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ゲームマスター(以下GM):
隣村に到着。君たち2人はさっそく村長の家へと連れて行かれる。
滝沢(死んだ魚の目をしたウィザード。以下、魚眼):
「この村で5人の村人が亡くなったと聞いたが、何か心当たりは?」
村長:
「おお、そうじゃった。すっかり忘れとったわ。」
コウシ(父の死の真相を追い求める王道ファイター。以下、王道):
「すでにボケが始まっとるやないか単語い。」
村長からは有効な情報は聞き出せそうにないな。と小声で
村長:
「まあワシの作った特製汁でも飲むがいい。今に体が痺れて動けなくなるて。ケケケ。」
王道「誰が飲むか。」
すでに犯人が見えてきたぞ。
魚眼:
王(魚眼が王道を呼ぶときの呼び名)よ、これはただのGMの戯れ。よくあること。
そういって魚眼は特製汁を美味しくいただくぞ。
GM:
魚眼が特製汁を飲んだことによって衣装棚の中に隠れていた少年が現れ、事件に関係しそうな情報を話し出す。
王道:
特製汁がトリガーになってたってこと?
マジか。
少年:
「僕は見たよ。1週間くらい前に耳の尖った子がトムおじさんの家から飛びだしていったんだ。」
魚眼:
「そのトムおじさんは死んだ5人の1人か?」
村長「ああ、そうじゃ。」
王道:
・・・・
魚眼「他に知っていることは?」
村長:
「死んだトムは川で発見された。外傷はなく溺死という感じじゃった」
魚眼「トムの家をでていく子供を見たのはいつ?」
少年「僕が見たのは5日前のお昼頃」
魚眼「トムが発見されたのは?」
村長「3日前じゃ」
王道:
(子供は無関係という可能性もあるな)
GM:
ここで「ゴトゴト」という音がしたかと思うと床の一部がスライドし、ポッカリと空いた穴から三つ編みの立派な髭を二本垂らしたドワーフが現れる。
王道:
それはさすがにびっくりするぞ。そこからでてくる?
村長:
「おお、フォージーか。冒険者の方、なあに心配することはない。いつからかわしの家の地下に住み着いた住人で、今じゃあ家族のようなものじゃ」
魚眼「ドワーフ恐るべし」
王道:
少年といいドワーフといい、あと何人隠れているかわかりゃしねぇな。
フォージー:
「フン、お前らの知りたいことなんぞ、教えてやってもいいが知らんかもしれんぞ。」
王道:意外と話しのわかるドワーフだった。
フォージー:
「殺されたトムは俺とエールを酌み交わす仲だ。あいつには貸しがあってな。そのことで毎回口論となるが、亡くなった今でも思い返すと腹わたが煮えくりかえる」
王道・・・・
村長:
「フォフォフォ。まったく相変わらずじゃのう。冒険者よ、フォージーを怒らせてはいかんぞ。ドワーフ族は手先が器用で細工師じゃが気が短く作る数以上に破壊してしまう。」
王道:マスター(GM)、フォージーの靴の汚れは?例えば川に入った形跡があるかとか。
GM:
難易度3で観察の判定をして。王道の観察眼の値が12だから難易度の3を引いて3d6で9以下で成功だね。(観察眼の値はキャラクター作成時に2d6で初期値が決まり初期値に視力と知力のボーナスが足される。その後経験値を払ってレベルを5(プラス5)まで値を伸ばすことができる。ちなみに王道の観察眼レベルは0で視力ボーナス2、知力ボーナス2、キャラクター作成時の初期値ダイス目が8。視力や知力などステータスボーナスの最大値は3。難易度は6まであり、常に3d6を振って判定する)
王道:
う~ん、平均以下か。それっ。
8!よしっ!成功だ。
GM:
泥が乾いた状態で付着しているね。川に入って数日経過していると判断できます。
魚眼:
ここまで一見推理小説のような展開できているが、もとやん(GMのあだ名)に限ってそれはない。犯人がわかってスッキリという展開は期待していないから。
GM:
それはずいぶんな言われようですが、
その発言とは関係なしに王道と魚眼はカリスマのチェック。
王道は難易度2、魚眼は難易度0でチェックね。
王道:
何の判定か知らんが初期値マックスの俺としては成功させたい。カリスマレベル1、筋力ボーナス2、魅力ボーナス1、初期値12であわせて16。16から2を引いて、ホイッ。
わっ目が高い!14!
成功だ(汗)
魚眼は知力ボーナス3、魅力ボーナス2、初期値9、カリスマレベル0で14。
王道と同じ条件だったがこちらも出目が高く15で失敗。(ちなみにカリスマチェックの能力ボーナスは魅力ボーナスと筋力か知力か知恵のボーナスのうちどれか1つを選択しボーナスとする)
魚眼:なにっ(^^;
GM:魚眼がフォージーを疑心に満ちた目で見ていることを村長が見抜いたよ。
魚眼:そんな目で見てたのか。
GM:
村長がフォージーに何やら目配せをし、
フォージーの顔が少しだけ険しくなる。
王道:
「フォージー、トムに何の恨みがあった?」
フォージー「それは言えんな。」
魚眼:
フォージーに聞く。「最近トムとエールを酌み交わしたのはいつ?」
フォージー「2日前だ」
王道「あん?」
「さっきトムの死体が発見されたのは3日前っていったぞ」
「おかしくねーか?」
村長:
「なにもおかしくないぞ。トムは3日前に川で死体が発見され、トムは昨日殺されているからな。」
王道:
「トムは2人いるってこと?紛らわしいな。」
村長:
「いや、トムはこの村に80人おるよ。ちなみに亡くなった5人も全員トムじゃよ。」
王道:
「ファーストネームかミドルネームで呼べや」
村長:
「そんなものはないよ。わしらはイントネーションを変えて呼んでるだけじゃ」
王道
「それ絶対に読者には伝わらないやつね」
「てか、80パターンも無理があるだろw」
フォージー:
「ところで俺は犯人の目星がついている。」
魚眼:
そんなこと言われても魚眼はフォージーを疑ってるからな。ま、あえて聞こうか。「知っていることを教えてくれ。」
フォージー:
「今は昔、人々がこの地に住まいを構える、そう100年ほど前になるか・・・」
魚眼「話しをすり替えてないか」
王道:
「100年•••そこまで遡る?」
「なんか話しが壮大になってきてますな。」
フォージー:
「ところで客人よ。村長がせっかくだした特製汁を何故飲まない?」と王道に詰め寄ります。
王道:
「んっ、ああ、それは••••」
「ちょっとそういう気分じゃないんでね」とごまかしておこう。
フォージー:
「面白くないな。なら俺の話しはここまでだ。」
魚眼:
マスター、魚眼の体調と特製汁に対しての知識はどんな感じ?
GM:
うーん、では魚眼は魔術レベル(2)と知力ボーナス(3)、体力ボーナス(0)を足して知識チェック(初期値10)。難易度4です。
魚眼:11以下か。成功。
GM:体調の変化は感じられない。特製汁は魚の出し汁がメインで害はなさそうだ。
魚眼:
だってさ。飲まないと話しが進まないらしいから飲んだら。
王道:そういうもの?
じゃあチャッチャッと飲んで話しの続きをどうぞ。
フォージー:
「俺は事件がこの村の歴史に関係していると見ている。100年前の歴史が残されている民族歴史館が西の森にある。」
王道「館長でもいるんかいなw」
フォージー:
「そこに多くの文献が残されているはず
だ。まずはそこへいってみろ。」
王道:
「フォージーは何でそんな情報を持ってるの?村の歴史とかどういうこと?」
フォージー:
「これでも俺は140年は生きているからな。この地を発見したビッグトムの名前くらいは知っている。ビッグトムがこの地に村を作る前にも文明らしきものがありその遺物が民族歴史館に納められているという話しだ。」
魚眼:
「よし決まった。さっそく出発しよう。
目指すは東の森へ」
王道「なんで?」
魚眼:東に森がなければやめるけど。
GM:あるよ。
王道「あるんかい!」
ここで魚眼と王道は出発前に必要なものを購入する。村の武器屋、防具屋、道具屋の品をリストにまとめてあるのでどうぞ、とGM。
王道、魚眼ともに思い思いのものを購入し出発する。
GM:東の森入口についたよ。
王道:
両手剣のバスタードソードを購入したからモンスターエンカウントくらいほしかったな。
GM:
この辺りはエンカウントしたら強いモンスターばかりだけどそれでもいいのなら森入口で遭遇チェックするけど。
王道「よっしゃ、こい!モンスター!」
魚眼:遭遇チェック回避。先を急ぎます。
王道:
「フォージーは?こういう時は多数決だ。」東の森にきたのも魚眼の独断上だったからこういうときはNPCも使います。
フォージー:
「うーむ、今は気がのらんからやめておこう」(GM:ここでモンスターに倒されたらこの先予定していたイベントが台無しだからな、ウシシ)
GM:
森の入口はひとつ。人の手で作られたと思われる道が伸びています。入口以外の南北へは果てしなく森が連なっているように見えます。
王道:
メモ
■イール、口だけが大きく開いて触手が左右に六本ずつ生えている。
■ミューラビット、半機械のラビット肉がそげた牙の長い。
■百目ブレイン八本の触手が足がわりになっている。
■鎧を着た一つ目の蜘蛛、足の先に剣のように爪が生えている。
■ヨロイトカゲ
■蜂の騎士ホーネットナイト
■ビートルキング兜蜘蛛
無人の小屋
八から九つの墓地が六エリアに分かれてたっている。物好きな墓守りのじいさん。
クムラン山、王の許可を受けた者だけが入れる聖なる山
はねかえす、かわす
ダメージをうけた。
馬の腰につり下げる装飾「杏葉」キョウヨウ
foxp2遺伝子
言語→魔法
デンマーク・パルクール
自分を知る 小さな段差も危ないと禁止→5階から
長久手
英雄戦争の両者
配給制
女性プレイヤー
傷心→ダークサイド
世界種子貯蔵庫
炭素菌島
黒死病島
汚染水保管タンク
マウントフェザー基地
北センチネル島 センチネル人6万年他文明との接触を避けている
太陽100億年→110億年で膨張
月がないと1日8時間→海、気候
アラヤシキ、鬼呪
誰もが共有できる力
地獄の絆と、宿世の定めによって。それなら、それでよし――ひとは、メルニボネのエルリックとその剣ストームブリンガーの名をきけば、ふるえあがって逃げだすことになろう。われらは同じものなのだ――われらを見捨てた時代の落とし子なのだ。この時代がわれらを憎むというのなら、その火に油を注いでやろう!
目的などというものはないのだ!
「通せ――そなたらの主、皇帝たるエルリックだ」(29P)
*亡国のメルニボネ傭兵の陣に赴き、衛兵にこの一言。どの面さげてというか、ちょっと信じがたい神経である。
「そなたはわたしのことを、売国奴、盗っ人、同族殺し、国民の殺戮者と思っていよう、竜使いよ」
「諸君、わたしは諸君が何を訊きたいのか、お尋ねしているだけだ。それから、わたしこそ、諸君が“同族殺しエルリック”と呼んでいる人間であることの証拠をお見せしよう」
「よかろう、承知した。確かにいつわりはないな。残りはニコーンの城にいるわが軍に送り届けよ。さもないと、おまえも仲間も明日の朝までに、じか火で焙り殺してやる」(79P)
*市民から金を巻き上げるエルリック。おまえ主人公だろ(笑)。
強い者が生き残る→変化に対応できる者が生き残る(進化論)+夢論(こうしたい、こういう会社にしていきたい)
実演、デモ機
ルナー帝国は赤の女神を信仰する軍事帝国でありサーサーン朝をモチーフとした巨大国家である。理性と法を重んじ、洗練された文明を持った国で、高度な訓練で統制された軍隊を使い各地の併合を進めている。サーター人とは神話的にも文化的にも相容れないライバルである。領土の統括単位などの用語にサトラッピ/サトラップ(サルタネート/サルタン)のようなサーサーン朝の用語を駆使してあったが、『ルナーの教えを受け入れる限り土着の信仰、従来の統治機構を容認した』などの記述が翻訳陣や翻訳以前からのヘビーユーザー層にローマ帝国を強く想起させた
夜の森には真の闇が広がるが、
ある地域では赤い星以外にも1000年前の人が目にしていたという満天の星を見ることができる。
枯れない水、水の汚れで戦、平和
7つの社
岩屋
桶狭間→一刻の猶予なしで大高へ移動。大高から動かず
きちょう褒めぬ
ディケイド
紙や木を腐らせる虫
エルリック、伏黒
無料味噌汁エアーかおる
epson-eb990u
滝ポンプ
無限ダンジョン
行き止まり長時間→次の部屋へ
「目的は一つではないのだよ。その時々、自分のいる場所によって人は……目的を変えていく。この先どうなるかなんて誰もわからないものだ。」
デストロイヤー
おばあちゃんの考え、妄想を好む、占いを退ける。
緑虎
化身
変身、呪術、ハエ、蚊、ゴキブリ、ダニ、クモ、ムカデの導き
封じ手、シロバナムシヨケギク(除虫菊)ピレスロイド
悪のドルイドとの融合
ウォームキーパー
1 虫の群れ
2 枯れた小枝
3 羽ばたく小鳥
4 遊んでいるピクシー
ストーリーを回顧する。
1996年中国経済
2022年中国経済
WTO世界貿易機関
改革解放で得た経済力、西側脅威につかう
ギフテッド
神から授けられたという意味
飛び抜けた才能はその「光」の強さだけ、「影」も濃くなる。
エリザベス
ダークメイジのアンデッドナイトが支配していた領地を不死のものと手を組んで奪った。
1000年前アビスのエルアミルが統治。ダークメイジは謀略によりエルアミルの統治を引き継ぐことに成功した。
エルアミルはアビスでマアナ(ダークメイジのサキュバス)と過ごして二人の娘となるエリザベスを育てたが、やがてエリザベスは不死の王の地で非業の死を遂げる。最後に目にした蜘蛛がエリザベスを食して今のエリザベスとなる。
マインドコントロールスパイダー
〈神と人を再び結びつけるもの〉
ティーレミネス
自然宗教、哲学、自然との調和で大自然の力を使いこなす
3つの顔、4本の腕。
2本は秘術、2本は治癒
ガイダンス ・・・ 能力値判定にボーナス
シャレイリ ・・・ クラブまたはクォータースタッフでの戦闘力を上げる
ソーン・ウィップ ・・・ 棘に覆われた蔓の鞭を作り出す
ドルイドクラフト ・・・ 近くの精霊に囁きかけ、小さな効果を生み出す
プロデュース・フレイム ・・・ 手のひらから火を発現させる
ポイズン・スプレー ・・・ 手のひらから毒ガスを放つ
メンディング ・・・ 物体の傷の修理
レジスタンス ・・・ セービングスローにボーナス
インフェスティション ・・・ ダニ・ノミなど寄生生物を大量に発生させる
ガスト ・・・ 突風を起こす
クリエイト・ボンファイアー ・・・ 焚き火を作りだす
コントロール・フレイムズ ・・・ 魔法ではない火を操る
サンダークラップ ・・・ 遠くまで聞こえる雷鳴が炸裂する
シェイプ・ウォーター ・・・ 水を操る
プライマル・サヴェジリィ ・・・ 歯か牙を鋭くし、腐食性の攻撃をする
フロストバイト ・・・ 凍えるような霜で覆いダメージを与える
マジック・ストーン・・・投擲やスリングに使える小石1~3個に魔力を込める
モールド・アース ・・・ 見ることができる石や土を動かす
この国は変わらない。
政治汚職
万能チーム、僅差での勝利、ワンチーム
皇帝の戦い、公開能力チーム、公開再発動
ルバーナ神
イシグル(薬師)
教祖
創唱宗教
ヒューゴ
アロイシャス・マクマナス
大きい黒縁メガネを外すと端正な顔立ち
太陽神癒し手
レオナ
グリザナ
ヴァンパイア教祖
クノイチ
フォージーに助けられる
呼吸法
ベンケイ
ダンゲ
ノブツネ
九つの魂
ソウルインアビス
ウルトラソウル
灼熱の人
レス
リジェネ、的確な判断(普段は優柔不断)、将棋、全ての駒の動き、スピード、先を読む戦術→グリザナ以降8コア16スレッドの能力(小瓶に血)、戦術的インビジブル
神社巡り
ヴャンピールと人間のハーフ
ヴャンピールは人の血は吸わない。動物(牛や狼など)
ヴャンパイアは人の血を吸うため人の少ないこの世界で生存は難しい。
眼:コバルトブルー → スカイブルー(ヴァンピール)
敵の能力を見る
60種類のモンスター、30系統、局所戦闘を全て抑える
単体、群れ、飛び道具、耐久力、攻撃力、移動速度、足止め、叩きつけ、
遠隔要塞破壊、爆弾型要塞破壊、出現ポイント自在、巨大化、増殖型、連射、連続切り、貫通遠隔、初撃大ダメージ、突進、ダメージ移動速度アップ、範囲攻撃、回復効果、分裂、引き寄せスタン、毒、攻撃トップ体力低、定期的召喚、負いダメージ召喚型、遠隔反射、全軍瞬間移動、
ボム型要塞破壊プラス遠隔、ヒーロー回復。引き寄せる。
一戦闘ごとの要塞効果が圧倒的
要塞効果、一人を指定しその一人の能力を軍全体に付与する。
要塞が倒されたとき軍全体への効果は無力化され、要塞効果の持続する敵に圧倒される。
ダレス
貫き、複数へ攻撃、嗅覚
ブラックハンメル
才能あり
メイザー
エネルギードレイン、エネルギードレイン(全体)、スタン、デビルバード
魔法foxp5:foxp2遺伝子を書き換える
予知、未来が見える→興味のあることの情報がみえる。国に入る、土地に入る、場所に入ることでより詳細に情報が集まってくる。
メイザーが己の欲のためにダレスをボコるシーン、仲間がいる。ブラックプールで仲間がくるのを予見した。
戦術バトル、技と結果、早い展開
金色に光る傷が入り傷から目が開く
ダレスの才能を引き出す者
圧倒的な情報量、イメージを伝えダレスが再現する。
フォージー
貫き、
巨大化、青白い光が真上に、ダイナソー
イレジストリブルサンダー、抗えない雷光
幅、梅原、負けても勝つ
ダレス人間にしてはなかなかやる。
スルーフット
全力疾走、すり抜け、物隠し
ドフカ
ライテミア
アイスアロー、ファイヤアロー
色を操る 赤→活力
カシュ・シエリエ
ミストファング
ヒーリング、スリープ
(ドライアードの魅了)
カシュ•シエリエ
金髪、左目隠し、長髪一本でまとめ、チャクラム、槍
太古の木セーヴァーと世界樹ケミングスール
ラーム
ルシアン
アカデミーの魔法剣士
ランナーズハイ
諸科学に従事する傍らスタークの人生哲学に魅かれる。
自分の正直な気持ちに従いたい。私たちはあまりにも理論や学説に縛られすぎてきた。愛は人間が発明したものじゃない。愛は観察可能な力。何か特別な意味がある。死んだ人でも愛している。何かの証拠。私たちが感知することができない高い次元の何かとか。愛は私たちにも感知できる。そして愛は時間も空間も超えることができる。
重力は時間を含む次元を超えることができる。
5次元のかれら。
色々と考えるが最終的に直観をとる。
ミストファングのイライラを操る。
スターク
頑強、挑戦者
(パトラド王の剣)アナグマ属のファイター、レンジャーを呼び寄せる
ゴールデンアーマー
一番怖いもの、守るもの、保身、誰かのため
エルヴィス
発けい
流騎
ユウイチ
仮死
忍術
獣 死の一撃 無限攻撃
忍びのマフラー(寒いから)
ビッグ・フォー
シス
獣
ジョゼリト
灰色の戦士
グッドとイービル両方うみだす。
マイティウォリアー
毎日、三メートルの水槽に浸かる
ヴァンゲリス
藤井聡太vs羽生善治
2勝2敗
衰えてきた強者が強さを取り戻す。
光の玉
分裂、爆弾、ファイア、アイス、即死、ミサイル、横レーザー、縦レーザー、暗殺、サンダー
ロンサム
トルケル
アシュラッド
トールズ
トルフィン
クヌート
王冠
意志がある、被れば千の船、万の兵を統率できる。御国のあらゆる宝を取り寄せることができる。神々がごとき力が身に宿る。
力を使うのは王ではない、王冠の意志が使うのだ。
王冠が王に命じることはただ2つ。力を使うことと力を増やすこと。抗うても無駄なこと。
英雄アルトリウス公
はるか西の彼方、常人には辿り着くことができない悲願の地に彼岸の地に英雄アルトリウスの住む楽土があるという。平和と豊穣、不老不死が約束された理想郷だ。英雄はそこで今も戦の傷を癒しているらしい。いつの日か彼は蛮軍を従えきて蛮族共を誅しこの世を平定してくださる。
一族はそれを待ち続けた。
待ちに待って五百年、英雄はまだ現れない。
最強の騎士シュナムル
ジュムナイル
アイマール
アルバレス
グバルディオル
ソサ
負けないチームクロアチア
歩くメッシ、周りが走る、以前はメッシに頼りがち
メッシディフェンスいかない。
相手とボールと自分の距離を確認、相手が触る前に触る。常にマイボール。
キリアン
リオネル
アヴァロン
アルトリウス公
ケルト人の王
成功者
真面目、努力家、人の一歩二歩上を行く、閃き
戦乙女ヴァルキリア
生き返る部族3世代目
ユグドラシル
巫女の魔女
沈黙を破る者スラーン
緑以外のスペル無効、自分のターン破壊不能5/5
ライオン顔のガーゴイル
エリザベス
産卵、孵化、成長促進(羽つき、雌蜘蛛、愛し子、粘りつく糸
愛しの少女アイテムによる縛り、蜘蛛を倒すと体力が減る
ミノタウロス、
ケンタウロス、スピロス、ダイナモス、グリケラ、ゼウクス、オネシムス
ブラックユニコーン
リザードフォーク
ネズミ、迅速な尾、大振りな足
かじり屋、ロングトゥース
アビス、怨恨の獣
ラビリンス
ドラゴニュート
ドラゴン
トカゲに角、翼、
人間に角、翼、尻尾
ブラックペガサス
木偶
不死の王
将軍(女性)、
樹人、苗木
巨人のケンタウロス
亡霊夫人
霧の生霊
生霊の呼び手
ドルイドの君主
アベンジャー(怨恨の王)、略奪者、監視者
アビス、苦痛の大公
ビューマミックス
蛇を餌にしていたが、蛇の王バジリスクが現れ今までのように蛇を食糧にすることがむずかしくなった。それどころか木の上の住処へ奇襲をくらい逆に苦しめられるようになった。そこへヘルストーンの力を使って作られたと言われるブラックスカルを持つオークやあらゆる骨をアクセサリーとして身につけたトロールが現れ、ビューマミックスはついに住処を失ってしまった。
ウィルス性出血熱、フタトゲチマダニ→猫→人 2割
ダークメイジ
クリムナル大戦・北の大魔術師
緑虎
魔法生物、マンティコア、メドゥーサ
アビスダークスポーン
バジリスク
アンデッドスペクトラル
悪のドルイド、うじゃうじゃした群れ
黒骸骨のオーク
死の骨(トロール)
アンデッドナイト
嵐の中の生霊
雷光の眼(3つ目)ヘルストーム
殺人風
魂喰らい
アビス、解放されしもの
カルティスト
忠実、敬虔、声明、権威、浄化
レッドブレイド
テウルギア
スレイヤー
アマゾンクイーン
探求者、守護者、パラディン
高位の聖職者ビショップ
従者、騎士、王
アビス、記録するもの(奈落のものを生き返らせる)
アビス
1000年支配してきた相手だぞ。殺されるに決まっている。
死の王(死神)
前兆(杖、教典)、飢餓、苦悶(騎馬)、崩壊
闇、王子、悪夢、審判、モーティス(皇帝)この俺様がやられるわけがない。
拷問者、サキュバス、インキュバス、
代行者
大赤班
木星の大嵐、風速640km
気持ちが大きくなる、盲信、カルティスト
奈落の女王
普段は身長3mの婦人、黒目は中央部分に針を通したくらいの大きさと縁のみで大半が白い。
赤い星を住処にしている。
カマエル
赤い豹、破壊の天使、地獄の悪魔
アバドーン
1000年の間サタンを閉じ込めていた
馬に似て金の冠をかぶり、翼と蠍の尾を持つ。
蝗の群れを率いる
サタン
悪魔の大王
スチールドラゴン
人型形態になった場合、ドラゴンの性質の一部を保持する。たとえば灰色の目、青白い肌、鋼色の髪、鋼鉄製の装身具など。
ヤング・スチール・ドラゴンは、ドラゴン形態よりも人型形態の方が、必要とする食べ物の量が少ないことに気付くのに多少時間がかかるかもしれない。そのようなドラゴンは通常の人型クリーチャーの2.3倍の量の食べ物を食べるかもしれない。その場合、その周囲にいる者たちはびっくりして嫌悪感を抱くかもしれない。
ワームリング、ヤング、アダルト、エンシェント、トワイライト
トラベラー
アストラルドラゴン
プラチナドラゴン
バハムート、デスバハムート
ドラゴンゾンビ、ティアマット
グリフォン、コカトリス
ワイアーム、ワイバーン
ホークマン、レイブン、バルタン
マーメイド、ニクシー
ヘルハウンド、ケルベロス
ゴースト、ファントム
スケルトン、スケルトンナイト
ウェアウルフ、ウェアタイガー、ライカンスロープ
ゴーレム、タロス
ジャイアント、フィボルグ、タイタン、ギガンテス
オクトパス、クラーケン
ナイト、パラディン、ヴァンパイア
サムライ、サムライマスター
ビーストテイマー、ビーストマスター、ドラゴンテイマー、ドラゴンマスター
ニンジャ、ニンジャマスター
バーサーカー、ブラックナイト、
ドラグーン、ジェネラル、ロード(神聖.暗黒.戦士.魔獣使い)
クレリック、プリースト、ビショップ
ウィザード、ウィッチ、ゴエティック、ネクロマンサー、リッチ
アマゾネス、ウィッチ、プリンセス、ヴァルキリー、フレイア
ドールマスター、エンチャンター
デビル、デーモン、サタン
フェアリー、ピクシー、シルフ
エンジェル、セラフィム、
天空の三騎士
三賢者
四天王
最高幹部
黒幕、弟子
フール愚者、リーダー以外消滅
エンプレス女帝、全回復
エンペラー皇帝、攻撃回数
ハイエロファント教皇、全体眠り
ラヴァーズ恋人、全体混乱
ハーミット隠者、雷
フォーチュン運、逃亡させる
ジャスティス正義、氷
タワー塔、地震
スター星、命中率
ムーン、敵の前衛後衛入替
サン太陽、自爆技
ジャッジメント審判、全体神聖攻撃
ワールド世界、魔法無効、魔法無効解除
衛星パレネ
水金地火木土天海冥
月
マッシュルームMIX
https://hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/draco2/index.html
三半規管→平衡感覚、猫の着地
赤→火 活力 拡散
青→水、空 平穏 反射
茶→土
緑→植物 生命
黄→太陽、光(空気の燃焼)
黒→夜、無 死
白→水の粒+太陽光、人の目は赤、緑、青の適切な比率で混合、青光(発光ダイオード)+蛍光体黄色、神
金
銀
石灰石が青色を吸収せず太陽の光の反射によって川が青く見える。
初期 照れ屋、甘えん坊、人見知り
2期 変態 小さい頃から中学は野球やる側、高校は甲子園をスタンドから応援する側→最後までやり遂げなかった、一度死んだ。
3回脱皮した人、相手が何を考えていて、相手が自分のことを好きか嫌いかわかる。未知の生物、地球外生命体。
俳優、精神状態プッツンする役で厄を払い賞ももらった。
単為発生、単為生殖
2つの個体間あるいは細胞間で全ゲノムに及ぶDNAの交換を行うことにより、両親とは異なる遺伝子型個体を生産する
セイヨウタンポポ、アブラムシ、ミジンコ(雌のみ) ハチ、ダニ(雄のみ) 休眠卵生産直前のアブラムシ、ミジンコ(雌雄両方)
長浜市古橋
おじいちゃんおばあちゃんいなかったら自身もいない。
群馬県特選生餃子、金星食品
書物から読み解く真実
アプリ
ルナフュージョン
25110
口が悪い、時間にルーズ、自分の考えを押しつける、自慢する、人の悪口を言う、嘘をつく
岩田慎太郎 1982年 池袋ボードゲームカフェONE
左右対象イヤリング
丸、鍵盤長方形(ウィンドチャイム)
調味料アジョワン
正論は正しい。
正論を武器にするのは正しくない。
呪われた玉座
不死者の森
段ボール迷路
宝探し
500円×1、100円×5枚、50円×10枚
ミサイル発射基地占拠×2回で勝利
アストラルドラゴン
陽子江気団
オホーツク海気団
熱帯モンスーン気団
小笠原気団
奈落の悪魔を錬成して武器や鎧にする。
鞘に戻る剣、瞬間移動
数学的思考、完全合理主義ビジネス←→時間は過ぎ去っていくものでなく、その時その時でそこにあるもの。小5の時に笑っている彼女がいたら今も彼女は笑っている。人生には2つのルール。
死んだ人を可哀想と思ってはいけない。生きている人は幸せに向かわなければならない。ビジネスでは悪魔、プラベートでは天使。
金の指輪をつけた白ボラ
餌を求めて砂の中を泳ぐ
セノーテ(水中洞窟)
召喚獣(召喚者は召喚獣の召喚時間が終わるまで1キロ以内を離れられない)逃げ遅れる。
空気 →酸素2:窒素8 →マイナス200度で窒素は液体になる。→水より軽い、空気より重い
食後の箸が3本置いてある。
夏色 ゆず
炎
夏が過ぎ 井上陽水
真夏の果実 サザン
真夏の夜の夢 ユーミン
夏の日の1993 クラス
風になりたい
カブトムシ
I LOVE
今夜月の見える丘に
メロディ
おそらく建国のときからあった傷口を、うまく利用して深刻な分断を生み出した。わたしたちは自分たちのまわりにいる人たちの半分も目に入っていない/だけど自分たちにとって敵とみなす者たちのことは決して見逃さない。もしかすると人間こそ一種のウイルスなのではないか、と。ジャクソンブラウン
一人一人の苦しみから目を背け、隠蔽し、次々と新しいもので押し流す。僕が変われば、この国も変わる、フォトジャーナリスト。もう、この国は変わらないよ。みんな戦争なんて始まらないと思ってるだろ。でも、もう始まるよ。福島菊次郎
エルリック
ガッツ、ベルセルク
シャア
ようこそ ディズニー
おかえり ジブリ
10ヶ月で施設からもらわれる。
10歳で産みの親でないと告げられる。
16歳で反発する。意地悪されているのではないかなど。
現在にいたる。気を使って言いたいことが言えない。
隠しておけない。背負えない。いつか言わなければいけない。
思春期になる前に言おうと思う。嫌われるんじゃないかなど。
もらってきたときから最後まで育てるという思いは変わらない。
蔦
しつこく、やっかいで、めんどくさい、
生命力が強い
入口のパスワードを女から聞き出す
博多祇園山笠
月の風景
3候補出馬後、プラス1候補出馬、3人中始めから敵は1人のみ。
自分という存在は変わらないが考え方を変えることはできる。
対極に位置するのでなく、
同じ進行方向でわずかにずれたベクトル上に存在している。
お互いにわずかに干渉しながらバランスをとり合うだけ。
組織はひとりひとりを全体としてしかみていない。
09056244559
勝ち続ける、負けを知らない。
デマルカシオン
内陸戦最強、科学の力に滅ぶ。
ギリシャ火薬
海の上でも燃え続ける火→魔法→実は素材使用→魔法使いの炎と念動力
現代のプルトニウム
積んでいる素材を燃やして船を沈める。
アラサンドキャッツアイ
徳川園→神殿
つながる池の途中の隠し通路
森岡毅
株式会社刀
定数は変えられない、変数を変える。
お客さんの眼鏡を変える。古びた遊園地→昭和の人と人がつながった感じ。
弱みが強みに変わることを見たことがない。褒められたことを考えて思い返すと強みから必ず結果がでている。
動詞にある。得意なことがない人→得意なことがわかっていない人→人と比べるからわからなくなる→自分の中で〇〇するのが好きというものを伸ばす。
サッカーが好き✖️
サッカーの戦略を考えるのが好き○
失敗しない人生が一番大きな人生の失敗。
愛媛県西条市
他人の土地を通らないと表通りにでられない。再建築不可の土地。
No.4ベリリウム
炎色反応で無色。かすかな臭い、有毒性。2~3時間で麻痺し6時間で効果を表す。
磁力高速移動
サイリューム
ウルトラオレンジ
波長短い→長い
青→薄青→薄緑→緑→黄色→オレンジ→赤
一生懸命元気に声をだす
一生懸命キャッチボールする
一生懸命走る
誰にでもできるこの3つを一生懸命やる。
風の強い夜
サイトーが集まりにこない。
アマは集合まで時間があったため、少し眠るつもりが完全に熟睡してしまった。
その日ヒラの家に集まったのはゲンとクレ。マノは仕事でこれなかった。
サイトーは気付けば軍隊の中にいた。軍隊は王命を受けて腐敗の森へ進行中である。途中の国境付近へ東国の軍勢が侵攻してきている。腐敗の森に辿り着く前に戦争となるだろう。戦争に勝利し腐敗の森の調査を遂行しなければならない。
腐敗の森の一番奥深くに腐敗の玉座がある。玉座に座する主人はいない。森の中に太陽の日は差し込まず、玉座の魔力で木々は異臭と負のエネルギーを放っている。腐敗の森の使者は戦争で命を落とした兵士の死体を運び、腐敗の森の土に還す。すると土からはスケルトンが生み出され森を徘徊するガードマンとなる。
ガードマンを支配するのはガーディアン。ダークチャンピオン、ほか。
腐敗の森はジワジワとまともな土を侵食し腐らせていく。腐った土からは腐敗の木の根が張り一晩で光を遮る森となる。拡大を止める方法を見つけなければ全領土を覆いつくすことになる。
一本だてけ黄色い木、紅葉、銀杏、食料
一本だけ赤い木、枯れた木、熊の皮剥ぎ
シャボン玉、麻痺
藤井聡太
対戦相手→途中わからなくなる
在庫ありますか?
はっ?ないよ!ややなまった口調で
使いたかったらどうぞ。なげやりな口調で
恋=呪術
相手の魂を自身に引き寄せる。
ギリシャ文字アルファベータ
活性化、不活性化
シグルイ検校、はかりごと、放浪の反逆の武者
下層階級が上層階級の家をのっとる。
伊勢に隕石?火球が落ちる。
はるか遠くの暗闇の空から火球と思われる光の筋が南東方面に向かって飛ぶ様子を観たというものもいる。
何かと理由をつけてすがりたがるのが人間。
犬山城~ 木曽川 ~前渡不動尊仏眼院、承久の乱
右片目、左手甲に左目
異次元竜の心臓
部屋が暗ければ灯りの動きはよくみえる。灯りが複数になると灯りの動きはみえない。
フライングバットレス
は側廊屋根裏に隠されていたアーチを側廊屋根よりも高い位置に移して、空中にアーチを架けた飛梁(とびばり)
小尖塔
一つは装飾的な目的、二つ目は鉛を使い重くしてフライング・バットレス(Arc-boutant)が身廊ヴォールト(Voûte)から受けるスラスト(推力)を下に逃がすという構造的な目的がある。
お祝いの狩り男爵と夫人の晩餐会。日が傾き辺りがくれてきたというのにゴブレットを片手に大テーブルに座り真夜中かがり火は燃えつき、燃えさしが冷え始めた。大広間をいったりきたり夫人は両手で顔を覆うばかり突然吊り上げ橋を渡る馬の蹄の音に静寂が破られ大扉かゆっくり開き客たちを従えて花嫁と花婿彼らが家具の間を通り抜けても一切物音がしない死者の群れに囲まれている召使いたちが恐怖に縮み上がった途端強い突風が広間を吹き抜け幽霊たちの姿をかき消してしまった男爵は昏倒しその日からすっかり正気を失った花嫁を奪おうと待ち伏せ血みどろの戦いの末恋人と夫の間に入り過って
キツネのつがい狩りで追い詰められたキツネの母子の命を救ったのが始まり不思議なのは鶏小屋の前を通ってきたはず鶏を襲わず番犬にも襲われなかった
串刺し公ヴラド
首のない、切断された死体スナゴウ修道院金で雇われたトルコ人暗殺者に殺され首はコンスタンチノープルスルタンに贈られた
切り妻屋根のてっぺんからガーゴイルがうずくまって下を見下ろしている
水と油
両親媒性分子(界面活性剤)で混じり合う
食器の油を水で落とせる
細胞=シャボン玉
リン脂質=界面活性剤
心が整わない限り、リング上では死ぬこともあると。「心を整える」を徹底的に考えた結果、過去や未来に囚われると心が乱れることに気づいたそう。変えられない過去やわからない未来には囚われない。目の前の今のことに集中することで、心を整える
pkフレーム
パーソン個人の成長→各リーダーのHPとSP
キング王としての成長→各リーダーの成長、部隊配下数、部隊AI数
傀儡コックピットのハッチを開けて外に出る。薄暗闇のなか誰かを待つかのように佇んでいる。
民間軍事組織ワグネル
ワーグナー
情報流布
ロシア2地域を大統領選出署名
ローマ
誠実と寛容さ
先陣、上総介→若くて見栄えのいい畠山に変更。
内部対立、北条仲介役。
頼朝に八重は渡さない、攻め込まれたら
星を読む
吉兆、凶兆を知る。
ロマサガ帝国重装歩兵、軍師、格闘家
ミューラビット半機械のウサギ
理研
魔の川、死の谷、ダーウィンの海を越えるレーザー核融合
スケルトン、ヴァイキングスケルトン、教会
ジャイアントグール脚はほぼ骨
二足歩行の獣、背中から尖った骨、肩幅広く脚はカモシカ、エレクトリックバインドを使う
マグダのジャベリン
ストーリー型、ナラティブ型、物語り
憧れ型、気づき型
洞窟に入る前に靴、墓場で敵を倒す秘密の隠れ家、青い蝙蝠が守る洞窟、ボス、川を渡れるようになる。
指輪があれば岩が壊せる
右顧左眄
ケーキ(勢い)と珈琲(落ち着き)
ラストエンペラー、天皇、皇帝、
家族のために皇帝代理としてウラジミルへ。
ジョー、ゼレンスキー、アレクサンドル、メリー。
鳥になりたいと思っていた。どこでも自由に飛んでいけるから。
たしかに風にのっている時は自由を感じられた。だが現実は甘くなかった。飛んでいる時の8~9割りが生き死にをかけて全力で羽をはばたかせている。
鳥は生涯のそのほとんどを自身の羽根を休ませるための安息の地を探すために生きている。
空中をステップできる靴、炎
pcを操作する老人、図書館の棚群
火を使い進化、
国境付近200機の戦闘機vs56機の戦闘機
1日200出撃vs1日5~10回
対空ミサイル
ヴェネツィアの城塞都市攻略編
星形、死角が消えた。
相手のキャラクターを使うことで対戦したときの技や間合いがわかる。
素早い攻撃、相手に考える隙を与えない、攻撃に隙がない、2択フェイント
寒さと静寂に包まれていた。
気温、音
サルマト(大型ICBM)、アバンガルド(極超音速滑空兵器)、キンジャール(極超音速空中発射型弾道ミサイル)、プレヴェスニク(地上発射型原子力推進式巡航ミサイル)、ポセイドン(原子力無人潜水兵器)、ペレスヴェート(レーザー兵器)です。
デュアルユース
軍民共用
キジョン、フーチ、アサシネーションリプレイスコード3
源平
夜叉の王、四夜叉の武器
閉まっている社、覗き見すると人
湯気に反射した光の幻影
エリザベスを倒した英雄
パーサビアランス(忍耐)
インジェニュイティ(創造力)
ケンカは勝つまで続ける。
恐怖が人を支配すると思っている。
あなたの怖いものはなにですか?
ホットハートとクールマインド
チンパンジー
ビウルトラマイト、ガーディアンズ、セシル、探偵、ゲートから植物星人、エイリアン、リザーブリーグ侵入者、オリジナルクローン侵入者、Bチーム、火星人、寄生生物、借金タイタン石、マシンヘッド、ビルトラマイト実態調査、組織増殖の方法
イモータルvsオムニマンvsモンスターvsインビンシブル
500年後に誰がいる?
父さんがいる
少年野球、日々の生活に追われ喜びを忘れてしまう、高校を卒業すること
アルテイル死の王ズガデロサ
地球型惑星
太陽に一番近い4つの惑星はいずれも地球に似ていて、地球型惑星と呼ばれる。地球型惑星は地球と同じく岩石でできていて、中心に鉄の中心核がある。多くの地球型惑星の表面には、隕石が衝突してできた穴(クレーター)がある。4つの地球型惑星とその性質は、太陽に近いほうから次のとおり。
水星
・大気がないため、-180℃から430℃と極端な温度になっている。
・地球の月に似ていて、崖やクレーターがたくさんある。衛星はない。
金星
・大きさと質量は地球とだいたい同じ。
・おもに二酸化炭素からなる濃い大気によって熱が閉じ込められていて、表面の温度は約460℃。
地球
・生命が棲んでいることが知られている唯一の惑星。液体の水、大気、オゾン層など、独特の特徴が生命の役に立っている。
・大きな衛星を1個持っている。
火星
・酸化鉄(錆)を含んでいるため赤く見える。
・氷冠、地溝、太陽系最大の火山(オリンポス山)がある。
・おもに二酸化炭素からなる薄い大気がある。
・猛烈な砂嵐が発生し、季節がある。
・フォボスとデイモスという2つの小さい衛星を持っている。
木星型惑星
太陽から遠くにある惑星を木星型惑星という。いずれの木星型惑星も、中心核は岩石または金属でできているが、大部分は気体でできているため、ガス巨大惑星と呼ばれている。はっきりした表面がなく、地球型惑星よりもずっと大きい。
木星
・太陽系最大の惑星。
・おもに水素、ヘリウム、アンモニア、メタン、水蒸気でできている。
・衛星を70個以上持っていて、その中に太陽系最大の衛星がある(ガニメデという)。
・嵐によってできた白・赤・茶の縞模様がある。大赤斑(巨大な赤い斑点)は巨大な嵐である。
土星
・太陽系で2番目に大きい惑星で、密度はもっとも低い。
・おもに水素とヘリウムでできている。
・氷、石、塵でできた複雑な環がある。
・衛星を80個以上持っている(その中の1つには活火山がある)。
天王星
・大気にメタンが含まれているため、青緑色をしている。
・大気は水素、ヘリウム、メタンでできている。
・衛星を27個以上持っている。
・ほとんどの衛星は氷や岩石でできていると思われる。
・ほかの惑星と違って横倒しになっていて、自転軸が公転面とほぼ平行である。
・自転軸;天体の自転の中心となる仮想的な直線
海王星
・太陽から一番遠い惑星。
・天王星と同じく青緑色をしている。
・大気は激しく変化している(嵐からなる斑点がたくさんある)。
・14個以上の衛星と何本かの環を持っている。
アゾフスターリ製鉄所、地下施設、他の市にもつながっている。
誰が一番強いかでなく、
誰が一番怖いか。
好きなものしか見ないし
信じたいものしか信じない
記憶をなくした青年
王の名剣スピルスを持つ
外交の失敗→戦争
遺産破壊、政治と直結、
記憶の否定、伝承の切断、未来の否認
記憶操作の浴槽
お湯に浸かって思念を送り記憶をすりかえる、一時的に操る。
効果は早くて翌日。
プレスディション、ダンシングライツ、
クイーンオブヴァンパイア、山の魔物、ドラキュラ、
陽の光、銀、
現世と来世を何故わけるや、前世によって結ばれている
道を示してほしい、が強要されすぎると反発、逃げたくなる。
オシム、厳しさの中に優しさ
試合内容の質問、反意のこもった逆質問
めげずに来ていると笑み
お前らアマチュアか俺はプロだ俺は死ぬ気でこの試合に挑んだお前たちにその気持ちはあったか。
料理のサービスにもお金を払った、サービスさせてください、ボスニアの留学生が来たらこのお金でおいしいものを食べさせてあげてください。
考えて走るサッカー、体格が劣る中、判断力を早め、俊敏性を生かせ。
アンチェロッティ、ファンバステン、フリット、ライカールトを支える縁の下の力持ち。ルイコスタ、ピルロ、セードルフ、適材適所の采配、頑なに自身のシステムを押しつけるのでなく個と組織の調和に心を砕いた。
Google、1万年かかる計算を200秒で終わらせたスーパーコンピューター、ゲームチェンジャー。今ある暗号技術を簡単に破る技術を秘めている。
太陽と同じ仕組みでエネルギーを産む夢の技術、炉の温度は1億度を超える、その核融合炉の設計に使える可能性。
温暖化、気候、CO2、ささいな世界の変化を利用する魔法。小説魔王
岐阜県川辺町遠見山
帰還困難区域、未知の生物に進化
奥州平泉藤原氏、義経、政宗、夏草よ兵どもが夢の跡、静香御膳
ゴキブリ 不死身 不気味 秒速
床下害虫駆除→おもわぬ生物を呼び起こす
足の遅いやつは放っておけばいい。
前線が拡大するとキャリアで運ばれて速く強い。
丸ごと飲み込み消化させる。足は遅い、消化までの時間は相手の体力による。
増殖する。
鎖鎌で引き寄せる。
爆弾
狂った犯罪者、我々国民は人質に取られていた。普通の我々は何も知らなかった。ファシストか
モウリーニョvsグアルディオラ
2010年CL準決勝
インテルvsバルサ
2011年スペインL
バルサvsレアル
5-0
サッカーで勝てないなら違うところで勝つ。馬鹿じゃない、手強い。
レアル、スペイン代表選手
潰し合い、冷静さを欠く
スペイン国王杯延長
レアルvsバルサ
1-0
バルサ選手に疑念、間違っていた?
