ダンジョンが出現して世界が変わっても、俺は準備万端で世界を生き抜く

ごま塩風味

文字の大きさ
62 / 145

流されやすい性格

しおりを挟む

俺は彼女達に囲まれて、もう白旗状態だ。



「雅也さん、これからもよろしくお願いしますね」



「俺も勿論、恋花、歩美、美咲、楓を好きな気持ちは変わりません、よろしくお願いします」



「私達を公平に愛して下さいね」



(当分は雪が居るから夜は大丈夫だろう、いくら何でもない4人と付き合う何て鬼畜過ぎる、その間にオヤジ達に説得してもらおう)



俺はグリフォンが気に成ったので草原のダンジョンに来た。



「マリア、グリフォン達は大丈夫なのか?」



「大丈夫よ、シルバが治療してくれたから命の心配は無くなったし、卵も無事3個産んで、落ちて今は寝てるわ」



「良かった、グリフォンは動物の体なのに卵何だな」



「この子達、群れとダンジョンの異変ではぐれたらしいの、まだ2歳だって言うのに」



(おいおい、俺は30歳でまだ付き合う付き合わないとか言っているのに、2歳で子持ちですか、おじさん悲しく成って来た)



「2歳で子供何て産めるの?」



「まだ大きく成るけど、2歳なら繁殖可能よ」



「どれくらい大きく成るの?」



「個体にも選るけどもう二回り位かしら」



「マリア程は大きく成らないのか」



「私はまだ小さい方よ、雄はもっと大きく成るからアポロは大きく成るわよ」



「マジか」



こんな話をしていると、グリフォンの2頭が目を覚ました。



「お、目を覚ましたな」



「俺は雅也だ、この群のリーダーをしている」



《グリフォンが仲間に成った》

《グリフォンが仲間に成った》



(また、勝手に成っちゃったよ)



「どうしてハーピーから逃げて来たんだ?」



「ダンジョンに異変が起きて、何だか外に出なきゃ行けない気がして、外に出たら群からはぐれて、気が着いたら仲間が誰も居なくて探したら、こいつと会えて高いところから仲間を探していたら、ワイバーンの群に襲われて逃げて来たら、今度はハーピーの群に襲われた」



「そうか、大変だったな、お腹も空いただろ」



俺はハーピーの死骸を、アイテムボックスから出してあげた。



「雅也、私はワイバーンが食べたい」



「マリア、ワイバーンはまだ解体してないから待ってくれ」



「解った、ワイバーン早く食べたいな」



グリフォン達は解体して無いハーピーを、足とくちばしで上手に羽根をむしり食べていた、マリアは羽根も骨も関係無く食べている、後でマリアのゴミ捨て場に、骨だけ出すのだろう器用だな。



食べ終えたグリフォンが

「主よ、俺達に名前をくれないか?」



「解ったちょっと待ってくれ」



「よし決めた、お前がレオで君がルナだ、どうだ?」



「俺はレオか、気に入った」



「私がルナね、ありがとうございます」



「良いか、レオ、ルナ当分はここで休め、食事は俺が運んでやるから体を治せ、後群の人間や仲間達に絶対に危害を加えるな、人間は君達が思っているより弱いからな、後解らないな事はマリアに聞いてくれ、マリア頼むな」



マリアにまかせダンジョンを後にする。

卵が何時孵るのか聞いたが首をひねり解らないらしい。



俺は館長達が集まっていたので、新撰組の相談をすると。



「大曽根くんいや、雅也お前は俺の娘に不満でも有るって言うのか?」



「沖田さん、落ちて下さい、不満なんて有りません、ただ4人と付き合う何て不誠実だと思いまして」



「雅也くん、私達は雅也くんを信じてるから娘達を任せるんだ」



「でも館長・・・」



「それより、今まで手を出していなかった方が問題だな」



「そうだな、一緒に住んでて手を出して無い方がおかしい」



「俺なんか若い頃はかーちゃんに隠れて散々やったもんよ」



沖田さんに3人は冷たい視線を向け、俺は唖然として遠くを見つめて要ると、沖田さんの顔が青く成り振り向くと誰も居ない。



「雅也、てめー脅かすんじゃねーよ、かーちゃんに聞かれたかと思ったじゃねーか」



沖田さんがそんな事を大声で怒鳴ると、沖田さんの奥さんがひょっこり現れ。



「ほー私に聞かれちゃいけない話しってなんだい?」



「・・・いや・・・」



沖田さんのオヤジさんは耳を引っ張られドナドナされて行った。



俺達はその場で大爆笑で解散。



夜、風呂に入ってから寝ようとすると雪が居ない、眠く成って部屋かと思い部屋に入ると、何故か歩美がいた。



「雪を知らない?」



「雪ちゃんは今日は私のベッドで寝てるよ」



「で、歩美はここで何をしているんですか?」



「そんな事私の口から言わせるつもり?」



「いえ、・・えーと・・・・」



「大丈夫よ、勝負で順番決めたから」



「・・・あーそうなんですか」



(もー知らない、俺だって我慢して隠れて自家発電してたんだ)



雅也はついに理性を押さえる事が出来なく成った。





しかし翌朝、2人で寝てるベッドには、歩美、雅也、雪と川の字に寝ていた。



(辛く成ったら雪を出しに逃げよう、つーか毎日は無理だから相談しないと)







しおりを挟む
感想 125

あなたにおすすめの小説

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~

ある中管理職
ファンタジー
 勤続10年目10度目のレベルアップ。  人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。  すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。  なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。  チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。  探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。  万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います

とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。 食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。 もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。 ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。 ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。

自由でいたい無気力男のダンジョン生活

無職無能の自由人
ファンタジー
無気力なおっさんが適当に過ごして楽をする話です。 すごく暇な時にどうぞ。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

異世界帰りの元勇者、日本に突然ダンジョンが出現したので「俺、バイト辞めますっ!」

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
俺、結城ミサオは異世界帰りの元勇者。 異世界では強大な力を持った魔王を倒しもてはやされていたのに、こっちの世界に戻ったら平凡なコンビニバイト。 せっかく強くなったっていうのにこれじゃ宝の持ち腐れだ。 そう思っていたら突然目の前にダンジョンが現れた。 これは天啓か。 俺は一も二もなくダンジョンへと向かっていくのだった。

病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。

もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
 ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす

黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。 4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

能力『ゴミ箱』と言われ追放された僕はゴミ捨て町から自由に暮らすことにしました

御峰。
ファンタジー
十歳の時、貰えるギフトで能力『ゴミ箱』を授かったので、名門ハイリンス家から追放された僕は、ゴミの集まる町、ヴァレンに捨てられる。 でも本当に良かった!毎日勉強ばっかだった家より、このヴァレン町で僕は自由に生きるんだ! これは、ゴミ扱いされる能力を授かった僕が、ゴミ捨て町から幸せを掴む為、成り上がる物語だ――――。

処理中です...