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不正3
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「どういう意味ですか……まさか私が不正に関わっているというのですか?」
「自分の身体のことだからな、何か知っていてもおかしくない」
認める気はないのだと判断を下したエディードは少々、踏み込んだ言い方をした。
「私は、妊娠ができなくて、側妃も認めてあげました。生理不順だと言われて、治療だってしました。それなのに、不正だなんてしているはずがないではありませんか。お義母様も私が苦しんでいたことはご存知でしょう?」
「あなたが妊娠ができなかったことを言っているわけではないわ、不正の話をしているの」
セラリアは同じ女性として、なかなか子どもが授からないララスに寄り添って来た。生理不順には薬も色々変えるように指示をしたり、お茶を勧めたり、身体を冷やさないようにしたり、側妃のことも弁えさせますからともフォローした。
だからこそ、ブルーベルには厳しく接するつもりでいたのだが、心を壊していたために、距離を取ることになり、あまり関わることもなかった。
ゆえに今、話しているのは側妃や妊娠ができなかったことではなく、診断書の不正の話である。
何か問題があったことから、自分が不利にならないように、不正を犯したのなら、婚約者候補に入るべきではなかったということである。
どうしてもコレドールの婚約者になりたかった、王太子妃になりたかったとしても、身を引くのが国のため、王家のためを考える者である。
むしろ、そういった者を選ぶべきだったと、エディードとセラリアは思っていた。
「それは……でも私が問題があったと言いたいのですか」
「そうだな、その可能性もあるな」
「ないって書いてあるじゃないですか!」
ララスは置いてある診断書を指差して、大きな声を訴えた。
「だが、これは不正のある診断書だぞ?すり替えられたのだろう?」
「っえ、ちが、違います!本物の診断書のことです。そこにも問題ないと書いてありました」
「そうか。ララスは診断書を見たのだな?」
「そうです」
診断書は本人にも診断結果は伝えられるが、ありのままが書かれ、封がされるのが決まりである。診断書を見るというのは、エミリーのように自分のために受け、どこかに提出するわけではない場合だけである。
そして、今、封をする前に見せてもらったと言い出すかもしれないが、ララスは少なくとも診断書を見たことを証言した。
書記官も同席しているために、記録も行われている。
「認めないのなら、それでもいいが、この不正は発表をすることになる」
「そんな!そんなことをしたら、私が不正をしたようではありませんか」
「だが、王家に対して行われた立派な不正だ」
「だったら、犯人を見付けてからです」
「それは私が決めることだ!」
エディードに言われればララスも黙るしかなかったが、発表なんてされたらどうなってしまうのかと焦った。
「部屋に戻りなさい、謹慎は継続だ」
「っな、なぜですか……」
「反省をしていないからだろう!」
「っ!」
「連れて行ってくれ」
ララスは侍女と護衛に連れて行かれ、動き出したために、これまで以上に監視の騎士が置かれることになる。
王宮には既に兄であるジュージ・パシム、両親であるオジェン・パシム、クレア・パシムも呼んでいるが、接触はさせない。
「パシム侯爵たちを呼んで来てくれ」
「私が行きましょう」
コレドールが立ち上がり、呼びに行くことにした。
ジュージ、オジェン、クレアはララスが謹慎になっていること知らず、侍女たちから休みにされたと聞いてはいたが、諜報に長けた家ではないために、どうなっているのかまでは知ることはできなかった。
「お待たせしました」
三人の待つ部屋に行くと、コレドールがやって来たことで、オジェンが立ち上がって問い掛けた。
「何があったのですか?侍女が返されたと聞いております」
「両陛下から聞いてください」
「……はい」
「自分の身体のことだからな、何か知っていてもおかしくない」
認める気はないのだと判断を下したエディードは少々、踏み込んだ言い方をした。
「私は、妊娠ができなくて、側妃も認めてあげました。生理不順だと言われて、治療だってしました。それなのに、不正だなんてしているはずがないではありませんか。お義母様も私が苦しんでいたことはご存知でしょう?」
「あなたが妊娠ができなかったことを言っているわけではないわ、不正の話をしているの」
セラリアは同じ女性として、なかなか子どもが授からないララスに寄り添って来た。生理不順には薬も色々変えるように指示をしたり、お茶を勧めたり、身体を冷やさないようにしたり、側妃のことも弁えさせますからともフォローした。
だからこそ、ブルーベルには厳しく接するつもりでいたのだが、心を壊していたために、距離を取ることになり、あまり関わることもなかった。
ゆえに今、話しているのは側妃や妊娠ができなかったことではなく、診断書の不正の話である。
何か問題があったことから、自分が不利にならないように、不正を犯したのなら、婚約者候補に入るべきではなかったということである。
どうしてもコレドールの婚約者になりたかった、王太子妃になりたかったとしても、身を引くのが国のため、王家のためを考える者である。
むしろ、そういった者を選ぶべきだったと、エディードとセラリアは思っていた。
「それは……でも私が問題があったと言いたいのですか」
「そうだな、その可能性もあるな」
「ないって書いてあるじゃないですか!」
ララスは置いてある診断書を指差して、大きな声を訴えた。
「だが、これは不正のある診断書だぞ?すり替えられたのだろう?」
「っえ、ちが、違います!本物の診断書のことです。そこにも問題ないと書いてありました」
「そうか。ララスは診断書を見たのだな?」
「そうです」
診断書は本人にも診断結果は伝えられるが、ありのままが書かれ、封がされるのが決まりである。診断書を見るというのは、エミリーのように自分のために受け、どこかに提出するわけではない場合だけである。
そして、今、封をする前に見せてもらったと言い出すかもしれないが、ララスは少なくとも診断書を見たことを証言した。
書記官も同席しているために、記録も行われている。
「認めないのなら、それでもいいが、この不正は発表をすることになる」
「そんな!そんなことをしたら、私が不正をしたようではありませんか」
「だが、王家に対して行われた立派な不正だ」
「だったら、犯人を見付けてからです」
「それは私が決めることだ!」
エディードに言われればララスも黙るしかなかったが、発表なんてされたらどうなってしまうのかと焦った。
「部屋に戻りなさい、謹慎は継続だ」
「っな、なぜですか……」
「反省をしていないからだろう!」
「っ!」
「連れて行ってくれ」
ララスは侍女と護衛に連れて行かれ、動き出したために、これまで以上に監視の騎士が置かれることになる。
王宮には既に兄であるジュージ・パシム、両親であるオジェン・パシム、クレア・パシムも呼んでいるが、接触はさせない。
「パシム侯爵たちを呼んで来てくれ」
「私が行きましょう」
コレドールが立ち上がり、呼びに行くことにした。
ジュージ、オジェン、クレアはララスが謹慎になっていること知らず、侍女たちから休みにされたと聞いてはいたが、諜報に長けた家ではないために、どうなっているのかまでは知ることはできなかった。
「お待たせしました」
三人の待つ部屋に行くと、コレドールがやって来たことで、オジェンが立ち上がって問い掛けた。
「何があったのですか?侍女が返されたと聞いております」
「両陛下から聞いてください」
「……はい」
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