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第二章 魔匠を継ぐ者
(1)ダンジョンの押し売り屋
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「商談成立やな! フィオラ様に感謝しぃや!」
その言葉が、頭の中で何度も反響する。目の前にいる小柄な存在は、まるで少女のように見えるが、その自信に満ちた笑みは年齢以上の経験を感じさせる。フィオラ――そう名乗った彼女は、勝ち誇ったように微笑んで、俺に魔具を差し出してきた。あまりに堂々とした態度に、俺は一瞬言葉を失った。
気づけば、手が自然と動いていた。差し出された魔具を受け取った瞬間、冷たく硬い金属の感触が手のひらに伝わる。その重みが、現実の重さとして俺の意識を引き戻した。酒場で耳にした冒険者たちの愚痴が、ふと頭をよぎる。
「最近、ダンジョンにしつこい押し売り屋が出るんだよ。」
その時は笑い飛ばしていたが、今となっては皮肉に思える。まさか、その「押し売り屋」が目の前にいて、しかも俺の命を救うことになるとは。苦笑いを浮かべるしかなかった。皮肉な運命だ。
俺は礼として銀貨を差し出した。フィオラは軽やかにそれを摘み、「へへっ、毎度あり!」と声を弾ませながら無造作にバッグに放り込んだ。その仕草は手慣れていて、まるで次の取引がすでに決まっているかのようだった。
彼女の背負ったリュックは、小柄な体に対してあまりにも大きく、揺れるたびに異様な存在感を放っている。中からは魔具や工具、そして見たこともない部品がはみ出していて、まるで歩く工房のようだ。頭に引っ掛けたゴーグルは今は額にかかっていて、まるで次の冒険に飛び込む準備が整っているかのように見える。
茶色いショートカットの髪は、リュックのストラップに押しつぶされて少し乱れているが、彼女はそんなことを気にする様子はない。その鋭い瞳は自信に満ち、まるで次なるターゲットを常に狙っているように輝いていた。
この人物がただの押し売り屋ではないことは、明らかだ。これほどの道具を持ち歩いていることから、彼女が技術者か冒険者であることは間違いない。しかし、正体は謎に包まれている。
ただ、確信していることが一つある。フィオラとの出会いが、これで終わるはずはない。この小柄な存在が、アルマの嬢ちゃんのように、俺の人生に新たな波乱をもたらすだろうと。
時は少し遡る。
あれは監査官の事件から、一カ月ほどが経った時のことだっただろうか─
─
カーライルはいつもの席に腰を下ろし、黄金色のビールをゆっくりと口に運んでいた。彼の大柄な体が椅子に沈み込むたび、木製の椅子がわずかにきしむ音を立てる。酒場の空気は燻製肉の香りとアルコールの甘い香りで満たされ、冒険者たちの笑い声や愚痴が絶え間なく飛び交っている。木製テーブルの軋む音、グラスを叩く音が混じり合い、この空間独特の賑やかさがあった。
カーライルは騒がしさの中にいながらも、まるで別世界にいるかのように静かだった。巨体を椅子に預けながらビールを飲み、時折耳を澄ませる。そんな彼の元には自然と冒険者たちの愚痴が吸い寄せられてくる。
「なぁ、カーライル。」隣のテーブルから冒険者の一人が話しかけてきた。「聞いてくれよ。ダンジョンの中で魔具を押し売りしてくるヤツがいてさ。仕方なく買ったんだが…」
カーライルはゆっくりとジョッキを置き、ちらりと冒険者の方を見る。目は半ば眠たげで、感情を表に出す気配はない。しかし、相手が話し始めると、軽く頷いて続きを促す。
「…使ってみたら全然役に立たなくてな。重いし、効果もねぇ。持ち歩くだけで無駄な荷物だよ、まったく。」
冒険者の声は次第に苛立ちを増し、同じ話を繰り返す。カーライルは頷きながらも表情を崩さず、ジョッキを再び手に取り、口を湿らせる。テーブルに銅貨三枚が置かれており、それが彼にとって話を聞く報酬だった。
「それだけじゃねぇんだよ。」隣の冒険者がさらに続ける。「そいつ、魔具を売りつけるだけじゃなくて、『これがなかったら死んでまうで!』なんて脅し文句まで使いやがるんだ。信じちまった俺が馬鹿だったのかもしれねぇが…」
カーライルはわずかに肩をすくめ、静かに相槌を打つ。その淡々とした態度に冒険者は少し苛立ちを覚えながらも、愚痴を止める気配はない。