新しい時代、正当な判定を否定する監督、グアルディオラ攻撃、批判。
ピッチの外での王者
バルサがやってきた4年間をうめることはできない。
グアルディオラvsモウリーニョ
場外の戦い、勝つのは俺たちだ。
試合中負けていても俺たちの方が強い→逆転
バトル1
巨大モンスター相手に一人タンカーが洞窟の窪みからでれなくなる。
カブトガニの青い血液に含まれるライセート(LAL)という物質は、少量の毒素にも敏感に反応するため、人が使う医薬用品の毒性の有無(汚染の有無)を判別するために使用される。人に注射されるあらゆる物質がこの試験を経るため、注射に使われる水(試験用の水)もやはりこのカブトガニの血液を利用した試験が求められる。
リバーポートパーク美濃加茂
古代の石畳の道の跡
行き止まり、行く手を阻む生い茂る草木
来た道を振り返ると自分達と同じような集団が四人、いや五人、談笑した様子で向かってきている。
距離は三百メートルくらいだろうか。相手もこちらに気づいたようだ。
五人は談笑した様子からガラリ、遠くから見ても緊張した様子が伝わってくる。
しかし歩くスピードは変わらない。
蝉→原爆で亡くなった人達
不死身?なかなか死なないミノタウロス
ゲーセン廃墟の車庫エレベーター
暗黒の王に変わり女王となるのだ
闇に変わってあかつきのように冷酷で美しく
海のように危険に満ちた
そして大地の底よりも強い力を持つであろう。
誰もが妾を愛し、望みを失う。
スコーピオン戦
足遅い、ダメージわずかに与えられる、ヒットアンドアウェイ気を抜けば尻尾の毒による高いダメージ、我慢強い戦い、体力だけでなく集中を切らしてはいけない心体をかけた持久戦。
大きい敵だけではない、小さい敵にも動きがある。
狭い通路、防げれない魔法の矢、身を隠し進む、扉を壊す、歪みの空間の前で立つ、魔法の矢をよける、別の歪みの空間から魔法の矢が現れ敵にあたる。
使われなくなった事務所、一部の床が落ちてしまい斜めに傾くソファー、散財するソファーと家具、トイレから流れる漏れた水、
一時の休息と急遽隠れる。
斬ったあと、血にまみれたあと、悔しい時、血が溜まる。
ティーレミネスの地下街道
罠を発動させると進路と退路の道が動き気づけば入口、繰り返せば迷路となる。
鍛錬「ヘソの下」に力を入れると震えないり
RPG家族
お風呂場の蚊
車内で落としたスマホを拾いあげる。実はまったく違うスマホ。
3つのうち2つを制するSNAP
本拠地を潰すheroic
火の玉
普段は一人一人考えが違ってあたりまえだよねといっているが、土壇場となると自分の考えが正義、自分と考えが違うと容赦なく牙を向き、威圧、威嚇したり、追い出そうとする。
クラゲ
普段は人の笑顔を見るのが大好きで、人が喜ぶことをし、人を助けてあげたいと考える傾向にあるが、土壇場になると一目散に逃げる。
自分の命を守るのが最優先。
ギター
土壇場になると、芸術性が開眼するタイプ。頭の中に未知の映像が流れたり、曲が流れて来たりするでしょう。
そして、日常生活に戻った時、「あれは、何だったのだろう…」と考え、その時に見たり聞いたりしたことを、作品にしようと試みます。
ただ、そこで問題なのが、再び土壇場に追い込まれないと、新しい作品を生み出せないのではないか?とあなた自身が悩んでしまうことです。
クワガタ
土壇場になると、なりふり構わず敵に立ち向かっていくタイプ。
人物としての敵が存在しない場合も、なぜこのような土壇場になったのかを追求し、原因を根絶しようと全力で戦います。
五年に一度でる十五日間だけでる赤い星、どこからともなく現れ太陽と惑星の一直線上の軌道を保ったのち去っていく。
不屈の精神という観点に立つと、この世には4種類の人間しかいない。
・失敗者…目標も不屈の精神も持たない者。
・臆病者…目標を達成できるかわからず、真剣に取り組もうとしない者。
・落伍者…目標に向かって出発するのだが、困難に直面して投げ出す者。
・成功者…目標を設定し、不屈の精神を持ってやり通す者。
使用しなくなった事務所、穴の空いた床、穴に片足をつっこむソファー、昔使われていただろうと思われる食器や朽ちた家具、トイレのタンクからこぼれ落ちる水、隠れる。
昆虫
戻した羽の上に千分の1秒間できる渦、羽の上と下に冷たい空気と温かい空気の温度差がうまれる。
渦は一瞬で消えるため1秒間に250回以上の羽ばたきで飛ぶ。
ゼロサム状態
ゼロサムゲーム
プラスサムゲーム
協調戦略には、ジョイントベンチャーやアライアンス、コンソーシアム、ネットワーキング、パートナーシップ、コラボレーション
捲土重来
画竜点睛を欠く
あなたは感性が豊かで、人間関係にまつわる気持ちの変化に敏感なのが特徴。人の相談に乗ったり、慰めたりと、人の気持ちに寄り添える才能の持ち主です。人の気持ちを察するのが得意なので、ある意味チャンスをつかむのも上手だと言えます。
しかし、鋭敏すぎるゆえに、ときには自分の感情に振り回されてしまうことも。また、人間関係に流されやすいあなたは、人と関われば関わるほど感情が揺さぶられる面もあります。あなたに必要なのは、楽観的な姿勢と自信。落ち着いた心とポジティブさのバランスがとれれば、感情のコントロールができて、誰からも頼られる人物になれるはず。
A.小指が薬指の第一関節よりも長い
簡単に怒りやイライラを感じる事は無く、リラックスした性格
「未知」の状態があまり好きではなく、サプライズはあまり好きではない
他の人の意見を尊重し、率直である
話し合いの中では少し偉そうな態度になる事もありますが、行き過ぎた場合はすぐに謝る事ができる
誠実さはあなたにとって重要であり、まっすぐで正直な人を好みます。
B. 小指が薬指の第一関節よりも短い
自分から話しかけるのが苦手で、周りからはシャイで保守的だと思われている
忠実で献身的な性格で、恋愛ではパートナーに多くの愛情表現をする
口が堅い事で周りには知られており、多くの人があなたに秘密を打ち明けます
目標が達成されるまで他人を助け続ける事ができる
周りには全くそう思われないものの、ひそかに本当の愛を見つけたいと願っている。
C. 小指が薬指の第一関節と同じ高さ
謙虚で人見知り、しかし一度信頼さえすれば深い感情的なつながりを持つ
傲慢的だと他人から思われることもあるが、傲慢は本当の自分ではない
嘘、不誠実、偽善とは全く無縁な存在である
自分自身に対して非常に批判的で、厳しい目で自分を見る事ができる
風変わりで奇抜な面もある
大きな心があり、いつも他の人を助けたいと思っている。
UNITE
声明
フキアレナサイ
SLEEPLESS
ネテモサメテモ
君を気にしない日などない
Homebound
long time no see
STARDUST TRAIN
純情ACTION
SPLASH!
有頂天
KARA・KARA
衝動
サッカー
皆が望んでいた日本
1998 全敗
2002 2勝1分 トルコに負け トルシエ
2006 2敗1分 ジーコ
2010 2勝1敗 PK戦で負け 岡田
2014 2敗1分 ザッケローニ
2018 1勝1敗1分 逆転負け 西野
2022
浅野
ヒーローになった瞬間は、一瞬で終わる。結果がでなければまたズドーンと落とされる。
電子レンジの周波数の波長は12センチ
葡萄は葡萄内の周波数が通る速度が10分の1になる。
葡萄の大きさは1.2センチ。マイクロ波がトラップ、全内部反射トータルインターナルリフレクション
葡萄の中心に電磁場が集まって内側から熱されていく。
葡萄を触れるようにして2つ並べると接点に電磁場の中心がヒュンと移って集中度が倍増。周辺の空気がイオン化されてプラズマ放出となる。
グアルディオラvsモウリーニョ
場外の戦い、勝つのは俺たちだ。
日本vsスペイン
勝つために積み重ねてきた、執念、勝利の女神、神様からのご褒美、
積み重ねてきた人にしかもらえない。
ドーハ、杭でうたれたように足が動かなかった。
大舞台で勝負を分けるのは戦術かどうかではない、あと50センチ寄せる、全速力でプレッシャーをかける、チームの一体感は後からついてくる。作ろうとすればそれが目的となり失敗する。最初はばらばらの選手たちが認め合って勝っていくことで一体感は生まれる。
王者の強さ、プレッシャー、楽しむ、スイッチ
ホッケーゲーム クラスク
悪人と戦う中で悪人となっていく先導者。
強者が操られ担ぎ上げられて悪人となっていく。
強者が自ら悪人となっていく。
選択を迫られ悪人となっていく。
露本土攻撃→力をつける→他国は何もしなかった
有田渡部下積み、軍団形成、トップ目指す、袂を分かつ
もう勉強しても間に合わないなどと、やってみもせずに愚痴を言い、ちょっと苦しいと逃げだしたりして、勉強の機会を見逃していては決して得られないものが「心の力」です。これこそ、私が信じている勉強の「本当の目的」です。
私がやってきた勉強は、自分の人生を補う知識と知恵を「ゲット」する「すばらしい探検」でもあり、より本質的には、まもなく幕が上がる本格的な人生のための「心の鍛錬」でもありました。あとで分かったことですが、これが本当の勉強の目的だったのです。
「体の年齢」は毎年自動的に1歳ずつ上がっていきますが、「心の年齢」は自分で努力して丹精込めて手入れしなければ、足踏みしてしまうことも知りました。目を見開いて自分の心の中を覗き込み、心を落ち着かせたり、元気づけたり、活気づけてみたり、慰めたりしながら、心を少しずつ育てた人にだけ、「人生の成長」というすてきなプレゼントが与えられるのです。
勉強の本当の目的は、「いい職につける」「お金をたくさん稼げる」「いい点を取っていい学校に入る」ではありません。人生とは心の力で生きていくものであり、心は自分が育ててやってこそ、成長します。だから、勉強すべきいまこそ心の力を育てる「絶好のチャンス」なのです。勉強の真の目的は、そこにあります。
どうですか? 自分と一生をともにする心を育ててみたいと思いませんか?
ブラジルvsクロアチア
戦力差、守り切れるか、こじ開けれるか
撤退、事実上負け
アルゼンチンvsオランダ
打ち合い、激戦
旧統一協会、サッカーW杯で持ちきりの間に敵地攻撃能力保有法案可決
メッシ、エムバペ
経験が勝つか若き闘争心が勝つか
バッティング型ワーカープレイス
アッシリア王、
神はアッシリアへ、欺瞞、嘘
言葉
ストレスを感じた時の人間は、危険を感じたときの動物と同じで、『逃げる』か『戦う』かのアイドリング状態になります。身体的には心拍数と呼吸回数が増え、血圧が上がり、次のアクションを起こせるように準備するのです。このとき、自律神経系のうち、交感神経の働きが強まっています。
その一方で、精神的には、瞬間的にカッとなってイライラし始め、数分から数十分にわたって興奮状態が続きます」
自分の行動をコントロールする能力の差だと思われます。人は動物と違い、理性の働きによって、闘争・逃走反応を抑え、行動をコントロールすることを学習してきました。しかし、物に当たりやすい人の場合、何らかの原因で理性の働きが弱まっている可能性があります。例えば、ひどいストレス状況に置かれていたり、普段から、物に当たってストレス発散をする癖が身に付いていたり、過度の飲酒のせいで抑制が欠けていたりするかもしれません」
いつもの自分と違っていることに気付いたら、周囲の人と協力しながら行動を修正する努力をすることが大切です。
まずは他人の指摘を受け入れ、現在自分が置かれている状況を分析し、軽減できるストレスがないかを考えてみましょう。心身の負担になっていることをメモなどに書き出してみるのもよいと思います。そして、行動を修正したら、どのような効果が得られたか(得られなかったか)をフィードバックしましょう」
セロトニンは精神を落ち着かせて安定させる脳内物質です。
人は、タンパク質が少なく、糖質が過剰な食事を一度にたくさん食べると、怒りやすい状態になります。また、そういった食生活を続けることで怒りっぽい人になる、と言えます。
タンパク質にはそのセロトニンの原料となるトリプトファンが含まれています。
よって、タンパク質の欠乏は、セロトニンを減少させ、落ち込みやイライラを起こしやすくするのです。つまり、タンパク質の摂取量が少ない人は、イライラしやすい、怒りっぽい、というわけです。
アルミと樹脂の組み合わせが熱伝導において何かカギになりそう
田坂広志
最先端量子化学
ミクロの世界では「物質」が消えてしまう。
現代の化学には説明できない不思議が数多くある。
いまも意識の謎を解明できない現代の化学
以心伝心
事故を無意識に避けた予感
この世界に物質は存在しない、すべては波動である。
この宇宙のすべての情報を記録するゼロ・ポイントフィールド「波動情報は永遠に残り続ける」
なぜ、フィールドには未来の情報も存在するのか
現在の波動情報からわかる未来の波動情報
相対性理論では過去、現在、未来は同時に存在している。
意識がフィールドとつながる。
意識の世界に存在する五つの階層(世界)
日常生活の雑音 表面意識
祈りや瞑想によって生まれる 静寂意識
運気の引き寄せが起こる 無意識
無意識と無意識がつながる 超個的無意識(正体は深層自己)
時間と空間を超えてつながる超時空的無意識(正体は深層自己)
死後の意識の変容
天才にはアイデアが降りてくる。
なぜ人生には運気が存在するのか。
死後の世界、前世の記憶、輪廻転生は迷信なのか。
なぜ最先端の化学の知見と最古の宗教の直観が一致するのか。
死者との交信
フィールド内には現実世界と全く同じ深層世界がある。
現実世界の自己が死んだ後も深層世界の自己は生き続ける。今も両者は対話している。
フィールドは情報貯蔵庫ではない、宇宙意識というもの。
フィールド内で我々の自我(エゴ)は消えていく。
臨死体験、光の存在に会い至福に満たされる。
肉親と再会できる?
愛一元
祈り 故人が我々を導く
故人は裁きの心を持たず、ただ静かに我々を見つめる。見続ける。
死後、我々の意識はどこまでも拡大していく。成長、拡大、時空を越える。
宇宙138億年の問い
私とは宇宙意識の夢
神、仏、天、宇宙意識、真我は一つの言葉
稲垣吾郎
60鉢が半分くらいに
寒いからと室内に取り込むのが安全だと思ったら逆にダメで。植物によっては水をあげすぎるのも良くない。アメとムチのバランスが難しい。よく観察して特性を知ることか大事。ちょっとした変化にも気づけるように。
コメント一つにもはっとさせられる。子供の新鮮な目を通して大人も学び直しができる。
ティアック
オルペウス
竪琴の達人
妻エウリュディケー、毒蛇、冥府、ハーデス、ペルセポネー
後ろに従えて冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない
目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところ
妻を前に立たせ姿を確認してから冥府を脱出した。
イザナミ、イザナギ
天浮橋に立ち、天の沼矛ヌボコを海原に下ろしてかき混ぜオノゴロ島を作った。
沖ノ島
女人禁制、神職以外立入禁止、中国船
友ヶ島
神島、円形の壁の真ん中に円陣が描かれている。
戦時の砲台跡、第三砲台、
島の先端、観念窟
クラーケン、セイレーン
ヘルダーズルインの領収書
奈落の女王とアベンジャー、死の王、不死の王などの13のアビスが世界を駆逐していたほんの1年間、
不死の王vsアベンジャー
アベンジャー敗北、部下含め全員不死の者に。
戦争でなくなった妻は亡霊夫人として現れる。
アンデッドナイトのみレンカーズロックで密かに再起をはかっていたとところ、ダークメイジが現れる。
エルアミル(王子)がダークメイジの謀略で不在の際にアンデッドナイトに北の地を支配させた。ダークメイジから与えられた部下は黒骸骨のオークと死の骨(トロール)。
冒険者ギルドのギルド長謁見室から秘密の通路を抜けて、地下深くの冷たい部屋でレオナーはある人物を待っていた。陽に焼けた肌と太い腕は荒々しく、ギルド長の風格がある。反して、耳を隠すほど長い淡黄色の真っ直ぐな髪と冷暖交った眼差しは気品に溢れている。
レオナーの左隣の席で脚を机に放り出して座っているのは小人族のマールだ。成人で130cmほどの身長なため、横柄な態度というよりは躾の足りない子供である。時折、席を立ってはお手玉をしてみたり短剣を石の壁に投げつけたりと本人からすると真剣だが落ち着くことがない。
すると扉をコンコンとノックして、俺だ。入っていいか?と二人が待っていた人物の声がした。
「強者には?」
「突撃を」
レオナーの質問に合言葉を返す人物。
レオナーは自ら持つ鍵で錠前を外し、人物を部屋に招き入れた。
「やあ、マール。久しぶりだね。お勤めご苦労様。」
部屋に入り笑顔で二人と握手を交わす。この人物こそリーベルソレイユの国王パーン・サプレシウスであった。
レオナーはパーン王を先ほど座っていた席へ招き、椅子を軽く引く。パーンはそれに応じて席へつくとレオナーとマールもそれぞれ席につく。
「それで、どうだった?」
パーンが聞いているのはリーベルソレイユの東側に位置するオマース領の内情のことだった。
半月前、大陸の三分の二を統治する皇帝ベルドのザナード帝国が大陸東部へ進軍を開始した。リーベルソレイユはこれを阻止すべく、オマース領の統治者サンカスタン・オマースと共にこれを向かえ打つ予定だった。
しかし、半月たった今もオマースは軍を一向に出す様子がない。そのためマールに潜入捜査を依頼し、その結果報告を聞きにきたというわけだ。
「そりゃ大変だったよ!5回は命を落とすと思ったからね」
マールはそう言って両手を机の上に広げてにっこりと笑顔になる。
「それで?」
パーンは小袋を机の上に取り出し、小袋の口を下にむけると、大小三つの魔晶石が響きのよい、高い音をたてて転がった。マールが大袈裟な表現をするのは知っているが、今回の報酬に合う数と質だとパーンは思っている。
マールは食いつくように魔晶石を見つめるとひとつひとつを手に取り、
「わぁ~、こいつの光具合なんて最高じゃない!これはいい値がつくね!」と上機嫌だ。
魔晶石は光が凝縮されているほどたくさんの魔力を溜め込んでいて、価値も高い。目利きが必要だが、多くの魔晶石を見てきた経験とマールの商談力なら価値を貶めることはないだろう。
加えて言うと冒険者ギルドへはすでに前金で20ゴールド(1ゴールド1万円)を払っている。合わせると、ひと月に2~3人は雇える給金になるが妥当な金額と考えている。
決して大国ではない王となって、パーンは勘定に悩むことも多くなった。それでもできるだけの給金を与えることで人々はそれなりに満足し、噂を聞いて他国から移ってくる民も少なくない。
さらには月に最低一度は移民との面会を徹底しており、出向いて国民の働き具合を見に行くこともあるため、とにかく忙しい。また、民との距離が近いそんな王を、多くの国民が好いている。
話しを元に戻すが、マールの話しではサンカスタンは女と酒に溺れる日々だと言う。他国の使者が街へ入ることはできず完全に門を閉じている状態だ。
「悪政を敷くウルヌス公を打倒し、骨のある男だと聞いていたが。」
机の上に出していたパーンの右こぶしがギリギリとグローブの皮の音をたてる。
「サンカスタンが統治者となって4~5年。心の緩みが出てきてもおかしくない歳月ですな。」
あるいはそちらが彼の性根か、レオナーが両手を組んで冷徹な眼差しになる。
「人間って皆、それが当たり前って思うけどな~。それよりも国民への接し方からするとパーン王のほうがゆるゆるだと思う。」
マールは屈託のない笑顔でさらりと言いたいことを言う。
「国を持たない小人族の意見だな…」
困ったことを言うやつだ、とレオナーが苦笑いするが、確かに民との距離が少し近い気はする、と内心レオナーは思う。
「そうだぞ、マール!国を持つってことは大変なんだよ。」
「……、まっ、いっか~。パーン王の家臣はみんな頼れる人ばかりだからね!」
ハッハッハッ、本当に俺もそう思うよ!とパーンはマールを見て、二人で笑い合う。
マールが言うのは、こうゆうところなんだよな、と思いながらも、レオナーは二人に合わせて笑う。
「よし!決めたぞ。」
パーンは立ち上がり、続ける。
「人間は過ちを経験しながら成長していく生き物だ。民を思う気持ちはサンカスタンも変わらないはず。」
パーンは一番小さい魔晶石を手に取り、
「マール、一番小さいこれは、いったんお預けだ。帰ってきて早々に悪いが、もうひと働きお願いしたい。」
「まさか…」
レオナーも席を立つと、行動に移ろうとしているパーンを慌てて制止しようとする。
「レオナー、サンカスタンに会いにいくぞ!」
「いや、しかしそれでは国家間の衝突になることも…」
「もちろん隠密でだ。」
頭を抱えるレオナー。
「ギルド長の任もあるゆえ、さすがにそれは…」
「サンカスタンに何か他の事情があることも考えられる。ギルド長代理はいつものようにシャダムに任せよう。給金はどんな結果になろうと今回の倍は最低支払おう。いい結果で終えたときは今回の5倍だ。それでいいか?」
「5倍!!?やったー!」
マールは大喜びだ。
こうなると誰も止められないのがパーン王の凄いところだ。給金も悪くないしシャダムがギルド長代理というのも頼もしい。
レオナーがパーンと初めて会ったとき、パーンは17歳だった。初陣は16歳と聞いている。
若干17歳で隊を率い、19歳で今の国の礎となる民を先導してきた。それから多くの苦難を乗り越え21歳で建国、23歳の今に至る。
今年36歳になるレオナーは若者の力をまじまじと見せつけられてきた。
激動の時代とはこのような怪物を生み出すのだな。
各地で起きている挙兵や反乱、新興勢力の台頭などを見てきたレオナーは思った。また、時代の過酷さを呪ってきた。結局のところ、一番苦しい想いや生活を強いられるのは民だからだ。
しかし、パーンは違う。王と民の間に隔たりがなく、民を一番に考えている。そして今回は隣国の統治者…
「それで、まずは何を?」
レオナーは机に立て掛けていた愛剣ハイペリオンの鞘を手に取り、横一文字に構えて依頼を完遂させることを誓った。
レオナーはパーン王に連れられて王宮に入ると、神官のエトとシャリー、宮廷魔術師ラルカス、エルフのリーフ、国王補佐のシャダムが待つ玉座の間へと通された。
一同が見守るなか、パーンがレオナーを横に立たせて話し始める。
「皆、日頃は国のため、尽力をそそぎ本当に感謝申し上げる。」
パーンは皆にオマース領のことを一通り話し、
「そこで、俺はレオナー、マールとともにオマース領へ向かい、隠密でサンカスタンに会いにいくことにした。」
と告げる。
「また、そんなことを相談もなしに!」
神官であり、国の宰相のエトが子供を叱る口調で叫ぶ。
「皆に話す前にシャダムには話したのだが……シャダム、よいな?」
「ハッ!仰せのままに!」
困り果てた目でシャダムを見つめるエトの空いた口が塞がらない。
「国王への謁見が入ったときはどうするの?」
リーフが聞く。
「しばらく謁見は行わず、どうしても、というときはエトが行うか、ラルカスの幻影魔法で凌いでくれ。」
「それ、以前にもやりましたね。」とラルカス。
「あまり気乗りはしませんが、」とポツリ。
「シャリー、すまないが明日から帰還の祈りを頼まれてくれるか。木彫りの戦神は2つ用意してほしい。」
帰還の祈りは戦神マイリーの神聖魔法で、8時間おきに神殿のある場所で神官がお祈りをする必要がある。効果は一度限りで、木彫りの戦神へ、ある祝詞を唱えると発動し、発動が成功すれば神殿のマイリー像の前に帰還することができる。
「リーフ、君は今回のことをブラムドへ伝えてきてほしい。伝えてくるだけでいいんだ。」
「えー、ブラムドには会いたいけど、あそこの親父には会いたくない!」
「そう言うな。あとで俺も行くから。」
一同に笑いがおきる。
なぜだろう。
レオナーは居心地の良さを感じていた。
玉座に集まる者たちの中には、自分よりも後にパーンと知り合った者たちもいて、その時期はパーンとの行動を違えていたこともあり、ともに過ごした時間が多いわけではない。
それなのに自然と輪のなかに入れるような、この感じ。
みな、個性もそれぞれで、民の上に立つという責任もあるため、精神的な圧もあるはずだ。だが、それを感じさせない力強さが、この若者達にはある。これが若さか…
ハッハッハッハッ!
「レオナー!笑うタイミングが遅いよ~」
リーフがすかさず突っ込みを入れる。
「あ~、すまんすまん。」
年はとりたくないものだな、と言って笑い涙を指でこすりとる。
「年を取ると笑うタイミングも遅くなるの~?やだ~。」
リーフの発言で、さらに笑いがおきる。
今を生きている。
その言葉がレオナーには一番しっくりときていた。
「エト殿!本当に申し訳ない!」
玉座の間をでて、ファリス神殿に向かう途中の回廊で、シャダムはエトがひとりになるタイミングを見計らって声をかける。
「まさか、新しい案件をやらかしたのではないですよね?」
「いや、一年前から新たに、ということは誓ってない!」
シャダムはとても信頼のおける男だ。こと女性問題を除いては。
50という年齢ではあるが、日々の鍛練により体力で若者に引けを取ることはない。食事にも気を遣っているようで、風邪をひいたところなど見たことがなく健康だ。そのせいもあるのか、下の活動を抑えることができず、調査で国外へ出るときは決まって、そのようなお店へ足を運んでいるようだ。
一年前、シャダムは国内の若い一般女性に手を出していた。そのことをパーンに暴れ、妻には言わないでくれ、となり、それ以降、事あるごとにパーンのいいなりになっている。
しかし、そういったことも改心されてきたのか、ここ最近はシャダムのパーンに対する発言権も徐々に昔のように戻りつつあるようにエトは感じていた。
男のさががそうそう消え去るものではない。シャダムが何かやらかしたのではないか、頃合いをみてパーンから聞き出してみよう。とエトは思った。
リーベルソレイユ北部の辺境にある絶壁から、鋭い眼差しで遠くを眺める男がいた。
精悍で整った顔つきとアイボリーの巻き髪が特徴のリーベルソレイユ聖騎士隊長ファーンである。
白の愛馬アンヴァルと共に前哨基地の見廻りと敵国の視察、味方兵士の士気向上を目的に城砦からやってきた。
ファーンは軍務と外務の長であり、時には財政にまで顔をだす、リーベルソレイユにこの人あり、といわれた人物だ。
ベルドのザナード帝国が東部へ進軍して半月以上。国境から離れた場所で進軍を停止させたままだと聞く。もしかすると砦を建てようとしているのかもしれない。
ファーンは自軍から優秀な斥候を東部へ送り出し、パーン王と自分に敵の動向を報告するように指示している。軍を率いて向かいたい思いもあるが、そうはできない理由がある。
眼下の広大な荒れ野を越えて、そびえる山々の先にザナード帝国の名のある大将がいる。そのため、ここを離れるわけにはいかない。
また、ファーンが眺める景色は目に見えているものだけではなく、大陸全土だった。
大陸の3分の2を統治するザナード帝国が、過去に一度だけ足を踏み入れて、それ以降立ち入らない土地がある。その土地から先の領土が、居城がどこにあるのかもわからない魔法王国の領土だ。
ザナード帝国と隣接しており、他諸国とは離れた大陸の北部で一つ孤立した国がある。 至高神ファリス、戦神マイリー、知識神ラーダ、商業神チャ・ザ、大地母神マーファ、暗黒神ファラリスの総本山があり、かつ六大神をまとめる神皇が存在するマロー神皇領。
そのほか、精霊により守られている土地、地下に広大な世界を持つ地下種族の存在、リーベルソレイユ同様、大小13からなる他諸国。
ファーンは目を瞑り、それら想像のつく者からつかない者までをイメージし、一閃、腰にぶら下げたローフルブレードを空高く掲げた。
どんな相手であろうと、迎え撃つのみ!
法剣の切っ先が空を切り裂き、白い光の軌跡を生み出す。白馬のアンヴァルが主人の意思を読みとったのか、地面を前脚で掻き、反転すると一気に山をかけ下りた。
石鹸で固めたかのように硬い黒髪に、顎髭を短くきれいに伸ばした彫りの深い顔立ちの男が、口元を歪ませながら酒をすする。
「サンカスタン卿。酒のお供のご用意ができましたぞ。」
「おお、そうか。しかし、そろそろ飽きてきたところだ。」
「そう言うと思いまして、今日は別の女を用意しております。」
「なんと!」気が利くではないか、連れてまいれ。かつては、武芸の鍛練を怠らなかったであろう引き締まった体格も、いまや贅肉が目立ち、30代半ばのサンカスタンのお腹は膨れあがっていた。
女を手引きしている男の名はデュボアといい、ザナード帝国の地方財務官だ。はや一ヶ月ほどオマース領に居座っている。
二ヶ月前、ザナード帝国の外交官が訪れてきたことが始まりだった。内容は簡単に言えば帝国の属領になれ、という話しだった。答えを保留にし、外交官にはオマース産ワインを荷馬車2台分同行させて国へ帰ってもらった。
デュボアがやってきたのは、その一ヶ月後だ。
観光で訪れたということだったが、なぜか帝国の酒を幾つも従者に運ばせており、久しぶりの再会を祝い、一杯やろう、となった。
デュボアとは2年前の皇帝摘子生誕のパーティーで初めて出会い、一週間行われたパーティーで意気投合し、料理とお酒も美味しく、とてもよい思い出がある。
デュボアが持ってきた帝国のお酒はさまざまで、醸造酒、ウイスキー、ブランデー、中でもサンカスタン一番のお気に入りが、柑橘類から採る成分と白い粉をボトルで混ぜてガスを発生させたのち、冷やしてできる「泡が発生する水」で飲むお酒だった。
こんなものは飲んだことがない、また柑橘類のさっぱりした味わいに大喜びし、酒と肉に溺れる日々が始まった。
加えて、デュボアは未婚のサンカスタンへ女を宛てがい、すっかり骨抜きにさせることに成功した。
酒の席でデュボアは、無駄な戦をやめて帝国の属領として国を維持されることを皇帝は望んでいる、ということを何度もサンカスタンに説いた。
属領になることで更なる交流から新たな文化が生まれる。そんな未来を見たい、と力説する。
そうなのかもしれない。
こんな暮らしも悪くない、とサンカスタンは思うようになっていた。
「奇妙な集団が街に向かってきておりますが、いかがいたしますか!?」
衛兵からの報告を受けて、サンカスタンは眉をひそめる。
「どんな集団だ?」
「はい。冒険者3人と踊り子と思われる女が数人、馬車で向かってきています。」
「もっと詳しく話せ。」
衛兵の話しでは、馬車が2台と馬が1頭、手綱を握るのが冒険者の3人で、男の戦士、黒髪の女戦士、仮面の戦士、馬車には女の踊り子が6~7名だという。
「何か言っていたか?」
「えぇ、そうですね…気になることといいましたら…」オマース領の未来は明るい、だとか、サンカスタン卿に幸あれ、とか。
サンカスタンは何やら思いを巡らしたあと、
「流言を吐く輩やも知れん。すべて捕らえろ!抵抗するようなら殺してもかまわん!」
「さっそく獲物がひっかかってくれたようだ。」
単馬で駆ける馬の歩調を馬車の速度に緩めて、淡黄色のストレート髪の戦士が黒髪の女戦士に話しかける。
「そうですね、充分なくらいに目立っていると思います。」
オマース領に入ってきた奇妙な集団は、10数人からなるオマース兵士に行く手を遮られていた。
「それで、どうするんだ?パーン」
仮面を被ったパーンに、小さな声で次の指示を仰ぐレオナー。
「相手の言うことを聞こう。兵士が剣を抜くまでは手を出しては駄目だ。」
「馬を止めて、馬から降りろ!」
少し離れたところから大きな声で兵士が命令する。パーン達は素直に従い、近づいてくる兵士の集団を待った。場の空気が張り詰める。
「領主の命により、お前たちを連行する!武器を足元に置き、その場から7歩下がれ!抵抗する場合は斬る!」
3人は武器を足元に置き、言われた通りにする。
武器を回収され、
「仮面の男!口元のマスクとヘルメットを外せ!」
兵士が命令する。
「ひどい火傷のあとで、それは勘弁してやってください。」
レオナーが頭を垂れてお願いするも、兵士は聞かない。
ひとりくらいはパーンの顔を知っている兵士がいてもおかしくはない。なかなか仮面を外さないパーンに兵士が一歩踏み出すと、パーンは仮面に手をかけ、ゆっくり仮面とマスクを外した。
「うっ!」
兵士が顔を歪める。
仮面の下は赤くめくれた皮膚と固まった血のあとでまともな皮膚がないほど全体が爛れており、気持ちが悪い。
「もうよい!仮面をつけろ!」
兵士は堪らず指示し、パーンは仮面を元に戻した。火傷のあとはエルフのリーフが厳選した材料で作った造りものであるが、こんなことができるのは彼女くらいだろう。
このあと、パーンたちは領国の城地下にある牢屋に入れられることになる。
「なんであんたがいるのよー!」
ブラムドへの伝言を頼まれたリーフが城門で声を荒げる。
「旅は一人よりも誰かと一緒のほうが楽しいって言うだろ?」それに俺だけ置いてきぼりにされて、じっとしてるなんてできるかよ!
騎士のような甲冑を着た青年は、自分をオマース領に連れていかなかったレオナーへの文句をリーフにぶつけた。
「わたしに言わないで!……もう!一人のほうが早く着けるし、遅かったら置いてくからね!」
「これは楽しみだ!エルフの本気が見れるんだな!」よし!じゃあ、これは置いていくか、といって甲冑を脱ぎ出した。
「門番さん、冒険者ギルドの者が通ったら、フロイ様の鎧だって言って渡してくれないか?」
「じゃあ、お先に。」
リーフは鎧を脱ぐことに手間取っているフロイを振り返りもせずに歩きだした。
「わっ、ちょっ、待てって!」門番さん、ごめん、手伝って!
城下町を出て、川沿いを南下すること2日。リーフとフロイは古代の森の入り口にいた。
「ここは妖魔だけじゃなくて、未知の魔物もいるわ」
リーフは片足で大地を蹴ると高さ6mくらいにある木の枝に飛びついた。
「何してるんだ?」
フロイの問いに答えず、リーフは精霊語を唱えだす。
「こうするのよ!手を繋いで!木の精霊たち!」
すると、木々はリーフのシャーマン・スピリットを感じとり、それに応えるかのように自身の枝を隣りの枝に互いにからませて、どこまでも続く枝の道が出来上がった。
「これで魔物との余計な戦いは避けられるわ」
「便利なもんだなぁ」
リーフはフロイが木の枝まで登るのを待ち、行くわよ!といって駆け出した。
「痛っ!!」
リーフが後ろを振り向くとドスンという音とともにフロイが地面にしりもちをついていた。
木々は枝を相手の枝から放して、だらりと垂れ下がっている。
「もう!重くて木々が痛がってるじゃない!」
「俺の心配もしろよ、あいたたたた」
フロイはスマートで、身長も160センチ前後と、人間のなかでは背が高いわけでもないのだが、木の精霊には耐えられないらしい。
「仕方ないわね、これを貸してあげる」
リーフは首に巻いているスカーフを外す。スカーフはリーフの手のひらからするりとぬけて、まるで意志があるかのようにフロイの首に巻き付いた。
「すごい!体が軽く感じるよ。」
「実際に軽くなってるの!シルフィード達の力のおかげよ。よかったわね、彼女達に嫌われなくて。」
リーフは精霊の力に満足し、精霊が人間と仲良くしてくれたことに喜んで、枝の道を飛び跳ねて進んだ。
古代の森にはゴブリンやベア、豚の化け物、河鬼など様々なモンスターが棲みつていた。中でもやり過ごすのに大変時間がかかったのがマンティコアだ。
マンティコアの知能は高く、ハイ・エンシェントの言語と魔法を使う。恐らく見つかっていたら命はなかっただろう。もしくは気づかれていたが、下等生物として扱われていたという可能性もある。とにかく、深く関わることなくやり過ごせたのは不幸中の幸いだろう。
「パーン王はこんな危ない仕事をたった一人に任せたのか?」
「パーン王は悪くない。私の選択ミスだわ。ごめんなさい。こっちの方が早いって理由だけで……」
「……」
「まあ、そんなに悲観的になるなって。まだ死んだわけでもないんだし、、、」
あちゃ~、余計に重苦しい空気になっちまった。言葉を選べ!俺のバカ!
「引き返すほうがリスクよね?」
「もちろんだ。」
「残り半分くらいのところまでは来ているわ。進みましょ!」
「そうしよう。」
リーフとフロイが古代の森に入って6時間ほどになる。
「陽が沈む前に森を出たいわね。」
「雲行きが怪しくなってきた。一雨来そうだな。」
森の先はソード山脈の裾野に続いているが、山の近くということもあり天候が崩れやすいようだ。
フロイの予測は当たり、しばらくすると大雨になった。木々の葉が多少は雨を防いでくれるが、二人ともすでにびしょ濡れである。
夜の森で過ごすつもりは毛頭ない。激しい雨のなか、無言の行軍が続く。
東の空が光った。
ドーン!!!!続けて2発。
2発目はかなり近く、光と同時に雷の爆音が空を切り裂く。
落ちたな。
フロイは冷静を保ったが、リーフはキャッという悲鳴をあげる。
やがて、雨は小雨に変わり、大量の霧が発生しだした。
た
「誰だ!?」
霧の先に枝の道を歩いてくる影がひとつ。
「お前らが?こんな若造どもにカグツチ様は何の用があるというのだ。」
「何を言っている?……カグツチ?誰だ、それは!」
フロイが問いかける。
「まあいい。ワレがここでお前たちを殺せば、何もなかったことになる。」
鳥の嘴に黄色い犬の目で筋骨隆々の赤褐色の肌をした男が姿を現す。纏っているのは膝丈くらいの腰巻き程度で右手に三つ又の槍を持っている。
「姿なき小さき精霊よ。汝が姿を我が物とせよ」
「なにっ!?」
先手をとったのはリーフのインビジビリティの魔法だ。倍がけで自身とフロイの二人分の姿を消す。
「こしゃくな。だが気配でわかるぞ!ゆっくりとしか動いていないな。」
男は大きく一歩踏み出すと、
「このガンウンの一撃を喰らえ!!」と三叉槍を横に大きく凪ぎ払う。
「ぬう、外したか」
フロイの目と鼻の先を三叉槍が通り過ぎる。後退していなければまともに喰らっていただろう。
インビジビリテイは積極的な行動をとると体にへばりついたスプライトの精霊が、動きについてこれず散会してしまう。
フロイはゆっくりと身を屈める。
「純粋にして美しき戦いの精霊、」リーフの詠唱が響く。
「またしても、だが次はそうはいかん!!」
詠唱が始まると同時にガンウンはフロイがいると思われる空間を二度、三度斬り返し、一瞬で声がするリーフとの間合いに入ると、上段から三叉槍を振り下ろした!
鈍い音がズブリ、
枝の道の端にぶら下がっていたフロイが上半身を道に乗り上げて、ガンウンの右脇腹をブロードソードで突き刺した。
「ぐおおぉぉ」
「バルキリー!ジャベリンを射て!!」
ガンウンの苦痛の雄叫びと同時にリーフの魔法が完成し、魔法の槍がガンウンを貫く!
