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番外編1
ミアローズ・エモンド3
「ミアローズ・エモンドは、リールに興奮剤を飲ませ、情事に及んだ。王族に許可されていない違法の興奮剤を許可なく使い、関係を持つことは、重罪だ」
「興奮剤は私じゃないわ、私が助けてあげたのよ!辛そうだから相手をしてあげたのよ!感謝されるべきでしょう」
「それでいいんだな?」
「そうよ!迫って来たのはリールの方じゃない!」
「既に君と関係を持ち、興奮剤を渡した者は分かっている。同じ物がリールの体内から同じ成分が検出されている。言い逃れは出来ない」
口を割らなかったが、証言するならば、王族への罪は問わないと言って、ようやく証言を得ていた。ただ違法薬物を入手したこと、入手先も罰されることになる。
「子ども、子どもが出来ているかもしれないわ」
「まあ、それは出来ていたら考えればいい」
「えっ、何でよ、私が正妃になれるはずでしょう!!」
「なれるはずなかろう!」
「ミアローズ…何てことをしたんだ。陛下の仰ることは事実だ。正妃も側妃にもなれない、なれても愛妾だ」
「愛妾って何?」
「ひっそりと殿下だけと閨の相手をする女性だよ。訪れを待つだけ、パーティーはおろか、表舞台に出ることもない、子どもも産めない存在だ」
「えっ、やだ」
「そうだろう、ミアローズはなれても愛妾なんだよ。正妃や側妃は、語学が出来ないと無理だと言っただろう?」
ミアローズが読んだ恋愛小説ではあり得ても、現実にはあり得ない。
「修道院に入るように命ずる」
「えっ、嫌よ。そんなところに入ったら…(男性と関係を持てなくなるじゃない)」
ミアローズは表舞台から消えるはずだった。だが、ミアローズは関係を持っていた男性の中から、リールがマリーズと親しくしていたという情報を聞くことになった。おそらくあれは関係を持っていたと、リールを脅すことにした。
「準備は出来たのか」
「マリーズ・ヒルダのことをサリーに話してもいいの?」
「脅す気か?」
「だって知られたら困るでしょう?修道院に行きたくないのよ。もうリールには関わらないから、それでいいでしょう?もう正妃になりたいなんて思っていないし、リールと結婚したいわけでもないから」
さすがに愛妾になりたくはない、ならされる方が罰だと気付いたのだ。
「王家には出入り禁止、許可なく入ることは二度と出来ない」
「それは厳しくないかしら、パーティーはどうするのよ。公爵令嬢がいないパーティーなんて、恥ずかしいでしょう」
「他の公爵家の令嬢がいるから大丈夫だ」
「っな」
「反省するならば、招待状は送ってもいい」
「ええ、反省するわ。リールなら分かってくれると思っていたの、よろしくね」
リールは子どもも出来ておらず、後遺症もないことから、修道院まではいい、王家の出入り禁止とし、パーティーなどは反省を見てから判断して欲しいと両陛下に願い出て、リールがそういうならと了承を得た。
ミアローズは反省の色もなく、色狂いを続け、リールはミアローズを見張るように指示を出していた。そして、色狂いだったことが判明する。
ただミアローズもマリーズのことを話せば、修道院行きに逆戻りになることは理解しており、旨みがなく、リールのこともきれいさっぱり興味がなくなったので、顔を合わせれば親しい振りはするが、それ以上のことはしなかった。
流石に周りが令息も令嬢も全員既婚者となり、そこへリカス・マーラ侯爵との縁談が持ち上がった。
結婚できないと思われるのも嫌だが、格下に嫁ぎたくはないと思っていたが、大人の色気を持つリカスの見た目を気に入った。友人たちには熱烈に口説かれてしまって、仕方ないから結婚すると話していた。
ようやくミアローズは結婚し、自分を飾り立てるのは好きだが、一番好きなのは色事であったため、特に散財するようなことはなかったため、マーラ侯爵邸でも目立つような問題は起こしていなかった。
リカスには結婚が決まって、しばらく経ってから、実は身分差で叶わなかったが、秘密の恋人がいたことがあり、初めてではないと話した。リカスもいたことがあるから問題はないと言い、うまくいったと思っていた。
リカスとの情事は満足できるものではあったが、リカスは忙しく、ミアローズの相手ばかりはしていられない。
物足りなくなったミアローズは、ノワンナ語の教師をしているという男性と知り合い、語学の勉強をエモンド公爵家で受けることになったと話して、色事を再開した。
授業を休みにした日には授業だと言って、別の男性と楽しむこともあった。
ミアローズにとって、前よりは機会が減ってしまったが、ようやく満足できるものとなっていった。
「興奮剤は私じゃないわ、私が助けてあげたのよ!辛そうだから相手をしてあげたのよ!感謝されるべきでしょう」
「それでいいんだな?」
「そうよ!迫って来たのはリールの方じゃない!」
「既に君と関係を持ち、興奮剤を渡した者は分かっている。同じ物がリールの体内から同じ成分が検出されている。言い逃れは出来ない」
口を割らなかったが、証言するならば、王族への罪は問わないと言って、ようやく証言を得ていた。ただ違法薬物を入手したこと、入手先も罰されることになる。
「子ども、子どもが出来ているかもしれないわ」
「まあ、それは出来ていたら考えればいい」
「えっ、何でよ、私が正妃になれるはずでしょう!!」
「なれるはずなかろう!」
「ミアローズ…何てことをしたんだ。陛下の仰ることは事実だ。正妃も側妃にもなれない、なれても愛妾だ」
「愛妾って何?」
「ひっそりと殿下だけと閨の相手をする女性だよ。訪れを待つだけ、パーティーはおろか、表舞台に出ることもない、子どもも産めない存在だ」
「えっ、やだ」
「そうだろう、ミアローズはなれても愛妾なんだよ。正妃や側妃は、語学が出来ないと無理だと言っただろう?」
ミアローズが読んだ恋愛小説ではあり得ても、現実にはあり得ない。
「修道院に入るように命ずる」
「えっ、嫌よ。そんなところに入ったら…(男性と関係を持てなくなるじゃない)」
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「準備は出来たのか」
「マリーズ・ヒルダのことをサリーに話してもいいの?」
「脅す気か?」
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さすがに愛妾になりたくはない、ならされる方が罰だと気付いたのだ。
「王家には出入り禁止、許可なく入ることは二度と出来ない」
「それは厳しくないかしら、パーティーはどうするのよ。公爵令嬢がいないパーティーなんて、恥ずかしいでしょう」
「他の公爵家の令嬢がいるから大丈夫だ」
「っな」
「反省するならば、招待状は送ってもいい」
「ええ、反省するわ。リールなら分かってくれると思っていたの、よろしくね」
リールは子どもも出来ておらず、後遺症もないことから、修道院まではいい、王家の出入り禁止とし、パーティーなどは反省を見てから判断して欲しいと両陛下に願い出て、リールがそういうならと了承を得た。
ミアローズは反省の色もなく、色狂いを続け、リールはミアローズを見張るように指示を出していた。そして、色狂いだったことが判明する。
ただミアローズもマリーズのことを話せば、修道院行きに逆戻りになることは理解しており、旨みがなく、リールのこともきれいさっぱり興味がなくなったので、顔を合わせれば親しい振りはするが、それ以上のことはしなかった。
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