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番外編1
ルアンナ・アズラー9
「なぜ反省しないのですか」
「しているわ、本当に悪かったと思っているの」
「具体的にどう思っているか聞かせてもらえますか」
「酷いことを言い、怪我をさせて、殿下を慕っていたとはいえ、不貞は良くないことだったわ」
「…それだけですか?子どもの反省文じゃないのですから」
どこまで失望させてくれるのだろうか、言葉にすら反省の色が見えない。
「ええ、そうね、辛い思いをさせてしまったと思っているわ」
「私、あなたのせいで同世代から、嫌がらせを受けているのです。顔を見るだけでイラつく。消えて欲しい。気持ち悪いと」
「何て酷いことを…でも公にはなっていないと、どうして…」
「見ていた人がいるのではありませんか、妃殿下に嫌がらせをしているところを」
「でもシュリアは関係ないのに、酷いわ。ルイに話して対処して貰いましょう」
「ルイなんて呼ばないでっ!!」
「シュリア…」
スーミラも怒りの形相で、ルアンナを睨み付けている。近年は止めていたが、ここに来た1年は音読を毎日続けさせていた。また再開させるべきかと思っていた。
「本当に反省していなのですね、全部あなたが妃殿下に言ったことと同じじゃない」
「っあ、でも」
「あなたのせいで私が言われる気持ちは辛いと思えるの?それともそれも嘘?」
「嘘じゃないわ、私のせいでごめんなさい…」
「私なんて生まれて来ない方が良かったのよ!」
シュリアのルイソードと同じ色の瞳に涙が、こんな女の前で泣きたくない気持ちでいたが、今にも零れそうに溜まっている。悲しい涙ではない、悔しい涙だ、でもルアンナに分かるはずもない。
「そんなことは、それだけはないわ。まさか、継母に言われたの?そうでしょう?継母となんて上手くいくはずがないと思っていたのよ?」
「お母様がそんなこと言うわけないじゃない」
「お母様って…」
「お父様の妻が、私のお母様よ!でも私なんて生まれなければ、お父様はもっと幸せになれたの!あなたなんかと結婚しなければ」
ついに我慢していた涙がボロボロ零れている、それでもルアンナは自身のせいではなく、誰かのせい、正当化しようという考えしか持っていない。
「違うわ、ルイ、ルイソード様は私を愛してくれたの。離縁してしまったけど、とても幸せだったのよ」
「は?お父様は親同士の決めた結婚相手で、愛してはいないと言っていたわよ」
「それは継母への建前よ、愛していたからこそ、私を許せなかったんだと思うわ。どうでもいいなら、許せるものじゃない」
ルアンナはルイソードが愛していたと今でも信じている。面と向かって、愛していないと言われたわけではないので、仕方のないことなのかもしれないが、周りからすれば滑稽でしかない。
「本当に気持ちの悪い女ね、最低だってことが分かって良かった」
「っな、どうして…」
「正直、今となっては誰もあなたのことなんて口にもしないわ。もう消えた人だもの。挽回出来たかは分からないけど、反省もせずに、離縁して何をしていたの?」
「ここから出られないのよ」
可哀想でしょうと言わんばかりで、スーミラは外に出すのは危険だと判断していたが、それでもルアンナが反省し、これからは一人で自身の力だけで生きていくと言えば、監視は付くだろうが、行うことも出来ただろう。
「何もないのね、はあ、よく分かって良かったわ。もう二度と会うことはありません。さようなら」
「っえ、これからはいつでも会えるんでしょう?」
ルアンナは今日は、シュリアと会えるようになるきっかけで、これからは色んな話をしたり、相談を受けながら、離れていた時間を埋めようと思っていた。恋愛相談なんて、受けるのも楽しみだとまで考えていた。継母よりも実母がいいに決まっているのは、自身の母親への気持ちでよく分かっていると信じていた。
「しているわ、本当に悪かったと思っているの」
「具体的にどう思っているか聞かせてもらえますか」
「酷いことを言い、怪我をさせて、殿下を慕っていたとはいえ、不貞は良くないことだったわ」
「…それだけですか?子どもの反省文じゃないのですから」
どこまで失望させてくれるのだろうか、言葉にすら反省の色が見えない。
「ええ、そうね、辛い思いをさせてしまったと思っているわ」
「私、あなたのせいで同世代から、嫌がらせを受けているのです。顔を見るだけでイラつく。消えて欲しい。気持ち悪いと」
「何て酷いことを…でも公にはなっていないと、どうして…」
「見ていた人がいるのではありませんか、妃殿下に嫌がらせをしているところを」
「でもシュリアは関係ないのに、酷いわ。ルイに話して対処して貰いましょう」
「ルイなんて呼ばないでっ!!」
「シュリア…」
スーミラも怒りの形相で、ルアンナを睨み付けている。近年は止めていたが、ここに来た1年は音読を毎日続けさせていた。また再開させるべきかと思っていた。
「本当に反省していなのですね、全部あなたが妃殿下に言ったことと同じじゃない」
「っあ、でも」
「あなたのせいで私が言われる気持ちは辛いと思えるの?それともそれも嘘?」
「嘘じゃないわ、私のせいでごめんなさい…」
「私なんて生まれて来ない方が良かったのよ!」
シュリアのルイソードと同じ色の瞳に涙が、こんな女の前で泣きたくない気持ちでいたが、今にも零れそうに溜まっている。悲しい涙ではない、悔しい涙だ、でもルアンナに分かるはずもない。
「そんなことは、それだけはないわ。まさか、継母に言われたの?そうでしょう?継母となんて上手くいくはずがないと思っていたのよ?」
「お母様がそんなこと言うわけないじゃない」
「お母様って…」
「お父様の妻が、私のお母様よ!でも私なんて生まれなければ、お父様はもっと幸せになれたの!あなたなんかと結婚しなければ」
ついに我慢していた涙がボロボロ零れている、それでもルアンナは自身のせいではなく、誰かのせい、正当化しようという考えしか持っていない。
「違うわ、ルイ、ルイソード様は私を愛してくれたの。離縁してしまったけど、とても幸せだったのよ」
「は?お父様は親同士の決めた結婚相手で、愛してはいないと言っていたわよ」
「それは継母への建前よ、愛していたからこそ、私を許せなかったんだと思うわ。どうでもいいなら、許せるものじゃない」
ルアンナはルイソードが愛していたと今でも信じている。面と向かって、愛していないと言われたわけではないので、仕方のないことなのかもしれないが、周りからすれば滑稽でしかない。
「本当に気持ちの悪い女ね、最低だってことが分かって良かった」
「っな、どうして…」
「正直、今となっては誰もあなたのことなんて口にもしないわ。もう消えた人だもの。挽回出来たかは分からないけど、反省もせずに、離縁して何をしていたの?」
「ここから出られないのよ」
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