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腐った世界
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「黙っていてくれる?」
日向子は頬を赤らませて、武生に聞く。しかし武生は冷静だった。
「省吾兄さんも帰ってこないこともあるし、自然なことだと思います。気にしないで、何も聞かなかったことにしますから。」
武生はそういって皿を洗い桶に付けた。
「じゃあ、俺、ちょっと出かけてきます。」
「はい……。」
そういってリビングを出ていく。そして武生は胸の前で手を置いた。思い出したのはあの夜のことだった。あのリビングのテーブルに腰掛けて、足を広げていた日向子の姿。半裸の状態で胸も性器も丸出しだった。
それを思い出してしまったのだ。
「……くそ。」
武生はそうつぶやいて、自分の部屋へ向かっていく。自分の部屋のドアを開けて、中にはいる。そしてドアを閉めるとため息をついた。
あれだけで硬くなっている。冷静ではいられなかったのだ。
携帯電話を取り出すと、写真を見る。そこには知加子の姿があった。パーマをかけていたときのアフロのころも、それを落としてまっすぐな髪になったときも、武生はその一枚一枚を消したくなかった。
「武生さん。」
外から声がかかる。その声に武生は驚いて携帯電話を机に置いた。
「はい。」
ドアを開けられて日向子は手に持っているペンを差し出した。
「これ、武生さんのいすの下に落ちてたんですけど。」
「あぁ……俺のです。ありがとうございます。」
そのとき日向子の手が触れた。左手の薬指に銀色のリングがある。それは省吾との証で、誰と寝ても忘れないという意味合いもあった。
「武生さん。お願いがあるんですけど。」
「どうしました?」
「……何も手を出さなくていいから……。見ているだけでいいの。ごめん。」
その意味が一瞬わからなかった。だが日向子はドアを閉めると、部屋の中に入ってきた。そしてベッドに腰掛けて足をたてる。ひらひらとしたスカートの下は、何もなかった。下着も、茂みもない。まるで子供のようなそれだった。その側に小さなピンク色の豆粒のようなものがテープで引っ付いている。そしてその性器にも何かコードのようなモノが垂れていた。
「日向子さん!ちょっと……。」
「見てるだけでいいの。お願い。イかせて。」
すると日向子はスカートのポケットからリモコンを取り出した。そして刺激を強くする。
「ああああ!」
すでに濡れていると思っていたのに、更に汁が垂れてきた。リモコンを離すと、そのコードを引っ張り出す。すると小さな数珠繋がりの玉が次々と出てくる。
「あっ……出てくる!ああああ!」
玉が出てくる度にあえいでいる。そして最後のモノが出てきて、日向子は自分の指でそこをなで回した。
「あっ……。武生君。見てる?ほら。だらしないの。ここ……。」
「日向子さん。やめてください。」
「あぁん。見られてるだけでこんなに……。」
目をそらしたかった。だが見てしまう。そして自分のそこがますます硬くなってきた。
シャツをまくり上げると、下着を付けていなかった。少し黒い乳首は、すでにつんと立ち上がっている。そこを自分でいじると、ますます立ち上がったように頬を赤くさせていた。
「武生君。見て……。やらしいマ○コ……。もうこんなにどろどろになってるの。」
すると武生は視線をそらせながら、バッグを持って出て行こうとした。しかし動けない。日向子に近づくことも出来ないが、出て行くことも出来ない。
そんな様子に、日向子はその濡れた手で武生の手に触れた。
「武生君。手伝ってくれる?」
「……え?」
「触って。ほら。ここ。どろどろしてるとこ。クリはかちかちなのにね。」
手を引っ張られてそこに手を当てられる。すると暖かくて柔らかい感触が伝わった。そしてそこはすでに濡れている。十分なんでも受け入れられそうだ。
「あっ……上手。中いれていいから。」
指を突き立てると、指に温かいモノが絡んでくる。動かすと卑猥な音が部屋に響いた。
「イかせるだけで……いいんですよね。」
武生はそこに指をいきなり三本突き立てた。そしてその中を探る。
「ああああ!いきなり!激しい!激しいから!」
ぐじゅぐじゅという音を立てて、日向子は武生のシャツにしがみついた。
やばい。こんなはずじゃなかったのに。イきそうだ。
日向子は省吾以外の相手とはイきにくい。だからいつも誰かと寝ろと言われたときは、自らディルドをいれて慣らしていたのだが、その必要もないようだ。
「あっ……ああああ!イく!イく!」
