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第一部
第32話
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「ほら、山口さん?そんな顔したってダメですから。ちゃんとこっち向いてください。」
にこやかなのに、目だけが笑っていない三目君が怖くて、思わず瀬尾君の方へと身体を寄せるが腕を取られて三目君の方へと引き寄せられてしまった。
「瀬尾、どうする?ここで争うよりも協力した方がお互いにいい思いができると思うけど?」
「…俺は幸尚さんが嫌がるようなことはしたくない。もう嫌われたくないから。」
瀬尾君の言葉を聞いて、もしかしたら彼が助けてくれるのかもしれないと、一縷の望みをかけて後ろを振り返る。しかし、その後に続く三目君と瀬尾君の会話を聞いて固まってしまった。
「でも、山口さんが気持ちよくなってくれるなら、それはいいことなんじゃないの?山口さんも喜んでくれることしかしないんだから。」
「…そ、そんなことは!…そうなのか?」
「そうだよ。それに山口さんが本気で嫌がったらやめればいいだけの話だし。」
「そ、そうか…。」
瀬尾君は本当は馬鹿なんじゃないだろうか。最初はキリッとした顔付きで三目君の提案を拒否していたのに、どんどんと丸め込まれて、最終的には目を輝かせて頷いている。
「瀬尾君、俺は君をそんなチョロい営業マンとして育てた覚えはないぞ!!」
「はいはい、山口さんはこっちに集中してくださいね。」
「ひゃあ!!」
瀬尾君に抗議している間に、三目君に手早くパジャマを脱がされてしまった。下着がわりに着ていたTシャツも一緒に脱がされる。上半身は裸になってしまった。三目君はいつの間にか自分の背後に回っていて、ベッドヘッドに背を預けた後、自分の身体を抱き込むように体勢を整えた。
「さぁ、暴れたらダメですからね。暴れたりしたら、お仕置きの時間がもっと増えるだけですから。」
「そ、それは拒否できないのかなぁー?」
恐る恐る質問してみると、三目君が不自然なくらいに嬉しそうに笑う。
「そんなことしたら、一晩中啼かしますよ?」
「ひぃ!」
三目君が自分の首筋に舌を這わせてくる。舌先でツーッと肌をなぞったかと思えば、ペロペロとなめ回し、最後には強く吸い上げて跡をいくつも残していく。
「っ…あ!んっ…んっ!」
「幸尚さん…。」
三目君に乱される自分をボーッと眺めていた瀬尾君がズボンへと手を伸ばしてくる。抵抗もむなしく、あっという間に下半身も下着姿にさせられた。閉じようとした脚に手をかけられ、そのまま開脚させられる。
「ちょ、や、やめ!」
「幸尚さん、脚がすごくきれいです…。」
「うるさーい!!」
小さい時からコンプレックスだった脚。筋肉をつけようと頑張ってもほっそりしたままで、毛もいっこうに生えない。学校のクラスメイトからはよくからかわれた。
「肌も白くて…、かわいい。」
「あんっ!!!ちょ、まって、そこ…だ……めっ!」
瀬尾君が内腿のあたりに頭を埋め、唇を寄せてきた。ジュッと吸い付かれて身体が跳ねる。
上も下も刺激されて逃げ場がない。
「まだまだ序の口ですよ。覚悟してくださいね、幸尚さん?」
「気持ちよくしますから、好きなだけ感じてください。」
三目君と瀬尾君の言葉に身体の奥が疼いた気がした。
にこやかなのに、目だけが笑っていない三目君が怖くて、思わず瀬尾君の方へと身体を寄せるが腕を取られて三目君の方へと引き寄せられてしまった。
「瀬尾、どうする?ここで争うよりも協力した方がお互いにいい思いができると思うけど?」
「…俺は幸尚さんが嫌がるようなことはしたくない。もう嫌われたくないから。」
瀬尾君の言葉を聞いて、もしかしたら彼が助けてくれるのかもしれないと、一縷の望みをかけて後ろを振り返る。しかし、その後に続く三目君と瀬尾君の会話を聞いて固まってしまった。
「でも、山口さんが気持ちよくなってくれるなら、それはいいことなんじゃないの?山口さんも喜んでくれることしかしないんだから。」
「…そ、そんなことは!…そうなのか?」
「そうだよ。それに山口さんが本気で嫌がったらやめればいいだけの話だし。」
「そ、そうか…。」
瀬尾君は本当は馬鹿なんじゃないだろうか。最初はキリッとした顔付きで三目君の提案を拒否していたのに、どんどんと丸め込まれて、最終的には目を輝かせて頷いている。
「瀬尾君、俺は君をそんなチョロい営業マンとして育てた覚えはないぞ!!」
「はいはい、山口さんはこっちに集中してくださいね。」
「ひゃあ!!」
瀬尾君に抗議している間に、三目君に手早くパジャマを脱がされてしまった。下着がわりに着ていたTシャツも一緒に脱がされる。上半身は裸になってしまった。三目君はいつの間にか自分の背後に回っていて、ベッドヘッドに背を預けた後、自分の身体を抱き込むように体勢を整えた。
「さぁ、暴れたらダメですからね。暴れたりしたら、お仕置きの時間がもっと増えるだけですから。」
「そ、それは拒否できないのかなぁー?」
恐る恐る質問してみると、三目君が不自然なくらいに嬉しそうに笑う。
「そんなことしたら、一晩中啼かしますよ?」
「ひぃ!」
三目君が自分の首筋に舌を這わせてくる。舌先でツーッと肌をなぞったかと思えば、ペロペロとなめ回し、最後には強く吸い上げて跡をいくつも残していく。
「っ…あ!んっ…んっ!」
「幸尚さん…。」
三目君に乱される自分をボーッと眺めていた瀬尾君がズボンへと手を伸ばしてくる。抵抗もむなしく、あっという間に下半身も下着姿にさせられた。閉じようとした脚に手をかけられ、そのまま開脚させられる。
「ちょ、や、やめ!」
「幸尚さん、脚がすごくきれいです…。」
「うるさーい!!」
小さい時からコンプレックスだった脚。筋肉をつけようと頑張ってもほっそりしたままで、毛もいっこうに生えない。学校のクラスメイトからはよくからかわれた。
「肌も白くて…、かわいい。」
「あんっ!!!ちょ、まって、そこ…だ……めっ!」
瀬尾君が内腿のあたりに頭を埋め、唇を寄せてきた。ジュッと吸い付かれて身体が跳ねる。
上も下も刺激されて逃げ場がない。
「まだまだ序の口ですよ。覚悟してくださいね、幸尚さん?」
「気持ちよくしますから、好きなだけ感じてください。」
三目君と瀬尾君の言葉に身体の奥が疼いた気がした。
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