ガンウンは堪らずひるがえし、背中に折り畳んでいた翼を広げて、颯爽と逃げ去った。
「やったな!」
「危なかったわ。」
喜ぶフロイとは真逆にリーフは青ざめて左手を差し出す。
左手には魔力を失い粉々に砕け散った魔晶石があった。
「全ての魔力を消費して撃ったジャベリンは即死レベルのダメージのはずよ。」
「何者なんだ!?」
「昔、四百年以上の歳月を生きたエルフから聞いたことがあるわ。あれがテングという種族なのかも」
「テング……?」
フロイの空いた口は、しばらく塞がらず、
「お馬鹿な子になってるよ!」
リーフからの突っ込みで我にかえった。
それから一時間ほどで2人は古代の森を出ることができた。陽は沈みかけ、西の空はすでに暗くなっていた。
ソード山脈に入って3日。リーフとフロイの旅は想像以上に体力を削るものだった。
ソード山脈は10の峰が連なっており、ブラムドがいるアイシングホワイト峰までは2つの峰を越えて1つの峰を渡る必要がある。
2人は2つめの峰を過ぎて、3つめの峰を目指すところだった。3つめの峰は「針峰」と呼ばれ、文字通り針状の雪や氷が峰に到着するまで無数に空にむかって伸びている。この針は雪や氷が昇華してできる珍しい現象とされていて、背の高いものだと5mにまでおよび、それらが何万とあるため、歩行や移動が極めて困難な一帯となっている。
リーフは氷の精霊フラウに話しかけ、人が歩きやすい順路はないか聞いてみた。フラウは着いてきて、とばかりに移動すると、ここから登っていくといいかも、と教えてくれる。
リーフはお礼に大気中の空気を精霊魔法で冷やし、水を一杯かけてフラウの周りに雪を降らした。私のできる氷の魔法といったらこれくらいしかないの、ごめんね。しかし、フラウはこれに喜び、途中まで登りやすい道を案内してくれることになった。
道々リーフとフラウは友達のように会話をし、山の気候や天候の変化などをフラウから教えてもらうなどした。
「それも精霊魔法の習得に役立つのかい?」フロイがリーフに尋ねると
「わかんない。でもきっと役立つと思うわ」とフラウとの会話を楽しんだ。
フラウのおかげもあって早く「針峰」に到着することができたが、早朝に出発して到着したのは昼過ぎとなっていた。
針峰から先は雪と氷の世界で、フラウからの情報では吹雪にはならないが一日雪が止むことはない、ということだった。アイシングホワイト峰までの道は大きく分けて2本あり、確立はされているが、この雪で道から外れる可能性は多いにある。道から外れすぎた場合は雪ごと滑落する恐れがある。
また、先々には切り立った崖や急斜面などもあり、雪崩にも注意しなければならない。
「あ~ヤバいよ、これは。体力の限界だ。」
フロイが悲鳴をあげる。
「もう!だから言ったじゃない!そんなに甘くないって、」
「すまないが、先を急ぐなら俺を置いていってくれていいよ」
標高4000m以上のところまで来ていて、山に慣れていないフロイの場合、高山病に注意する必要がある。加えて、雪崩などを考慮にいれると、この先の夜営場所には十分に注意しなければならず、良い場所がなければ夜間も歩き続けなければならない。
しばらくなだらかな道が続いていることを考えると、この場所で一日休憩を入れて明日出発したほうが良さそうだ、と判断したリーフはテントを広げるようにフロイに告げた。
精霊に触れ、精霊から元気や力をもらってきたリーフだったが休憩を入れて休んでみると、身体が相当疲れていることに気づく。リーフは背負い袋を探り、
「はい、これ。」と言ってフロイに一粒の小さな木の実を見せる。
「何だ、それは?」
「世界樹の小さな実よ」
リーフがつまむ小さな丸い実の色は透き通るようなエメラルドグリーンで、光を透過させて光の射し具合によって、時折、内部で光が赤くゆらめいたり青くゆらめいたりする。
リーフはその半分をかじると
「口を開けて」
と言って、フロイの口の中に放り投げた。
一噛みするごとに体と精神が安らぎ癒されていく。そしてフロイは次第に瞼が重くなってきた。
「これで明日の朝は全快よ!」
リーフの明るい笑顔を見ながら「お休み」といってフロイは死んだように眠りについた。
フロイが目覚めると、すっかり暗くなっていて、目の前でリーフが向かいあわせにスヤスヤ眠っていた。
フロイはびっくりして飛び起きようとしたが、リーフを起こしてはいけないと考え直し、しばらく固まっていた。
普段はおてんばなエルフとしてリーフを見ていたフロイだったが、目の前の彼女は、どこか幼く純粋だった。
エルフらしく繊細で長いまつ毛が微かに震える。ふと、彼女の口元がほころんだ。何か楽しい夢でも見ているのだろうか、普段はよく喋るため大きな口だと勝手に思い込んでいたことが、間違いだったことに気づく。
フロイは指が無意識にリーフの口元に向かっていることに気づいて、慌てて指を引っ込めた。
あわゎわわ~、何をやってるんだ、俺は。
リーフのまぶたが微かに動いた。
ゆっくりとリーフの目が開いていく。
目と目が合う。
距離が近い。
二人の顔が一瞬で赤く染まった。
「な、なにしてるのよ!変態!」
「違う!それは……えっと……虫が!顔にいたから!」
リーフはバタンと距離を取り、腕を組んでプンと顔を背けた。しかし、彼女の耳先まで赤くなっているのが見える。
「そ、そういうことなら……ありがと」
「……え?」
「虫から守ってくれたんでしょ?……礼は言っておく」
「あっ!」
フロイが突然テントの入口に駆けつけたと思ったら、手をパチンと叩く。「あ~、外に!」慌ててテントの外に出るフロイ。
「あ~逃した~」悔しそうにするフロイ。
「もういいわよ、外に行ったんだから」もう一度、横になるリーフ。
「リーフ!来てみろよ!星が綺麗だぞ。」
雪は止み、手が届きそうな位置に満天の星空があった。
「昨日もその一昨日も見たでしょ。」
「いや、それよりもずっと近いよ」
「うん、わかった。もう私寝るから。」風邪引かないようにね、と言ってリーフは目を閉じた。
明日もいい旅になりそうだ。
虫の作り話しがバレずにすんだことにフロイは胸をなでおろし、そう思った。
ソード山脈に入って4日目、城を出て7日目にしてようやくブラムドのいるアイシングホワイト山へたどり着いた。
ブラムドがいる氷晶宮殿は峰の最深部、山の内部にあり、山腹にある洞窟が入り口と言われている。しかし、洞窟を登って峰の最深部まで行ったものはおらず(そもそも人が来ることがない)、洞窟内には未知の魔物が闊歩しており、無事にたどり着くことなど到底不可能と言われている。
「どうやってブラムドに会うんだ?」
フロイがリーフに尋ねる。
「まずは案内人に会うのよ。」
自嘲めいた物言いでリーフが応える。
「今日はやけに不機嫌だな、……ま、まさか!」昨日のことを怒っているのか?
「その、まさかよ」
「えっ!」
正面から数本の矢が飛んでくる!
「ウィル・オーたち!」
リーフの命令で3体の光の精霊が矢に突進する。
フロイに向かってくる矢は2本。1本はブロードソードで弾き、1本は軌道を読んで避けるはずだった。
「だめぇー」
剣で弾くはずだった矢は剣の前で半円を描くようにして軌道を変え、フロイの右腕に直撃した。続いて残り1本の矢が背中を撃ち抜く。
「ぐがっ」
リーフの叫びも空しく、まともに全弾命中するフロイ。
リーフの放った光の精霊は2体が矢を相殺し、1体は矢のエネルギーが精霊の力を上回り、リーフの左頬をかすめる。
一息入れる間もなく、エネルギー弾がこれまた5発。今度は目にみえて軌道を変え、四方から襲ってくる!
「ドライアード、四肢を広げ給え!」
近くの木の枝と地中を走っている根が巨大化して伸び、リーフとフロイをエネルギー弾から守った。
「大丈夫?」
「ああ、思ったほどの威力じゃなかったよ」と言っても右腕はまだ痺れてる。利き腕じゃなくてよかった、とフロイ。
「最初の攻撃は本物の矢と見せかけたマジック・アローというソーサラー魔法よ」
「妖怪の次は魔術師かよ。」
しばらくドライアードの陰に隠れていた二人だったが、相手の攻撃はピタリと止まった。
ドライアードのドームから出て、警戒しながら辺りを探ってみるが気配はない。どうやら敵は去ったようだ。
山の天気は良く、昨日、口にした世界樹の小さな実と休養のおかげで、魔術師による襲撃など気にもならないほど快調だった。しかし靴が埋まるほどの雪で一歩一歩が重い。
峰までの道を外れないように進み、右手に高さ4mほどの崖が続く道になる。
「エルフの小娘が何の用だ?」
崖の上からする声に顔を向けると、白髪のドワーフがバトル・アクスを両手に構えている。
「小娘じゃないわよ!」気をつけて、とリーフがフロイに警告する。
ドワーフはその体型からは想像がつかないほどの身のこなしで大地を蹴ると自らが縦回転して2回、3回、フロイへ向かってくる。
フロイはすかさず剣を抜き構えるが、ドワーフのほうが速い!
フロイを剣ごと後方へ吹き飛ばした。
「フンッ、連れがおるから腕試しにと思ったが、」
「危ないでしょーが!これだから戦闘バカは……んっ?」
「ちょっと待て!コラァァ!!!」
ドワーフとリーフのやりとりに耳を傾けることもなく、フロイが悠然と立ち上がる。
「さっきからやりたい放題やりやがってぇ!これでもくらえっ!!」
猛然と駆け出したフロイはドワーフの目の前で切り返し、2人、3人に分身したかのようにドワーフの前後左右から突きを繰り出す!
ドワーフは正面からの突きは弾いたものの、2発目3発目と外衣を切り裂かれ、着込んでいた鎖帷子が綻ぶ。4発目をバトル・アクスの柄でなんとか防ぐものの態勢が崩れている。
「とどめだっ!」
「ストッーーーーーープ!!!!」
リーフの必死の叫びでフロイの動きが止まる。喉元を貫くはずだったブロードソードの先には、バトル・アクスがその軌道を弾こうと待ち構えており、いつの間にか態勢を立て直しているドワーフが反撃の眼差しでフロイを見ていた。
フロイの頬に冷たい汗が伝う。
しばらくの沈黙。
「もう一人!いるんでしょ!でてきなさい!」
リーフに脅されて、崖の上からのっそりと顔を出す大男。
「沈黙は金、雄弁は銀と言いますが、どうにも始末が悪い、とだけは言っておきます。」
身長、体格は戦士以上だが、口元を結び面長で眉の下がった表情は、見るからに戦いが嫌いといったオーラを放っている。
「偉大なるマナ、大地の戒めより解放されん」
そう言って大男は身を崖下に投げ出すと、浮くようにしてゆっくりと崖から降りてきた。
「彼らが案内人よ」
フロイはリーフの物言いから、朝からリーフが不機嫌な理由が少し解けた気がした。
「アルド・ノーバと申します。」
顔だけが気弱そうな魔術師がフロイに名を告げる。
マジック・アローはエネルギー・ボルトを加工して放つ魔法ですので、そのぶん威力は弱くなっていたと思うのですが、大丈夫でしたか?
「あぁ、なんとか」
「蘊蓄なげぇよ!」
フロイとリーフがほぼ同時に応える。
「あちらはギム。水晶宮殿の守り人です。山腹の洞窟内を改装し、そこを普段の住まいにしています。」
「ドワーフの細工品は本当に素晴らしいです。いまギムは木彫りの鳳凰を製作しています。フロイ殿も是非一度ドワーフの手先の器用さを見にくるといいですよ。」
ギムが無口だからアルド・ノーバが喋るのか、アルド・ノーバが蘊蓄好きだから余計にギムが口をつぐむのか、いずれにせよいいコンビなのかもしれない、とフロイは思った。
「ここにブラムドがいるのか」
美しくも荒々しい光景を前にフロイは息を呑んだ。
アイシング・ホワイトの山頂には低い物では50センチから高い物だと10メートルまで、様々な高さのクリスタルが地面から突き出ており、直径およそ100メートルの円の中に数千本のクリスタルが群集となって輝きを放ち、空に伸びている。
円の中央に行くほどクリスタルの高さは高くなり、山の頂上にクリスタルの山が立っているといっていい。
この群集を掻い潜って進むだけでも至難の業だが、中央まで進んだとて高さ10メートルのクリスタルが乱立するだけである。
「どういうことだ?」
ここまでの説明をアルド・ノーバから聞き終えて混乱するフロイに、
「こういうことじゃよ」
ギムが水晶の呼笛を懐から取り出し、ゆっくりと三回吹いた。
すると間を置いて、銅鑼の音が五回、どこからともなく聞こえてくる。
目の前のクリスタルの数本が光りだし、次に地鳴りとともに光りだしたクリスタルが大きな音をたてて地面に埋まっていく。
両側をクリスタルで挟まれた幅7~8mほどの回廊がものの数分で出来上がった。
「どういう仕掛けなんだ?」
「わからんよ。」古代のドワーフ祖先が関わっているのか、それとも神の成せる業なのか。フロイの問いにギムが答えた。
回廊は下へ下へと続いている。
4人が進んでいる間にも通り過ぎたクリスタルは入口から順番に大きな音をたててせり上がり、来た道は元通りに塞がれていく。
宮殿の中心部は巨大な広間になっており、天井は見えず、無数の氷晶が組み合わさりどこまでも続いている。
「久しぶりだな、リーフ」
広間の中央、氷の玉座に座る男が放つ声は宮殿全体から響いてきたように感じられた。
「ブラムド!」
リーフが駆け寄る。
ブラムドは白のローブを纏い、金色の髪はサラサラのロングヘアで、かつてはセシルと呼ばれていた。
「知っている…‥」
フロイの口から言葉がこぼれる。
「俺はこの人を見たことがあるぞ……そう、たしか…」
「3年前よ」
リーフが続ける。
「かつてはセシルと呼んでいたわ。」
「そうだ!パーン王と一緒にいた魔法使い、忘れるはずがない!」
「いつからか見なくなったが、生きていたのか!」
「いえ、セシルは3年前に亡くなったのよ」
リーフが寂しそうに話す。
「なんだって?」
混乱するフロイ。
「セシルはアンダーグラウンドの旅で私たちと任務を成功させたあと、その命を全うし、天に召されたの」エトの神聖魔法でも助からなかったのよ、とリーフは視線を遠くへ向けた。
「じゃ、じゃあ、今ここにいるのは……」
「セシル殿の亡骸をわけあって私がお借りしているのだよ」
先ほどの宮殿全体を震わせる声はなりをひそめ、静かな口調でブラムドは言った。
「そんなことできるのか?」
「ああ、まあな……もちろん、その場にいた皆の同意があったからこその話しだ」彼の魂は召されたが、肉体は彼の記憶をよく覚えていて、私も彼の一部になれたのだよ。理解し難いとは思うが。
「いいえ、わかるわ。拒絶することだってできたはずなのに、あなたはセシルを受け入れてくれた。あなたはブラムドでありながら、セシルでいてくれている。」
リーフはそう言ってから、少し間をおくと、
「やっぱり理解できないかもwだって、私がそんな身に置かれたとしたら、たぶん発狂しちゃうw」
「当たり前じゃ。エルフにわかるわけがなかろう。」
ギムが追い討ちをかける。
「は~?その石頭がよく言うわよ!あなたなんてブラムドのブもわかってないくせに。」せいぜい木でも彫って殻の中に閉じこもってるのが関の山よ。
「なんじゃと!精霊にばかり頼って、一人では何もできん小娘が!」
「なんですってぇー!」
「おやおや、これはすまない。私が難しいことを言ったばかりに……わたし?わたしとはブラムドのほうか?セシルのほうか?」
「ほら、2人とも!ブラムド様がお困りではありませんか。早く仲直りしてください。」
「仲直りじゃと?いつからワシがエルフと仲良くしているというのだ!」
「ストッーーーーーーーーープ!!」
収拾がつかない事態を放り投げようとも思ったフロイだったが、他の方法も思いつかず、ひとまず終息に向かう。
「あ、あの、その、」
「ブラムドでいいよ、青年」
呼び方に戸惑っていたフロイにブラムドが声をかける。
「じゃあ、そうさせてもらう……ブラムドはパーン王とどういった関係なんだ?」
「パーン王には借りがある。それこそ3年前のアンダーグラウンドの旅で私の大事なものを取り返してくれたという大きな借りがな。」
「そうなのか……それで、今回のパーン王の伝言をブラムドはどうとらえているんだ?」
フロイの問いにブラムドは少しうつむくと、目を閉じてしばらく沈黙する。
「これを持っていくがよい」
「カイロス・ヴェス・セヴティ・ラ・フザ」
詠唱が終わるとブラムドの手のひらに青と赤の小さなケースが現れた。
赤のケースには赤いレンズが青のケースには青いレンズがそれぞれ収められている。
「この赤いレンズを渡そう。この赤いレンズを目に接触させるようにつけるんだ。このようにな」
そう言って、ブラムドは右手の人差し指に青いレンズをくっつけると自身の左目に添えるように近づける。青いレンズは眼球にひっついてブラムドの薄く青い瞳がレンズの青色に変わる。
「痛くないのか?」
「大丈夫、痛みはない。」赤いレンズをつけた時点から10分間、赤目から見える光景がこの青目に映る。その光景を見て、私はそこに駆けつけよう。そのようにパーン王に伝えてくれ。
「オルゲンの対の青赤目、古代魔術師のオルゲンが遺したアイテムですね」初めて見ました。とアルド・ノーバが興味深げにレンズを眺める。
「それよりも、先ほどの魔法はアポートでは?アポートの持続時間は3分。時間が経てば所有物は元あった場所に戻ってしまいます。」
「所有物の大きさによって持続時間を操れることがわかったのさ。この講義はまたあとで」
「はい!お願いします!」
「要件は済んだようだな。わしはもう帰るぞ」
ギムがブラムドとアルドの会話に興味なさげに話す。
「わたしはアルドと一緒でいい。フロイはどうするの?」
「どうするって、来た道も塞がれているし、どうやって帰るんだ?」
「宮殿にある銅鑼を鳴らせば山腹の洞窟入口に飛ばされる仕組みになってるの。誰を飛ばすのかはブラムドの考え次第よ。ほんと便利なのか厄介なのか、」
「ああ、だったら俺も残るよ。少し考えたいこともあるしね」
「ひとまずミッション終了ね!そういえば、帰還の木彫りもシャリーから2つもらってたんだったわ。安心、安心。」
「万物の根源たる万能なマナよ、我が道を開けよ」
カチャリという音とともにエンディミスの前の錠が外れる。
「ルフト・アーリア・ヴォズトフ」
続けて精神集中が続く限り姿を消すコンシール・セルフの魔法を唱える。彼女の背中までかかる黒髪が包まれるように消えていく。
鉄格子から出ると左右に伸びる通路が一本、通路の両脇には牢屋が並ぶ。
まずは右から。端から2番目の右手にパーン王が捕らわれているのを確認する。パーン王は鉄格子ごしに通路の様子を確認していて、落ち着かない様子だ。先ほど、同じようにしてサンカスタンの兵士に捕らえられた踊り子のうち4人が尋問のため牢屋から連れ出されている。その身を案じているのだろう。
牢屋を過ぎて、つきあたりの左奥の部屋から監視員の声が聞こえる。部屋の手前、通路を左に曲がった先に上り階段がある。
エンディミスは来た道を戻ると次はレオナーが捕らわれている牢屋を確認する。レオナーは逆端から3番目に捕らわれており、レオナーは通路に背を向けて横になっている。どうやら牢屋は通路の両脇に各10部屋、全部で20あるようだ。踊り子2人がいる牢屋も確認した。
牢屋を過ぎた通路の先には鉄格子が一つ。鍵がかけられており、鉄格子の先の通路を50mほど行った先に、地上への上り階段が見える。牢屋に入れられる際に通ってきた道だ。
仕方なく再度戻り、監視員の部屋の前の通路を左に曲がり階段を上る。
階段を上ると、つきあたりまでの右壁に扉が3つ、つきあたりに1つ。右壁の3つの扉は衛兵の休憩部屋で、つきあたりの1つは厨房だ。
つきあたりの通路を左に曲がり、裏庭への扉、書斎、2階と地下への階段、配膳室を過ぎてホールへ出る。
L字型のホールは大食堂、小食堂、待合室、玄関ホールへそれぞれつながっており、大食堂でようやくサンカスタンの姿を確認することができた。
各所に衛兵がいて、パーン王から命の危険となるとき以外、オマース領の兵士に重傷を負わせないように命令されている。休憩室の前を通過するのは諦めたほうがよさそうだ。
待合室の一角に奪われた武器や鎧が固められていたため、三人の武器だけを回収する。
ホールを離れ牢屋に戻る途中、エンディミスは地下への階段が気になった。急いでいる今は避けるべきなのかもしれないが、冒険心が勝った。
階段を下りた先はL字通路が左に曲がっている。L字通路の右と正面の2箇所に扉のない奥へ続く入口が設けてあり、エンディミスが階段を下り終えた瞬間に鋭い声が響く。
「誰かいるのか!」
声の主は右入口の奥の部屋からだ。
ここまで何十人の衛兵をやり過ごしてきたが、まさか油断したか!?
声の主が右入口へ近づいてくる。
いや、物音はたてていない。だが、しかし相手は確実に近づいてきている。
まずい!やるか!
そのとき、階段から衛兵が降りてきた。
エンディミスはゆっくりと階段を上り、衛兵と入れ替わるように動いた。
後ろをふりかえらずに階段を上りきると、そのまま左に折れる。
なんとか逃れたようだ。気配だけで感ずかれるとは只者ではない予感がする。それとも雑音のない場所へ入ってしまったからなのか。いずれにせよ嫌な汗をかいた。
衛兵の休憩室の前を避けるとなると地上へ続く鉄格子の鍵を開ける必要がある。
何かの時のために1回分の魔力は残しておくと考えると、おそらくアンロックが使える回数はあと5回。パーン王とレオナーの牢屋の鍵を開け、残り2回を踊り子の2人用に使う。これが限度だ。
踊り子2人の牢屋の鍵を開ける必要があるのか?と問われると、答えはYESである。
実は一緒に来た踊り子6人は踊り子でもあり、アマゾネスでもあるのだ。武器を持たせれば並みの戦士では歯がたたないだろう。
レオナーの話しではリーベルソレイユの王宮内にアマゾネスの族長と20年以上のつきあいがある人物がいるらしい。
23歳の若さにしてパーン王の人脈には頭が下がる。自身が始めてパーン王にあった時のことが一瞬脳裏に浮かぶが、任務に集中することにした。
レオナーが鉄格子を眺めていると鉄格子の間から剣が伸びてきて、牢屋内の床に音も立てずに置かれた。
初めは警戒したが、剣が自分のものだとわかると、いよいよだな。と息をゆっくりと吐き体全体の感覚を確かめる。
しばらく待つと剣戟の金属音がした!少し遅れて、牢屋の前にエンディミスが現れ、アンロックの魔法で錠前が外れる。
「パーン王に加勢して!私はあと2人の錠前と奥の錠前を外すわ!」
「わかった」
通路にでてパーン王のもとまで駆けるレオナーの動きは速かった。
「パーン王!私が殿を勤めます!」
パーンは衛兵の上段からの一撃を受け流すと、手首を返して柄の部分で衛兵の喉元を突く。
「すまない!助かるよ」
「一国の主に何かあってはいけませんからね」
凪ぎ払い襲ってくる次の衛兵の一撃をレオナーがタイミングをあわせて剣で受け止める。それだけで衛兵は衝撃に耐えられず剣を落としてしまう。
「いいのか?隠密で来てるんだぞ」
「ここからは時間との勝負です。まあ、この兵士さんにはしばらく眠っててもらいますがね」と言って逃げようとする衛兵をレオナーは捕まえて、強烈な頭突きとアッパーカットを同時に食らわせる。
「そうだな。そういうことならこのメイクも不要だ。」
パーンはようやくこの化粧ともおさらばだと言わんばかりにメイクを剥ぎ取った。
目の前には兵士が3人倒れている。
すると応援を呼びにいった兵士が通路の先の左側通路から何人もの衛兵を連れて戻ってくる。
「急ごう」
通路の反対側ではエンディミスが最後の錠前をアンロックして2人のアマゾネス達と連携して一人の衛兵を倒したところだった。
「じきに前方からも衛兵の応援が来ます!数は前方から来るほうが少ないはずです」
エンディミスが言う。
「まずいな、挟み撃ちか」
「進むぞ!」
パーンが迷わす走り出すと一行もそれに続く。
「あぁ!マールのやつ!こんなときに何をしてるのか!」
最後尾を走るレオナーが思わず悪態をつく。
「レオナー!呼んだかい?」
声は後ろからする。
「マール!!」
「どこから来たんだ!?パーン!!」
パーン一行が振り向いて足を止める。
「こっちだよ!」
マールはそう言うと後方から来る衛兵に向かっていく。
「待て!そっちは…」
すると来た通路の左壁が半回転し隠し通路が現れる。
「こっちこっち!」
一行全員が隠し通路に入る時間を稼がないといけない。レオナーは隠し通路と衛兵の間に一足先に入り、衛兵を迎え撃った。
4人が隠し通路をくぐるのを確認して、レオナーは後退しながら一番最後に隠し通路をくぐる。
「壁を塞げる?魔法をかけるわ!」
エンディミスの指示にパーンとレオナー、続いてアマゾネス2人が押し寄せる衛兵を押し返して壁を塞ぐ。
「マナを使役せる者は命ず。汝黙してその口を開くことなかれ」
衛兵達の壁を押してくる圧力がピタリと止まった。
「鍵のない扉も魔法で閉まっちゃうんだね!」
マールが感心して言う。
「おおよその構造がわかっていればね。壁の中心を軸に回転していたから予測が当たってよかったわ」
「さっすがー!」
「今日の最後の魔法がロックっていうのは残念だけどね」
「ありがとうエンディ。マールにも助けられたよ」
感謝を告げるパーン。
「本当に絶妙のタイミングだった!ずっとここで待ってたのか?」とレオナー。
「衛兵が鉄格子の前にいるし、どうしようかずっと考えてたんだよ!そうしたらちょうどみんなが通っていくから」
「そうか!マールにしかない何か特殊な魔法でも使ったかと思ったぞ」
レオナーの冗談で一同に笑いがおきる。
「この先は小食堂に繋がってるんだ」
「ということは隣りの部屋にオマースがいるってことね」
「よし、心して行くぞ!みんな、頼むぞ!」
領主の館での最後の闘いが始まる。
サンカスタンはオーランド国の名門貴族・オマース家の次男として生まれた。オーランド国は14ある諸国の1つで、300年以上続く歴史ある国だが、ここ百年は貴族間の政争続きで弱体化が顕著だ。サンカスタンもまた、この政争の犠牲者である。
彼が20代前半の頃、繰り返される政争によりオマース家は没落した。家族は離散し、サンカスタンは身ひとつでウルヌス公領にたどり着いた。ここで彼は、圧政に苦しむ民衆の姿と自分と同じく国を追われた貴族たちの不満を見て、元々の武芸の素養とカリスマ性で反乱軍をまとめ上げ、見事ウルヌス公を打倒したのである。
しかし、国を存続させるのは容易ではなかった。最初の半年間で徴税やインフラに手をつけ統治は順調に見えたが、ウルヌス公が影で管理下においていた闇のギルドやならず者が次第に暗躍し始めたのだ。その活動は、単なる強盗や恐喝よりも、はるかに陰湿で多岐にわたる。
店舗や家屋の戸口に、闇ギルドの証である「黒縄」が結びつけられると、翌日までに指定された金額を隠し場所に置くのが暗黙のルールとなった。これを破った場合、外堀りから固められて商売ができなくなったり、不審火、空き巣、食物に少量の毒を混ぜられるなど命を脅かされて暮らすことになる。
また当初から衛兵など公人の職にならず者が入り込んでいて、見回りのルートや襲撃のタイミングなどを密告させる、給料の安い衛兵を金で買収して悪事を働かせ、後にはもどれなくするなど内部から腐敗させた。
闇のギルドに所属する者やならず者のほとんどが普段は一般市民を演じており、夜な夜な密会を開いては、自分達にとって都合のいいシステムを悪巧みし、民や公人から金を巻き上げる。それが常態化し、表の社会に深く根を下ろしていた。
加えて、サンカスタンは巧妙な手口に対抗する術を知らず、無知ゆえに明確な未来図がなく、貧富の差ができるのは社会において仕方のないことだと論点をすり替えていた。せいぜいできるのは武力で事の一部を解決するくらいだった。
「うわっ~、すごい衛兵の数!」
一行が小食堂を出ると、ホールには溢れんばかりの兵士がいた。サンカスタンがいる食堂の扉の前には特に兵士が集まっている。
「オマースはあの扉の先にいるはずよ!」
「突破する!手伝ってくれ」
パーンが迷わずに衛兵の集団に向かって走ると、他の者も追随する。
「侵入者だ!捕らえろ!」
衛兵が剣を抜いて向かってくる。
パーンは一人目の攻撃を剣で受けるとそのまま刃を滑らせて衛兵にショルダータックルを食らわす。吹き飛んだ衛兵には目もくれず、勢いそのままに、二人目の剣の鍔めがけて突きを繰り出し、鍔と交差した剣先を手首を反しながら上に突き上げる。衛兵の剣は衛兵の手から離れ天井に突き刺さった。
「派手にやってくれますなー」
マールが嬉しそうに言いながら、小さな体を武器に兵士の足元を走り回り、足元を通過するごとに膝や脛あての接続部分や取り付け部分をダガーで切りつける。ときには跳ねるように兵士を蹴っては別の兵士の背中に飛びつき鎧で守られていない部分を切りつける。小人族のこの超人的な敏捷力に兵士は次々と混乱に陥る。
パーンが態勢を立て直そうとする間に敵は左右、正面の3方向から襲いかかる。
するとパーンの背中からアマゾネス2人が左右に飛び出し、地下牢で衛兵から奪った剣で直線的な突きを繰り出す。左右から来た衛兵2人はその攻撃を自身の胸当てに見事に食らい吹き飛んだ。
本来アマゾネス達は曲刀を好み、柔らかくしなやかな動きで体を上下左右に動かし、複数人で滑るようにして敵を切り刻む。
それはまるで死のダンスだ。
そしてその攻撃は武器が変わったとて見劣りすることはない。体の動きは強く直線的に変わり、二人の息はピッタリだった。
パーンは振り上げた剣に渾身の力を込め、
正面から来る衛兵の左肩めがけて剣を豪快に振り下ろす。衛兵は慌てて剣で受けるも、あまりにも強烈な一撃に刃が押される。パーンの一撃は相手の左肩を肩当てごと粉砕した。
レオナーとエンディミスは後方から来る兵士を牽制する。間合いを取らせつつ、攻撃してくる敵はいなし、寄せつけない。
食堂の扉の前にいた衛兵10人を片付け、押し寄せる兵士を仲間に任せ、パーンとマールが食堂へ侵入した。
「お初にお目にかかる、サンカスタン卿」
宴席で顔を赤めるサンカスタンにパーンが静かに歩み寄る。
「なっ……貴様はパーン!?なぜここに!」
サンカスタンの目が血走り、手から杯が落ちた。
「俺を知っていてくれていたとは、嬉しいぞ」
パーンの気迫にサンカスタンの震えが収まらない。
傍らで酒を酌み交わしていたデュボアは腰を抜かして奥の扉から逃げ出した。同席している女は空いた口が塞がらない。
10歩ほどの距離でパーンは歩みを止める。
「俺は、卿に確かめに来た。5年前にウルヌス公を討った卿が、まだここにいるのかをな!」
「ぐっ」
一瞬サンカスタンは言葉をつまらせたが、椅子を蹴り立ち上がって言う。
「わかったような口を聞くな!小僧っ!」
「貴様に何がわかるというのか!」俺の苦しみ、この国の内情を!お前に何ができる!?
「それに、なぜお前は帝国に逆らうのだ!ヒーロー気取りか知らんが」俺は帝国の属領になることを考えている。帝国がわが領の腐敗を一掃してくれることを期待してだ!属領になることで更なる交流から新たな文化も生まれる。それの何が悪い?
「お前は民に祭りあげられたことに浮かれ、その実はただ戦争を無駄に拡大させているだけではないのかっ!」
パーンはしばらく黙したまま、まっすぐにサンカスタンを見ている。
「では、聞く。」
「何故、ザナード帝国は軍を進める?」
サンカスタンは虚をつかれた。
「ハーッハッハッハッハッ!」
そして大きな声で笑う。
「何を言うのかと思えば。どうやらリーベルソレイユの民はとんでもない御坊っちゃまを王に持ってしまったようだな」
「力を誇示することで、外交が成立する。それが抑止力というものだ!」
サンカスタンが語気を強める。
「その力でお前は領を治めることができたのか?」
静かなパーンの言葉にサンカスタンは的を射られた思いでうろたえる。
「何をしているのだ、サンカスタン!」
そこまでだ、と言わんばかりに奥の扉から男の声が聞こえ、姿を現す。
黒の甲冑に黒の足具。オールバックの黒い長髪に顔の肌の色だけが白いため、その冷徹な表情がより一層際立ち、氷のようだ。
男は歩を進め、黒のマントを翻して大剣を抜く。マントの裏地の赤が剣で斬られた血のように広がる。
「お前は…?」
「我が名はアシュラム」
アシュラムの大剣が妖しい輝きを放ち、剣から漏れる漆黒のもやが周囲の空気を歪ませていく。
「サンカスタン、何をしている?早くその壁から剣をとって、その者を斬れ」
黒衣の騎士アシュラムが淡々と告げる。
「それともその剣はレプリカか?」
アシュラムの皮肉にサンカスタンは仕方なく剣をとる。
「よせ!サンカスタン!俺はお前と剣を交えるつもりはない!」
パーンが言う。
「どこまでも甘い男よ」
そう言ってサンカスタンは鞘から剣を抜いた。
「もう一度言うぞ!我先に軍を進めるのはいつも帝国だ!そして力で支配した先に待つのは次なる新たな力の台頭。その犠牲となるのは、いつだって罪のない民なのだ!」
その言葉にサンカスタンは鋭い眼差しでパーンを睨みつける。
「懲りないやつだ。」
そして剣先をアシュラムに向ける。
「だが、どうやら俺もその意見に賛成のようだ!」
「来るか」
不敵な笑みを浮かべる黒衣の騎士。
一気に間合いを詰めて先制の一撃を放つサンカスタン。捕らえた!黒衣の騎士の左肩から胴にかけて剣が走る。
しかし、そこに黒騎士はいない。
「なっ!!」いつのまに!
黒騎士がサンカスタンの左脇に立ち大剣を伸ばす。サンカスタンの首筋に冷たい鋼……いや、これはそんなものではない。魂を震え上がらせる冷たい何か……そう人の怨念とでもいうべきか…
「魂砕き」
アシュラムが発した刹那、アシュラムの左後方から3本のダガーが迫る!
アシュラムはマントを払って1本をはねかえし、残り2本を左腕の籠手で防ぐ。
「やっとおいらの出番がきた」忘れてもらっては困るなー、とマール。
サンカスタンは難を逃れたが、死者の怨念に取り憑かれ意識を失い倒れてしまう。
「小賢しい」
アシュラムは標的をパーンとマールに変える。
「マール、黒騎士の動きが見えたのか?」
「見えるも何も、おかしいのはサンカスタンのほうだよ。誰もいないところに剣を振っちゃってさ。」
どうやら見えていない自分達が問題らしい。
アシュラムはゆっくりと近づいてくる。
やるしかないようだ。
「マール!補佐を頼む」
パーンは剣を中段に構える。
マールはパーンから少し離れた右後方に位置どる。
待ち構えるパーンに
「来ないのか?ならば受けてみよ!」
アシュラムの大剣がパーンの頭上に振り下ろされる!
ガキンッ!!!
激しい金属音。
思っていたより重くない。これはっ!
パーンは体の緊張を解し、アシュラムの両腕の動きに集中する。
アシュラムは剣がぶつかった反動を利用して第二の攻撃を放つ。
ギンッ!
やはり!第二の攻撃が早い!そして重い!
斜め左上から繰り出された攻撃をなんとか受け止めるが、力を加えられアシュラムの大剣が顔の間近まで迫る。
まずい!
パーンは態勢をかがめて、ゴロンと一回転、アシュラムの左脇へ転がりすかさず態勢を立て直す。
「随分と泥臭い闘いかたをする」
氷の表情を崩さず話す。
「名は?」
「パーン・サプレシウス」
アシュラムの氷の表情が一瞬とけ、
「クッ、ハッハッハッハッ」
「なるほど。サンカスタンも気がおかしくなるわけだ」
「なにがおかしい?」
「おかしくないと思っているその考えがおかしいのだよ。パーン王」
時間を味わうように対峙する二人。
「嬉しいぞ!パーン王!今日ここでお前が糧となることが……」
「!?」
アシュラムが一気に間合いを詰める。
「このソウルクラッシュのなあぁ!!」
大剣から漏れる漆黒のもやがアシュラムを包む!
「パーン!右っーーー!!」
ギィーン
正面にいると思ったアシュラムが右側から攻撃をしてきた。マールが教えてくれなければ確実にやられていた。
しかし、右手首を反して剣先が下になった状態で受けなければならなかった。アシュラムの一振りに押され、受けた剣は弾かれ背中を斬られる。
「ぐあっ」
前のめりになり背中が無防備になったパーンに対して、片足でステップを踏みクルリと一回転し再び背中を狙うアシュラム。
「喜べ!魔神王の剣!!!」
グサリッ
「ぐおおォオォォーーー!!」
パーンの前でうずくまるアシュラム。
左目に刺さったダガーを抜き、左手で顔を覆う。覆った手を伝いポタリ、ポタリと血が流れ落ちる。
「だからぁ、おいらを忘れないでって」
マールは投擲を1本だけに集中してダガーを放ち、見事、アシュラムの左目に命中させた。
その隙にパーンは態勢を立て直そうとするも、魂砕きの魔剣により気力が削がれ、膝をついてアシュラムと対峙するのがやっとだった。
そこへパーン達が入ってきた扉からレオナーが現れ、状況を察して駆けつけてくる。
アシュラムは大剣を両手で握りなおして、パーンにとどめを刺そうと振りかぶる。
またしても、マールのダガーがアシュラムの顔めがけて飛んでくる。
「ちぃ」
アシュラムは籠手で顔を庇いつつ、ダガーを避け、再び大剣を振り抜く。
ガキィン!!!
4度目の剣戟音はアシュラムとレオナーによって鳴らされた。
力と力がぶつかり合う。
お互い一歩も引かない。いや、その時間はわずかで、次第にレオナーが優勢となりアシュラムを押し返していく!
シャリン!
アシュラムは状態を横にずらして、レオナーの剣を下に流した。そして後方にジャンプしてレオナーとの距離をとる。
魔剣から発生するもやが消えている。
「魔剣のやる気を削いでしまったようだ…
これでは斬る意味がない…」
「命拾いしたな」
アシュラムか言う。
「さて、どうだか。片目を失った男の台詞ではないな」
レオナーが返す。
とは言うものの、パーンの傷が心配で内心では、早く去れ!と思っている。
「この目は己が戒めとしよう。」
アシュラムは踵を返し、背を向けてゆっくりと去っていく。
シュッ!
マールのダガーがアシュラムの後頭部を襲う!
キンッ
アシュラムは振り返りもせず、大剣の刃の腹で飛んできたダガーを弾いた。
こいつ~!空気を読まないやつだな~…
マールの攻撃がアシュラムの闘争心に火をつけないか、心配になるレオナー。
しかし幸いにも、アシュラムは何事もなかったかのように奥の扉から部屋を出て、その姿を消した。
「パーン!大丈夫か!?」
レオナーがパーンのもとに駆け寄る。
「これを使ってくれ」
パーンは下着に縫ってあった薬袋を取り出し、レオナーに渡す。
「まさか、自分に使うことになるとはな。」
薬袋の中には深い青色をした、わずかに粘り気のある液体が入っている。
「これはっ!」
レオナーが薬を見て驚く。
「知っているのか?」
「間違いない、これは蒼炎の雫だ!」
レオナーは手に取ってパーンの傷口に薬を塗りながら話す。
パーンは蒼炎のごとき冷感が傷口から全身に走るのを感じる。
「氷結花と太陽草、その他いくつかの材料から作られた貴重な薬だ。」
背中の痛みは和らぎ、鋭い冷気で血管が収縮し止血されていく。
「どこでこれを?」
「ラルカスからもらったんだ」
「宮廷魔術師殿か。そういえば蒼炎の雫を作成した薬師も魔術師だと聞いたことがある。入手先を聞いてみたいものだ。」
レオナーが驚くのもわかる。想像以上に効能ある薬だった。
「サンカスタンを起こさねば。このままだとこの領内で俺たちは犯罪者扱いだ」
「だから言ったでしょう。国家間の衝突に発展するって!」
パーンの言葉に動揺するレオナー。
「5倍の報酬も忘れてないからねー!」とマール。
パーンは事の顛末をレオナーに話し、証言者はサンカスタンとそこの女性のみだ。と言って、一同サンカスタンの無事を祈るばかりだった。
「おかえり、リーフ」
エトが笑顔でリーフを迎える。
「ただいま!王宮内に変わりはない?」
シャリーからもらった木彫りの戦神への祈りが成功しリーフは無事、王宮に帰還していた。
「フロイが一緒だったと聞いたけど?」
王宮内の会食の間でエトがリーフに尋ねる。
「ええ、一緒だったわ!でも帰りは別々。残ってギムと剣の稽古をするんだって。」
ドワーフと一緒になんて、ほんと物好きよね!リーフはハーブティーを飲みながら答える。
「それはそれは。戦時には冒険者ギルドの戦士がリーベルソレイユの傭兵になってくれているんだ。頼もしいことだよ」
二人はしばらくお互いの近況報告を話し、オルゲンの対の青赤目の話しになる。
「そんなアイテムがあるなんて知らなかった。それはリーフが持っていてほしいんだけど、どうかな?」
「うん…別にいいけど。」
「実は2日前にファーン卿の斥候から報告があって、リーベルソレイユとオマース領付近に進軍中のザナード帝国軍の動向がわかったんだ」指揮官はパーン王と同じくらいの年齢かそれよりも若いらしい。
その若い指揮官の指示のもと、山々を背景に据えて国境に近い中立地帯に堅牢な砦を建設しているそうだ。
シャダム殿、ラルカス殿と話しをして、軍を編成し国境付近に軍を進めることとなった。
ファーン卿の斥候には、そのことをパーン王に伝えてもらうように、昨日オマース領に出立してもらっている。
「パーン王、大丈夫かしら」もう、誰が王様なのかわからないわね。
「王様という表現が少し違うのかもしれないね」
エトは思いを少し呑み込んでから話す。
「僕たちひとりひとりは小さな波紋かもしれないけど、一纏まりになることで高くて頑丈な岩にもなる。そして波紋はまた別の誰かに広がり、少しずつ岩が大きくなることで、その景色はいずれ素晴らしいものになる。それが僕たちの国造りの原点で僕たちが建国した理由なんだ。」
「だからリーフもリーフができることをやってくれればいいんだよ」
そう言ってエトは笑顔を見せる。
「うん、わかった。わたし頑張るね!」なんかエトに言われると元気がでるわ!
リーフはそう言ってから目の前のチーズケーキに目をやる。
「でも今日は1日休ませて。旅でヘトヘトだし、しばらく美味しいもの食べていなかったんだから!」
「もちろんだよ。お勤めお疲れ様でした」
コンコンッ
リーフとの話しを終えて宮廷魔術師ラルカスの部屋をノックするエト。
コンコンコン
「あれ?いないのかな?」
ラルカスと軍の編成について話しがしたく、エトは王宮内を探すことにした。
「リーベルティキングはお元気ですか?」
重要な人物や囚人を監禁するための塔の地下から隠し階段を下りた秘密の部屋で、ラルカスは声の人物と話していた。
リーベルティキングとはパーン王のことで、魔法王国では一部皮肉を込めてそのように呼んでいる。
魔法によって全身が空間に映し出されている声の主は、魔法王国で「理紡ぎ」の称号で知られるスレイン・スターシーカーである。
魔法王国で称号を与えられることができるのは4階級の魔術師と4階級の魔導師の上に立つ者で、すなわち下から、
魔術師、2級魔術師、1級魔術師、特級魔術師、
魔導師、2級魔導師、1級魔導師、特級魔導師、
の上である。
そしてスレインは28歳のラルカスの3つ下で若手有望株としてラルカス同様、注目されている人物だ。
「パーン王は相変わらず我々の理解を超えたところで行動されています」
「それはすなわち、力による支配とは別のところ。という意味で間違いないですか?」
ラルカスの言葉を再確認するスレイン。
「理紡ぎと呼ばれるあなたでしたら力というものが一つではない、ということはすでにご存知のものかと思っておりますが」
「これは一本とられましたな。さすがは王立魔法アカデミーの一番手です。しかし、これではスフィンクスがリドルをかけながら会話を進めていっているようなもので、ご容赦願いたい。」それでは、パーン王は武力でも魔力でも神への信仰心でもない、人を信じる力で強くなっていっている。とでも報告しておけばよろしいですか?
