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第五章 頑張る男たち
そして週が明けて
和也は通勤のために電車に揺られていた。車内は満員ではなかったものの、そこそこの混み具合であった。
昨日の日曜日は、和也は嫁に言われて朝から家の掃除をし、午後は嫁と久しぶりに次女も連れて買い物に行った。
次女は受験勉強と准看護師の資格試験対策で疲れていて、気分転換がしたかったようだ。
久しぶりに一緒に出掛けた高校3年生の次女はなんだか大人びて、綺麗になっていた。
「俺はあんまり見ていないのかもな・・・」和也は電車に揺られながら家族の事を考えた。
最寄り駅に到着、電車を降り改札を出て徒歩でオフィスビルを目指した。初秋、暑さは和らぎ、草木はだいぶ黄色みががっていた。
「涼しくなってきた・・・」和也は季節の変わり目を肌で感じながら街道を歩いた。
10分程歩き、オフィスビルに到着、エレベーターで上り和也の働く会社があるオフィスフロアで降り会社のドアを開けた。
「おはようございます!」周囲から次々と和也に向かって挨拶が飛んでくる。和也は可能な限り、挨拶を返していく。
「相模課長、おはようございます、先週はありがとうございました」和也が席に着くや否や桜木が声を掛けてきた。
「あぁ、桜木さん、おはよう・・・先週はお疲れ様でした。週末はゆっくり休めたかな?」
「はい、課長、早速ですみません・・・都乃岡病院での研修会の報告書まとめましたんで、お時間ある時に目を通してください」桜木は和也に要件を伝えると自席に戻った。
「さすが、桜木さんはやる事が早い・・・でも今朝1番に出してくるって事は家でまとめたのかな・・・まだ新婚なのに休みは奥さんとイチャイチャしなかったのかな・・・」
和也は桜木の報告書に目を通すと、明らかに都乃岡病院のコンサルタント契約は無理なのと、今後大口の購入も期待出来ないのは明らかだった。
「これで桜木さんはどうするつもりなんだ・・・」
和也は悩んだ・・・今回は研修をサービスしたが、これ以上深入りしない方がいいのは一目瞭然だった・・・
「桜木さん、ちょっといいかな?やはり都乃岡病院さんは、今後の事業展開もコンサルタント契約も見込めそうにないね・・・」
「そうなんですよ・・・課長、事務長の東神さんも言っていましたが、なんせ職員の質も悪くて、患者さんはどんどん減っていて、入院患者さんも少なくて、ベッドも空いているそうです・・・」
「どうだろう、これからは研修サービスはなしに通常取引に切り替えたらどうだろうか?」
「課長のおっしゃる事はもっともなのですが・・・事務長の東神さんや、副理事長の上白さんの熱い想いもあるので、もう少しだけ、営業かけてもよろしいでしょうか?それに矢部課長にあれだけ言われたのに、このまま引き下がりたくないです・・・」
「確かに、担当のお二方は感じも良く再建に意欲もあって、ただ、仮にコンサルタント引き受けられたとしても、体質が古過ぎて難しいケースなんじゃないかなぁ・・・」
「課長、体質の古さだって、頑張ればなんとか熱意は伝わるんじゃないでしょうか!」
「熱意か・・・桜木さん、わかったよ・・・もう暫く営業かけるかね・・・」
「課長っ!ありがとうございます!早速今日、都乃岡病院に研修後の様子について伺いに行ってきます!資料70部置いてきたので、きっとアンケートなども集まっているのじゃないかと思います」
「えっ?!金曜日にやったばかりなのに、あの病院のモチベーションだと、まだ何も動いていないんじゃないかなぁ?」
「あ、あっち方面の納品があるのでもちろんついでに寄らせてもらうだけです・・・」
「ならいいけど・・・まあ、外回り気をつけてね・・・」
「はいっ!課長、気をつけて行ってきます!」
「桜木さんは、真っ直ぐでしかも熱い・・・俺にはないものを持っているなぁ・・・でも、会議で何て報告しよう・・・矢部さんも状況知ってるしなぁ・・・」和也は悩む・・・
悩みながらも、月曜日の朝の会議の時間になってしまった。重たい気分で和也は会議室に入ると、既に矢部が下座に座っていた。
