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答え6
「金額のことを言うのは下品でしょうけど、十分の一にも満たないものですよね?もしくは何も贈ってもいない。厚意を受け取らないのに、自分は厚意のような物を贈る、理不尽ではありませんか?」
「その通りだと思います」
「それでもあの子は大事に使っていたようです。普段使いのような品なのに、出掛ける時などに持って行っていたようです…」
「っあああ、あっ…」
レイアはよくやく理解出来たのか、声にならない声を出し、ユーリのしていたことこそが、贈り物への厚意と言うものだ。
「では、サファイアのネックレスの年の誕生日に、妻は贈り物はしていないということだな?」
「はい、そうなりますね」
サファイアのネックレスにハンカチ一枚だと思っていたが、一枚すら贈っていないこと分かった。
「収支が書いた物は義母上がお持ちですか?」
「はい、私が保管しております」
「贈った物の値段も分かりますよね?」
返す当てがなくとも、金額と事実は確認しなければならない。
「ええ、全て分かります」
「っは!贈り物くらいいいじゃないか、強請っていようが、ユーリも喜んでいたかもしれないじゃないか」
オーランドの不貞行為にはさすがに擁護は出来ず、アレクスも黙っていたが、贈り物の話になって、レイアを擁護するのではなく、ユーリを責める隙を探していた。
「総額700万を超えているのですよ?どうして喜ぶのです!」
男性陣はおおよその金額は聞いていたので、驚くことはなかったが、さすがにレイア自身も、メルベールも驚いた。
「っ、だがそのくらい」
「あなたのように商売をしているわけでもないのに、一人が簡単に稼げる金額ではありません!」
「っだが」
「確かに食住に困ることはなかったでしょう。でも自由になるお金は年に何度も奪われる…だから茶葉のブレンドをして、おこずかいを稼いでいたのよ!」
「言えば良かったじゃないか」
「じゃあ、あなたなら目上の人に言える?大公様にも言えずに逃げたあなたには、言えないでしょう?」
「―――っ、金ぐらい…私に」
「あなたにユーリが言えるわけないでしょう!言っても、何でお前なんかにで終わりでしょう?」
「そんなことはない」
お金はあっても、ユーリに渡すわけがない。もし渡すとしてもユーリを散々罵倒して、蔑んでからであろう。そんなことユーリが選ぶはずがない。
オーランドも信用が出来る相手ではないと分かった以上、頼むことはしたくなかっただろう。ユーリなりの意地もあったのかもしれない。
「じゃあ、あなたが身一つで稼いでみさないよ!」
「申し訳なかった…夫人の言う通りだ。ユーリが身一つで稼いだ金だ。返す返さないではなく、レイアも同じ金額を自分で稼いで来なさい」
謝ったのはアレクスではなく、マトムだった。おかげでアレクスは次の言葉を、もごもごと収めることにしたようだ。
「っな、どうして私がそんなことを…」
「お前が強請った物だろう?仕事は監視を付けて紹介してやる」
「私が働く?」
レイアは嘘でしょうとブツブツ言っていたが、サイラは話を続けた。
「それで、コンクエッツ公爵夫人は、ある夜会で一緒になったレイア夫人のお兄様であるスジュア伯爵に、伯爵家では普通のことなのかとお尋ねになったそうです」
「っな、お兄様に…」
両親はレイアに甘かったが、兄は違う。
レイアは表向きは自分の価値を下げることはしなかったが、祖父母や両親には物も買って貰い、我儘を言い、マトムとの婚約も強引に進めて貰ったりした。
アベリーのことがあって、どう伝わっているか分からないので、実家にも行かず、連絡も取っていなかった。
「その通りだと思います」
「それでもあの子は大事に使っていたようです。普段使いのような品なのに、出掛ける時などに持って行っていたようです…」
「っあああ、あっ…」
レイアはよくやく理解出来たのか、声にならない声を出し、ユーリのしていたことこそが、贈り物への厚意と言うものだ。
「では、サファイアのネックレスの年の誕生日に、妻は贈り物はしていないということだな?」
「はい、そうなりますね」
サファイアのネックレスにハンカチ一枚だと思っていたが、一枚すら贈っていないこと分かった。
「収支が書いた物は義母上がお持ちですか?」
「はい、私が保管しております」
「贈った物の値段も分かりますよね?」
返す当てがなくとも、金額と事実は確認しなければならない。
「ええ、全て分かります」
「っは!贈り物くらいいいじゃないか、強請っていようが、ユーリも喜んでいたかもしれないじゃないか」
オーランドの不貞行為にはさすがに擁護は出来ず、アレクスも黙っていたが、贈り物の話になって、レイアを擁護するのではなく、ユーリを責める隙を探していた。
「総額700万を超えているのですよ?どうして喜ぶのです!」
男性陣はおおよその金額は聞いていたので、驚くことはなかったが、さすがにレイア自身も、メルベールも驚いた。
「っ、だがそのくらい」
「あなたのように商売をしているわけでもないのに、一人が簡単に稼げる金額ではありません!」
「っだが」
「確かに食住に困ることはなかったでしょう。でも自由になるお金は年に何度も奪われる…だから茶葉のブレンドをして、おこずかいを稼いでいたのよ!」
「言えば良かったじゃないか」
「じゃあ、あなたなら目上の人に言える?大公様にも言えずに逃げたあなたには、言えないでしょう?」
「―――っ、金ぐらい…私に」
「あなたにユーリが言えるわけないでしょう!言っても、何でお前なんかにで終わりでしょう?」
「そんなことはない」
お金はあっても、ユーリに渡すわけがない。もし渡すとしてもユーリを散々罵倒して、蔑んでからであろう。そんなことユーリが選ぶはずがない。
オーランドも信用が出来る相手ではないと分かった以上、頼むことはしたくなかっただろう。ユーリなりの意地もあったのかもしれない。
「じゃあ、あなたが身一つで稼いでみさないよ!」
「申し訳なかった…夫人の言う通りだ。ユーリが身一つで稼いだ金だ。返す返さないではなく、レイアも同じ金額を自分で稼いで来なさい」
謝ったのはアレクスではなく、マトムだった。おかげでアレクスは次の言葉を、もごもごと収めることにしたようだ。
「っな、どうして私がそんなことを…」
「お前が強請った物だろう?仕事は監視を付けて紹介してやる」
「私が働く?」
レイアは嘘でしょうとブツブツ言っていたが、サイラは話を続けた。
「それで、コンクエッツ公爵夫人は、ある夜会で一緒になったレイア夫人のお兄様であるスジュア伯爵に、伯爵家では普通のことなのかとお尋ねになったそうです」
「っな、お兄様に…」
両親はレイアに甘かったが、兄は違う。
レイアは表向きは自分の価値を下げることはしなかったが、祖父母や両親には物も買って貰い、我儘を言い、マトムとの婚約も強引に進めて貰ったりした。
アベリーのことがあって、どう伝わっているか分からないので、実家にも行かず、連絡も取っていなかった。
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