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動機
「そうだとしても、アマリリスにも言えることだが、王族ともあろう者が求婚するような相手の年齢を知らないということは通用しない」
「それは、そうですが…」
「絶対に会いに行ったりするなよ!正当化して、間違いだと助けて欲しいと懇願されることになる」
「ですが」
「牢に入れたわけではない、侍女も一緒で食事も一応出している」
招かざる客だった上に、今となっては犯罪者と成り果てたメーリンには、豪勢な物ではないが、王族ということで最低限の食事も出されている。
「明日からは、迎えが来るまで聴取を行う。お前たちは関わらないことがやるべきことだ。分かったな」
アッシュだけはあの美しい王女がと思ってはいるが、特に思い入れもない王女たちは近付く気もなかったので、頷いた。
オークリーは兄の疑っているような姿に、忠告をすることにした。
「兄上、絶対に会いに行かない方がいいです」
「い、行くわけないだろう」
「見下すような王女でした…しかも14歳の子息に胸を押し付けたそうです」
「…な」
まだ9歳のヴァイオラもいたので、不埒な行為とだけ言って、バトワスは令息に胸を押し付けたことは伝えなかった。
「父上が言うには、オルタナ王国で問題を起こして、こちらに逃げて来たのかもしれないということでした」
「そんな…」
「信じられないかもしれませんが、何かすれば責任をと言われますよ」
「分かっている」
オークリーも人のことは言えないとは思いながら、アッシュの様子に自分と同じものを感じたからである。
翌日、メーランは着替えも持って来ていたので、きちんと着替えをして、バトワスと騎士団長、女性騎士と共に聴取が行われることになった。
「だから、知らなかったのだから誤解だと言っているのです!」
「求婚をする相手の年齢を知らないなど、王族としてあり得ないことです」
バトワスは言いながらも、自分の元へ返ってくるような言葉であった。
「でも、事実なのですから!」
「我が国で、同様の事件は禁固二十年以上となっています」
最低でも二十年、被害者が16歳未満となるために大人になって、心を癒すために二十年以上となっている。
「な!私がそのようなことあり得ませんわ!」
「ハビット王国と協議とはなりますが、レオラッド大公閣下が許すとは思えません」
「知らなかったと言っているじゃない!」
「平民なら誤解だったと、双方が納得すれば、いずれは笑い話になるかもしれませんが、王女ともあろう者が、知らなかったで済むと思いますか?」
「王女だからこそ言っているの!」
バトワスは王子や王女を幼い頃は甘やかした部分もあるが、大きくなってからはそのようなことはしなかったにも関わらず、アマリリスは同じようなことをして、カメリアのしたことも浅墓過ぎる行動であった。
メーリンはきっと、見目がいいとされていたこともあって、ちやほやされて、甘やかされて来たのだろうと想像が出来た。
「だったら、そう言えばいい。でも、あなたが14歳の子息に言い寄り、求婚したことは事実ですから。どういった目で見られるかは、覚悟しておいた方がよろしいかと思います」
アマリリスは嫁がせて、納得して貰ったが、公表してもいいと書かれていた。
レオラッド大公閣下が、メーリン王女をどの程度で納得されるかは分からない。しかも、今回はオズワルド・フォンターナも、許すことはないだろう。
「っな、どうして、間違いだと言っているじゃない!14歳だと知っていたら、求婚なんてしなかったわ」
「すでに起こってしまったことです。我が国で起こったことではありますので、罰則が適用されるかは分かりませんが、こちらも厳しく対応いたします。ですが、実際はハビット王国とオルタナ王国での話になるでしょう」
「どうしてよ…私はいい考えだと思って言っただけなのに」
「それは、そうですが…」
「絶対に会いに行ったりするなよ!正当化して、間違いだと助けて欲しいと懇願されることになる」
「ですが」
「牢に入れたわけではない、侍女も一緒で食事も一応出している」
招かざる客だった上に、今となっては犯罪者と成り果てたメーリンには、豪勢な物ではないが、王族ということで最低限の食事も出されている。
「明日からは、迎えが来るまで聴取を行う。お前たちは関わらないことがやるべきことだ。分かったな」
アッシュだけはあの美しい王女がと思ってはいるが、特に思い入れもない王女たちは近付く気もなかったので、頷いた。
オークリーは兄の疑っているような姿に、忠告をすることにした。
「兄上、絶対に会いに行かない方がいいです」
「い、行くわけないだろう」
「見下すような王女でした…しかも14歳の子息に胸を押し付けたそうです」
「…な」
まだ9歳のヴァイオラもいたので、不埒な行為とだけ言って、バトワスは令息に胸を押し付けたことは伝えなかった。
「父上が言うには、オルタナ王国で問題を起こして、こちらに逃げて来たのかもしれないということでした」
「そんな…」
「信じられないかもしれませんが、何かすれば責任をと言われますよ」
「分かっている」
オークリーも人のことは言えないとは思いながら、アッシュの様子に自分と同じものを感じたからである。
翌日、メーランは着替えも持って来ていたので、きちんと着替えをして、バトワスと騎士団長、女性騎士と共に聴取が行われることになった。
「だから、知らなかったのだから誤解だと言っているのです!」
「求婚をする相手の年齢を知らないなど、王族としてあり得ないことです」
バトワスは言いながらも、自分の元へ返ってくるような言葉であった。
「でも、事実なのですから!」
「我が国で、同様の事件は禁固二十年以上となっています」
最低でも二十年、被害者が16歳未満となるために大人になって、心を癒すために二十年以上となっている。
「な!私がそのようなことあり得ませんわ!」
「ハビット王国と協議とはなりますが、レオラッド大公閣下が許すとは思えません」
「知らなかったと言っているじゃない!」
「平民なら誤解だったと、双方が納得すれば、いずれは笑い話になるかもしれませんが、王女ともあろう者が、知らなかったで済むと思いますか?」
「王女だからこそ言っているの!」
バトワスは王子や王女を幼い頃は甘やかした部分もあるが、大きくなってからはそのようなことはしなかったにも関わらず、アマリリスは同じようなことをして、カメリアのしたことも浅墓過ぎる行動であった。
メーリンはきっと、見目がいいとされていたこともあって、ちやほやされて、甘やかされて来たのだろうと想像が出来た。
「だったら、そう言えばいい。でも、あなたが14歳の子息に言い寄り、求婚したことは事実ですから。どういった目で見られるかは、覚悟しておいた方がよろしいかと思います」
アマリリスは嫁がせて、納得して貰ったが、公表してもいいと書かれていた。
レオラッド大公閣下が、メーリン王女をどの程度で納得されるかは分からない。しかも、今回はオズワルド・フォンターナも、許すことはないだろう。
「っな、どうして、間違いだと言っているじゃない!14歳だと知っていたら、求婚なんてしなかったわ」
「すでに起こってしまったことです。我が国で起こったことではありますので、罰則が適用されるかは分かりませんが、こちらも厳しく対応いたします。ですが、実際はハビット王国とオルタナ王国での話になるでしょう」
「どうしてよ…私はいい考えだと思って言っただけなのに」
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