家族連れ、犯された父親 第二巻「男の性活」  ~40代ガチムチお父さんが、様々な男と交わり本当の自分に目覚めていく物語~

くまみ

文字の大きさ
49 / 65
第七章 背負う者たち

動物園 ②

しおりを挟む
 誠ニからの電話が入り、和也は一瞬ドキッとしながらも応答した。

 「もしもし・・・」

 「おぉ、もしもし和也ぁ・・・どうした?アルバにまたられたくなったのか?」電話越しに誠ニがニヤけているのがわかる・・・

 「いや、そうじゃなくて、福島から大学時代の先輩が来ていて、皆で食事するのにアルバさんの店を使わせてもらえないかと思いまして・・・」

 「えっ?福島の大学時代の先輩って、もしかして和也の彼氏?」

 「えっ?いや・・・その・・・大学時代のただの先輩ですけど・・・」和也は准一と良一から距離を取り誠ニとの会話を続けた。

 「和也は本当、嘘がつけないなぁ・・・素直で可愛い・・・」

 「いや・・・ちょっと・・・誠ニさん・・・」

 「何だ・・・アルバも交えて3Pでもする気か?なんなら俺も交ざってやろうか?」

 「だから本当に食事がしたくって!」和也はムキになる。

 「和也・・・まぁ、そんなに怒るなよ・・・また今度、たっぷりとケツをおかしてやるからなっ!」

 「えっ?いや、もう・・・ちょっと・・・誠ニさん・・・」和也は噛み合わない誠ニのペースに圧倒されてしまう・・・

 「悪い悪い、今お楽しみ中だよな?アルバには俺から予約してやるよ・・・その方が早いからな!で、いつだ?人数は?」

 和也は准一に時間を確認し、今日の18時から店の予約を誠ニにお願いし、誠ニは直ぐに対応し予約の確定と店の名前と電話番号、コースについてのお知らせがLINEで来た。

 店の名前は「スターサイバーバ」・・・
 本日のコースは「魅惑みわくのガンジス川」と言う名前の飲み放題付きのコースだった。

 「しかし、何て言うネーミングセンスなんだ・・・」和也は誠ニからのLINEを読み苦笑いした・・・

 「和也?どうした?」

 「いや、准一・・・予約取れたよ・・・」

 「そうか、そりゃ良かった・・・茂たちにも教えてやらないとな」

 「あ、俺やっておくよ・・・」和也は茂にLINEをしながら考えた。

 「アルバさんの店で良かったのだろうか・・・まさか、この前みたいにはならないよな・・・」

 「夕食の忙しい時間だろうから、大丈夫だよな・・・」和也は自問自答した。

 LINEを打ち終わり、前を見ると、良一がパンダを見ながら楽しそうにはしゃいでいて、准一がその側で優しい顔をして良一を見ていた。

 「あんな准一の顔を見るのは初めてだ・・・」和也はボソッと呟いた。

 和也が知っている准一とは違う顔・・・優しく我が子を見守る父親の顔だった。

 和也の心の中に何だかわからないモヤモヤとした感情が溢れてくる。

 「何だろう・・・微笑ほほえましい光景のはずなのに・・・何だか面白くない・・・俺は良一君に焼きもち焼いているのか?!」

 「あぁ~もう・・・いい歳して情けない・・・俺は何考えているんだ・・・ただの父親と息子で、当たり前の光景じゃないか!」

 和也は気分を変えて、准一と良一に合流した。

 ライオンやキリン、ペンギンなどを見て、和也たち一行は爬虫類コーナーに向かった。

 爬虫類コーナーの入口をくぐると、直ぐの所に橋がかかっていた。その下は大きな池須いけすになっていて、体長は10mはあろうかと思うくらいのワニがいた。

 「スゲぇっ!でっかいワニだっ!あんなもんに食いつかれたら父ちゃんだってかなわないだろう・・・」良一は目を丸くする。

 「当たり前だろっ!俺はスーパーマンじゃないんだから・・・」

 「父ちゃん、あのワニ名前はベティだって!アメリカクロコダイルのベティちゃん21歳だって!俺と同い年・・・」

 「あ、父ちゃん、アッチのワニもデカイぞっ!ナイルアリゲーターのクレオパトラちゃん・・・30歳、あはっ!可愛いっ!」良一ははしゃいでいる。

 「良一君、ワニ、可愛いって・・・しかし何て言うネーミングセンスなんだろう・・今日はそう言うの多いなぁ・・・」和也はボソッと呟いた。

 「和也・・・良一は昔から、あぁ言う爬虫類系が好きなんだよ・・・小さい頃は首に巻けるヘビを飼いたいって駄々をこねて大変だったよ・・・」准一は苦笑いした。

 爬虫類コーナーには、ワニを始めとする、ヘビやトカゲ類が大小ところ構わずにいた。苔やカビなど、また水生生物特有な匂いがする。

 そう言った環境要因からか女性には不人気な場所のようで、女性もカップルも全くおらず、人もまばらだった・・・

 「あ、俺、トイレ行ってくる・・・」良一は爬虫類コーナーの中でトイレを見つけ、そそくさと行ってしまった・・・

 「和也・・・すまないな・・・良一に付き合わせちゃって・・・」良一がいなくなりすかさず准一は話しかけてきた。

 「いや、いいよ・・・俺も楽しいから・・・」

 「なら良かったけど、和也、今夜は泊まれるんだろ?」

 「あぁ・・・そのつもりで来たから・・・」

 「良かったよ・・・じゃあ今夜はたっぷりれるな!」准一は和也の手を握った。

 「准一・・・」和也も強く准一の手を握り返した。

 爬虫類コーナーの照明は全体的に薄暗かった・・・

 天井の照明は電球色と赤、青、緑の豆電球が散りばめられていて、まるでプラネタリウム、意外なまでの幻想空間をかもしだしていた。

