31 / 120
その12 薬屋にて
しおりを挟む
テストは終わった!
点数?気にしないでいきましょう!
なので久しぶりにルースと街に来た。
「あら、マチルダさん?どうしたの?」
花屋のマチルダさんだ。
慌てて走っているところに鉢合わせした。
「あ、シャーリー!!トムがまた喘息の発作を起こして…ちょうど薬が切れていて…」
トムとはマチルダさんの5歳になる息子だ。
「私がもらってくるわ。マチルダさんはトムについていてあげて!」
母親だもの心配でしょう。
「ありがとう!
薬はラスタさんのところで買えるから。いつものと言えば出してくれるよ。」
私は薬屋に急いだ。
薬屋のラスタさんに事情を説明してトムがいつも飲んでいる薬を買おうとした。
しかし
「ないんだ。申し訳ない。」
「ないって??どうして?」
「わからない。あの薬はいつもシルバーサ王国の近くの森でしか取れない薬草を使っているんだ。しかし市場に出回らないんだ。こんなこと初めてだ。」
「じゃあ、トムの薬は…」
ラスタさんは残念そうに首を横に振った。
「どうしよう…」
「おや?ルーズローツ様とシャーロレット嬢ではないですか?」
「シュライン様。」
私達が薬屋から出たところで呼び止められた。
ルキシス=シュライン伯爵子息だ。
先日王太子殿下の護衛をしていた方だ。
「先日は美味しい料理を教えていただきありがとうございました。今日もお忍びですか?」
「はい。今日はお一人なんですね。」
「いつも一緒ではないですよ。今日はちゃんと騎士団の仕事をしてます。ルーズローツ様もお久しぶりです。」
「ああ、仕事とはラルラリ草のことではないのか?」
「さすがザイン公爵家の御子息ですね。」
「喘息に使われる薬草で、シルバーサ国境付近ギルナスの森でとれるものといったらラルラリ草だ。あれはいつでも森に生えているはずだ。それが市場に出ないとはどういうことだ?」
ルースったら物知りね。
あと少しばかり家柄が上だから何だか威張ってるわ。
なんだかいつもと違うわ。
ちょっと俺様っぽくて良いかも。
「だから調査中なんです。」
「まだわからないのか、もしくはもうわかっていて…あ、やはりシルバーサ…か。動くのか?」
一瞬ルースの目が鋭くなった。いつもの明るい感じではなくすこし怖い感じがした。しかし一瞬だ。何か気になることでもあるのかしら?
「ルース?どうしたの?」
「あ、シャーリーごめんよ。」
いつもの顔に戻ってる。
「しかし町の薬屋に用事ですか?」
私は訳を話した。
「それではその花屋まで案内して下さい。」
「シュライン様?」
「あ、ルキシスで大丈夫ですよ。あまりその名前は慣れなくて。」
「はい。ルキシス様。私もシャーリーでいいですよ。」
…何だか隣から黒い眼差しを感じるわ。ルース、何か私怒らせた?
ルキシス様は隣でため息を吐いていた。
マチルダさんの花屋に着くなりルキシス様は腰に持っていた袋から小さな箱をとりだした。
そこには小さな小瓶が5つあった。
「ルキシス様!これは。」
「ラルラリ草で作った薬です。さあ飲ませてあげて下さい。」
マチルダさんは頭を深く下げてから、それを受け取りすぐにトムに飲ませた。
「すみません。人前で渡すわけにはいかなかったので…」
「ありがとうございます。でも… いただいてよろしいんでしょうか?」
「そのために持っています。ラルラリ草は喘息の他にもたくさんの病気に効きます。ラルラリ草が手に入らない今、困っている人がいるのではないかと王太子殿下の計らいで持ち歩いています。王宮には多少備蓄されていますので。困っている人がいれば渡してもいいと言われています。」
「代わりの薬草はどうなった?」
ん?ルース。
「先日、同じ効果の薬草が見つかったのですぐにかわりの薬草が出回るはずです。」
なんだかルースがルキシス様の上司みたいな口調なんですが?