「おはようございます、矢部課長、先週はありがとうございました」
「相模課長、おはようございます。僕は何もしていないですよ・・・相模課長も桜木君も大変だったんじゃないですか?」
「そうですね・・・桜木さんは頑張ったと思います・・・」
「桜木君も勉強になったんじゃないかな?熱い想いだけで、仕事は出来ない事を・・・」
「・・・・・・」和也は返す言葉を失った。
そうこうしていると、営業部長の王子と営業一課の課長、片倉が会議室に入ってきた。
「おはよう、朝早くからご苦労さん」王子は皆に声を掛けた。
いつものように一課の片倉課長から営業報告が始まり、次に三課の矢部の報告が卒なく終わり、ニ課の和也の番になった。
「先週の主だった出来事は、都乃岡病院で研修を実施して来ました。今後の更なる取引に繋がれば良いと思い、研修はサービスでやらせていただいたのですが・・・ちょっと難しそうです・・・」
「具体的にはどのように難しいのかな?」部長の王子が和也に質問した。
「はい、同族経営らしいのですが、内部事情が複雑なのと、体質も古くて、全て見た訳ではないのですが、従業員が危機意識を感じていない節が見受けられました」
「相模君、そもそも、そんなに付き合いもない、今までに大口な購入もない病院に、どうして研修会をサービスしたんだい?」
「それは・・・先方が研修会を実施してくれるところを探していて、今後の更なる取引に繋がればと思いまして・・・」
3人の厳しい視線が和也に注がれ、和也は背筋が寒くなった。
「二課の桜木主任が営業の末開拓をされた案件のようで、素晴らしい研修を桜木主任はされていました。桜木主任も若さ故に少し突っ走ったのかもしれません」矢部が口を挟んだ。
「おぉ、矢部君、そう言えば君は同行したのだったな、で、矢部君の目から見た都乃岡病院はどうだったんだね・・・」
「はい、部長、私から見ても相模課長と同様に都乃岡病院さんの今後の取引拡大は難しいと思いました」
「なるほど、相模君、では今回は桜木君の勉強になったと言うことで良いのかな?」
「部長からそう言っていただけると恐縮です・・・」和也は部長に頭を下げた。
「相模君、まあ幸い研修代の損失だけで大したことはないからそんなに気にしないで・・・桜木君も若い時は突っ走って、無闇矢鱈にサービスとかしちゃうんだろうけど・・・段々とビジネスが見えてくると利益との駆け引きが分かってくるから、今回は大目に見てやってくれたまえ・・・」
和也はただただ、部長や他の課長に頭を下げるのだった。
「今日の会議で、他に何か言い残したことがある人はいるかな?無いようだったこれで終わりにしようかね・・・」部長は席を立ち、和也の所に来て和也の肩をポンポンと叩き、会議室を後にした。それに続き片倉課長も退室し、和也と矢部が会議室に残された。
「矢部課長、ありがとう、桜木さんを庇ってくれて!」
「相模課長、僕は別に桜木さんを庇った訳じゃないよ・・・あの研修資料もプレゼンも良く出来ていたのは事実だし、それなのに・・・あれだけの研修を無償で提供したにも関わらず、あの対応はあんまりだと、率直に思っただけさ・・・」
和也は矢部の言葉を聞いてハッとした。
「そうだ桜木さんは良く頑張った・・・取引相手として、研修をお願いしておきながら、たった3人しか研修に参加させない病院側の姿勢が問題だ・・・」和也は気が付いた。
「相模課長、血圧計はいいですよ・・・所詮メーカーの卸売りだから・・・でも、研修会は!プレゼン資料は、桜木さんのオリジナルなのに、あれを粗末に扱われたことが僕は気に入らなかっただけです!」
「た、確かにそうだよね・・・本当だ・・・」
「俺は何処を見ていたんだ・・・」和也は情け無い感情が和也を包んだ。
「桜木課長、あなたがそうやって優柔不断だから、桜木君も訳もなく突っ走るんじゃないんですか?・・・あなたは昔からそうだ・・・」
「・・・僕の事だって・・・あ、いや、これはいいや・・・とにかく、桜木さんには自分をディスカウントし過ぎないようにと、相模課長から伝えてあげてください・・・では・・・」矢部は会議室を後にした。
