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外伝(むしろメイン)
閑話四 ペット飼おうよ
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メイン:吾妻組 ジャンル:小話
************************************
ある朝、趣味の家庭菜園を楽しむべく庭に降り立ったマリクの目に映ったのは、無残な姿に変わり果てたプチトマトのプランター。
小さな実は青いまま、地に落ち潰れて地面に痕を残し、蔦は支柱から引きちぎられて。昨夜は嵐だったかというほどの散々な有様。
「またか!? またアイツの仕業か!? ぜってー許せねえ! クソッ!」
”ジュンイチ立ち入り禁止”の看板を立てかけてから、植物への被害は無くなったと思っていたのに(外伝二参照)。久しぶりにやられた!
「おい! お前、庭に何かしただろ!?」
マリクが書斎へ駆け込むと、ジュンイチはいつものように、デスクから気だるげに振り返った。
「何もしてないよ」
「あぁ? じゃあなんで荒れてんだよ! お前じゃねーなら誰なんだ」
「裏の森の野生動物だ。最近よく食べ物を探しに来てる。この窓から見えるよ」
彼が指したのは、デスクの前にある明かり取りの窓。
そこから下を覗けば、なるほど、生け垣に沿ってつくられた柵の一部が壊れているのが見える。
「見てたんなら被害が出る前に何か言えよ!」
「何も聞かれなかったから」
「お前っ……次からこういうことがあったら言えよな!」
その日の夜、マリクはさっそく、害獣対策の罠と檻を購入して設置。もちろん柵の補修も済ませて迎え撃つ準備は万端。
「狐か、狸か、山犬か? 何がかかりやがるか楽しみだ。俺の庭を荒らしやがって。何だろうと、たっぷりいたぶってやる」
そこに浮かぶのは、スラムの王と呼ばれていた頃のような狂犬の笑み。
そして翌朝――。
「んおあ!? なんだこいつ!?」
「ウリボウだね」
「かわいいねぇ」
設置した檻の中に見事にかかっていたのは、小さなイノシシだった。
子犬くらいの大きさで、ピクピクと鼻をひくつかせて檻のなかからこちらの様子を伺っている。
どうぶつさん見せて、とついてきたカミィが檻を覗き込んで、
「だっこしてもいいかなぁ?」
「いいよ」
カミィに着いてきたジュンイチは素早く檻を開け、縮こまるウリボウを掴んで取り出した。
「おい! いいよじゃねえよ! 勝手に出すんじゃねえ!」
「かわいー。お友達になりたいな。お庭におうち作ろうね」
「いいよ」
「あぁっ!? お前っ……いや、いい。分かった。プランターがある場所にだけは近づけないようにしろよ。ちゃんと世話も自分達でやれ。俺は知らねーぞ」
この屋敷では奥様の言うことは絶対のルール。奥様が何を言おうと、主人は必ずふたつ返事で「いいよ」。
こうなると、抵抗するだけ無駄な労力。山ほどの言いたいことを全部飲み込んで、マリクはため息をついた。
と、いうわけで。
今、マリクの手には、板とトンカチが握られている。口には釘を咥えた完璧なDIYスタイル。
何をつくるのか? もちろんイノシシを住まわせる小屋だ。
「くそっ。結局俺が、何もかも、やらされるんだ」
文句は漏れるが、やるしかない。
板と板を釘でつなげていく行為。言葉にするとそれだけなのだが、これがなかなかに重労働。
次第に悪態をつくのにも疲れ、黙々と手を動かすだけとなる。なんとか「小屋」っぽい形に仕上がったときには汗塗れで。
「こんなもんで完成か?」
できあがったものを落ち着いて眺めてみれば。屋根と側面だけのものではあるが、はじめてにしては上出来のはず。
木の温かみ溢れる純朴な小屋は、庭の緑を際立たせるエクステリアのようでもあり、景観としてもなかなか悪くない。ちょっと愛着が沸いて早く動物を入れてみたくなり、マリクはさっそく家主の元へ。
そうして朝と同様、三人でまた並んで庭に降り立って。
「どうだ。いい感じだろ」
「ほんとだぁ。可愛いおうちだねぇ」
小屋を前にして、ウリボウを抱くカミィは笑顔。しかし、隣に立つジュンイチの眉間には、カミィとは対照的に深い皺が。
「あのさ」
ジュンイチは難しい表情で口を開くと、早口に、
「イノシシって成獣になると体長はカミィちゃんくらい大きくなるし、体重はカミィちゃんの数倍……品種によってはもっと重くなることもあるんだ。結構力も強くて、ちょっとした岩も動かすことができるし」
言いながら、小屋を拳で軽く叩いてみたり、手のひらで押してみたり。
「運動神経も良くて走る速度は車よりはやいこともある。成獣になれば牙も伸びるし、刺されたり、噛まれることもあるかもしれない。顎の力が強いんだ。そんなイノシシを飼おうっていうのにさ」
