10 / 24
10
しおりを挟む
夜遅く帰宅したタカシはベロベロに酔っ払ってドアを開けた。
すぐに美貴が駆けつけた。
「よかった。無事に帰ってきて」美貴はタカシを見てホッとた。「大丈夫? つかまって」
タカシは美貴の胸をジーッと見た。
「美貴の胸は本物だね」
キャバ嬢にやったの同じように片手で美貴の胸をタプタプ上下に手で揺さぶった。
美貴はタカシの頭に空手チョップをした。
「何してくれてるの! ド変態宇宙人!! 今度、勝手に触ったら救急車呼んで病院へぶち込むわよ!」
「ごめ~ん、美貴た~ん。美貴たんのオッパイは本物でオレは嬉ちいよ。なんでみんなあんなの胸に入れてるにゃー」
「何語で話してんの? てか、あんなの胸に入れてるって..?」
「少し光る物体を胸の中に入れてる女の子がいるんだよ。なんであんなもの胸の中に入れるんだ。体によくないよ」
「??.....ああ、わかった。豊胸手術をしたってことね」
「あんなもの入れなくても美貴のオッパイみたいにペチャンコでもいいじゃないか」
美貴は空手チョップをもう一回した。
「失礼ね! ペチャンコじゃないわよ!! だいたい、あんたら男が胸の大きい女の子がいいと言うから、女の子が大金はたいて手術するんでしょ!」
「そうなの? オレ、美貴のペチャンコ好きだよ。ニセモノはダメだな」
「ペチャンコって言うな~!!」
「男がいいと言うからって、なんで手術しちゃうんだ? 自分の体だろ?」
「女の子はね、男の子からいつまでもかわいいと思われたいの。そのためには、男の子がソレがいいと言うと、女の子はソレになるために努力するのよ。必死なんだから、軽々しくニセモノとか言っちゃダメよ。って、その前に透視しちゃダメでしょ! スケベ宇宙人め!」
「ふぅ~ん..」
タカシは美貴の胸に顔を埋め、顔を左右に動かしながら胸の感触を楽しんでいた。
「ヘンタイ星人! 外で他の女性にこれやったら、即逮捕されるからね。やっちゃダメよ!」
頭をゲンコツして怒鳴った。
美貴はふと思った。
「...宇宙のかわいいってどんな?」
「宇宙のかわいいわね~..」
タカシはスマホを取り出し、画面に指を立てピンクに輝かせた。
画面の上に3Dの映像が現れた。
虹色に輝くジェリーのような、手足のないクラゲのようなアメーバだった。
「こんな感じだよ。どう? すごくかわいいだろ?」
タカシはうっとりした顔でアメーバを見た。
「う...うん」
「彼女はクルパピナンカニハミデタニクムリっていうんだ。宇宙一の美人だよ」
「そうなんだ...」
美貴はそれ以上何も尋ねないことにした。
翌朝。
タカシはミルとジャックに会った。
「タカシさん、おはようございます!」
ミルは嬉しそうに元気に挨拶した。
「おはようございます! ミルさん、今日なんか嬉しそうですね。いいことあったんですか?」
「ええ、今週、孫が帰ってくるの!」
「ああ、夏休みですもんね」
「ついでに、土曜日は孫の誕生日なのよ」
「あ、おめでとうございます!」
「よかったら、タカシさん、うちへいらっしゃらない? 奥さんもご一緒で。晩御飯を一緒に食べましょうよ。ジャックも喜ぶわ」
「え! いいんですか?」
「ジャックと話せるタカシさんを孫に紹介したいの」
「ありがとうございます! 参加させていただきます!」
ジャックとタカシはワン!と同時に言った。
会社でタカシは、左を見ると向こう側のシマに座ってる恵理と目が合いウィンクされ、右を見ると向こう側のシマに座っている安藤と目が合いウィンクされた。
タカシは何も考えずそれぞれウィンクし返した。
それが地球流の挨拶の仕方だと思っていた。
(オレもだいぶ地球人らしくなったな...)
ひとりドヤ顔を決めた。
その夜、タカシは恵理と待ち合わせて、恵理希望のフレンチレストランに行った。
「おいし~! 本間さんとこんなおいしい料理を一緒に食べれるなんて嬉しいですぅ」
「オレも嬉しいよ」
タカシはニコッと笑った。
二人はコース料理を注文し、真鯛の白ワイン煮と牛フィレステーキを食べた。
タカシは残念な顔をしていた。
(やっぱ鶏が一番だな...)
