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苦情2
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リファスとレイピアの婚約を考えなくてはいけない年になっていたが、ララスは今回のことで関わらせるのは止めようとエディードは考えていた。
「苦情を待つというのも、不愉快なものだな」
「申し訳ございません」
「パシム侯爵にも話をしなければならないな」
「よろしくお願いいたします。あと、リファスとレイピアがオフィルク殿下から、リュメリー王国にお誘いを受けまして」
「そうか」
「まあ」
ようやくエディードとセアリアの表情が和らぐことになった。
「フェイリアが里帰りも兼ねて、一度こちらに来てから、二人とともに向かうような話になっております」
「それは二人にもいい経験になるだろう」
「ええ、とてもいいじゃない」
「帰国してから、その話だけをするつもりだったのですが……こんなことになって申し訳ございません」
「ララスが勝手にしたのなら、常に一緒にいなければ、気付かなかっただろう。だが、これからは気を付けるようにしてくれ」
「承知いたしました」
まさかこんなことになるとは思わずに、晩餐会に向かったのだが、リファスとレイピアではなく、ララスとなぜかアスリーナが問題を起こしているとは思わなかった。
コレドールも話を終えて、執務室に戻ると、ララスが訪ねて来た。
「何か言われましたか?」
「向こうでの様子を聞かれていた」
「それだけですか?」
「何が言いたい?」
「何を話していたのか知りたいだけです」
ララスはコレドールが戻ったと聞き、何を話していたか聞きに来たのであった。いつもは訊ねれば、何の話だったと教えてくれていたが、今回はそうはいかなかった。
「父上が席を外させたのだから、君が知る必要はない」
「ですが、私は王太子妃ですのよ?」
「そんなことを言うなら、なぜ非常識なことができたのだ?王太子妃だというのなら、そのように振舞うべきだろう」
「ですから、姪はずっと憧れていたのです。優秀な子ですから、王太子妃にも相応しいのです。スチュワート王太子殿下には婚約者がいないのですから、もしも婚約者がいらっしゃるならこのようなことはしませんでしたわ」
ララスは見当はずれな言い訳をしているのだが、やり方がこれしかなかったのだからとしか思っていない。コレドールはこれまでララスはしっかり者だと思っていたが、今回の件で疑いを持つようになっていた。
「ならば、強引な真似をするべきではなかった」
「仕方がなかったのです」
「侯爵家から申し込むことだってできただろう?」
「ですから、まずはアスリーナを知っていただかないと始まりませんでしょう?そのきっかけを作りたかっただけなのです」
ララスもだが、アスリーナも初見で見初められる風貌ではないと口には出さないが思っている。だからこそ、自分のように知ってもらってからと考えていた。
「公務が溜まっているんだ。君もやることをやって、しっかりと受け止めるように」
「ですが、そんなに過剰になるようなことは」
「あちらが不愉快に受け取ったのだから、主観は君ではない」
「ですが」
「もういい」
追い払われるような形で、執務室を後にしたララスだったが、レイピアであったなら晩餐会で紹介できたが、アスリーナは晩餐会には参加できなかった。
入れていてもいくら姪でも、侍女を紹介するなどできなかったのだから、仕方がなかったとしか思えず不満でしかなかった。
そして、モルゾフ王国から、王家とパシム侯爵家に苦情が入ることになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
本日もお読みいただきありがとうございます。
あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりました
今年もよろしくお願いいたします
これからどうなっていくのか、
見届けていただければ大変嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
「苦情を待つというのも、不愉快なものだな」
「申し訳ございません」
「パシム侯爵にも話をしなければならないな」
「よろしくお願いいたします。あと、リファスとレイピアがオフィルク殿下から、リュメリー王国にお誘いを受けまして」
「そうか」
「まあ」
ようやくエディードとセアリアの表情が和らぐことになった。
「フェイリアが里帰りも兼ねて、一度こちらに来てから、二人とともに向かうような話になっております」
「それは二人にもいい経験になるだろう」
「ええ、とてもいいじゃない」
「帰国してから、その話だけをするつもりだったのですが……こんなことになって申し訳ございません」
「ララスが勝手にしたのなら、常に一緒にいなければ、気付かなかっただろう。だが、これからは気を付けるようにしてくれ」
「承知いたしました」
まさかこんなことになるとは思わずに、晩餐会に向かったのだが、リファスとレイピアではなく、ララスとなぜかアスリーナが問題を起こしているとは思わなかった。
コレドールも話を終えて、執務室に戻ると、ララスが訪ねて来た。
「何か言われましたか?」
「向こうでの様子を聞かれていた」
「それだけですか?」
「何が言いたい?」
「何を話していたのか知りたいだけです」
ララスはコレドールが戻ったと聞き、何を話していたか聞きに来たのであった。いつもは訊ねれば、何の話だったと教えてくれていたが、今回はそうはいかなかった。
「父上が席を外させたのだから、君が知る必要はない」
「ですが、私は王太子妃ですのよ?」
「そんなことを言うなら、なぜ非常識なことができたのだ?王太子妃だというのなら、そのように振舞うべきだろう」
「ですから、姪はずっと憧れていたのです。優秀な子ですから、王太子妃にも相応しいのです。スチュワート王太子殿下には婚約者がいないのですから、もしも婚約者がいらっしゃるならこのようなことはしませんでしたわ」
ララスは見当はずれな言い訳をしているのだが、やり方がこれしかなかったのだからとしか思っていない。コレドールはこれまでララスはしっかり者だと思っていたが、今回の件で疑いを持つようになっていた。
「ならば、強引な真似をするべきではなかった」
「仕方がなかったのです」
「侯爵家から申し込むことだってできただろう?」
「ですから、まずはアスリーナを知っていただかないと始まりませんでしょう?そのきっかけを作りたかっただけなのです」
ララスもだが、アスリーナも初見で見初められる風貌ではないと口には出さないが思っている。だからこそ、自分のように知ってもらってからと考えていた。
「公務が溜まっているんだ。君もやることをやって、しっかりと受け止めるように」
「ですが、そんなに過剰になるようなことは」
「あちらが不愉快に受け取ったのだから、主観は君ではない」
「ですが」
「もういい」
追い払われるような形で、執務室を後にしたララスだったが、レイピアであったなら晩餐会で紹介できたが、アスリーナは晩餐会には参加できなかった。
入れていてもいくら姪でも、侍女を紹介するなどできなかったのだから、仕方がなかったとしか思えず不満でしかなかった。
そして、モルゾフ王国から、王家とパシム侯爵家に苦情が入ることになった。
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これからどうなっていくのか、
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