家族連れ、犯された父親 第二巻「男の性活」  ~40代ガチムチお父さんが、様々な男と交わり本当の自分に目覚めていく物語~

くまみ

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第二章 企業戦士

同行

 金曜日、和也は家で朝食を摂らずに少し早く家を出て、いつもの喫茶店でサンドイッチとコーヒーのセットを注文した。

 窓際の席に座り、窓の外を見ると、急ぎ足で通勤を行き交う人たちが見えた。

 「今日の取引が終わったら桜木さんとサウナでお疲れ会だ・・・週末から色々とあって、一週間疲れたなぁ」和也はボーっと考えごとをしながらコーヒーをすする。

 和也はスマホを眺めながら、ニュースを眺めていると、LINEの着信が飛び込んでくる・・・准一からだ。

 「和也、おはよう、元気か?来月、就職フォーラムで東京に行くよ・・・会えるかな?」

 「准一が東京に来る!准一に逢える!」LINEを見て、和也は胸が高鳴った。

 「今日は何だかいい日だ・・・!」和也はウキウキした気分でコーヒーショップを後にした。オフィスビルに到着、エントランスからエレベーターに乗り、会社フロアに到着、会社の扉を開いた。

 「あ、相模課長、おはようございます!今日はよろしくお願いします」桜木は元気良く挨拶をしてくる。

 「あぁ、おはよう、桜木さん!調子はどうだい?」

 「相模課長、実は昨日は今日の研修プレゼンで緊張しちゃって良く眠れなかったんです・・・」

 「そうか・・・でも桜木さんなら大丈夫!」

 「えぇ?そうですか?相模課長、何を根拠にそんな、大丈夫だなんて・・・」

 「桜木さんの作った研修資料は良く出来ていたし、それに、桜木さんは俺が最も信頼している部下だから・・・!」

 「え?本当ですか?メチャクチャ嬉しいです!相模課長!元気出ました!頑張ります!」桜木は颯爽と自席に戻って行った。

 「やっぱり可愛い・・・」和也は桜木の後ろ姿を見ながら呟いた。

 都乃岡病院での研修は午後の3時からである。今日は研修資料やノートPC、プロジェクターを運ぶ為に、移動は社用車を手配していた。

 桜木が研修資料、持参するOA機器類、宣伝用カタログなどの最終チェックをしていた。

 「桜木さん.、頑張ってるね!でもまだ出発は早いけど・・・」

 「課長、何だか落ち着かなくて・・・つい、すみません・・」

 「桜木さん、いやいいんだけど・・・」

 「相模課長、少し早めに出て、どこかでランチしてから行きませんか?」

 「あぁ、桜木さん、そうしよか!じゃあ昼過ぎに出発しよう!ちょっと部長に呼ばれているから行ってくるね・・・」和也は部長室に向かった。

 和也はノックして部長室に入る。

 「相模君、今日は都乃岡病院で研修だね!頑張ってください・・・それで、ちょっとお願いがあるんですけど・・・今日の研修に矢部君も一緒に同行させてもらえないだろうか?」

 「えぇ?部長!矢部課長も一緒に都乃岡病院の研修会に来られるのですか?何でまた?」和也は慌てふためいた。

 「都乃岡病院を少し調べさせてもらったが、医療法人の規模として、これから伸び代がありそうじゃないか!コンサルタント契約が出来たら介護分野にも進出も視野が広がると思ったんだが・・・どうだろう、相模君・・・!」

 「しかし、王子部長、まだまだ都乃岡病院との付き合いは浅く、まだそう言う段階でもないのですが・・・」

 「なるほど、相模君・・・相模君の言うことは理解出来るよ・・・ただ、これは矢部君からのお願いでもあって、矢部君は是非、相模課長をサポートしたい、現地での細々とした雑用は全てやると願い出てくれたんだ!」

 「えぇ!矢部課長がですか?」

 「あぁ、そうなんだよ、相模君、矢部課長なりに三課のことだけでなく、二課の事も、我が社の将来の事も考えているんだよ・・・」

 「わかりました・・・部長がそこまでおっしゃるのなら、矢部課長と共同で行って参ります・・・」

 「あぁ、頼むよ、相模君!良い報告を待っているよ!」

 和也は、部長室を後にし、浮かない表情で二課のオフィスに戻った・・・和也の様相を見て、桜木が声を掛けてきた。

 「相模課長、どうしたんですか!部長に何か言われたんですか?」

 「いや、桜木さん・・・部長には言われていないんだけど・・・実は・・・今日の研修に矢部課長が一緒に来ることになったんだ・・・」

 「ええぇっ!矢部課長が一緒に来るんですか?ど、どうしてなんですか?!」桜木が怪訝な表情で驚く。

 「桜木さん、矢部課長が俺たち2課を心配してくれているそうだよ・・・」

 「心配してくれている!?矢部課長のことだから、何か懇談があるに決まっています!もう・・・相模課長は人がいいんだからっ!」

 「まあ桜木さん、矢部課長は雑用を全てやってくれるそうだし、きっと助けてくれるよ・・・」

 「相模課長・・・それって本心で言っていますか?」

 「いや・・・その・・・まあきっと・・・」和也は鋭い桜木の質問に、返答に困ってしまう。

 和也と桜木がやり取りしていると、二課のオフィスに矢部がやってきた。

 「相模課長、お疲れ様です!今日はよろしく頼みますなぁ!」矢部が和也に話しかけてくる。

 「お疲れ様です、あ、矢部課長・・・今日はお手伝いありがとうございます・・・」

 「相模課長、当たり前じゃないですか!僕たちは仲間ですよ!」矢部は和也の肩を組んでくる・・・

 「矢部課長、昔は良くこうやって肩を組んで歩きましたよね!どうぞ、お手柔らかにお願いしますよ!」

 「もちろんですよ!嫌だなぁ相模課長!何の懇談もある訳ないじゃないですか・・・!仲良くやりましょっ!」矢部はニヤニヤしている。

 「矢部課長、今日はよろしくお願いします!」桜木が和也と矢部の間に割って入るように矢部に挨拶をした。

 「おぉ!桜木主任、今日は頑張ってなぁ!サポートは任せておけよ!」矢部は上から見下ろすかのように桜木に返答した。

 「で、出発は何時なの?」矢部が和也に聞く・・・

 「矢部課長、出発は13時30分でお願いします・・・」和也はキッパリと矢部に伝えた。

 「おぉっ!わかった、相模課長!じゃあ13時30分にニ課に来るよ!」矢部は去り際に手を挙げて、二課のオフィスから出て行った。

 矢部が去り、矢部に気を遣いスタッフの皆が緊張を張り詰めてたあた、オフィスの雰囲気が元に戻った。

 「やっぱり矢部課長は威圧感が凄いなぁ・・・」和也はボソッと漏らした。

 「本当に矢部課長は嫌味だし感じ悪いです!」桜木は怪訝な顔つきだった。

 「あ、そうそう、ランチ出来なくなっちゃってすまないね、桜木さん・・・」

 「いや、いいんですよ・・・相模課長・・・矢部課長も一緒のランチだと、ご飯が不味くなってしまいますので・・・」

 桜木の矢部に対する嫌悪の発言を聞き、苦笑いする和也だった・・・
 
 

 

 

 
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