裏切りのその後 〜現実を目の当たりにした令嬢の行動〜

AliceJoker

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本編(別視点)

アイリーン視点 ⑦

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オルコット子爵に嫁ぐ当日


お父様によると結婚式はしないらしい。

まぁそうよね。

私も嫌だもの。

だって結婚式したら、あんなやつとキスしなきゃいけないのでしょ?

吐き気がしちゃうわ。



でも私が気になるなのはそこじゃない。

気になってるのは…



「お父様!どういう事ですか!?身一つで嫁ぐなんて!?」


そう、お父様は何も荷物を持てないで、オルコット子爵に嫁げって言うの!


お気に入りのドレス、宝石、そして本も持ってけないのよ!


「あれらは売って慰謝料として払うつもりだ。」

「でも、お父様!それは私のよ!!!」


それは私のもの!
私の許可なしに勝手に売らないで!


私はお父様を睨んだ。


「確かにお前のかもしれない。だが、お前が責任を持って慰謝料を払うのは当たり前だろ?これは必要な事だ。あと、これは私がで買ったものだ。私が何しようと勝手だろ。私は優しいじゃないか?私のお金でお前の慰謝料を払ってる貰えるんだからな。」


そう言ったお父様は無理矢理私を馬車に乗せた。


「達者に生きるんだぞ~。父様は父様なりにお前の幸せを願ってる。オルコット子爵は色んな意味で凄い人だ。きっと君をにしてくれる~。」


お父様は私を見送った後、馬車はオルコット子爵の家へ向かった。
____________________

「やぁ~、いらっしゃい。アイリーン嬢。いや、奥さんって言った方がいいかな。デュフフ」

変な笑い方で笑ったオルコット子爵が私を向かい入れた。


くっさ!?
これ、加齢臭!?
まじ無理
腰を抱こうとするな!
うっわ手がベトベトじゃん!
さっさと離れてよ!


「あー、僕の奥様は可愛いね~。デュフフ。君に見せたい部屋があるんだ!来てくれる?」

そう言ったオルコット子爵は私の腰を抱きながら、部屋の方に歩き始めた。


私は私の部屋に案内して欲しいんだけど!?
貴方とは1秒たりとも一緒に居たくないわけよ!


私はそう思いながらも今争えばもっと長引くと思い、彼に従った。


さっさと見て、自分の部屋に戻ろう!



そんな事を考えてたら、ある部屋の前に着いた。


「僕が見せたい部屋はここだよ!入って!」


そう言ったオルコット子爵はその部屋のドアを開けた。


(っ!?)


私はビックリした。


だって部屋の中はお人形だらけなんだもん!



部屋の周りに本棚があって、そこは本の代わりに色んな人形が置かれている。


部屋の真ん中にはベッドがあり、そのベッド周りも人形が埋め尽くされていた。



「な、な、何よこれ!?」

「え、これは人形だよ?僕のコレクションさ!デュフフ…、可愛いだろ?」


それはわかるわよ!
私が気になるのはそこじゃないのよ!?


「な、何故私をこの部屋を紹介したの?」


そう、私が気になってるのは何故紹介したかよ!?
私は貴方の趣味なんて知ったこっちゃないのよ!!!
どうでもいいのよ!


「それはね…。この部屋を見ての通り色んな人形があるでしょ?でもさ、僕飽きちゃったんだよね…。そこで考えたんだ!僕!本物の作ろうってね!」

オルコット子爵はお姫様みたいな人形を取って、頬擦りしながら言った。


(ま、まさか!?)


「そう君を僕のコレクションにしようと思ってね!」


なぁ!?
まさか私にオルコット子爵のお人形になれと
そ…、
そんなの…


「い、嫌よ!」

「嫌?君に拒否権なんてないと思うんだけどな…。こっちは君の為に慰謝料肩代わりしたのに…。デュフフ…」

オルコット子爵はニヤリと微笑んだ。


私は見てしまった…

オルコット子爵は後ろに鞭を隠してたのを…


「あ…、あっ」

「大丈夫。君は性格が悪いけど、容姿はいいからね。僕が調教してあげるよ。絶対になるよ。きっと完璧な僕の人形になるよ…」

オルコット子爵は鞭をスパンスパンと音を私に近づいてきた。



お父様が言った意味深な言葉をここで理解した。

お父様は私がこうなるって知ってたんだ…


オルコット子爵が私に目掛けて鞭を振り上げた瞬間、私は…


「い、い、やあああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


叫んだ。
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