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第一章 出会いと旅立ち
003 喉が乾いたら定番のあれ
「それじゃあ寝るぞ。見張りも必要だからな、先に寝ておけ」
「え、なんで?寝る?見張り?ここで?」
「魔物が夜中に襲ってきたらどうするんだ?2人とも死ぬぞ」
「むりむり、死にたくない!ナッシュくんなんとかしてよ!」
「無理だ。俺も寝ない訳にはいかないんだ。そこで横になって寝ておけ」
敷物もないのに寝る?
JKがそんなこと出来るわけないじゃん!
「寝れないよ~布団が欲しい~せめてテントないとムリ~」
文句しか言わないなこいつは。
捨てていこうか悩むレベルだな。
だがこいつがいないと、あの美味い塩が手に入らないんだ。
ここは我慢してやるか。
「ほら、このマントを使え。これしかないから我慢しろ」
「マントだけ?枕は?掛け布団は?ナシュえもん~なんか出してよ~」
「なんだそのふざけた名前は。マントしかない。嫌なら返せ」
「やだやだ!仕方ないからこれで我慢してあげる!」
「はぁ……本当に捨ててやろうかな……」
こんなとこで寝なきゃなの?
マントなんて使ったことないし。
しかも男の人の……まって普通にはずい。
彼氏いたことない私には恥ずかしいんだけど……
「ナッシュくん、これを羽織っておけばいいの?」
「そんなことも分からないのか。こうやるんだ」
「わっ、ちょっ……」
急にかけないでよ~本当に恥ずかしい……
「こうしてくるまって横になっておけ」
「ってくっさ!このマントくっさいよナッシュくんっ!」
「んな!言うに事欠いて臭いだと!」
「だって本当に臭いんだもん!これちゃんと洗ってるの!?」
「水洗いくらいはしているわ!」
「洗剤は?柔軟剤は?」
「はぁ?なんだそれは。そんなものない!」
も~本当になんなのよ。
でもあったかい……けど臭いよ~
「すーすーふにぁ……」
「なんだ、もう寝てるじゃないか」
人騒がせな女だな。
こんな子供みたいな女なんだ。
長めに寝かしてやろう。
「おい起きろ、夜が明けてきた」
「ふにゃぁ、もう食べれないよ~」
「何寝ぼけてるんだ、さっさと起きろ」
マントを取れば起きるか。
「寒いよ~何が起きたのよ……ナッシュくん?ってことはやっぱり日本じゃないのね……」
寝ぼけすぎだ。
さっさと目を覚まして欲しいな。
「もう朝なの?まだ寝てたいよ~」
「今度は俺が少し寝る。それまでひよりが見張りをしろ。何かあったらすぐに起こすんだ」
「えー、やだよそんなの寂しいじゃん」
「うるさい、いいからマントを返せ」
「こんな臭いマントいらないもん!」
「はぁ、寝るからな。しっかり見張っておいてくれ」
「べーだ!寝ればいいじゃん!」
本当に私一人で見張りをしてないとなの?
寂しいよぉ。
空は明るくなってきてるけど、不安すぎるよ。
それに土の上で寝たから体が痛いし……
これから私どうなるんだろう。
本当にここは異世界っぽいし。
日本に帰れるのかな。
なんで異世界に来たかもわからないのに。
はぁ、帰りたい……
ママもパパもどうしてるのかな。
学校のみんなもびっくりしてるだろうな。
でもなんで私なの?
あーもうわかんない。
お腹すいた。
喉乾いた。
お風呂入りたい。
なんにも出来ないのが辛い。
でもナッシュくんがいなかったら、本当に死んでたかもしれないよね。
ありがとうナッシュくん。
ナッシュくん寝ちゃってる。
よく見ると本当にイケメンだよね。
背も高いし。
もう少し優しいと最高なんだけどなぁ。
『ガサッガサッ』
「ひっ!なに?なんの音……」
なんか動いた?ナッシュくん?
寝てるよね。
なんなの?また魔物とかいう化け物が出るの?
……何も、ない?
びっくりさせないでよ。
風かな。
こんなんであと何分過ごせばいいの?
無理すぎるよ。
今何分経ったの?
あとどこくらいこうしてればいいの?
早く起きてよナッシュくん。
もうトイレも我慢の限界なんだけど……
待ってトイレ!
もしかしてじゃなくて絶対にトイレないじゃん。
どうすの、本当にどうするのよ!
