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別離の条件
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屋台を離れて、駅へ向かう。そして清子はそのまま自分たちの最寄り駅にたどり着くと、そのまま二人と別れた。
村上圭吾がいうには、晶を連れ去ったのは兄である村上省吾だという。村上組は母胎である坂本組のやり方を真似ていた。ヤクザの資金源は、みかじめ料として夜の町や風俗店、ギャンブル店からせしめるやり方、詐欺行為で一般人から金を巻き上げるやり方、そして女を風俗に沈めるなり裏ビデオに出演させたりして、最後には発展途上国で体を売らせるやり方などがある。
村上組は、女をよく売っていた。だからAVが売れれば、資金になる。そのためには晶の力が必要だったのだ。
「清子。何があっても俺に連絡をしてくれ。」
圭吾は、晶を知らない。おそらく女を売ったりして派手に稼いでいたのは、兄である省吾なのだろう。どれだけ上納金があげられるかで、自分の地位が決まる。今、村上組は揺れているところもあり、金が必要な時期だった。それを利用するのには、晶の力がどうしても必要なのだ。
その晶を助けに行くと清子が言ったとき、正直、行かせたくなかった。だがついて行くと言えば、自分の身も晶も、何より清子の身が危ないだろう。そんなリスクを犯してまで、清子について行かないと行けないことはない。
清子は指定された駐車場へはいる。立体の駐車場は、二十四時間あいていて駅の近くであるため、日数計算で料金が発生する。五階建ての駐車場の五階。平日であることもあって、車は閑散としている。その中に一台の黒い車を見つけた。その車なのだろう。
パンプスのヒールをならして、清子はそこへ近づいた。するとその車から数人の男が降りてくる。
「徳成清子だな。」
金髪やスキンヘッドの男は、がたいがいい。清子が少し護身術をかじっているとは言っても、そんな相手に通用するとは思えない。
「はい。」
すると男は後部座席を開けた。そこから出てきたのは、年末に会った男だった。オールバックの髪、薄いサングラスと細面の顔はとても整っていて、細身に見えるが背が高く女にモテそうだと思った。おそらく普通の格好をしていたら普通のどこにでもいるような男に見えるだろう。
「そう身構えなくてもいい。兄に話はしておいた。」
「兄?」
「久住晶をさらったのはうちの兄だ。今、うちは少しごたごたしていてな、兄はずっと力を付けようと躍起になっている。」
力とは金のことだろう。裏のAVを購入したりダウンロードをするだけでどれだけの金が入るのかはわからないが、おそらくそれだけではないのだ。搾り取れるところからは徹底的に搾り取るのが、ヤクザのやり方なのだから。
「久住さんは解放されたのですか。」
「無事だ。そこの向かいのホテルにいる。」
駐車場から見えるビジネスホテルのことだろう。今すぐにでも行って無事を確かめたい。
「……怪我は?」
「抵抗すればどんな目に遭うかわからなかっただろうが、案外素直だったという。こんな世界に首を突っ込んでしまったのだから仕方がないだろう。」
だとしたら怪我はないのかもしれない。おそらく晶も世界を回って、こういう目に何度も遭ってきたのだ。抵抗すれば自分が危ないことなどわかっていたのだろう。だがほっとする。
「お手間をかけました。見返りを要求したいと聞きましたが、私に何か出来ますでしょうか。」
すると圭吾はポケットから煙草を取り出す。見た目は細くて、色気のかけらもない。だがその黒縁の眼鏡の奥の顔はとても美人だと思う。ヤクザを相手にしても冷静で、表情一つ変えない。こんな女がベッドの上でどれだけ乱れるのかというのは、興味がないわけではないのだ。むしろどれだけ乱れるか気になる。
「一晩つきあうか。」
やはりそうきたか。清子は心の中でため息をつく。史が一番恐れていたことだ。ヤクザを相手にすれば、薬を打たれたり、何人も相手にさせられたりするのかもしれないのだ。
「あなたとですか?」
「そうだ。」
「こんな鶏ガラを抱いても何も感じませんよ。時間の無駄です。」
強気だ。ますます面白いと思う。
「抱いて悪いか良いかは俺が決める。体には相性というものがあるだろう。もっとも……俺が相手をして、相性が悪いと女が思ったことはないが。」
「自信満々ですね。」
「そうではないとこの仕事はやっていけないだろう。」
すると後ろにいた男たちが下品な笑いを浮かべる。