その時、別の冒険者が割り込むように話し始めた。「それよりさ、最近ギルドで領主の娘さんがうろちょろしてるの知ってるか? 俺たちが戻るたびに『変わったことはないか?』『何か事件はないか?』ってしつこく聞いてくるんだよ。ほんとに面倒くさいったらありゃしない。」
その言葉に、カーライルは一瞬ジョッキを止め、軽く笑みを浮かべた。アルマの姿が頭に浮かぶ。猪突猛進で情熱的な彼女の行動が冒険者たちに迷惑と捉えられているのが、どうにもおかしかった。
「事件を引き寄せようとしてるんじゃねぇのか?」カーライルが冗談めかして言うと、周囲の冒険者たちは苦笑した。
「まさにそんな感じだよ!」別の冒険者が言葉を重ねる。「何か起これば真っ先に首を突っ込んでくるし、あの情熱は理解できねぇな。」
「天才だって噂だけど、俺たちにとっちゃただの厄介者だ。」隣の冒険者がため息をつき、肩をすくめる。「領主の娘ってだけで誰も文句を言えないのがまた腹立つよな。」
カーライルはその言葉に特に反応を見せず、ただ指先で銅貨を転がしながら、冒険者たちの愚痴に耳を傾けていた。しかし心の中では、アルマの真っ直ぐな姿勢と冒険者たちの不満が、奇妙なコントラストを成しているのがどうしても滑稽に思えてならなかった。
「厄介だと思うなら、次に会ったら言ってやればいい。」カーライルが淡々と返すと、冒険者たちは顔を見合わせ、苦笑を浮かべる。
「いやいや、無理だろ。あの気迫に勝てる気がしねぇ。」
「確かにな。下手なこと言ったら倍返しされそうだ。」
彼らのやり取りに、カーライルは小さく肩をすくめ、再びジョッキを口に運ぶ。
その後、冒険者たちが去り、酒場の騒がしさが少し落ち着いた頃、カーライルは静かにビールを飲みながら思い返していた。「あの嬢ちゃん、どこまで突っ込んでいくつもりなんだか…」
心の中で呟きつつも、彼はその行動力と情熱に少なからず感心している自分に気づいた。黄金色のビールを飲み干し、カーライルは静かに空になったジョッキをテーブルに置いた。彼の頭には、アルマがどこかでまた事件を探し回っている姿が浮かんでいた。彼女が巻き起こす次の出来事が、どんな形で自分のもとに転がり込んでくるのか。その予感に、カーライルの口元には自然と小さな笑みが浮かんでいた。
その言葉が、頭の中で何度も反響する。目の前にいる小柄な存在は、まるで少女のように見えるが、その自信に満ちた笑みは年齢以上の経験を感じさせる。フィオラ――そう名乗った彼女は、勝ち誇ったように微笑んで、俺に魔具を差し出してきた。あまりに堂々とした態度に、俺は一瞬言葉を失った。
気づけば、手が自然と動いていた。差し出された魔具を受け取った瞬間、冷たく硬い金属の感触が手のひらに伝わる。その重みが、現実の重さとして俺の意識を引き戻した。酒場で耳にした冒険者たちの愚痴が、ふと頭をよぎる。
「最近、ダンジョンにしつこい押し売り屋が出るんだよ。」
その時は笑い飛ばしていたが、今となっては皮肉に思える。まさか、その「押し売り屋」が目の前にいて、しかも俺の命を救うことになるとは。苦笑いを浮かべるしかなかった。皮肉な運命だ。
俺は礼として銀貨を差し出した。フィオラは軽やかにそれを摘み、「へへっ、毎度あり!」と声を弾ませながら無造作にバッグに放り込んだ。その仕草は手慣れていて、まるで次の取引がすでに決まっているかのようだった。
彼女の背負ったリュックは、小柄な体に対してあまりにも大きく、揺れるたびに異様な存在感を放っている。中からは魔具や工具、そして見たこともない部品がはみ出していて、まるで歩く工房のようだ。頭に引っ掛けたゴーグルは今は額にかかっていて、まるで次の冒険に飛び込む準備が整っているかのように見える。
茶色いショートカットの髪は、リュックのストラップに押しつぶされて少し乱れているが、彼女はそんなことを気にする様子はない。その鋭い瞳は自信に満ち、まるで次なるターゲットを常に狙っているように輝いていた。
この人物がただの押し売り屋ではないことは、明らかだ。これほどの道具を持ち歩いていることから、彼女が技術者か冒険者であることは間違いない。しかし、正体は謎に包まれている。
ただ、確信していることが一つある。フィオラとの出会いが、これで終わるはずはない。この小柄な存在が、アルマの嬢ちゃんのように、俺の人生に新たな波乱をもたらすだろうと。
