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第1部
11日目
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ここにきて、水不足が深刻になり始めた。
近くに水源はないものか。
「やっぱり6人分となると問題だな。自然の水源を探すか、家の水道がまだ生きてるか…井戸があればベストかもしれないな。」
ということで今日は水源探し。銀杏くんとコトミで家探し、僕とシュウ、レナ、ツキで川や池を見つけることにした。
本当は3人の子どもは教会に残って欲しかったが、
「誰もいないほうが危険かもしれない」
というコトミの意見で連れ出すことになった。
ずっと教会にいるのも息苦しいし、たまにはいいかもしれない。
いざというときは逃げるかショットガンでなんとかしよう。
シュウには自衛用のハンドガンを渡しておいた。使えるように教えたが、実際に使うタイミングがないことを祈るばかりです。
コトミの基地には水源があった。小さい湧き水が出ていたのである。
片道5㎞あるので、なんとかそれより近い位置で水源を見つけたい。
それにしても天気がいいな。雨が降れば水が取れるのだが、僕たちがこの世界に来てから雨が降ったことがなかった。
「雨はよく降るよ。でも、今の季節じゃあんまり降らないかな。」
季節あるのかこの世界も。あんまり降らないんじゃアテにはできないな。
「こちら家探し中の銀杏。ゾンビばっかりでやる気が失せてきた。」
やる気の問題じゃないからね。僕らは最悪、死んでリセットできるけど、子どもたちを飢え死にやらなんやらで死なせたくない。
「腹が減ると危ないことに体力も落ちるから、できれば俺だって死にたくはないね。あの感覚はひどいモンだ。」
「さすが、すでに二度死んでる銀杏くんの言うことは重たいね。」
「おいコラ、煽ってんのか?」
といいつつ、通信の先ではパアンと銃声が響いている。会話しながらゾンビを殺してるようだ。器用な人だなあ。
「二回とも不意を突かれてるからな。まさか豚にやられるとは思わなかったもんなぁ」
「素手でイノシシに挑んだときは、ほんと、びっくりした。」
「いけると思ったんだよあんときは!まさか素手の威力があんなに威力が低いとは思わなかったよ!」
「今ならイケるかな?」
「そりゃイケるだろ。アサルトライフルより強いイノシシがいたら…面白いな!」
「面白くないよ!倒せないじゃん!」
「そういや、たかしはクマとも出会ってたな。この世界の動物は、どんなのがいるんだろうな。」
「クマねェ~。クマ倒せるかな?ショットガンで…。危険な動物だけじゃないことを祈るよ。鹿にすらやられかけたからね」
「生きてるからいいだろ。俺もクマに会いてえなあ。ぜってェ、倒すかんな。」
「僕はやっぱり二度と会えなくていいや。」
話しながらも、僕ら4人は目を凝らして水がないか探す。
「ねえ、あっちいってみよう。」
レナが引っ張る。こういうとき先導するのはやっぱりレナなんだな。
ふと視界にウサギが通り過ぎる。
「肉だ~!!!」
ツキが飛び出していく。
慌てて追いかける。試しにシュウにハンドガンを撃たせてみるか?
「え~、俺無理だよ~。」
シュウの性格は僕によく似ているな。僕だって、スキルがなかったらこんなの撃てないと思う。
ウサギ倒すのにショットガン二発でなんとかなればいいけど。
ズダアン!ズダアン!辺りに音が響き渡る。
キイイイイイイイイイ
という鳴き声を上げて倒れるウサギ。
「やった!夕飯ゲットだ!」
ツキが喜んでいる。
なんとか当たったことに胸をなでおろした。
「荷物が増えたわね。」
レナよ、なんてひどいこと言うんだ。
「でも、動物がいるってことは、近くに水源があるんじゃないの?」
ナイスだレナよ!近くを探しまくろう!
俄然テンションが上がる4人!
ほどなくして、細い、大股で渡れるくらいの小川が発見できた。
「こちらたかし。銀杏くん、小川を発見したよ!」
「飲めそうか?」
「たぶん。でも危ないから煮沸消毒して飲もうね。」
「ナイスだたかし!大金星だな!」
ありがとう銀杏くん。
もってきたボトル数本に水を入れて持って帰る。
教会からは直線距離で800mくらいなので、自転車できこきこくればそんなに大した距離じゃない。
よかった。これで水問題は解決だ。
帰り道の3人もご機嫌だ。
「なんだ、思ったより外って危険じゃないじゃない。これからもあたしが旦那のそばについて探検してやるよ」
レナが調子のいいこと言ってる。
「これなら新婚旅行にもいけそうだね。」
どこからそんな言葉覚えたの!
6歳の女子はこんなにもマセてるのか!この世界ですら!
【この世界の女子は6歳でもマセています】
とかのタイトルかな!?この世界!
ゾンビより怖いかもしれない!
「モテモテだな、たかし」
うるさいよ銀杏くん!じゃあ、銀杏くんはコトミとくっつけばいいね!
この流れだとそういうことでしょ!
「ねえな。俺、彼女いるし。」
嘘っ!聞いたことないよそれ!
「わざわざ言うことでもないだろ。」
くそう、もう目が覚めなきゃいいのに。僕はこの世界に残るよ…。
「いやそれ、物語の最期に言うセリフじゃんか。早いよ。まだ始めたばっかりだぜ。
」
わかってるけど…銀杏くんと僕の格差よ。
「何言ってんだよ。早く帰ろうぜ。」
わかってるよ。
教会に戻ってウサギを焼いて食べて寝た。
今日はいい日なんだか、悪い日なんだか!
