ダンジョンが出現して世界が変わっても、俺は準備万端で世界を生き抜く

ごま塩風味

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大臣との会談

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無線機の前に今日は主要メンバーが集まっている。



「大曽根くん、この度は避難民を助けてくれてありがとう、今回の事は我々が人員不足から来る失態だ、この件に関わっ隊員は必ず責任を取らせる」



「大臣、隊員に責任を取らせる事は当たり前ですが、私も隊員を5人直接は3人殺しています、その事は関してはどう考えていますか?」



「その事に関しては本音を言えば殺さないで欲しかった、だが現場検証の報告で3人の隊員は武器を携帯していて正当防衛が認められた、本来なら司法の場で正式な裁判を行う事が必要だが現在司法事態が機能していない、元の法律からしたら意味は無いが総理から大曽根くんを罰する事をしない制約書を作成した」



「それで今回の事件の全容は解ったのですか?」



「隊員達からの話しなので全容とまでいか無いが、隊員達の話す内容はこう供述している。

隊員達が援助物資を配りその中から自分達も食事をしていた、それを見た一部の者達が援助物資の横領だと騒ぎ出し誤って隊員が一人の男を殺してしまった、本来ならば基地に連絡して調査をしなければ成らなかったが、この分隊は隊員を庇い隠蔽をした。

それで隊員達は避難民を集め監禁した、避難民から抗議され隊員達は抗議に来た一人を殴ってしまった、そしてその夜避難民から襲撃を受け反撃し民間人32人を殺した、それからは隊員達は自分達が守ってやってんだからと8人の女性を襲ったと供述している、本当に有ってはならない事が起きた、我々も今回の事は重く見ている、各避難所の調査もしている、他の隊員達は本当に何の保証も無い中一所懸命働いてくれている、この事で他の隊員達を攻めないで欲しい、我々が不甲斐ないばかりに隊員達に負担を押し付けていた我々の責任だ、本来なら内閣総辞職するべきだろうが今我々が辞職すれば日本は終わる」



「大臣、俺は前に言いましたよね、現状全員助ける事は出来ない、働かざる者食うべからず、平常時では無いのですある程度は避難民の選別は必要です」



「確かに関西の一部の避難民が武装発起して手がつけられない状態に成っている、逃げ出す避難民は保護して要るが街中は無法地帯に成って要るらしく、食料を奪う為に簡単に人を殺す獣の街に成っている、ただ我々もどんな基準で別けて良いのかただ政府を批判するからと言って、それで別けたら何処かの独裁者と変わらない」



「先ずは米軍基地に農作業する人だけ集めて、良い事は言わずに協力的な人と家族だけ避難させてみれば」



「そうなんだが中々上手くいかなくてな、内閣も一枚岩では無いんだよ」



「俺に弱音を吐かれても仕方がないですよ、俺達は自分達の事で背一杯ですから、それと助けた避難民の中から立川基地に行きたい者が34名いますから引き取って頂きたい」



「その避難民達は事件を知っているのだな、他の避難民にこの事が知れ渡れば自衛官と軋轢が生じる、最悪は暴動に発展するかも知れない、大曽根くんそちらで保護することは出来ないだろうか?」



「出来ません、こんな状態なのに人権だなんだと持ち出し我儘を持ち出す人は要りません」



「解った、こちらで引き取る」



それからも協力の件等は全て一時中止、ただ1日2回の無線連絡だけは継続する事にした。



その日の午後自衛官達が避難民を引き取りに来た、隊員達は中に入れず引き渡した。



ただ顔見知りの小隊長と話をすると。



「大曽根殿この度は隊員が迷惑を掛けた事、本当に申し訳ない」



「頭を上げて下さい、小隊長は隊員を殺した俺を恨んで無いのですか?」



「私は詳しい話を聞いて要るし、大曽根殿がむやみに人を殺す人間で無い事は知っている、ただ隊員達の中には納得して無い者も要ることは事実だ」



「でしょうね、だから我々は距離を取る事にしました、今までお世話に成りました」



「いやいやお世話に成ったのはこちらです、幕僚長から最後になるかも知れませんが、弾薬をお持ちしました、受け取って下さい」



「有りがたく受け取らせて頂きます」



(安全確認はしないと何が有るか解らないな)



小隊長も俺の不安が解ったらしく箱を開け安全確認をしてくれた。



(アイテムボックスに入れれば中身の確認は出来るから再度確認はするけどね)



最後に全隊員が俺達に敬礼して頭を下げ帰って行った。



「大曽根くんお疲れ様、本来は我々年長者が矢面に立たなきゃいけないのにすまなかった」



「館長まで頭を上げて下さい、これからが俺達の本当のサバイバルが始まるんですよ、館長達にはこれからも支えて頂かないと」



「そうだな、皆で生き抜こうな」



「はい、これからもよろしくお願いします」



弾薬に細工やおかしなところも無い様なので有りがたく使わせて貰う事にした。



それから新しく来た避難民の人達も加わり、女性達はお節や正月料理の準備で男達は餅つきを始めた。





3ヶ月後政府は指令部を大島に移し、都市部を放棄して立川基地と米軍基地以外は避難民も他に疎開させる事を俺達はまだ知るよしも無かった。



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