びくびくと体を震わせて、日向子はそのまま絶頂を迎えてしまった。武生はそれを見て、指を離した。
「これでいいんですよね。」
ベッドに横たわり、日向子は息も絶え絶えだった。だが恨めしそうに武生をみる。
「武生さんはいいんですか?」
「俺はいいです。」
「立ってないんですか?」
「立ってますけど、あんたの中に入れたくないんです。」
「どうして?」
「省吾兄さんとそんなことで兄弟になりたくないから。」
すると日向子は少し笑って、武生を見上げる。
「だったら口で抜きましょうか?」
「いいえ。やりたい女は一人だけなんで。」
知加子とは何度もした。それでも足りたいといつも思っていた。だがこの半裸の女には何の魅力もない。菊子ならそう思えたのかもしれないが、今は菊子を前にしてもそんな反応をするとは思えない。
「武生君。」
そっと日向子は体を起こして、ベッドから離れようよした武生の手を握る。
「溜まっているんでしょう?これくらいで立つくらいだもの。あたしは省吾に何もいわない。あなたも省吾に何も言わなければわからない。」
「お母さんはそうやってとばされました。」
「そうね。でもあの人と一緒のことはしない。ここに座って。」
手を引いてベッドに座らされる。するとベルトに手をかけられた。膝のあたりまで制服のズボンを下げられて、下着もおろされた。
「……大きいですね。それに……もう濡れてますよ。」
豊かな胸にそれを押しつけられ口にくわえられたとき、武生は思わず声を漏らしてしまった。
「ん……。」
「気持ちいい?」
「はい……。」
「もっと気持ちいいことをしましょう?」
ゾクゾクする。武生のは、省吾のモノより大きいようだ。日向子は武生の太股に乗りかかると、その自分の濡れているところにあてがった。
「あっ!」
「……んっ!」
日向子が武生の上で動く。そのたびに、ぬちゃ、ぬちゃという音がした。
「大きい!武生君の大きいわ……。たまらない。ゾクゾクする……。」
「日向子さん……。」
「日向子って呼んで。武生……。ねぇあたしの中、気持ちいい?」
「いいです……。」
どうにかなりそうだった。頭の中がそれしか考えられないほど、日向子の中は気持ちよかった。思わずその目の前の胸に触れる。そして舌をつきだして、そこを舐める。
「あっ!また!イく!イく!イっちゃう!」
日向子はその豊かな胸を押しつけて、そのまま絶頂に達してしまった。
日向子は頬を赤らませて、武生に聞く。しかし武生は冷静だった。
「省吾兄さんも帰ってこないこともあるし、自然なことだと思います。気にしないで、何も聞かなかったことにしますから。」
武生はそういって皿を洗い桶に付けた。
「じゃあ、俺、ちょっと出かけてきます。」
「はい……。」
そういってリビングを出ていく。そして武生は胸の前で手を置いた。思い出したのはあの夜のことだった。あのリビングのテーブルに腰掛けて、足を広げていた日向子の姿。半裸の状態で胸も性器も丸出しだった。
それを思い出してしまったのだ。
「……くそ。」
武生はそうつぶやいて、自分の部屋へ向かっていく。自分の部屋のドアを開けて、中にはいる。そしてドアを閉めるとため息をついた。
あれだけで硬くなっている。冷静ではいられなかったのだ。
携帯電話を取り出すと、写真を見る。そこには知加子の姿があった。パーマをかけていたときのアフロのころも、それを落としてまっすぐな髪になったときも、武生はその一枚一枚を消したくなかった。
「武生さん。」
外から声がかかる。その声に武生は驚いて携帯電話を机に置いた。
「はい。」
ドアを開けられて日向子は手に持っているペンを差し出した。
「これ、武生さんのいすの下に落ちてたんですけど。」
「あぁ……俺のです。ありがとうございます。」
そのとき日向子の手が触れた。左手の薬指に銀色のリングがある。それは省吾との証で、誰と寝ても忘れないという意味合いもあった。
「武生さん。お願いがあるんですけど。」
「どうしました?」
「……何も手を出さなくていいから……。見ているだけでいいの。ごめん。」
その意味が一瞬わからなかった。だが日向子はドアを閉めると、部屋の中に入ってきた。そしてベッドに腰掛けて足をたてる。ひらひらとしたスカートの下は、何もなかった。下着も、茂みもない。まるで子供のようなそれだった。その側に小さなピンク色の豆粒のようなものがテープで引っ付いている。そしてその性器にも何かコードのようなモノが垂れていた。
「日向子さん!ちょっと……。」
「見てるだけでいいの。お願い。イかせて。」
すると日向子はスカートのポケットからリモコンを取り出した。そして刺激を強くする。