 准一と和也は周囲を見渡し、誰もいないことを確認し、イグアナの大きなショーケースの前で肩を寄せあった。

 「イグアナって目がパチクリしていて、何だか愛らしいな・・・良一が好きな理由が何となくわかる気がする・・・」

 「確かに爬虫類って目がクリクリしていて、良く見ると可愛らしいかも・・・」和也も返答した。

 「あっ!色が変わったっ!へぇ~スゲェなぁっイグアナって・・・」

 「あっ!舌出したっ!長い舌だった!」

 「俺たち折角2人きりなのに、爬虫類の事語って・・・何やっているんだろうなぁ・・・」准一が笑い出した。

 「最初、准一が良一君が爬虫類が好きだって言い出したんじゃないか!」和也もつられて笑い出した。

 「なぁ和也・・・何だか楽しいなぁ・・・」

 「うん・・・准一・・・」

 和也と准一は周囲を確認し、自然にキスを交わした。

 「あれ?父ちゃんと和也さん、めちゃくちゃ仲良さげっ!今チューしてだでしょうっ!」良一が帰ってきた。

 「ば、馬鹿っ!してねぇよ!和也が白髪が増えたって言うから探してたんだよっ!なぁ和也っ!」

 「えぇっ!あっ・・・そうそう・・・最近白髪がね・・・」和也は准一の咄嗟とっさの起点に合わせたが、微妙な表情をした。

 「白髪が増えたって・・・確かに増えてきたけど・・・そんなに目立つかなぁ・・・ハァ・・・」和也はため息をついた。

 「あっ!かっ、和也っ!お前は歳の割に若く見えるし、白髪だって歳相応だから大丈夫だっ!」

 「そうだよ!和也さん、父ちゃんだって髪の毛はそんなに白髪ないけど、あそこの毛は結構白髪あるぞっ!」

 「こらっ!准一っ!あそこの毛だって白髪は数本だっ!」

 「もう、白髪の話しはやめようよ・・・しかし本当に准一と良一君は仲良しだねっ!」和也は笑ってしまう。

 「まあな・・・和也、何だか最近は友達みたいになってるよ・・・」

 「父ちゃん・・・それより、俺、腹減った・・・」

 「えぇっ!?お前、朝ごはんでバイキングあんなに食ったのに、もう腹減ったの!?」

 「だって俺まだ、育ち盛りだし・・・」

 「はぁ・・・」准一はあきれながらため息をつく。

 「まぁまぁ、准一、もう昼だし・・・俺も腹減ったし何か食べようか・・・」和也は間に入る。

 「やったぁっ!」良一を先頭に、一行は敷地内にある食堂に向かった・・・

 食堂は定休日でファーストフードのコーナーだけが開いていた。

 「もうちょっといい所に行くか?ここの動物園再入園出来るし・・・」准一が言った。

 「父ちゃん、俺は腹に入れば何でもいいよ・・・!」

 「そっか・・・和也はどうする?」

 「あ、俺も何でもいい・・・夜はインド料理が多分がっつり出るし」

 「そっか・・・じゃあここでも・・4ブーブーブー、あれ?電話だ・・・ちょっと悪い・・・」准一は電話を受けるために、2人の側を離れた。

 「えぇっ?あっわかりました・・・場所は、あ、ここから近いから直ぐに連絡してみます・・・」准一は電話を切り、和也と良一の元に来た。

 「和也、良一、昨日の就職説明会で忘れ物したらしく、学校に連絡が入ってね・・・幸いここから近いから取りに行ってくる・・・」

 「悪い30分くらいで戻るから、2人で何か食べててくれ!」准一は財布から5千円を出して良一に託し、すぐさま行ってしまった。

 呆気にとられる残された和也と准一・・・

 「和也さん、とりあえず父ちゃんから金貰ったからビールでも飲みましょう!」

 「良一君、俺は自分の分は大丈夫だから良一君だけ買って」

 「そうですか・・・じゃあビールとたこ焼きセット」

 和也と良一は2人で4つ椅子がある丸いテラス席に向かい合わせで座った。

 和也と良一はとりあえず乾杯したが、何だか慣れずにぎこちない雰囲気。

 「良一君はラグビー強いらしいね!お父さんから聞いているよ・・・」和也から話を切り出した。

 「まぁ、そいですね・・・人並み以上には強いみたいです・・・和也さんも学生時代は父ちゃんと一緒にラグビーやっていたんですよね?」

 「あぁ、そうだよ、お父さんには本当、お世話になってね」

 「父ちゃんも和也さんから世話になっていたんじゃないですか?しもの方で・・・」良一はサラッと言った。

 「えっ?良一君・・・どう言う意味?」和也は一瞬ドキッとした。

 「父ちゃんから聞いています、和也さんを性処理に使っていたって・・・」良一はニヤッとした。

 「えっ?良一君・・・お父さんがそう言う風に言ったの!?」

 「はい、俺は父ちゃんと和也さんは付き合っていると思っていたんですけど・・・父ちゃんは和也さんは仲のいい後輩で、性処理だって・・・」

 和也はショックで声が出なくなった・・・

 「きっと息子の前だから、性処理だって言ったのだろう・・・でも何でそんな話しをするんだ!?」和也は思った・・・

 「和也さん・・・うちの父ちゃんは獣物けだものだから、俺も父ちゃんの性処理に付き合わされるんですよ・・・」

 「昨日の夜も激しくって、寝かせてくれませんでした・・・」良一はニヤニヤとした表情を浮かべた。

 動揺どうようし、声が出ない和也・・・とりあえずビールをゴクリと飲んだ。

 良一は突然、和也の手を握っきた。

 和也は咄嗟に手を引いた。

 「良一君っ!な、何をするんだっ!」

 「和也さん・・・俺は父ちゃんとのHの後、枕元で聞いちゃったんですよ・・・和也さんが父ちゃんにケツ遣られてヨガったりする事を・・・」良一は和也の隣りの席に移り再び和也の手を握った。