あったかい便座は?ウォシュレットは?
ペーパーはどうするのよ。
……本当に生きていけないよこんなんじゃ。
原始人並の生活じゃん。
うぅ、帰りたい。
助けてよパパ、助けてよママ。
みんなどこに行ったの。
涙が止まんないよぉ……
「ん……そろそろ起きるか」
「ナッシュくん!」
「なんだひより、ちゃんと起きて見張ってくれてたんだな。えらいじゃないか」
「遅いよ!もっと早く起きてよ!寂しかったんだからね!」
「なんで泣いてるんだ。いいから落ち着け」
寝起きからうるさいな。
仕方ない、さっさと起きるか。
「なんかあっちでガサガサ鳴るし!何か鳴き声が聞こえる度に心細いから怖いし!お腹すいたし!トイレ行きたいし!寂しいし!ナッシュくんのマントの匂いがついてくっさいし!もう何もかも最悪だよ!」
「あー、わかったわかった、今から移動するぞ」
「やだ!トイレ行きたいの!」
「トイレだ?見張っててやるからあっちの草むらでしてこい」
「無理!ナッシュくんのばか!そんなとこで出来るわけないじゃん!」
はぁ、なんなんだこいつは。
外なんだからトイレなんてあるわけないだろう。
「ほら、泣いてるな。街に行けばベッドも布団もトイレもある。今は我慢しろ」
「もうやだぁ!帰りたい!日本に帰りたいの!」
どうしたらいいんだ。
こんなのが一緒じゃまともに旅もできんぞ。
「ほら、立て。ニホンとやらに帰るにも、ここにいては仕方ないだろう。ひよりが帰れるまで手伝ってやるから」
「ほんと?本当に手伝ってくれるの?」
もうナッシュくんしか頼れる人がいないんだもん。
私一人じゃどうしていいかわかんないし、生きていけないよ。
「そんな顔するな。まずは街まで行こう。それから考えるんだ」
「……うん」
なんで私だけがこんな目に合わなきゃいけないの。
もうやだ……
「少し休憩しよう」
「……うん」
大人しくなったのは嬉しいが、今度は元気が無さすぎるな。
今日もうじゃうじゃ魔物が出るおかげで魔石がよく貯まるな。
ひよりのねっとすーぱーというスキルは魔石が必要みたいだからな。
面倒だがあの塩のために魔石だけは回収してやったが、肝心のひよりがこんな調子では話しかけるのも無駄か。
とりあえず水でも飲むか。
……むっ、無くなってしまったか。
これは困ったぞ、この辺に川はない。
俺は耐えられなくはないが、ひよりが耐えられるか?
「……り、……より、おい、聞こえてるのか!ひより!」
「ふ、ふぇ!?」
「どうした?具合でも悪いか?」
「ううん、大丈夫、だよ。それより何かあった?」
「手持ちの水が無くなったんだ。街に着くまで我慢することになる。それを伝えたかったんだ」
「え、そうなの……街まではどのくらいかかるの?」
「このペースだともう今夜も野営だな。明日の昼には着くと思う」
「それまで水ないの?無理じゃない?」
「ひよりは……無理かもな。ひよりのねっとすーぱーとやらで何かないのか?」
そうだよ、こんな時に私のスキルで何とかできちゃうじゃん!
早速水を買っちゃうよ~
どこかなどこかな。
って飲み物一覧がないじゃん。
「どうした?」
「水がないよ~詰みだよこれ……」
「なんでだ?」
「なんでって……あっ!そうだ、私のスキルは食材と調味料しか買えないんだった」
「食材と調味料だけ?じゃあ果実とかないのか?それで喉を潤すことは可能だ」
「あっ!そうだよね。さっすがナッシュくん。あれを探せば……」
こういう時はココナッツでしょ!
南国無人島サバイバルの定番と言えばこれだよねっ
「あったあった、ふむふむ、E級の魔石1個……って魔石持ってないじゃん!」
「心配するな、E級の魔石1個で欲しいのは何個買えるんだ?」
「1つ買えるから、ナッシュくんの分もだから、2個ないとだよ?」
「さっきまで俺が魔物から魔石を抜き取ってるとこも見てなかったのか?ほら、E級の魔石2個だ。これで買ってくれ」
「ナッシュくん~、あんたってやつは最高だよ!ありがとうナッシュくんっ」
さっきまで元気なかったはずなのにな。
コロコロ表情が変わりやがる。
まぁいいか、元気ないと調子狂うからな。
「え、なんで?寝る?見張り?ここで?」
「魔物が夜中に襲ってきたらどうするんだ?2人とも死ぬぞ」
「むりむり、死にたくない!ナッシュくんなんとかしてよ!」
「無理だ。俺も寝ない訳にはいかないんだ。そこで横になって寝ておけ」
敷物もないのに寝る?
