21 / 22
:第3章 「私は、薬草師! 」
・3-7 第20話 「私は、薬草師! 」
しおりを挟む
・3-7 第20話 「私は、薬草師! 」
マルコーニ商会の会長、マリオの息子、十歳の、小さなパオロ。
高熱によって意識さえ失い、衰弱していく一方であった彼の命は、———助かった。
彼は、キアラがシロップと混ぜ合わせた風邪薬を、一生懸命に飲んでくれた。
ほんの少しずつだがスプーンを口元によせるとわずかに口を開き、流し込んでやるとこくん、と喉を鳴らす。
彼は必死に、生きようとしているようだった。
薬草師がゆっくりと薬を飲ませていく様子を、マリオとカテリーナは祈るようにして見つめていた。そして体重から割り出した必要量をなんとか飲ませ終えて振り返ったキアラが笑顔を見せると、二人は互いに抱き合って喜んだ。
それから、数時間。
夜になって、ついにパオロの熱が下がり始めた。
薬がきちんと効いたのだ。
熱が引くと自然と呼吸も穏やかなものになり、その表情も和らぎ、顔色も正常なものに戻って行った。
屋敷に呼ばれていた医師も、その症状が改善されたことを確認してくれた。
彼は驚いていた。市販の薬を飲ませても効果がなく、悪化する一方であったために「もはや祈るほかない」と、内心では半ばあきらめてしまっていたのだろう。
それなのに、キアラの薬を飲ませた途端、回復に向かったということにすっかり感心し、同時にその効果に恐れも抱いている様子だった。
———[魔女]。
その医師もまた、そんな偏見を抱いている一人であったのだろう。
キアラは敏感にそれを感じ取りはしたが、どうでもよかった。
パオロを、一人の男の子を救えたという喜びで満たされていたからだ。
医師から子供は回復に向かい、峠も越えたという報告を聞いたマリオは、泣いて喜んだ。
そしてその妻のカテリーナは、———気絶した。
何日もまともに眠っておらず、心労でずっと張り詰めていたから、安心したら糸が切れた人形のようにばったりと倒れこみ、そのまま使用人とマリオたちによって部屋へと運ばれていった。
戻って来た父親は、キアラに深く感謝した。
跪き、全身を使って「ありがとうっ! 」を表現し、文字通り救いの神のように崇め奉った。
それから彼は、最初に受け取った薬の代金を含め、膨大な額の報酬を薬草師に手渡そうとする。
ずっしりと重い、たっぷりと金貨の詰まった小袋。
これさえあれば一生安泰だとも思える程の大金。これまで見たこともないような莫大な金額だった。
しかしキアラは、その報酬のほとんどを、受け取らなかった。
最初に渡した薬と、それから、パオロに飲ませたシロップと粉薬の分。
値引きのしていない正規の料金だったから庶民からすれば明日からの生活を憂慮しなければならないほどの高額ではあったが、マリオのように成功している商人からすればなんでもない額だ。
「そんな、どうかご遠慮なさらないで下さい! 貴女は、私(わたくし)たちの大事なパオロを救ってくださったのです! お礼なんて、いくらしても、したりないくらいなのですよ! 」
「ありがとうございます。ですが、やはり受け取れません。……もし、どうしても、とおっしゃるのでしたら、そのお金はなにか、貧しくて困っている人たちのために使ってあげてください」
「お、おおおおおっ!!! なんとっ! なんと、お優しいっ! 」
感極まった商人は号泣し、キアラに無理に報酬を受け取らせることを諦めてくれた。
「なら、せめて今晩は我が家に泊まって行って下さい! 急なことなので十分ではないかもしれませんが、できるだけのおもてなしをさせていただきますよ! それに、今日はもう遅いですし、今から帰るのでは大変でしょう? 」
それからマリオはハンカチで涙を拭きながらそう提案してくれたが、これも、キアラは断った。
フェリクスを待たせてしまっているからだ。
彼はドラゴンであり人智を越えた力を持っていて、おそらく、薬草師がどんな事態に遭遇したのかもある程度は理解しているはずだった。
しかし、自分たちの家に、あの湖畔の古城には帰らず、近くで待ち続けている。
———そんな予感がしたのだ。
だからキアラはマリオたちの下を立ち去り、また街を訪れた際にパオロのその後の経過を教えてもらうという約束だけして、帰路についた。
そして彼女の思った通り、フェリクスは待っていた。
いつも合流場所としている人目につかない河原で羽を畳み、じっと、文字通り首を長くしてフルーメンの街を見つめていた。
「待たせちゃってごめんなさいね、フェリクス! でも、おかげで一人の男の子を助けてあげることができたわ! 」
≪我にも、そなたの喜びは伝わって来た≫
疲れてはいるものの、やりきった充実した笑顔を浮かべた薬草師に、ドラゴンはわずかに双眸を細めながら、しみじみとした口調で言う。