そこでジュンイチは一歩下がりからだを捻って――
「こんな薄っぺらい板の小屋じゃ、役に立たないと思うよ」
小屋を思い切り蹴り飛ばした。
丹精込めて作り上げた小さなお城は目の前で「バキィ!」と悲鳴をあげて砕け散る。薙ぎ払うかのような横からの一蹴。数枚の板が破れてはじけ、舞い散る木片が吹雪のように。
「おおおおい! な、何やってんだお前!」
突然の破壊行為にマリクの思考は停止。とっさに動くことすらできずに立ち尽くしていると、背後からカミィの声。
「あっ」
振り返ると、さきほどまでカミィの腕でおとなしくしていたウリボウが、いつのまにやら逃げ出したらしく、少々離れた地点を駆けている。
けれど、慌てることはない。ウリボウの向かう先は昨日きちんと柵を修繕したところ。つまりは、行き止まり。
「落ち着け。捕まえてやっから待ってろ。どうせ庭から出られねえんだから」
マリクが踏み出すと、その背後で、ジュンイチがポツリと呟いた。
「いや、それは無理だと思うな」
囲いの柵の前でウリボウは一度急停止。
直後、
「あ! ウ、ウリちゃんが」
「跳んだッ!?」
――柵を飛び越えた。
生け垣と柵など何の障害でもないかのようにやすやすと。
ウリボウは振り返ることなく森の奥へ消えていく。
その光景に愕然と目を見開くカミィとマリクの後ろで、ジュンイチが冷静に解説。
「イノシシって脚力もすごくてさ。子どもでもあのくらいの高さは余裕で跳び越えるよ。というかそもそも、柵を修繕したその日の夜に罠にかかってた時点でおかしいと思わなかった? 柵が機能するならその夜に罠にかかることはありえないんだよね」
「おまっ、気づいてたなら、なんでそれをはやく言わねーんだよ」
「何も聞かれなかったから」
つい最近聞いた言葉、一字一句同じ音で。
「ウリちゃん、森のおうちに帰っちゃったの?」
「うん。ペットが欲しいなら僕がなんでも買ってあげるよ。何がいい?」
「ううん。もういらない。ずっとだっこしてたらお手々疲れちゃった。それよりおやつ食べたいなぁ」
何事もなかったかのように主人夫婦は屋敷へ戻り、ひとり庭に残されたマリクの周りには、ジュンイチが砕いた小屋の残りカスが散乱。
「で、結局この片付けも俺がやるしかないんだよな……」
散らばる木片が、哀愁を誘う。がんばれ、マリク。俺たちの戦いは、これからだ!
閑話四 END
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ある朝、趣味の家庭菜園を楽しむべく庭に降り立ったマリクの目に映ったのは、無残な姿に変わり果てたプチトマトのプランター。
小さな実は青いまま、地に落ち潰れて地面に痕を残し、蔦は支柱から引きちぎられて。昨夜は嵐だったかというほどの散々な有様。
「またか!? またアイツの仕業か!? ぜってー許せねえ! クソッ!」
”ジュンイチ立ち入り禁止”の看板を立てかけてから、植物への被害は無くなったと思っていたのに(外伝二参照)。久しぶりにやられた!
「おい! お前、庭に何かしただろ!?」
マリクが書斎へ駆け込むと、ジュンイチはいつものように、デスクから気だるげに振り返った。
「何もしてないよ」
「あぁ? じゃあなんで荒れてんだよ! お前じゃねーなら誰なんだ」
「裏の森の野生動物だ。最近よく食べ物を探しに来てる。この窓から見えるよ」
彼が指したのは、デスクの前にある明かり取りの窓。
そこから下を覗けば、なるほど、生け垣に沿ってつくられた柵の一部が壊れているのが見える。
「見てたんなら被害が出る前に何か言えよ!」
「何も聞かれなかったから」
「お前っ……次からこういうことがあったら言えよな!」
その日の夜、マリクはさっそく、害獣対策の罠と檻を購入して設置。もちろん柵の補修も済ませて迎え撃つ準備は万端。
「狐か、狸か、山犬か? 何がかかりやがるか楽しみだ。俺の庭を荒らしやがって。何だろうと、たっぷりいたぶってやる」
そこに浮かぶのは、スラムの王と呼ばれていた頃のような狂犬の笑み。
そして翌朝――。
「んおあ!? なんだこいつ!?」
「ウリボウだね」
「かわいいねぇ」
設置した檻の中に見事にかかっていたのは、小さなイノシシだった。
子犬くらいの大きさで、ピクピクと鼻をひくつかせて檻のなかからこちらの様子を伺っている。
どうぶつさん見せて、とついてきたカミィが檻を覗き込んで、
「だっこしてもいいかなぁ?」
「いいよ」
カミィに着いてきたジュンイチは素早く檻を開け、縮こまるウリボウを掴んで取り出した。
「おい! いいよじゃねえよ! 勝手に出すんじゃねえ!」
「かわいー。お友達になりたいな。お庭におうち作ろうね」