「ああああ!」
すでに濡れていると思っていたのに、更に汁が垂れてきた。リモコンを離すと、そのコードを引っ張り出す。すると小さな数珠繋がりの玉が次々と出てくる。
「あっ……出てくる!ああああ!」
玉が出てくる度にあえいでいる。そして最後のモノが出てきて、日向子は自分の指でそこをなで回した。
「あっ……。武生君。見てる?ほら。だらしないの。ここ……。」
「日向子さん。やめてください。」
「あぁん。見られてるだけでこんなに……。」
目をそらしたかった。だが見てしまう。そして自分のそこがますます硬くなってきた。
シャツをまくり上げると、下着を付けていなかった。少し黒い乳首は、すでにつんと立ち上がっている。そこを自分でいじると、ますます立ち上がったように頬を赤くさせていた。
「武生君。見て……。やらしいマ○コ……。もうこんなにどろどろになってるの。」
すると武生は視線をそらせながら、バッグを持って出て行こうとした。しかし動けない。日向子に近づくことも出来ないが、出て行くことも出来ない。
そんな様子に、日向子はその濡れた手で武生の手に触れた。
「武生君。手伝ってくれる?」
「……え?」
「触って。ほら。ここ。どろどろしてるとこ。クリはかちかちなのにね。」
手を引っ張られてそこに手を当てられる。すると暖かくて柔らかい感触が伝わった。そしてそこはすでに濡れている。十分なんでも受け入れられそうだ。
「あっ……上手。中いれていいから。」
指を突き立てると、指に温かいモノが絡んでくる。動かすと卑猥な音が部屋に響いた。
「イかせるだけで……いいんですよね。」
武生はそこに指をいきなり三本突き立てた。そしてその中を探る。
「ああああ!いきなり!激しい!激しいから!」
ぐじゅぐじゅという音を立てて、日向子は武生のシャツにしがみついた。
やばい。こんなはずじゃなかったのに。イきそうだ。
日向子は省吾以外の相手とはイきにくい。だからいつも誰かと寝ろと言われたときは、自らディルドをいれて慣らしていたのだが、その必要もないようだ。
「あっ……ああああ!イく!イく!」
びくびくと体を震わせて、日向子はそのまま絶頂を迎えてしまった。武生はそれを見て、指を離した。
「これでいいんですよね。」
ベッドに横たわり、日向子は息も絶え絶えだった。だが恨めしそうに武生をみる。
「武生さんはいいんですか?」
「俺はいいです。」
「立ってないんですか?」
「立ってますけど、あんたの中に入れたくないんです。」
「どうして?」
「省吾兄さんとそんなことで兄弟になりたくないから。」
すると日向子は少し笑って、武生を見上げる。
「だったら口で抜きましょうか?」
「いいえ。やりたい女は一人だけなんで。」
知加子とは何度もした。それでも足りたいといつも思っていた。だがこの半裸の女には何の魅力もない。菊子ならそう思えたのかもしれないが、今は菊子を前にしてもそんな反応をするとは思えない。
「武生君。」
そっと日向子は体を起こして、ベッドから離れようよした武生の手を握る。
「溜まっているんでしょう?これくらいで立つくらいだもの。あたしは省吾に何もいわない。あなたも省吾に何も言わなければわからない。」
「お母さんはそうやってとばされました。」
「そうね。でもあの人と一緒のことはしない。ここに座って。」
手を引いてベッドに座らされる。するとベルトに手をかけられた。膝のあたりまで制服のズボンを下げられて、下着もおろされた。
「……大きいですね。それに……もう濡れてますよ。」
豊かな胸にそれを押しつけられ口にくわえられたとき、武生は思わず声を漏らしてしまった。
「ん……。」
「気持ちいい?」
「はい……。」
「もっと気持ちいいことをしましょう?」
ゾクゾクする。武生のは、省吾のモノより大きいようだ。日向子は武生の太股に乗りかかると、その自分の濡れているところにあてがった。
「あっ!」
「……んっ!」
日向子が武生の上で動く。そのたびに、ぬちゃ、ぬちゃという音がした。
「大きい!武生君の大きいわ……。たまらない。ゾクゾクする……。」
「日向子さん……。」
「日向子って呼んで。武生……。ねぇあたしの中、気持ちいい?」
「いいです……。」
どうにかなりそうだった。頭の中がそれしか考えられないほど、日向子の中は気持ちよかった。思わずその目の前の胸に触れる。そして舌をつきだして、そこを舐める。
「あっ!また!イく!イく!イっちゃう!」
日向子はその豊かな胸を押しつけて、そのまま絶頂に達してしまった。
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