悔しい><
近くに水源はないものか。
「やっぱり6人分となると問題だな。自然の水源を探すか、家の水道がまだ生きてるか…井戸があればベストかもしれないな。」
ということで今日は水源探し。銀杏くんとコトミで家探し、僕とシュウ、レナ、ツキで川や池を見つけることにした。
本当は3人の子どもは教会に残って欲しかったが、
「誰もいないほうが危険かもしれない」
というコトミの意見で連れ出すことになった。
ずっと教会にいるのも息苦しいし、たまにはいいかもしれない。
いざというときは逃げるかショットガンでなんとかしよう。
シュウには自衛用のハンドガンを渡しておいた。使えるように教えたが、実際に使うタイミングがないことを祈るばかりです。
コトミの基地には水源があった。小さい湧き水が出ていたのである。
片道5㎞あるので、なんとかそれより近い位置で水源を見つけたい。
それにしても天気がいいな。雨が降れば水が取れるのだが、僕たちがこの世界に来てから雨が降ったことがなかった。
「雨はよく降るよ。でも、今の季節じゃあんまり降らないかな。」
季節あるのかこの世界も。あんまり降らないんじゃアテにはできないな。
「こちら家探し中の銀杏。ゾンビばっかりでやる気が失せてきた。」
やる気の問題じゃないからね。僕らは最悪、死んでリセットできるけど、子どもたちを飢え死にやらなんやらで死なせたくない。
「腹が減ると危ないことに体力も落ちるから、できれば俺だって死にたくはないね。あの感覚はひどいモンだ。」
「さすが、すでに二度死んでる銀杏くんの言うことは重たいね。」
「おいコラ、煽ってんのか?」
といいつつ、通信の先ではパアンと銃声が響いている。会話しながらゾンビを殺してるようだ。器用な人だなあ。
「二回とも不意を突かれてるからな。まさか豚にやられるとは思わなかったもんなぁ」
「素手でイノシシに挑んだときは、ほんと、びっくりした。」
「いけると思ったんだよあんときは!まさか素手の威力があんなに威力が低いとは思わなかったよ!」
「今ならイケるかな?」
「そりゃイケるだろ。アサルトライフルより強いイノシシがいたら…面白いな!」
「面白くないよ!倒せないじゃん!」
「そういや、たかしはクマとも出会ってたな。この世界の動物は、どんなのがいるんだろうな。」
「クマねェ~。クマ倒せるかな?ショットガンで…。危険な動物だけじゃないことを祈るよ。鹿にすらやられかけたからね」
「生きてるからいいだろ。俺もクマに会いてえなあ。ぜってェ、倒すかんな。」
「僕はやっぱり二度と会えなくていいや。」
話しながらも、僕ら4人は目を凝らして水がないか探す。
「ねえ、あっちいってみよう。」
レナが引っ張る。こういうとき先導するのはやっぱりレナなんだな。
ふと視界にウサギが通り過ぎる。
「肉だ~!!!」
ツキが飛び出していく。
慌てて追いかける。試しにシュウにハンドガンを撃たせてみるか?
「え~、俺無理だよ~。」
シュウの性格は僕によく似ているな。僕だって、スキルがなかったらこんなの撃てないと思う。
ウサギ倒すのにショットガン二発でなんとかなればいいけど。
ズダアン!ズダアン!辺りに音が響き渡る。
キイイイイイイイイイ
という鳴き声を上げて倒れるウサギ。
「やった!夕飯ゲットだ!」
ツキが喜んでいる。
なんとか当たったことに胸をなでおろした。
「荷物が増えたわね。」
レナよ、なんてひどいこと言うんだ。
「でも、動物がいるってことは、近くに水源があるんじゃないの?」
ナイスだレナよ!近くを探しまくろう!
俄然テンションが上がる4人!
ほどなくして、細い、大股で渡れるくらいの小川が発見できた。
「こちらたかし。銀杏くん、小川を発見したよ!」
「飲めそうか?」
「たぶん。でも危ないから煮沸消毒して飲もうね。」
「ナイスだたかし!大金星だな!」
ありがとう銀杏くん。
もってきたボトル数本に水を入れて持って帰る。
教会からは直線距離で800mくらいなので、自転車できこきこくればそんなに大した距離じゃない。
よかった。これで水問題は解決だ。
帰り道の3人もご機嫌だ。
「なんだ、思ったより外って危険じゃないじゃない。これからもあたしが旦那のそばについて探検してやるよ」
レナが調子のいいこと言ってる。
「これなら新婚旅行にもいけそうだね。」
どこからそんな言葉覚えたの!
6歳の女子はこんなにもマセてるのか!この世界ですら!
【この世界の女子は6歳でもマセています】
とかのタイトルかな!?この世界!
ゾンビより怖いかもしれない!
「モテモテだな、たかし」
うるさいよ銀杏くん!じゃあ、銀杏くんはコトミとくっつけばいいね!
この流れだとそういうことでしょ!
「ねえな。俺、彼女いるし。」
嘘っ!聞いたことないよそれ!
「わざわざ言うことでもないだろ。」
くそう、もう目が覚めなきゃいいのに。僕はこの世界に残るよ…。
「いやそれ、物語の最期に言うセリフじゃんか。早いよ。まだ始めたばっかりだぜ。
」
わかってるけど…銀杏くんと僕の格差よ。
「何言ってんだよ。早く帰ろうぜ。」
わかってるよ。
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今日はいい日なんだか、悪い日なんだか!
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