JKがそんなこと出来るわけないじゃん!
「寝れないよ~布団が欲しい~せめてテントないとムリ~」
文句しか言わないなこいつは。
捨てていこうか悩むレベルだな。
だがこいつがいないと、あの美味い塩が手に入らないんだ。
ここは我慢してやるか。
「ほら、このマントを使え。これしかないから我慢しろ」
「マントだけ?枕は?掛け布団は?ナシュえもん~なんか出してよ~」
「なんだそのふざけた名前は。マントしかない。嫌なら返せ」
「やだやだ!仕方ないからこれで我慢してあげる!」
「はぁ……本当に捨ててやろうかな……」
こんなとこで寝なきゃなの?
マントなんて使ったことないし。
しかも男の人の……まって普通にはずい。
彼氏いたことない私には恥ずかしいんだけど……
「ナッシュくん、これを羽織っておけばいいの?」
「そんなことも分からないのか。こうやるんだ」
「わっ、ちょっ……」
急にかけないでよ~本当に恥ずかしい……
「こうしてくるまって横になっておけ」
「ってくっさ!このマントくっさいよナッシュくんっ!」
「んな!言うに事欠いて臭いだと!」
「だって本当に臭いんだもん!これちゃんと洗ってるの!?」
「水洗いくらいはしているわ!」
「洗剤は?柔軟剤は?」
「はぁ?なんだそれは。そんなものない!」
も~本当になんなのよ。
でもあったかい……けど臭いよ~
「すーすーふにぁ……」
「なんだ、もう寝てるじゃないか」
人騒がせな女だな。
こんな子供みたいな女なんだ。
長めに寝かしてやろう。
「おい起きろ、夜が明けてきた」
「ふにゃぁ、もう食べれないよ~」
「何寝ぼけてるんだ、さっさと起きろ」
マントを取れば起きるか。
「寒いよ~何が起きたのよ……ナッシュくん?ってことはやっぱり日本じゃないのね……」
寝ぼけすぎだ。
さっさと目を覚まして欲しいな。
「もう朝なの?まだ寝てたいよ~」
「今度は俺が少し寝る。それまでひよりが見張りをしろ。何かあったらすぐに起こすんだ」
「えー、やだよそんなの寂しいじゃん」
「うるさい、いいからマントを返せ」
「こんな臭いマントいらないもん!」
「はぁ、寝るからな。しっかり見張っておいてくれ」
「べーだ!寝ればいいじゃん!」
本当に私一人で見張りをしてないとなの?
寂しいよぉ。
空は明るくなってきてるけど、不安すぎるよ。
それに土の上で寝たから体が痛いし……
これから私どうなるんだろう。
本当にここは異世界っぽいし。
日本に帰れるのかな。
なんで異世界に来たかもわからないのに。
はぁ、帰りたい……
ママもパパもどうしてるのかな。
学校のみんなもびっくりしてるだろうな。
でもなんで私なの?
あーもうわかんない。
お腹すいた。
喉乾いた。
お風呂入りたい。
なんにも出来ないのが辛い。
でもナッシュくんがいなかったら、本当に死んでたかもしれないよね。
ありがとうナッシュくん。
ナッシュくん寝ちゃってる。
よく見ると本当にイケメンだよね。
背も高いし。
もう少し優しいと最高なんだけどなぁ。
『ガサッガサッ』
「ひっ!なに?なんの音……」
なんか動いた?ナッシュくん?
寝てるよね。
なんなの?また魔物とかいう化け物が出るの?
……何も、ない?
びっくりさせないでよ。
風かな。
こんなんであと何分過ごせばいいの?
無理すぎるよ。
今何分経ったの?
あとどこくらいこうしてればいいの?
早く起きてよナッシュくん。
もうトイレも我慢の限界なんだけど……
待ってトイレ!
もしかしてじゃなくて絶対にトイレないじゃん。
どうすの、本当にどうするのよ!
あったかい便座は?ウォシュレットは?
