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第二章 ドラゴンハンター02 良知美鈴
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「ドラゴンハンター? ドラゴン研究所? 意味わかんないんですけど」
美鈴は頬を膨らませた。
圭吾の背中を見ながら、あることを思い出して美鈴は血の気がひいた。
「あー! どうしよう。ルイたちと後でバレーやるって約束したのに、昼休み終わっちゃった~」
すぐに謝ろうと、美鈴は慌てて教室に戻った。
ただでさえ、最近のルイは怒りっぽい。自分は平気で約束をすっぽかすくせに、他人には厳しいのだ。
(でも、ちょっと前まではそんなことなかったのに……)
ルイは変わってしまったのだ。その理由が思い当たらなくて、ここのところ、美鈴は気分が落ち着かない。
どうしてこんなに、ルイに気を使わなくてはならないのだろう。ほんの少し前までは、一緒にいて一番楽しい友達だったはずなのに。
「とにかく早く謝って、すっきりしちゃおう」
しかし5時間目は移動教室で、ルイは先に音楽室に行ってしまったようだ。教室に残っている子はほとんどいない。
美鈴も急いで教科書とリコーダーを準備し、廊下に飛び出した。
「廊下を走ってはいけません」
教室を出た途端に、隣のクラスの先生に見つかってしまう。
「すみませんっ」
悪い時には悪いことが重なるものだ。気をつけなければいけない。
元はといえば、全部圭吾のせいだった。いや、人のせいにしてはいけない。
浮かれて体育館裏になんか行った自分が悪いのだ。勝手に妄想して、舞い上がってバカみたいだ。告白どころか、変な勧誘を受けてしまった。
本当にあのトカゲ、圭吾がいうにはドラゴンは、他の人には見えないのだろうか。美鈴はまだ信じられないでいた。
考えれば考えるほど、頭がおかしくなりそうだ。美鈴はもう、このことには関わらないようにしようと思った。
しかし、心のどこかで惹かれているのも本当だった。ドラゴンの青く光る目が、美鈴の頭から離れない。
美鈴は、ドラゴンと関わらないようにしても、無駄な気がした。見えない力に引かれている。美鈴はそんな気がしてならなかった。
これからなにかが起こる。美鈴はそう予感した。
美鈴は頬を膨らませた。
圭吾の背中を見ながら、あることを思い出して美鈴は血の気がひいた。
「あー! どうしよう。ルイたちと後でバレーやるって約束したのに、昼休み終わっちゃった~」
すぐに謝ろうと、美鈴は慌てて教室に戻った。
ただでさえ、最近のルイは怒りっぽい。自分は平気で約束をすっぽかすくせに、他人には厳しいのだ。
(でも、ちょっと前まではそんなことなかったのに……)
ルイは変わってしまったのだ。その理由が思い当たらなくて、ここのところ、美鈴は気分が落ち着かない。
どうしてこんなに、ルイに気を使わなくてはならないのだろう。ほんの少し前までは、一緒にいて一番楽しい友達だったはずなのに。
「とにかく早く謝って、すっきりしちゃおう」
しかし5時間目は移動教室で、ルイは先に音楽室に行ってしまったようだ。教室に残っている子はほとんどいない。
美鈴も急いで教科書とリコーダーを準備し、廊下に飛び出した。
「廊下を走ってはいけません」
教室を出た途端に、隣のクラスの先生に見つかってしまう。
「すみませんっ」
悪い時には悪いことが重なるものだ。気をつけなければいけない。
元はといえば、全部圭吾のせいだった。いや、人のせいにしてはいけない。
浮かれて体育館裏になんか行った自分が悪いのだ。勝手に妄想して、舞い上がってバカみたいだ。告白どころか、変な勧誘を受けてしまった。
本当にあのトカゲ、圭吾がいうにはドラゴンは、他の人には見えないのだろうか。美鈴はまだ信じられないでいた。
考えれば考えるほど、頭がおかしくなりそうだ。美鈴はもう、このことには関わらないようにしようと思った。
しかし、心のどこかで惹かれているのも本当だった。ドラゴンの青く光る目が、美鈴の頭から離れない。
美鈴は、ドラゴンと関わらないようにしても、無駄な気がした。見えない力に引かれている。美鈴はそんな気がしてならなかった。
これからなにかが起こる。美鈴はそう予感した。
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