「優柔不断・・・自分をディスカウント(値引き)和也の心に兒玉した・・・」
昨日の日曜日は、和也は嫁に言われて朝から家の掃除をし、午後は嫁と久しぶりに次女も連れて買い物に行った。
次女は受験勉強と准看護師の資格試験対策で疲れていて、気分転換がしたかったようだ。
久しぶりに一緒に出掛けた高校3年生の次女はなんだか大人びて、綺麗になっていた。
「俺はあんまり見ていないのかもな・・・」和也は電車に揺られながら家族の事を考えた。
最寄り駅に到着、電車を降り改札を出て徒歩でオフィスビルを目指した。初秋、暑さは和らぎ、草木はだいぶ黄色みががっていた。
「涼しくなってきた・・・」和也は季節の変わり目を肌で感じながら街道を歩いた。
10分程歩き、オフィスビルに到着、エレベーターで上り和也の働く会社があるオフィスフロアで降り会社のドアを開けた。
「おはようございます!」周囲から次々と和也に向かって挨拶が飛んでくる。和也は可能な限り、挨拶を返していく。
「相模課長、おはようございます、先週はありがとうございました」和也が席に着くや否や桜木が声を掛けてきた。
「あぁ、桜木さん、おはよう・・・先週はお疲れ様でした。週末はゆっくり休めたかな?」
「はい、課長、早速ですみません・・・都乃岡病院での研修会の報告書まとめましたんで、お時間ある時に目を通してください」桜木は和也に要件を伝えると自席に戻った。
「さすが、桜木さんはやる事が早い・・・でも今朝1番に出してくるって事は家でまとめたのかな・・・まだ新婚なのに休みは奥さんとイチャイチャしなかったのかな・・・」
和也は桜木の報告書に目を通すと、明らかに都乃岡病院のコンサルタント契約は無理なのと、今後大口の購入も期待出来ないのは明らかだった。
「これで桜木さんはどうするつもりなんだ・・・」
和也は悩んだ・・・今回は研修をサービスしたが、これ以上深入りしない方がいいのは一目瞭然だった・・・
「桜木さん、ちょっといいかな?やはり都乃岡病院さんは、今後の事業展開もコンサルタント契約も見込めそうにないね・・・」
「そうなんですよ・・・課長、事務長の東神さんも言っていましたが、なんせ職員の質も悪くて、患者さんはどんどん減っていて、入院患者さんも少なくて、ベッドも空いているそうです・・・」
「どうだろう、これからは研修サービスはなしに通常取引に切り替えたらどうだろうか?」
「課長のおっしゃる事はもっともなのですが・・・事務長の東神さんや、副理事長の上白さんの熱い想いもあるので、もう少しだけ、営業かけてもよろしいでしょうか?それに矢部課長にあれだけ言われたのに、このまま引き下がりたくないです・・・」
「確かに、担当のお二方は感じも良く再建に意欲もあって、ただ、仮にコンサルタント引き受けられたとしても、体質が古過ぎて難しいケースなんじゃないかなぁ・・・」
「課長、体質の古さだって、頑張ればなんとか熱意は伝わるんじゃないでしょうか!」
「熱意か・・・桜木さん、わかったよ・・・もう暫く営業かけるかね・・・」
「課長っ!ありがとうございます!早速今日、都乃岡病院に研修後の様子について伺いに行ってきます!資料70部置いてきたので、きっとアンケートなども集まっているのじゃないかと思います」
「えっ?!金曜日にやったばかりなのに、あの病院のモチベーションだと、まだ何も動いていないんじゃないかなぁ?」
「あ、あっち方面の納品があるのでもちろんついでに寄らせてもらうだけです・・・」
「ならいいけど・・・まあ、外回り気をつけてね・・・」
「はいっ!課長、気をつけて行ってきます!」
「桜木さんは、真っ直ぐでしかも熱い・・・俺にはないものを持っているなぁ・・・でも、会議で何て報告しよう・・・矢部さんも状況知ってるしなぁ・・・」和也は悩む・・・
悩みながらも、月曜日の朝の会議の時間になってしまった。重たい気分で和也は会議室に入ると、既に矢部が下座に座っていた。
「おはようございます、矢部課長、先週はありがとうございました」
「相模課長、おはようございます。僕は何もしていないですよ・・・相模課長も桜木君も大変だったんじゃないですか?」
「そうですね・・・桜木さんは頑張ったと思います・・・」
「桜木君も勉強になったんじゃないかな?熱い想いだけで、仕事は出来ない事を・・・」
「・・・・・・」和也は返す言葉を失った。
そうこうしていると、営業部長の王子と営業一課の課長、片倉が会議室に入ってきた。
「おはよう、朝早くからご苦労さん」王子は皆に声を掛けた。
いつものように一課の片倉課長から営業報告が始まり、次に三課の矢部の報告が卒なく終わり、ニ課の和也の番になった。
「先週の主だった出来事は、都乃岡病院で研修を実施して来ました。今後の更なる取引に繋がれば良いと思い、研修はサービスでやらせていただいたのですが・・・ちょっと難しそうです・・・」
「具体的にはどのように難しいのかな?」部長の王子が和也に質問した。
「はい、同族経営らしいのですが、内部事情が複雑なのと、体質も古くて、全て見た訳ではないのですが、従業員が危機意識を感じていない節が見受けられました」
「相模君、そもそも、そんなに付き合いもない、今までに大口な購入もない病院に、どうして研修会をサービスしたんだい?」
「それは・・・先方が研修会を実施してくれるところを探していて、今後の更なる取引に繋がればと思いまして・・・」
3人の厳しい視線が和也に注がれ、和也は背筋が寒くなった。
「二課の桜木主任が営業の末開拓をされた案件のようで、素晴らしい研修を桜木主任はされていました。桜木主任も若さ故に少し突っ走ったのかもしれません」矢部が口を挟んだ。
「おぉ、矢部君、そう言えば君は同行したのだったな、で、矢部君の目から見た都乃岡病院はどうだったんだね・・・」
「はい、部長、私から見ても相模課長と同様に都乃岡病院さんの今後の取引拡大は難しいと思いました」
「なるほど、相模君、では今回は桜木君の勉強になったと言うことで良いのかな?」
「部長からそう言っていただけると恐縮です・・・」和也は部長に頭を下げた。
「相模君、まあ幸い研修代の損失だけで大したことはないからそんなに気にしないで・・・桜木君も若い時は突っ走って、無闇矢鱈にサービスとかしちゃうんだろうけど・・・段々とビジネスが見えてくると利益との駆け引きが分かってくるから、今回は大目に見てやってくれたまえ・・・」
和也はただただ、部長や他の課長に頭を下げるのだった。
「今日の会議で、他に何か言い残したことがある人はいるかな?無いようだったこれで終わりにしようかね・・・」部長は席を立ち、和也の所に来て和也の肩をポンポンと叩き、会議室を後にした。それに続き片倉課長も退室し、和也と矢部が会議室に残された。
「矢部課長、ありがとう、桜木さんを庇ってくれて!」
「相模課長、僕は別に桜木さんを庇った訳じゃないよ・・・あの研修資料もプレゼンも良く出来ていたのは事実だし、それなのに・・・あれだけの研修を無償で提供したにも関わらず、あの対応はあんまりだと、率直に思っただけさ・・・」
和也は矢部の言葉を聞いてハッとした。
「そうだ桜木さんは良く頑張った・・・取引相手として、研修をお願いしておきながら、たった3人しか研修に参加させない病院側の姿勢が問題だ・・・」和也は気が付いた。
「相模課長、血圧計はいいですよ・・・所詮メーカーの卸売りだから・・・でも、研修会は!プレゼン資料は、桜木さんのオリジナルなのに、あれを粗末に扱われたことが僕は気に入らなかっただけです!」
「た、確かにそうだよね・・・本当だ・・・」
「俺は何処を見ていたんだ・・・」和也は情け無い感情が和也を包んだ。
「桜木課長、あなたがそうやって優柔不断だから、桜木君も訳もなく突っ走るんじゃないんですか?・・・あなたは昔からそうだ・・・」
「・・・僕の事だって・・・あ、いや、これはいいや・・・とにかく、桜木さんには自分をディスカウントし過ぎないようにと、相模課長から伝えてあげてください・・・では・・・」矢部は会議室を後にした。
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