「どうぞご自由に」
ラルカスは少し口角を上げて答える。
「きっと上の人たちは理解しないでしょう。まったく嫌な立ち位置です」
スレインは嘆きながら、その手に何かを掴み、ラルカスにそれを見せる。
「見てください」
それは天然樹脂からなるニスで表面を保護し光沢されたしゃれこうべだった。
スレインが言うには、しゃれこうべの中のところどころに黄金比が見られ、シンメトリーである、というのだが、ラルカスは相槌をうつくらいで理解できなかった。
「アゴのラインは良くないのですが、この部分、まさに1対1.6180339887 4989484820 4586834365 6381177203 0917980576
2862135448 6227052604 6281890244 9707207204 1893911374 8475408807 5386891752 1266338622 2353693179 3180060766 7…」
「あの、そろそろ会議の時間ですので、わたしはこれで…」
「 263544333 8908659593 9582905638 3226613199 2829026788 0675208766 8925017116 9620703222 1043216269 5486262963 1361443814 9758701220 3408058879 5445474924 6185695364…」
そそくさと去るラルカスの後方で奇妙な詠唱が永遠かのように続くのであった。
切り立った岩山に囲まれた土地で3千人の兵士が汗水流して土木工事に勤しむ。
「土累と城壁の人工が多くなってきた!施工長は人選して200人を北東の櫓の施工にまわすんだ!」
高い声だが強い意思を感じる。
「スパーク殿、三方向の堀が完成しました。残すは東側のみとなります!」
3人いる施工長のうちの一人がストレートで長い髪が特徴の騎士に報告する。
このスパークと呼ばれる若い騎士こそがリーベルソレイユとオマース領近くまで進軍してきたザナード帝国軍の指揮官である。
スパークは剣の実力もさることながら、小さい頃からの城好きと10歳に満たない頃から現場入りして城造りの経験を積んできたため、今や帝国内の城造り名人だった。
「よし!あと一息だな。万が一、水源にあたった時のことも想定して水の逃げ口を確保することも怠るな!」
水源にあたってしまい砦の完成が1年遅れる、なんていう事例も見てきた。スパークは指示は出したものの、やはり自分の目で確かめようと思い、東の堀へ向かう。
今回の砦はおよそ900メートル四方、約8千平方メートルの敷地内に兵士3千人が入る。
堀を掘ってでた土と山から運んだ石で積み上げた土累・城壁の高さは5メートル。土累、城壁の周り全てに堀が掘られ、堀の深さを合わせると高さは9メートルになる。
四方に設ける櫓と正面入口の虎口に構える櫓で5つの櫓から敵を迎え撃つ。
土累、城壁の上には人が2人通れる幅の通路を設け、その気になれば3千人の兵士全員が城壁の上から矢を射ることができる。
砦が完成すれば8時間ごとの三交代制で常に1,000人が城壁の上に上り敵を見張る。また、城壁に上る1,000人のうち、実際は300人が見張りを行い、残り700人は城壁の上で寝袋を使って休息をとり、体力を温存させるつもりだ。
1,000人が城壁に上がれば、砦内は2,000人の収容で済み、さらに二人で一つのテントを使用することで砦内に公共の食堂やトイレを設けるスペースが生まれると計算している。
そうすることで8千平方メートルの敷地に3千人を収容することができ、砦造りの工期も縮めることができる。
城壁の通路や櫓の木材は荷車に積んだり兵士の背中に背負わせて国内から運ばせた。
砦完成後は、本国よりさらに兵士を呼び、砦を本丸として2の丸、3の丸と拡張できる土地を残している。
いよいよ始まるのだな。帝国の戦いが。
スパークは兵士達を眺めながら自軍の必勝を誓った。
リーベルソレイユはザナード帝国軍が進軍してきている国境付近へ軍を出すことを決定した。
エト、シャダム、ラルカス、シャリー、リーフの5人で話し合い、宮廷魔術師ラルカスが第一陣を編成し、先行して向かうことになった。
オマース領へはリーベルソレイユの斥候と冒険者ギルドのスカウトを早馬で走らせて、パーン王とレオナーを探しだしたのち、レオナーには戻ってきてもらい冒険者ギルドの傭兵部隊を編成してもらう予定だ。
そうなった際はシャダムの軍へ傭兵部隊を配置し、第二陣としてラルカスの部隊に合流する。
そしてエトが国王軍を、レオナーが傭兵部隊をそれぞれ後方から支援し、この難局に立ち向かう考えだ。
ラルカスが指揮する軍はラルカス、ゴルド、セナを部隊長とした3部隊から成り、兵力はそれぞれ500、500、200の総数千二百である。
ゴルドはファーンが率いる白の聖騎士団出身で、聖騎士団所属時は聖騎士になれなかった貴族や兵士からゴルドはノロマだ、どんくさいなどと揶揄されていた。
体が大きく素早い攻撃などは不得手であったり、人から質問されたときにワンテンポ遅く返答するなど、聖騎士は戦いだけでなく外交の任務も要求されるため、一部からそのような批判が散見されていた。
決定打となったのが身長2メートル以上、体重250キロを超える巨体だった。
彼はその体重から立派な軍馬2頭を潰しており、それ以降、彼に合う軍馬が見つからず、移動は荷馬車で、戦場では徒歩で戦った。
戦場では聖騎士の突撃が有効な作戦の一部として使われるが、ゴルドは指を咥えて見ているしかないのだ。
隊長ファーンが仲間を悪くいうことを厳しく取り締まったため、ゴルドの居場所は保たれたが、ファーンは宮廷内でゴルドの軍馬を探しだしてやらねば、と口にすることが多くなった。
以前からゴルドに目をつけていたラルカスはファーンに提案し、ゴルドをリーベルソレイユ最強の城壁にすることを条件に自軍に引き込んだ。
ファーンもラルカスの提案には大いに悩んだがゴルドの能力を最大限に引き出せるというラルカスの強い熱意に押され、最後はゴルドの全身を隠すほどの方形盾グランドパートナーを特注し、門出をお祝いした。
ゴルドが軍の盾となりラルカスの魔法詠唱の時間を稼ぐ役割に対して、女性である弓使いのセナは馬上からの射撃や機動力を活かした奇襲を得意とし、側面や背後から敵軍を混乱に陥れる。
セナと部隊の30人ほどが草原育ちで定住を好まない部族出身ということもあり、戦いかたも騎士道とは無縁である。近づきはするがランスや剣の届かない位置から弓矢を連射し、並みの騎士団では歯が立たないことを数少ない実戦ではあるが証明している。
「では、行って参る」
ラルカスが馬上からエト、シャダム、
シャリー、リーフに出発を告げると
「ご武運をお祈りいたします」
「ご武運を」
シャリーとエトが神からの祝福を述べる。
ラルカスが城門を抜けると千の兵士達が出陣の時を待っていた。
「各隊、中央向け!」
伝令の鋭い号令で鎧の触れ合う音が一斉に響き、千の兵士達が整然と方向転換する。
「出陣!」
ラルカスの脇に控えたゴルドの掛け声で千の兵士達が閧の声を上げる。
くれぐれも無理をなさらないよう。
エトは兵士達の中央を進むラルカスの背中を見ながら祈りを捧げた。
今回、シャダムが冒険者ギルド長代理を勤めていることもあり、ラルカスが先行して軍を動かすことになったが、実は将のなかでラルカスが一番実戦の経験が少ない。
できればシャダム殿の軍が合流するまで敵との接触が避けれればいい、と願うエトだった。
「ぐあっ」
パーンは黒衣の騎士アシュラムに背中を斬られた夢を見て目が覚めた。
寝着が汗でべっとり濡れている。
蒼炎の雫のおかげで痛みはなくなったはずが、今はズキズキと痛む。
昨日、気絶していたサンカスタンを気付け薬で目覚めさせ、館内の騒動を収めてもらったあと、リーベルソレイユとオマースの今後の動きをどのようにするのかを話し合った。
オマースが抱える闇のギルドとならず者の暗躍がある以上、オマース軍を出陣させ国内を手薄にするのは避けたほうがいい。
パーンは室内をサンカスタンとレオナーの3人だけにしてもらい、ある考えを2人に打ち明けた。
相変わらず予測していない提案だったらしく二人に戸惑いが見られたが準備を進めていくつもりだ。
しかし、計画を完遂させるためのパーツに不足がある。リーベルソレイユ国内から手配する必要があるな、とパーンは考えていた。
夜明けまでまだ数時間ある。
再度横になり、嫌な目覚めかたをしたと思いながらも、体は疲れているようで横になってからほんの数分でパーンは眠りに落ちた。
翌朝、パーンにとって朗報が入った。
最初の知らせはリーベルソレイユの使者がパーン王を探しているという、他国からするとなんとも奇妙な知らせだった。
サンカスタンの館にやって来たリーベルソレイユの使者は、豊満な胸を強調したデコルテあらわな女性がリーダーの5人組だった。
「ライナ!」
パーンが驚きと喜びの入り交じった声で使者を歓迎する。
ライナは白の騎士ファーン卿のお抱えの斥候であり、かつては大盗賊フォースのフォース・オブ・レイブンに所属していた優秀なスカウトだ。
5人の斥候が現れたこと、ザナード帝国軍が堅牢な城塞を建設中なこと、宮廷魔術師ラルカスが出陣したこと、これらを見聞きし、パーンは考えていた計画を実行に移すときがきたと核心した。
「皆のもの、聞いてくれ!」
大食堂内を揺らすほど大きな声でパーンが発した。
リーベルソレイユの使者もオマースの兵も、その場にいた者すべてがパーンに顔を向ける。
「サンカスタン、よいな?」
小声で話しかけるパーンに、何をよしとするのかもわからず頷くサンカスタン。
「オマースとリーベルソレイユの固き結束を誓い、リーベルソレイユ出資のもと今これより宴を開催する!」
パーンの宣言に兵士たちがざわめく。
うたげ?サンカスタンは声にはださないが驚く。
「期間中に私はできるだけ多くの国民に会いたいと思っている。謁見後はわずかだが30ガメル(3,000円)相当のリーベルソレイユ手形をお渡しする。早い者は1ヶ月後から換金が可能だ。オマースとリーベルソレイユに有益な情報を持ってきた者には、その真偽を見定めたのち更なる手形をお渡しすることも考えている。オマース全国民に伝えてくれ!もちろん公職に就いている君たちも対象だ」
オォーと兵士たちから歓声が沸く。
「パーン王、飲食はどうするつもりだ?」
サンカスタンが小声でパーンに話しかける。
「代金はリーベルソレイユで持つから、オマース産ワインを嗜む程度振る舞ってくれないか?」
「食事と2杯めからの酒は代金を取ればいい。ただ、なるべく民たちの負担を減らして安い価格でお願いできないか?」
「わかった。一杯めの酒代はできるだけオマースで持とう」
「宴は明日までとするが、謁見は目的を果たすまで続けるつもりだ」
一人目の謁見者へ一杯のワインを渡しパーンとサンカスタンが謁見者と乾杯を交わす。
「手形を用意してある。奥の扉から
階段を降り、その先の部屋で受け取ってくれ」
一人目の後続にはざっと見ても30人が列をなして続く。
列は室内では収まらず大食堂を出て、大広間、玄関ホール、庭へと時間が経つごとに長くなっていく。
手形を渡す部屋は昨日エンディミスの気配を悟った者がいた地下の部屋で、どうやらその者がパーン王を斬ったアシュラムという男だろうとエンディミスは推測している。
この部屋には地上へ続く階段があり、その階段を上ると館の裏庭に出るようになっている。
手形に番号を記載しリーベルソレイユの印を押して30ガメルの手形を渡すのはオマース領の筆頭執政官ストーンハートだ。
「闇のギルドとならず者のことは知っているか?」
執政官でありながら近衛兵団長でもあるストーンハートが発する言葉はある種の圧がある。
「い、いえ、知りません」
謁見者がその圧に押されるように答える。
今のは嘘である。
ストーンハートの後ろで剣を携えて立つ仮面の女戦士エンディミスが仮面の奥から眼差しを光らせて謁見者を見つめる。
エンディミスは1時間効果が持続する嘘を見破る魔法で謁見者を監視しているのだ。
「お前は闇のギルドやならず者ではないだろうな?」
立て続けにストーンハートが質問する。
「と、とんでもない。違います」
今のは嘘ではない。
「失礼しました。闇のギルドやならず者の情報を集めているのです。今後、何かわかるようなことがあれば教えてくださいね」
エンディミスが優しく話しかけて、昨日エンディミスが上っていった階段へ謁見者を誘導する。
2つめの質問で嘘をついていない者が上れる階段だ。
2つめの質問で嘘をついた者は闇のギルドの者か、ならず者と見なされ、裏庭に続く階段を上ることになる。裏庭ではマールと5人の斥候が待機しており、裏庭へ出てきた者はこの熟練した追跡者たちに延々と尾行、監視されることになる。
これがパーンの考える計画だ。
レオナーは本来の冒険者ギルド長の職に戻るため今朝一番にリーベルソレイユへ向かった。
シャダムがラルカスと合流する際にパーンが指揮する軍も合わせて帯同させるよう、レオナーへ依頼している。
オマース軍が出陣できるだけの監視体制を整え、なんとか自分達も合流できるようにしたい、と考えるパーンだった。
ザナード帝国の最大面積を誇る湖、黒曜湖の湖畔に桟橋でしか渡れない岩山がある。
高さ40メートルある岩山はそこに近づけば近づくほどそれが1個の巨石であるということがわかる。巨石は黒光りし、その上には暗黒神ファラリスの神殿が建つ。
ここには見えない力が働いていて、人が立ち入れば、たちまち気が狂い狂人と化して巨石から身を投げだしたり、武器で自らの首を落としたりするため、近寄る者はいない。
その神殿内で常人ではない2人が会話をしている。
「ナースよ、急な呼び出しに応じてやったが、此度はどのような要件だ」
ナースと呼ばれるオカルティストの魔法によってファラリス神殿に呼び出されたのはザナード帝国の皇帝ベルドだ。
ベルドはナースをジロリと睨むと神殿内に用意された玉座に腰掛け、ナースの回答を待った。
「アシュラムを呼び戻した。話すといい」
ナースが簡素に答える。
しばらく待っていると礼拝堂の扉が重い音をたてて開き、黒衣の騎士が入ってくる。魂砕きから発せられる靄とともに現れるその姿は悪霊か悪魔の騎士といったところだ。
アシュラムはベルドの前まで来て膝まづくと魔剣ソウルクラッシュを両手にのせて献上する。
「よい。それはしばらくお前に預けておこう」
「それよりも失ったものをナースに治療してもらえ」
アシュラムの片眼を見てベルドがナースを呼ぶ。
「いえ、けっこう。これは我が戒め。戒めを解くときがきた時にお願いしよう」
「油断したか!」
ベルドが鼻で笑う。
「恐るべきは魔剣。手負いの王にとどめを差そうとした時の私は違う何かだった」
「ほう」
「まるで、あれは…」
「それでよい!」
アシュラムがまるで何かに没頭していくのを遮るかのようにベルドが放つ。
「魔剣を使いこなしてみせろ。それよりもその王とやらにとどめは差せたのか?
」
「いや、手勢が加わり倒せなかった」
「まだ生きていると?」
「おそらく。魔剣で背中を斬ったにも関わらず意識を保ち、しぶといやつだった」
「そうか、それは面白いことを聞いた。その王の名は?」
「パーン・サプレシウス」
「覚えておこう」
「小国の王の名を覚えるとは…珍しいこともある」ナースが口を挟む。
「…お前には関係のないことだ」
「お主のせがれの生誕祭の時に顔をだした聖騎士ファーンの王だ」
「ファーン?あの白の聖騎士ともてはやされているやつか」
ベルドはしばらく沈黙して何かを考えているようだ。
「何か?」
アシュラムがベルドの考えを探る。
「久しぶりに俺も剣を握りたくなったと思っただけよ」
「まあ、よい。これからおこす戦いでそいつらが生き残ったら考えよう。ナース、俺を城に戻せ」
ベルドがナースやアシュラムへ具体的な指示を出すことはない。それはそれぞれが独立した考えのもとで動いており、敵にも味方にもなる関係だからだ。
ただ大陸を動かす力を持っているのはベルドだということをナースやアシュラムは理解している。しかし、それすらもベルドにとってはどうでもいいことだった。
自身が楽しめる方向へ進む。
それがベルドの言動力だ。
「きりがないよ~」
サンカスタンの館の地下で机にうつ伏せになってマールが嘆く。
「これで何人だ?」
「70人です」
パーンの問いにエンディミスが答える。
オマースとリーベルソレイユの同盟を祝う宴が開かれたときから5日。闇のギルドやならず者とみなされた人数は宴一日目で6人を超え、マールとライナら5人の斥候では足りなくなった。急遽アマゾネス6人とエンディミスにも追跡、監視を行ってもらうこととなり、宴は二日で終了した。
その後、13人の追跡、監視が始まるが、70人という数字は闇のギルドやならず者と関わりをもつ者達の人数を指しており、3日間の調査で57人増えたということになる。
そしてその全ての者達が不審火や空き巣などの手引きをしている者達で実行犯ではない。
わずかな小銭を稼ぐために目標の情報を探り、伝える。それ以外は普段の自分の職があり、普通に働いている。
なかには以前自分が何度も標的にあい財産を奪われ、標的から外してもらうために仕方なく協力しているという者もいる。
「問題なのは実行犯が掴めていないというところだ」
オマースの首都とその近郊で3万人いると言われるなかで、いったい何人が加担しているのか、頭を悩ますパーン。
「財産のある者からほどよく奪い、挙げ句、奪う側に加担させる。これはまだまだでてきそうね」
厳しい眼差しでライナが言う。
「相手が暗躍している以上、大本を掴むまでこちらも内密に動く必要がある」
制限のある行動になるが、何かいい案がないか各自考えて最善を尽くしてほしい。
「サンカスタンのところにいってくる」
そう言って早々にパーンは部屋をでる。
「爪を噛むのやめたほうがいいよ」
1階に続く階段を上っているパーンにマールが後ろから声をかける。
「あぁ、……」
パーンは振り返り、気のない返事を返す。
悩んだり、思い通りに行かない時にパーンは人差し指の爪を噛む。
王になってからはさすがに人前ですることはなくなったが、未だにやめれないらしい。
「ベストパフォーマンスをすればいいんだよね?」
考えが出ないときにパーンが言うことは決まってこの一点のみだ。マールはそれを知ってパーンからYESを取りにいく。
「ああ、そうだ。マールの力を貸してくれ!」
「うん、わかったよ!」
マールは元気よく答えるとすぐにその場からいなくなった。
しばらくして、サンカスタンのところへ向かう途中、パーンに一抹の不安がよぎる。
マールのやつ、何かいい考えでもあるのか?
「聞くところによると国境付近まできている帝国軍の数は3千くらいと聞いた。1千の軍なら一日あれば用意できるが、」
サンカスタンの話しでは近衛兵副長のターロンに指揮させるという。
パーンはしばらく考えて準備してくれと答える。
「その軍にエンディミスを帯同させてくれないか」
「あの仮面の女魔法戦士のことだな?」
「ああ、エンディミスは冒険者ギルドの副官だが我が軍との連携がとれる。サンカスタン卿の軍と我が軍の橋渡し役にしたい」
「わかった。それでは早速ターロンに準備させよう」
「こちらものちほどエンディミスに話し、ターロン殿のところに向かわせる。卿からもターロン殿に伝えておいてほしい」
「わかった」
サンカスタンはターロンを呼んでくるように扉の外で待機している衛兵に指示する。
それから話しは闇のギルドの話しへ移る。パーンは声をひそめて熱心に話す。
「パーン王。我が領土のこと。なぜそこまでやってくれるのだ」
パーンの熱量に心打たれサンカスタンは問いかける。
「これはオマース領だけの問題ではない。明日は我が身だ。それに何より今苦しんでいる良民を放っておくことはしない!」
「おぉ……」
サンカスタンはパーンの強い意思に感銘を受け、自身の今までの不甲斐なさに声をおさえて泣く。
「俺はなんと情けない領主だったのだ」
「その涙が情けない過去とのお別れの涙だ。一緒に進もう、サンカスタン卿!」
「そうだな、泣いている場合ではない。ありがとう。パーン王」
リーベルソレイユの東側にはオマース領を含め5つの独立領が存在する。そのなかでも領土、人口が一番多いオマース領。お互いに国を追われ、仲間となったストーンハートやターロンのためにも今一度奮起してみせると誓うサンカスタンであった。
ターロンとエンディミスが出陣した翌日、街の骨董品屋から驚く知らせが入る。
サンカスタンの館に持ち運ばれたそれは一つの鏡で、鏡の縁と裏面にはびっしりと古代語が敷き詰められていた。
その外貌を知っている者はその鏡を真実の鏡と呼ぶ。
真実の鏡
知識の神と言われるマズダ、ラーダ、マイアウスの三神により作られた神器であるが、その出自は明らかになっていない。あらゆる問いに対して真実の姿を写しだすと言われている。
今朝、骨董品屋の店主が品出しをしている際に蔵から何かが割れる音がした。
蔵に行って見てみると壺が割れていて、割れた壺のなかから一枚の金縁の鏡が見つかったという。
これが真実の鏡だと言うのだ。
「話しには聞いたことがあるが、」
「縁や裏面にある文字は古代語のように見えるな」
パーンとサンカスタンはまじまじと鏡を眺める。
「古代語を読める者は?」
「知る限りいない。そちらの魔法戦士は?」
「……ああ、いま呼び戻すべきか考えていたが、そもそも真実の鏡だったとして何に使えるのか、サンカスタン卿、ご存知か?」
「……、知らんな。王は知っているのであろう?」
「知っていれば聞かんさ」
「……」
「店主!」
「は、はい!!?」
パーンとサンカスタンから同時に呼ばれて驚く骨董品家。
「もしこれが真実の鏡だったとして…」
「だったとして…?」
「店主なら何に使う?」
「いえいえ、滅相もございません。使い方もわかりませんし!……しいて言うなら…」
「しいて言うなら?」
「売ります」
「……そうだな。うん、それが正しい。骨董品家だし。サンカスタン、買うか?」
「神器ですぞ!国家や教団が国宝として相応に取り扱うもの。恩賞を出すにしても一介の領主ではとても扱えるものではない!」
「そんなにか?」
「おそらく」
「そこでご相談なのですが、」
と店主。
「ここに持ってくる前に客の何人かにも見てもらい、街ではちょっとした騒ぎになってしまっています。このご時世、闇のギルドのこともあり、とても店に置いておくなんてできません。保管料、護衛料をお支払いしますのでお預かりいただけないでしょうか?」
「そうだな。本物かどうかを調べるのはそのあとでもいい」
「今は使っていないが古城に宝物庫がある。そこへ保管し厳重に警備させよう」
オマース兵のなかにも闇組織と関わっている者もいる。
信頼のおける兵士だけを集めて神器と思われるその鏡を古城の宝物庫で厳重に守ることとなった。
「王もお妃を迎えられてもいい年齢ではないですか?」
神器と思われる鏡を古城の宝物庫へ運ぶ道中で、ライナが冗談めかしてパーンへ尋ねる。
「俺のことよりもライナの隊長のほうはどうなんだ?そっちが先だろう」
ライナの隊長というのはファーン卿のことである。
「上手くかわされましたね。そりゃあファーン隊長のほうが年齢も上ですし、いつまでも単身でいては騎士団の隊員が気の毒です」
「ファーン卿が凱旋すると子供から年寄りまで町中の女性が集まるからな~」
パーンが笑いながら話す。
「王が気づかれていないだけで、王のことを見ている女性は意外に近くにいるかも知れませんよ」
古城の宝物庫のセキュリティレベルを見てもらうために元はマールにお願いしようと思っていたのだが、どこを探してもマールがみつからず、ライナにお願いすることになった。
ライナが言うように、妃選びに関してはこれまでも政略結婚を絡めたお見合いを何度も重ねてきた。
しかし、その度にある女性がパーンの脳内をかすめ放れない。
次に会ったときは敵同士だとわかっているというのにだ。
古城までの道のりは馬の常歩で半日ほど、早馬で駆ければ四半刻(30分)だ。
領主の館の留守を近衛兵団長のストーンハートに任せ、サンカスタンは15人の兵士と7人の給仕を連れてきている。古城を住まいとして使用できないかを本格的に探るためだ。
そこにパーンとライナ、骨董品家の店主が加わり、総勢26人の一行は道中の川付近で厠休憩を取ることになった。
パーンは茂みで用を済ませ、川の水で手を洗うと背負い袋の中からおもむろに鏡を取り出す。
普段は曇った硝子のように何も映さない鏡が、色を帯びそれぞれの色を集めて何か型どり始める。
「これは!」
鏡には長髪の赤毛の女性とまだ歩き始めたばかりの幼い子供、そしてパーンの姿もある。
女性はさきほどライナと話していた時に思い出したその人で、この3人が家族だということは一目でわかる。
「俺の将来を映しているのか……?真実の鏡が…?」
「パーン王!」
しばらく鏡を眺めているとサンカスタンの自分を呼ぶ声がする。
「ああ、すぐに行く」
パーンは返事をすると鏡を背負い袋にしまう。その頃には鏡の映像は消え、もとの曇った硝子に戻っていた。
オマース領の古城は全周に掘が巡らされ、正門の架け橋から入城する造りであったが、架け橋が崩されていて入れず、正門から覗ける先の城の扉の前には倒れた尖塔などの瓦礫が山積みとなり、とても入城できる状態ではなかった。
「数年前に見たときはこんなではなかった!誰がこんなことを…」
サンカスタンは驚きと怒りの声を上げる。
「仕方がない、少し離れているが森の中に祠がある。そこから城内を目指そう」
「祠から行けるのか。よく知っているな」
さすが領主だ、とパーンが感心する。
「いや、俺も知っているわけではない。城と祠は隠し通路でつながっている、そういうもんだろ?」
「それもそうだな!よし、行こう!」
……この二人…似た者同士か?……
ライナが冷ややかな目で眺める。
祠の入口は一つ。入口の扉を開けると地下へ階段が続いている。人一人通れる階段を下りて地下の扉を開ける。
「祠というより教会のようだが、」
ドーム状の空間に半円を描くように椅子が並び、椅子の向く先には祭壇と舞台がある。
「ヤーウェスの御犠(みさ)が行われるところのようね」
ライナが祭壇に建てられたYの文字を見て言う。
Yの文字は唯一神ヤーウェスとそのメシア・イスを現したもので、世界人口の3割が信者と言われる世界最大のこの教団を大陸で知らない者はいない。
(シエラ……)
パーンがYの文字を見て、またしても赤毛の女性のことを思い出す。というよりも否応なしに思い出さずにはいられない。
シエラ・アッシュバーン、世間ではスカーレット(真紅の)・シエラで知られるY教団の神官戦士。パーンの元恋人である。
「祭壇の奥に通路がある。行ってみよう」
サンカスタンが一行を先導する。
通路は行き止まりで、通路の途中にさらに地下へと続く階段が左右にある。
左右の階段から進んだ先の地下2階は共同墓地になっており、壁にぎっしりと人骨が埋められ何百個の髑髏が整然と並び、入って来る者を見つめていた。
「何もないようだな」
通路となっている共同墓地をしばらく調べたのち、サンカスタンが困ったと言わんばかりに嘆く。
「ここを調べて」
ライナが一部の壁を指して言う。
人骨がぎっしりと埋まる壁が多いなか、確かにそこの壁には人骨の比率が少ない。
パーンがグレートソードを鞘から抜き、息をゆっくりと吐く。そして助走をつけて「うおおー」という雄叫びを上げて壁に突進する。
大剣が一閃、上段から振り下ろされ、ドカンという轟音とともに土煙が上がる。
バラバラバラと土壁が崩れ通路が現れた。
「ハッハッハッ、言った通りだろう!」
サンカスタンがパーンの剛剣に興奮しながら大声で笑う。
通路は二人が並んで通れるほどの幅で、分かれ道が何度も続いた。その度にライナに方向を測ってもらい、古城の方角に近い道を選ぶ。
また分かれ道の多くがさらに地下へと続く下りの道で、なるべく地上へ近づく道を選択した。
古城の地下の一室に辿り着いた時には、ライナの手書きの地図はまさに迷路図となっていて、選択しなかった下りの道はどこに続いているのか、パーンは気になっていた。
以前、話しで聞いたことがある地底人に会えるのではないか?古城地下の一室にくり貫かれた穴に出たとき、その考えは益々強くなる。
「止まれ!サンカスタン!」
一室の中央に歩を進めるサンカスタンをパーンが制止する。
「部屋の隅に何かいる」
パーンはゆっくりとサンカスタンに近づきながら剣を抜く。
ガサガサと部屋の隅にいる対象が少し移動する。
「でかい!」
パーンの警告にサンカスタンが剣を抜き、ライナが短剣を構える。
穴から一室に入ってきた衛兵5人が後方で槍や剣を構える。
パーンの持つランタンが対象の一部を照らす。1.5メートルほどの両鋏に尖った両顎。
「ジャイアント・スコーピオンだ!」
腹を空かした巨大サソリは4対の歩脚で前進すると、後腹部の尾を前方に突きだして先端部の尖った毒針でパーンを攻撃する。
パーンは横にかわして、さらに毒針めがけて反撃を加える。
巨大サソリは瞬時に尾を引いてパーンの攻撃をかわすと、そのままパーンの後方にいた衛兵へ突進する!
全長5メートルはあるブラック・スコーピオンだ。
巨大サソリは鞭のように尾をふるい、衛兵の肩当てを粉砕して衛兵の肩に毒針を突き刺した!
衛兵が泡を吹いて倒れる。
隣りにいた衛兵が槍を突き刺すが左触手の大鋏で槍を鋏むと槍は絡めとられ、槍は鋏で真っ二つに折られてしまう。
「倒れた衛兵を通路まで運び、手当てを!」
パーンが大サソリの前脚を凪ぎ払い指示をだす。
パーンの攻撃で大サソリの前脚が不自然に曲がり、8本中1本の歩行能力を奪う。
大サソリがパーンの方へ向き直り後退したところをちょうどサソリの背後に位置したサンカスタンが尾をめがけて切りつける。
尾を傷つけることはできたが機能を奪うまでには至らない。
パーンが通路側へ移動するのにあわせて、スコーピオンが身体を向き直す。その動きにあわせ斜め後方に位置どった衛兵が大サソリに斬りかかった。
ブラック・スコーピオンは脚の体毛で風の動きを感じとり、腹部にある嗅覚で獲物の匂いをかぎ分ける。
斬りかかってきた衛兵に向き直りブラック・スコーピオンの右鋏が衛兵の首を捕らえる。
1メートル以上ある鋏で衛兵の首が切り落とされる手前で大サソリの動きがピタリと止まる。
ライナが獲物を短剣から鞭に変えて、左後ろ脚2本を絡めとり、大サソリの動きを止めたのだ。
衛兵は後方に倒れるようにして尻もちをつき間一髪命を拾った。
「息はあるか?」
毒針で倒れた衛兵を介護する給仕にパーンが話しかける。
「はい!とても苦しそうです」
「水を!これを煎じて飲ませるんだ!」
パーンが懐の薬袋から蜘蛛の毒に効くと言われる毒消し草を取り出し給仕に渡す。
「はい!」
「毒消し草を飲ませたら、みな部屋の反対側にある出口に移動するんだ!」
俺が牽制する、とパーンが指示する。
大サソリは左脚に絡まる鞭を鋏で切ろうと反転するが、ライナが素早く鞭を弛めて鞭を手元に戻す。
その隙にパーンが大サソリの右後ろ脚を凪ぎ払う。
グシャという音をあげて2本目の脚が、みるみるうちに白く変色し、やがて崩れ落ちた。
「サンカスタン、ライナ!皆を部屋の出口に安全に移動できるように、援護を頼む!」
パーンの指示を受けて二人は移動する皆を背にして皆と大サソリの間に立つ。
パーンは左右からの両鋏と頭上から襲ってくる毒針を正確に跳ね返す。ときに鋏と毒針や両鋏の同時攻撃を素早くかわして、隙をみては一撃を加える。
脚を2本失い、動きの鈍った大サソリに、パーンが敗北する要素はもはや見られない。
皆が移動を終えると大サソリは空いた穴から逃げ出した。
「わざと逃がしたな?」
サンカスタンの問いに視線を返すだけでパーンは何も答えない。
「弱ってはいたが王であれば少しの危険も取り除くべきだ!」
「……ああ、そうだな。すまなかった」
少しの沈黙後、パーンが答える。
「相変わらず甘いやつだ」
簡単に否を認められ、サンカスタンは拍子抜けして少し笑う。
「痛い目を見るぞ」
「もう何度も見てきたさ」
「つきあいきれなくなった時は、はっきり言わせてもらぞ」
「そうしてくれたほうが助かるよ」
色々と言ったが、いつの間にかパーンのペースにさせられている自分にサンカスタンは気づいた。そしてそれが心地よくもあった。
城の地下の一室を抜けて10メートルほど進むとT字路にあたり、通路が左右に分かれる。
「二手に分かれよう」
「わかった。なるべく危険は回避して、引き返すのも勇気だ」
うむ、と頷くサンカスタン。
右通路へはパーンとライナ、兵士5人が行くことで決まる。
右通路は15メートルほど進むとL字で左に曲がり、直線の通路を30メートルほど進み再度L字で左に曲がる。
直線の通路が続き右に行く通路とそのまま直進する通路で分かれる。
そのとき、直進の通路側から物音がする。
パーンは右に行く通路を指差して隠れるように皆を誘導し、自らも隠れる。
音はこちらに近づいてきており、次第にはっきりと聞こえる。
何人かの歩く音、ランタンの灯り、
これは…
「サンカスタンか?」
パーンが大声で尋ねる。
「いかにも」
サンカスタンの声だ。
一行は再び合流した。
「ちょっと待ってて」
ライナが何か気になる様子で直進の道を走り、しばらくして戻ってくる。
「サンカスタン卿、今曲がってきた道は直線の通路一本だけでしたか?」
「ああ、そうだ」
ライナは分かれた左通路をサンカスタンからさらに詳しく聞き、やっぱり、と納得するとパーンに告げる。
「分かれた通路は四角の空間を囲むようにして一本で繋がっていて、四角の空間に隠し部屋が見つかるかもしれません」
5人の兵士をお借りして時間をかけて調べてもいいですか?と上申する。
パーンは兵士5人をライナにつけていいかサンカスタンに確認して了承をとると、ライナと兵士5人
に加えて負傷した兵士1人に給仕4人をつけてその場に残し、自分達は先に進むことにした。
二手に分かれて再び合流した一本の通路は広間へと続く。
広間のゲートは尖った耳と二つの角の悪魔が口を開いているデザインでその口を潜る趣味の悪いものだ。そしてそれが趣味だけで済まないことにこの後、気づくことになる。
広間に入ると前方と左側に悪魔の口のゲートがあり、右側は通路が伸びている。
右側の通路はしばらく行くと左に折れて牢屋へ続き、そこで行き止まりだ。
前方のゲートの悪魔は最初に潜ったデザインと同じものだが、左側のゲートは雄牛の悪魔が口を開けている。
広間は全部で5つあり、次の広間へ移る時に必ず悪魔の口のゲートを潜る。最初の広間から尖った耳の悪魔のゲートを2つ潜るか、雄牛の悪魔のゲートを3つ潜ることでどちらも最後の広間につながり、最後の広間の出口にゲートはなく、通路が続く。
そして最初の悪いことは雄牛のゲートを2つ潜った3つ目の広間で起こる。
3つ目の雄牛のゲートに近づくと雄牛の目が蒼く怪しく光り、すべてのランタン、杖の先に塗った発光苔の灯りが突如として消える。
瞬間。
暗闇が蠢きだす。暗闇は踊るようにしてパーン達を襲う。
寒い。冷気がパーンの全身を覆う。
この感覚、つい最近味わったことがある。
アシュラムの魂砕きから発せられる黒い靄と同じだ。
亡者の群れ。
そのうちのひとつの思念、亡者の生前の記憶か、パーンの脳裏に拷問によって脚が切断されていく記憶が流れ込む。
まるで自分の脚が切断されているような耐え難い錯覚と精神を圧迫する力に抵抗した次は、
悲鳴、絶叫、怒り、恐怖、絶望
これらが一気に押し寄せ、常人であれば卒倒は避けられない。
暗闇のためわからないが、周りの兵士たちが声にならない苦痛の悲鳴をあげて、バタバタと倒れていく音が聞こえる。
パーンはここ最近、ほぼ毎晩といっていいほど今おきているようなおぞましいことを夢で見ては深夜に目を覚ます。
そのためか今回のこれら亡者達の攻撃をすべて耐えてみせた。
しかしながら、確実に何かが削りとられていく感覚がパーンにはある。それはソウルクラッシュの一撃を背中に受けてからずっと続いている。
彷徨う亡者たちがいなくなると広間には兵士と給仕達がみな床に横たわり、まさに地獄絵図と化していた。
白目を向けて倒れるサンカスタンにパーンが呼びかけると呻き声をあげるが、ぐったりとしたままだ。
サンカスタンの横にうつ伏せで震える給仕がいる。
「君は!」
パーンは女性の給仕を仰向けにして介抱する。ひどく怯えてはいるものの、意識をはっきりと保っている。
「落ち着いて。もうあの亡者たちは消えた」
パーンはなるべくゆっくりと話しかける。女性給仕を抱き抱えると壁に背をもたれかけさせて座らせた。
見たところ神への信仰を示すものは何も身につけていない。
(単なる幸運か?それとも……やはりこの少女の信仰か、あるいは彼女の中に何かが……)
「君の名前は?」
「エリアです」
「よし!よく耐えたなエリア」
パーンはエリアの肩を軽く握り、肯定の意味を込めて力強くうなずいた。彼女の目に、かすかな安堵の色が浮かぶのを認める。
「私は何をすれば?」
「生きている者を助けなければ。エリアはしばらく休むんだ」
そう言ってパーンは立ち上がり、倒れている者へ呼びかけ、息を確認し、脈を測る。全部で13名の容態を素早く見極め、無事を確認しなければならない。
「あの……私も手伝います」
まだ震えが止まらいないようだが、エリアの眼差しは真っ直ぐパーンに向けられていた。
「助かる!息をしていない者がいたらすぐに教えてくれ」
亡者たちは魂そのものを奪ったわけではなさそうだった。パーンとエリアは全員の無事を確認すると、動ける者へ肩を貸して、順に次の広間へ移動させる。
この部屋に居たくないというエリアの主張によるものだった。
途中、サンカスタンも加わり3人で手分けして全員を次の広間に運び終えると、みな腰をついて休息をとる。亡者たちに受けた精神のダメージを回復させる時間が必要だった。
エルフの故里とされる光耀の故郷エルデリアには
原初の木であるユングヴィの木が存在する。
そのユングヴィの木の下で、風約王エスタスと数人のエルフたちが話しをしている。
「このたび栄えある五輝星(ペンタグラマトン)の1人に、我らエルデリアから1人が選ばれることとなった」
風約王の隣りに立つ老齢のエルフが告げ、王に一礼して一歩下がる。
風約王エスタスがユングヴィの木の下に集まるエルフたちをゆっくりと見渡す。
そして一人一人と目を合わせ終えると、
「ディードリッド。そなたにその大役を任せる」
エスタスが告げ、前へ、とディードリッドに促す。ディードリッドは歩を進め、片膝を付き頭を垂れた。
「これを」
エスタスは老齢のエルフから受け取った短剣を彼女の頭上に掲げる。
「レイ・グラディウスだ」
おぉ、と一同から感嘆の声が漏れた。
魔法具の名匠レイ・ウィーバーの傑作のひとつで、閉ざされた道を明ける力があると言われている。「光耀の羅針」と呼ばれる伝説の短剣だ。
「身に余る光栄にございます」
ディードリッドは慎ましやかに短剣を受け取ると、再度数人のエルフ達の列へ身を移した。
「聞くところによると、ペンタグラマトンの1人に変幻の森のエルフが選ばれたというではありませんか!」
若いエルフが王に発言する。
「さすがヴェルトゥスの息子、情報が早いな」
エスタスがユングヴィの杖を優雅につきながら応えた。
「王が反対の意を唱えればそのようなことにはならないはずです!」
エスタスの言葉に食らいつくように、ヴェルトゥスの息子ルクスが熱くなる。
「謹まんか!!ルクス!王のお考えあってのこと!」
老齢のエルフ・オーリエルが渇をいれる。
古えの黄金時代を知るこの老齢エルフは普段は極めて物静かであるが、時折、目が覚めたかのように雷音を発するため、その差異にみな身震いする。
遥か太古の時代、かつて神や精霊に次いで黄金期を迎えていたエルフはその氏族を10にまで増やしていた。
その中心にいたのは光耀の地エルデリアのエルフで間違いなかったが、天穹の塔セレスティアのエルフと地脈の迷宮テレブロスのエルフの対立が顕著になると10氏族は光耀の都ルミナリスと影陰の砦ノクタリスの2大勢力に分裂し争った。
後に語られる、光陰大戦~終わりなき黄昏戦争~である。
エルデリアは中立を保ち戦争の終結に尽力したが、離反してルミナリスに就く者や、なかにはノクタリスに就く者も現れた。そして、多くの者が命を失った。
光陰大戦の折、変幻の森アノマリアのエルフはノクタリス側についた。アノマリアは理の神殿オルディナのエルフと死闘を重ね、オルディナに敗北したのち、現在の人間が住む大陸へ身を墜としダークエルフとなった。そして数億年が経過したのち、テレブロスの意思により地脈の迷宮より呼び戻され、今回栄えある五輝星の1人に選ばれたのだ。
「みな知っての通り、我らエルデリアの地では闇の精霊の数が増え続けている。そして地脈の迷宮では光の精霊が現れ出すといった言わば逆転現象が起きている」
エスタスがエルフ達に背を向け、ユングヴィの杖を掲げながら話す。
ユングヴィの木と杖が呼応して光を放ち、2つの大陸と1つの列島が眼前に映し出された。
「ペンタグラマトン発動は前回の発動から255年。エルフが終わりなき黄昏の時代を迎え、新たな大地の目覚めが始まって以降、何百回と繰り返されてきた」
新たな大地とは、いまエルフ達の眼前に映しだされた大陸と列島、すなわち、エルダーヴァース、ミッドランド、アマテラスである。
そして、神や精霊やエルフの地に異変が起きる度に、この2大陸1列島の調査をペンタグラマトンが行ってきたのだ。
「ディードリッドよ。他の五輝星と協力し異変の原因を掴むのだ。我々も必要な協力は惜しみなく提供する。」
「そして、この永き黄昏から皆で抜け出そうぞ!」
エスタスの意思により眼前に映しだされた映像が再び光となりユングヴィの木に集約されていく。
原初の木から目を開けていられないほどの光が溢れると、癒しと栄光の光でエルフ達を包み、やがて刹那の突風となって世界へ放たれた。
隣村に到着。君たち2人はさっそく村長の家へと連れて行かれる。
滝沢(死んだ魚の目をしたウィザード。以下、魚眼):
「この村で5人の村人が亡くなったと聞いたが、何か心当たりは?」
村長:
「おお、そうじゃった。すっかり忘れとったわ。」
コウシ(父の死の真相を追い求める王道ファイター。以下、王道):
「すでにボケが始まっとるやないか単語い。」
村長からは有効な情報は聞き出せそうにないな。と小声で
村長:
「まあワシの作った特製汁でも飲むがいい。今に体が痺れて動けなくなるて。ケケケ。」
王道「誰が飲むか。」
すでに犯人が見えてきたぞ。
魚眼:
王(魚眼が王道を呼ぶときの呼び名)よ、これはただのGMの戯れ。よくあること。
そういって魚眼は特製汁を美味しくいただくぞ。
GM:
魚眼が特製汁を飲んだことによって衣装棚の中に隠れていた少年が現れ、事件に関係しそうな情報を話し出す。
王道:
特製汁がトリガーになってたってこと?
マジか。
少年:
「僕は見たよ。1週間くらい前に耳の尖った子がトムおじさんの家から飛びだしていったんだ。」
魚眼:
「そのトムおじさんは死んだ5人の1人か?」
村長「ああ、そうじゃ。」
王道:
・・・・
魚眼「他に知っていることは?」
村長:
「死んだトムは川で発見された。外傷はなく溺死という感じじゃった」
魚眼「トムの家をでていく子供を見たのはいつ?」
少年「僕が見たのは5日前のお昼頃」
魚眼「トムが発見されたのは?」
村長「3日前じゃ」
王道:
(子供は無関係という可能性もあるな)
GM:
ここで「ゴトゴト」という音がしたかと思うと床の一部がスライドし、ポッカリと空いた穴から三つ編みの立派な髭を二本垂らしたドワーフが現れる。
王道:
それはさすがにびっくりするぞ。そこからでてくる?
村長:
「おお、フォージーか。冒険者の方、なあに心配することはない。いつからかわしの家の地下に住み着いた住人で、今じゃあ家族のようなものじゃ」
魚眼「ドワーフ恐るべし」
王道:
少年といいドワーフといい、あと何人隠れているかわかりゃしねぇな。
フォージー:
「フン、お前らの知りたいことなんぞ、教えてやってもいいが知らんかもしれんぞ。」
王道:意外と話しのわかるドワーフだった。
フォージー:
「殺されたトムは俺とエールを酌み交わす仲だ。あいつには貸しがあってな。そのことで毎回口論となるが、亡くなった今でも思い返すと腹わたが煮えくりかえる」
王道・・・・
村長:
「フォフォフォ。まったく相変わらずじゃのう。冒険者よ、フォージーを怒らせてはいかんぞ。ドワーフ族は手先が器用で細工師じゃが気が短く作る数以上に破壊してしまう。」
王道:マスター(GM)、フォージーの靴の汚れは?例えば川に入った形跡があるかとか。
GM:
難易度3で観察の判定をして。王道の観察眼の値が12だから難易度の3を引いて3d6で9以下で成功だね。(観察眼の値はキャラクター作成時に2d6で初期値が決まり初期値に視力と知力のボーナスが足される。その後経験値を払ってレベルを5(プラス5)まで値を伸ばすことができる。ちなみに王道の観察眼レベルは0で視力ボーナス2、知力ボーナス2、キャラクター作成時の初期値ダイス目が8。視力や知力などステータスボーナスの最大値は3。難易度は6まであり、常に3d6を振って判定する)
王道:
う~ん、平均以下か。それっ。
8!よしっ!成功だ。
GM:
泥が乾いた状態で付着しているね。川に入って数日経過していると判断できます。
魚眼:
ここまで一見推理小説のような展開できているが、もとやん(GMのあだ名)に限ってそれはない。犯人がわかってスッキリという展開は期待していないから。
GM:
それはずいぶんな言われようですが、
その発言とは関係なしに王道と魚眼はカリスマのチェック。
王道は難易度2、魚眼は難易度0でチェックね。
王道:
何の判定か知らんが初期値マックスの俺としては成功させたい。カリスマレベル1、筋力ボーナス2、魅力ボーナス1、初期値12であわせて16。16から2を引いて、ホイッ。
わっ目が高い!14!
成功だ(汗)
魚眼は知力ボーナス3、魅力ボーナス2、初期値9、カリスマレベル0で14。
王道と同じ条件だったがこちらも出目が高く15で失敗。(ちなみにカリスマチェックの能力ボーナスは魅力ボーナスと筋力か知力か知恵のボーナスのうちどれか1つを選択しボーナスとする)
魚眼:なにっ(^^;
GM:魚眼がフォージーを疑心に満ちた目で見ていることを村長が見抜いたよ。
魚眼:そんな目で見てたのか。
GM:
村長がフォージーに何やら目配せをし、
フォージーの顔が少しだけ険しくなる。
王道:
「フォージー、トムに何の恨みがあった?」
フォージー「それは言えんな。」
魚眼:
フォージーに聞く。「最近トムとエールを酌み交わしたのはいつ?」
フォージー「2日前だ」
王道「あん?」
「さっきトムの死体が発見されたのは3日前っていったぞ」
「おかしくねーか?」
村長:
「なにもおかしくないぞ。トムは3日前に川で死体が発見され、トムは昨日殺されているからな。」
王道:
「トムは2人いるってこと?紛らわしいな。」
村長:
「いや、トムはこの村に80人おるよ。ちなみに亡くなった5人も全員トムじゃよ。」
王道:
「ファーストネームかミドルネームで呼べや」
村長:
「そんなものはないよ。わしらはイントネーションを変えて呼んでるだけじゃ」
王道
「それ絶対に読者には伝わらないやつね」
「てか、80パターンも無理があるだろw」
フォージー:
「ところで俺は犯人の目星がついている。」
魚眼:
そんなこと言われても魚眼はフォージーを疑ってるからな。ま、あえて聞こうか。「知っていることを教えてくれ。」
フォージー:
「今は昔、人々がこの地に住まいを構える、そう100年ほど前になるか・・・」
魚眼「話しをすり替えてないか」
王道:
「100年•••そこまで遡る?」
「なんか話しが壮大になってきてますな。」
フォージー:
「ところで客人よ。村長がせっかくだした特製汁を何故飲まない?」と王道に詰め寄ります。
王道:
「んっ、ああ、それは••••」
「ちょっとそういう気分じゃないんでね」とごまかしておこう。
フォージー:
「面白くないな。なら俺の話しはここまでだ。」
魚眼:
マスター、魚眼の体調と特製汁に対しての知識はどんな感じ?
GM:
うーん、では魚眼は魔術レベル(2)と知力ボーナス(3)、体力ボーナス(0)を足して知識チェック(初期値10)。難易度4です。
魚眼:11以下か。成功。
GM:体調の変化は感じられない。特製汁は魚の出し汁がメインで害はなさそうだ。
魚眼:
だってさ。飲まないと話しが進まないらしいから飲んだら。
王道:そういうもの?
じゃあチャッチャッと飲んで話しの続きをどうぞ。
フォージー:
「俺は事件がこの村の歴史に関係していると見ている。100年前の歴史が残されている民族歴史館が西の森にある。」
王道「館長でもいるんかいなw」
フォージー:
「そこに多くの文献が残されているはず
だ。まずはそこへいってみろ。」
王道:
「フォージーは何でそんな情報を持ってるの?村の歴史とかどういうこと?」
フォージー:
「これでも俺は140年は生きているからな。この地を発見したビッグトムの名前くらいは知っている。ビッグトムがこの地に村を作る前にも文明らしきものがありその遺物が民族歴史館に納められているという話しだ。」
魚眼:
「よし決まった。さっそく出発しよう。
目指すは東の森へ」
王道「なんで?」
魚眼:東に森がなければやめるけど。
GM:あるよ。
王道「あるんかい!」
ここで魚眼と王道は出発前に必要なものを購入する。村の武器屋、防具屋、道具屋の品をリストにまとめてあるのでどうぞ、とGM。
王道、魚眼ともに思い思いのものを購入し出発する。
GM:東の森入口についたよ。
王道:
両手剣のバスタードソードを購入したからモンスターエンカウントくらいほしかったな。
GM:
この辺りはエンカウントしたら強いモンスターばかりだけどそれでもいいのなら森入口で遭遇チェックするけど。
王道「よっしゃ、こい!モンスター!」
魚眼:遭遇チェック回避。先を急ぎます。
王道:
「フォージーは?こういう時は多数決だ。」東の森にきたのも魚眼の独断上だったからこういうときはNPCも使います。
フォージー:
「うーむ、今は気がのらんからやめておこう」(GM:ここでモンスターに倒されたらこの先予定していたイベントが台無しだからな、ウシシ)
GM:
森の入口はひとつ。人の手で作られたと思われる道が伸びています。入口以外の南北へは果てしなく森が連なっているように見えます。
王道:
メモ
■イール、口だけが大きく開いて触手が左右に六本ずつ生えている。
■ミューラビット、半機械のラビット肉がそげた牙の長い。
■百目ブレイン八本の触手が足がわりになっている。
■鎧を着た一つ目の蜘蛛、足の先に剣のように爪が生えている。
■ヨロイトカゲ
■蜂の騎士ホーネットナイト
■ビートルキング兜蜘蛛
無人の小屋
八から九つの墓地が六エリアに分かれてたっている。物好きな墓守りのじいさん。
クムラン山、王の許可を受けた者だけが入れる聖なる山
はねかえす、かわす
ダメージをうけた。
馬の腰につり下げる装飾「杏葉」キョウヨウ
foxp2遺伝子
言語→魔法
デンマーク・パルクール
自分を知る 小さな段差も危ないと禁止→5階から
長久手
英雄戦争の両者
配給制
女性プレイヤー
傷心→ダークサイド
世界種子貯蔵庫
炭素菌島
黒死病島
汚染水保管タンク
マウントフェザー基地
北センチネル島 センチネル人6万年他文明との接触を避けている
太陽100億年→110億年で膨張
月がないと1日8時間→海、気候
アラヤシキ、鬼呪
誰もが共有できる力
地獄の絆と、宿世の定めによって。それなら、それでよし――ひとは、メルニボネのエルリックとその剣ストームブリンガーの名をきけば、ふるえあがって逃げだすことになろう。われらは同じものなのだ――われらを見捨てた時代の落とし子なのだ。この時代がわれらを憎むというのなら、その火に油を注いでやろう!
目的などというものはないのだ!
「通せ――そなたらの主、皇帝たるエルリックだ」(29P)
*亡国のメルニボネ傭兵の陣に赴き、衛兵にこの一言。どの面さげてというか、ちょっと信じがたい神経である。
「そなたはわたしのことを、売国奴、盗っ人、同族殺し、国民の殺戮者と思っていよう、竜使いよ」
「諸君、わたしは諸君が何を訊きたいのか、お尋ねしているだけだ。それから、わたしこそ、諸君が“同族殺しエルリック”と呼んでいる人間であることの証拠をお見せしよう」
「よかろう、承知した。確かにいつわりはないな。残りはニコーンの城にいるわが軍に送り届けよ。さもないと、おまえも仲間も明日の朝までに、じか火で焙り殺してやる」(79P)
*市民から金を巻き上げるエルリック。おまえ主人公だろ(笑)。
強い者が生き残る→変化に対応できる者が生き残る(進化論)+夢論(こうしたい、こういう会社にしていきたい)
実演、デモ機
ルナー帝国は赤の女神を信仰する軍事帝国でありサーサーン朝をモチーフとした巨大国家である。理性と法を重んじ、洗練された文明を持った国で、高度な訓練で統制された軍隊を使い各地の併合を進めている。サーター人とは神話的にも文化的にも相容れないライバルである。領土の統括単位などの用語にサトラッピ/サトラップ(サルタネート/サルタン)のようなサーサーン朝の用語を駆使してあったが、『ルナーの教えを受け入れる限り土着の信仰、従来の統治機構を容認した』などの記述が翻訳陣や翻訳以前からのヘビーユーザー層にローマ帝国を強く想起させた
夜の森には真の闇が広がるが、
ある地域では赤い星以外にも1000年前の人が目にしていたという満天の星を見ることができる。
枯れない水、水の汚れで戦、平和
7つの社
岩屋
桶狭間→一刻の猶予なしで大高へ移動。大高から動かず
きちょう褒めぬ
ディケイド
紙や木を腐らせる虫
エルリック、伏黒
無料味噌汁エアーかおる
epson-eb990u
滝ポンプ
無限ダンジョン
行き止まり長時間→次の部屋へ
「目的は一つではないのだよ。その時々、自分のいる場所によって人は……目的を変えていく。この先どうなるかなんて誰もわからないものだ。」
デストロイヤー
おばあちゃんの考え、妄想を好む、占いを退ける。
緑虎
化身
変身、呪術、ハエ、蚊、ゴキブリ、ダニ、クモ、ムカデの導き
封じ手、シロバナムシヨケギク(除虫菊)ピレスロイド
悪のドルイドとの融合
ウォームキーパー
1 虫の群れ
2 枯れた小枝
3 羽ばたく小鳥
4 遊んでいるピクシー
ストーリーを回顧する。
1996年中国経済
2022年中国経済
WTO世界貿易機関
改革解放で得た経済力、西側脅威につかう
ギフテッド
神から授けられたという意味
飛び抜けた才能はその「光」の強さだけ、「影」も濃くなる。
エリザベス
ダークメイジのアンデッドナイトが支配していた領地を不死のものと手を組んで奪った。
1000年前アビスのエルアミルが統治。ダークメイジは謀略によりエルアミルの統治を引き継ぐことに成功した。
エルアミルはアビスでマアナ(ダークメイジのサキュバス)と過ごして二人の娘となるエリザベスを育てたが、やがてエリザベスは不死の王の地で非業の死を遂げる。最後に目にした蜘蛛がエリザベスを食して今のエリザベスとなる。
マインドコントロールスパイダー
〈神と人を再び結びつけるもの〉
ティーレミネス
自然宗教、哲学、自然との調和で大自然の力を使いこなす
3つの顔、4本の腕。
2本は秘術、2本は治癒
ガイダンス ・・・ 能力値判定にボーナス
シャレイリ ・・・ クラブまたはクォータースタッフでの戦闘力を上げる
ソーン・ウィップ ・・・ 棘に覆われた蔓の鞭を作り出す
ドルイドクラフト ・・・ 近くの精霊に囁きかけ、小さな効果を生み出す
プロデュース・フレイム ・・・ 手のひらから火を発現させる
ポイズン・スプレー ・・・ 手のひらから毒ガスを放つ
メンディング ・・・ 物体の傷の修理
レジスタンス ・・・ セービングスローにボーナス
インフェスティション ・・・ ダニ・ノミなど寄生生物を大量に発生させる
ガスト ・・・ 突風を起こす
クリエイト・ボンファイアー ・・・ 焚き火を作りだす
コントロール・フレイムズ ・・・ 魔法ではない火を操る
サンダークラップ ・・・ 遠くまで聞こえる雷鳴が炸裂する
シェイプ・ウォーター ・・・ 水を操る
プライマル・サヴェジリィ ・・・ 歯か牙を鋭くし、腐食性の攻撃をする
フロストバイト ・・・ 凍えるような霜で覆いダメージを与える
マジック・ストーン・・・投擲やスリングに使える小石1~3個に魔力を込める
モールド・アース ・・・ 見ることができる石や土を動かす
この国は変わらない。
政治汚職
万能チーム、僅差での勝利、ワンチーム
皇帝の戦い、公開能力チーム、公開再発動
ルバーナ神
イシグル(薬師)
教祖
創唱宗教
ヒューゴ
アロイシャス・マクマナス
大きい黒縁メガネを外すと端正な顔立ち
太陽神癒し手
レオナ
グリザナ
ヴァンパイア教祖
クノイチ
フォージーに助けられる
呼吸法
ベンケイ
ダンゲ
ノブツネ
九つの魂
ソウルインアビス
ウルトラソウル
灼熱の人
レス
リジェネ、的確な判断(普段は優柔不断)、将棋、全ての駒の動き、スピード、先を読む戦術→グリザナ以降8コア16スレッドの能力(小瓶に血)、戦術的インビジブル
神社巡り
ヴャンピールと人間のハーフ
ヴャンピールは人の血は吸わない。動物(牛や狼など)
ヴャンパイアは人の血を吸うため人の少ないこの世界で生存は難しい。
眼:コバルトブルー → スカイブルー(ヴァンピール)
敵の能力を見る
60種類のモンスター、30系統、局所戦闘を全て抑える
単体、群れ、飛び道具、耐久力、攻撃力、移動速度、足止め、叩きつけ、
遠隔要塞破壊、爆弾型要塞破壊、出現ポイント自在、巨大化、増殖型、連射、連続切り、貫通遠隔、初撃大ダメージ、突進、ダメージ移動速度アップ、範囲攻撃、回復効果、分裂、引き寄せスタン、毒、攻撃トップ体力低、定期的召喚、負いダメージ召喚型、遠隔反射、全軍瞬間移動、
ボム型要塞破壊プラス遠隔、ヒーロー回復。引き寄せる。
一戦闘ごとの要塞効果が圧倒的
要塞効果、一人を指定しその一人の能力を軍全体に付与する。
要塞が倒されたとき軍全体への効果は無力化され、要塞効果の持続する敵に圧倒される。
ダレス
貫き、複数へ攻撃、嗅覚
ブラックハンメル
才能あり
メイザー
エネルギードレイン、エネルギードレイン(全体)、スタン、デビルバード
魔法foxp5:foxp2遺伝子を書き換える
予知、未来が見える→興味のあることの情報がみえる。国に入る、土地に入る、場所に入ることでより詳細に情報が集まってくる。
メイザーが己の欲のためにダレスをボコるシーン、仲間がいる。ブラックプールで仲間がくるのを予見した。
戦術バトル、技と結果、早い展開
金色に光る傷が入り傷から目が開く
ダレスの才能を引き出す者
圧倒的な情報量、イメージを伝えダレスが再現する。
フォージー
貫き、
巨大化、青白い光が真上に、ダイナソー
イレジストリブルサンダー、抗えない雷光
幅、梅原、負けても勝つ
ダレス人間にしてはなかなかやる。
スルーフット
全力疾走、すり抜け、物隠し
ドフカ
ライテミア
アイスアロー、ファイヤアロー
色を操る 赤→活力
カシュ・シエリエ
ミストファング
ヒーリング、スリープ
(ドライアードの魅了)
カシュ•シエリエ
金髪、左目隠し、長髪一本でまとめ、チャクラム、槍
太古の木セーヴァーと世界樹ケミングスール
ラーム
ルシアン
アカデミーの魔法剣士
ランナーズハイ
諸科学に従事する傍らスタークの人生哲学に魅かれる。
自分の正直な気持ちに従いたい。私たちはあまりにも理論や学説に縛られすぎてきた。愛は人間が発明したものじゃない。愛は観察可能な力。何か特別な意味がある。死んだ人でも愛している。何かの証拠。私たちが感知することができない高い次元の何かとか。愛は私たちにも感知できる。そして愛は時間も空間も超えることができる。
重力は時間を含む次元を超えることができる。
5次元のかれら。
色々と考えるが最終的に直観をとる。
ミストファングのイライラを操る。
スターク
頑強、挑戦者
(パトラド王の剣)アナグマ属のファイター、レンジャーを呼び寄せる
ゴールデンアーマー
一番怖いもの、守るもの、保身、誰かのため
エルヴィス
発けい
流騎
ユウイチ
仮死
忍術
獣 死の一撃 無限攻撃
忍びのマフラー(寒いから)
ビッグ・フォー
シス
獣
ジョゼリト
灰色の戦士
グッドとイービル両方うみだす。
マイティウォリアー
毎日、三メートルの水槽に浸かる
ヴァンゲリス
藤井聡太vs羽生善治
2勝2敗
衰えてきた強者が強さを取り戻す。
光の玉
分裂、爆弾、ファイア、アイス、即死、ミサイル、横レーザー、縦レーザー、暗殺、サンダー
ロンサム
トルケル
アシュラッド
トールズ
トルフィン
クヌート
王冠
意志がある、被れば千の船、万の兵を統率できる。御国のあらゆる宝を取り寄せることができる。神々がごとき力が身に宿る。
力を使うのは王ではない、王冠の意志が使うのだ。
王冠が王に命じることはただ2つ。力を使うことと力を増やすこと。抗うても無駄なこと。
英雄アルトリウス公
はるか西の彼方、常人には辿り着くことができない悲願の地に彼岸の地に英雄アルトリウスの住む楽土があるという。平和と豊穣、不老不死が約束された理想郷だ。英雄はそこで今も戦の傷を癒しているらしい。いつの日か彼は蛮軍を従えきて蛮族共を誅しこの世を平定してくださる。
一族はそれを待ち続けた。
待ちに待って五百年、英雄はまだ現れない。
最強の騎士シュナムル
ジュムナイル
アイマール
アルバレス
グバルディオル
ソサ
負けないチームクロアチア
歩くメッシ、周りが走る、以前はメッシに頼りがち
メッシディフェンスいかない。
相手とボールと自分の距離を確認、相手が触る前に触る。常にマイボール。
キリアン
リオネル
アヴァロン
アルトリウス公
ケルト人の王
成功者
真面目、努力家、人の一歩二歩上を行く、閃き
戦乙女ヴァルキリア
生き返る部族3世代目
ユグドラシル
巫女の魔女
沈黙を破る者スラーン
緑以外のスペル無効、自分のターン破壊不能5/5
ライオン顔のガーゴイル
エリザベス
産卵、孵化、成長促進(羽つき、雌蜘蛛、愛し子、粘りつく糸
愛しの少女アイテムによる縛り、蜘蛛を倒すと体力が減る
ミノタウロス、
ケンタウロス、スピロス、ダイナモス、グリケラ、ゼウクス、オネシムス
ブラックユニコーン
リザードフォーク
ネズミ、迅速な尾、大振りな足
かじり屋、ロングトゥース
アビス、怨恨の獣
ラビリンス
ドラゴニュート
ドラゴン
トカゲに角、翼、
人間に角、翼、尻尾
ブラックペガサス
木偶
不死の王
将軍(女性)、
樹人、苗木
巨人のケンタウロス
亡霊夫人
霧の生霊
生霊の呼び手
ドルイドの君主
アベンジャー(怨恨の王)、略奪者、監視者
アビス、苦痛の大公
ビューマミックス
蛇を餌にしていたが、蛇の王バジリスクが現れ今までのように蛇を食糧にすることがむずかしくなった。それどころか木の上の住処へ奇襲をくらい逆に苦しめられるようになった。そこへヘルストーンの力を使って作られたと言われるブラックスカルを持つオークやあらゆる骨をアクセサリーとして身につけたトロールが現れ、ビューマミックスはついに住処を失ってしまった。
ウィルス性出血熱、フタトゲチマダニ→猫→人 2割
ダークメイジ
クリムナル大戦・北の大魔術師
緑虎
魔法生物、マンティコア、メドゥーサ
アビスダークスポーン
バジリスク
アンデッドスペクトラル
悪のドルイド、うじゃうじゃした群れ
黒骸骨のオーク
死の骨(トロール)
アンデッドナイト
嵐の中の生霊
雷光の眼(3つ目)ヘルストーム
殺人風
魂喰らい
アビス、解放されしもの
カルティスト
忠実、敬虔、声明、権威、浄化
レッドブレイド
テウルギア
スレイヤー
アマゾンクイーン
探求者、守護者、パラディン
高位の聖職者ビショップ
従者、騎士、王
アビス、記録するもの(奈落のものを生き返らせる)
アビス
1000年支配してきた相手だぞ。殺されるに決まっている。
死の王(死神)
前兆(杖、教典)、飢餓、苦悶(騎馬)、崩壊
闇、王子、悪夢、審判、モーティス(皇帝)この俺様がやられるわけがない。
拷問者、サキュバス、インキュバス、
代行者
大赤班
木星の大嵐、風速640km
気持ちが大きくなる、盲信、カルティスト
奈落の女王
普段は身長3mの婦人、黒目は中央部分に針を通したくらいの大きさと縁のみで大半が白い。
赤い星を住処にしている。
カマエル
赤い豹、破壊の天使、地獄の悪魔
アバドーン
1000年の間サタンを閉じ込めていた
馬に似て金の冠をかぶり、翼と蠍の尾を持つ。
蝗の群れを率いる
サタン
悪魔の大王
スチールドラゴン
人型形態になった場合、ドラゴンの性質の一部を保持する。たとえば灰色の目、青白い肌、鋼色の髪、鋼鉄製の装身具など。
ヤング・スチール・ドラゴンは、ドラゴン形態よりも人型形態の方が、必要とする食べ物の量が少ないことに気付くのに多少時間がかかるかもしれない。そのようなドラゴンは通常の人型クリーチャーの2.3倍の量の食べ物を食べるかもしれない。その場合、その周囲にいる者たちはびっくりして嫌悪感を抱くかもしれない。
ワームリング、ヤング、アダルト、エンシェント、トワイライト
トラベラー
アストラルドラゴン
プラチナドラゴン
バハムート、デスバハムート
ドラゴンゾンビ、ティアマット
グリフォン、コカトリス
ワイアーム、ワイバーン
ホークマン、レイブン、バルタン
マーメイド、ニクシー
ヘルハウンド、ケルベロス
ゴースト、ファントム
スケルトン、スケルトンナイト
ウェアウルフ、ウェアタイガー、ライカンスロープ
ゴーレム、タロス
ジャイアント、フィボルグ、タイタン、ギガンテス
オクトパス、クラーケン
ナイト、パラディン、ヴァンパイア
サムライ、サムライマスター
ビーストテイマー、ビーストマスター、ドラゴンテイマー、ドラゴンマスター
ニンジャ、ニンジャマスター
バーサーカー、ブラックナイト、
ドラグーン、ジェネラル、ロード(神聖.暗黒.戦士.魔獣使い)
クレリック、プリースト、ビショップ
ウィザード、ウィッチ、ゴエティック、ネクロマンサー、リッチ
アマゾネス、ウィッチ、プリンセス、ヴァルキリー、フレイア
ドールマスター、エンチャンター
デビル、デーモン、サタン
フェアリー、ピクシー、シルフ
エンジェル、セラフィム、
天空の三騎士
三賢者
四天王
最高幹部
黒幕、弟子
フール愚者、リーダー以外消滅
エンプレス女帝、全回復
エンペラー皇帝、攻撃回数
ハイエロファント教皇、全体眠り
ラヴァーズ恋人、全体混乱
ハーミット隠者、雷
フォーチュン運、逃亡させる
ジャスティス正義、氷
タワー塔、地震
スター星、命中率
ムーン、敵の前衛後衛入替
サン太陽、自爆技
ジャッジメント審判、全体神聖攻撃
ワールド世界、魔法無効、魔法無効解除
衛星パレネ
水金地火木土天海冥
月
マッシュルームMIX
https://hobbyjapan.co.jp/dd_old/news/draco2/index.html
三半規管→平衡感覚、猫の着地
赤→火 活力 拡散
青→水、空 平穏 反射
茶→土
緑→植物 生命
黄→太陽、光(空気の燃焼)
黒→夜、無 死
白→水の粒+太陽光、人の目は赤、緑、青の適切な比率で混合、青光(発光ダイオード)+蛍光体黄色、神
金
銀
石灰石が青色を吸収せず太陽の光の反射によって川が青く見える。
初期 照れ屋、甘えん坊、人見知り
2期 変態 小さい頃から中学は野球やる側、高校は甲子園をスタンドから応援する側→最後までやり遂げなかった、一度死んだ。
3回脱皮した人、相手が何を考えていて、相手が自分のことを好きか嫌いかわかる。未知の生物、地球外生命体。
俳優、精神状態プッツンする役で厄を払い賞ももらった。
単為発生、単為生殖
2つの個体間あるいは細胞間で全ゲノムに及ぶDNAの交換を行うことにより、両親とは異なる遺伝子型個体を生産する
セイヨウタンポポ、アブラムシ、ミジンコ(雌のみ) ハチ、ダニ(雄のみ) 休眠卵生産直前のアブラムシ、ミジンコ(雌雄両方)
長浜市古橋
おじいちゃんおばあちゃんいなかったら自身もいない。
群馬県特選生餃子、金星食品
書物から読み解く真実
アプリ
ルナフュージョン
25110
口が悪い、時間にルーズ、自分の考えを押しつける、自慢する、人の悪口を言う、嘘をつく
岩田慎太郎 1982年 池袋ボードゲームカフェONE
左右対象イヤリング
丸、鍵盤長方形(ウィンドチャイム)
調味料アジョワン
正論は正しい。
正論を武器にするのは正しくない。
呪われた玉座
不死者の森
段ボール迷路
宝探し
500円×1、100円×5枚、50円×10枚
ミサイル発射基地占拠×2回で勝利
アストラルドラゴン
陽子江気団
オホーツク海気団
熱帯モンスーン気団
小笠原気団
奈落の悪魔を錬成して武器や鎧にする。
鞘に戻る剣、瞬間移動
数学的思考、完全合理主義ビジネス←→時間は過ぎ去っていくものでなく、その時その時でそこにあるもの。小5の時に笑っている彼女がいたら今も彼女は笑っている。人生には2つのルール。
死んだ人を可哀想と思ってはいけない。生きている人は幸せに向かわなければならない。ビジネスでは悪魔、プラベートでは天使。
金の指輪をつけた白ボラ
餌を求めて砂の中を泳ぐ
セノーテ(水中洞窟)
召喚獣(召喚者は召喚獣の召喚時間が終わるまで1キロ以内を離れられない)逃げ遅れる。
空気 →酸素2:窒素8 →マイナス200度で窒素は液体になる。→水より軽い、空気より重い
食後の箸が3本置いてある。
夏色 ゆず
炎
夏が過ぎ 井上陽水
真夏の果実 サザン
真夏の夜の夢 ユーミン
夏の日の1993 クラス
風になりたい
カブトムシ
I LOVE
今夜月の見える丘に
メロディ
おそらく建国のときからあった傷口を、うまく利用して深刻な分断を生み出した。わたしたちは自分たちのまわりにいる人たちの半分も目に入っていない/だけど自分たちにとって敵とみなす者たちのことは決して見逃さない。もしかすると人間こそ一種のウイルスなのではないか、と。ジャクソンブラウン
一人一人の苦しみから目を背け、隠蔽し、次々と新しいもので押し流す。僕が変われば、この国も変わる、フォトジャーナリスト。もう、この国は変わらないよ。みんな戦争なんて始まらないと思ってるだろ。でも、もう始まるよ。福島菊次郎
エルリック
ガッツ、ベルセルク
シャア
ようこそ ディズニー
おかえり ジブリ
10ヶ月で施設からもらわれる。
10歳で産みの親でないと告げられる。
16歳で反発する。意地悪されているのではないかなど。
現在にいたる。気を使って言いたいことが言えない。
隠しておけない。背負えない。いつか言わなければいけない。
思春期になる前に言おうと思う。嫌われるんじゃないかなど。
もらってきたときから最後まで育てるという思いは変わらない。
蔦
しつこく、やっかいで、めんどくさい、
生命力が強い
入口のパスワードを女から聞き出す
博多祇園山笠
月の風景
3候補出馬後、プラス1候補出馬、3人中始めから敵は1人のみ。
自分という存在は変わらないが考え方を変えることはできる。
対極に位置するのでなく、
同じ進行方向でわずかにずれたベクトル上に存在している。
お互いにわずかに干渉しながらバランスをとり合うだけ。
組織はひとりひとりを全体としてしかみていない。
09056244559
勝ち続ける、負けを知らない。
デマルカシオン
内陸戦最強、科学の力に滅ぶ。
ギリシャ火薬
海の上でも燃え続ける火→魔法→実は素材使用→魔法使いの炎と念動力
現代のプルトニウム
積んでいる素材を燃やして船を沈める。
アラサンドキャッツアイ
徳川園→神殿
つながる池の途中の隠し通路
森岡毅
株式会社刀
定数は変えられない、変数を変える。
お客さんの眼鏡を変える。古びた遊園地→昭和の人と人がつながった感じ。
弱みが強みに変わることを見たことがない。褒められたことを考えて思い返すと強みから必ず結果がでている。
動詞にある。得意なことがない人→得意なことがわかっていない人→人と比べるからわからなくなる→自分の中で〇〇するのが好きというものを伸ばす。
サッカーが好き✖️
サッカーの戦略を考えるのが好き○
失敗しない人生が一番大きな人生の失敗。
愛媛県西条市
他人の土地を通らないと表通りにでられない。再建築不可の土地。
No.4ベリリウム
炎色反応で無色。かすかな臭い、有毒性。2~3時間で麻痺し6時間で効果を表す。
磁力高速移動
サイリューム
ウルトラオレンジ
波長短い→長い
青→薄青→薄緑→緑→黄色→オレンジ→赤
一生懸命元気に声をだす
一生懸命キャッチボールする
一生懸命走る
誰にでもできるこの3つを一生懸命やる。
風の強い夜
サイトーが集まりにこない。
アマは集合まで時間があったため、少し眠るつもりが完全に熟睡してしまった。
その日ヒラの家に集まったのはゲンとクレ。マノは仕事でこれなかった。
サイトーは気付けば軍隊の中にいた。軍隊は王命を受けて腐敗の森へ進行中である。途中の国境付近へ東国の軍勢が侵攻してきている。腐敗の森に辿り着く前に戦争となるだろう。戦争に勝利し腐敗の森の調査を遂行しなければならない。
腐敗の森の一番奥深くに腐敗の玉座がある。玉座に座する主人はいない。森の中に太陽の日は差し込まず、玉座の魔力で木々は異臭と負のエネルギーを放っている。腐敗の森の使者は戦争で命を落とした兵士の死体を運び、腐敗の森の土に還す。すると土からはスケルトンが生み出され森を徘徊するガードマンとなる。
ガードマンを支配するのはガーディアン。ダークチャンピオン、ほか。
腐敗の森はジワジワとまともな土を侵食し腐らせていく。腐った土からは腐敗の木の根が張り一晩で光を遮る森となる。拡大を止める方法を見つけなければ全領土を覆いつくすことになる。
一本だてけ黄色い木、紅葉、銀杏、食料
一本だけ赤い木、枯れた木、熊の皮剥ぎ
シャボン玉、麻痺
藤井聡太
対戦相手→途中わからなくなる
在庫ありますか?
はっ?ないよ!ややなまった口調で
使いたかったらどうぞ。なげやりな口調で
恋=呪術
相手の魂を自身に引き寄せる。
ギリシャ文字アルファベータ
活性化、不活性化
シグルイ検校、はかりごと、放浪の反逆の武者
下層階級が上層階級の家をのっとる。
伊勢に隕石?火球が落ちる。
はるか遠くの暗闇の空から火球と思われる光の筋が南東方面に向かって飛ぶ様子を観たというものもいる。
何かと理由をつけてすがりたがるのが人間。
犬山城~ 木曽川 ~前渡不動尊仏眼院、承久の乱
右片目、左手甲に左目
異次元竜の心臓
部屋が暗ければ灯りの動きはよくみえる。灯りが複数になると灯りの動きはみえない。
フライングバットレス
は側廊屋根裏に隠されていたアーチを側廊屋根よりも高い位置に移して、空中にアーチを架けた飛梁(とびばり)
小尖塔
一つは装飾的な目的、二つ目は鉛を使い重くしてフライング・バットレス(Arc-boutant)が身廊ヴォールト(Voûte)から受けるスラスト(推力)を下に逃がすという構造的な目的がある。
お祝いの狩り男爵と夫人の晩餐会。日が傾き辺りがくれてきたというのにゴブレットを片手に大テーブルに座り真夜中かがり火は燃えつき、燃えさしが冷え始めた。大広間をいったりきたり夫人は両手で顔を覆うばかり突然吊り上げ橋を渡る馬の蹄の音に静寂が破られ大扉かゆっくり開き客たちを従えて花嫁と花婿彼らが家具の間を通り抜けても一切物音がしない死者の群れに囲まれている召使いたちが恐怖に縮み上がった途端強い突風が広間を吹き抜け幽霊たちの姿をかき消してしまった男爵は昏倒しその日からすっかり正気を失った花嫁を奪おうと待ち伏せ血みどろの戦いの末恋人と夫の間に入り過って
キツネのつがい狩りで追い詰められたキツネの母子の命を救ったのが始まり不思議なのは鶏小屋の前を通ってきたはず鶏を襲わず番犬にも襲われなかった
串刺し公ヴラド
首のない、切断された死体スナゴウ修道院金で雇われたトルコ人暗殺者に殺され首はコンスタンチノープルスルタンに贈られた
切り妻屋根のてっぺんからガーゴイルがうずくまって下を見下ろしている
水と油
両親媒性分子(界面活性剤)で混じり合う
食器の油を水で落とせる
細胞=シャボン玉
リン脂質=界面活性剤
心が整わない限り、リング上では死ぬこともあると。「心を整える」を徹底的に考えた結果、過去や未来に囚われると心が乱れることに気づいたそう。変えられない過去やわからない未来には囚われない。目の前の今のことに集中することで、心を整える
pkフレーム
パーソン個人の成長→各リーダーのHPとSP
キング王としての成長→各リーダーの成長、部隊配下数、部隊AI数
傀儡コックピットのハッチを開けて外に出る。薄暗闇のなか誰かを待つかのように佇んでいる。
民間軍事組織ワグネル
ワーグナー
情報流布
ロシア2地域を大統領選出署名
ローマ
誠実と寛容さ
先陣、上総介→若くて見栄えのいい畠山に変更。
内部対立、北条仲介役。
頼朝に八重は渡さない、攻め込まれたら
星を読む
吉兆、凶兆を知る。
ロマサガ帝国重装歩兵、軍師、格闘家
ミューラビット半機械のウサギ
理研
魔の川、死の谷、ダーウィンの海を越えるレーザー核融合
スケルトン、ヴァイキングスケルトン、教会
ジャイアントグール脚はほぼ骨
二足歩行の獣、背中から尖った骨、肩幅広く脚はカモシカ、エレクトリックバインドを使う
マグダのジャベリン
ストーリー型、ナラティブ型、物語り
憧れ型、気づき型
洞窟に入る前に靴、墓場で敵を倒す秘密の隠れ家、青い蝙蝠が守る洞窟、ボス、川を渡れるようになる。
指輪があれば岩が壊せる
右顧左眄
ケーキ(勢い)と珈琲(落ち着き)
ラストエンペラー、天皇、皇帝、
家族のために皇帝代理としてウラジミルへ。
ジョー、ゼレンスキー、アレクサンドル、メリー。
鳥になりたいと思っていた。どこでも自由に飛んでいけるから。
たしかに風にのっている時は自由を感じられた。だが現実は甘くなかった。飛んでいる時の8~9割りが生き死にをかけて全力で羽をはばたかせている。
鳥は生涯のそのほとんどを自身の羽根を休ませるための安息の地を探すために生きている。
空中をステップできる靴、炎
pcを操作する老人、図書館の棚群
火を使い進化、
国境付近200機の戦闘機vs56機の戦闘機
1日200出撃vs1日5~10回
対空ミサイル
ヴェネツィアの城塞都市攻略編
星形、死角が消えた。
相手のキャラクターを使うことで対戦したときの技や間合いがわかる。
素早い攻撃、相手に考える隙を与えない、攻撃に隙がない、2択フェイント
寒さと静寂に包まれていた。
気温、音
サルマト(大型ICBM)、アバンガルド(極超音速滑空兵器)、キンジャール(極超音速空中発射型弾道ミサイル)、プレヴェスニク(地上発射型原子力推進式巡航ミサイル)、ポセイドン(原子力無人潜水兵器)、ペレスヴェート(レーザー兵器)です。
デュアルユース
軍民共用
キジョン、フーチ、アサシネーションリプレイスコード3
源平
夜叉の王、四夜叉の武器
閉まっている社、覗き見すると人
湯気に反射した光の幻影
エリザベスを倒した英雄
パーサビアランス(忍耐)
インジェニュイティ(創造力)
ケンカは勝つまで続ける。
恐怖が人を支配すると思っている。
あなたの怖いものはなにですか?
ホットハートとクールマインド
チンパンジー
ビウルトラマイト、ガーディアンズ、セシル、探偵、ゲートから植物星人、エイリアン、リザーブリーグ侵入者、オリジナルクローン侵入者、Bチーム、火星人、寄生生物、借金タイタン石、マシンヘッド、ビルトラマイト実態調査、組織増殖の方法
イモータルvsオムニマンvsモンスターvsインビンシブル
500年後に誰がいる?
父さんがいる
少年野球、日々の生活に追われ喜びを忘れてしまう、高校を卒業すること
アルテイル死の王ズガデロサ
地球型惑星
太陽に一番近い4つの惑星はいずれも地球に似ていて、地球型惑星と呼ばれる。地球型惑星は地球と同じく岩石でできていて、中心に鉄の中心核がある。多くの地球型惑星の表面には、隕石が衝突してできた穴(クレーター)がある。4つの地球型惑星とその性質は、太陽に近いほうから次のとおり。
水星
・大気がないため、-180℃から430℃と極端な温度になっている。
・地球の月に似ていて、崖やクレーターがたくさんある。衛星はない。
金星
・大きさと質量は地球とだいたい同じ。
・おもに二酸化炭素からなる濃い大気によって熱が閉じ込められていて、表面の温度は約460℃。
地球
・生命が棲んでいることが知られている唯一の惑星。液体の水、大気、オゾン層など、独特の特徴が生命の役に立っている。
・大きな衛星を1個持っている。
火星
・酸化鉄(錆)を含んでいるため赤く見える。
・氷冠、地溝、太陽系最大の火山(オリンポス山)がある。
・おもに二酸化炭素からなる薄い大気がある。
・猛烈な砂嵐が発生し、季節がある。
・フォボスとデイモスという2つの小さい衛星を持っている。
木星型惑星
太陽から遠くにある惑星を木星型惑星という。いずれの木星型惑星も、中心核は岩石または金属でできているが、大部分は気体でできているため、ガス巨大惑星と呼ばれている。はっきりした表面がなく、地球型惑星よりもずっと大きい。
木星
・太陽系最大の惑星。
・おもに水素、ヘリウム、アンモニア、メタン、水蒸気でできている。
・衛星を70個以上持っていて、その中に太陽系最大の衛星がある(ガニメデという)。
・嵐によってできた白・赤・茶の縞模様がある。大赤斑(巨大な赤い斑点)は巨大な嵐である。
土星
・太陽系で2番目に大きい惑星で、密度はもっとも低い。
・おもに水素とヘリウムでできている。
・氷、石、塵でできた複雑な環がある。
・衛星を80個以上持っている(その中の1つには活火山がある)。
天王星
・大気にメタンが含まれているため、青緑色をしている。
・大気は水素、ヘリウム、メタンでできている。
・衛星を27個以上持っている。
・ほとんどの衛星は氷や岩石でできていると思われる。
・ほかの惑星と違って横倒しになっていて、自転軸が公転面とほぼ平行である。
・自転軸;天体の自転の中心となる仮想的な直線
海王星
・太陽から一番遠い惑星。
・天王星と同じく青緑色をしている。
・大気は激しく変化している(嵐からなる斑点がたくさんある)。
・14個以上の衛星と何本かの環を持っている。
アゾフスターリ製鉄所、地下施設、他の市にもつながっている。
誰が一番強いかでなく、
誰が一番怖いか。
好きなものしか見ないし
信じたいものしか信じない
記憶をなくした青年
王の名剣スピルスを持つ
外交の失敗→戦争
遺産破壊、政治と直結、
記憶の否定、伝承の切断、未来の否認
記憶操作の浴槽
お湯に浸かって思念を送り記憶をすりかえる、一時的に操る。
効果は早くて翌日。
プレスディション、ダンシングライツ、
クイーンオブヴァンパイア、山の魔物、ドラキュラ、
陽の光、銀、
現世と来世を何故わけるや、前世によって結ばれている
道を示してほしい、が強要されすぎると反発、逃げたくなる。
オシム、厳しさの中に優しさ
試合内容の質問、反意のこもった逆質問
めげずに来ていると笑み
お前らアマチュアか俺はプロだ俺は死ぬ気でこの試合に挑んだお前たちにその気持ちはあったか。
料理のサービスにもお金を払った、サービスさせてください、ボスニアの留学生が来たらこのお金でおいしいものを食べさせてあげてください。
考えて走るサッカー、体格が劣る中、判断力を早め、俊敏性を生かせ。
アンチェロッティ、ファンバステン、フリット、ライカールトを支える縁の下の力持ち。ルイコスタ、ピルロ、セードルフ、適材適所の采配、頑なに自身のシステムを押しつけるのでなく個と組織の調和に心を砕いた。
Google、1万年かかる計算を200秒で終わらせたスーパーコンピューター、ゲームチェンジャー。今ある暗号技術を簡単に破る技術を秘めている。
太陽と同じ仕組みでエネルギーを産む夢の技術、炉の温度は1億度を超える、その核融合炉の設計に使える可能性。
温暖化、気候、CO2、ささいな世界の変化を利用する魔法。小説魔王
岐阜県川辺町遠見山
帰還困難区域、未知の生物に進化
奥州平泉藤原氏、義経、政宗、夏草よ兵どもが夢の跡、静香御膳
ゴキブリ 不死身 不気味 秒速
床下害虫駆除→おもわぬ生物を呼び起こす
足の遅いやつは放っておけばいい。
前線が拡大するとキャリアで運ばれて速く強い。
丸ごと飲み込み消化させる。足は遅い、消化までの時間は相手の体力による。
増殖する。
鎖鎌で引き寄せる。
爆弾
狂った犯罪者、我々国民は人質に取られていた。普通の我々は何も知らなかった。ファシストか
モウリーニョvsグアルディオラ
2010年CL準決勝
インテルvsバルサ
2011年スペインL
バルサvsレアル
5-0
サッカーで勝てないなら違うところで勝つ。馬鹿じゃない、手強い。
レアル、スペイン代表選手
潰し合い、冷静さを欠く
スペイン国王杯延長
レアルvsバルサ
1-0
バルサ選手に疑念、間違っていた?
