落ちこぼれβの恋の諦め方

 αやΩへの劣等感により、幼少時からひたすら努力してきたβの男、山口尚幸。
 努力の甲斐あって、一流商社に就職し、営業成績トップを走り続けていた。しかし、新入社員であり極上のαである瀬尾時宗に一目惚れしてしまう。
 世話役に立候補し、彼をサポートしていたが、徐々に体調の悪さを感じる山口。成績も落ち、瀬尾からは「もうあの人から何も学ぶことはない」と言われる始末。

 失恋から仕事も辞めてしまおうとするが引き止められたい結果、新設のデータベース部に異動することに。そこには美しいΩ三目海里がいた。彼は山口を嫌っているようで中々上手くいかなかったが、ある事件をきっかけに随分と懐いてきて…。
 しかも、瀬尾も黙っていなくなった山口を探しているようで。見つけられた山口は瀬尾に捕まってしまい。

 あれ?俺、βなはずなにのどうしてフェロモン感じるんだ…?

 コンプレックスの固まりの男が、αとΩにデロデロに甘やかされて幸せになるお話です。

 小説家になろうにも掲載。
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