「奥さんとは相変わらず新婚で仲がいいんですか?」
「ああ、ラブラブだよ」
「じゃ、私の入る隙はないですね...」
恵理は悲しげな顔をした。
「入るって、オレの家に入るってこと? 一緒に住みたいってこと?」
恵理はドキッとし、照れながら言った。
「ま、まぁ、本間さんと一緒に住めたらいいなと思いますけど...」
「う~ん、今週末から母が引っ越してくるからね、もう部屋がないんだ。一泊するくらいならオレがソファーで寝るから大丈夫だけど」
話が噛み合っていないことに恵理は戸惑っていたが、それでも前々から仕事ができると評判のタカシをラブラブ光線で見つめていた。
そんな恵理の熱い眼差しはガン無視で、タカシは鼻をコーヒーにつけた。
(明日、美貴に鶏の唐揚げ作ってもらおーっと。あれが一番だな)
ズズズ、ズズズ...
「本間さん...コーヒーを鼻で飲むんですか?」
ドン引き顔の恵理が声をかけた。
タカシはハッとしてコーヒーカップから鼻を離し笑顔を見せた。
「このコーヒーいい香りだね」
タカシの鼻からコーヒーがポタポタこぼれた。
恵理は帰り道、わざとラブホテルが多い通りを選んだ。
「この辺、きれいな建物が多くて好きなんです」
「へぇ~、確かになんかロマンチックだなぁ」
タカシは洒落た造りのホテルに感動していた。
「その建物、ラブホテルですよ」
「ラブホテル? あのセックスっていう挨拶をするところ?」
「やだぁ、もう~ハッキリ言っちゃって~」
「あれ? オレ、間違えた? 確かネットの情報だとセックスする場所って書いてあったと思ったんだけど..」
恵理は少し間をあけて言った。
「..私、奥さんいても気にしません。本間さんだったらいいですよ」
「へ?」
驚くタカシの目を恵理はジッと見た。
「中に入ってもいいですよ」
「オレとセックスするってこと?」
恵理はうなずいた。
「やっぱ、セックスだ。当たってた? あーよかった。ネットでガセネタつかんだと思った」
恵理はジーッとタカシを見ていた。
タカシははにかんで言った。
「オレ、実はセックス下手なんだ。だからちょっと勉強するから時間をくれないか? 上手になったら、君をここへ誘いたいのだけど、いい?」
「..別に下手でもいいですけど...」
「いや、ダメダメ。上手にやりたいんだ。本当の地球の挨拶の仕方をきちんと学びたいんだ」
「.....」
恵理はいまいち話が噛み合わないことに戸惑ったが、上手くいけばタカシをゲットできると期待だけがどんどん膨らんでいった。
すぐに美貴が駆けつけた。
「よかった。無事に帰ってきて」美貴はタカシを見てホッとた。「大丈夫? つかまって」
タカシは美貴の胸をジーッと見た。
「美貴の胸は本物だね」
キャバ嬢にやったの同じように片手で美貴の胸をタプタプ上下に手で揺さぶった。
美貴はタカシの頭に空手チョップをした。
「何してくれてるの! ド変態宇宙人!! 今度、勝手に触ったら救急車呼んで病院へぶち込むわよ!」
「ごめ~ん、美貴た~ん。美貴たんのオッパイは本物でオレは嬉ちいよ。なんでみんなあんなの胸に入れてるにゃー」
「何語で話してんの? てか、あんなの胸に入れてるって..?」
「少し光る物体を胸の中に入れてる女の子がいるんだよ。なんであんなもの胸の中に入れるんだ。体によくないよ」
「??.....ああ、わかった。豊胸手術をしたってことね」
「あんなもの入れなくても美貴のオッパイみたいにペチャンコでもいいじゃないか」
美貴は空手チョップをもう一回した。
「失礼ね! ペチャンコじゃないわよ!! だいたい、あんたら男が胸の大きい女の子がいいと言うから、女の子が大金はたいて手術するんでしょ!」
「そうなの? オレ、美貴のペチャンコ好きだよ。ニセモノはダメだな」
「ペチャンコって言うな~!!」
「男がいいと言うからって、なんで手術しちゃうんだ? 自分の体だろ?」
「女の子はね、男の子からいつまでもかわいいと思われたいの。そのためには、男の子がソレがいいと言うと、女の子はソレになるために努力するのよ。必死なんだから、軽々しくニセモノとか言っちゃダメよ。って、その前に透視しちゃダメでしょ! スケベ宇宙人め!」
「ふぅ~ん..」
タカシは美貴の胸に顔を埋め、顔を左右に動かしながら胸の感触を楽しんでいた。
「ヘンタイ星人! 外で他の女性にこれやったら、即逮捕されるからね。やっちゃダメよ!」
頭をゲンコツして怒鳴った。
美貴はふと思った。
「...宇宙のかわいいってどんな?」
「宇宙のかわいいわね~..」
タカシはスマホを取り出し、画面に指を立てピンクに輝かせた。