時は少し遡る。
あれは監査官の事件から、一カ月ほどが経った時のことだっただろうか─
─
カーライルはいつもの席に腰を下ろし、黄金色のビールをゆっくりと口に運んでいた。彼の大柄な体が椅子に沈み込むたび、木製の椅子がわずかにきしむ音を立てる。酒場の空気は燻製肉の香りとアルコールの甘い香りで満たされ、冒険者たちの笑い声や愚痴が絶え間なく飛び交っている。木製テーブルの軋む音、グラスを叩く音が混じり合い、この空間独特の賑やかさがあった。
カーライルは騒がしさの中にいながらも、まるで別世界にいるかのように静かだった。巨体を椅子に預けながらビールを飲み、時折耳を澄ませる。そんな彼の元には自然と冒険者たちの愚痴が吸い寄せられてくる。
「なぁ、カーライル。」隣のテーブルから冒険者の一人が話しかけてきた。「聞いてくれよ。ダンジョンの中で魔具を押し売りしてくるヤツがいてさ。仕方なく買ったんだが…」
カーライルはゆっくりとジョッキを置き、ちらりと冒険者の方を見る。目は半ば眠たげで、感情を表に出す気配はない。しかし、相手が話し始めると、軽く頷いて続きを促す。
「…使ってみたら全然役に立たなくてな。重いし、効果もねぇ。持ち歩くだけで無駄な荷物だよ、まったく。」
冒険者の声は次第に苛立ちを増し、同じ話を繰り返す。カーライルは頷きながらも表情を崩さず、ジョッキを再び手に取り、口を湿らせる。テーブルに銅貨三枚が置かれており、それが彼にとって話を聞く報酬だった。
「それだけじゃねぇんだよ。」隣の冒険者がさらに続ける。「そいつ、魔具を売りつけるだけじゃなくて、『これがなかったら死んでまうで!』なんて脅し文句まで使いやがるんだ。信じちまった俺が馬鹿だったのかもしれねぇが…」
カーライルはわずかに肩をすくめ、静かに相槌を打つ。その淡々とした態度に冒険者は少し苛立ちを覚えながらも、愚痴を止める気配はない。
その時、別の冒険者が割り込むように話し始めた。「それよりさ、最近ギルドで領主の娘さんがうろちょろしてるの知ってるか? 俺たちが戻るたびに『変わったことはないか?』『何か事件はないか?』ってしつこく聞いてくるんだよ。ほんとに面倒くさいったらありゃしない。」
その言葉に、カーライルは一瞬ジョッキを止め、軽く笑みを浮かべた。アルマの姿が頭に浮かぶ。猪突猛進で情熱的な彼女の行動が冒険者たちに迷惑と捉えられているのが、どうにもおかしかった。
「事件を引き寄せようとしてるんじゃねぇのか?」カーライルが冗談めかして言うと、周囲の冒険者たちは苦笑した。
「まさにそんな感じだよ!」別の冒険者が言葉を重ねる。「何か起これば真っ先に首を突っ込んでくるし、あの情熱は理解できねぇな。」
「天才だって噂だけど、俺たちにとっちゃただの厄介者だ。」隣の冒険者がため息をつき、肩をすくめる。「領主の娘ってだけで誰も文句を言えないのがまた腹立つよな。」
カーライルはその言葉に特に反応を見せず、ただ指先で銅貨を転がしながら、冒険者たちの愚痴に耳を傾けていた。しかし心の中では、アルマの真っ直ぐな姿勢と冒険者たちの不満が、奇妙なコントラストを成しているのがどうしても滑稽に思えてならなかった。
「厄介だと思うなら、次に会ったら言ってやればいい。」カーライルが淡々と返すと、冒険者たちは顔を見合わせ、苦笑を浮かべる。
「いやいや、無理だろ。あの気迫に勝てる気がしねぇ。」
「確かにな。下手なこと言ったら倍返しされそうだ。」
彼らのやり取りに、カーライルは小さく肩をすくめ、再びジョッキを口に運ぶ。
その後、冒険者たちが去り、酒場の騒がしさが少し落ち着いた頃、カーライルは静かにビールを飲みながら思い返していた。「あの嬢ちゃん、どこまで突っ込んでいくつもりなんだか…」
心の中で呟きつつも、彼はその行動力と情熱に少なからず感心している自分に気づいた。黄金色のビールを飲み干し、カーライルは静かに空になったジョッキをテーブルに置いた。彼の頭には、アルマがどこかでまた事件を探し回っている姿が浮かんでいた。彼女が巻き起こす次の出来事が、どんな形で自分のもとに転がり込んでくるのか。その予感に、カーライルの口元には自然と小さな笑みが浮かんでいた。
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