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第五章 頑張る男たち
恋人たち
和也は帰宅すると家には誰もいなかった・・・
嫁は仕事、長女は塾講師のアルバイト、受験生の次女はきっと図書館にでも行ったのだろう・・・
和也はリビングのソファーに横たわり、テレビをつけた。昼間からバラエティーがやっていたが、体の怠さで流し見をしていた・・・
ウトウトしていた時にメロディ音がスマホから聞こえた。メールではなく電話のようだ。
「もしもし・・・」和也は声が弾む。
「あ、和也か?」
「准一・・・久しぶりだね・・・」
「和也、いよいよ来週金曜日から東京に行くけど、予定は大丈夫かな?」
「准一、もちろん大丈夫だよ!嫁に話したらまた家に呼べって言われたけどね、なんとなく誤魔化したよ・・・」
「それでね・・・和也・・・金曜日は良一が一緒に泊まりたいって言うから、久しぶり親子水入らずで良一に会おうと思うんだけど、いいかな?
「もちろんいいよ・・・」
「そうか・・・良かった、和也とは土曜日の晩を考えているんだけど・・・本当はもっとゆっくりと会いたかったけど、良一が土曜日は動物園に連れていけって言われててなぁ・・・」
「動物園?」
「俺は、男二人で動物園なんて嫌だ!彼女と行けって言ったんだけど、良一には彼女はいないって、どうしても父ちゃんと行きたいって言うからさ・・・21歳にもなって父ちゃん、父ちゃんってのもないだろうけどなぁ・・・」
「良一君のお父さん子は相変わらずなんだね・・・」
「そうなんだよなぁ・・・まあ、でも、関東には大きな動物園があるから俺もちょっと行ってみたかったし丁度いいかと思ってなぁ・・・和也、そうだ・・・お前も一緒に行かないか?」
「えぇ?動物園に?!まあ行ってもいいけど・・・良一君にはなんて言うのかな?」
「ちょっと良一に聞いてみるよ・・・」
「准一、無理に一緒に行かなくていいからね!」
「うん、わかった・・・でも良一と二人での動物園は俺が辛いから・・・出来れば和也にも一緒に行ってもらえたら助かるかなって思ってるよ・・・」
「確かにね、了解、じゃあ良一君が良かったらと言うことで!」
「大丈夫だ、和也、良一は和也のことを気に入っているから、きっと喜ぶだろうよ!」
「良一君に気に入られているの?そんなに接点なかったけど・・・」
「直接の聞いた訳じゃないけどな? ・・・何となくな・・・夜は飯食ったら良一は寮に戻るから、そうしたら一緒泊まろう・・・」
和也は准一との電話をおえた。思いの外、准一と長電話になってしまった。
「少し昼寝しようと思っていたけど、目が覚めちゃった・・・やっぱりジムでも行こうかな・・・」
電話を切った後、久しぶりに准一の声を聴いて、和也は元気になっていた。トレーニングウェアとタオルなどをバックに詰めて、斜めがけに背負う。自転車に乗り二駅先にある公共のトレーニングジムを目指した。
「今日も古淵さんはいるんだろうな・・・なんたって聖域の主だからな・・・」和也は考えるとおかしくて笑ってしまう。
「聖域の主」とは和也が時々通うトレーニングジムの中央にあるスペース、鍛えられた筋肉自慢の者しか入ることが許されないという雰囲気を醸し出している一角、そこを束ねる長を和也は勝ってに聖域の主と呼んでいた。
公共のトレーニングジムに到着、和也は更衣室でトレーニングウェアに着替えた。思い出されるのはこの更衣室でシャワーから上がってタオル一枚だけ身につけた、古淵に話しかけられた事だ。
「あの時は苦手だったのに・・・」和也は呟いた。