「ラルラリ草がどうしたの?確か効用は何だっけ?えっ~と、確か…ん…」
「シャーリー…君は調合師になりたいんじゃない。割と勉強不足だよ。」
「これからよ!」
「シャーロレット嬢は調合師になりたいんですか?」
ああ、いや…森でスローライフ…とは言えませんね。
また白衣が着たいとか定番とか…ただのミーハーです。
しかし薬は必要です。
森で一人暮らしする時に物々交換とかできるし、町の皆さんの力にもなれそうです。頑張らなきゃ。
「いつの時代も薬は大事です。人の暮らしを少しでも支えていきたいと思っています。」
隣でルースが笑った。
ったく、なぜ笑う。
「しかし本当にシャーロレット嬢は町の人々と仲がよいのですね。」
まあ、前世はふつーの人だからね。こっちの方が気兼ねなく楽なのよね。
「本当に惜しいです。王太子殿下ではなくても…私もそう思います。」
ん?何を言っているんだ。んん??隣から黒い闇を感じるわ。何?やっぱりルース何か怒ってる?
「シャーリー!次行こう。」
ルースに引っ張られた?
「あ、それではルキシス様、お仕事のお邪魔してすみませんでした。本当に今日はありがとうございました。何か御礼を…」
「御礼なんていいですよ。ん、それならまた美味しいお店教えて下さいね。その時はご一緒して下さい。」
「はい。そんなことでいいのですか?私でよけれ、「いくよ!シャーリー!」
「あ、はい。お仕事頑張って下さい。」
私はルキシス様に頭を下げて、スタスタと先を行ってしまう本当に今日のルースは何?ルースを追いかけようと足を前に出した。
「ルース!待って。あっ…」
つまづいた。その時にルキシス様がすかさず腕を掴んで助けてくれた。
「あ、ありがとうございます。」
「割とそそっかしいのですね。」
イケメンオーラ全開。笑顔が眩しい。眩しすぎます。
と、思っていたらルースがドスドスとやってきた。
「シャーリー、本当に勘弁してよ。」
反対の腕を取られて引きずられるように連れてかれた。
「ルース!どうしたの?今日変だよ?何か怒ってる?ルース!ルースったら。」
残されたルキシス様は苦笑いをしていた。
私達は次の目的地に向かった。
『シャーロレット嬢の天然にはルーズローツ様も敵わないみたいだな。
しかしなぜルーズローツ様は婚約してる事実を隠しているんだ?
たまたま王太子殿下側近の私は知っているが、本当に知っているのは当事者を抜けば片手で足りるくらいだろう。もしルーズローツ様との婚約がなくなるようなことがあれば私が入る隙はあるだろうか?本当に惜しいな。』
点数?気にしないでいきましょう!
なので久しぶりにルースと街に来た。
「あら、マチルダさん?どうしたの?」
花屋のマチルダさんだ。
慌てて走っているところに鉢合わせした。
「あ、シャーリー!!トムがまた喘息の発作を起こして…ちょうど薬が切れていて…」
トムとはマチルダさんの5歳になる息子だ。
「私がもらってくるわ。マチルダさんはトムについていてあげて!」
母親だもの心配でしょう。
「ありがとう!