ペーパーはどうするのよ。
……本当に生きていけないよこんなんじゃ。
原始人並の生活じゃん。
うぅ、帰りたい。
助けてよパパ、助けてよママ。
みんなどこに行ったの。
涙が止まんないよぉ……
「ん……そろそろ起きるか」
「ナッシュくん!」
「なんだひより、ちゃんと起きて見張ってくれてたんだな。えらいじゃないか」
「遅いよ!もっと早く起きてよ!寂しかったんだからね!」
「なんで泣いてるんだ。いいから落ち着け」
寝起きからうるさいな。
仕方ない、さっさと起きるか。
「なんかあっちでガサガサ鳴るし!何か鳴き声が聞こえる度に心細いから怖いし!お腹すいたし!トイレ行きたいし!寂しいし!ナッシュくんのマントの匂いがついてくっさいし!もう何もかも最悪だよ!」
「あー、わかったわかった、今から移動するぞ」
「やだ!トイレ行きたいの!」
「トイレだ?見張っててやるからあっちの草むらでしてこい」
「無理!ナッシュくんのばか!そんなとこで出来るわけないじゃん!」
はぁ、なんなんだこいつは。
外なんだからトイレなんてあるわけないだろう。
「ほら、泣いてるな。街に行けばベッドも布団もトイレもある。今は我慢しろ」
「もうやだぁ!帰りたい!日本に帰りたいの!」
どうしたらいいんだ。
こんなのが一緒じゃまともに旅もできんぞ。
「ほら、立て。ニホンとやらに帰るにも、ここにいては仕方ないだろう。ひよりが帰れるまで手伝ってやるから」
「ほんと?本当に手伝ってくれるの?」
もうナッシュくんしか頼れる人がいないんだもん。
私一人じゃどうしていいかわかんないし、生きていけないよ。
「そんな顔するな。まずは街まで行こう。それから考えるんだ」
「……うん」
なんで私だけがこんな目に合わなきゃいけないの。
もうやだ……
「少し休憩しよう」
「……うん」
大人しくなったのは嬉しいが、今度は元気が無さすぎるな。
今日もうじゃうじゃ魔物が出るおかげで魔石がよく貯まるな。
ひよりのねっとすーぱーというスキルは魔石が必要みたいだからな。
面倒だがあの塩のために魔石だけは回収してやったが、肝心のひよりがこんな調子では話しかけるのも無駄か。
とりあえず水でも飲むか。
……むっ、無くなってしまったか。
これは困ったぞ、この辺に川はない。
俺は耐えられなくはないが、ひよりが耐えられるか?
「……り、……より、おい、聞こえてるのか!ひより!」
「ふ、ふぇ!?」
「どうした?具合でも悪いか?」
「ううん、大丈夫、だよ。それより何かあった?」
「手持ちの水が無くなったんだ。街に着くまで我慢することになる。それを伝えたかったんだ」
「え、そうなの……街まではどのくらいかかるの?」
「このペースだともう今夜も野営だな。明日の昼には着くと思う」
「それまで水ないの?無理じゃない?」
「ひよりは……無理かもな。ひよりのねっとすーぱーとやらで何かないのか?」
そうだよ、こんな時に私のスキルで何とかできちゃうじゃん!
早速水を買っちゃうよ~
どこかなどこかな。
って飲み物一覧がないじゃん。
「どうした?」
「水がないよ~詰みだよこれ……」
「なんでだ?」
「なんでって……あっ!そうだ、私のスキルは食材と調味料しか買えないんだった」
「食材と調味料だけ?じゃあ果実とかないのか?それで喉を潤すことは可能だ」
「あっ!そうだよね。さっすがナッシュくん。あれを探せば……」
こういう時はココナッツでしょ!
南国無人島サバイバルの定番と言えばこれだよねっ
「あったあった、ふむふむ、E級の魔石1個……って魔石持ってないじゃん!」
「心配するな、E級の魔石1個で欲しいのは何個買えるんだ?」
「1つ買えるから、ナッシュくんの分もだから、2個ないとだよ?」
「さっきまで俺が魔物から魔石を抜き取ってるとこも見てなかったのか?ほら、E級の魔石2個だ。これで買ってくれ」
「ナッシュくん~、あんたってやつは最高だよ!ありがとうナッシュくんっ」
さっきまで元気なかったはずなのにな。
コロコロ表情が変わりやがる。
まぁいいか、元気ないと調子狂うからな。
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