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終焉5
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「距離を取れば関わらないようになっていったので、そこまで難しいことではありませんでした。ララス様はパシム侯爵家に戻ったということですか?」
「おそらくそうだと思うわ。でも、パシム侯爵家もお咎めなしにはならないはずよ」
「そうですか」
「聞きたいことがあったら、お兄様に聞くといいわ」
「はい」
リファスとレイピアにホッとした様子はなかったが、まだ色々な思いがあるのではないかと、深堀することはしなかった。
来週にはオペリーク王国に戻る予定になっており、聞きたいことや詳細は両親と兄に任せた方がいいだろうと判断した。
ブルーベルは時折やって来る小鳥にだけは視線を動かして反応しているようで、穏やかに過ごしていた。
医師にも見せたが、無理矢理に聞き出したりするようなことはしない方がいいと判断され、劇的な変化はないが、それでも何かあった時にリュメリー王国で変わらず過ごせていることが分かっただけでも良いことであった。
そしてモルゾフ王国では、シュリリーとウィンラーは当事者であるために事前に決定を聞いていたが、それでも本当に終わったのだと感じながら、お茶を飲んでいた。
「ウィンラーの感じた違和感は正解だったってことね」
「ようやくスッキリしましたわ」
「でもよく受け入れたわよね」
「受け入れざる得ないことになったのではありませんか?自分が王太子妃でなくなることは損失だと思っていると思いますよ」
「その考えは想像できるわね」
実際にどうしているかを今は知ることはできないが、ララスが反省し、申し訳ないと思っていることは二人には想像できなかった。
「他国に迷惑を掛ける王太子妃はいりませんからね、王族ではないのですから」
「自分で起こしたことなのだから、さすがに他人のせいにはできないわよ」
二人もララスが嫌いではあったが、不正について訴えたが、今回については嫌いという話ではなく、自らの罪を償うことが彼女がこれからやるべきことである。
そして、しばらくしてリュメリー王国からリファスとレイピア、ブルーベルが帰ることになり、オペリーク王国に戻っていった。
リファスとレイピアにも、ララスのことが伝えられて、フェイリアから聞いていたこと、あまり関わらないようにしていたことから、もう距離を取らなくていい、王宮で会うことはないくらいに考え、話を聞くだけで終わった。
パシム侯爵家には犯罪ではあるが、凶悪事件ではないために懲役刑は求めなかったが、罰金刑とした。
これは責任を取って離縁をしたことを考慮されてのことで、ジュージが考えたように責任を取らない、王太子妃のままでいたいということになれば、公開裁判を行うつもりであった。
そこで徹底して証拠を突きつけ、懲役刑、パシム侯爵家をお取り潰しもあり得た。
そして、ジュージはウィンラーのパークト公爵家にも謝罪と慰謝料を支払い、侯爵家が維持できないほどではなかったが、それでも余裕はなくなった。
アスリーナはララスが離縁されたことでようやく現実を感じ、スチュワートのことを諦めて結婚しなければならないと思ったが、もう遅い。
パシム侯爵家の価値は下がった上に、友人もいないアスリーナが他家に嫁いで上手くやっていけるとも思われていないことから、婚約の申し込みもない。
働くとなってもパシム侯爵令嬢ということから、働く場所は限られるが、それも絶望的であった。
夢見るのはいいが、目を覚ますのが遅く、その間に取り巻く環境は悪くなった。
叔母と姪は似たような境遇だったが、ララスは選ばれはしたが今になって追われることになり、アスリーナは顔を合わせることもできないまま、終わりを迎えることになった。
ジュージに絞られて、両親は領地に帰ることになり、今は顔を見たくないとララスも領地へ行くことになった。
「おそらくそうだと思うわ。でも、パシム侯爵家もお咎めなしにはならないはずよ」
「そうですか」
「聞きたいことがあったら、お兄様に聞くといいわ」
「はい」
リファスとレイピアにホッとした様子はなかったが、まだ色々な思いがあるのではないかと、深堀することはしなかった。
来週にはオペリーク王国に戻る予定になっており、聞きたいことや詳細は両親と兄に任せた方がいいだろうと判断した。
ブルーベルは時折やって来る小鳥にだけは視線を動かして反応しているようで、穏やかに過ごしていた。
医師にも見せたが、無理矢理に聞き出したりするようなことはしない方がいいと判断され、劇的な変化はないが、それでも何かあった時にリュメリー王国で変わらず過ごせていることが分かっただけでも良いことであった。
そしてモルゾフ王国では、シュリリーとウィンラーは当事者であるために事前に決定を聞いていたが、それでも本当に終わったのだと感じながら、お茶を飲んでいた。
「ウィンラーの感じた違和感は正解だったってことね」
「ようやくスッキリしましたわ」
「でもよく受け入れたわよね」
「受け入れざる得ないことになったのではありませんか?自分が王太子妃でなくなることは損失だと思っていると思いますよ」
「その考えは想像できるわね」
実際にどうしているかを今は知ることはできないが、ララスが反省し、申し訳ないと思っていることは二人には想像できなかった。
「他国に迷惑を掛ける王太子妃はいりませんからね、王族ではないのですから」
「自分で起こしたことなのだから、さすがに他人のせいにはできないわよ」
二人もララスが嫌いではあったが、不正について訴えたが、今回については嫌いという話ではなく、自らの罪を償うことが彼女がこれからやるべきことである。
そして、しばらくしてリュメリー王国からリファスとレイピア、ブルーベルが帰ることになり、オペリーク王国に戻っていった。
リファスとレイピアにも、ララスのことが伝えられて、フェイリアから聞いていたこと、あまり関わらないようにしていたことから、もう距離を取らなくていい、王宮で会うことはないくらいに考え、話を聞くだけで終わった。
パシム侯爵家には犯罪ではあるが、凶悪事件ではないために懲役刑は求めなかったが、罰金刑とした。
これは責任を取って離縁をしたことを考慮されてのことで、ジュージが考えたように責任を取らない、王太子妃のままでいたいということになれば、公開裁判を行うつもりであった。
そこで徹底して証拠を突きつけ、懲役刑、パシム侯爵家をお取り潰しもあり得た。
そして、ジュージはウィンラーのパークト公爵家にも謝罪と慰謝料を支払い、侯爵家が維持できないほどではなかったが、それでも余裕はなくなった。
アスリーナはララスが離縁されたことでようやく現実を感じ、スチュワートのことを諦めて結婚しなければならないと思ったが、もう遅い。
パシム侯爵家の価値は下がった上に、友人もいないアスリーナが他家に嫁いで上手くやっていけるとも思われていないことから、婚約の申し込みもない。
働くとなってもパシム侯爵令嬢ということから、働く場所は限られるが、それも絶望的であった。
夢見るのはいいが、目を覚ますのが遅く、その間に取り巻く環境は悪くなった。
叔母と姪は似たような境遇だったが、ララスは選ばれはしたが今になって追われることになり、アスリーナは顔を合わせることもできないまま、終わりを迎えることになった。
ジュージに絞られて、両親は領地に帰ることになり、今は顔を見たくないとララスも領地へ行くことになった。
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