面倒を見られないなら、拾ってこないで欲しい。
そう両親に思った。
両親に絶望した。
私に向けられる愛情を減らされた事にムカついた。
私から愛情を搾取しようとする様子にムカついた。
両親が死んで可哀そうな燁子(ようこ)さん。
だけど、彼女のために私がどうして可哀そうにならなければいけないんだろう?
文字数 99,991
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.04.30
乙女ゲームの悪役令嬢『アニエス・バレーヌ』は、
様々な混乱を乗り越え18歳を迎えていた。
ゲームイベントっぽいものは無事クリアしたつもりだったが、ルフォール国は長い混乱期に突入。
だけど、まぁ、
私は処刑もされず、追放もされず、
政治的に嫁入りが強制されることもなく、
攻略キャラ達とは、友情ENDを終えたはずだった。
そして、今日も私はヌクヌクと公爵家で好きなように生きている。
私だけは平和なはずだった!!
他の人は平和ではなかったが!!
だが私の平穏を脅かす存在がいた。
それは、私と共生状態にある国の守護聖獣オプトの存在である。
文字数 69,185
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.04.06
この世界は、神が作った世界。
あらゆる物語を切り取り、組み合わせ、混ぜ合わせた世界。
そう私に知識ある転生を促した存在は語った。
そして、私は公爵家令嬢『アニエス・バレーヌ』として誕生した。
私の生まれた時代、場所は、両親が作っていた同人ゲームと良く似た世界。
そのゲームの世界だと思い込んでいたからこそ、私はゲームの裏の裏まで知り尽くしていると、安堵しきっていた。 両親の作ったゲームには未発表の悪役令嬢ルートも存在していたから。
だけど実際は甘くない。
私として生きようとしても、アニエスの性格の悪さが衝動で現れる。
もしや、コレは神による補正?
そして、聖女の予想外の到来……。
彼女は、想定よりもずっと早く表れたのだ。
この作品は、放浪者の名義で書いていた『悪役令嬢ですが、チェンジしました』の登場人物と設定を流用しております。
文字数 140,739
最終更新日 2022.04.16
登録日 2022.03.26
この世界には、魔法がある。
一族由来の属性と言う物がある。
ギフトと呼ばれる特殊な加護もある。
あると言っても、普通に使う分には少しばかり生活が楽になるかな?程度。
最も重要なのは、相性でこれがちょっと厄介で、属性相性ではなく神の定めた相性ってのがポイント。
宰相補佐デリック様と婚約していた公爵令嬢フローシェリン様は、出生が曖昧で、属性的にも相性が悪い婚約者であるデリック様のことを少しだけ好きだった。 嫌いではなかった。 連れて歩くのは大好きだった。 そんな感じ? デリック様は見た目が良いからね。
でも、王子の方がもっと好みかなぁ? とか思ったそうだ。
で、
『デリックはフローシェリンを権力のために弄んでいるよね?』
なんて、王子アリー様と共に婚約破棄だぁ!!ってやっちゃったわけ。
フローシェリン様とアリー様は、属性的な相性は抜群で、色々と燃え上がっちゃったらしい。
でも、その2人、神の定めた相性は最悪なのよね?
国は滅びの危機とかどうとか~ってなるんだけど、
まぁ、そんな大層な背景の中で、私ことヴェルミナは元宰相補佐のデリック様に甘やかされる訳なのですよ。
3/24 タイトル変更『変更前:宰相補佐だった青年が愛した少女は目に入れても痛くない』
文字数 71,031
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.20
転生者であるサーシャは、文明の未熟な異世界で繰り広げられる戦争が嫌だった。
「略奪ではなく、経済交流をいたしましょう?」
サーシャは、国を動かすため貧乏貴族ケント・ルンデル、ルンデル伯爵家の三男と婚約を交わす。 お互いに恩恵を与え、利益を与えあったはずだった。
だが、ケントはサーシャを裏切った。
隣国の姫君カロリーネと愛を交わしソレを見せつけこう言うのだ。
「俺達は運命で結ばれている」
「私達は愛し合っているの」
「「だけど、婚約破棄は認めない」」
婚約者と姫君が口をそろえて笑いあう。
文字数 180,666
最終更新日 2022.02.11
登録日 2022.01.25
命を助けてもらう事と引き換えに、皇家に嫁ぐ事を約束されたラシーヌ公爵令嬢ラケシスは、10歳を迎えた年に5歳年上の第五皇子サリオンに嫁いだ。
愛されていると疑う事無く8年が過ぎた頃、夫の本心を知ることとなったが、ラケシスから離縁を申し出る事が出来ないのが現実。 悩むラケシスを横目に、サリオンは愛妾を向かえる準備をしていた。
「ダグラス兄様、助けて、助けて助けて助けて」
兄妹のように育った幼馴染であり、命の恩人である第四皇子にラケシスは助けを求めれば、ようやく愛しい子が自分の手の中に戻ってくるのだと、ダグラスは動き出す。
文字数 92,111
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.28
過保護過ぎる兄のせいで、社交界デビューどころか友達もいないアイシャ。
侯爵家で茶会を開くからと、別荘地への避難を命じられた先で出会った狼君と友達になり、浮かれたアイシャは過剰なスキンシップを繰り返す。
2万文字以内予定
文字数 18,210
最終更新日 2021.12.16
登録日 2021.12.14
バウスコール王家が統治する国には、貴族が集まる全寮制学園がある。
貧乏子爵令嬢だったシェリルは、奨学金で学生生活を送っていた。
だが、善良であった両親は死に、爵位は叔父が引き継ぎ、叔父は行方不明となり、爵位は売りに出された。
庶民となったシェリルは、学園に留まる資格を失い、学園を去る前に友人であった皇子との間に思い出を求める。
気まぐれに書くので、そのうち不定期になるかも……。
文字数 57,886
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.12.02
ツガイだから結婚しよう! 嫁に来い!