「兄貴のは体に似合わずでけぇからな。一晩でもひいひい言うぜ。」
「兄貴。ヤクを用意しますか。」
「いいや。」
圭吾はそう言って、清子に近づく。このまま逃げ出したい。だが逃げるのは許されない。晶のためにも。
自分の身を犠牲にしてまでも、守りたいものがある。それを教えてくれたのは晶だった。
人は裏切る。尽くしても結局逃げるものなのだ。
祖母が言っていた言葉だ。だがそんな人が全てではない。晶は自分を守ってくれた。ずっとそばにいた。だから自分が今度は守る番だ。
圭吾は清子に近づくと、その眼鏡を取る。そしてその顔をじっと見た。その時ふと圭吾の表情が変わる。
「お前……。」
「え?」
そして首もとに手を伸ばされて、結んでいる髪をほどいた。すると圭吾は清子を見下ろすと少し笑った。
「こんなところで会うとはな。」
「え?」
手に持っている眼鏡とゴムを清子に返すと、圭吾は後ろの男たちに言う。
「この女に手を出すな。」
「どうしてですか。兄貴。」
「俺たちだってやりてぇよ。」
すると圭吾は、清子を見下ろして言う。
「お前、両親は?」
「居ません。物心が付く前に、祖母に預けられたので。」
「……だろうな。表には出られないことをしているのだろう。」
「は?」
両親のことを知っているのだろうか。違和感を持ちながら、また眼鏡をかけて髪を結び直す。
「見返りはお前だと言いたいところだが、もっといい条件がある。」
「何を?」
「父親の所在をはっきりさせろ。それで話を終わりにする。兄にも話を付けておいてやる。」
「父の?」
驚いた。探さないでくれといっていた父親をどうしてヤクザが探しているのだろう。
「もし見つけられなければ、その時は俺の好きにする。」
「期間は?」
「一ヶ月だ。それ以上は待たない。」
そう言って圭吾はスーツの胸ポケットから、鍵を取り出した。そして清子に手渡した。それはホテルの部屋の鍵のようだった。
「もし見つけられなかったら?」
「好きにする。俺無しではいられないようにすることも出来るだろう。」
そう言って圭吾は車へ戻っていく。
「行くぞ。」
「は……はい。」
鶏ガラだろうと何だろうと女だ。そろそろソープでは飽きてきていた下っ端たちは、清子を苦々しく見るとまた車に戻っていった。
そして派手な排気ガスをまき散らすと、清子はそのテールランプを見ながら手に握られている鍵を握りしめた。
村上圭吾がいうには、晶を連れ去ったのは兄である村上省吾だという。村上組は母胎である坂本組のやり方を真似ていた。ヤクザの資金源は、みかじめ料として夜の町や風俗店、ギャンブル店からせしめるやり方、詐欺行為で一般人から金を巻き上げるやり方、そして女を風俗に沈めるなり裏ビデオに出演させたりして、最後には発展途上国で体を売らせるやり方などがある。
村上組は、女をよく売っていた。だからAVが売れれば、資金になる。そのためには晶の力が必要だったのだ。
「清子。何があっても俺に連絡をしてくれ。」
圭吾は、晶を知らない。おそらく女を売ったりして派手に稼いでいたのは、兄である省吾なのだろう。どれだけ上納金があげられるかで、自分の地位が決まる。今、村上組は揺れているところもあり、金が必要な時期だった。それを利用するのには、晶の力がどうしても必要なのだ。
その晶を助けに行くと清子が言ったとき、正直、行かせたくなかった。だがついて行くと言えば、自分の身も晶も、何より清子の身が危ないだろう。そんなリスクを犯してまで、清子について行かないと行けないことはない。
清子は指定された駐車場へはいる。立体の駐車場は、二十四時間あいていて駅の近くであるため、日数計算で料金が発生する。五階建ての駐車場の五階。平日であることもあって、車は閑散としている。その中に一台の黒い車を見つけた。その車なのだろう。
パンプスのヒールをならして、清子はそこへ近づいた。するとその車から数人の男が降りてくる。
「徳成清子だな。」
金髪やスキンヘッドの男は、がたいがいい。清子が少し護身術をかじっているとは言っても、そんな相手に通用するとは思えない。
「はい。」
すると男は後部座席を開けた。そこから出てきたのは、年末に会った男だった。オールバックの髪、薄いサングラスと細面の顔はとても整っていて、細身に見えるが背が高く女にモテそうだと思った。おそらく普通の格好をしていたら普通のどこにでもいるような男に見えるだろう。
「そう身構えなくてもいい。兄に話はしておいた。」
「兄?」