薬はラスタさんのところで買えるから。いつものと言えば出してくれるよ。」
私は薬屋に急いだ。
薬屋のラスタさんに事情を説明してトムがいつも飲んでいる薬を買おうとした。
しかし
「ないんだ。申し訳ない。」
「ないって??どうして?」
「わからない。あの薬はいつもシルバーサ王国の近くの森でしか取れない薬草を使っているんだ。しかし市場に出回らないんだ。こんなこと初めてだ。」
「じゃあ、トムの薬は…」
ラスタさんは残念そうに首を横に振った。
「どうしよう…」
「おや?ルーズローツ様とシャーロレット嬢ではないですか?」
「シュライン様。」
私達が薬屋から出たところで呼び止められた。
ルキシス=シュライン伯爵子息だ。
先日王太子殿下の護衛をしていた方だ。
「先日は美味しい料理を教えていただきありがとうございました。今日もお忍びですか?」
「はい。今日はお一人なんですね。」
「いつも一緒ではないですよ。今日はちゃんと騎士団の仕事をしてます。ルーズローツ様もお久しぶりです。」
「ああ、仕事とはラルラリ草のことではないのか?」
「さすがザイン公爵家の御子息ですね。」
「喘息に使われる薬草で、シルバーサ国境付近ギルナスの森でとれるものといったらラルラリ草だ。あれはいつでも森に生えているはずだ。それが市場に出ないとはどういうことだ?」
ルースったら物知りね。
あと少しばかり家柄が上だから何だか威張ってるわ。
なんだかいつもと違うわ。
ちょっと俺様っぽくて良いかも。
「だから調査中なんです。」
「まだわからないのか、もしくはもうわかっていて…あ、やはりシルバーサ…か。動くのか?」
一瞬ルースの目が鋭くなった。いつもの明るい感じではなくすこし怖い感じがした。しかし一瞬だ。何か気になることでもあるのかしら?
「ルース?どうしたの?」
「あ、シャーリーごめんよ。」
いつもの顔に戻ってる。
「しかし町の薬屋に用事ですか?」
私は訳を話した。
「それではその花屋まで案内して下さい。」
「シュライン様?」
「あ、ルキシスで大丈夫ですよ。あまりその名前は慣れなくて。」
「はい。ルキシス様。私もシャーリーでいいですよ。」
…何だか隣から黒い眼差しを感じるわ。ルース、何か私怒らせた?
ルキシス様は隣でため息を吐いていた。
マチルダさんの花屋に着くなりルキシス様は腰に持っていた袋から小さな箱をとりだした。
そこには小さな小瓶が5つあった。
「ルキシス様!これは。」
「ラルラリ草で作った薬です。さあ飲ませてあげて下さい。」
マチルダさんは頭を深く下げてから、それを受け取りすぐにトムに飲ませた。
「すみません。人前で渡すわけにはいかなかったので…」
「ありがとうございます。でも… いただいてよろしいんでしょうか?」
「そのために持っています。ラルラリ草は喘息の他にもたくさんの病気に効きます。ラルラリ草が手に入らない今、困っている人がいるのではないかと王太子殿下の計らいで持ち歩いています。王宮には多少備蓄されていますので。困っている人がいれば渡してもいいと言われています。」
「代わりの薬草はどうなった?」
ん?ルース。
「先日、同じ効果の薬草が見つかったのですぐにかわりの薬草が出回るはずです。」
なんだかルースがルキシス様の上司みたいな口調なんですが?
「ラルラリ草がどうしたの?確か効用は何だっけ?えっ~と、確か…ん…」
「シャーリー…君は調合師になりたいんじゃない。割と勉強不足だよ。」
「これからよ!」
「シャーロレット嬢は調合師になりたいんですか?」
ああ、いや…森でスローライフ…とは言えませんね。
また白衣が着たいとか定番とか…ただのミーハーです。
しかし薬は必要です。
森で一人暮らしする時に物々交換とかできるし、町の皆さんの力にもなれそうです。頑張らなきゃ。
「いつの時代も薬は大事です。人の暮らしを少しでも支えていきたいと思っています。」
隣でルースが笑った。
ったく、なぜ笑う。
「しかし本当にシャーロレット嬢は町の人々と仲がよいのですね。」
まあ、前世はふつーの人だからね。こっちの方が気兼ねなく楽なのよね。
「本当に惜しいです。王太子殿下ではなくても…私もそう思います。」
ん?何を言っているんだ。んん??隣から黒い闇を感じるわ。何?やっぱりルース何か怒ってる?
「シャーリー!次行こう。」
ルースに引っ張られた?