 和也は顔から火が出るくらい恥ずかしくなり体が硬直してしまう・・・

 「和也さん、可愛いなぁ・・・俺のチ◯コ・・・父ちゃんと同じくらいデカイし、父ちゃんのよりも硬いですよ・・・試してみませんか?」良一の股間は既にギンギンになっていた。

 良一はそのギンギンに勃起した股間に和也の手を持っていった。

 「あぁ・・・硬い・・・准一の匂いがする・・・あぁ・・・ヤバい・・・」和也は良一の股間に触れ、抑えがきかずに良一のチ◯コを握ってしまった。

 ほのかに香る良一の体臭は親子だけあり准一と同じ匂いを放っていた。

 和也は良一の顔を見上げ、良一と視線があった。

 さっきまでの、無邪気むじゃきにはしゃぎ回る良一ではなく、雄の顔をした良一がいた。

 良一は昔の准一に瓜二つの風貌ふうぼうで、目が透き通っていた。

 「あぁぁぁ・・・准一・・・」和也は良一の瞳に吸い込まれていく、そんな感覚におちいった。

 そして、良一の体臭は和也の体をトロけさせて行った・・・

 「和也さん・・・俺は准一じゃなくて良一だよ・・・」良一は和也の耳元で囁いた。

 

 

しおりを挟む
感想 31

あなたにおすすめの小説

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

  【完結】 男達の性宴

蔵屋
BL
  僕が通う高校の学校医望月先生に  今夜8時に来るよう、青山のホテルに  誘われた。  ホテルに来れば会場に案内すると  言われ、会場案内図を渡された。  高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を  早くも社会人扱いする両親。  僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、  東京へ飛ばして行った。

父のチンポが気になって仕方ない息子の夜這い!

ミクリ21
BL
父に夜這いする息子の話。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?

中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」 そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。 しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は―― ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。 (……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ) ところが、初めての商談でその評価は一変する。 榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。 (仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな) ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり―― なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。 そして気づく。 「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」 煙草をくゆらせる仕草。 ネクタイを緩める無防備な姿。 そのたびに、陽翔の理性は削られていく。 「俺、もう待てないんで……」 ついに陽翔は榊を追い詰めるが―― 「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」 攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。 じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。 【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】 主任補佐として、ちゃんとせなあかん── そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。 春のすこし手前、まだ肌寒い季節。 新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。 風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。 何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。 拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。 年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。 これはまだ、恋になる“少し前”の物語。 関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。 (5月14日より連載開始)

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

処理中です...