転生したら✕✕が無かった

葉津緒

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【2】森の兄弟

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「ひぐううっ、あひッはひいぃ、ふうぅ、アッ、アッ、はああん、ひゃめてぇえええっ」


やっぱり僕、触手には絶対に勝てない気がするよぉ。




そうしてどれくらい時間が経ったのだろう。
出すことを許されないまま連続で絶頂し続ける僕。激しく揺さぶられ、まるで殴られるみたいに奥まで突かれて。
もう苦しいのも気持ち良いのも違いがよく分からなくなってきた。喘ぎ過ぎて喉も痛い。

僕、本当に本っ当に、淫魔の血が流れてて良かったね。
そうじゃなかったら多分死んでたかも。
興奮しすぎによる腹上死ならまだ良いよ。
最悪、肛門も直腸もズタズタにされた末のグロい死体になっ……。巨根怖いよおぉ。

しかも、ここまでされてまだ一度も美味しいご飯を貰えてないんだ。
お兄さん気持ち良くないの? 女の子相手じゃないと最後までイけないのかな。

でもでも、お願いだから早く終わって。


「ハァ、ハァ、くっ、言い忘れていたが、俺は、遅漏なんだ。すまないッ」

「そ、んにゃあああっ、ひっいぃ……アッ、アッ……やああァ、アあ、かはっ」


衝撃の告白に僕の中の何かが悲鳴をあげて、限界を告げてくる。
これ以上はもう本当に無理死んじゃう、誰か助けてッ。

――その時だった。


「う、何だこれは。中が動いて絡み付いてくる……あふっ、いや待てまさか……アッ、触手なのか? ふ、くぅん……君の触手は、ここにあるのか? ハァハァ、ああっ止めてくれっ、ひゃああアァんッ……中ぁ、中は嫌だぁ!」

「ひいいぃんッ、止め、止めてくれ、こわ、怖いぃ、ああっ! あひぃ、はアぁんッ……き、気持ち良過ぎて変に、なるから! ひっ、頼むもう、止めてぇ」

「ああっ……そこは駄目、だめ、アッ、アッ……止め、あふぅ、そ、そこぉ! ひぐううっ、ヒイイッ……気持ちいぃ、気持ちいーよぉ何だよこれぇ、んあっ、おっほおおおォ」


ちょっと気まぐれな僕の可愛い触手たちが、一斉にお兄さんの中も外も責めたてたのだ。
あられもなく喘ぎ声をあげまくるお兄さん。嫌だ止めて、と言いながら腰を振るのは止めないんだもの。僕の触手がすっごく気持ち良い証拠だよね。
あ、僕も喘いでたけどさすがに声が掠れてわりと静かだったと思うし割愛。

おかげでついに美味しいご飯を大量ゲットしました。やったあ!

僕の体に絡み付いていたお兄さんの触手たちも、お兄さんの絶頂に合わせてブルブル痙攣してる。ふふっ何だか可愛いな。
僕の胸の辺りにいた触手の一本をつかまえて、軽く歯を立てながら先っぽをペロリと舐めてみる。うん、少しだけお酒っぽい味がするかも?

僕の上に倒れ込むようにぐったりしてるお兄さん。そのままだと重いからちょっとだけ横にずれさせてね。


さてと。


「ひいっ!? あっ、待ってくれ、もう止めて……や、ふぐうッ、ああああ!? そん、な駄目、だ、めえぇッ……中をずぶずぶ、ってしちゃ、きちゃうぅ! んほおおおぁひいいぃッ」

「けほっ。僕の触手、気に入った? ふふっ、お兄さん可愛い」


お兄さんの巨大なモノが再び僕の触手たちによって可愛がられ、容赦なくご飯のおかわりをお強請りされまくる。
こうなるともう、遅漏なのが嘘みたいにアッという間に何度も何度もイかされて潮まで噴いて。

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