「あ、それではルキシス様、お仕事のお邪魔してすみませんでした。本当に今日はありがとうございました。何か御礼を…」
「御礼なんていいですよ。ん、それならまた美味しいお店教えて下さいね。その時はご一緒して下さい。」
「はい。そんなことでいいのですか?私でよけれ、「いくよ!シャーリー!」
「あ、はい。お仕事頑張って下さい。」
私はルキシス様に頭を下げて、スタスタと先を行ってしまう本当に今日のルースは何?ルースを追いかけようと足を前に出した。
「ルース!待って。あっ…」
つまづいた。その時にルキシス様がすかさず腕を掴んで助けてくれた。
「あ、ありがとうございます。」
「割とそそっかしいのですね。」
イケメンオーラ全開。笑顔が眩しい。眩しすぎます。
と、思っていたらルースがドスドスとやってきた。
「シャーリー、本当に勘弁してよ。」
反対の腕を取られて引きずられるように連れてかれた。
「ルース!どうしたの?今日変だよ?何か怒ってる?ルース!ルースったら。」
残されたルキシス様は苦笑いをしていた。
私達は次の目的地に向かった。
『シャーロレット嬢の天然にはルーズローツ様も敵わないみたいだな。
しかしなぜルーズローツ様は婚約してる事実を隠しているんだ?
たまたま王太子殿下側近の私は知っているが、本当に知っているのは当事者を抜けば片手で足りるくらいだろう。もしルーズローツ様との婚約がなくなるようなことがあれば私が入る隙はあるだろうか?本当に惜しいな。』
168
あなたにおすすめの小説
悪役令嬢でも素材はいいんだから楽しく生きなきゃ損だよね!
ペトラ
恋愛
ぼんやりとした意識を覚醒させながら、自分の置かれた状況を考えます。ここは、この世界は、途中まで攻略した乙女ゲームの世界だと思います。たぶん。
戦乙女≪ヴァルキュリア≫を育成する学園での、勉強あり、恋あり、戦いありの恋愛シミュレーションゲーム「ヴァルキュリア デスティニー~恋の最前線~」通称バル恋。戦乙女を育成しているのに、なぜか共学で、男子生徒が目指すのは・・・なんでしたっけ。忘れてしまいました。とにかく、前世の自分が死ぬ直前まではまっていたゲームの世界のようです。
前世は彼氏いない歴イコール年齢の、ややぽっちゃり(自己診断)享年28歳歯科衛生士でした。
悪役令嬢でもナイスバディの美少女に生まれ変わったのだから、人生楽しもう!というお話。
他サイトに連載中の話の改訂版になります。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
魔法学園の悪役令嬢、破局の未来を知って推し変したら捨てた王子が溺愛に目覚めたようで!?
朱音ゆうひ@『桜の嫁入り』発売中です
恋愛
『完璧な王太子』アトレインの婚約者パメラは、自分が小説の悪役令嬢に転生していると気づく。
このままでは破滅まっしぐら。アトレインとは破局する。でも最推しは別にいる!
それは、悪役教授ネクロセフ。
顔が良くて、知性紳士で、献身的で愛情深い人物だ。
「アトレイン殿下とは円満に別れて、推し活して幸せになります!」
……のはずが。
「夢小説とは何だ?」
「殿下、私の夢小説を読まないでください!」
完璧を演じ続けてきた王太子×悪役を押し付けられた推し活令嬢。
破滅回避から始まる、魔法学園・溺愛・逆転ラブコメディ!
小説家になろうでも同時更新しています(https://ncode.syosetu.com/n5963lh/)。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
婚約破棄で悪役令嬢を辞めたので、今日から素で生きます。
黒猫かの
恋愛
「エリー・オルブライト! 貴様との婚約を破棄する!」
豪華絢爛な夜会で、ウィルフレッド王子から突きつけられた非情な宣告。
しかし、公爵令嬢エリーの心境は……「よっしゃあ! やっと喋れるわ!!」だった。
転生した世界のイケメンが怖い
祐月
恋愛
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わたし以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2024/10/06 IF追加
小説を読もう!にも掲載しています。
転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜
みおな
恋愛
私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。
しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。
冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!
わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?
それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる