家族連れ、犯された父親 第二巻「男の性活」  ~40代ガチムチお父さんが、様々な男と交わり本当の自分に目覚めていく物語~

くまみ

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第一章 繋がり

聖域の主

 古淵に誘われたので、和也と茂はジムの中央にある筋トレエリアに行った。ここは、鍛えられた肉体を持つものだけしか、立ち入る事が許されない雰囲気を醸し出す聖域。

 「古淵さんから誘われなければ、恐らく一生立ち入ることはなかったのではないか・・・」和也は思った。

 いつの間にか、古淵以外に3人のがちむちマッチョがいた。3人とも筋肉隆々でケツはプリっとむっちりしていた。
 
 古淵はがちむちマッチョの一人の筋トレをサポートしていたが和也と茂を見るなり、側に近づいてきた。

 「和也さん、茂君、ウォーミングアップは終わったのかな?」古淵が優しく声を掛けてきた。

 「はい、古淵さん、30分のエアロバイクが終わりました」茂が返答した。

 「グッドですねぇ!最近、茂君はベンチプレスは50キロ上がるようになったからね、凄い上達振りだよ!和也さんはまた40キロからスタートしましょうか、サポートは任せてください」

 茂がベンチに横になりバーベルを持ち、その傍らでサポートする古淵。

 「古淵さんはこっち系ですよ・・・」和也の中で茂の言葉が忘れられない。

 「どうして古淵さんはトレーニングをこんなに面倒を見てくれるのだろうか・・・そもそもそれほど面識があった訳ではないし・・・俺のことがタイプなの?」

 古淵は物腰は非常に柔らかで、時々仕草が女性的、少々お節介、どこか下町のおばちゃんみたいなところもあるが・・・

 良く見ると、顔も身体もイカつく、屈強そうに見えて、凛々しくカッコいい。身なりもしっかりとしていて、貫禄がある。

 「普段は何をされている方なんだろう、あの貫禄は大手企業の取締役だったりとか・・・家族は?独り身なんだろうか・・・」和也は古淵のことについて、想像を膨らませた。

 「古淵さん・・・あの柔らかな物腰でなくて、普通の男性のような態度ならイケるかも・・・あれ?俺は何を考えているんだ?」ふと和也は我に帰った。

 「和也さん、どうかしましたか?何だかボーッとされていましたけど・・・茂君が終わったので、和也さんの番ですよ!」古淵が和也に声を掛けてきた。

 「あぁ、すみません古淵さん、最近ちょっと疲れ気味でして、もう歳ですかね・・・」

 「何をおっしゃいます、和也さんは私から見るとまだまだ若いです!身体付きもいいし、それに年相応の貫禄もあって素敵ですよ!」

 「年相応の貫禄ですか・・・いやぁ意外と子どもっぽいところもありますけど、古淵さんにそう言っていただけると何だか嬉しいです」

 「そうですか?私はお世辞は言わないので事実ですよ!さぁ和也さん、ベンチプレスをやりましょう!」

 「あ、はい、古淵さんよろしくお願いします!」和也はベンチに横になり古淵のサポートの元、ベンチプレスを持ち上げた。

 和也はベンチから古淵を見上げると、古淵の股間がモッコリしているのが目に入る。

 「古淵さんのチ◯コはもしかしたらデカイのかな・・・」ふと考えてしまう和也・・・

 和也と茂は一通り古淵の指導の元、筋トレを終えた。

 「和也さん、茂君、今日の夕方から皆で焼肉を食べに行くんだけど、一緒にいかがですか?」

 「夕方って?まだ13時過ぎだけど・・・それまで何するの?まさかそれまでトレーニングするの?!」和也は心の中で思った。

 「夕方だとだいぶ時間があるようですが、古淵さんはそれまでトレーニングをされるのですか?」和也は思い切って聞いてみた。

 「あぁ、私はトレーニングに来ると4、5時間は平気でいます。でもその間自分のトレーニングは隙間でやるくらいで、トータルで1時間くらいかな?ほとんどが皆さんのサポートをしているんです・・・」

 「古淵さん、ずっとサポートされているんですか?凄い!」

 「いえ、本当はスポーツクラブでインストラクターになりたかったんですけど、夢が叶わなかったんで・・・ここで皆さんのサポートをしているのが趣味みたいなもので、週末の楽しみなんです」

 「いやぁ、趣味でサポートって、でも本格的で凄いですっ!パーソナルジムをやったら人が来るんじゃないですか?」

 「和也さん、ありがとうございます。老後はそういうのもいいかなぁって思いますが、今はちょっと、忙しいのと、副業は会社の方針で出来ないので・・・」

 「あ、そうですよね、古淵さん、すみません・・・」

 「いえいえ、何だか和也さんとこんなに話せたのは初めてで、ちょっと嬉しかったです」

 「こちらこそ、古淵さん、ただすみません、古淵さん、折角なのですけどちょっと約束がありまして・・・また今度、誘っていただけたら嬉しいです!」和也は丁寧に断った。

 「もちろん、和也さん、茂君、是非誘います!ではお気をつけて」古淵は笑顔で手を振ってくれた。

 茂も古淵からの焼肉の誘いを丁寧に断り、和也と一緒にトレーニングルームを後にした。

 和也と茂は並んで歩き始めた。

 「和也さん、古淵さんのこと苦手だって言ってだけど、そうは見えなかったですよ?演技している風でもなかったですけど・・・」

 「茂君は相変わらず鋭いね!今日はそんなに嫌じゃなかったなぁ」

 「和也さん、古淵さんはいい人だと僕は思います」

 「古淵さんはいい人か・・・確かにそんな気はするね、でも茂君はどうしてそう思うの?」

 「だって普通なら、まとまらないような愛想がない筋トレオタク達を、あれだけまとめあげているなんて、凄いことです!」

 「なるほど、確かにその通りだ!あの聖域に、あれだけの存在感、古淵さんは凄い統率力を持っているね!まるで聖域の主だっ!」

 「聖域の主?和也さん、聖域ってなんですか?」

 「いやぁ俺一人じゃあ、とてもあの場所には行けないよ、ジムのセンターポジションにある、まるでステージみたいな場所、筋肉自慢だけしか入れないような場所、だから勝手に『聖域』って呼んでたよ・・・」

 「なるほど!和也さん、表現上手ですね!確かに聖域ですね!」

 「今度の機会があれば、飯の誘い受けてみようかな・・・」和也は思った。

 「あっ!茂君待って、俺、今日、自転車だった!」和也は茂と並んで歩き始めてしばらく行ってから気が付いた。

 「あ、そうなんですね!和也さん、では先に歩いていますから・・・」

 「了解!茂くん、後を追っかけるよ!ゆっくり歩いていてね・・・」
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