和也は筋肉隆々で、イカつい容貌だが、その容貌とは打って変わって物腰柔らか・・・その違和感が何だか嫌で、気持ち悪いとさえ感じていたが、少し接してみて状況が見えてきた時に、実は強者ではないかと思うようになった。
その瞬間から古淵に対しての見方が180度変わったのだ。
他者に興味関心を抱かない、自分の筋肉にしか興味がない聖域に巣食う野郎たちを束ねてしまう統率力、並々ならぬ観察力と的確なアドバイス、気配り・・・
「古淵さんはただ者ではない・・・」和也は思いながらトレーニングルームを目指した。
トレーニングルームの入口に来ると、古淵と視線が重なり古淵の方から歩み寄ってきた。
「和也さん、こんにちは、最近は良く来られるようになりましたね」
「そうですね、出来るだけ続けて来るようにしています」和也は古淵にあって何だかホッとした。
「何だろう、この和む感じと安心感は・・・」和也は古淵が放つ安心と癒しみたいなオーラに包まれた。
「さぁ和也さん、今日も張り切ってトレーニングやりましょう!既に茂君はベンチやってますよ!」
「え?茂君も来ているんですか?」
「えぇ、茂君、頑張ってますよ・・・彼は見込みありますね!何をやっているか尋ねたら柔道整復師さんやっているって・・・骨や筋肉は専門家だったんですね!凄いです!」
「えぇ、彼は柔道整復師でマッサージなんかも上手ですよ!」
「和也さん、それはいいですね!今後、茂君にお願い出来るかな?」
「茂君なら喜んでやってくれるんじゃないですか?」・・・
「もっとも茂君のマッサージは色々とバージョンがあって、特に性感マッサージがお薦めとは言えないよな・・・」和也は思った。
古淵を先頭に和也はベンチプレスが置いてある筋トレスペース、聖域に顔を出すと茂がダンベル運動をしていた。
「あれ?和也さん、今日もいらしたんですか?」茂は和也の顔を見るなり声を掛けてきた。
「茂君、今日もって・・・最近は頑張ってるでしょ・・・!」
「あぁ、そうでしたね!和也さんは月1回くらいでトレーニングするイメージが強くて・・・」
「まぁいいけどね・・・」「ちょっとすみません、まずは体温めてきます!」和也は古淵と茂に声を掛けてエアロバイクに向かった。
和也はエアロバイクに跨ると、茂も和也の隣りやってきた。
「和也さん、来週の金曜日から槙田先生来るんですよね?」
「え?何で知っているの?」
「智成から連絡が来て、たまには和也さんにも会いたいから、便乗しようかと思っているって言ってたから・・・」
「えぇっ?准一、いや槙田さんからは聞いていないよっ!」
「和也さん、槙田先生のこと僕の前では准一でいいですよ・・・槙田先生と和也さんは付き合っているんだから・・・」
「いやぁ付き合ってるって言うか、お互い家庭もあるし、ただお互いが好きなだけで、付き合っているって言うのは違うかなぁ・・・」
「全く和也さんらしい解釈ですよね・・・僕も、智成も、槙田先生だってそうは思っていないですよ・・・まあいいですけど・・・」
「智成は金曜日の夜にうちに泊まりますけど、和也さんも来ませんか?」
「えぇっ?だってそんなことをしたら、俺は智成に・・・」
「まあ十中八九智成は和也さんを襲うでしょうね!なんてったって智成は書凸猛進だから・・・」茂はニヤッっとした。
「あの激しく強引ともいえるセックス・・・智成のギンギンに勃起したデカマラ・・・」和也はボーっとし、想像を膨らませるとバイクを漕ぎながらであったが、股間が反応し始めた。
「来るか来ないかは和也さんにお任せしますね!」茂は和也の股間の膨らみを見て再びニヤッとした。
