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到着
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「お金でも払うのか?」
「い、いえ……ですが、王家に伝えたわけではないのでしたら」
エディードとセラリアが面倒事を嫌がることを知っているために、お金で解決ができるのなら、なかったことにしたい。
「話をしたのは、ウィンラー・パークトだ」
「っえ、ですが、ララスは彼女とは関わりがなかったはずです」
「連絡をして、呼び出していたのだ」
「っ」
自分がウィンラーの話をしてしまったことが原因だと思ったが、そんなつもりで言ったわけではなかった。
「公爵家は王家とも関わりがあり、お金で動くはずがないだろう。折角、話のついたことだったのに、どうしてくれるのだ……」
「申し訳ございません。もしかして、離縁になるのでしょうか……」
「可能性はある、そのこともあって侯爵を呼んだのだ」
「そんな……」
ララスが王太子妃ということは、パシム侯爵家の格を上げていた。それが離縁になったら、今以上にアスリーナの縁談は決まらないかもしれない。
「王家のことならともかく、私利私欲で動く王太子妃など要らないからな。今は謹慎としている」
「はい……」
「他に、何か話しておくことはないか?」
ジュージも何か知っているのではないかと、訊ねてはみたが、知っていても話すことはないだろうと考えている。
「え、いえ」
「そうか、娘にもきちんと話をしておいてくれ。これ以上になれば、離縁しかない」
「はい、承知いたしました」
エディードはどうして、パシム侯爵家の縁談で、王家が巻き込まれなくてはならないのか。さらに不正を行っていた疑惑もあるために、苛立つ気持ちもあった。
ララスをパシム侯爵家に帰らせるということも考えられたが、また何か行動をされたら困るために、侍女を外して、王宮で謹慎としたのである。
オペリーク王国ではララスの不正について調べられている間に、先にモルゾフ王国にウィンラーにララスが話したことへの謝罪を送った。
今、ララスについて再度調べたいこともあり、その後で厳しい罰を考えているということも記し、また報告させてもらうという手紙を使者に届けさせた。
ウィンラーもモルゾフ王国へ戻り、シュリリーにも王家にもララスの言ったことは、正確に伝わっていた。
不正のことはウィンラーもさすがに自分が言い出したことであるために、シュリリーにだけ伝えたが、王家も了承することになった。
そして、フェイリア、リファスとレイピア、ブルーベルはリュメリー王国に到着した。
ブルーベルは心配されたようなことはなく、大人しく馬車に乗り、モモリは休憩に景色を見せると、じっと見つめていることもあった。
シュエルダとペリサーラ王妃陛下に挨拶をすることになったのだが、リファスとレイピアの顔を見て、ブルーベルはすぐに頭を下げた。
いつものことであるために、リファスとレイピアは驚くことはなかったが、国王夫妻の前であるために、どうしようかかと考えていた。
「お母様……」
「今は、頭を上げてください」
「大丈夫よ。国王陛下も王妃陛下も、分かってらっしゃるから大丈夫よ」
「えっ……」
「大丈夫、思ったように過ごしていただいたらいいの」
そんな話をしていると、シュエルダとペリサーラ、オフィルクがやって来た。
「よく来てくれた。長旅、疲れただろう」
「国王陛下、王妃陛下、王太子殿下にご挨拶申し上げます。お招きありがとうございます」
リファスが挨拶をし、レイピアも横で頭を下げた。
「楽しみに待っていたぞ、孫たちも待ち遠しいと言っておった」
「私たちも楽しみにしておりました、母共々よろしくお願いいたします」
今度はレイピアが答え、シュエルダはしっかりした王子と王女に微笑ましい気持ちになったが、一番気になっていたのはブルーベルであった。
「ブルーベル殿下もよく来てくれた、ゆっくりと過ごして欲しい」
「い、いえ……ですが、王家に伝えたわけではないのでしたら」
エディードとセラリアが面倒事を嫌がることを知っているために、お金で解決ができるのなら、なかったことにしたい。
「話をしたのは、ウィンラー・パークトだ」
「っえ、ですが、ララスは彼女とは関わりがなかったはずです」
「連絡をして、呼び出していたのだ」
「っ」
自分がウィンラーの話をしてしまったことが原因だと思ったが、そんなつもりで言ったわけではなかった。
「公爵家は王家とも関わりがあり、お金で動くはずがないだろう。折角、話のついたことだったのに、どうしてくれるのだ……」
「申し訳ございません。もしかして、離縁になるのでしょうか……」
「可能性はある、そのこともあって侯爵を呼んだのだ」
「そんな……」
ララスが王太子妃ということは、パシム侯爵家の格を上げていた。それが離縁になったら、今以上にアスリーナの縁談は決まらないかもしれない。
「王家のことならともかく、私利私欲で動く王太子妃など要らないからな。今は謹慎としている」
「はい……」
「他に、何か話しておくことはないか?」
ジュージも何か知っているのではないかと、訊ねてはみたが、知っていても話すことはないだろうと考えている。
「え、いえ」
「そうか、娘にもきちんと話をしておいてくれ。これ以上になれば、離縁しかない」
「はい、承知いたしました」
エディードはどうして、パシム侯爵家の縁談で、王家が巻き込まれなくてはならないのか。さらに不正を行っていた疑惑もあるために、苛立つ気持ちもあった。
ララスをパシム侯爵家に帰らせるということも考えられたが、また何か行動をされたら困るために、侍女を外して、王宮で謹慎としたのである。
オペリーク王国ではララスの不正について調べられている間に、先にモルゾフ王国にウィンラーにララスが話したことへの謝罪を送った。
今、ララスについて再度調べたいこともあり、その後で厳しい罰を考えているということも記し、また報告させてもらうという手紙を使者に届けさせた。
ウィンラーもモルゾフ王国へ戻り、シュリリーにも王家にもララスの言ったことは、正確に伝わっていた。
不正のことはウィンラーもさすがに自分が言い出したことであるために、シュリリーにだけ伝えたが、王家も了承することになった。
そして、フェイリア、リファスとレイピア、ブルーベルはリュメリー王国に到着した。
ブルーベルは心配されたようなことはなく、大人しく馬車に乗り、モモリは休憩に景色を見せると、じっと見つめていることもあった。
シュエルダとペリサーラ王妃陛下に挨拶をすることになったのだが、リファスとレイピアの顔を見て、ブルーベルはすぐに頭を下げた。
いつものことであるために、リファスとレイピアは驚くことはなかったが、国王夫妻の前であるために、どうしようかかと考えていた。
「お母様……」
「今は、頭を上げてください」
「大丈夫よ。国王陛下も王妃陛下も、分かってらっしゃるから大丈夫よ」
「えっ……」
「大丈夫、思ったように過ごしていただいたらいいの」
そんな話をしていると、シュエルダとペリサーラ、オフィルクがやって来た。
「よく来てくれた。長旅、疲れただろう」
「国王陛下、王妃陛下、王太子殿下にご挨拶申し上げます。お招きありがとうございます」
リファスが挨拶をし、レイピアも横で頭を下げた。
「楽しみに待っていたぞ、孫たちも待ち遠しいと言っておった」
「私たちも楽しみにしておりました、母共々よろしくお願いいたします」
今度はレイピアが答え、シュエルダはしっかりした王子と王女に微笑ましい気持ちになったが、一番気になっていたのはブルーベルであった。
「ブルーベル殿下もよく来てくれた、ゆっくりと過ごして欲しい」
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