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第3章 種族進化
第69話 エイクスュルニルとの邂逅
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エレノアと可愛い動物達に乗られるという天国か地獄かよく分からない状態をすぐに解いてもらい、簡易のテントと焚き火をつける。
本当ならモンスターが寄ってきそうなため焚き火はやらない予定だった。
しかしこの光る木があるから大丈夫だろうと言うことになり、こうして焚き火をしているというわけだ。
因みにエレノアはクリスタルバードとずっと戯れている。
今まで見た事ない様な無邪気な笑顔を見ていると、止めろとは言えなくなったので1人でセットしたわけである。
しかしなんか悲しいな……これが久しぶりのボッチか。
俺が光る木の映る池を見ながらボーッとしていると、俺の周りにもウサギや小鳥、リスなどが集まってきた。
ああ……可愛いなぁ……。
俺は皆んなを一気に抱っこしてぎゅーっと優しく抱きしめる。
動物達は可愛く鳴いており、心が癒される。
しかししばらくすると動物達が俺の腕の中で寝だした。
「はぅっ……!?」
俺は思わず声を上げてしまう。
だってしょうがなくないか?
寝ている姿がめちゃくちゃ可愛いんだもん。
俺もこのまま寝ようかなと思い始めていたら、エレノアが声を上げる。
「ソラ様! シカ?の様なモンスターの子供がきました!」
「わざわざ報告しなくても———ん?」
ん? 何故シカの所で疑問形になるんだ?
俺は皆んなを起こさないようにゆっくりと起き上がると……
「あ、そりゃ『シカ?』ってなるわ」
思わず同意してしまう。
俺とエレノアの目の前にいたのは、体の周りにオーラを纏っているシカみたいな生き物だった。
つい呆気に取られてしまったが、俺は言葉とは裏腹にめちゃくちゃ焦っていた。
何故なら鑑定が弾かれたこともあるが……
えっ? あんなモンスター見た事ないんですけど。
と言うかゲームにいたモンスターなのか?
えっえっえっ?
もしかしたら今が、この世界に来て1番焦っているかもしれない。
俺は【完全記憶】スキルをフル活用して思い出すが、俺がやった何十回の間には1度も出現していない。
ただこれが分かれば簡単だ。
俺は自身が出会ったことのないモンスターを頭の中で一体ずつ思い出していく。
俺が出会ったことのないモンスターは全6種。
3体は無課金で出現するためしっかりと特徴を覚えている。
さらには実際にフレンドに見せてもらったこともある。
ならこの3体ではない。
そして3体は課金しないと出現しないモンスターだったはず……。
「あっ」
思い出したぞ……!
俺は特徴を口に出してあげていく。
「大きなツノに、濃密な魔力のオーラ、体長3mを超える巨体に王者の風格を感じさせる凛々しい姿で、数多のプレイヤーを魅了した【ダンスク】最強の1角……」
目の前のエイクスュルニルは子供だ。
このモンスターは長命な種なため、10~50年に一度しか子供を産まない。
そのため子供をめちゃくちゃ大切に育てる。
なら近くに親がいるはずだッ!
俺は気配感知と目視を併用しながら探すと……
「いた……」
ここから500mほど先の月明かりの差し込む岩の上に悠然と佇んでいる一頭の霊獣。
その姿は美しく思わず危険に置かれていると言うことも忘れて見惚れてしまう。
その霊獣は、俺が先程あげた特徴を全てクリアしており、尚且つ子供とは比べ物にならないほどの圧を放っていた。
エレノアも俺が見ているのに気が付いて振り向くと、ビシッと固まってしまった。
どうやらあの姿に見惚れている様だ。
何秒……いや何十秒、もしくは何分下手したら何十分とも感じられる時間見つめ合っただろうか。
俺がふと瞬きをした瞬間に、その場所から消えていた。
「「えっ!?」」
俺達2人は思わず声を上げてしまう。
そして俺はいつの間にか居なくなっていた動物達など気にすることなく起き上がり、エレノアと一緒に戦闘体勢に入る。
「エレノア! このモンスターはやばいぞ!」
「それは分かりますが、一体どんなモンスターなのですか!?」
「奴の名前は『エイクスュルニル』。普通の鹿が突然変異で上位種族へと進化し、モンスターとなった霊獣だ。levelは俺たちで言うところの、300程だ!」
正確には、下位種族でlevel200になり、上位種族になってlevel100にまでlevel upしたモンスターだ。
今の俺とエレノアでは逆立ちしても勝てない。
元々エイクスュルニルは原初の森にしか生息しておらず、その姿を見れることなどゲームでは100万分の1程だと言われていた超絶レアモンスターで、捕まえる事はまず不可能。
更に討伐するなどもっと不可能。
そもそもゲーム最終章の最強装備のカンスト5人がかりでやっと倒せるほどのモンスターだ。
俺たちが警戒していると、なんの音も気配もなく、突然子供の前に現れた。
「「なッッ!?」」
俺たちは思わず驚愕の声が漏れる。
馬鹿な……俺の気配感知はlevel MAXだぞッ!?