「あぁ・・・どうしよう・・・久しぶりのあのデカマラを味わいたい・・・でも、准一の手前行く訳もいかないだろう・・・でも・・・」和也の股間は更に硬さを増してしまう。
「茂君、今日はこの後、よてい・・・」
和也が言葉を発すると被るように茂は声を出す。
「じゃあ和也さん、今日はこれで・・・」
「えぇ?茂君、もう帰っちゃうの?」
「はい、今日はこれから彼氏とデートなので、じゃあ和也さん、金曜日に!お疲れ様でした!」茂はエアロバイクを降りて、古淵にも挨拶をし、トレーニングルームを後にした。
足早に去って行った。和也は呆気に取られつつも茂が彼氏と仲良くしていることに安堵する。和也の股間の硬さも収まりエアロバイクを1人漕ぎ続けた。
そのあと、聖域にいる古淵と合流した。
「茂君楽しそうでしたね!あの様子はデートですかね!若いっていいですねー!」古淵が和也に話しかけてくる。
「そうですね、全く同感で微笑ましいですよ・・・」
「和也さん、すみません、今日は私も予定ありで、今日はトレーニング見て差し上げられないんです・・・」
「あ、そうなんですね・・・大丈夫です、いつもすみません・・・」
「今日はうちの長女が彼氏を家に連れてくると言うので、いやぁ何だか複雑な心境なんですよ・・・結婚を前提にってですかね・・・」
「えっ?古淵さんって家族いたの?!」和也は心の中で驚いたが、務めて平静を装った。「お嬢さんのご結婚相手なのですね・・・確かにそれは複雑ですよ・・・うちも娘が二人なので、明日は我が身ですね・・・-」
「和也さんのところもお嬢さんがいらっしゃるんですか、何だか娘を持つ親の心境って本当に複雑ですよ・・・おっと、もう行かないと・・・和也さん、今度、お互い娘の親同士、飲みに行きませんか?ちょっと愚痴りたくて・・・」
「いいですね!是非お願いします!私も娘のことや嫁のことでは愚痴りたいことたくさんあります!」
「いやぁ和也さん、嬉しいなぁ、じゃあ是非行きましょう!ではそろそろ失礼します・・・」茂に続き古淵もトレーニングルームを後にした。
和也は古淵を見送り、気が付いたことがあった。この聖域には古淵がいたから入ることができたので、古淵がいなくなってあとの聖域は、殺伐としてとても居心地が悪かった。
「やっぱり古淵さんの影響力は凄い・・・」和也はまじまじと感じた。
和也は今日はベンチプレスは諦めて、聖域の周囲を取り囲む、通常で一人で出来るトレーニングマシーンをやることにした。一通りマシーンをやり終えて、静かに帰宅した。
帰宅すると、嫁と次女が既に家にいた。
「あら、あなた何処に行っていたの?一度帰ったのはわかったけど・・・」
「あぁ、ちょっとジムに行ってきたよ・・・」
「あら、そうなのね・・・早く帰ったなら掃除でもしてくれたら良かったのに、まぁいいわ、明日は掃除手伝ってね!」
「あぁ、わかったよ・・・」和也は嫁に気のない返事をした。
嫁は仕事、長女は塾講師のアルバイト、受験生の次女はきっと図書館にでも行ったのだろう・・・
和也はリビングのソファーに横たわり、テレビをつけた。昼間からバラエティーがやっていたが、体の怠さで流し見をしていた・・・
ウトウトしていた時にメロディ音がスマホから聞こえた。メールではなく電話のようだ。
「もしもし・・・」和也は声が弾む。
「あ、和也か?」
「准一・・・久しぶりだね・・・」
「和也、いよいよ来週金曜日から東京に行くけど、予定は大丈夫かな?」
「准一、もちろん大丈夫だよ!嫁に話したらまた家に呼べって言われたけどね、なんとなく誤魔化したよ・・・」
「それでね・・・和也・・・金曜日は良一が一緒に泊まりたいって言うから、久しぶり親子水入らずで良一に会おうと思うんだけど、いいかな?