言われて嫁いできたけれど……。
文字数 21,195
最終更新日 2021.12.01
登録日 2021.11.29
公爵令嬢である私『シルヴィア・ティエール』は10歳の時、王太子殿下『オーギュスト・アデール』の婚約者に選ばれた。
アデール国は黄金の髪に青い瞳が特徴の国。
黒い髪で、赤い瞳のシルヴィアは、魔女だと恐れられた。
5歳で商才を発揮し、公爵家を繁盛させれば悪魔だと言われた。
10歳で王太子殿下と婚約してからは、ますます悪名だけが広まった。
15の年まで耐えるだけのシルヴィアだったが、運命と出会いをきっかけに悪の道を歩みだす。
文字数 123,471
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.11.16
結婚なんて御免こうむる!!
それは、私も婚約者も同意なのだけど……。 私に慰謝料を払わせたい婚約者は、婚約破棄を明言しないまま、遠まわしに嫌がらせを続ける。 そんなある日、私は事故に会い死んだ……はずだった。
死にかけの私は前世を思い出し、助けてくれた相手はめちゃ好みなタイプ。
なんで、このまま別人として生きていくことにしました。
祖父の残した財産を巡り、色々と噂を耳にするけれど、死んだ私には関係ない事ですね。
過去に書いたものを大幅改稿しUpしていく作品です。
文字数 50,611
最終更新日 2021.11.24
登録日 2021.11.12
『半端者』『混ざり者』『廃棄者』と呼ばれる獣交じりとして生まれた私ラフィだが、その体液に妙薬としての効果が偶然にも発見された。 ソレを知った領主の息子『ザレア』は、自らが聖人として存在するために私を道具とする。
それから2年に渡って私は監禁され、道具とされていた。
そこにいるのに見ることも触れることも出来ない都市。
そんな都市に、魔物を統べる王からの来訪予告が届いた。
そして、私は魔王への貢物として捧げられる。
「どうか、貴重なその女を捧げますから、この都市の民はお助け下さい」
文字数 55,142
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.11.04
20歳になっても未だ婚約者どころか恋人すらいない国王ダリオ。
「陛下は、同性しか愛せないのでは?」
そんな噂が世間に広がるが、王宮にいる全ての人間、貴族と呼ばれる人間達は真実を知っていた。
ダリオが、幼馴染で、学友で、秘書で、護衛どころか暗殺までしちゃう、自称お姉ちゃんな公爵令嬢ヨナのことが幼い頃から好きだと言うことを。
文字数 33,343
最終更新日 2021.11.06
登録日 2021.10.30
精霊使いの素質を持つ愛らしい伯爵家の娘リリア・リスナール。
転生者であるリリアは、大人しく、我慢強く、勤勉であり愛されて育った。
7歳まで……。
リリアは皇子達の婚約者を決めるパーティで、
「俺の婚約者にしてやろう」
と言われて、断ってしまった。
結果、7歳の幼さで伯爵家を追放される……。
それから10年。
リリアはレイラと名を変え、辺境で平和な毎日を送っていた。
成長後は、全体的にエロっぽい感じのイチャイチャ多めなので、個別に注意マークはつけません。
2年以上前に1度完結させた作品の改稿作品です。
文字数 95,644
最終更新日 2021.11.02
登録日 2021.10.19
5歳の時、私フィーアは10000ゼニー、伯爵家のグラス1個分よりも安い価格で魔術師の塔に売られた。
この国での魔術師は、使い捨ての戦争の道具。
薄汚くもオゾマシイ化け物。
それでも、生き残りさえすればと、誰もが英雄を夢見て戦場に出る。 そんな中で私は魔術師が戦争の道具ではないと広めるため、魔術師を兵器として使う出資者達と縁を切るため、人々の生活を豊かにするための付与術を道具に込める日々を送っていた。
そんなある日、私を売ったノルダン伯爵家から『伯爵家に戻るように』と手紙が来た。 正当な売買契約を交わしている以上、応じる必要はないのだけど、公爵家からの依頼により私はノルダン伯爵家へと戻ることとなる。
ネズミの騎士と共に。
文字数 59,846
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.10.16
メアリは父の自死に疑問を感じていたが、誰もその声に耳を傾ける者はいなかった。
頼るべき婚約者は、父の死をきっかけに、たった一通の手紙で養女として迎え入れられた美少女ドナとの浮気に励む。
父の側近、部下、領民は、アビントン侯爵家の当主としての責務を私に詰め寄り、父の死に泣く事も許されず。 死の真相を知ろうとすることも許されなかった。
憎しみよりも、ただ逃げ出したかった。
そんな時、私を支えてくれたのは幼馴染のエルマーだった。
「最高の演出を持って逃げてしまえばいい。 僕が力になるよ」
そして私は全てから逃げ出した。
残されたのは美しくも恐ろしいメアリの遺体。
次の当主に指名された血の繋がらない義妹ドナは、メアリの死の真相を解明するために可愛らしい小さな家の扉を叩いた。
生きていながら姉と同等の美貌を持つ男は言う。
「世の中には、知らない方が幸福なことが多いものだよ」
前日談『【R18】世界樹の精霊に転生した社畜OL。 無実の罪をおしつけられたけど、助けてくれた獣人に溺愛されて幸せです』があります。
文字数 69,438
最終更新日 2021.10.19
登録日 2021.09.26
5歳の時、初めて王子に会った時から、王子の妻となり将来は王妃になるのだと思っていた。
自分は王子の婚約者だと思っていた。
それが違うと知ったのは15歳。
王子は聖女と結婚すると知った時。
そして私は、公爵領へと引きこもった。
二度と王宮に近づくつもりはなかった。
なのに突然の呼び出しがあり……陛下と聖女の子供を押し付けられることとなった25歳の春……。
文字数 28,820
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.10.10
「ノエル、君なら分かってくれるよね?」
婚約者『フラン』の口癖。
『オマエのことは愛する事は出来ない』
そんな事は言われた事はないけれど、言葉以上に態度が語る。
一番の問題は婚約者とその双子の仲の良さ。
双子であるフラン&フレイの、私に対する態度の悪さ。
婚約者の両親が、注意をしても、食事を抜いても、外に放り出せば、外面だけは取り繕うようになって、余計に質が悪くなった。 お手上げな婚約者の両親は、神に祈るようにこう言いました。
「きっと、大人になれば距離を取るはず」
でも、二人の仲の良さは成人してもかわらぬまま。
そんなある日、父親の分からぬ子を双子の妹フレイが妊娠したことで、辺境伯は決意した。
妹フレイを悪魔公に嫁がせ、真っ当な人間に教育してもらおう!!と。
だが……嫁入りの馬車に乗せられたのは、私ノエルだった。
そして、誤解まみれの新婚生活が始まった訳なのです。
じゃれ合い程度のエロの場合☆マークが入ります。
濃厚、強引、乱暴なシーンの場合★マークが入ります。
回避の目安にしてください。
エロ書きだすと、感想欄閉ざします。
文字数 65,042
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.09.14
社畜OL『草野奏樹』は、搾取され体質。 人生の最後まで利用され、逆恨みされ、次は人間に生まれたくないなぁ~なんて思っていたら、異世界で世界樹の精霊に転生していた。
異世界の人は、温和で思いやりがあって……そんな風に思っていたのですが……、
ある日、聖女がやってきて世界樹を利用する罪人として処罰されかける。
そこで助けてくれたのは、脳裏にビンビン話しかけてくる白い豹。
はみ出し者の2人は、手をとり、寄り添い、慣れ合い、共生する。
そんな2人が出会うこの世界の住人は本当にろくでもない人達ばかりで……。
世界を救う気のないチート2人の異世界旅行物語
『後日談』【R18】世界樹の守護者 があります。
じゃれ合い程度のエロの場合☆マークが入ります。
濃厚、強引、乱暴なシーンの場合★マークが入ります。
回避の目安にしてください。
文字数 117,284
最終更新日 2021.09.19
登録日 2021.08.06