「いいよ」
「あぁっ!? お前っ……いや、いい。分かった。プランターがある場所にだけは近づけないようにしろよ。ちゃんと世話も自分達でやれ。俺は知らねーぞ」
この屋敷では奥様の言うことは絶対のルール。奥様が何を言おうと、主人は必ずふたつ返事で「いいよ」。
こうなると、抵抗するだけ無駄な労力。山ほどの言いたいことを全部飲み込んで、マリクはため息をついた。
と、いうわけで。
今、マリクの手には、板とトンカチが握られている。口には釘を咥えた完璧なDIYスタイル。
何をつくるのか? もちろんイノシシを住まわせる小屋だ。
「くそっ。結局俺が、何もかも、やらされるんだ」
文句は漏れるが、やるしかない。
板と板を釘でつなげていく行為。言葉にするとそれだけなのだが、これがなかなかに重労働。
次第に悪態をつくのにも疲れ、黙々と手を動かすだけとなる。なんとか「小屋」っぽい形に仕上がったときには汗塗れで。
「こんなもんで完成か?」
できあがったものを落ち着いて眺めてみれば。屋根と側面だけのものではあるが、はじめてにしては上出来のはず。
木の温かみ溢れる純朴な小屋は、庭の緑を際立たせるエクステリアのようでもあり、景観としてもなかなか悪くない。ちょっと愛着が沸いて早く動物を入れてみたくなり、マリクはさっそく家主の元へ。
そうして朝と同様、三人でまた並んで庭に降り立って。
「どうだ。いい感じだろ」
「ほんとだぁ。可愛いおうちだねぇ」
小屋を前にして、ウリボウを抱くカミィは笑顔。しかし、隣に立つジュンイチの眉間には、カミィとは対照的に深い皺が。
「あのさ」
ジュンイチは難しい表情で口を開くと、早口に、
「イノシシって成獣になると体長はカミィちゃんくらい大きくなるし、体重はカミィちゃんの数倍……品種によってはもっと重くなることもあるんだ。結構力も強くて、ちょっとした岩も動かすことができるし」
言いながら、小屋を拳で軽く叩いてみたり、手のひらで押してみたり。
「運動神経も良くて走る速度は車よりはやいこともある。成獣になれば牙も伸びるし、刺されたり、噛まれることもあるかもしれない。顎の力が強いんだ。そんなイノシシを飼おうっていうのにさ」
そこでジュンイチは一歩下がりからだを捻って――
「こんな薄っぺらい板の小屋じゃ、役に立たないと思うよ」
小屋を思い切り蹴り飛ばした。
丹精込めて作り上げた小さなお城は目の前で「バキィ!」と悲鳴をあげて砕け散る。薙ぎ払うかのような横からの一蹴。数枚の板が破れてはじけ、舞い散る木片が吹雪のように。
「おおおおい! な、何やってんだお前!」
突然の破壊行為にマリクの思考は停止。とっさに動くことすらできずに立ち尽くしていると、背後からカミィの声。
「あっ」
振り返ると、さきほどまでカミィの腕でおとなしくしていたウリボウが、いつのまにやら逃げ出したらしく、少々離れた地点を駆けている。
けれど、慌てることはない。ウリボウの向かう先は昨日きちんと柵を修繕したところ。つまりは、行き止まり。
「落ち着け。捕まえてやっから待ってろ。どうせ庭から出られねえんだから」
マリクが踏み出すと、その背後で、ジュンイチがポツリと呟いた。
「いや、それは無理だと思うな」
囲いの柵の前でウリボウは一度急停止。
直後、
「あ! ウ、ウリちゃんが」
「跳んだッ!?」
――柵を飛び越えた。
生け垣と柵など何の障害でもないかのようにやすやすと。
ウリボウは振り返ることなく森の奥へ消えていく。
その光景に愕然と目を見開くカミィとマリクの後ろで、ジュンイチが冷静に解説。
「イノシシって脚力もすごくてさ。子どもでもあのくらいの高さは余裕で跳び越えるよ。というかそもそも、柵を修繕したその日の夜に罠にかかってた時点でおかしいと思わなかった? 柵が機能するならその夜に罠にかかることはありえないんだよね」
「おまっ、気づいてたなら、なんでそれをはやく言わねーんだよ」
「何も聞かれなかったから」
つい最近聞いた言葉、一字一句同じ音で。
「ウリちゃん、森のおうちに帰っちゃったの?」
「うん。ペットが欲しいなら僕がなんでも買ってあげるよ。何がいい?」
「ううん。もういらない。ずっとだっこしてたらお手々疲れちゃった。それよりおやつ食べたいなぁ」
何事もなかったかのように主人夫婦は屋敷へ戻り、ひとり庭に残されたマリクの周りには、ジュンイチが砕いた小屋の残りカスが散乱。
「で、結局この片付けも俺がやるしかないんだよな……」
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閑話四 END
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