画面の上に3Dの映像が現れた。
虹色に輝くジェリーのような、手足のないクラゲのようなアメーバだった。
「こんな感じだよ。どう? すごくかわいいだろ?」
タカシはうっとりした顔でアメーバを見た。
「う...うん」
「彼女はクルパピナンカニハミデタニクムリっていうんだ。宇宙一の美人だよ」
「そうなんだ...」
美貴はそれ以上何も尋ねないことにした。
翌朝。
タカシはミルとジャックに会った。
「タカシさん、おはようございます!」
ミルは嬉しそうに元気に挨拶した。
「おはようございます! ミルさん、今日なんか嬉しそうですね。いいことあったんですか?」
「ええ、今週、孫が帰ってくるの!」
「ああ、夏休みですもんね」
「ついでに、土曜日は孫の誕生日なのよ」
「あ、おめでとうございます!」
「よかったら、タカシさん、うちへいらっしゃらない? 奥さんもご一緒で。晩御飯を一緒に食べましょうよ。ジャックも喜ぶわ」
「え! いいんですか?」
「ジャックと話せるタカシさんを孫に紹介したいの」
「ありがとうございます! 参加させていただきます!」
ジャックとタカシはワン!と同時に言った。
会社でタカシは、左を見ると向こう側のシマに座ってる恵理と目が合いウィンクされ、右を見ると向こう側のシマに座っている安藤と目が合いウィンクされた。
タカシは何も考えずそれぞれウィンクし返した。
それが地球流の挨拶の仕方だと思っていた。
(オレもだいぶ地球人らしくなったな...)
ひとりドヤ顔を決めた。
その夜、タカシは恵理と待ち合わせて、恵理希望のフレンチレストランに行った。
「おいし~! 本間さんとこんなおいしい料理を一緒に食べれるなんて嬉しいですぅ」
「オレも嬉しいよ」
タカシはニコッと笑った。
二人はコース料理を注文し、真鯛の白ワイン煮と牛フィレステーキを食べた。
タカシは残念な顔をしていた。
(やっぱ鶏が一番だな...)
「奥さんとは相変わらず新婚で仲がいいんですか?」
「ああ、ラブラブだよ」
「じゃ、私の入る隙はないですね...」
恵理は悲しげな顔をした。
「入るって、オレの家に入るってこと? 一緒に住みたいってこと?」
恵理はドキッとし、照れながら言った。
「ま、まぁ、本間さんと一緒に住めたらいいなと思いますけど...」
「う~ん、今週末から母が引っ越してくるからね、もう部屋がないんだ。一泊するくらいならオレがソファーで寝るから大丈夫だけど」
話が噛み合っていないことに恵理は戸惑っていたが、それでも前々から仕事ができると評判のタカシをラブラブ光線で見つめていた。
そんな恵理の熱い眼差しはガン無視で、タカシは鼻をコーヒーにつけた。
(明日、美貴に鶏の唐揚げ作ってもらおーっと。あれが一番だな)
ズズズ、ズズズ...
「本間さん...コーヒーを鼻で飲むんですか?」
ドン引き顔の恵理が声をかけた。
タカシはハッとしてコーヒーカップから鼻を離し笑顔を見せた。
「このコーヒーいい香りだね」
タカシの鼻からコーヒーがポタポタこぼれた。
恵理は帰り道、わざとラブホテルが多い通りを選んだ。
「この辺、きれいな建物が多くて好きなんです」
「へぇ~、確かになんかロマンチックだなぁ」
タカシは洒落た造りのホテルに感動していた。
「その建物、ラブホテルですよ」
「ラブホテル? あのセックスっていう挨拶をするところ?」
「やだぁ、もう~ハッキリ言っちゃって~」
「あれ? オレ、間違えた? 確かネットの情報だとセックスする場所って書いてあったと思ったんだけど..」
恵理は少し間をあけて言った。
「..私、奥さんいても気にしません。本間さんだったらいいですよ」
「へ?」
驚くタカシの目を恵理はジッと見た。
「中に入ってもいいですよ」
「オレとセックスするってこと?」
恵理はうなずいた。
「やっぱ、セックスだ。当たってた? あーよかった。ネットでガセネタつかんだと思った」
恵理はジーッとタカシを見ていた。
タカシははにかんで言った。
「オレ、実はセックス下手なんだ。だからちょっと勉強するから時間をくれないか? 上手になったら、君をここへ誘いたいのだけど、いい?」
「..別に下手でもいいですけど...」
「いや、ダメダメ。上手にやりたいんだ。本当の地球の挨拶の仕方をきちんと学びたいんだ」
「.....」
恵理はいまいち話が噛み合わないことに戸惑ったが、上手くいけばタカシをゲットできると期待だけがどんどん膨らんでいった。
0
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる