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第4章 サラの正体
第96話 遂に俺の実力を明かすことにしました③
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「ふぅ……これでいっちょあがり」
俺は神剣を元に戻し、戦闘から日常に意識を切り替える。
勿論制限を忘れない。
しかし刀は収めずそのままにしておき、ゆっくり王子の元に歩いていく。
「ひっ!? く、来るな! これ以上僕に近づいたら許さないぞ!」
そんなことをほざいているが勿論無視。
王子は無様に尻餅をつきながらズルズルと後ろに下がっている。
だが逃がさない。
俺は軽い足取りで一瞬で王子の目の前に移動する。
「うわぁっ!? い、いつの間に!?」
「五月蝿い馬鹿が。いいから黙って俺の話を聞け」
俺は軽めに威圧をかけながら言う。
「ひ——!? な、何なんだ!」
よし、やっと話を聞く姿勢になったな。
「まず聞きたいことがある。何故サラを狙う?」
俺は答えないと殺すと感じるように威圧を強める。
「し、知らない! 父上から言われてやっただけだ!」
「…………」
「ほ、ほんとうだ! 嘘じゃない!」
「この件に第1王子は関わっているか?」
「か、関わっていない! 父上が俺に頼んできたのがその証拠だ!」
まぁ確かにコイツなんかよりも優秀な長男がいるのに、わざわざ長男をやめてコイツに頼んだりしないわな。
と言うことは第1王子は白と。
それで国王は黒だな。
ゲームでもきっとこれは国王の差金だったのだろう。
本当にこの国の王族はまともな奴が1人しかいないじゃないか。
まぁいい。誰が関わっているかが聞けただけでも収穫はあった。
それじゃあもう一つの要件を言うとしよう。
「なら国王に伝えておけ。『俺は全てを知る者だ。これ以上サラに執着するのなら、その首を貰いに行く』とな。お前もこれ以上サラに何かしたら殺してやるからな? わかったか? ちゃんと覚えておけよ」
俺が最後に本気の威圧を発動させると、呆気なく気絶してしまった。
これでどう出るかが見ものだな。
☆☆☆
俺は気絶した王子を放ってサラの元へ戻る。
するとサラが逆にこちらへと向かってきた。
そして俺に控えめに抱きついてきた。
「……心配した」
「ごめんって」
「ん。無事でよかった」
「俺があんな奴らに傷つけられるわけないじゃないか」
「……わかっていても不安」
「じゃあどうしたら許してくれる?」
「…………頭撫でてキスして」
そんなことを言って来るサラ。
目は潤んでおり、心配していたことがよく分かる。
これは少し心配をかけすぎたかもな。
「……わかった」
俺はまず優しくサラの頭を撫でる。
さらさらの髪をすくようにして撫でると、目を細めて気持ちよさそうにしていた。
そのあとおでこの髪を上げておでこにキスする。
すると外野がめちゃくちゃうるさくなった。
「キスしたわ! 闇堕ち王子がキスしたわよ!」
「さっきの闇堕ち王子かっこよかったです……俺様系のイケメンに早変わりしていました……」
「いいなぁ……あんなに大事にしてくれるイケメンがいて……。あの子もめちゃくちゃ可愛いし、美男美女の良いカップルね……」
「これは小説の題材に出来る!」
「と言うかめちゃくちゃ強くね? 俺なんて道端の石ころ並みの強さに見えてきた」
「俺も。今度からあの方が通ったら90度の挨拶をしようかな」
「よし、みんなで舎弟にしてもらおう!」
「「「「おお!!」」」」
最後に少し不穏な声を聞いた気がするがきっと俺の聞き間違いだろう。
サラは自分からしてと言ったくせに恥ずかしかったのか、俺の胸に顔を埋めてじっとしている。
因みに耳はめちゃくちゃ真っ赤になっている。
かわいい。ほんとに天使すぎる。
俺がぎゅっと抱きしめると、遠慮がちに抱きしめ返してくれた。
はい、更にかわいい。
俺がサラの姿にほんわかしていると何人かの気配が近づいて来る気配がした。
俺は物凄い力を込めて顔を移動させる。
「で、何のようですかね、勇者様方」
そう、俺の後ろに居たのはアランを始めとした勇者一行だった。
「いや……一つだけ聞きたいのだが……」
「なんだ? 早く言ってくれ。今はサラを愛でるので忙しい」
俺はサラの頭を撫でながら言う。
俺たちの天国を邪魔されたので少々キレ気味なのは許して欲しい。
因みにサラは更に恥ずかしそうにしており、自身の視界を完全にシャットダウンしている。
「君は———何者なんだ?」
ふむ……何者か……ね……。
何と答えればいいものか……。
まぁこんなもんでいいか。
「俺は———人類では世界最強クラスだとは思うよ」
まぁもう1人俺と同じくらい強い人は知っているけど、と付け加えるとアランたちは更に顔を青ざめ出した。
まぁ暗に世界最強が近くに2人もいると分かったんだからな。
まぁそろそろ頃合いかな?
俺はサラをゆっくりと離し、こちらに駆けてくる人たちを待つ。
するとすぐにきた。
「「ソラ君! 今すぐ指導室に来なさぁああああい!」」
「ソラ! 凄かったわよ! さすが私の弟ね!」
シャーロット先生と、学園長は怒りをむき出しにして。
クリスティーネは笑顔で俺に抱きついてきた。
よし、取り敢えず後始末をするとしますか……。
---------------------------
面白い! まぁまぁかな? 続きが気になる!などと思っていただければ、お気に入り登録、感想などお願いします!
また、誤字脱字や改善点をご指摘して頂けるとありがたいです!
ではではまた次話で。
俺は神剣を元に戻し、戦闘から日常に意識を切り替える。
勿論制限を忘れない。
しかし刀は収めずそのままにしておき、ゆっくり王子の元に歩いていく。
「ひっ!? く、来るな! これ以上僕に近づいたら許さないぞ!」
そんなことをほざいているが勿論無視。
王子は無様に尻餅をつきながらズルズルと後ろに下がっている。
だが逃がさない。
俺は軽い足取りで一瞬で王子の目の前に移動する。
「うわぁっ!? い、いつの間に!?」
「五月蝿い馬鹿が。いいから黙って俺の話を聞け」
俺は軽めに威圧をかけながら言う。
「ひ——!? な、何なんだ!」
よし、やっと話を聞く姿勢になったな。
「まず聞きたいことがある。何故サラを狙う?」
俺は答えないと殺すと感じるように威圧を強める。
「し、知らない! 父上から言われてやっただけだ!」
「…………」
「ほ、ほんとうだ! 嘘じゃない!」
「この件に第1王子は関わっているか?」
「か、関わっていない! 父上が俺に頼んできたのがその証拠だ!」
まぁ確かにコイツなんかよりも優秀な長男がいるのに、わざわざ長男をやめてコイツに頼んだりしないわな。
と言うことは第1王子は白と。
それで国王は黒だな。
ゲームでもきっとこれは国王の差金だったのだろう。
本当にこの国の王族はまともな奴が1人しかいないじゃないか。
まぁいい。誰が関わっているかが聞けただけでも収穫はあった。
それじゃあもう一つの要件を言うとしよう。
「なら国王に伝えておけ。『俺は全てを知る者だ。これ以上サラに執着するのなら、その首を貰いに行く』とな。お前もこれ以上サラに何かしたら殺してやるからな? わかったか? ちゃんと覚えておけよ」
俺が最後に本気の威圧を発動させると、呆気なく気絶してしまった。
これでどう出るかが見ものだな。
☆☆☆
俺は気絶した王子を放ってサラの元へ戻る。
するとサラが逆にこちらへと向かってきた。
そして俺に控えめに抱きついてきた。
「……心配した」
「ごめんって」
「ん。無事でよかった」
「俺があんな奴らに傷つけられるわけないじゃないか」
「……わかっていても不安」
「じゃあどうしたら許してくれる?」
「…………頭撫でてキスして」
そんなことを言って来るサラ。
目は潤んでおり、心配していたことがよく分かる。
これは少し心配をかけすぎたかもな。
「……わかった」
俺はまず優しくサラの頭を撫でる。
さらさらの髪をすくようにして撫でると、目を細めて気持ちよさそうにしていた。
そのあとおでこの髪を上げておでこにキスする。
すると外野がめちゃくちゃうるさくなった。
「キスしたわ! 闇堕ち王子がキスしたわよ!」
「さっきの闇堕ち王子かっこよかったです……俺様系のイケメンに早変わりしていました……」
「いいなぁ……あんなに大事にしてくれるイケメンがいて……。あの子もめちゃくちゃ可愛いし、美男美女の良いカップルね……」
「これは小説の題材に出来る!」
「と言うかめちゃくちゃ強くね? 俺なんて道端の石ころ並みの強さに見えてきた」
「俺も。今度からあの方が通ったら90度の挨拶をしようかな」
「よし、みんなで舎弟にしてもらおう!」
「「「「おお!!」」」」
最後に少し不穏な声を聞いた気がするがきっと俺の聞き間違いだろう。
サラは自分からしてと言ったくせに恥ずかしかったのか、俺の胸に顔を埋めてじっとしている。
因みに耳はめちゃくちゃ真っ赤になっている。
かわいい。ほんとに天使すぎる。
俺がぎゅっと抱きしめると、遠慮がちに抱きしめ返してくれた。
はい、更にかわいい。
俺がサラの姿にほんわかしていると何人かの気配が近づいて来る気配がした。
俺は物凄い力を込めて顔を移動させる。
「で、何のようですかね、勇者様方」
そう、俺の後ろに居たのはアランを始めとした勇者一行だった。
「いや……一つだけ聞きたいのだが……」
「なんだ? 早く言ってくれ。今はサラを愛でるので忙しい」
俺はサラの頭を撫でながら言う。
俺たちの天国を邪魔されたので少々キレ気味なのは許して欲しい。
因みにサラは更に恥ずかしそうにしており、自身の視界を完全にシャットダウンしている。
「君は———何者なんだ?」
ふむ……何者か……ね……。
何と答えればいいものか……。
まぁこんなもんでいいか。
「俺は———人類では世界最強クラスだとは思うよ」
まぁもう1人俺と同じくらい強い人は知っているけど、と付け加えるとアランたちは更に顔を青ざめ出した。
まぁ暗に世界最強が近くに2人もいると分かったんだからな。
まぁそろそろ頃合いかな?
俺はサラをゆっくりと離し、こちらに駆けてくる人たちを待つ。
するとすぐにきた。
「「ソラ君! 今すぐ指導室に来なさぁああああい!」」
「ソラ! 凄かったわよ! さすが私の弟ね!」
シャーロット先生と、学園長は怒りをむき出しにして。
クリスティーネは笑顔で俺に抱きついてきた。
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