「久住晶をさらったのはうちの兄だ。今、うちは少しごたごたしていてな、兄はずっと力を付けようと躍起になっている。」
力とは金のことだろう。裏のAVを購入したりダウンロードをするだけでどれだけの金が入るのかはわからないが、おそらくそれだけではないのだ。搾り取れるところからは徹底的に搾り取るのが、ヤクザのやり方なのだから。
「久住さんは解放されたのですか。」
「無事だ。そこの向かいのホテルにいる。」
駐車場から見えるビジネスホテルのことだろう。今すぐにでも行って無事を確かめたい。
「……怪我は?」
「抵抗すればどんな目に遭うかわからなかっただろうが、案外素直だったという。こんな世界に首を突っ込んでしまったのだから仕方がないだろう。」
だとしたら怪我はないのかもしれない。おそらく晶も世界を回って、こういう目に何度も遭ってきたのだ。抵抗すれば自分が危ないことなどわかっていたのだろう。だがほっとする。
「お手間をかけました。見返りを要求したいと聞きましたが、私に何か出来ますでしょうか。」
すると圭吾はポケットから煙草を取り出す。見た目は細くて、色気のかけらもない。だがその黒縁の眼鏡の奥の顔はとても美人だと思う。ヤクザを相手にしても冷静で、表情一つ変えない。こんな女がベッドの上でどれだけ乱れるのかというのは、興味がないわけではないのだ。むしろどれだけ乱れるか気になる。
「一晩つきあうか。」
やはりそうきたか。清子は心の中でため息をつく。史が一番恐れていたことだ。ヤクザを相手にすれば、薬を打たれたり、何人も相手にさせられたりするのかもしれないのだ。
「あなたとですか?」
「そうだ。」
「こんな鶏ガラを抱いても何も感じませんよ。時間の無駄です。」
強気だ。ますます面白いと思う。
「抱いて悪いか良いかは俺が決める。体には相性というものがあるだろう。もっとも……俺が相手をして、相性が悪いと女が思ったことはないが。」
「自信満々ですね。」
「そうではないとこの仕事はやっていけないだろう。」
すると後ろにいた男たちが下品な笑いを浮かべる。
「兄貴のは体に似合わずでけぇからな。一晩でもひいひい言うぜ。」
「兄貴。ヤクを用意しますか。」
「いいや。」
圭吾はそう言って、清子に近づく。このまま逃げ出したい。だが逃げるのは許されない。晶のためにも。
自分の身を犠牲にしてまでも、守りたいものがある。それを教えてくれたのは晶だった。
人は裏切る。尽くしても結局逃げるものなのだ。
祖母が言っていた言葉だ。だがそんな人が全てではない。晶は自分を守ってくれた。ずっとそばにいた。だから自分が今度は守る番だ。
圭吾は清子に近づくと、その眼鏡を取る。そしてその顔をじっと見た。その時ふと圭吾の表情が変わる。
「お前……。」
「え?」
そして首もとに手を伸ばされて、結んでいる髪をほどいた。すると圭吾は清子を見下ろすと少し笑った。
「こんなところで会うとはな。」
「え?」
手に持っている眼鏡とゴムを清子に返すと、圭吾は後ろの男たちに言う。
「この女に手を出すな。」
「どうしてですか。兄貴。」
「俺たちだってやりてぇよ。」
すると圭吾は、清子を見下ろして言う。
「お前、両親は?」
「居ません。物心が付く前に、祖母に預けられたので。」
「……だろうな。表には出られないことをしているのだろう。」
「は?」
両親のことを知っているのだろうか。違和感を持ちながら、また眼鏡をかけて髪を結び直す。
「見返りはお前だと言いたいところだが、もっといい条件がある。」
「何を?」
「父親の所在をはっきりさせろ。それで話を終わりにする。兄にも話を付けておいてやる。」
「父の?」
驚いた。探さないでくれといっていた父親をどうしてヤクザが探しているのだろう。
「もし見つけられなければ、その時は俺の好きにする。」
「期間は?」
「一ヶ月だ。それ以上は待たない。」
そう言って圭吾はスーツの胸ポケットから、鍵を取り出した。そして清子に手渡した。それはホテルの部屋の鍵のようだった。
「もし見つけられなかったら?」
「好きにする。俺無しではいられないようにすることも出来るだろう。」
そう言って圭吾は車へ戻っていく。
「行くぞ。」
「は……はい。」
鶏ガラだろうと何だろうと女だ。そろそろソープでは飽きてきていた下っ端たちは、清子を苦々しく見るとまた車に戻っていった。
そして派手な排気ガスをまき散らすと、清子はそのテールランプを見ながら手に握られている鍵を握りしめた。
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