新しい時代、正当な判定を否定する監督、グアルディオラ攻撃、批判。
ピッチの外での王者
バルサがやってきた4年間をうめることはできない。
グアルディオラvsモウリーニョ
場外の戦い、勝つのは俺たちだ。
試合中負けていても俺たちの方が強い→逆転
バトル1
巨大モンスター相手に一人タンカーが洞窟の窪みからでれなくなる。
カブトガニの青い血液に含まれるライセート(LAL)という物質は、少量の毒素にも敏感に反応するため、人が使う医薬用品の毒性の有無(汚染の有無)を判別するために使用される。人に注射されるあらゆる物質がこの試験を経るため、注射に使われる水(試験用の水)もやはりこのカブトガニの血液を利用した試験が求められる。
リバーポートパーク美濃加茂
古代の石畳の道の跡
行き止まり、行く手を阻む生い茂る草木
来た道を振り返ると自分達と同じような集団が四人、いや五人、談笑した様子で向かってきている。
距離は三百メートルくらいだろうか。相手もこちらに気づいたようだ。
五人は談笑した様子からガラリ、遠くから見ても緊張した様子が伝わってくる。
しかし歩くスピードは変わらない。
蝉→原爆で亡くなった人達
不死身?なかなか死なないミノタウロス
ゲーセン廃墟の車庫エレベーター
暗黒の王に変わり女王となるのだ
闇に変わってあかつきのように冷酷で美しく
海のように危険に満ちた
そして大地の底よりも強い力を持つであろう。
誰もが妾を愛し、望みを失う。
スコーピオン戦
足遅い、ダメージわずかに与えられる、ヒットアンドアウェイ気を抜けば尻尾の毒による高いダメージ、我慢強い戦い、体力だけでなく集中を切らしてはいけない心体をかけた持久戦。
大きい敵だけではない、小さい敵にも動きがある。
狭い通路、防げれない魔法の矢、身を隠し進む、扉を壊す、歪みの空間の前で立つ、魔法の矢をよける、別の歪みの空間から魔法の矢が現れ敵にあたる。
使われなくなった事務所、一部の床が落ちてしまい斜めに傾くソファー、散財するソファーと家具、トイレから流れる漏れた水、
一時の休息と急遽隠れる。
斬ったあと、血にまみれたあと、悔しい時、血が溜まる。
ティーレミネスの地下街道
罠を発動させると進路と退路の道が動き気づけば入口、繰り返せば迷路となる。
鍛錬「ヘソの下」に力を入れると震えないり
RPG家族
お風呂場の蚊
車内で落としたスマホを拾いあげる。実はまったく違うスマホ。
3つのうち2つを制するSNAP
本拠地を潰すheroic
火の玉
普段は一人一人考えが違ってあたりまえだよねといっているが、土壇場となると自分の考えが正義、自分と考えが違うと容赦なく牙を向き、威圧、威嚇したり、追い出そうとする。
クラゲ
普段は人の笑顔を見るのが大好きで、人が喜ぶことをし、人を助けてあげたいと考える傾向にあるが、土壇場になると一目散に逃げる。
自分の命を守るのが最優先。
ギター
土壇場になると、芸術性が開眼するタイプ。頭の中に未知の映像が流れたり、曲が流れて来たりするでしょう。
そして、日常生活に戻った時、「あれは、何だったのだろう…」と考え、その時に見たり聞いたりしたことを、作品にしようと試みます。
ただ、そこで問題なのが、再び土壇場に追い込まれないと、新しい作品を生み出せないのではないか?とあなた自身が悩んでしまうことです。
クワガタ
土壇場になると、なりふり構わず敵に立ち向かっていくタイプ。
人物としての敵が存在しない場合も、なぜこのような土壇場になったのかを追求し、原因を根絶しようと全力で戦います。
五年に一度でる十五日間だけでる赤い星、どこからともなく現れ太陽と惑星の一直線上の軌道を保ったのち去っていく。
不屈の精神という観点に立つと、この世には4種類の人間しかいない。
・失敗者…目標も不屈の精神も持たない者。
・臆病者…目標を達成できるかわからず、真剣に取り組もうとしない者。
・落伍者…目標に向かって出発するのだが、困難に直面して投げ出す者。
・成功者…目標を設定し、不屈の精神を持ってやり通す者。
使用しなくなった事務所、穴の空いた床、穴に片足をつっこむソファー、昔使われていただろうと思われる食器や朽ちた家具、トイレのタンクからこぼれ落ちる水、隠れる。
昆虫
戻した羽の上に千分の1秒間できる渦、羽の上と下に冷たい空気と温かい空気の温度差がうまれる。
渦は一瞬で消えるため1秒間に250回以上の羽ばたきで飛ぶ。
ゼロサム状態
ゼロサムゲーム
プラスサムゲーム
協調戦略には、ジョイントベンチャーやアライアンス、コンソーシアム、ネットワーキング、パートナーシップ、コラボレーション
捲土重来
画竜点睛を欠く
あなたは感性が豊かで、人間関係にまつわる気持ちの変化に敏感なのが特徴。人の相談に乗ったり、慰めたりと、人の気持ちに寄り添える才能の持ち主です。人の気持ちを察するのが得意なので、ある意味チャンスをつかむのも上手だと言えます。
しかし、鋭敏すぎるゆえに、ときには自分の感情に振り回されてしまうことも。また、人間関係に流されやすいあなたは、人と関われば関わるほど感情が揺さぶられる面もあります。あなたに必要なのは、楽観的な姿勢と自信。落ち着いた心とポジティブさのバランスがとれれば、感情のコントロールができて、誰からも頼られる人物になれるはず。
A.小指が薬指の第一関節よりも長い
簡単に怒りやイライラを感じる事は無く、リラックスした性格
「未知」の状態があまり好きではなく、サプライズはあまり好きではない
他の人の意見を尊重し、率直である
話し合いの中では少し偉そうな態度になる事もありますが、行き過ぎた場合はすぐに謝る事ができる
誠実さはあなたにとって重要であり、まっすぐで正直な人を好みます。
B. 小指が薬指の第一関節よりも短い
自分から話しかけるのが苦手で、周りからはシャイで保守的だと思われている
忠実で献身的な性格で、恋愛ではパートナーに多くの愛情表現をする
口が堅い事で周りには知られており、多くの人があなたに秘密を打ち明けます
目標が達成されるまで他人を助け続ける事ができる
周りには全くそう思われないものの、ひそかに本当の愛を見つけたいと願っている。
C. 小指が薬指の第一関節と同じ高さ
謙虚で人見知り、しかし一度信頼さえすれば深い感情的なつながりを持つ
傲慢的だと他人から思われることもあるが、傲慢は本当の自分ではない
嘘、不誠実、偽善とは全く無縁な存在である
自分自身に対して非常に批判的で、厳しい目で自分を見る事ができる
風変わりで奇抜な面もある
大きな心があり、いつも他の人を助けたいと思っている。
UNITE
声明
フキアレナサイ
SLEEPLESS
ネテモサメテモ
君を気にしない日などない
Homebound
long time no see
STARDUST TRAIN
純情ACTION
SPLASH!
有頂天
KARA・KARA
衝動
サッカー
皆が望んでいた日本
1998 全敗
2002 2勝1分 トルコに負け トルシエ
2006 2敗1分 ジーコ
2010 2勝1敗 PK戦で負け 岡田
2014 2敗1分 ザッケローニ
2018 1勝1敗1分 逆転負け 西野
2022
浅野
ヒーローになった瞬間は、一瞬で終わる。結果がでなければまたズドーンと落とされる。
電子レンジの周波数の波長は12センチ
葡萄は葡萄内の周波数が通る速度が10分の1になる。
葡萄の大きさは1.2センチ。マイクロ波がトラップ、全内部反射トータルインターナルリフレクション
葡萄の中心に電磁場が集まって内側から熱されていく。
葡萄を触れるようにして2つ並べると接点に電磁場の中心がヒュンと移って集中度が倍増。周辺の空気がイオン化されてプラズマ放出となる。
グアルディオラvsモウリーニョ
場外の戦い、勝つのは俺たちだ。
日本vsスペイン
勝つために積み重ねてきた、執念、勝利の女神、神様からのご褒美、
積み重ねてきた人にしかもらえない。
ドーハ、杭でうたれたように足が動かなかった。
大舞台で勝負を分けるのは戦術かどうかではない、あと50センチ寄せる、全速力でプレッシャーをかける、チームの一体感は後からついてくる。作ろうとすればそれが目的となり失敗する。最初はばらばらの選手たちが認め合って勝っていくことで一体感は生まれる。
王者の強さ、プレッシャー、楽しむ、スイッチ
ホッケーゲーム クラスク
悪人と戦う中で悪人となっていく先導者。
強者が操られ担ぎ上げられて悪人となっていく。
強者が自ら悪人となっていく。
選択を迫られ悪人となっていく。
露本土攻撃→力をつける→他国は何もしなかった
有田渡部下積み、軍団形成、トップ目指す、袂を分かつ
もう勉強しても間に合わないなどと、やってみもせずに愚痴を言い、ちょっと苦しいと逃げだしたりして、勉強の機会を見逃していては決して得られないものが「心の力」です。これこそ、私が信じている勉強の「本当の目的」です。
私がやってきた勉強は、自分の人生を補う知識と知恵を「ゲット」する「すばらしい探検」でもあり、より本質的には、まもなく幕が上がる本格的な人生のための「心の鍛錬」でもありました。あとで分かったことですが、これが本当の勉強の目的だったのです。
「体の年齢」は毎年自動的に1歳ずつ上がっていきますが、「心の年齢」は自分で努力して丹精込めて手入れしなければ、足踏みしてしまうことも知りました。目を見開いて自分の心の中を覗き込み、心を落ち着かせたり、元気づけたり、活気づけてみたり、慰めたりしながら、心を少しずつ育てた人にだけ、「人生の成長」というすてきなプレゼントが与えられるのです。
勉強の本当の目的は、「いい職につける」「お金をたくさん稼げる」「いい点を取っていい学校に入る」ではありません。人生とは心の力で生きていくものであり、心は自分が育ててやってこそ、成長します。だから、勉強すべきいまこそ心の力を育てる「絶好のチャンス」なのです。勉強の真の目的は、そこにあります。
どうですか? 自分と一生をともにする心を育ててみたいと思いませんか?
ブラジルvsクロアチア
戦力差、守り切れるか、こじ開けれるか
撤退、事実上負け
アルゼンチンvsオランダ
打ち合い、激戦
旧統一協会、サッカーW杯で持ちきりの間に敵地攻撃能力保有法案可決
メッシ、エムバペ
経験が勝つか若き闘争心が勝つか
バッティング型ワーカープレイス
アッシリア王、
神はアッシリアへ、欺瞞、嘘
言葉
ストレスを感じた時の人間は、危険を感じたときの動物と同じで、『逃げる』か『戦う』かのアイドリング状態になります。身体的には心拍数と呼吸回数が増え、血圧が上がり、次のアクションを起こせるように準備するのです。このとき、自律神経系のうち、交感神経の働きが強まっています。
その一方で、精神的には、瞬間的にカッとなってイライラし始め、数分から数十分にわたって興奮状態が続きます」
自分の行動をコントロールする能力の差だと思われます。人は動物と違い、理性の働きによって、闘争・逃走反応を抑え、行動をコントロールすることを学習してきました。しかし、物に当たりやすい人の場合、何らかの原因で理性の働きが弱まっている可能性があります。例えば、ひどいストレス状況に置かれていたり、普段から、物に当たってストレス発散をする癖が身に付いていたり、過度の飲酒のせいで抑制が欠けていたりするかもしれません」
いつもの自分と違っていることに気付いたら、周囲の人と協力しながら行動を修正する努力をすることが大切です。
まずは他人の指摘を受け入れ、現在自分が置かれている状況を分析し、軽減できるストレスがないかを考えてみましょう。心身の負担になっていることをメモなどに書き出してみるのもよいと思います。そして、行動を修正したら、どのような効果が得られたか(得られなかったか)をフィードバックしましょう」
セロトニンは精神を落ち着かせて安定させる脳内物質です。
人は、タンパク質が少なく、糖質が過剰な食事を一度にたくさん食べると、怒りやすい状態になります。また、そういった食生活を続けることで怒りっぽい人になる、と言えます。
タンパク質にはそのセロトニンの原料となるトリプトファンが含まれています。
よって、タンパク質の欠乏は、セロトニンを減少させ、落ち込みやイライラを起こしやすくするのです。つまり、タンパク質の摂取量が少ない人は、イライラしやすい、怒りっぽい、というわけです。
アルミと樹脂の組み合わせが熱伝導において何かカギになりそう
田坂広志
最先端量子化学
ミクロの世界では「物質」が消えてしまう。
現代の化学には説明できない不思議が数多くある。
いまも意識の謎を解明できない現代の化学
以心伝心
事故を無意識に避けた予感
この世界に物質は存在しない、すべては波動である。
この宇宙のすべての情報を記録するゼロ・ポイントフィールド「波動情報は永遠に残り続ける」
なぜ、フィールドには未来の情報も存在するのか
現在の波動情報からわかる未来の波動情報
相対性理論では過去、現在、未来は同時に存在している。
意識がフィールドとつながる。
意識の世界に存在する五つの階層(世界)
日常生活の雑音 表面意識
祈りや瞑想によって生まれる 静寂意識
運気の引き寄せが起こる 無意識
無意識と無意識がつながる 超個的無意識(正体は深層自己)
時間と空間を超えてつながる超時空的無意識(正体は深層自己)
死後の意識の変容
天才にはアイデアが降りてくる。
なぜ人生には運気が存在するのか。
死後の世界、前世の記憶、輪廻転生は迷信なのか。
なぜ最先端の化学の知見と最古の宗教の直観が一致するのか。
死者との交信
フィールド内には現実世界と全く同じ深層世界がある。
現実世界の自己が死んだ後も深層世界の自己は生き続ける。今も両者は対話している。
フィールドは情報貯蔵庫ではない、宇宙意識というもの。
フィールド内で我々の自我(エゴ)は消えていく。
臨死体験、光の存在に会い至福に満たされる。
肉親と再会できる?
愛一元
祈り 故人が我々を導く
故人は裁きの心を持たず、ただ静かに我々を見つめる。見続ける。
死後、我々の意識はどこまでも拡大していく。成長、拡大、時空を越える。
宇宙138億年の問い
私とは宇宙意識の夢
神、仏、天、宇宙意識、真我は一つの言葉
稲垣吾郎
60鉢が半分くらいに
寒いからと室内に取り込むのが安全だと思ったら逆にダメで。植物によっては水をあげすぎるのも良くない。アメとムチのバランスが難しい。よく観察して特性を知ることか大事。ちょっとした変化にも気づけるように。
コメント一つにもはっとさせられる。子供の新鮮な目を通して大人も学び直しができる。
ティアック
オルペウス
竪琴の達人
妻エウリュディケー、毒蛇、冥府、ハーデス、ペルセポネー
後ろに従えて冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない
目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところ
妻を前に立たせ姿を確認してから冥府を脱出した。
イザナミ、イザナギ
天浮橋に立ち、天の沼矛ヌボコを海原に下ろしてかき混ぜオノゴロ島を作った。
沖ノ島
女人禁制、神職以外立入禁止、中国船
友ヶ島
神島、円形の壁の真ん中に円陣が描かれている。
戦時の砲台跡、第三砲台、
島の先端、観念窟
クラーケン、セイレーン
ヘルダーズルインの領収書
奈落の女王とアベンジャー、死の王、不死の王などの13のアビスが世界を駆逐していたほんの1年間、
不死の王vsアベンジャー
アベンジャー敗北、部下含め全員不死の者に。
戦争でなくなった妻は亡霊夫人として現れる。
アンデッドナイトのみレンカーズロックで密かに再起をはかっていたとところ、ダークメイジが現れる。
エルアミル(王子)がダークメイジの謀略で不在の際にアンデッドナイトに北の地を支配させた。ダークメイジから与えられた部下は黒骸骨のオークと死の骨(トロール)。
冒険者ギルドのギルド長謁見室から秘密の通路を抜けて、地下深くの冷たい部屋でレオナーはある人物を待っていた。陽に焼けた肌と太い腕は荒々しく、ギルド長の風格がある。反して、耳を隠すほど長い淡黄色の真っ直ぐな髪と冷暖交った眼差しは気品に溢れている。
レオナーの左隣の席で脚を机に放り出して座っているのは小人族のマールだ。成人で130cmほどの身長なため、横柄な態度というよりは躾の足りない子供である。時折、席を立ってはお手玉をしてみたり短剣を石の壁に投げつけたりと本人からすると真剣だが落ち着くことがない。
すると扉をコンコンとノックして、俺だ。入っていいか?と二人が待っていた人物の声がした。
「強者には?」
「突撃を」
レオナーの質問に合言葉を返す人物。
レオナーは自ら持つ鍵で錠前を外し、人物を部屋に招き入れた。
「やあ、マール。久しぶりだね。お勤めご苦労様。」
部屋に入り笑顔で二人と握手を交わす。この人物こそリーベルソレイユの国王パーン・サプレシウスであった。
レオナーはパーン王を先ほど座っていた席へ招き、椅子を軽く引く。パーンはそれに応じて席へつくとレオナーとマールもそれぞれ席につく。
「それで、どうだった?」
パーンが聞いているのはリーベルソレイユの東側に位置するオマース領の内情のことだった。
半月前、大陸の三分の二を統治する皇帝ベルドのザナード帝国が大陸東部へ進軍を開始した。リーベルソレイユはこれを阻止すべく、オマース領の統治者サンカスタン・オマースと共にこれを向かえ打つ予定だった。
しかし、半月たった今もオマースは軍を一向に出す様子がない。そのためマールに潜入捜査を依頼し、その結果報告を聞きにきたというわけだ。
「そりゃ大変だったよ!5回は命を落とすと思ったからね」
マールはそう言って両手を机の上に広げてにっこりと笑顔になる。
「それで?」
パーンは小袋を机の上に取り出し、小袋の口を下にむけると、大小三つの魔晶石が響きのよい、高い音をたてて転がった。マールが大袈裟な表現をするのは知っているが、今回の報酬に合う数と質だとパーンは思っている。
マールは食いつくように魔晶石を見つめるとひとつひとつを手に取り、
「わぁ~、こいつの光具合なんて最高じゃない!これはいい値がつくね!」と上機嫌だ。
魔晶石は光が凝縮されているほどたくさんの魔力を溜め込んでいて、価値も高い。目利きが必要だが、多くの魔晶石を見てきた経験とマールの商談力なら価値を貶めることはないだろう。
加えて言うと冒険者ギルドへはすでに前金で20ゴールド(1ゴールド1万円)を払っている。合わせると、ひと月に2~3人は雇える給金になるが妥当な金額と考えている。
決して大国ではない王となって、パーンは勘定に悩むことも多くなった。それでもできるだけの給金を与えることで人々はそれなりに満足し、噂を聞いて他国から移ってくる民も少なくない。
さらには月に最低一度は移民との面会を徹底しており、出向いて国民の働き具合を見に行くこともあるため、とにかく忙しい。また、民との距離が近いそんな王を、多くの国民が好いている。
話しを元に戻すが、マールの話しではサンカスタンは女と酒に溺れる日々だと言う。他国の使者が街へ入ることはできず完全に門を閉じている状態だ。
「悪政を敷くウルヌス公を打倒し、骨のある男だと聞いていたが。」
机の上に出していたパーンの右こぶしがギリギリとグローブの皮の音をたてる。
「サンカスタンが統治者となって4~5年。心の緩みが出てきてもおかしくない歳月ですな。」
あるいはそちらが彼の性根か、レオナーが両手を組んで冷徹な眼差しになる。
「人間って皆、それが当たり前って思うけどな~。それよりも国民への接し方からするとパーン王のほうがゆるゆるだと思う。」
マールは屈託のない笑顔でさらりと言いたいことを言う。
「国を持たない小人族の意見だな…」
困ったことを言うやつだ、とレオナーが苦笑いするが、確かに民との距離が少し近い気はする、と内心レオナーは思う。
「そうだぞ、マール!国を持つってことは大変なんだよ。」
「……、まっ、いっか~。パーン王の家臣はみんな頼れる人ばかりだからね!」
ハッハッハッ、本当に俺もそう思うよ!とパーンはマールを見て、二人で笑い合う。
マールが言うのは、こうゆうところなんだよな、と思いながらも、レオナーは二人に合わせて笑う。
「よし!決めたぞ。」
パーンは立ち上がり、続ける。
「人間は過ちを経験しながら成長していく生き物だ。民を思う気持ちはサンカスタンも変わらないはず。」
パーンは一番小さい魔晶石を手に取り、
「マール、一番小さいこれは、いったんお預けだ。帰ってきて早々に悪いが、もうひと働きお願いしたい。」
「まさか…」
レオナーも席を立つと、行動に移ろうとしているパーンを慌てて制止しようとする。
「レオナー、サンカスタンに会いにいくぞ!」
「いや、しかしそれでは国家間の衝突になることも…」
「もちろん隠密でだ。」
頭を抱えるレオナー。
「ギルド長の任もあるゆえ、さすがにそれは…」
「サンカスタンに何か他の事情があることも考えられる。ギルド長代理はいつものようにシャダムに任せよう。給金はどんな結果になろうと今回の倍は最低支払おう。いい結果で終えたときは今回の5倍だ。それでいいか?」
「5倍!!?やったー!」
マールは大喜びだ。
こうなると誰も止められないのがパーン王の凄いところだ。給金も悪くないしシャダムがギルド長代理というのも頼もしい。
レオナーがパーンと初めて会ったとき、パーンは17歳だった。初陣は16歳と聞いている。
若干17歳で隊を率い、19歳で今の国の礎となる民を先導してきた。それから多くの苦難を乗り越え21歳で建国、23歳の今に至る。
今年36歳になるレオナーは若者の力をまじまじと見せつけられてきた。
激動の時代とはこのような怪物を生み出すのだな。
各地で起きている挙兵や反乱、新興勢力の台頭などを見てきたレオナーは思った。また、時代の過酷さを呪ってきた。結局のところ、一番苦しい想いや生活を強いられるのは民だからだ。
しかし、パーンは違う。王と民の間に隔たりがなく、民を一番に考えている。そして今回は隣国の統治者…
「それで、まずは何を?」
レオナーは机に立て掛けていた愛剣ハイペリオンの鞘を手に取り、横一文字に構えて依頼を完遂させることを誓った。
レオナーはパーン王に連れられて王宮に入ると、神官のエトとシャリー、宮廷魔術師ラルカス、エルフのリーフ、国王補佐のシャダムが待つ玉座の間へと通された。
一同が見守るなか、パーンがレオナーを横に立たせて話し始める。
「皆、日頃は国のため、尽力をそそぎ本当に感謝申し上げる。」
パーンは皆にオマース領のことを一通り話し、
「そこで、俺はレオナー、マールとともにオマース領へ向かい、隠密でサンカスタンに会いにいくことにした。」
と告げる。
「また、そんなことを相談もなしに!」
神官であり、国の宰相のエトが子供を叱る口調で叫ぶ。
「皆に話す前にシャダムには話したのだが……シャダム、よいな?」
「ハッ!仰せのままに!」
困り果てた目でシャダムを見つめるエトの空いた口が塞がらない。
「国王への謁見が入ったときはどうするの?」
リーフが聞く。
「しばらく謁見は行わず、どうしても、というときはエトが行うか、ラルカスの幻影魔法で凌いでくれ。」
「それ、以前にもやりましたね。」とラルカス。
「あまり気乗りはしませんが、」とポツリ。
「シャリー、すまないが明日から帰還の祈りを頼まれてくれるか。木彫りの戦神は2つ用意してほしい。」
帰還の祈りは戦神マイリーの神聖魔法で、8時間おきに神殿のある場所で神官がお祈りをする必要がある。効果は一度限りで、木彫りの戦神へ、ある祝詞を唱えると発動し、発動が成功すれば神殿のマイリー像の前に帰還することができる。
「リーフ、君は今回のことをブラムドへ伝えてきてほしい。伝えてくるだけでいいんだ。」
「えー、ブラムドには会いたいけど、あそこの親父には会いたくない!」
「そう言うな。あとで俺も行くから。」
一同に笑いがおきる。
なぜだろう。
レオナーは居心地の良さを感じていた。
玉座に集まる者たちの中には、自分よりも後にパーンと知り合った者たちもいて、その時期はパーンとの行動を違えていたこともあり、ともに過ごした時間が多いわけではない。
それなのに自然と輪のなかに入れるような、この感じ。
みな、個性もそれぞれで、民の上に立つという責任もあるため、精神的な圧もあるはずだ。だが、それを感じさせない力強さが、この若者達にはある。これが若さか…
ハッハッハッハッ!
「レオナー!笑うタイミングが遅いよ~」
リーフがすかさず突っ込みを入れる。
「あ~、すまんすまん。」
年はとりたくないものだな、と言って笑い涙を指でこすりとる。
「年を取ると笑うタイミングも遅くなるの~?やだ~。」
リーフの発言で、さらに笑いがおきる。
今を生きている。
その言葉がレオナーには一番しっくりときていた。
「エト殿!本当に申し訳ない!」
玉座の間をでて、ファリス神殿に向かう途中の回廊で、シャダムはエトがひとりになるタイミングを見計らって声をかける。
「まさか、新しい案件をやらかしたのではないですよね?」
「いや、一年前から新たに、ということは誓ってない!」
シャダムはとても信頼のおける男だ。こと女性問題を除いては。
50という年齢ではあるが、日々の鍛練により体力で若者に引けを取ることはない。食事にも気を遣っているようで、風邪をひいたところなど見たことがなく健康だ。そのせいもあるのか、下の活動を抑えることができず、調査で国外へ出るときは決まって、そのようなお店へ足を運んでいるようだ。
一年前、シャダムは国内の若い一般女性に手を出していた。そのことをパーンに暴れ、妻には言わないでくれ、となり、それ以降、事あるごとにパーンのいいなりになっている。
しかし、そういったことも改心されてきたのか、ここ最近はシャダムのパーンに対する発言権も徐々に昔のように戻りつつあるようにエトは感じていた。
男のさががそうそう消え去るものではない。シャダムが何かやらかしたのではないか、頃合いをみてパーンから聞き出してみよう。とエトは思った。
リーベルソレイユ北部の辺境にある絶壁から、鋭い眼差しで遠くを眺める男がいた。
精悍で整った顔つきとアイボリーの巻き髪が特徴のリーベルソレイユ聖騎士隊長ファーンである。
白の愛馬アンヴァルと共に前哨基地の見廻りと敵国の視察、味方兵士の士気向上を目的に城砦からやってきた。
ファーンは軍務と外務の長であり、時には財政にまで顔をだす、リーベルソレイユにこの人あり、といわれた人物だ。
ベルドのザナード帝国が東部へ進軍して半月以上。国境から離れた場所で進軍を停止させたままだと聞く。もしかすると砦を建てようとしているのかもしれない。
ファーンは自軍から優秀な斥候を東部へ送り出し、パーン王と自分に敵の動向を報告するように指示している。軍を率いて向かいたい思いもあるが、そうはできない理由がある。
眼下の広大な荒れ野を越えて、そびえる山々の先にザナード帝国の名のある大将がいる。そのため、ここを離れるわけにはいかない。
また、ファーンが眺める景色は目に見えているものだけではなく、大陸全土だった。
大陸の3分の2を統治するザナード帝国が、過去に一度だけ足を踏み入れて、それ以降立ち入らない土地がある。その土地から先の領土が、居城がどこにあるのかもわからない魔法王国の領土だ。
ザナード帝国と隣接しており、他諸国とは離れた大陸の北部で一つ孤立した国がある。 至高神ファリス、戦神マイリー、知識神ラーダ、商業神チャ・ザ、大地母神マーファ、暗黒神ファラリスの総本山があり、かつ六大神をまとめる神皇が存在するマロー神皇領。
そのほか、精霊により守られている土地、地下に広大な世界を持つ地下種族の存在、リーベルソレイユ同様、大小13からなる他諸国。
ファーンは目を瞑り、それら想像のつく者からつかない者までをイメージし、一閃、腰にぶら下げたローフルブレードを空高く掲げた。
どんな相手であろうと、迎え撃つのみ!
法剣の切っ先が空を切り裂き、白い光の軌跡を生み出す。白馬のアンヴァルが主人の意思を読みとったのか、地面を前脚で掻き、反転すると一気に山をかけ下りた。
石鹸で固めたかのように硬い黒髪に、顎髭を短くきれいに伸ばした彫りの深い顔立ちの男が、口元を歪ませながら酒をすする。
「サンカスタン卿。酒のお供のご用意ができましたぞ。」
「おお、そうか。しかし、そろそろ飽きてきたところだ。」
「そう言うと思いまして、今日は別の女を用意しております。」
「なんと!」気が利くではないか、連れてまいれ。かつては、武芸の鍛練を怠らなかったであろう引き締まった体格も、いまや贅肉が目立ち、30代半ばのサンカスタンのお腹は膨れあがっていた。
女を手引きしている男の名はデュボアといい、ザナード帝国の地方財務官だ。はや一ヶ月ほどオマース領に居座っている。
二ヶ月前、ザナード帝国の外交官が訪れてきたことが始まりだった。内容は簡単に言えば帝国の属領になれ、という話しだった。答えを保留にし、外交官にはオマース産ワインを荷馬車2台分同行させて国へ帰ってもらった。
デュボアがやってきたのは、その一ヶ月後だ。
観光で訪れたということだったが、なぜか帝国の酒を幾つも従者に運ばせており、久しぶりの再会を祝い、一杯やろう、となった。
デュボアとは2年前の皇帝摘子生誕のパーティーで初めて出会い、一週間行われたパーティーで意気投合し、料理とお酒も美味しく、とてもよい思い出がある。
デュボアが持ってきた帝国のお酒はさまざまで、醸造酒、ウイスキー、ブランデー、中でもサンカスタン一番のお気に入りが、柑橘類から採る成分と白い粉をボトルで混ぜてガスを発生させたのち、冷やしてできる「泡が発生する水」で飲むお酒だった。
こんなものは飲んだことがない、また柑橘類のさっぱりした味わいに大喜びし、酒と肉に溺れる日々が始まった。
加えて、デュボアは未婚のサンカスタンへ女を宛てがい、すっかり骨抜きにさせることに成功した。
酒の席でデュボアは、無駄な戦をやめて帝国の属領として国を維持されることを皇帝は望んでいる、ということを何度もサンカスタンに説いた。
属領になることで更なる交流から新たな文化が生まれる。そんな未来を見たい、と力説する。
そうなのかもしれない。
こんな暮らしも悪くない、とサンカスタンは思うようになっていた。
「奇妙な集団が街に向かってきておりますが、いかがいたしますか!?」
衛兵からの報告を受けて、サンカスタンは眉をひそめる。
「どんな集団だ?」
「はい。冒険者3人と踊り子と思われる女が数人、馬車で向かってきています。」
「もっと詳しく話せ。」
衛兵の話しでは、馬車が2台と馬が1頭、手綱を握るのが冒険者の3人で、男の戦士、黒髪の女戦士、仮面の戦士、馬車には女の踊り子が6~7名だという。
「何か言っていたか?」
「えぇ、そうですね…気になることといいましたら…」オマース領の未来は明るい、だとか、サンカスタン卿に幸あれ、とか。
サンカスタンは何やら思いを巡らしたあと、
「流言を吐く輩やも知れん。すべて捕らえろ!抵抗するようなら殺してもかまわん!」
「さっそく獲物がひっかかってくれたようだ。」
単馬で駆ける馬の歩調を馬車の速度に緩めて、淡黄色のストレート髪の戦士が黒髪の女戦士に話しかける。
「そうですね、充分なくらいに目立っていると思います。」
オマース領に入ってきた奇妙な集団は、10数人からなるオマース兵士に行く手を遮られていた。
「それで、どうするんだ?パーン」
仮面を被ったパーンに、小さな声で次の指示を仰ぐレオナー。
「相手の言うことを聞こう。兵士が剣を抜くまでは手を出しては駄目だ。」
「馬を止めて、馬から降りろ!」
少し離れたところから大きな声で兵士が命令する。パーン達は素直に従い、近づいてくる兵士の集団を待った。場の空気が張り詰める。
「領主の命により、お前たちを連行する!武器を足元に置き、その場から7歩下がれ!抵抗する場合は斬る!」
3人は武器を足元に置き、言われた通りにする。
武器を回収され、
「仮面の男!口元のマスクとヘルメットを外せ!」
兵士が命令する。
「ひどい火傷のあとで、それは勘弁してやってください。」
レオナーが頭を垂れてお願いするも、兵士は聞かない。
ひとりくらいはパーンの顔を知っている兵士がいてもおかしくはない。なかなか仮面を外さないパーンに兵士が一歩踏み出すと、パーンは仮面に手をかけ、ゆっくり仮面とマスクを外した。
「うっ!」
兵士が顔を歪める。
仮面の下は赤くめくれた皮膚と固まった血のあとでまともな皮膚がないほど全体が爛れており、気持ちが悪い。
「もうよい!仮面をつけろ!」
兵士は堪らず指示し、パーンは仮面を元に戻した。火傷のあとはエルフのリーフが厳選した材料で作った造りものであるが、こんなことができるのは彼女くらいだろう。
このあと、パーンたちは領国の城地下にある牢屋に入れられることになる。
「なんであんたがいるのよー!」
ブラムドへの伝言を頼まれたリーフが城門で声を荒げる。
「旅は一人よりも誰かと一緒のほうが楽しいって言うだろ?」それに俺だけ置いてきぼりにされて、じっとしてるなんてできるかよ!
騎士のような甲冑を着た青年は、自分をオマース領に連れていかなかったレオナーへの文句をリーフにぶつけた。
「わたしに言わないで!……もう!一人のほうが早く着けるし、遅かったら置いてくからね!」
「これは楽しみだ!エルフの本気が見れるんだな!」よし!じゃあ、これは置いていくか、といって甲冑を脱ぎ出した。
「門番さん、冒険者ギルドの者が通ったら、フロイ様の鎧だって言って渡してくれないか?」
「じゃあ、お先に。」
リーフは鎧を脱ぐことに手間取っているフロイを振り返りもせずに歩きだした。
「わっ、ちょっ、待てって!」門番さん、ごめん、手伝って!
城下町を出て、川沿いを南下すること2日。リーフとフロイは古代の森の入り口にいた。
「ここは妖魔だけじゃなくて、未知の魔物もいるわ」
リーフは片足で大地を蹴ると高さ6mくらいにある木の枝に飛びついた。
「何してるんだ?」
フロイの問いに答えず、リーフは精霊語を唱えだす。
「こうするのよ!手を繋いで!木の精霊たち!」
すると、木々はリーフのシャーマン・スピリットを感じとり、それに応えるかのように自身の枝を隣りの枝に互いにからませて、どこまでも続く枝の道が出来上がった。
「これで魔物との余計な戦いは避けられるわ」
「便利なもんだなぁ」
リーフはフロイが木の枝まで登るのを待ち、行くわよ!といって駆け出した。
「痛っ!!」
リーフが後ろを振り向くとドスンという音とともにフロイが地面にしりもちをついていた。
木々は枝を相手の枝から放して、だらりと垂れ下がっている。
「もう!重くて木々が痛がってるじゃない!」
「俺の心配もしろよ、あいたたたた」
フロイはスマートで、身長も160センチ前後と、人間のなかでは背が高いわけでもないのだが、木の精霊には耐えられないらしい。
「仕方ないわね、これを貸してあげる」
リーフは首に巻いているスカーフを外す。スカーフはリーフの手のひらからするりとぬけて、まるで意志があるかのようにフロイの首に巻き付いた。
「すごい!体が軽く感じるよ。」
「実際に軽くなってるの!シルフィード達の力のおかげよ。よかったわね、彼女達に嫌われなくて。」
リーフは精霊の力に満足し、精霊が人間と仲良くしてくれたことに喜んで、枝の道を飛び跳ねて進んだ。
古代の森にはゴブリンやベア、豚の化け物、河鬼など様々なモンスターが棲みつていた。中でもやり過ごすのに大変時間がかかったのがマンティコアだ。
マンティコアの知能は高く、ハイ・エンシェントの言語と魔法を使う。恐らく見つかっていたら命はなかっただろう。もしくは気づかれていたが、下等生物として扱われていたという可能性もある。とにかく、深く関わることなくやり過ごせたのは不幸中の幸いだろう。
「パーン王はこんな危ない仕事をたった一人に任せたのか?」
「パーン王は悪くない。私の選択ミスだわ。ごめんなさい。こっちの方が早いって理由だけで……」
「……」
「まあ、そんなに悲観的になるなって。まだ死んだわけでもないんだし、、、」
あちゃ~、余計に重苦しい空気になっちまった。言葉を選べ!俺のバカ!
「引き返すほうがリスクよね?」
「もちろんだ。」
「残り半分くらいのところまでは来ているわ。進みましょ!」
「そうしよう。」
リーフとフロイが古代の森に入って6時間ほどになる。
「陽が沈む前に森を出たいわね。」
「雲行きが怪しくなってきた。一雨来そうだな。」
森の先はソード山脈の裾野に続いているが、山の近くということもあり天候が崩れやすいようだ。
フロイの予測は当たり、しばらくすると大雨になった。木々の葉が多少は雨を防いでくれるが、二人ともすでにびしょ濡れである。
夜の森で過ごすつもりは毛頭ない。激しい雨のなか、無言の行軍が続く。
東の空が光った。
ドーン!!!!続けて2発。
2発目はかなり近く、光と同時に雷の爆音が空を切り裂く。
落ちたな。
フロイは冷静を保ったが、リーフはキャッという悲鳴をあげる。
やがて、雨は小雨に変わり、大量の霧が発生しだした。
た
「誰だ!?」
霧の先に枝の道を歩いてくる影がひとつ。
「お前らが?こんな若造どもにカグツチ様は何の用があるというのだ。」
「何を言っている?……カグツチ?誰だ、それは!」
フロイが問いかける。
「まあいい。ワレがここでお前たちを殺せば、何もなかったことになる。」
鳥の嘴に黄色い犬の目で筋骨隆々の赤褐色の肌をした男が姿を現す。纏っているのは膝丈くらいの腰巻き程度で右手に三つ又の槍を持っている。
「姿なき小さき精霊よ。汝が姿を我が物とせよ」
「なにっ!?」
先手をとったのはリーフのインビジビリティの魔法だ。倍がけで自身とフロイの二人分の姿を消す。
「こしゃくな。だが気配でわかるぞ!ゆっくりとしか動いていないな。」
男は大きく一歩踏み出すと、
「このガンウンの一撃を喰らえ!!」と三叉槍を横に大きく凪ぎ払う。
「ぬう、外したか」
フロイの目と鼻の先を三叉槍が通り過ぎる。後退していなければまともに喰らっていただろう。
インビジビリテイは積極的な行動をとると体にへばりついたスプライトの精霊が、動きについてこれず散会してしまう。
フロイはゆっくりと身を屈める。
「純粋にして美しき戦いの精霊、」リーフの詠唱が響く。
「またしても、だが次はそうはいかん!!」
詠唱が始まると同時にガンウンはフロイがいると思われる空間を二度、三度斬り返し、一瞬で声がするリーフとの間合いに入ると、上段から三叉槍を振り下ろした!
鈍い音がズブリ、
枝の道の端にぶら下がっていたフロイが上半身を道に乗り上げて、ガンウンの右脇腹をブロードソードで突き刺した。
「ぐおおぉぉ」
「バルキリー!ジャベリンを射て!!」
ガンウンの苦痛の雄叫びと同時にリーフの魔法が完成し、魔法の槍がガンウンを貫く!
ガンウンは堪らずひるがえし、背中に折り畳んでいた翼を広げて、颯爽と逃げ去った。
「やったな!」
「危なかったわ。」
喜ぶフロイとは真逆にリーフは青ざめて左手を差し出す。
左手には魔力を失い粉々に砕け散った魔晶石があった。
「全ての魔力を消費して撃ったジャベリンは即死レベルのダメージのはずよ。」
「何者なんだ!?」
「昔、四百年以上の歳月を生きたエルフから聞いたことがあるわ。あれがテングという種族なのかも」
「テング……?」
フロイの空いた口は、しばらく塞がらず、
「お馬鹿な子になってるよ!」
リーフからの突っ込みで我にかえった。
それから一時間ほどで2人は古代の森を出ることができた。陽は沈みかけ、西の空はすでに暗くなっていた。
ソード山脈に入って3日。リーフとフロイの旅は想像以上に体力を削るものだった。
ソード山脈は10の峰が連なっており、ブラムドがいるアイシングホワイト峰までは2つの峰を越えて1つの峰を渡る必要がある。
2人は2つめの峰を過ぎて、3つめの峰を目指すところだった。3つめの峰は「針峰」と呼ばれ、文字通り針状の雪や氷が峰に到着するまで無数に空にむかって伸びている。この針は雪や氷が昇華してできる珍しい現象とされていて、背の高いものだと5mにまでおよび、それらが何万とあるため、歩行や移動が極めて困難な一帯となっている。
リーフは氷の精霊フラウに話しかけ、人が歩きやすい順路はないか聞いてみた。フラウは着いてきて、とばかりに移動すると、ここから登っていくといいかも、と教えてくれる。
リーフはお礼に大気中の空気を精霊魔法で冷やし、水を一杯かけてフラウの周りに雪を降らした。私のできる氷の魔法といったらこれくらいしかないの、ごめんね。しかし、フラウはこれに喜び、途中まで登りやすい道を案内してくれることになった。
道々リーフとフラウは友達のように会話をし、山の気候や天候の変化などをフラウから教えてもらうなどした。
「それも精霊魔法の習得に役立つのかい?」フロイがリーフに尋ねると
「わかんない。でもきっと役立つと思うわ」とフラウとの会話を楽しんだ。
フラウのおかげもあって早く「針峰」に到着することができたが、早朝に出発して到着したのは昼過ぎとなっていた。
針峰から先は雪と氷の世界で、フラウからの情報では吹雪にはならないが一日雪が止むことはない、ということだった。アイシングホワイト峰までの道は大きく分けて2本あり、確立はされているが、この雪で道から外れる可能性は多いにある。道から外れすぎた場合は雪ごと滑落する恐れがある。
また、先々には切り立った崖や急斜面などもあり、雪崩にも注意しなければならない。
「あ~ヤバいよ、これは。体力の限界だ。」
フロイが悲鳴をあげる。
「もう!だから言ったじゃない!そんなに甘くないって、」
「すまないが、先を急ぐなら俺を置いていってくれていいよ」
標高4000m以上のところまで来ていて、山に慣れていないフロイの場合、高山病に注意する必要がある。加えて、雪崩などを考慮にいれると、この先の夜営場所には十分に注意しなければならず、良い場所がなければ夜間も歩き続けなければならない。
しばらくなだらかな道が続いていることを考えると、この場所で一日休憩を入れて明日出発したほうが良さそうだ、と判断したリーフはテントを広げるようにフロイに告げた。
精霊に触れ、精霊から元気や力をもらってきたリーフだったが休憩を入れて休んでみると、身体が相当疲れていることに気づく。リーフは背負い袋を探り、
「はい、これ。」と言ってフロイに一粒の小さな木の実を見せる。
「何だ、それは?」
「世界樹の小さな実よ」
リーフがつまむ小さな丸い実の色は透き通るようなエメラルドグリーンで、光を透過させて光の射し具合によって、時折、内部で光が赤くゆらめいたり青くゆらめいたりする。
リーフはその半分をかじると
「口を開けて」
と言って、フロイの口の中に放り投げた。
一噛みするごとに体と精神が安らぎ癒されていく。そしてフロイは次第に瞼が重くなってきた。
「これで明日の朝は全快よ!」
リーフの明るい笑顔を見ながら「お休み」といってフロイは死んだように眠りについた。
フロイが目覚めると、すっかり暗くなっていて、目の前でリーフが向かいあわせにスヤスヤ眠っていた。
フロイはびっくりして飛び起きようとしたが、リーフを起こしてはいけないと考え直し、しばらく固まっていた。
普段はおてんばなエルフとしてリーフを見ていたフロイだったが、目の前の彼女は、どこか幼く純粋だった。
エルフらしく繊細で長いまつ毛が微かに震える。ふと、彼女の口元がほころんだ。何か楽しい夢でも見ているのだろうか、普段はよく喋るため大きな口だと勝手に思い込んでいたことが、間違いだったことに気づく。
フロイは指が無意識にリーフの口元に向かっていることに気づいて、慌てて指を引っ込めた。
あわゎわわ~、何をやってるんだ、俺は。
リーフのまぶたが微かに動いた。
ゆっくりとリーフの目が開いていく。
目と目が合う。
距離が近い。
二人の顔が一瞬で赤く染まった。
「な、なにしてるのよ!変態!」
「違う!それは……えっと……虫が!顔にいたから!」
リーフはバタンと距離を取り、腕を組んでプンと顔を背けた。しかし、彼女の耳先まで赤くなっているのが見える。
「そ、そういうことなら……ありがと」
「……え?」
「虫から守ってくれたんでしょ?……礼は言っておく」
「あっ!」
フロイが突然テントの入口に駆けつけたと思ったら、手をパチンと叩く。「あ~、外に!」慌ててテントの外に出るフロイ。
「あ~逃した~」悔しそうにするフロイ。
「もういいわよ、外に行ったんだから」もう一度、横になるリーフ。
「リーフ!来てみろよ!星が綺麗だぞ。」
雪は止み、手が届きそうな位置に満天の星空があった。
「昨日もその一昨日も見たでしょ。」
「いや、それよりもずっと近いよ」
「うん、わかった。もう私寝るから。」風邪引かないようにね、と言ってリーフは目を閉じた。
明日もいい旅になりそうだ。
虫の作り話しがバレずにすんだことにフロイは胸をなでおろし、そう思った。
ソード山脈に入って4日目、城を出て7日目にしてようやくブラムドのいるアイシングホワイト山へたどり着いた。
ブラムドがいる氷晶宮殿は峰の最深部、山の内部にあり、山腹にある洞窟が入り口と言われている。しかし、洞窟を登って峰の最深部まで行ったものはおらず(そもそも人が来ることがない)、洞窟内には未知の魔物が闊歩しており、無事にたどり着くことなど到底不可能と言われている。
「どうやってブラムドに会うんだ?」
フロイがリーフに尋ねる。
「まずは案内人に会うのよ。」
自嘲めいた物言いでリーフが応える。
「今日はやけに不機嫌だな、……ま、まさか!」昨日のことを怒っているのか?
「その、まさかよ」
「えっ!」
正面から数本の矢が飛んでくる!
「ウィル・オーたち!」
リーフの命令で3体の光の精霊が矢に突進する。
フロイに向かってくる矢は2本。1本はブロードソードで弾き、1本は軌道を読んで避けるはずだった。
「だめぇー」
剣で弾くはずだった矢は剣の前で半円を描くようにして軌道を変え、フロイの右腕に直撃した。続いて残り1本の矢が背中を撃ち抜く。
「ぐがっ」
リーフの叫びも空しく、まともに全弾命中するフロイ。
リーフの放った光の精霊は2体が矢を相殺し、1体は矢のエネルギーが精霊の力を上回り、リーフの左頬をかすめる。
一息入れる間もなく、エネルギー弾がこれまた5発。今度は目にみえて軌道を変え、四方から襲ってくる!
「ドライアード、四肢を広げ給え!」
近くの木の枝と地中を走っている根が巨大化して伸び、リーフとフロイをエネルギー弾から守った。
「大丈夫?」
「ああ、思ったほどの威力じゃなかったよ」と言っても右腕はまだ痺れてる。利き腕じゃなくてよかった、とフロイ。
「最初の攻撃は本物の矢と見せかけたマジック・アローというソーサラー魔法よ」
「妖怪の次は魔術師かよ。」
しばらくドライアードの陰に隠れていた二人だったが、相手の攻撃はピタリと止まった。
ドライアードのドームから出て、警戒しながら辺りを探ってみるが気配はない。どうやら敵は去ったようだ。
山の天気は良く、昨日、口にした世界樹の小さな実と休養のおかげで、魔術師による襲撃など気にもならないほど快調だった。しかし靴が埋まるほどの雪で一歩一歩が重い。
峰までの道を外れないように進み、右手に高さ4mほどの崖が続く道になる。
「エルフの小娘が何の用だ?」
崖の上からする声に顔を向けると、白髪のドワーフがバトル・アクスを両手に構えている。
「小娘じゃないわよ!」気をつけて、とリーフがフロイに警告する。
ドワーフはその体型からは想像がつかないほどの身のこなしで大地を蹴ると自らが縦回転して2回、3回、フロイへ向かってくる。
フロイはすかさず剣を抜き構えるが、ドワーフのほうが速い!
フロイを剣ごと後方へ吹き飛ばした。
「フンッ、連れがおるから腕試しにと思ったが、」
「危ないでしょーが!これだから戦闘バカは……んっ?」
「ちょっと待て!コラァァ!!!」
ドワーフとリーフのやりとりに耳を傾けることもなく、フロイが悠然と立ち上がる。
「さっきからやりたい放題やりやがってぇ!これでもくらえっ!!」
猛然と駆け出したフロイはドワーフの目の前で切り返し、2人、3人に分身したかのようにドワーフの前後左右から突きを繰り出す!
ドワーフは正面からの突きは弾いたものの、2発目3発目と外衣を切り裂かれ、着込んでいた鎖帷子が綻ぶ。4発目をバトル・アクスの柄でなんとか防ぐものの態勢が崩れている。
「とどめだっ!」
「ストッーーーーーープ!!!!」
リーフの必死の叫びでフロイの動きが止まる。喉元を貫くはずだったブロードソードの先には、バトル・アクスがその軌道を弾こうと待ち構えており、いつの間にか態勢を立て直しているドワーフが反撃の眼差しでフロイを見ていた。
フロイの頬に冷たい汗が伝う。
しばらくの沈黙。
「もう一人!いるんでしょ!でてきなさい!」
リーフに脅されて、崖の上からのっそりと顔を出す大男。
「沈黙は金、雄弁は銀と言いますが、どうにも始末が悪い、とだけは言っておきます。」
身長、体格は戦士以上だが、口元を結び面長で眉の下がった表情は、見るからに戦いが嫌いといったオーラを放っている。
「偉大なるマナ、大地の戒めより解放されん」
そう言って大男は身を崖下に投げ出すと、浮くようにしてゆっくりと崖から降りてきた。
「彼らが案内人よ」
フロイはリーフの物言いから、朝からリーフが不機嫌な理由が少し解けた気がした。
「アルド・ノーバと申します。」
顔だけが気弱そうな魔術師がフロイに名を告げる。
マジック・アローはエネルギー・ボルトを加工して放つ魔法ですので、そのぶん威力は弱くなっていたと思うのですが、大丈夫でしたか?
「あぁ、なんとか」
「蘊蓄なげぇよ!」
フロイとリーフがほぼ同時に応える。
「あちらはギム。水晶宮殿の守り人です。山腹の洞窟内を改装し、そこを普段の住まいにしています。」
「ドワーフの細工品は本当に素晴らしいです。いまギムは木彫りの鳳凰を製作しています。フロイ殿も是非一度ドワーフの手先の器用さを見にくるといいですよ。」
ギムが無口だからアルド・ノーバが喋るのか、アルド・ノーバが蘊蓄好きだから余計にギムが口をつぐむのか、いずれにせよいいコンビなのかもしれない、とフロイは思った。
「ここにブラムドがいるのか」
美しくも荒々しい光景を前にフロイは息を呑んだ。
アイシング・ホワイトの山頂には低い物では50センチから高い物だと10メートルまで、様々な高さのクリスタルが地面から突き出ており、直径およそ100メートルの円の中に数千本のクリスタルが群集となって輝きを放ち、空に伸びている。
円の中央に行くほどクリスタルの高さは高くなり、山の頂上にクリスタルの山が立っているといっていい。
この群集を掻い潜って進むだけでも至難の業だが、中央まで進んだとて高さ10メートルのクリスタルが乱立するだけである。
「どういうことだ?」
ここまでの説明をアルド・ノーバから聞き終えて混乱するフロイに、
「こういうことじゃよ」
ギムが水晶の呼笛を懐から取り出し、ゆっくりと三回吹いた。
すると間を置いて、銅鑼の音が五回、どこからともなく聞こえてくる。
目の前のクリスタルの数本が光りだし、次に地鳴りとともに光りだしたクリスタルが大きな音をたてて地面に埋まっていく。
両側をクリスタルで挟まれた幅7~8mほどの回廊がものの数分で出来上がった。
「どういう仕掛けなんだ?」
「わからんよ。」古代のドワーフ祖先が関わっているのか、それとも神の成せる業なのか。フロイの問いにギムが答えた。
回廊は下へ下へと続いている。
4人が進んでいる間にも通り過ぎたクリスタルは入口から順番に大きな音をたててせり上がり、来た道は元通りに塞がれていく。
宮殿の中心部は巨大な広間になっており、天井は見えず、無数の氷晶が組み合わさりどこまでも続いている。
「久しぶりだな、リーフ」
広間の中央、氷の玉座に座る男が放つ声は宮殿全体から響いてきたように感じられた。
「ブラムド!」
リーフが駆け寄る。
ブラムドは白のローブを纏い、金色の髪はサラサラのロングヘアで、かつてはセシルと呼ばれていた。
「知っている…‥」
フロイの口から言葉がこぼれる。
「俺はこの人を見たことがあるぞ……そう、たしか…」
「3年前よ」
リーフが続ける。
「かつてはセシルと呼んでいたわ。」
「そうだ!パーン王と一緒にいた魔法使い、忘れるはずがない!」
「いつからか見なくなったが、生きていたのか!」
「いえ、セシルは3年前に亡くなったのよ」
リーフが寂しそうに話す。
「なんだって?」
混乱するフロイ。
「セシルはアンダーグラウンドの旅で私たちと任務を成功させたあと、その命を全うし、天に召されたの」エトの神聖魔法でも助からなかったのよ、とリーフは視線を遠くへ向けた。
「じゃ、じゃあ、今ここにいるのは……」
「セシル殿の亡骸をわけあって私がお借りしているのだよ」
先ほどの宮殿全体を震わせる声はなりをひそめ、静かな口調でブラムドは言った。
「そんなことできるのか?」
「ああ、まあな……もちろん、その場にいた皆の同意があったからこその話しだ」彼の魂は召されたが、肉体は彼の記憶をよく覚えていて、私も彼の一部になれたのだよ。理解し難いとは思うが。
「いいえ、わかるわ。拒絶することだってできたはずなのに、あなたはセシルを受け入れてくれた。あなたはブラムドでありながら、セシルでいてくれている。」
リーフはそう言ってから、少し間をおくと、
「やっぱり理解できないかもwだって、私がそんな身に置かれたとしたら、たぶん発狂しちゃうw」
「当たり前じゃ。エルフにわかるわけがなかろう。」
ギムが追い討ちをかける。
「は~?その石頭がよく言うわよ!あなたなんてブラムドのブもわかってないくせに。」せいぜい木でも彫って殻の中に閉じこもってるのが関の山よ。
「なんじゃと!精霊にばかり頼って、一人では何もできん小娘が!」
「なんですってぇー!」
「おやおや、これはすまない。私が難しいことを言ったばかりに……わたし?わたしとはブラムドのほうか?セシルのほうか?」
「ほら、2人とも!ブラムド様がお困りではありませんか。早く仲直りしてください。」
「仲直りじゃと?いつからワシがエルフと仲良くしているというのだ!」
「ストッーーーーーーーーープ!!」
収拾がつかない事態を放り投げようとも思ったフロイだったが、他の方法も思いつかず、ひとまず終息に向かう。
「あ、あの、その、」
「ブラムドでいいよ、青年」
呼び方に戸惑っていたフロイにブラムドが声をかける。
「じゃあ、そうさせてもらう……ブラムドはパーン王とどういった関係なんだ?」
「パーン王には借りがある。それこそ3年前のアンダーグラウンドの旅で私の大事なものを取り返してくれたという大きな借りがな。」
「そうなのか……それで、今回のパーン王の伝言をブラムドはどうとらえているんだ?」
フロイの問いにブラムドは少しうつむくと、目を閉じてしばらく沈黙する。
「これを持っていくがよい」
「カイロス・ヴェス・セヴティ・ラ・フザ」
詠唱が終わるとブラムドの手のひらに青と赤の小さなケースが現れた。
赤のケースには赤いレンズが青のケースには青いレンズがそれぞれ収められている。
「この赤いレンズを渡そう。この赤いレンズを目に接触させるようにつけるんだ。このようにな」
そう言って、ブラムドは右手の人差し指に青いレンズをくっつけると自身の左目に添えるように近づける。青いレンズは眼球にひっついてブラムドの薄く青い瞳がレンズの青色に変わる。
「痛くないのか?」
「大丈夫、痛みはない。」赤いレンズをつけた時点から10分間、赤目から見える光景がこの青目に映る。その光景を見て、私はそこに駆けつけよう。そのようにパーン王に伝えてくれ。
「オルゲンの対の青赤目、古代魔術師のオルゲンが遺したアイテムですね」初めて見ました。とアルド・ノーバが興味深げにレンズを眺める。
「それよりも、先ほどの魔法はアポートでは?アポートの持続時間は3分。時間が経てば所有物は元あった場所に戻ってしまいます。」
「所有物の大きさによって持続時間を操れることがわかったのさ。この講義はまたあとで」
「はい!お願いします!」
「要件は済んだようだな。わしはもう帰るぞ」
ギムがブラムドとアルドの会話に興味なさげに話す。
「わたしはアルドと一緒でいい。フロイはどうするの?」
「どうするって、来た道も塞がれているし、どうやって帰るんだ?」
「宮殿にある銅鑼を鳴らせば山腹の洞窟入口に飛ばされる仕組みになってるの。誰を飛ばすのかはブラムドの考え次第よ。ほんと便利なのか厄介なのか、」
「ああ、だったら俺も残るよ。少し考えたいこともあるしね」
「ひとまずミッション終了ね!そういえば、帰還の木彫りもシャリーから2つもらってたんだったわ。安心、安心。」
「万物の根源たる万能なマナよ、我が道を開けよ」
カチャリという音とともにエンディミスの前の錠が外れる。
「ルフト・アーリア・ヴォズトフ」
続けて精神集中が続く限り姿を消すコンシール・セルフの魔法を唱える。彼女の背中までかかる黒髪が包まれるように消えていく。
鉄格子から出ると左右に伸びる通路が一本、通路の両脇には牢屋が並ぶ。
まずは右から。端から2番目の右手にパーン王が捕らわれているのを確認する。パーン王は鉄格子ごしに通路の様子を確認していて、落ち着かない様子だ。先ほど、同じようにしてサンカスタンの兵士に捕らえられた踊り子のうち4人が尋問のため牢屋から連れ出されている。その身を案じているのだろう。
牢屋を過ぎて、つきあたりの左奥の部屋から監視員の声が聞こえる。部屋の手前、通路を左に曲がった先に上り階段がある。
エンディミスは来た道を戻ると次はレオナーが捕らわれている牢屋を確認する。レオナーは逆端から3番目に捕らわれており、レオナーは通路に背を向けて横になっている。どうやら牢屋は通路の両脇に各10部屋、全部で20あるようだ。踊り子2人がいる牢屋も確認した。
牢屋を過ぎた通路の先には鉄格子が一つ。鍵がかけられており、鉄格子の先の通路を50mほど行った先に、地上への上り階段が見える。牢屋に入れられる際に通ってきた道だ。
仕方なく再度戻り、監視員の部屋の前の通路を左に曲がり階段を上る。
階段を上ると、つきあたりまでの右壁に扉が3つ、つきあたりに1つ。右壁の3つの扉は衛兵の休憩部屋で、つきあたりの1つは厨房だ。
つきあたりの通路を左に曲がり、裏庭への扉、書斎、2階と地下への階段、配膳室を過ぎてホールへ出る。
L字型のホールは大食堂、小食堂、待合室、玄関ホールへそれぞれつながっており、大食堂でようやくサンカスタンの姿を確認することができた。
各所に衛兵がいて、パーン王から命の危険となるとき以外、オマース領の兵士に重傷を負わせないように命令されている。休憩室の前を通過するのは諦めたほうがよさそうだ。
待合室の一角に奪われた武器や鎧が固められていたため、三人の武器だけを回収する。
ホールを離れ牢屋に戻る途中、エンディミスは地下への階段が気になった。急いでいる今は避けるべきなのかもしれないが、冒険心が勝った。
階段を下りた先はL字通路が左に曲がっている。L字通路の右と正面の2箇所に扉のない奥へ続く入口が設けてあり、エンディミスが階段を下り終えた瞬間に鋭い声が響く。
「誰かいるのか!」
声の主は右入口の奥の部屋からだ。
ここまで何十人の衛兵をやり過ごしてきたが、まさか油断したか!?
声の主が右入口へ近づいてくる。
いや、物音はたてていない。だが、しかし相手は確実に近づいてきている。
まずい!やるか!
そのとき、階段から衛兵が降りてきた。
エンディミスはゆっくりと階段を上り、衛兵と入れ替わるように動いた。
後ろをふりかえらずに階段を上りきると、そのまま左に折れる。
なんとか逃れたようだ。気配だけで感ずかれるとは只者ではない予感がする。それとも雑音のない場所へ入ってしまったからなのか。いずれにせよ嫌な汗をかいた。
衛兵の休憩室の前を避けるとなると地上へ続く鉄格子の鍵を開ける必要がある。
何かの時のために1回分の魔力は残しておくと考えると、おそらくアンロックが使える回数はあと5回。パーン王とレオナーの牢屋の鍵を開け、残り2回を踊り子の2人用に使う。これが限度だ。
踊り子2人の牢屋の鍵を開ける必要があるのか?と問われると、答えはYESである。
実は一緒に来た踊り子6人は踊り子でもあり、アマゾネスでもあるのだ。武器を持たせれば並みの戦士では歯がたたないだろう。
レオナーの話しではリーベルソレイユの王宮内にアマゾネスの族長と20年以上のつきあいがある人物がいるらしい。
23歳の若さにしてパーン王の人脈には頭が下がる。自身が始めてパーン王にあった時のことが一瞬脳裏に浮かぶが、任務に集中することにした。
レオナーが鉄格子を眺めていると鉄格子の間から剣が伸びてきて、牢屋内の床に音も立てずに置かれた。
初めは警戒したが、剣が自分のものだとわかると、いよいよだな。と息をゆっくりと吐き体全体の感覚を確かめる。
しばらく待つと剣戟の金属音がした!少し遅れて、牢屋の前にエンディミスが現れ、アンロックの魔法で錠前が外れる。
「パーン王に加勢して!私はあと2人の錠前と奥の錠前を外すわ!」
「わかった」
通路にでてパーン王のもとまで駆けるレオナーの動きは速かった。
「パーン王!私が殿を勤めます!」
パーンは衛兵の上段からの一撃を受け流すと、手首を返して柄の部分で衛兵の喉元を突く。
「すまない!助かるよ」
「一国の主に何かあってはいけませんからね」
凪ぎ払い襲ってくる次の衛兵の一撃をレオナーがタイミングをあわせて剣で受け止める。それだけで衛兵は衝撃に耐えられず剣を落としてしまう。
「いいのか?隠密で来てるんだぞ」
「ここからは時間との勝負です。まあ、この兵士さんにはしばらく眠っててもらいますがね」と言って逃げようとする衛兵をレオナーは捕まえて、強烈な頭突きとアッパーカットを同時に食らわせる。
「そうだな。そういうことならこのメイクも不要だ。」
パーンはようやくこの化粧ともおさらばだと言わんばかりにメイクを剥ぎ取った。
目の前には兵士が3人倒れている。
すると応援を呼びにいった兵士が通路の先の左側通路から何人もの衛兵を連れて戻ってくる。
「急ごう」
通路の反対側ではエンディミスが最後の錠前をアンロックして2人のアマゾネス達と連携して一人の衛兵を倒したところだった。
「じきに前方からも衛兵の応援が来ます!数は前方から来るほうが少ないはずです」
エンディミスが言う。
「まずいな、挟み撃ちか」
「進むぞ!」
パーンが迷わす走り出すと一行もそれに続く。
「あぁ!マールのやつ!こんなときに何をしてるのか!」
最後尾を走るレオナーが思わず悪態をつく。
「レオナー!呼んだかい?」
声は後ろからする。
「マール!!」
「どこから来たんだ!?パーン!!」
パーン一行が振り向いて足を止める。
「こっちだよ!」
マールはそう言うと後方から来る衛兵に向かっていく。
「待て!そっちは…」
すると来た通路の左壁が半回転し隠し通路が現れる。
「こっちこっち!」
一行全員が隠し通路に入る時間を稼がないといけない。レオナーは隠し通路と衛兵の間に一足先に入り、衛兵を迎え撃った。
4人が隠し通路をくぐるのを確認して、レオナーは後退しながら一番最後に隠し通路をくぐる。
「壁を塞げる?魔法をかけるわ!」
エンディミスの指示にパーンとレオナー、続いてアマゾネス2人が押し寄せる衛兵を押し返して壁を塞ぐ。
「マナを使役せる者は命ず。汝黙してその口を開くことなかれ」
衛兵達の壁を押してくる圧力がピタリと止まった。
「鍵のない扉も魔法で閉まっちゃうんだね!」
マールが感心して言う。
「おおよその構造がわかっていればね。壁の中心を軸に回転していたから予測が当たってよかったわ」
「さっすがー!」
「今日の最後の魔法がロックっていうのは残念だけどね」
「ありがとうエンディ。マールにも助けられたよ」
感謝を告げるパーン。
「本当に絶妙のタイミングだった!ずっとここで待ってたのか?」とレオナー。
「衛兵が鉄格子の前にいるし、どうしようかずっと考えてたんだよ!そうしたらちょうどみんなが通っていくから」
「そうか!マールにしかない何か特殊な魔法でも使ったかと思ったぞ」
レオナーの冗談で一同に笑いがおきる。
「この先は小食堂に繋がってるんだ」
「ということは隣りの部屋にオマースがいるってことね」
「よし、心して行くぞ!みんな、頼むぞ!」
領主の館での最後の闘いが始まる。
サンカスタンはオーランド国の名門貴族・オマース家の次男として生まれた。オーランド国は14ある諸国の1つで、300年以上続く歴史ある国だが、ここ百年は貴族間の政争続きで弱体化が顕著だ。サンカスタンもまた、この政争の犠牲者である。
彼が20代前半の頃、繰り返される政争によりオマース家は没落した。家族は離散し、サンカスタンは身ひとつでウルヌス公領にたどり着いた。ここで彼は、圧政に苦しむ民衆の姿と自分と同じく国を追われた貴族たちの不満を見て、元々の武芸の素養とカリスマ性で反乱軍をまとめ上げ、見事ウルヌス公を打倒したのである。
しかし、国を存続させるのは容易ではなかった。最初の半年間で徴税やインフラに手をつけ統治は順調に見えたが、ウルヌス公が影で管理下においていた闇のギルドやならず者が次第に暗躍し始めたのだ。その活動は、単なる強盗や恐喝よりも、はるかに陰湿で多岐にわたる。
店舗や家屋の戸口に、闇ギルドの証である「黒縄」が結びつけられると、翌日までに指定された金額を隠し場所に置くのが暗黙のルールとなった。これを破った場合、外堀りから固められて商売ができなくなったり、不審火、空き巣、食物に少量の毒を混ぜられるなど命を脅かされて暮らすことになる。
また当初から衛兵など公人の職にならず者が入り込んでいて、見回りのルートや襲撃のタイミングなどを密告させる、給料の安い衛兵を金で買収して悪事を働かせ、後にはもどれなくするなど内部から腐敗させた。
闇のギルドに所属する者やならず者のほとんどが普段は一般市民を演じており、夜な夜な密会を開いては、自分達にとって都合のいいシステムを悪巧みし、民や公人から金を巻き上げる。それが常態化し、表の社会に深く根を下ろしていた。
加えて、サンカスタンは巧妙な手口に対抗する術を知らず、無知ゆえに明確な未来図がなく、貧富の差ができるのは社会において仕方のないことだと論点をすり替えていた。せいぜいできるのは武力で事の一部を解決するくらいだった。
「うわっ~、すごい衛兵の数!」
一行が小食堂を出ると、ホールには溢れんばかりの兵士がいた。サンカスタンがいる食堂の扉の前には特に兵士が集まっている。
「オマースはあの扉の先にいるはずよ!」
「突破する!手伝ってくれ」
パーンが迷わずに衛兵の集団に向かって走ると、他の者も追随する。
「侵入者だ!捕らえろ!」
衛兵が剣を抜いて向かってくる。
パーンは一人目の攻撃を剣で受けるとそのまま刃を滑らせて衛兵にショルダータックルを食らわす。吹き飛んだ衛兵には目もくれず、勢いそのままに、二人目の剣の鍔めがけて突きを繰り出し、鍔と交差した剣先を手首を反しながら上に突き上げる。衛兵の剣は衛兵の手から離れ天井に突き刺さった。
「派手にやってくれますなー」
マールが嬉しそうに言いながら、小さな体を武器に兵士の足元を走り回り、足元を通過するごとに膝や脛あての接続部分や取り付け部分をダガーで切りつける。ときには跳ねるように兵士を蹴っては別の兵士の背中に飛びつき鎧で守られていない部分を切りつける。小人族のこの超人的な敏捷力に兵士は次々と混乱に陥る。
パーンが態勢を立て直そうとする間に敵は左右、正面の3方向から襲いかかる。
するとパーンの背中からアマゾネス2人が左右に飛び出し、地下牢で衛兵から奪った剣で直線的な突きを繰り出す。左右から来た衛兵2人はその攻撃を自身の胸当てに見事に食らい吹き飛んだ。
本来アマゾネス達は曲刀を好み、柔らかくしなやかな動きで体を上下左右に動かし、複数人で滑るようにして敵を切り刻む。
それはまるで死のダンスだ。
そしてその攻撃は武器が変わったとて見劣りすることはない。体の動きは強く直線的に変わり、二人の息はピッタリだった。
パーンは振り上げた剣に渾身の力を込め、
正面から来る衛兵の左肩めがけて剣を豪快に振り下ろす。衛兵は慌てて剣で受けるも、あまりにも強烈な一撃に刃が押される。パーンの一撃は相手の左肩を肩当てごと粉砕した。
レオナーとエンディミスは後方から来る兵士を牽制する。間合いを取らせつつ、攻撃してくる敵はいなし、寄せつけない。
食堂の扉の前にいた衛兵10人を片付け、押し寄せる兵士を仲間に任せ、パーンとマールが食堂へ侵入した。
「お初にお目にかかる、サンカスタン卿」
宴席で顔を赤めるサンカスタンにパーンが静かに歩み寄る。
「なっ……貴様はパーン!?なぜここに!」
サンカスタンの目が血走り、手から杯が落ちた。
「俺を知っていてくれていたとは、嬉しいぞ」
パーンの気迫にサンカスタンの震えが収まらない。
傍らで酒を酌み交わしていたデュボアは腰を抜かして奥の扉から逃げ出した。同席している女は空いた口が塞がらない。
10歩ほどの距離でパーンは歩みを止める。
「俺は、卿に確かめに来た。5年前にウルヌス公を討った卿が、まだここにいるのかをな!」
「ぐっ」
一瞬サンカスタンは言葉をつまらせたが、椅子を蹴り立ち上がって言う。
「わかったような口を聞くな!小僧っ!」
「貴様に何がわかるというのか!」俺の苦しみ、この国の内情を!お前に何ができる!?
「それに、なぜお前は帝国に逆らうのだ!ヒーロー気取りか知らんが」俺は帝国の属領になることを考えている。帝国がわが領の腐敗を一掃してくれることを期待してだ!属領になることで更なる交流から新たな文化も生まれる。それの何が悪い?
「お前は民に祭りあげられたことに浮かれ、その実はただ戦争を無駄に拡大させているだけではないのかっ!」
パーンはしばらく黙したまま、まっすぐにサンカスタンを見ている。
「では、聞く。」
「何故、ザナード帝国は軍を進める?」
サンカスタンは虚をつかれた。
「ハーッハッハッハッハッ!」
そして大きな声で笑う。
「何を言うのかと思えば。どうやらリーベルソレイユの民はとんでもない御坊っちゃまを王に持ってしまったようだな」
「力を誇示することで、外交が成立する。それが抑止力というものだ!」
サンカスタンが語気を強める。
「その力でお前は領を治めることができたのか?」
静かなパーンの言葉にサンカスタンは的を射られた思いでうろたえる。
「何をしているのだ、サンカスタン!」
そこまでだ、と言わんばかりに奥の扉から男の声が聞こえ、姿を現す。
黒の甲冑に黒の足具。オールバックの黒い長髪に顔の肌の色だけが白いため、その冷徹な表情がより一層際立ち、氷のようだ。
男は歩を進め、黒のマントを翻して大剣を抜く。マントの裏地の赤が剣で斬られた血のように広がる。
「お前は…?」
「我が名はアシュラム」
アシュラムの大剣が妖しい輝きを放ち、剣から漏れる漆黒のもやが周囲の空気を歪ませていく。
「サンカスタン、何をしている?早くその壁から剣をとって、その者を斬れ」
黒衣の騎士アシュラムが淡々と告げる。
「それともその剣はレプリカか?」
アシュラムの皮肉にサンカスタンは仕方なく剣をとる。
「よせ!サンカスタン!俺はお前と剣を交えるつもりはない!」
パーンが言う。
「どこまでも甘い男よ」
そう言ってサンカスタンは鞘から剣を抜いた。
「もう一度言うぞ!我先に軍を進めるのはいつも帝国だ!そして力で支配した先に待つのは次なる新たな力の台頭。その犠牲となるのは、いつだって罪のない民なのだ!」
その言葉にサンカスタンは鋭い眼差しでパーンを睨みつける。
「懲りないやつだ。」
そして剣先をアシュラムに向ける。
「だが、どうやら俺もその意見に賛成のようだ!」
「来るか」
不敵な笑みを浮かべる黒衣の騎士。
一気に間合いを詰めて先制の一撃を放つサンカスタン。捕らえた!黒衣の騎士の左肩から胴にかけて剣が走る。
しかし、そこに黒騎士はいない。
「なっ!!」いつのまに!
黒騎士がサンカスタンの左脇に立ち大剣を伸ばす。サンカスタンの首筋に冷たい鋼……いや、これはそんなものではない。魂を震え上がらせる冷たい何か……そう人の怨念とでもいうべきか…
「魂砕き」
アシュラムが発した刹那、アシュラムの左後方から3本のダガーが迫る!
アシュラムはマントを払って1本をはねかえし、残り2本を左腕の籠手で防ぐ。
「やっとおいらの出番がきた」忘れてもらっては困るなー、とマール。
サンカスタンは難を逃れたが、死者の怨念に取り憑かれ意識を失い倒れてしまう。
「小賢しい」
アシュラムは標的をパーンとマールに変える。
「マール、黒騎士の動きが見えたのか?」
「見えるも何も、おかしいのはサンカスタンのほうだよ。誰もいないところに剣を振っちゃってさ。」
どうやら見えていない自分達が問題らしい。
アシュラムはゆっくりと近づいてくる。
やるしかないようだ。
「マール!補佐を頼む」
パーンは剣を中段に構える。
マールはパーンから少し離れた右後方に位置どる。
待ち構えるパーンに
「来ないのか?ならば受けてみよ!」
アシュラムの大剣がパーンの頭上に振り下ろされる!
ガキンッ!!!
激しい金属音。
思っていたより重くない。これはっ!
パーンは体の緊張を解し、アシュラムの両腕の動きに集中する。
アシュラムは剣がぶつかった反動を利用して第二の攻撃を放つ。
ギンッ!
やはり!第二の攻撃が早い!そして重い!
斜め左上から繰り出された攻撃をなんとか受け止めるが、力を加えられアシュラムの大剣が顔の間近まで迫る。
まずい!
パーンは態勢をかがめて、ゴロンと一回転、アシュラムの左脇へ転がりすかさず態勢を立て直す。
「随分と泥臭い闘いかたをする」
氷の表情を崩さず話す。
「名は?」
「パーン・サプレシウス」
アシュラムの氷の表情が一瞬とけ、
「クッ、ハッハッハッハッ」
「なるほど。サンカスタンも気がおかしくなるわけだ」
「なにがおかしい?」
「おかしくないと思っているその考えがおかしいのだよ。パーン王」
時間を味わうように対峙する二人。
「嬉しいぞ!パーン王!今日ここでお前が糧となることが……」
「!?」
アシュラムが一気に間合いを詰める。
「このソウルクラッシュのなあぁ!!」
大剣から漏れる漆黒のもやがアシュラムを包む!
「パーン!右っーーー!!」
ギィーン
正面にいると思ったアシュラムが右側から攻撃をしてきた。マールが教えてくれなければ確実にやられていた。
しかし、右手首を反して剣先が下になった状態で受けなければならなかった。アシュラムの一振りに押され、受けた剣は弾かれ背中を斬られる。
「ぐあっ」
前のめりになり背中が無防備になったパーンに対して、片足でステップを踏みクルリと一回転し再び背中を狙うアシュラム。
「喜べ!魔神王の剣!!!」
グサリッ
「ぐおおォオォォーーー!!」
パーンの前でうずくまるアシュラム。
左目に刺さったダガーを抜き、左手で顔を覆う。覆った手を伝いポタリ、ポタリと血が流れ落ちる。
「だからぁ、おいらを忘れないでって」
マールは投擲を1本だけに集中してダガーを放ち、見事、アシュラムの左目に命中させた。
その隙にパーンは態勢を立て直そうとするも、魂砕きの魔剣により気力が削がれ、膝をついてアシュラムと対峙するのがやっとだった。
そこへパーン達が入ってきた扉からレオナーが現れ、状況を察して駆けつけてくる。
アシュラムは大剣を両手で握りなおして、パーンにとどめを刺そうと振りかぶる。
またしても、マールのダガーがアシュラムの顔めがけて飛んでくる。
「ちぃ」
アシュラムは籠手で顔を庇いつつ、ダガーを避け、再び大剣を振り抜く。
ガキィン!!!
4度目の剣戟音はアシュラムとレオナーによって鳴らされた。
力と力がぶつかり合う。
お互い一歩も引かない。いや、その時間はわずかで、次第にレオナーが優勢となりアシュラムを押し返していく!
シャリン!
アシュラムは状態を横にずらして、レオナーの剣を下に流した。そして後方にジャンプしてレオナーとの距離をとる。
魔剣から発生するもやが消えている。
「魔剣のやる気を削いでしまったようだ…
これでは斬る意味がない…」
「命拾いしたな」
アシュラムか言う。
「さて、どうだか。片目を失った男の台詞ではないな」
レオナーが返す。
とは言うものの、パーンの傷が心配で内心では、早く去れ!と思っている。
「この目は己が戒めとしよう。」
アシュラムは踵を返し、背を向けてゆっくりと去っていく。
シュッ!
マールのダガーがアシュラムの後頭部を襲う!
キンッ
アシュラムは振り返りもせず、大剣の刃の腹で飛んできたダガーを弾いた。
こいつ~!空気を読まないやつだな~…
マールの攻撃がアシュラムの闘争心に火をつけないか、心配になるレオナー。
しかし幸いにも、アシュラムは何事もなかったかのように奥の扉から部屋を出て、その姿を消した。
「パーン!大丈夫か!?」
レオナーがパーンのもとに駆け寄る。
「これを使ってくれ」
パーンは下着に縫ってあった薬袋を取り出し、レオナーに渡す。
「まさか、自分に使うことになるとはな。」
薬袋の中には深い青色をした、わずかに粘り気のある液体が入っている。
「これはっ!」
レオナーが薬を見て驚く。
「知っているのか?」
「間違いない、これは蒼炎の雫だ!」
レオナーは手に取ってパーンの傷口に薬を塗りながら話す。
パーンは蒼炎のごとき冷感が傷口から全身に走るのを感じる。
「氷結花と太陽草、その他いくつかの材料から作られた貴重な薬だ。」
背中の痛みは和らぎ、鋭い冷気で血管が収縮し止血されていく。
「どこでこれを?」
「ラルカスからもらったんだ」
「宮廷魔術師殿か。そういえば蒼炎の雫を作成した薬師も魔術師だと聞いたことがある。入手先を聞いてみたいものだ。」
レオナーが驚くのもわかる。想像以上に効能ある薬だった。
「サンカスタンを起こさねば。このままだとこの領内で俺たちは犯罪者扱いだ」
「だから言ったでしょう。国家間の衝突に発展するって!」
パーンの言葉に動揺するレオナー。
「5倍の報酬も忘れてないからねー!」とマール。
パーンは事の顛末をレオナーに話し、証言者はサンカスタンとそこの女性のみだ。と言って、一同サンカスタンの無事を祈るばかりだった。
「おかえり、リーフ」
エトが笑顔でリーフを迎える。
「ただいま!王宮内に変わりはない?」
シャリーからもらった木彫りの戦神への祈りが成功しリーフは無事、王宮に帰還していた。
「フロイが一緒だったと聞いたけど?」
王宮内の会食の間でエトがリーフに尋ねる。
「ええ、一緒だったわ!でも帰りは別々。残ってギムと剣の稽古をするんだって。」
ドワーフと一緒になんて、ほんと物好きよね!リーフはハーブティーを飲みながら答える。
「それはそれは。戦時には冒険者ギルドの戦士がリーベルソレイユの傭兵になってくれているんだ。頼もしいことだよ」
二人はしばらくお互いの近況報告を話し、オルゲンの対の青赤目の話しになる。
「そんなアイテムがあるなんて知らなかった。それはリーフが持っていてほしいんだけど、どうかな?」
「うん…別にいいけど。」
「実は2日前にファーン卿の斥候から報告があって、リーベルソレイユとオマース領付近に進軍中のザナード帝国軍の動向がわかったんだ」指揮官はパーン王と同じくらいの年齢かそれよりも若いらしい。
その若い指揮官の指示のもと、山々を背景に据えて国境に近い中立地帯に堅牢な砦を建設しているそうだ。
シャダム殿、ラルカス殿と話しをして、軍を編成し国境付近に軍を進めることとなった。
ファーン卿の斥候には、そのことをパーン王に伝えてもらうように、昨日オマース領に出立してもらっている。
「パーン王、大丈夫かしら」もう、誰が王様なのかわからないわね。
「王様という表現が少し違うのかもしれないね」
エトは思いを少し呑み込んでから話す。
「僕たちひとりひとりは小さな波紋かもしれないけど、一纏まりになることで高くて頑丈な岩にもなる。そして波紋はまた別の誰かに広がり、少しずつ岩が大きくなることで、その景色はいずれ素晴らしいものになる。それが僕たちの国造りの原点で僕たちが建国した理由なんだ。」
「だからリーフもリーフができることをやってくれればいいんだよ」
そう言ってエトは笑顔を見せる。
「うん、わかった。わたし頑張るね!」なんかエトに言われると元気がでるわ!
リーフはそう言ってから目の前のチーズケーキに目をやる。
「でも今日は1日休ませて。旅でヘトヘトだし、しばらく美味しいもの食べていなかったんだから!」
「もちろんだよ。お勤めお疲れ様でした」
コンコンッ
リーフとの話しを終えて宮廷魔術師ラルカスの部屋をノックするエト。
コンコンコン
「あれ?いないのかな?」
ラルカスと軍の編成について話しがしたく、エトは王宮内を探すことにした。
「リーベルティキングはお元気ですか?」
重要な人物や囚人を監禁するための塔の地下から隠し階段を下りた秘密の部屋で、ラルカスは声の人物と話していた。
リーベルティキングとはパーン王のことで、魔法王国では一部皮肉を込めてそのように呼んでいる。
魔法によって全身が空間に映し出されている声の主は、魔法王国で「理紡ぎ」の称号で知られるスレイン・スターシーカーである。
魔法王国で称号を与えられることができるのは4階級の魔術師と4階級の魔導師の上に立つ者で、すなわち下から、
魔術師、2級魔術師、1級魔術師、特級魔術師、
魔導師、2級魔導師、1級魔導師、特級魔導師、
の上である。
そしてスレインは28歳のラルカスの3つ下で若手有望株としてラルカス同様、注目されている人物だ。
「パーン王は相変わらず我々の理解を超えたところで行動されています」
「それはすなわち、力による支配とは別のところ。という意味で間違いないですか?」
ラルカスの言葉を再確認するスレイン。
「理紡ぎと呼ばれるあなたでしたら力というものが一つではない、ということはすでにご存知のものかと思っておりますが」
「これは一本とられましたな。さすがは王立魔法アカデミーの一番手です。しかし、これではスフィンクスがリドルをかけながら会話を進めていっているようなもので、ご容赦願いたい。」それでは、パーン王は武力でも魔力でも神への信仰心でもない、人を信じる力で強くなっていっている。とでも報告しておけばよろしいですか?
「どうぞご自由に」
ラルカスは少し口角を上げて答える。
「きっと上の人たちは理解しないでしょう。まったく嫌な立ち位置です」
スレインは嘆きながら、その手に何かを掴み、ラルカスにそれを見せる。
「見てください」
それは天然樹脂からなるニスで表面を保護し光沢されたしゃれこうべだった。
スレインが言うには、しゃれこうべの中のところどころに黄金比が見られ、シンメトリーである、というのだが、ラルカスは相槌をうつくらいで理解できなかった。
「アゴのラインは良くないのですが、この部分、まさに1対1.6180339887 4989484820 4586834365 6381177203 0917980576
2862135448 6227052604 6281890244 9707207204 1893911374 8475408807 5386891752 1266338622 2353693179 3180060766 7…」
「あの、そろそろ会議の時間ですので、わたしはこれで…」
「 263544333 8908659593 9582905638 3226613199 2829026788 0675208766 8925017116 9620703222 1043216269 5486262963 1361443814 9758701220 3408058879 5445474924 6185695364…」
そそくさと去るラルカスの後方で奇妙な詠唱が永遠かのように続くのであった。
切り立った岩山に囲まれた土地で3千人の兵士が汗水流して土木工事に勤しむ。
「土累と城壁の人工が多くなってきた!施工長は人選して200人を北東の櫓の施工にまわすんだ!」
高い声だが強い意思を感じる。
「スパーク殿、三方向の堀が完成しました。残すは東側のみとなります!」
3人いる施工長のうちの一人がストレートで長い髪が特徴の騎士に報告する。
このスパークと呼ばれる若い騎士こそがリーベルソレイユとオマース領近くまで進軍してきたザナード帝国軍の指揮官である。
スパークは剣の実力もさることながら、小さい頃からの城好きと10歳に満たない頃から現場入りして城造りの経験を積んできたため、今や帝国内の城造り名人だった。
「よし!あと一息だな。万が一、水源にあたった時のことも想定して水の逃げ口を確保することも怠るな!」
水源にあたってしまい砦の完成が1年遅れる、なんていう事例も見てきた。スパークは指示は出したものの、やはり自分の目で確かめようと思い、東の堀へ向かう。
今回の砦はおよそ900メートル四方、約8千平方メートルの敷地内に兵士3千人が入る。
堀を掘ってでた土と山から運んだ石で積み上げた土累・城壁の高さは5メートル。土累、城壁の周り全てに堀が掘られ、堀の深さを合わせると高さは9メートルになる。
四方に設ける櫓と正面入口の虎口に構える櫓で5つの櫓から敵を迎え撃つ。
土累、城壁の上には人が2人通れる幅の通路を設け、その気になれば3千人の兵士全員が城壁の上から矢を射ることができる。
砦が完成すれば8時間ごとの三交代制で常に1,000人が城壁の上に上り敵を見張る。また、城壁に上る1,000人のうち、実際は300人が見張りを行い、残り700人は城壁の上で寝袋を使って休息をとり、体力を温存させるつもりだ。
1,000人が城壁に上がれば、砦内は2,000人の収容で済み、さらに二人で一つのテントを使用することで砦内に公共の食堂やトイレを設けるスペースが生まれると計算している。
そうすることで8千平方メートルの敷地に3千人を収容することができ、砦造りの工期も縮めることができる。
城壁の通路や櫓の木材は荷車に積んだり兵士の背中に背負わせて国内から運ばせた。
砦完成後は、本国よりさらに兵士を呼び、砦を本丸として2の丸、3の丸と拡張できる土地を残している。
いよいよ始まるのだな。帝国の戦いが。
スパークは兵士達を眺めながら自軍の必勝を誓った。
リーベルソレイユはザナード帝国軍が進軍してきている国境付近へ軍を出すことを決定した。
エト、シャダム、ラルカス、シャリー、リーフの5人で話し合い、宮廷魔術師ラルカスが第一陣を編成し、先行して向かうことになった。
オマース領へはリーベルソレイユの斥候と冒険者ギルドのスカウトを早馬で走らせて、パーン王とレオナーを探しだしたのち、レオナーには戻ってきてもらい冒険者ギルドの傭兵部隊を編成してもらう予定だ。
そうなった際はシャダムの軍へ傭兵部隊を配置し、第二陣としてラルカスの部隊に合流する。
そしてエトが国王軍を、レオナーが傭兵部隊をそれぞれ後方から支援し、この難局に立ち向かう考えだ。
ラルカスが指揮する軍はラルカス、ゴルド、セナを部隊長とした3部隊から成り、兵力はそれぞれ500、500、200の総数千二百である。
ゴルドはファーンが率いる白の聖騎士団出身で、聖騎士団所属時は聖騎士になれなかった貴族や兵士からゴルドはノロマだ、どんくさいなどと揶揄されていた。
体が大きく素早い攻撃などは不得手であったり、人から質問されたときにワンテンポ遅く返答するなど、聖騎士は戦いだけでなく外交の任務も要求されるため、一部からそのような批判が散見されていた。
決定打となったのが身長2メートル以上、体重250キロを超える巨体だった。
彼はその体重から立派な軍馬2頭を潰しており、それ以降、彼に合う軍馬が見つからず、移動は荷馬車で、戦場では徒歩で戦った。
戦場では聖騎士の突撃が有効な作戦の一部として使われるが、ゴルドは指を咥えて見ているしかないのだ。
隊長ファーンが仲間を悪くいうことを厳しく取り締まったため、ゴルドの居場所は保たれたが、ファーンは宮廷内でゴルドの軍馬を探しだしてやらねば、と口にすることが多くなった。
以前からゴルドに目をつけていたラルカスはファーンに提案し、ゴルドをリーベルソレイユ最強の城壁にすることを条件に自軍に引き込んだ。
ファーンもラルカスの提案には大いに悩んだがゴルドの能力を最大限に引き出せるというラルカスの強い熱意に押され、最後はゴルドの全身を隠すほどの方形盾グランドパートナーを特注し、門出をお祝いした。
ゴルドが軍の盾となりラルカスの魔法詠唱の時間を稼ぐ役割に対して、女性である弓使いのセナは馬上からの射撃や機動力を活かした奇襲を得意とし、側面や背後から敵軍を混乱に陥れる。
セナと部隊の30人ほどが草原育ちで定住を好まない部族出身ということもあり、戦いかたも騎士道とは無縁である。近づきはするがランスや剣の届かない位置から弓矢を連射し、並みの騎士団では歯が立たないことを数少ない実戦ではあるが証明している。
「では、行って参る」
ラルカスが馬上からエト、シャダム、
シャリー、リーフに出発を告げると
「ご武運をお祈りいたします」
「ご武運を」
シャリーとエトが神からの祝福を述べる。
ラルカスが城門を抜けると千の兵士達が出陣の時を待っていた。
「各隊、中央向け!」
伝令の鋭い号令で鎧の触れ合う音が一斉に響き、千の兵士達が整然と方向転換する。
「出陣!」
ラルカスの脇に控えたゴルドの掛け声で千の兵士達が閧の声を上げる。
くれぐれも無理をなさらないよう。
エトは兵士達の中央を進むラルカスの背中を見ながら祈りを捧げた。
今回、シャダムが冒険者ギルド長代理を勤めていることもあり、ラルカスが先行して軍を動かすことになったが、実は将のなかでラルカスが一番実戦の経験が少ない。
できればシャダム殿の軍が合流するまで敵との接触が避けれればいい、と願うエトだった。
「ぐあっ」
パーンは黒衣の騎士アシュラムに背中を斬られた夢を見て目が覚めた。
寝着が汗でべっとり濡れている。
蒼炎の雫のおかげで痛みはなくなったはずが、今はズキズキと痛む。
昨日、気絶していたサンカスタンを気付け薬で目覚めさせ、館内の騒動を収めてもらったあと、リーベルソレイユとオマースの今後の動きをどのようにするのかを話し合った。
オマースが抱える闇のギルドとならず者の暗躍がある以上、オマース軍を出陣させ国内を手薄にするのは避けたほうがいい。
パーンは室内をサンカスタンとレオナーの3人だけにしてもらい、ある考えを2人に打ち明けた。
相変わらず予測していない提案だったらしく二人に戸惑いが見られたが準備を進めていくつもりだ。
しかし、計画を完遂させるためのパーツに不足がある。リーベルソレイユ国内から手配する必要があるな、とパーンは考えていた。
夜明けまでまだ数時間ある。
再度横になり、嫌な目覚めかたをしたと思いながらも、体は疲れているようで横になってからほんの数分でパーンは眠りに落ちた。
翌朝、パーンにとって朗報が入った。
最初の知らせはリーベルソレイユの使者がパーン王を探しているという、他国からするとなんとも奇妙な知らせだった。
サンカスタンの館にやって来たリーベルソレイユの使者は、豊満な胸を強調したデコルテあらわな女性がリーダーの5人組だった。
「ライナ!」
パーンが驚きと喜びの入り交じった声で使者を歓迎する。
ライナは白の騎士ファーン卿のお抱えの斥候であり、かつては大盗賊フォースのフォース・オブ・レイブンに所属していた優秀なスカウトだ。
5人の斥候が現れたこと、ザナード帝国軍が堅牢な城塞を建設中なこと、宮廷魔術師ラルカスが出陣したこと、これらを見聞きし、パーンは考えていた計画を実行に移すときがきたと核心した。
「皆のもの、聞いてくれ!」
大食堂内を揺らすほど大きな声でパーンが発した。
リーベルソレイユの使者もオマースの兵も、その場にいた者すべてがパーンに顔を向ける。
「サンカスタン、よいな?」
小声で話しかけるパーンに、何をよしとするのかもわからず頷くサンカスタン。
「オマースとリーベルソレイユの固き結束を誓い、リーベルソレイユ出資のもと今これより宴を開催する!」
パーンの宣言に兵士たちがざわめく。
うたげ?サンカスタンは声にはださないが驚く。
「期間中に私はできるだけ多くの国民に会いたいと思っている。謁見後はわずかだが30ガメル(3,000円)相当のリーベルソレイユ手形をお渡しする。早い者は1ヶ月後から換金が可能だ。オマースとリーベルソレイユに有益な情報を持ってきた者には、その真偽を見定めたのち更なる手形をお渡しすることも考えている。オマース全国民に伝えてくれ!もちろん公職に就いている君たちも対象だ」
オォーと兵士たちから歓声が沸く。
「パーン王、飲食はどうするつもりだ?」
サンカスタンが小声でパーンに話しかける。
「代金はリーベルソレイユで持つから、オマース産ワインを嗜む程度振る舞ってくれないか?」
「食事と2杯めからの酒は代金を取ればいい。ただ、なるべく民たちの負担を減らして安い価格でお願いできないか?」
「わかった。一杯めの酒代はできるだけオマースで持とう」
「宴は明日までとするが、謁見は目的を果たすまで続けるつもりだ」
一人目の謁見者へ一杯のワインを渡しパーンとサンカスタンが謁見者と乾杯を交わす。
「手形を用意してある。奥の扉から
階段を降り、その先の部屋で受け取ってくれ」
一人目の後続にはざっと見ても30人が列をなして続く。
列は室内では収まらず大食堂を出て、大広間、玄関ホール、庭へと時間が経つごとに長くなっていく。
手形を渡す部屋は昨日エンディミスの気配を悟った者がいた地下の部屋で、どうやらその者がパーン王を斬ったアシュラムという男だろうとエンディミスは推測している。
この部屋には地上へ続く階段があり、その階段を上ると館の裏庭に出るようになっている。
手形に番号を記載しリーベルソレイユの印を押して30ガメルの手形を渡すのはオマース領の筆頭執政官ストーンハートだ。
「闇のギルドとならず者のことは知っているか?」
執政官でありながら近衛兵団長でもあるストーンハートが発する言葉はある種の圧がある。
「い、いえ、知りません」
謁見者がその圧に押されるように答える。
今のは嘘である。
ストーンハートの後ろで剣を携えて立つ仮面の女戦士エンディミスが仮面の奥から眼差しを光らせて謁見者を見つめる。
エンディミスは1時間効果が持続する嘘を見破る魔法で謁見者を監視しているのだ。
「お前は闇のギルドやならず者ではないだろうな?」
立て続けにストーンハートが質問する。
「と、とんでもない。違います」
今のは嘘ではない。
「失礼しました。闇のギルドやならず者の情報を集めているのです。今後、何かわかるようなことがあれば教えてくださいね」
エンディミスが優しく話しかけて、昨日エンディミスが上っていった階段へ謁見者を誘導する。
2つめの質問で嘘をついていない者が上れる階段だ。
2つめの質問で嘘をついた者は闇のギルドの者か、ならず者と見なされ、裏庭に続く階段を上ることになる。裏庭ではマールと5人の斥候が待機しており、裏庭へ出てきた者はこの熟練した追跡者たちに延々と尾行、監視されることになる。
これがパーンの考える計画だ。
レオナーは本来の冒険者ギルド長の職に戻るため今朝一番にリーベルソレイユへ向かった。
シャダムがラルカスと合流する際にパーンが指揮する軍も合わせて帯同させるよう、レオナーへ依頼している。
オマース軍が出陣できるだけの監視体制を整え、なんとか自分達も合流できるようにしたい、と考えるパーンだった。
ザナード帝国の最大面積を誇る湖、黒曜湖の湖畔に桟橋でしか渡れない岩山がある。
高さ40メートルある岩山はそこに近づけば近づくほどそれが1個の巨石であるということがわかる。巨石は黒光りし、その上には暗黒神ファラリスの神殿が建つ。
ここには見えない力が働いていて、人が立ち入れば、たちまち気が狂い狂人と化して巨石から身を投げだしたり、武器で自らの首を落としたりするため、近寄る者はいない。
その神殿内で常人ではない2人が会話をしている。
「ナースよ、急な呼び出しに応じてやったが、此度はどのような要件だ」
ナースと呼ばれるオカルティストの魔法によってファラリス神殿に呼び出されたのはザナード帝国の皇帝ベルドだ。
ベルドはナースをジロリと睨むと神殿内に用意された玉座に腰掛け、ナースの回答を待った。
「アシュラムを呼び戻した。話すといい」
ナースが簡素に答える。
しばらく待っていると礼拝堂の扉が重い音をたてて開き、黒衣の騎士が入ってくる。魂砕きから発せられる靄とともに現れるその姿は悪霊か悪魔の騎士といったところだ。
アシュラムはベルドの前まで来て膝まづくと魔剣ソウルクラッシュを両手にのせて献上する。
「よい。それはしばらくお前に預けておこう」
「それよりも失ったものをナースに治療してもらえ」
アシュラムの片眼を見てベルドがナースを呼ぶ。
「いえ、けっこう。これは我が戒め。戒めを解くときがきた時にお願いしよう」
「油断したか!」
ベルドが鼻で笑う。
「恐るべきは魔剣。手負いの王にとどめを差そうとした時の私は違う何かだった」
「ほう」
「まるで、あれは…」
「それでよい!」
アシュラムがまるで何かに没頭していくのを遮るかのようにベルドが放つ。
「魔剣を使いこなしてみせろ。それよりもその王とやらにとどめは差せたのか?
」
「いや、手勢が加わり倒せなかった」
「まだ生きていると?」
「おそらく。魔剣で背中を斬ったにも関わらず意識を保ち、しぶといやつだった」
「そうか、それは面白いことを聞いた。その王の名は?」
「パーン・サプレシウス」
「覚えておこう」
「小国の王の名を覚えるとは…珍しいこともある」ナースが口を挟む。
「…お前には関係のないことだ」
「お主のせがれの生誕祭の時に顔をだした聖騎士ファーンの王だ」
「ファーン?あの白の聖騎士ともてはやされているやつか」
ベルドはしばらく沈黙して何かを考えているようだ。
「何か?」
アシュラムがベルドの考えを探る。
「久しぶりに俺も剣を握りたくなったと思っただけよ」
「まあ、よい。これからおこす戦いでそいつらが生き残ったら考えよう。ナース、俺を城に戻せ」
ベルドがナースやアシュラムへ具体的な指示を出すことはない。それはそれぞれが独立した考えのもとで動いており、敵にも味方にもなる関係だからだ。
ただ大陸を動かす力を持っているのはベルドだということをナースやアシュラムは理解している。しかし、それすらもベルドにとってはどうでもいいことだった。
自身が楽しめる方向へ進む。
それがベルドの言動力だ。
「きりがないよ~」
サンカスタンの館の地下で机にうつ伏せになってマールが嘆く。
「これで何人だ?」
「70人です」
パーンの問いにエンディミスが答える。
オマースとリーベルソレイユの同盟を祝う宴が開かれたときから5日。闇のギルドやならず者とみなされた人数は宴一日目で6人を超え、マールとライナら5人の斥候では足りなくなった。急遽アマゾネス6人とエンディミスにも追跡、監視を行ってもらうこととなり、宴は二日で終了した。
その後、13人の追跡、監視が始まるが、70人という数字は闇のギルドやならず者と関わりをもつ者達の人数を指しており、3日間の調査で57人増えたということになる。
そしてその全ての者達が不審火や空き巣などの手引きをしている者達で実行犯ではない。
わずかな小銭を稼ぐために目標の情報を探り、伝える。それ以外は普段の自分の職があり、普通に働いている。
なかには以前自分が何度も標的にあい財産を奪われ、標的から外してもらうために仕方なく協力しているという者もいる。
「問題なのは実行犯が掴めていないというところだ」
オマースの首都とその近郊で3万人いると言われるなかで、いったい何人が加担しているのか、頭を悩ますパーン。
「財産のある者からほどよく奪い、挙げ句、奪う側に加担させる。これはまだまだでてきそうね」
厳しい眼差しでライナが言う。
「相手が暗躍している以上、大本を掴むまでこちらも内密に動く必要がある」
制限のある行動になるが、何かいい案がないか各自考えて最善を尽くしてほしい。
「サンカスタンのところにいってくる」
そう言って早々にパーンは部屋をでる。
「爪を噛むのやめたほうがいいよ」
1階に続く階段を上っているパーンにマールが後ろから声をかける。
「あぁ、……」
パーンは振り返り、気のない返事を返す。
悩んだり、思い通りに行かない時にパーンは人差し指の爪を噛む。
王になってからはさすがに人前ですることはなくなったが、未だにやめれないらしい。
「ベストパフォーマンスをすればいいんだよね?」
考えが出ないときにパーンが言うことは決まってこの一点のみだ。マールはそれを知ってパーンからYESを取りにいく。
「ああ、そうだ。マールの力を貸してくれ!」
「うん、わかったよ!」
マールは元気よく答えるとすぐにその場からいなくなった。
しばらくして、サンカスタンのところへ向かう途中、パーンに一抹の不安がよぎる。
マールのやつ、何かいい考えでもあるのか?
「聞くところによると国境付近まできている帝国軍の数は3千くらいと聞いた。1千の軍なら一日あれば用意できるが、」
サンカスタンの話しでは近衛兵副長のターロンに指揮させるという。
パーンはしばらく考えて準備してくれと答える。
「その軍にエンディミスを帯同させてくれないか」
「あの仮面の女魔法戦士のことだな?」
「ああ、エンディミスは冒険者ギルドの副官だが我が軍との連携がとれる。サンカスタン卿の軍と我が軍の橋渡し役にしたい」
「わかった。それでは早速ターロンに準備させよう」
「こちらものちほどエンディミスに話し、ターロン殿のところに向かわせる。卿からもターロン殿に伝えておいてほしい」
「わかった」
サンカスタンはターロンを呼んでくるように扉の外で待機している衛兵に指示する。
それから話しは闇のギルドの話しへ移る。パーンは声をひそめて熱心に話す。
「パーン王。我が領土のこと。なぜそこまでやってくれるのだ」
パーンの熱量に心打たれサンカスタンは問いかける。
「これはオマース領だけの問題ではない。明日は我が身だ。それに何より今苦しんでいる良民を放っておくことはしない!」
「おぉ……」
サンカスタンはパーンの強い意思に感銘を受け、自身の今までの不甲斐なさに声をおさえて泣く。
「俺はなんと情けない領主だったのだ」
「その涙が情けない過去とのお別れの涙だ。一緒に進もう、サンカスタン卿!」
「そうだな、泣いている場合ではない。ありがとう。パーン王」
リーベルソレイユの東側にはオマース領を含め5つの独立領が存在する。そのなかでも領土、人口が一番多いオマース領。お互いに国を追われ、仲間となったストーンハートやターロンのためにも今一度奮起してみせると誓うサンカスタンであった。
ターロンとエンディミスが出陣した翌日、街の骨董品屋から驚く知らせが入る。
サンカスタンの館に持ち運ばれたそれは一つの鏡で、鏡の縁と裏面にはびっしりと古代語が敷き詰められていた。
その外貌を知っている者はその鏡を真実の鏡と呼ぶ。
真実の鏡
知識の神と言われるマズダ、ラーダ、マイアウスの三神により作られた神器であるが、その出自は明らかになっていない。あらゆる問いに対して真実の姿を写しだすと言われている。
今朝、骨董品屋の店主が品出しをしている際に蔵から何かが割れる音がした。
蔵に行って見てみると壺が割れていて、割れた壺のなかから一枚の金縁の鏡が見つかったという。
これが真実の鏡だと言うのだ。
「話しには聞いたことがあるが、」
「縁や裏面にある文字は古代語のように見えるな」
パーンとサンカスタンはまじまじと鏡を眺める。
「古代語を読める者は?」
「知る限りいない。そちらの魔法戦士は?」
「……ああ、いま呼び戻すべきか考えていたが、そもそも真実の鏡だったとして何に使えるのか、サンカスタン卿、ご存知か?」
「……、知らんな。王は知っているのであろう?」
「知っていれば聞かんさ」
「……」
「店主!」
「は、はい!!?」
パーンとサンカスタンから同時に呼ばれて驚く骨董品家。
「もしこれが真実の鏡だったとして…」
「だったとして…?」
「店主なら何に使う?」
「いえいえ、滅相もございません。使い方もわかりませんし!……しいて言うなら…」
「しいて言うなら?」
「売ります」
「……そうだな。うん、それが正しい。骨董品家だし。サンカスタン、買うか?」
「神器ですぞ!国家や教団が国宝として相応に取り扱うもの。恩賞を出すにしても一介の領主ではとても扱えるものではない!」
「そんなにか?」
「おそらく」
「そこでご相談なのですが、」
と店主。
「ここに持ってくる前に客の何人かにも見てもらい、街ではちょっとした騒ぎになってしまっています。このご時世、闇のギルドのこともあり、とても店に置いておくなんてできません。保管料、護衛料をお支払いしますのでお預かりいただけないでしょうか?」
「そうだな。本物かどうかを調べるのはそのあとでもいい」
「今は使っていないが古城に宝物庫がある。そこへ保管し厳重に警備させよう」
オマース兵のなかにも闇組織と関わっている者もいる。
信頼のおける兵士だけを集めて神器と思われるその鏡を古城の宝物庫で厳重に守ることとなった。
「王もお妃を迎えられてもいい年齢ではないですか?」
神器と思われる鏡を古城の宝物庫へ運ぶ道中で、ライナが冗談めかしてパーンへ尋ねる。
「俺のことよりもライナの隊長のほうはどうなんだ?そっちが先だろう」
ライナの隊長というのはファーン卿のことである。
「上手くかわされましたね。そりゃあファーン隊長のほうが年齢も上ですし、いつまでも単身でいては騎士団の隊員が気の毒です」
「ファーン卿が凱旋すると子供から年寄りまで町中の女性が集まるからな~」
パーンが笑いながら話す。
「王が気づかれていないだけで、王のことを見ている女性は意外に近くにいるかも知れませんよ」
古城の宝物庫のセキュリティレベルを見てもらうために元はマールにお願いしようと思っていたのだが、どこを探してもマールがみつからず、ライナにお願いすることになった。
ライナが言うように、妃選びに関してはこれまでも政略結婚を絡めたお見合いを何度も重ねてきた。
しかし、その度にある女性がパーンの脳内をかすめ放れない。
次に会ったときは敵同士だとわかっているというのにだ。
古城までの道のりは馬の常歩で半日ほど、早馬で駆ければ四半刻(30分)だ。
領主の館の留守を近衛兵団長のストーンハートに任せ、サンカスタンは15人の兵士と7人の給仕を連れてきている。古城を住まいとして使用できないかを本格的に探るためだ。
そこにパーンとライナ、骨董品家の店主が加わり、総勢26人の一行は道中の川付近で厠休憩を取ることになった。
パーンは茂みで用を済ませ、川の水で手を洗うと背負い袋の中からおもむろに鏡を取り出す。
普段は曇った硝子のように何も映さない鏡が、色を帯びそれぞれの色を集めて何か型どり始める。
「これは!」
鏡には長髪の赤毛の女性とまだ歩き始めたばかりの幼い子供、そしてパーンの姿もある。
女性はさきほどライナと話していた時に思い出したその人で、この3人が家族だということは一目でわかる。
「俺の将来を映しているのか……?真実の鏡が…?」
「パーン王!」
しばらく鏡を眺めているとサンカスタンの自分を呼ぶ声がする。
「ああ、すぐに行く」
パーンは返事をすると鏡を背負い袋にしまう。その頃には鏡の映像は消え、もとの曇った硝子に戻っていた。
オマース領の古城は全周に掘が巡らされ、正門の架け橋から入城する造りであったが、架け橋が崩されていて入れず、正門から覗ける先の城の扉の前には倒れた尖塔などの瓦礫が山積みとなり、とても入城できる状態ではなかった。
「数年前に見たときはこんなではなかった!誰がこんなことを…」
サンカスタンは驚きと怒りの声を上げる。
「仕方がない、少し離れているが森の中に祠がある。そこから城内を目指そう」
「祠から行けるのか。よく知っているな」
さすが領主だ、とパーンが感心する。
「いや、俺も知っているわけではない。城と祠は隠し通路でつながっている、そういうもんだろ?」
「それもそうだな!よし、行こう!」
……この二人…似た者同士か?……
ライナが冷ややかな目で眺める。
祠の入口は一つ。入口の扉を開けると地下へ階段が続いている。人一人通れる階段を下りて地下の扉を開ける。
「祠というより教会のようだが、」
ドーム状の空間に半円を描くように椅子が並び、椅子の向く先には祭壇と舞台がある。
「ヤーウェスの御犠(みさ)が行われるところのようね」
ライナが祭壇に建てられたYの文字を見て言う。
Yの文字は唯一神ヤーウェスとそのメシア・イスを現したもので、世界人口の3割が信者と言われる世界最大のこの教団を大陸で知らない者はいない。
(シエラ……)
パーンがYの文字を見て、またしても赤毛の女性のことを思い出す。というよりも否応なしに思い出さずにはいられない。
シエラ・アッシュバーン、世間ではスカーレット(真紅の)・シエラで知られるY教団の神官戦士。パーンの元恋人である。
「祭壇の奥に通路がある。行ってみよう」
サンカスタンが一行を先導する。
通路は行き止まりで、通路の途中にさらに地下へと続く階段が左右にある。
左右の階段から進んだ先の地下2階は共同墓地になっており、壁にぎっしりと人骨が埋められ何百個の髑髏が整然と並び、入って来る者を見つめていた。
「何もないようだな」
通路となっている共同墓地をしばらく調べたのち、サンカスタンが困ったと言わんばかりに嘆く。
「ここを調べて」
ライナが一部の壁を指して言う。
人骨がぎっしりと埋まる壁が多いなか、確かにそこの壁には人骨の比率が少ない。
パーンがグレートソードを鞘から抜き、息をゆっくりと吐く。そして助走をつけて「うおおー」という雄叫びを上げて壁に突進する。
大剣が一閃、上段から振り下ろされ、ドカンという轟音とともに土煙が上がる。
バラバラバラと土壁が崩れ通路が現れた。
「ハッハッハッ、言った通りだろう!」
サンカスタンがパーンの剛剣に興奮しながら大声で笑う。
通路は二人が並んで通れるほどの幅で、分かれ道が何度も続いた。その度にライナに方向を測ってもらい、古城の方角に近い道を選ぶ。
また分かれ道の多くがさらに地下へと続く下りの道で、なるべく地上へ近づく道を選択した。
古城の地下の一室に辿り着いた時には、ライナの手書きの地図はまさに迷路図となっていて、選択しなかった下りの道はどこに続いているのか、パーンは気になっていた。
以前、話しで聞いたことがある地底人に会えるのではないか?古城地下の一室にくり貫かれた穴に出たとき、その考えは益々強くなる。
「止まれ!サンカスタン!」
一室の中央に歩を進めるサンカスタンをパーンが制止する。
「部屋の隅に何かいる」
パーンはゆっくりとサンカスタンに近づきながら剣を抜く。
ガサガサと部屋の隅にいる対象が少し移動する。
「でかい!」
パーンの警告にサンカスタンが剣を抜き、ライナが短剣を構える。
穴から一室に入ってきた衛兵5人が後方で槍や剣を構える。
パーンの持つランタンが対象の一部を照らす。1.5メートルほどの両鋏に尖った両顎。
「ジャイアント・スコーピオンだ!」
腹を空かした巨大サソリは4対の歩脚で前進すると、後腹部の尾を前方に突きだして先端部の尖った毒針でパーンを攻撃する。
パーンは横にかわして、さらに毒針めがけて反撃を加える。
巨大サソリは瞬時に尾を引いてパーンの攻撃をかわすと、そのままパーンの後方にいた衛兵へ突進する!
全長5メートルはあるブラック・スコーピオンだ。
巨大サソリは鞭のように尾をふるい、衛兵の肩当てを粉砕して衛兵の肩に毒針を突き刺した!
衛兵が泡を吹いて倒れる。
隣りにいた衛兵が槍を突き刺すが左触手の大鋏で槍を鋏むと槍は絡めとられ、槍は鋏で真っ二つに折られてしまう。
「倒れた衛兵を通路まで運び、手当てを!」
パーンが大サソリの前脚を凪ぎ払い指示をだす。
パーンの攻撃で大サソリの前脚が不自然に曲がり、8本中1本の歩行能力を奪う。
大サソリがパーンの方へ向き直り後退したところをちょうどサソリの背後に位置したサンカスタンが尾をめがけて切りつける。
尾を傷つけることはできたが機能を奪うまでには至らない。
パーンが通路側へ移動するのにあわせて、スコーピオンが身体を向き直す。その動きにあわせ斜め後方に位置どった衛兵が大サソリに斬りかかった。
ブラック・スコーピオンは脚の体毛で風の動きを感じとり、腹部にある嗅覚で獲物の匂いをかぎ分ける。
斬りかかってきた衛兵に向き直りブラック・スコーピオンの右鋏が衛兵の首を捕らえる。
1メートル以上ある鋏で衛兵の首が切り落とされる手前で大サソリの動きがピタリと止まる。
ライナが獲物を短剣から鞭に変えて、左後ろ脚2本を絡めとり、大サソリの動きを止めたのだ。
衛兵は後方に倒れるようにして尻もちをつき間一髪命を拾った。
「息はあるか?」
毒針で倒れた衛兵を介護する給仕にパーンが話しかける。
「はい!とても苦しそうです」
「水を!これを煎じて飲ませるんだ!」
パーンが懐の薬袋から蜘蛛の毒に効くと言われる毒消し草を取り出し給仕に渡す。
「はい!」
「毒消し草を飲ませたら、みな部屋の反対側にある出口に移動するんだ!」
俺が牽制する、とパーンが指示する。
大サソリは左脚に絡まる鞭を鋏で切ろうと反転するが、ライナが素早く鞭を弛めて鞭を手元に戻す。
その隙にパーンが大サソリの右後ろ脚を凪ぎ払う。
グシャという音をあげて2本目の脚が、みるみるうちに白く変色し、やがて崩れ落ちた。
「サンカスタン、ライナ!皆を部屋の出口に安全に移動できるように、援護を頼む!」
パーンの指示を受けて二人は移動する皆を背にして皆と大サソリの間に立つ。
パーンは左右からの両鋏と頭上から襲ってくる毒針を正確に跳ね返す。ときに鋏と毒針や両鋏の同時攻撃を素早くかわして、隙をみては一撃を加える。
脚を2本失い、動きの鈍った大サソリに、パーンが敗北する要素はもはや見られない。
皆が移動を終えると大サソリは空いた穴から逃げ出した。
「わざと逃がしたな?」
サンカスタンの問いに視線を返すだけでパーンは何も答えない。
「弱ってはいたが王であれば少しの危険も取り除くべきだ!」
「……ああ、そうだな。すまなかった」
少しの沈黙後、パーンが答える。
「相変わらず甘いやつだ」
簡単に否を認められ、サンカスタンは拍子抜けして少し笑う。
「痛い目を見るぞ」
「もう何度も見てきたさ」
「つきあいきれなくなった時は、はっきり言わせてもらぞ」
「そうしてくれたほうが助かるよ」
色々と言ったが、いつの間にかパーンのペースにさせられている自分にサンカスタンは気づいた。そしてそれが心地よくもあった。
城の地下の一室を抜けて10メートルほど進むとT字路にあたり、通路が左右に分かれる。
「二手に分かれよう」
「わかった。なるべく危険は回避して、引き返すのも勇気だ」
うむ、と頷くサンカスタン。
右通路へはパーンとライナ、兵士5人が行くことで決まる。
右通路は15メートルほど進むとL字で左に曲がり、直線の通路を30メートルほど進み再度L字で左に曲がる。
直線の通路が続き右に行く通路とそのまま直進する通路で分かれる。
そのとき、直進の通路側から物音がする。
パーンは右に行く通路を指差して隠れるように皆を誘導し、自らも隠れる。
音はこちらに近づいてきており、次第にはっきりと聞こえる。
何人かの歩く音、ランタンの灯り、
これは…
「サンカスタンか?」
パーンが大声で尋ねる。
「いかにも」
サンカスタンの声だ。
一行は再び合流した。
「ちょっと待ってて」
ライナが何か気になる様子で直進の道を走り、しばらくして戻ってくる。
「サンカスタン卿、今曲がってきた道は直線の通路一本だけでしたか?」
「ああ、そうだ」
ライナは分かれた左通路をサンカスタンからさらに詳しく聞き、やっぱり、と納得するとパーンに告げる。
「分かれた通路は四角の空間を囲むようにして一本で繋がっていて、四角の空間に隠し部屋が見つかるかもしれません」
5人の兵士をお借りして時間をかけて調べてもいいですか?と上申する。
パーンは兵士5人をライナにつけていいかサンカスタンに確認して了承をとると、ライナと兵士5人
に加えて負傷した兵士1人に給仕4人をつけてその場に残し、自分達は先に進むことにした。
二手に分かれて再び合流した一本の通路は広間へと続く。
広間のゲートは尖った耳と二つの角の悪魔が口を開いているデザインでその口を潜る趣味の悪いものだ。そしてそれが趣味だけで済まないことにこの後、気づくことになる。
広間に入ると前方と左側に悪魔の口のゲートがあり、右側は通路が伸びている。
右側の通路はしばらく行くと左に折れて牢屋へ続き、そこで行き止まりだ。
前方のゲートの悪魔は最初に潜ったデザインと同じものだが、左側のゲートは雄牛の悪魔が口を開けている。
広間は全部で5つあり、次の広間へ移る時に必ず悪魔の口のゲートを潜る。最初の広間から尖った耳の悪魔のゲートを2つ潜るか、雄牛の悪魔のゲートを3つ潜ることでどちらも最後の広間につながり、最後の広間の出口にゲートはなく、通路が続く。
そして最初の悪いことは雄牛のゲートを2つ潜った3つ目の広間で起こる。
3つ目の雄牛のゲートに近づくと雄牛の目が蒼く怪しく光り、すべてのランタン、杖の先に塗った発光苔の灯りが突如として消える。
瞬間。
暗闇が蠢きだす。暗闇は踊るようにしてパーン達を襲う。
寒い。冷気がパーンの全身を覆う。
この感覚、つい最近味わったことがある。
アシュラムの魂砕きから発せられる黒い靄と同じだ。
亡者の群れ。
そのうちのひとつの思念、亡者の生前の記憶か、パーンの脳裏に拷問によって脚が切断されていく記憶が流れ込む。
まるで自分の脚が切断されているような耐え難い錯覚と精神を圧迫する力に抵抗した次は、
悲鳴、絶叫、怒り、恐怖、絶望
これらが一気に押し寄せ、常人であれば卒倒は避けられない。
暗闇のためわからないが、周りの兵士たちが声にならない苦痛の悲鳴をあげて、バタバタと倒れていく音が聞こえる。
パーンはここ最近、ほぼ毎晩といっていいほど今おきているようなおぞましいことを夢で見ては深夜に目を覚ます。
そのためか今回のこれら亡者達の攻撃をすべて耐えてみせた。
しかしながら、確実に何かが削りとられていく感覚がパーンにはある。それはソウルクラッシュの一撃を背中に受けてからずっと続いている。
彷徨う亡者たちがいなくなると広間には兵士と給仕達がみな床に横たわり、まさに地獄絵図と化していた。
白目を向けて倒れるサンカスタンにパーンが呼びかけると呻き声をあげるが、ぐったりとしたままだ。
サンカスタンの横にうつ伏せで震える給仕がいる。
「君は!」
パーンは女性の給仕を仰向けにして介抱する。ひどく怯えてはいるものの、意識をはっきりと保っている。
「落ち着いて。もうあの亡者たちは消えた」
パーンはなるべくゆっくりと話しかける。女性給仕を抱き抱えると壁に背をもたれかけさせて座らせた。
見たところ神への信仰を示すものは何も身につけていない。
(単なる幸運か?それとも……やはりこの少女の信仰か、あるいは彼女の中に何かが……)
「君の名前は?」
「エリアです」
「よし!よく耐えたなエリア」
パーンはエリアの肩を軽く握り、肯定の意味を込めて力強くうなずいた。彼女の目に、かすかな安堵の色が浮かぶのを認める。
「私は何をすれば?」
「生きている者を助けなければ。エリアはしばらく休むんだ」
そう言ってパーンは立ち上がり、倒れている者へ呼びかけ、息を確認し、脈を測る。全部で13名の容態を素早く見極め、無事を確認しなければならない。
「あの……私も手伝います」
まだ震えが止まらいないようだが、エリアの眼差しは真っ直ぐパーンに向けられていた。
「助かる!息をしていない者がいたらすぐに教えてくれ」
亡者たちは魂そのものを奪ったわけではなさそうだった。パーンとエリアは全員の無事を確認すると、動ける者へ肩を貸して、順に次の広間へ移動させる。
この部屋に居たくないというエリアの主張によるものだった。
途中、サンカスタンも加わり3人で手分けして全員を次の広間に運び終えると、みな腰をついて休息をとる。亡者たちに受けた精神のダメージを回復させる時間が必要だった。
エルフの故里とされる光耀の故郷エルデリアには
原初の木であるユングヴィの木が存在する。
そのユングヴィの木の下で、風約王エスタスと数人のエルフたちが話しをしている。
「このたび栄えある五輝星(ペンタグラマトン)の1人に、我らエルデリアから1人が選ばれることとなった」
風約王の隣りに立つ老齢のエルフが告げ、王に一礼して一歩下がる。
風約王エスタスがユングヴィの木の下に集まるエルフたちをゆっくりと見渡す。
そして一人一人と目を合わせ終えると、
「ディードリッド。そなたにその大役を任せる」
エスタスが告げ、前へ、とディードリッドに促す。ディードリッドは歩を進め、片膝を付き頭を垂れた。
「これを」
エスタスは老齢のエルフから受け取った短剣を彼女の頭上に掲げる。
「レイ・グラディウスだ」
おぉ、と一同から感嘆の声が漏れた。
魔法具の名匠レイ・ウィーバーの傑作のひとつで、閉ざされた道を明ける力があると言われている。「光耀の羅針」と呼ばれる伝説の短剣だ。
「身に余る光栄にございます」
ディードリッドは慎ましやかに短剣を受け取ると、再度数人のエルフ達の列へ身を移した。
「聞くところによると、ペンタグラマトンの1人に変幻の森のエルフが選ばれたというではありませんか!」
若いエルフが王に発言する。
「さすがヴェルトゥスの息子、情報が早いな」
エスタスがユングヴィの杖を優雅につきながら応えた。
「王が反対の意を唱えればそのようなことにはならないはずです!」
エスタスの言葉に食らいつくように、ヴェルトゥスの息子ルクスが熱くなる。
「謹まんか!!ルクス!王のお考えあってのこと!」
老齢のエルフ・オーリエルが渇をいれる。
古えの黄金時代を知るこの老齢エルフは普段は極めて物静かであるが、時折、目が覚めたかのように雷音を発するため、その差異にみな身震いする。
遥か太古の時代、かつて神や精霊に次いで黄金期を迎えていたエルフはその氏族を10にまで増やしていた。
その中心にいたのは光耀の地エルデリアのエルフで間違いなかったが、天穹の塔セレスティアのエルフと地脈の迷宮テレブロスのエルフの対立が顕著になると10氏族は光耀の都ルミナリスと影陰の砦ノクタリスの2大勢力に分裂し争った。
後に語られる、光陰大戦~終わりなき黄昏戦争~である。
エルデリアは中立を保ち戦争の終結に尽力したが、離反してルミナリスに就く者や、なかにはノクタリスに就く者も現れた。そして、多くの者が命を失った。
光陰大戦の折、変幻の森アノマリアのエルフはノクタリス側についた。アノマリアは理の神殿オルディナのエルフと死闘を重ね、オルディナに敗北したのち、現在の人間が住む大陸へ身を墜としダークエルフとなった。そして数億年が経過したのち、テレブロスの意思により地脈の迷宮より呼び戻され、今回栄えある五輝星の1人に選ばれたのだ。
「みな知っての通り、我らエルデリアの地では闇の精霊の数が増え続けている。そして地脈の迷宮では光の精霊が現れ出すといった言わば逆転現象が起きている」
エスタスがエルフ達に背を向け、ユングヴィの杖を掲げながら話す。
ユングヴィの木と杖が呼応して光を放ち、2つの大陸と1つの列島が眼前に映し出された。
「ペンタグラマトン発動は前回の発動から255年。エルフが終わりなき黄昏の時代を迎え、新たな大地の目覚めが始まって以降、何百回と繰り返されてきた」
新たな大地とは、いまエルフ達の眼前に映しだされた大陸と列島、すなわち、エルダーヴァース、ミッドランド、アマテラスである。
そして、神や精霊やエルフの地に異変が起きる度に、この2大陸1列島の調査をペンタグラマトンが行ってきたのだ。
「ディードリッドよ。他の五輝星と協力し異変の原因を掴むのだ。我々も必要な協力は惜しみなく提供する。」
「そして、この永き黄昏から皆で抜け出そうぞ!」
エスタスの意思により眼前に映しだされた映像が再び光となりユングヴィの木に集約されていく。
原初の木から目を開けていられないほどの光が溢れると、癒しと栄光の光でエルフ達を包み、やがて刹那の突風となって世界へ放たれた。
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