルコット子爵は色んな意味で凄い人だ。きっと君をいい子にしてくれる~。」
お父様は私を見送った後、馬車はオルコット子爵の家へ向かった。
____________________
「やぁ~、いらっしゃい。アイリーン嬢。いや、奥さんって言った方がいいかな。デュフフ」
変な笑い方で笑ったオルコット子爵が私を向かい入れた。
くっさ!?
これ、加齢臭!?
まじ無理
腰を抱こうとするな!
うっわ手がベトベトじゃん!
さっさと離れてよ!
「あー、僕の奥様は可愛いね~。デュフフ。君に見せたい部屋があるんだ!来てくれる?」
そう言ったオルコット子爵は私の腰を抱きながら、部屋の方に歩き始めた。
私は私の部屋に案内して欲しいんだけど!?
貴方とは1秒たりとも一緒に居たくないわけよ!
私はそう思いながらも今争えばもっと長引くと思い、彼に従った。
さっさと見て、自分の部屋に戻ろう!
そんな事を考えてたら、ある部屋の前に着いた。
「僕が見せたい部屋はここだよ!入って!」
そう言ったオルコット子爵はその部屋のドアを開けた。
(っ!?)
私はビックリした。
だって部屋の中はお人形だらけなんだもん!
部屋の周りに本棚があって、そこは本の代わりに色んな人形が置かれている。
部屋の真ん中にはベッドがあり、そのベッド周りも人形が埋め尽くされていた。
「な、な、何よこれ!?」
「え、これは人形だよ?僕のコレクションさ!デュフフ…、可愛いだろ?」
それはわかるわよ!
私が気になるのはそこじゃないのよ!?
「な、何故私をこの部屋を紹介したの?」
そう、私が気になってるのは何故紹介したかよ!?
私は貴方の趣味なんて知ったこっちゃないのよ!!!
どうでもいいのよ!
「それはね…。この部屋を見ての通り色んな人形があるでしょ?でもさ、僕飽きちゃったんだよね…。そこで考えたんだ!僕!本物のお人形さん作ろうってね!」
オルコット子爵はお姫様みたいな人形を取って、頬擦りしながら言った。
(ま、まさか!?)
「そう君を僕のコレクションにしようと思ってね!」
なぁ!?
まさか私にオルコット子爵のお人形になれと
そ…、
そんなの…
「い、嫌よ!」
「嫌?君に拒否権なんてないと思うんだけどな…。こっちは君の為に慰謝料肩代わりしたのに…。デュフフ…」
オルコット子爵はニヤリと微笑んだ。
私は見てしまった…
オルコット子爵は後ろに鞭を隠してたのを…
「あ…、あっ」
「大丈夫。君は性格が悪いけど、容姿はいいからね。僕が調教してあげるよ。絶対いい子になるよ。きっと完璧な僕の人形になるよ…」
オルコット子爵は鞭をスパンスパンと音を私に近づいてきた。
お父様が言った意味深な言葉をここで理解した。
お父様は私がこうなるって知ってたんだ…
オルコット子爵が私に目掛けて鞭を振り上げた瞬間、私は…
「い、い、やあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
叫んだ。
41
あなたにおすすめの小説
婚約者の幼馴染って、つまりは赤の他人でしょう?そんなにその人が大切なら、自分のお金で養えよ。貴方との婚約、破棄してあげるから、他
猿喰 森繁
恋愛
完結した短編まとめました。
大体1万文字以内なので、空いた時間に気楽に読んでもらえると嬉しいです。
ある辺境伯の後悔
だましだまし
恋愛
妻セディナを愛する辺境伯ルブラン・レイナーラ。
父親似だが目元が妻によく似た長女と
目元は自分譲りだが母親似の長男。
愛する妻と妻の容姿を受け継いだ可愛い子供たちに囲まれ彼は誰よりも幸せだと思っていた。
愛しい妻が次女を産んで亡くなるまでは…。
婚約者を想うのをやめました
かぐや
恋愛
女性を侍らしてばかりの婚約者に私は宣言した。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
虐げられてる私のざまあ記録、ご覧になりますか?
リオール
恋愛
両親に虐げられ
姉に虐げられ
妹に虐げられ
そして婚約者にも虐げられ
公爵家が次女、ミレナは何をされてもいつも微笑んでいた。
虐げられてるのに、ひたすら耐えて笑みを絶やさない。
それをいいことに、彼女に近しい者は彼女を虐げ続けていた。
けれど彼らは知らない、誰も知らない。
彼女の笑顔の裏に隠された、彼女が抱える闇を──
そして今日も、彼女はひっそりと。
ざまあするのです。
そんな彼女の虐げざまあ記録……お読みになりますか?
=====
シリアスダークかと思わせて、そうではありません。虐げシーンはダークですが、ざまあシーンは……まあハチャメチャです。軽いのから重いのまで、スッキリ(?)ざまあ。
細かいことはあまり気にせずお読み下さい。
多分ハッピーエンド。
多分主人公だけはハッピーエンド。
あとは……
裏切りの先にあるもの
マツユキ
恋愛
侯爵令嬢のセシルには幼い頃に王家が決めた婚約者がいた。
結婚式の日取りも決まり数か月後の挙式を楽しみにしていたセシル。ある日姉の部屋を訪ねると婚約者であるはずの人が姉と口づけをかわしている所に遭遇する。傷つくセシルだったが新たな出会いがセシルを幸せへと導いていく。
アルバートの屈辱
プラネットプラント
恋愛
妻の姉に恋をして妻を蔑ろにするアルバートとそんな夫を愛するのを諦めてしまった妻の話。
『詰んでる不憫系悪役令嬢はチャラ男騎士として生活しています』の10年ほど前の話ですが、ほぼ無関係なので単体で読めます。
〖完結〗私はあなたのせいで死ぬのです。
藍川みいな
恋愛
「シュリル嬢、俺と結婚してくれませんか?」
憧れのレナード・ドリスト侯爵からのプロポーズ。
彼は美しいだけでなく、とても紳士的で頼りがいがあって、何より私を愛してくれていました。
すごく幸せでした……あの日までは。
結婚して1年が過ぎた頃、旦那様は愛人を連れて来ました。次々に愛人を連れて来て、愛人に子供まで出来た。
それでも愛しているのは君だけだと、離婚さえしてくれません。
そして、妹のダリアが旦那様の子を授かった……
もう耐える事は出来ません。
旦那様、私はあなたのせいで死にます。
だから、後悔しながら生きてください。
設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
全15話で完結になります。
この物語は、主人公が8話で登場しなくなります。
感想の返信が出来なくて、申し訳ありません。
たくさんの感想ありがとうございます。
次作の『もう二度とあなたの妻にはなりません!』は、このお話の続編になっております。
このお話はバッドエンドでしたが、次作はただただシュリルが幸せになるお話です。
良かったら読んでください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる