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1章
たいしたことない奴ですけど2
クロウの執務室の前で足を止める。
すぐ後ろにいる28番が、どこか落ち着かない様子で体を揺らしていた。視線はうつむいたままだが、その頬はほんのり赤いような気がする。
俺は軽くノックしてから、扉を開ける。
「……来たか、365番」
奥の執務机から、落ち着いた低い声が響いた。クロウは手を止め、無表情のままこちらに視線を向けてくる。
その隣で、28番が一瞬、息を飲むのがわかった。クロウがちらっと彼に視線を向けただけで、28番の肩がピクリと跳ねる。……その顔には恐怖というより、強い緊張が浮かんでいた。
「まず、そこにある書類を日付順に並べろ。『重要』と書かれてるものは除外。それが済んだら、あっちの荷物を整理しておけ」
クロウの声はいつも通り静かで冷静だが、それだけで空気が引き締まるような迫力がある。
28番は何も言えずに立ちすくんでいた。俺が先に一歩踏み出すと――袖口に小さな力がかかる。見ると、28番が俺の服の袖をそっとつかんでいた。指先に力がこもっていて、手はかすかに震えている。
「……入るぞ」
そう声をかけると、彼は小さくうなずいて俺の後ろについてきた。クロウを直視することはできないようで、顔を赤らめたまま視線を泳がせている。
部屋に入って書類の山の前に立つと、ようやく28番の手が袖から離れる。俺が机の方を向くと、彼もぎこちなく隣に並んだ。
「……作業、始めるぞ」
「う、うん…!まかせてよ!」
気合いの入った声のわりに、彼の手はまだ震えていた。書類を手に取ろうとして、うまく力が入らず何度か持ち直している。
「……まずは深呼吸しろ」
「だ、だいじょうぶだってば!これくらい、できるから……!」
言葉とは裏腹に、顔は真っ赤だし、動きは妙にぎこちない。クロウに見られていると思うだけで、彼にとっては精一杯なんだろう。
(……これは、やらかすな)
嫌な予感は的中した。
「わっ……!」
バサッ。
山積みの書類が派手な音を立てて床に崩れ落ちた。
「……落ち着けって」
「ち、違う……!これは、その……!」
28番は必死に何か言い訳を口にしながら、床に散らばった書類を慌ててかき集め始める。
顔は真っ赤で、動きはどこか空回りしていた。
俺は小さくため息をつき、しゃがみこんで手際よく紙を拾い上げる。乱れた順番に軽く目を通しながら、丁寧に重ねて机の上へ戻す。
「……っ、あ……ありがとう……」
驚いたように、28番が小さく礼を言った。
その声には、悔しさと、情けなさと、ほんの少しの嬉しさが混じっていた。
俺はちらと彼を見て、目を細める。だが声の調子は変えず、いつも通りの無感情な口調で言った。
「……ほら、さっさと終わらせるぞ」
「……う、うん……!」
28番はこくんと頷き、再び机に向き直る。
さっきよりも動きに少しだけ落ち着きが戻ったように見える。
そっと手を伸ばし、書類を一枚ずつ確認していく28番。だが、目の動きだけがやけに忙しい。探しているものが見つからないのか、視線だけが慌ただしく書類の間をさまよっていた。
……それ、右上に「重要」って印があるだろ。除けとくやつだぞ。俺は軽くため息をつき、自分の作業に取り掛かることにした。
「クロウ様、この書類、前と同じように電子化した方がいいですか?」
「頼む」
短く返されたその声を背に、俺は隣の書類の山に手を伸ばす。
重要書類はひとまとめにして端へ寄せ、それ以外はエリアごとに分類し、日付順に並べていく。日付に抜けがあるものには、黄色の付箋を貼っておけばいい。
仕分けられた書類は無駄なく整えられ、机の上には徐々に秩序が戻っていった。
その様子を、28番がじっと見つめている。かすかに、息を呑む音が聞こえた。
「早……」
思わずこぼれたつぶやきに、俺は紙束を崩さぬよう一束を抜き取り、28番へ手渡す。
「これ、あそこのコピー機でスキャンしてこい。この順番通りにな」
「わ、わかった!」
受け取った書類を胸に抱え、28番がバタバタとコピー機の方へ向かっていく。その背中を見送りながら、俺は再び手元に視線を戻す。作業の手は止めない。
クロウがちらとこちらへ目を向ける。無言のままだ。……つまり、問題はないということだろう。
再び、書類を仕分ける音だけが静かな部屋に淡々と響いていた。
そのとき――
コン、コン。
突然のノック音が、張りつめた静寂を断ち切る。
「クロウ様、ボスから至急のお呼び出しです」
扉越しに聞こえた報告に、クロウはわずかに眉をひそめた。
面倒そうに、ひとつだけ小さくため息を吐く。
「……わかった。すぐ行く」
そう短く返した後、椅子から立ち上がるより先に、クロウの視線が俺と28番に向けられた。
「……365番、残りは任せる。お前のやり方で構わん。片付けが済んだら今日はもういい。――戻れる保証がない」
それだけを静かに告げるとクロウは立ち上がり、くるりと背を向けた。足音は落ち着いていて、それでいて迷いのない調子で遠ざかっていく。すぐに扉を開けて出ていくかと思いきや、手前でぴたりと立ち止まり、ちらりとこちらへ視線を向けた。
何か言いたげな気配。
だが数秒の沈黙のあと、彼は小さくため息を吐き、何かを飲み込んだように扉を開けてそのまま出ていった。
……なんだ?
静かに閉まるドアの音だけが部屋に残り、やがてまた、書類のめくれる音が、元通りに室内を支配していった。
しばらく作業していると。
「……ねぇ」
渡した一束のスキャンが終わったのか、28番がいつの間にか俺のすぐ隣に立っていた。
俺は手元の書類を捌く手を止めず、視線も向けないまま応じる。
「なんだ」
「さっきは……ありがと」
何のことかと考える暇もなく、28番は続けた。
「動じないし、作業はめっちゃ早いし……なんか、ディヴァイアンには珍しいタイプだよね、365番って」
「……そうか?」
ちらと目だけを向け、すぐにまた書類に視線を戻す。確認とも否定ともつかない声で応じると、28番はふっと小さく笑った。
「ここでバイトするとさ、大抵の人は一日で辞めるか、ボスとか幹部に憧れて残るんだよね。……365番は、誰か憧れてる人とか?」
その言葉に、わずかに手が止まりかける。けれど顔は上げず、いつも通りの調子で返す。
「……幹部って、クロウ様以外知らねぇし」
「えっ、知らないの!?本当に!?」
目をまん丸にして、驚いた顔でこっちを覗き込んでくる。
……どうでもいいけど、手を動かせ。
「え、ちょっと待って。ここでバイトしてるのに知らない?クロウ様しか?幹部って4人もいるんだよ!全員クセ強だけど、かっこよくてさ。でもそれよりも別格なのがボスで――!」
テンションが急上昇して、目をキラキラさせながら勢いよく話し続ける28番。その手元がふらついたと思った瞬間――机の端のホチキスがつるりと滑った。
俺は無言で手を伸ばし、それを空中でキャッチ。そのまま元の位置に戻す。28番は口を開けたまま、ホチキスと俺の手を交互に見つめていた。
「ご、ごめん……」
「別にいい」
急にしおらしくなった28番が、ふいに視線を落とす。肩がわずかに揺れているのが、視界の端に映った。
「……どうした」
「……いや、その」
顔を上げた28番の目が、ほんのり赤い。泣いているわけじゃない。ただ、少しだけ潤んでいるだけだ。
「前に言われたんだ。『お前、空回りばっかでイライラする』って」
「……」
「前にいた同じバイトの人たち。……まあ、俺がミスったのは事実だったし。何も言い返せなかったんだけど」
そう言って、28番は苦笑を浮かべた。自分を下げるような、静かな笑いだった。
「だからさ、365番って優しいよね。なんていうか……何も言わずに普通に手伝ってくれるし、さりげなくフォローもしてくれるし……すごいなって…僕なんか全然ダメで、今日もなんか空回ってばっか…そりゃ、クロウ様の目にも止まらないよ…」
28番から、自分が情けないと思う気持ちが伝わってくる。俺は手を止め、短く息を吐いた。フォローするわけではないが…。
「……誰かに憧れて、頑張ろうと思うヤツの方がすげぇと思うけど」
「……え?」
「案外、いねぇよ」
少なくとも俺にはそんな原動力はない。ただ、それだけのことを静かに口にしただけだった。でも28番は、しばらくぽかんと俺を見たまま固まっていた。
そして、ゆっくりと顔が赤くなっていく。頬どころか、耳の先まで真っ赤だった。忙しいやつだな。
「な、なな……なにそれ……!なんなの、その、いきなり刺さるやつ……!」
「……あ?」
何をそんなに慌ててるのか、正直よくわからない。
けれど、28番はぶつぶつと何かを呟きながら頬をぺちぺち叩いたり、身をよじったりと妙に落ち着きがない。
(仕事もちゃんとできて、冷静で、誰に対しても動じなくて……顔も、よく見ると、けっこう……かっこいいし……)
思考の渦の中、何かが吹っ切れたのか、数秒後にはじとっとした視線で俺をにらんできた。
「……365番ってさ、モテるでしょ」
「……モテねぇけど」
特に自覚はない。……最近は、まあ、例外がひとりいるが――
それは今は置いておく。
すぐ後ろにいる28番が、どこか落ち着かない様子で体を揺らしていた。視線はうつむいたままだが、その頬はほんのり赤いような気がする。
俺は軽くノックしてから、扉を開ける。
「……来たか、365番」
奥の執務机から、落ち着いた低い声が響いた。クロウは手を止め、無表情のままこちらに視線を向けてくる。
その隣で、28番が一瞬、息を飲むのがわかった。クロウがちらっと彼に視線を向けただけで、28番の肩がピクリと跳ねる。……その顔には恐怖というより、強い緊張が浮かんでいた。
「まず、そこにある書類を日付順に並べろ。『重要』と書かれてるものは除外。それが済んだら、あっちの荷物を整理しておけ」
クロウの声はいつも通り静かで冷静だが、それだけで空気が引き締まるような迫力がある。
28番は何も言えずに立ちすくんでいた。俺が先に一歩踏み出すと――袖口に小さな力がかかる。見ると、28番が俺の服の袖をそっとつかんでいた。指先に力がこもっていて、手はかすかに震えている。
「……入るぞ」
そう声をかけると、彼は小さくうなずいて俺の後ろについてきた。クロウを直視することはできないようで、顔を赤らめたまま視線を泳がせている。
部屋に入って書類の山の前に立つと、ようやく28番の手が袖から離れる。俺が机の方を向くと、彼もぎこちなく隣に並んだ。
「……作業、始めるぞ」
「う、うん…!まかせてよ!」
気合いの入った声のわりに、彼の手はまだ震えていた。書類を手に取ろうとして、うまく力が入らず何度か持ち直している。
「……まずは深呼吸しろ」
「だ、だいじょうぶだってば!これくらい、できるから……!」
言葉とは裏腹に、顔は真っ赤だし、動きは妙にぎこちない。クロウに見られていると思うだけで、彼にとっては精一杯なんだろう。
(……これは、やらかすな)
嫌な予感は的中した。
「わっ……!」
バサッ。
山積みの書類が派手な音を立てて床に崩れ落ちた。
「……落ち着けって」
「ち、違う……!これは、その……!」
28番は必死に何か言い訳を口にしながら、床に散らばった書類を慌ててかき集め始める。
顔は真っ赤で、動きはどこか空回りしていた。
俺は小さくため息をつき、しゃがみこんで手際よく紙を拾い上げる。乱れた順番に軽く目を通しながら、丁寧に重ねて机の上へ戻す。
「……っ、あ……ありがとう……」
驚いたように、28番が小さく礼を言った。
その声には、悔しさと、情けなさと、ほんの少しの嬉しさが混じっていた。
俺はちらと彼を見て、目を細める。だが声の調子は変えず、いつも通りの無感情な口調で言った。
「……ほら、さっさと終わらせるぞ」
「……う、うん……!」
28番はこくんと頷き、再び机に向き直る。
さっきよりも動きに少しだけ落ち着きが戻ったように見える。
そっと手を伸ばし、書類を一枚ずつ確認していく28番。だが、目の動きだけがやけに忙しい。探しているものが見つからないのか、視線だけが慌ただしく書類の間をさまよっていた。
……それ、右上に「重要」って印があるだろ。除けとくやつだぞ。俺は軽くため息をつき、自分の作業に取り掛かることにした。
「クロウ様、この書類、前と同じように電子化した方がいいですか?」
「頼む」
短く返されたその声を背に、俺は隣の書類の山に手を伸ばす。
重要書類はひとまとめにして端へ寄せ、それ以外はエリアごとに分類し、日付順に並べていく。日付に抜けがあるものには、黄色の付箋を貼っておけばいい。
仕分けられた書類は無駄なく整えられ、机の上には徐々に秩序が戻っていった。
その様子を、28番がじっと見つめている。かすかに、息を呑む音が聞こえた。
「早……」
思わずこぼれたつぶやきに、俺は紙束を崩さぬよう一束を抜き取り、28番へ手渡す。
「これ、あそこのコピー機でスキャンしてこい。この順番通りにな」
「わ、わかった!」
受け取った書類を胸に抱え、28番がバタバタとコピー機の方へ向かっていく。その背中を見送りながら、俺は再び手元に視線を戻す。作業の手は止めない。
クロウがちらとこちらへ目を向ける。無言のままだ。……つまり、問題はないということだろう。
再び、書類を仕分ける音だけが静かな部屋に淡々と響いていた。
そのとき――
コン、コン。
突然のノック音が、張りつめた静寂を断ち切る。
「クロウ様、ボスから至急のお呼び出しです」
扉越しに聞こえた報告に、クロウはわずかに眉をひそめた。
面倒そうに、ひとつだけ小さくため息を吐く。
「……わかった。すぐ行く」
そう短く返した後、椅子から立ち上がるより先に、クロウの視線が俺と28番に向けられた。
「……365番、残りは任せる。お前のやり方で構わん。片付けが済んだら今日はもういい。――戻れる保証がない」
それだけを静かに告げるとクロウは立ち上がり、くるりと背を向けた。足音は落ち着いていて、それでいて迷いのない調子で遠ざかっていく。すぐに扉を開けて出ていくかと思いきや、手前でぴたりと立ち止まり、ちらりとこちらへ視線を向けた。
何か言いたげな気配。
だが数秒の沈黙のあと、彼は小さくため息を吐き、何かを飲み込んだように扉を開けてそのまま出ていった。
……なんだ?