「もちろんいいよ・・・」
「そうか・・・良かった、和也とは土曜日の晩を考えているんだけど・・・本当はもっとゆっくりと会いたかったけど、良一が土曜日は動物園に連れていけって言われててなぁ・・・」
「動物園?」
「俺は、男二人で動物園なんて嫌だ!彼女と行けって言ったんだけど、良一には彼女はいないって、どうしても父ちゃんと行きたいって言うからさ・・・21歳にもなって父ちゃん、父ちゃんってのもないだろうけどなぁ・・・」
「良一君のお父さん子は相変わらずなんだね・・・」
「そうなんだよなぁ・・・まあ、でも、関東には大きな動物園があるから俺もちょっと行ってみたかったし丁度いいかと思ってなぁ・・・和也、そうだ・・・お前も一緒に行かないか?」
「えぇ?動物園に?!まあ行ってもいいけど・・・良一君にはなんて言うのかな?」
「ちょっと良一に聞いてみるよ・・・」
「准一、無理に一緒に行かなくていいからね!」
「うん、わかった・・・でも良一と二人での動物園は俺が辛いから・・・出来れば和也にも一緒に行ってもらえたら助かるかなって思ってるよ・・・」
「確かにね、了解、じゃあ良一君が良かったらと言うことで!」
「大丈夫だ、和也、良一は和也のことを気に入っているから、きっと喜ぶだろうよ!」
「良一君に気に入られているの?そんなに接点なかったけど・・・」
「直接の聞いた訳じゃないけどな? ・・・何となくな・・・夜は飯食ったら良一は寮に戻るから、そうしたら一緒泊まろう・・・」
和也は准一との電話をおえた。思いの外、准一と長電話になってしまった。
「少し昼寝しようと思っていたけど、目が覚めちゃった・・・やっぱりジムでも行こうかな・・・」
電話を切った後、久しぶりに准一の声を聴いて、和也は元気になっていた。トレーニングウェアとタオルなどをバックに詰めて、斜めがけに背負う。自転車に乗り二駅先にある公共のトレーニングジムを目指した。
「今日も古淵さんはいるんだろうな・・・なんたって聖域の主だからな・・・」和也は考えるとおかしくて笑ってしまう。
「聖域の主」とは和也が時々通うトレーニングジムの中央にあるスペース、鍛えられた筋肉自慢の者しか入ることが許されないという雰囲気を醸し出している一角、そこを束ねる長を和也は勝ってに聖域の主と呼んでいた。
公共のトレーニングジムに到着、和也は更衣室でトレーニングウェアに着替えた。思い出されるのはこの更衣室でシャワーから上がってタオル一枚だけ身につけた、古淵に話しかけられた事だ。
「あの時は苦手だったのに・・・」和也は呟いた。
和也は筋肉隆々で、イカつい容貌だが、その容貌とは打って変わって物腰柔らか・・・その違和感が何だか嫌で、気持ち悪いとさえ感じていたが、少し接してみて状況が見えてきた時に、実は強者ではないかと思うようになった。
その瞬間から古淵に対しての見方が180度変わったのだ。
他者に興味関心を抱かない、自分の筋肉にしか興味がない聖域に巣食う野郎たちを束ねてしまう統率力、並々ならぬ観察力と的確なアドバイス、気配り・・・
「古淵さんはただ者ではない・・・」和也は思いながらトレーニングルームを目指した。
トレーニングルームの入口に来ると、古淵と視線が重なり古淵の方から歩み寄ってきた。
「和也さん、こんにちは、最近は良く来られるようになりましたね」
「そうですね、出来るだけ続けて来るようにしています」和也は古淵にあって何だかホッとした。
「何だろう、この和む感じと安心感は・・・」和也は古淵が放つ安心と癒しみたいなオーラに包まれた。
「さぁ和也さん、今日も張り切ってトレーニングやりましょう!既に茂君はベンチやってますよ!」
「え?茂君も来ているんですか?」
「えぇ、茂君、頑張ってますよ・・・彼は見込みありますね!何をやっているか尋ねたら柔道整復師さんやっているって・・・骨や筋肉は専門家だったんですね!凄いです!」
「えぇ、彼は柔道整復師でマッサージなんかも上手ですよ!」
「和也さん、それはいいですね!今後、茂君にお願い出来るかな?」
「茂君なら喜んでやってくれるんじゃないですか?」・・・
「もっとも茂君のマッサージは色々とバージョンがあって、特に性感マッサージがお薦めとは言えないよな・・・」和也は思った。
古淵を先頭に和也はベンチプレスが置いてある筋トレスペース、聖域に顔を出すと茂がダンベル運動をしていた。
「あれ?和也さん、今日もいらしたんですか?」茂は和也の顔を見るなり声を掛けてきた。
「茂君、今日もって・・・最近は頑張ってるでしょ・・・!」
