底辺からの野望 現代世界をドラゴンと共に

ごま塩風味

文字の大きさ
25 / 51

家族旅行④

しおりを挟む
ヒロキ達は朝食を食べ、目の前の海水浴場に来ている



パラソルやシートを設置して、
早速海へと向かう

ビーサン脱いで海へと砂浜を走り出すと


ヒ「アッ、アッ、足が焼けるシオーネは何で平気何だよ」



シ「なにがじゃ」



『忘れた、こいつドラゴンだった」



ヒロキはつま先立ちで何とか海までたどり着い



ヒ「シオーネはすっかり泳ぎ上手くなったね」



シ「泳ぎは前から得意だし、人の体で泳いだ事が無かっただけだし、私は呼吸しなくても平気だ」



『あー産まれた時からチートでしたね』



ヒ「じゃ、沖に行ってちょっと潜って見よう」



沖のブイまで来て潜るとブイのしたには網?ネットが仕掛けてあった



ヒ「鮫避けなのか網が有るね」



シ「クラゲ避けにもなっているらしいよ」



ヒ「そんな事良く知ってるな」



シ「テレビで見た」



1時間位泳ぎレベルアップのおかげで疲れ無かったが心配させてもいけないから戻った



お昼は海の家で食べた、美味しく無さそうカレー何だけど、
何故か美味しく感じがする



ヒ「恵美、あそこの波が違うところ解る」



妹「う~ん、波がちょっと違うかな」



ヒ「あそこは離岸流ってあの場所は行ったら波に拐われるから行っちゃダメだよ」



妹「そおなんだ解った、それより、だいじろう大丈夫かな」



ヒ「姫さんが面倒見てるから大丈夫だよ」



妹「そうだね、午後は私も一緒に泳ぎたい」



シ「一緒に泳ぎましょ」



俺達は浮き輪やビーチボールでのんびり浮かんでいると



「誰か助けてくれー娘が流されて行く、助けてくれー」



ヒ「ヤバイ、恵美は浜に戻れ、
ライフセーバーも気付いて無い
シオーネ助けに行くぞ」


シ「解った」



シオーネはすぐに潜り凄いスピードで泳いで行った



『追い付けないな』



そんな事を思っていると、助けに行ったお父さんらしき人が見えない



『ヤバイこっちは完全に溺れたかな』



俺も水魔法で足の裏からジェット推進の要領で向かうがなかなか見つからない



もしかして戻ったかな・・・
いた、完全に意識失ってるぞ



何とか脇の下から胸を抱え何とか足の着くところに来ると、
やっとライフセーバーが来た



ヒ「意識を失ってます、応急処置を」



ラ「解った、君は大丈夫か」



すぐに応急処置が行われ、水を吐き意識を取り戻した



シオーネも無事、女の子を助けて来た時に救護をしてないライフセーバーが



「素人が危ないから、勝ってに助けに行かないでくれる」



言い方にカチンっと来てしまった、俺は



ヒ「離岸流が発生しているのに 注意喚起もしないで助けに入ったお父さんが、水に沈んで意識失ってるのに来たのは俺が浜に着いてからでしょ、人が死にそうになってるにプロはすごいですねのんびりしてて」



ラ「二次被害にあったらどうするんだよ」



そこで後から駆け付け来たライフセーバーと救護をしていた人が



俺に文句を言ったライフセーバーに「お前ら偉そうに説教してるけど、俺が気が付かなきゃ水着ギャル見てて気が付いて無かっただろうが、それを俺は仕事してます見たいに言ってんじゃねーぞ」、俺に頭を下げ「こちらの 初動が遅れたところ危険を顧みず助けてくれてありがとうございました」



ヒ「いえいえ、たまたま近くに居たので」



話しをしていると救急車が来て無事運ばれて行った



それから、浜に戻る時に拍手や声援を受けたのが一番恥ずかしかった、両親にも久々に誉められ、照れて砂に埋りたいと思ったら、皆に埋められた



その後、助けた家族にお礼を言われ、消防署長から表彰の話しを言われ、しまいには地元新聞社まで来た



ヒ「シオーネ疲れたね」



シ「女の子も喜んでたし、ヒロキはもっと誇れば良いのに」



ヒ「恥ずかしいんだよ」



こんな感じで2日目も温泉に入り、美味しい海の幸を食べ、

夜には海から怪獣が攻めて来る事も無く過ぎて行った
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

現世にダンジョンができたので冒険者になった。

あに
ファンタジー
忠野健人は帰り道に狼を倒してしまう。『レベルアップ』なにそれ?そして周りはモンスターだらけでなんとか倒して行く。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね

竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。 元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、 王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。 代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。 父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。 カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。 その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。 ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。 「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」 そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。 もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。 

処理中です...