静かに閉まるドアの音だけが部屋に残り、やがてまた、書類のめくれる音が、元通りに室内を支配していった。
しばらく作業していると。
「……ねぇ」
渡した一束のスキャンが終わったのか、28番がいつの間にか俺のすぐ隣に立っていた。
俺は手元の書類を捌く手を止めず、視線も向けないまま応じる。
「なんだ」
「さっきは……ありがと」
何のことかと考える暇もなく、28番は続けた。
「動じないし、作業はめっちゃ早いし……なんか、ディヴァイアンには珍しいタイプだよね、365番って」
「……そうか?」
ちらと目だけを向け、すぐにまた書類に視線を戻す。確認とも否定ともつかない声で応じると、28番はふっと小さく笑った。
「ここでバイトするとさ、大抵の人は一日で辞めるか、ボスとか幹部に憧れて残るんだよね。……365番は、誰か憧れてる人とか?」
その言葉に、わずかに手が止まりかける。けれど顔は上げず、いつも通りの調子で返す。
「……幹部って、クロウ様以外知らねぇし」
「えっ、知らないの!?本当に!?」
目をまん丸にして、驚いた顔でこっちを覗き込んでくる。
……どうでもいいけど、手を動かせ。
「え、ちょっと待って。ここでバイトしてるのに知らない?クロウ様しか?幹部って4人もいるんだよ!全員クセ強だけど、かっこよくてさ。でもそれよりも別格なのがボスで――!」
テンションが急上昇して、目をキラキラさせながら勢いよく話し続ける28番。その手元がふらついたと思った瞬間――机の端のホチキスがつるりと滑った。
俺は無言で手を伸ばし、それを空中でキャッチ。そのまま元の位置に戻す。28番は口を開けたまま、ホチキスと俺の手を交互に見つめていた。
「ご、ごめん……」
「別にいい」
急にしおらしくなった28番が、ふいに視線を落とす。肩がわずかに揺れているのが、視界の端に映った。
「……どうした」
「……いや、その」
顔を上げた28番の目が、ほんのり赤い。泣いているわけじゃない。ただ、少しだけ潤んでいるだけだ。
「前に言われたんだ。『お前、空回りばっかでイライラする』って」
「……」
「前にいた同じバイトの人たち。……まあ、俺がミスったのは事実だったし。何も言い返せなかったんだけど」
そう言って、28番は苦笑を浮かべた。自分を下げるような、静かな笑いだった。
「だからさ、365番って優しいよね。なんていうか……何も言わずに普通に手伝ってくれるし、さりげなくフォローもしてくれるし……すごいなって…僕なんか全然ダメで、今日もなんか空回ってばっか…そりゃ、クロウ様の目にも止まらないよ…」
28番から、自分が情けないと思う気持ちが伝わってくる。俺は手を止め、短く息を吐いた。フォローするわけではないが…。
「……誰かに憧れて、頑張ろうと思うヤツの方がすげぇと思うけど」
「……え?」
「案外、いねぇよ」
少なくとも俺にはそんな原動力はない。ただ、それだけのことを静かに口にしただけだった。でも28番は、しばらくぽかんと俺を見たまま固まっていた。
そして、ゆっくりと顔が赤くなっていく。頬どころか、耳の先まで真っ赤だった。忙しいやつだな。
「な、なな……なにそれ……!なんなの、その、いきなり刺さるやつ……!」
「……あ?」
何をそんなに慌ててるのか、正直よくわからない。
けれど、28番はぶつぶつと何かを呟きながら頬をぺちぺち叩いたり、身をよじったりと妙に落ち着きがない。
(仕事もちゃんとできて、冷静で、誰に対しても動じなくて……顔も、よく見ると、けっこう……かっこいいし……)
思考の渦の中、何かが吹っ切れたのか、数秒後にはじとっとした視線で俺をにらんできた。
「……365番ってさ、モテるでしょ」
「……モテねぇけど」
特に自覚はない。……最近は、まあ、例外がひとりいるが――
それは今は置いておく。
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