「あぁ、そうでしたね!和也さんは月1回くらいでトレーニングするイメージが強くて・・・」
「まぁいいけどね・・・」「ちょっとすみません、まずは体温めてきます!」和也は古淵と茂に声を掛けてエアロバイクに向かった。
和也はエアロバイクに跨ると、茂も和也の隣りやってきた。
「和也さん、来週の金曜日から槙田先生来るんですよね?」
「え?何で知っているの?」
「智成から連絡が来て、たまには和也さんにも会いたいから、便乗しようかと思っているって言ってたから・・・」
「えぇっ?准一、いや槙田さんからは聞いていないよっ!」
「和也さん、槙田先生のこと僕の前では准一でいいですよ・・・槙田先生と和也さんは付き合っているんだから・・・」
「いやぁ付き合ってるって言うか、お互い家庭もあるし、ただお互いが好きなだけで、付き合っているって言うのは違うかなぁ・・・」
「全く和也さんらしい解釈ですよね・・・僕も、智成も、槙田先生だってそうは思っていないですよ・・・まあいいですけど・・・」
「智成は金曜日の夜にうちに泊まりますけど、和也さんも来ませんか?」
「えぇっ?だってそんなことをしたら、俺は智成に・・・」
「まあ十中八九智成は和也さんを襲うでしょうね!なんてったって智成は書凸猛進だから・・・」茂はニヤッっとした。
「あの激しく強引ともいえるセックス・・・智成のギンギンに勃起したデカマラ・・・」和也はボーっとし、想像を膨らませるとバイクを漕ぎながらであったが、股間が反応し始めた。
「来るか来ないかは和也さんにお任せしますね!」茂は和也の股間の膨らみを見て再びニヤッとした。
「あぁ・・・どうしよう・・・久しぶりのあのデカマラを味わいたい・・・でも、准一の手前行く訳もいかないだろう・・・でも・・・」和也の股間は更に硬さを増してしまう。
「茂君、今日はこの後、よてい・・・」
和也が言葉を発すると被るように茂は声を出す。
「じゃあ和也さん、今日はこれで・・・」
「えぇ?茂君、もう帰っちゃうの?」
「はい、今日はこれから彼氏とデートなので、じゃあ和也さん、金曜日に!お疲れ様でした!」茂はエアロバイクを降りて、古淵にも挨拶をし、トレーニングルームを後にした。
足早に去って行った。和也は呆気に取られつつも茂が彼氏と仲良くしていることに安堵する。和也の股間の硬さも収まりエアロバイクを1人漕ぎ続けた。
そのあと、聖域にいる古淵と合流した。
「茂君楽しそうでしたね!あの様子はデートですかね!若いっていいですねー!」古淵が和也に話しかけてくる。
「そうですね、全く同感で微笑ましいですよ・・・」
「和也さん、すみません、今日は私も予定ありで、今日はトレーニング見て差し上げられないんです・・・」
「あ、そうなんですね・・・大丈夫です、いつもすみません・・・」
「今日はうちの長女が彼氏を家に連れてくると言うので、いやぁ何だか複雑な心境なんですよ・・・結婚を前提にってですかね・・・」
「えっ?古淵さんって家族いたの?!」和也は心の中で驚いたが、務めて平静を装った。「お嬢さんのご結婚相手なのですね・・・確かにそれは複雑ですよ・・・うちも娘が二人なので、明日は我が身ですね・・・-」
「和也さんのところもお嬢さんがいらっしゃるんですか、何だか娘を持つ親の心境って本当に複雑ですよ・・・おっと、もう行かないと・・・和也さん、今度、お互い娘の親同士、飲みに行きませんか?ちょっと愚痴りたくて・・・」
「いいですね!是非お願いします!私も娘のことや嫁のことでは愚痴りたいことたくさんあります!」
「いやぁ和也さん、嬉しいなぁ、じゃあ是非行きましょう!ではそろそろ失礼します・・・」茂に続き古淵もトレーニングルームを後にした。
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「やっぱり古淵さんの影響力は凄い・・・」和也はまじまじと感じた。
和也は今日はベンチプレスは諦めて、聖域の周囲を取り囲む、通常で一人で出来るトレーニングマシーンをやることにした。一通りマシーンをやり終えて、静かに帰宅した。
帰宅すると、嫁と次女が既に家にいた。
「あら、あなた何処に行っていたの?一度帰ったのはわかったけど・・・」
「あぁ、ちょっとジムに行ってきたよ・・・」
「あら、そうなのね・・・早く帰ったなら掃除でもしてくれたら良かったのに、まぁいいわ、明日は掃除手伝ってね!」
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