俺はこの状況をどう打開しようか過去一頭を回転させていた。
------------------------------
ということでソラ達のピンチです。
因みにこのモンスターの簡易ステータスはこんな感じです。
______________________
霊神鹿 エイクスュルニル
上位種族 霊神獣
下位level:200(MAX)
上位leve:100(MAX)
・世界最強の1角であるモンスター。普通の鹿が突然変異で上位種族になった姿。しかし原初の森以外では現れる事はない。
______________________
本当ならモンスターが寄ってきそうなため焚き火はやらない予定だった。
しかしこの光る木があるから大丈夫だろうと言うことになり、こうして焚き火をしているというわけだ。
因みにエレノアはクリスタルバードとずっと戯れている。
今まで見た事ない様な無邪気な笑顔を見ていると、止めろとは言えなくなったので1人でセットしたわけである。
しかしなんか悲しいな……これが久しぶりのボッチか。
俺が光る木の映る池を見ながらボーッとしていると、俺の周りにもウサギや小鳥、リスなどが集まってきた。
ああ……可愛いなぁ……。
俺は皆んなを一気に抱っこしてぎゅーっと優しく抱きしめる。
動物達は可愛く鳴いており、心が癒される。
しかししばらくすると動物達が俺の腕の中で寝だした。
「はぅっ……!?」
俺は思わず声を上げてしまう。
だってしょうがなくないか?
寝ている姿がめちゃくちゃ可愛いんだもん。
俺もこのまま寝ようかなと思い始めていたら、エレノアが声を上げる。
「ソラ様! シカ?の様なモンスターの子供がきました!」
「わざわざ報告しなくても———ん?」
ん? 何故シカの所で疑問形になるんだ?
俺は皆んなを起こさないようにゆっくりと起き上がると……
「あ、そりゃ『シカ?』ってなるわ」
思わず同意してしまう。
俺とエレノアの目の前にいたのは、体の周りにオーラを纏っているシカみたいな生き物だった。
つい呆気に取られてしまったが、俺は言葉とは裏腹にめちゃくちゃ焦っていた。
何故なら鑑定が弾かれたこともあるが……
えっ? あんなモンスター見た事ないんですけど。
と言うかゲームにいたモンスターなのか?
えっえっえっ?
もしかしたら今が、この世界に来て1番焦っているかもしれない。
俺は【完全記憶】スキルをフル活用して思い出すが、俺がやった何十回の間には1度も出現していない。
ただこれが分かれば簡単だ。
俺は自身が出会ったことのないモンスターを頭の中で一体ずつ思い出していく。
俺が出会ったことのないモンスターは全6種。
3体は無課金で出現するためしっかりと特徴を覚えている。
さらには実際にフレンドに見せてもらったこともある。
ならこの3体ではない。
そして3体は課金しないと出現しないモンスターだったはず……。
「あっ」
思い出したぞ……!
俺は特徴を口に出してあげていく。
「大きなツノに、濃密な魔力のオーラ、体長3mを超える巨体に王者の風格を感じさせる凛々しい姿で、数多のプレイヤーを魅了した【ダンスク】最強の1角……」
目の前のエイクスュルニルは子供だ。
このモンスターは長命な種なため、10~50年に一度しか子供を産まない。
そのため子供をめちゃくちゃ大切に育てる。
なら近くに親がいるはずだッ!
俺は気配感知と目視を併用しながら探すと……
「いた……」
ここから500mほど先の月明かりの差し込む岩の上に悠然と佇んでいる一頭の霊獣。
その姿は美しく思わず危険に置かれていると言うことも忘れて見惚れてしまう。
その霊獣は、俺が先程あげた特徴を全てクリアしており、尚且つ子供とは比べ物にならないほどの圧を放っていた。
エレノアも俺が見ているのに気が付いて振り向くと、ビシッと固まってしまった。
どうやらあの姿に見惚れている様だ。
何秒……いや何十秒、もしくは何分下手したら何十分とも感じられる時間見つめ合っただろうか。
俺がふと瞬きをした瞬間に、その場所から消えていた。
「「えっ!?」」
俺達2人は思わず声を上げてしまう。
そして俺はいつの間にか居なくなっていた動物達など気にすることなく起き上がり、エレノアと一緒に戦闘体勢に入る。
「エレノア! このモンスターはやばいぞ!」
「それは分かりますが、一体どんなモンスターなのですか!?」
「奴の名前は『エイクスュルニル』。普通の鹿が突然変異で上位種族へと進化し、モンスターとなった霊獣だ。levelは俺たちで言うところの、300程だ!」
正確には、下位種族でlevel200になり、上位種族になってlevel100にまでlevel upしたモンスターだ。
今の俺とエレノアでは逆立ちしても勝てない。
元々エイクスュルニルは原初の森にしか生息しておらず、その姿を見れることなどゲームでは100万分の1程だと言われていた超絶レアモンスターで、捕まえる事はまず不可能。
更に討伐するなどもっと不可能。
そもそもゲーム最終章の最強装備のカンスト5人がかりでやっと倒せるほどのモンスターだ。
俺たちが警戒していると、なんの音も気配もなく、突然子供の前に現れた。
「「なッッ!?」」
俺たちは思わず驚愕の声が漏れる。
馬鹿な……俺の気配感知はlevel MAXだぞッ!?
俺はこの状況をどう打開しようか過去一頭を回転させていた。
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ということでソラ達のピンチです。
因みにこのモンスターの簡易ステータスはこんな感じです。
______________________
霊神鹿 エイクスュルニル
上位種族 霊神獣
下位level:200(MAX)
上位leve:100(MAX)
・世界最強の1角であるモンスター。普通の鹿が突然変異で上位種族になった姿。しかし原初の森以外では現れる事はない。
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