≪今までに経験したことのない、不思議な感覚であった。……しかし、良いものだと思った。どこか、暖かく、満たされるような……≫
「フェリクス、あなた、私の考えていることがわかるの? 」
≪具体的なことは、わからぬ。ただ、どんな感情を抱いているのかはなんとなく、分かる。……今の我とそなたとは、[名づけ]によって結ばれているゆえに≫
「そう。……私たち、離れていてもつながっているのね」
自分はこれからどこにいても、決して、孤独ではない。
そう知った薬草師は自然に微笑むと、それから、ドラゴンの身体に思いきり抱きつく。
自分の気持ちが伝わるというのなら、共有できるというのなら、彼に精一杯、この嬉しさを味わって欲しかったのだ。
「私は、薬草師! 」
キアラは、心の底から喜びを爆発させながら、叫んだ。
「今日、男の子を一人、助けてあげられたのっ! 」
おそらくその感情が伝わっているのだろう。
ドラゴンにとって慣れないものであるらしく、フェリクスは少し戸惑っている様子だったが、すぐに双眸を閉じ、じっとその感覚を味わうような姿を見せる。
「薬草師って、素敵! 」
彼にも、自分の[幸せ]が伝わるように。
キアラは精一杯に叫び、そして、笑っていた。
マルコーニ商会の会長、マリオの息子、十歳の、小さなパオロ。
高熱によって意識さえ失い、衰弱していく一方であった彼の命は、———助かった。
彼は、キアラがシロップと混ぜ合わせた風邪薬を、一生懸命に飲んでくれた。
ほんの少しずつだがスプーンを口元によせるとわずかに口を開き、流し込んでやるとこくん、と喉を鳴らす。
彼は必死に、生きようとしているようだった。
薬草師がゆっくりと薬を飲ませていく様子を、マリオとカテリーナは祈るようにして見つめていた。そして体重から割り出した必要量をなんとか飲ませ終えて振り返ったキアラが笑顔を見せると、二人は互いに抱き合って喜んだ。
それから、数時間。
夜になって、ついにパオロの熱が下がり始めた。
薬がきちんと効いたのだ。
熱が引くと自然と呼吸も穏やかなものになり、その表情も和らぎ、顔色も正常なものに戻って行った。
屋敷に呼ばれていた医師も、その症状が改善されたことを確認してくれた。
彼は驚いていた。市販の薬を飲ませても効果がなく、悪化する一方であったために「もはや祈るほかない」と、内心では半ばあきらめてしまっていたのだろう。
それなのに、キアラの薬を飲ませた途端、回復に向かったということにすっかり感心し、同時にその効果に恐れも抱いている様子だった。
———[魔女]。
その医師もまた、そんな偏見を抱いている一人であったのだろう。
キアラは敏感にそれを感じ取りはしたが、どうでもよかった。
パオロを、一人の男の子を救えたという喜びで満たされていたからだ。
医師から子供は回復に向かい、峠も越えたという報告を聞いたマリオは、泣いて喜んだ。
そしてその妻のカテリーナは、———気絶した。
何日もまともに眠っておらず、心労でずっと張り詰めていたから、安心したら糸が切れた人形のようにばったりと倒れこみ、そのまま使用人とマリオたちによって部屋へと運ばれていった。
戻って来た父親は、キアラに深く感謝した。
跪き、全身を使って「ありがとうっ! 」を表現し、文字通り救いの神のように崇め奉った。
それから彼は、最初に受け取った薬の代金を含め、膨大な額の報酬を薬草師に手渡そうとする。
ずっしりと重い、たっぷりと金貨の詰まった小袋。
これさえあれば一生安泰だとも思える程の大金。これまで見たこともないような莫大な金額だった。
しかしキアラは、その報酬のほとんどを、受け取らなかった。
最初に渡した薬と、それから、パオロに飲ませたシロップと粉薬の分。
値引きのしていない正規の料金だったから庶民からすれば明日からの生活を憂慮しなければならないほどの高額ではあったが、マリオのように成功している商人からすればなんでもない額だ。
「そんな、どうかご遠慮なさらないで下さい! 貴女は、私(わたくし)たちの大事なパオロを救ってくださったのです! お礼なんて、いくらしても、したりないくらいなのですよ! 」
「ありがとうございます。ですが、やはり受け取れません。……もし、どうしても、とおっしゃるのでしたら、そのお金はなにか、貧しくて困っている人たちのために使ってあげてください」
「お、おおおおおっ!!! なんとっ! なんと、お優しいっ! 」
感極まった商人は号泣し、キアラに無理に報酬を受け取らせることを諦めてくれた。
「なら、せめて今晩は我が家に泊まって行って下さい! 急なことなので十分ではないかもしれませんが、できるだけのおもてなしをさせていただきますよ! それに、今日はもう遅いですし、今から帰るのでは大変でしょう? 」
それからマリオはハンカチで涙を拭きながらそう提案してくれたが、これも、キアラは断った。
