信州観劇日記

ことい

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BBG黒岩

『ブルーベリー狩りとインプロの午後』インプロうえだ&インプロながの (ブルーベリーガーデン黒岩・長野県小諸市)

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昨年、犀の角で観た「インプロ」の小諸版を観に。

ゲラの本領発揮で、大いに笑う。

「インプロ」とは即興演劇のことであり、舞台でのアクシデントに耐えうるようなスキルを身に着けるための訓練であると言う。



個人的には、どうしてもモカイコZさんの一撃離脱劇場を思い出してしまうが、「笑わせよう」というモカイコさんたちの意気込みよりはうたい文句が緩めなので、そのように見る。

滑っても耐えうる心の強さを身に着ける…。確かに、その方が長く続きそうである。が、なかなかに厳しい道のり。

イベントの方向的にはいくつかあって、自分が考えつく限り、以下。

・演劇人が舞台での対応性を身に着ける
・演劇人が即興舞台を作るスキルを身に着けるもの
・一般人が演劇人の即興舞台をエンタメとして楽しむためのもの
・一般人が演劇人の右往左往する様を楽しむためのもの
・一般人が演劇人の体験を擬似的に体験するもの
・一般人が社会生活での対応性を身に着けるもの

正直、県内の演劇人はなんらかに所属しており、、前回、演劇の裾野を広げたいと言うことだったので、まぁ、それでいいのかなとは思う。

結局、問題は集客ってことにはなる。特に、演劇やってみたい一般人って言うと「滑りましょう」も「笑わせましょう」もなかなかシンドい。

し、定番化するためには、質や内容の変化を恐れず、同じ場所で続ける行為が必要なんだよな…って。そういう意味でも、某ネオンホールのななしのゼロとか、諸々の劇団さんとかスゴイんだよな…。

ボドゲ会とか人狼会みたいな場があって、フラリと来た人らでやる…とか。演劇人にしても、いつ稽古が入るか分かんないところもあるし、隙間時間に「そういえば」くらいで行ける感覚。

あと、参加者の顔触れが毎回微妙に変わってて、プチ県内俳優カタログ的な感じもしている。ので、ゲスト枠を設けたり、そういう楽しみ方も出来たらなぁ…とか。

という勝手な考察でした。

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