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糾弾2
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「ではどのような検査か教えて頂戴、恥ずかしがる年でもないでしょう?それとも、何も覚えていないの?」
「子宮を調べられたことくらいしか……」
「触診で?危惧を使って?」
「えっと」
まだ年若い令嬢ならば、ここまで問わないが、40歳を超えたララスをセラリアは気遣う気はない。
「受けていないのでしょう?だから、答えられないのでしょう?」
受けて問題があったのではないかと考えられていたが、どんな検査をしたかを聞けば分かるとセラリアは考えていた。だが、ララスは答えられなかった。受けていないのではないかという線が濃くなった。
「あり得ません!」
ララスは大きな声で訴えたが、その姿を恥ずかしいとしか思えなかった。
「あり得ぬことをしているのは、お前たちだろう!」
エディードは声を荒げ、ララス、続いてオジェンも睨み付けた。
「関与しているのは誰だ?ララスと両親か?ジュージ・パシム、そなたはどうだ?」
「あの、私は本当に何も分からない状態でございます」
「父親に聞くことなかったか?」
「ありません……でした」
ジュージはパシム侯爵邸に戻ってどういうことかと、両親に詰め寄ったが、不正などしていないとしか答えなかった。クレアは怯えた目をしていたために、何か知っているのだろうと思ったが、どちらにせよ、既に調査が行われるのだから、成り行きを見守るしかないと考えていた。
「どう思う?嘘を付いていると思うか?」
「何か隠しているのではないかと思ってはおります」
「ジュージッ!」
「お兄様っ!」
「黙れ!」
クレアは黙っていたが、オジェンとララスはジュージに何てことを言うのかと怒りの声を上げた。
「あと、ララス!この手紙はどういうことだ?外部の接触は禁止したはずだが?」
エディードの手にあったのは、ララスがオジェンに出した手紙であった。
ララスは監視にお金を握らせて、パシム侯爵家に届けて欲しいという手紙を渡しており、それはエディードに届けられ、安心させるために分かったと口頭で嘘の返事をさせた。
「ここには、お父様、婚約者候補の時に提出した診断書の不正を今さら疑われております。私は診断書はすり替えられたと、主張しました。私たちは不正などしていない、騙されてすり替えられたと意見を合わせてください、でなければ裁かれることになりますと書かれている」
ララスはいつすり替えられたとオジェンが言い出すかを待っていたが、なかなか言い出さないことに焦っていた。
「私が書いた物ではありません」
「そうか。監視はララスにお金を握らされ、手紙をオジェンに渡すように頼まれたと言っているが?」
「そんなの私を嵌めるための罠です」
「そうか、ならばこの内容を言い出すようなことはないな?おかしいものな」
ララスは気付かれないように、小さく息をのんだ。書いていないのだから、すり替えられたと言い出せば、手紙を疑われることになる。
「そうでございますね……」
「ララス、パシム前侯爵、不正は認めないのだな?」
「勿論でございます」
「不正などしておりません」
「ではパシム前侯爵夫人、そなたはどうだ?」
「…あの」
クレアはオジェンを見ようとしたが、セラリアが制した。
「こちらを見て、答えなさい」
「はい!不正などしていません」
「それでいいのね?」
「はい」
クレアに期待していたわけではないが、最後のチャンスだった。エディードは再度、ララスの診断書を掲げ、四人には複製した診断書が配られた。
「この診断書をこの前、見せた以前に見た者は手を上げてくれ」
ララスは認めたために手を上げ、オジェンも手を上げた。クレアとジュージは上げなかった。
「ララスとパシム前侯爵だけだな。この診断書のサインはイザル・シズート医師の物ではなかった。理由を説明できるか?」
「ですから、すりっ……」
ララスはすり替えられたと言えば、手紙を認めることになるために、どう言えばいいかと言葉に詰まった。
「子宮を調べられたことくらいしか……」
「触診で?危惧を使って?」
「えっと」
まだ年若い令嬢ならば、ここまで問わないが、40歳を超えたララスをセラリアは気遣う気はない。
「受けていないのでしょう?だから、答えられないのでしょう?」
受けて問題があったのではないかと考えられていたが、どんな検査をしたかを聞けば分かるとセラリアは考えていた。だが、ララスは答えられなかった。受けていないのではないかという線が濃くなった。
「あり得ません!」
ララスは大きな声で訴えたが、その姿を恥ずかしいとしか思えなかった。
「あり得ぬことをしているのは、お前たちだろう!」
エディードは声を荒げ、ララス、続いてオジェンも睨み付けた。
「関与しているのは誰だ?ララスと両親か?ジュージ・パシム、そなたはどうだ?」
「あの、私は本当に何も分からない状態でございます」
「父親に聞くことなかったか?」
「ありません……でした」
ジュージはパシム侯爵邸に戻ってどういうことかと、両親に詰め寄ったが、不正などしていないとしか答えなかった。クレアは怯えた目をしていたために、何か知っているのだろうと思ったが、どちらにせよ、既に調査が行われるのだから、成り行きを見守るしかないと考えていた。
「どう思う?嘘を付いていると思うか?」
「何か隠しているのではないかと思ってはおります」
「ジュージッ!」
「お兄様っ!」
「黙れ!」
クレアは黙っていたが、オジェンとララスはジュージに何てことを言うのかと怒りの声を上げた。
「あと、ララス!この手紙はどういうことだ?外部の接触は禁止したはずだが?」
エディードの手にあったのは、ララスがオジェンに出した手紙であった。
ララスは監視にお金を握らせて、パシム侯爵家に届けて欲しいという手紙を渡しており、それはエディードに届けられ、安心させるために分かったと口頭で嘘の返事をさせた。
「ここには、お父様、婚約者候補の時に提出した診断書の不正を今さら疑われております。私は診断書はすり替えられたと、主張しました。私たちは不正などしていない、騙されてすり替えられたと意見を合わせてください、でなければ裁かれることになりますと書かれている」
ララスはいつすり替えられたとオジェンが言い出すかを待っていたが、なかなか言い出さないことに焦っていた。
「私が書いた物ではありません」
「そうか。監視はララスにお金を握らされ、手紙をオジェンに渡すように頼まれたと言っているが?」
「そんなの私を嵌めるための罠です」
「そうか、ならばこの内容を言い出すようなことはないな?おかしいものな」
ララスは気付かれないように、小さく息をのんだ。書いていないのだから、すり替えられたと言い出せば、手紙を疑われることになる。
「そうでございますね……」
「ララス、パシム前侯爵、不正は認めないのだな?」
「勿論でございます」
「不正などしておりません」
「ではパシム前侯爵夫人、そなたはどうだ?」
「…あの」
クレアはオジェンを見ようとしたが、セラリアが制した。
「こちらを見て、答えなさい」
「はい!不正などしていません」
「それでいいのね?」
「はい」
クレアに期待していたわけではないが、最後のチャンスだった。エディードは再度、ララスの診断書を掲げ、四人には複製した診断書が配られた。
「この診断書をこの前、見せた以前に見た者は手を上げてくれ」
ララスは認めたために手を上げ、オジェンも手を上げた。クレアとジュージは上げなかった。
「ララスとパシム前侯爵だけだな。この診断書のサインはイザル・シズート医師の物ではなかった。理由を説明できるか?」
「ですから、すりっ……」
ララスはすり替えられたと言えば、手紙を認めることになるために、どう言えばいいかと言葉に詰まった。
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