フェリクスを待たせてしまっているからだ。
彼はドラゴンであり人智を越えた力を持っていて、おそらく、薬草師がどんな事態に遭遇したのかもある程度は理解しているはずだった。
しかし、自分たちの家に、あの湖畔の古城には帰らず、近くで待ち続けている。
———そんな予感がしたのだ。
だからキアラはマリオたちの下を立ち去り、また街を訪れた際にパオロのその後の経過を教えてもらうという約束だけして、帰路についた。
そして彼女の思った通り、フェリクスは待っていた。
いつも合流場所としている人目につかない河原で羽を畳み、じっと、文字通り首を長くしてフルーメンの街を見つめていた。
「待たせちゃってごめんなさいね、フェリクス! でも、おかげで一人の男の子を助けてあげることができたわ! 」
≪我にも、そなたの喜びは伝わって来た≫
疲れてはいるものの、やりきった充実した笑顔を浮かべた薬草師に、ドラゴンはわずかに双眸を細めながら、しみじみとした口調で言う。
≪今までに経験したことのない、不思議な感覚であった。……しかし、良いものだと思った。どこか、暖かく、満たされるような……≫
「フェリクス、あなた、私の考えていることがわかるの? 」
≪具体的なことは、わからぬ。ただ、どんな感情を抱いているのかはなんとなく、分かる。……今の我とそなたとは、[名づけ]によって結ばれているゆえに≫
「そう。……私たち、離れていてもつながっているのね」
自分はこれからどこにいても、決して、孤独ではない。
そう知った薬草師は自然に微笑むと、それから、ドラゴンの身体に思いきり抱きつく。
自分の気持ちが伝わるというのなら、共有できるというのなら、彼に精一杯、この嬉しさを味わって欲しかったのだ。
「私は、薬草師! 」
キアラは、心の底から喜びを爆発させながら、叫んだ。
「今日、男の子を一人、助けてあげられたのっ! 」
おそらくその感情が伝わっているのだろう。
ドラゴンにとって慣れないものであるらしく、フェリクスは少し戸惑っている様子だったが、すぐに双眸を閉じ、じっとその感覚を味わうような姿を見せる。
「薬草師って、素敵! 」
彼にも、自分の[幸せ]が伝わるように。
キアラは精一杯に叫び、そして、笑っていた。
0
あなたにおすすめの小説
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~
荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
異世界転移したので旅してみました
松石 愛弓
ファンタジー
ある日、目覚めたらそこは異世界で。勇者になってと頼まれたり、いろんな森や町を旅してみることにしました。
ゆる~い感じののんびりほんわかなんでやねん路線の地味系主人公です。
気楽に読めるものを目指しています。よろしくお願いします。毎週土曜日更新予定です。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身、動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物や魔法、獣人等が当たり前に存在する異世界に転移させられる。
彼が送るのは、時に命がけの戦いもあり、時に仲間との穏やかな日常もある、そんな『冒険者』ならではのスローライフ。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練とは如何なるものか。
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
若返った老騎士の食道楽~英雄は銀狼と共に自由気ままな旅をする~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
あるところに、数百年周期で現れる魔王がいた。
人族から生まれ、闇に魅入られし者、妖魔を統べる魔王と呼ばれる存在。
度々現れては、人々を恐怖のどん底に貶めてきた。
此度、その魔王との戦いに終止符を打った男がいた。
名をシグルド卿といい、六十歳を迎えた老人の男だ。
元平民にも関わらず、爵位を得て史上初の将軍にまで上り詰めた英雄である。
しかし、魔王と一騎討ちの末に相打ちになった……と世間では言われていた。
当の本人は実は生きており、しかも若返っていた。
そして自分が生きていることが知られると、色々と面倒なことになると悟った。
それにどうせなら、自由の身になって世界を旅したいと。
これは役目を終えた英雄が旅をし、様々な人と出会い、美味い物を食べていく物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる