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第1部 ウィスタリア聖教国と伝説の勇者
第3話
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今日は、僕の所属している小隊は一日待機。
つまり休憩の日だ。
しっかり体を休めることも任務の内だと、団長から言われている。
だから僕は、少し遅めに起きた。
今日は一日のんびりしよう。
そう思った直後、空腹に気づいて朝食を取りに行く。
「お、起きてきたか。もうとっくに日は昇ってるぞ。それでも他の連中より早いほうだけどな。ほれ、朝食」
先に起きて準備をしていた同僚から、朝食を受け取った。
「今日はゆっくり休めよ」
そう声をかけてくれる。
給仕を担当するこいつは愛想がいい。
それに、よく料理を大盛りにしてくれるので好きだ。
こいつの人好きのする笑顔を見るだけで、自然と元気が出てくる。
休憩日には、自己鍛錬に励む者もいれば、同僚同士でおしゃべりをして過ごす者もいる。
大食らいの連中は、森の入り口で狩りをして、腹いっぱい肉を食べていることもある。
僕は、のんびり過ごす派だ。
近くのテーブルに座り、同僚たちのおしゃべりを聞きながら、ゆっくり朝食を食べる。
彼らの話は、僕の知らないニュースを教えてくれるから楽しい。
ぼんやりしていると、同僚たちが少しざわついた話題を始めた。
「おいおい、知ってるか。近いうちに第三騎士団の連中が帰ってくるらしいぞ」
「え? もうか?遠征から帰るには早くないか?」
「逆だよ。もう討伐を終わらせたんだと。新聞に書いてあった」
「マジかよ・・・・・あれだけの魔物をこの短期間で?」
「さすがだよな。第一騎士団でも無理だろ、そんなの」
「ウィスタリア聖教国最強、『ウィスタリアの剣』だもんな」
第三騎士団団長――。
同僚たちが口にしているその人物の名を、僕はすぐに思い出した。
クラレット。
僕の幼なじみ。
孤児院にいたころから、一緒に遊んで育った、赤い髪の幼なじみ。
勇者ごっこで、何度も一緒に剣を振った相手だ。
それが今では、ウィスタリア聖教国でも屈指の戦士。
僕とクラレットは、同じ孤児院で育ち、同じ時期に別々の貴族に引き取られ、十五歳で騎士団に入団した。
――同じ道を歩いていたのは、そこまでだった。
入団時の魔力測定で、僕には魔力がないことが分かった。
だから、剣を磨くしかなかった。
一方、クラレットは違った。
人族離れした強さ。
周囲との連携。
集団を率いる力。
そのすべてが評価され、クラレットを団長とする第三騎士団が創設された。
結果は、誰の目にも明らかだった。
第三騎士団は、国内の魔物討伐を次々と成功させ、同盟国ゴールド王国への派遣まで任される。
そして――その激戦区での任務すら、短期間で終わらせたという。
「・・・・・・帰ってくるのか」
思わず、口が動いた。
前みたいに、話ができたらいいな。
そう思った。
でも――それは、きっと叶わない。
僕は第二騎士団の平騎士。
相手は、この国の英雄だ。
帰還すれば、凱旋パーティーが開かれ、貴族たちに囲まれる存在になる。
幼なじみというだけで、気軽に声をかけられる相手ではなくなった。
「・・・・・ずいぶん、遠い存在になったんだな」
誰にも聞こえない声で、そう呟いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
二日後。
第三騎士団団長を務めるぼくクラレットは、第三騎士団とともにウィスタリア聖教国に帰還しました。
その夜、第三騎士団の勝利を祝う祝勝パーティーが開かれます。
出席を許されたのは、第三騎士団の面々に加え、高位貴族、第一騎士団の団長と副団長のみ。
国都中心部、宮殿の大広間。
そこでは、ウィスタリア聖教国の最高指導者である大神官が祝辞を述べていました。
その言葉は、いつも通り少し長い。
貴族たちの表情には、うんざりした色が浮かんでいます。
やがて――大神官の祝辞が終わり、歓談の時間が始まりました。
ぼくは、
「やっと話が終わったか」
と誰にも聞かれないようにそっとため息をつく。
長い遠征から帰り、しかも多大な戦果を挙げたぼくに対してこの国は大きな賛辞をくれ、祝勝パーティーまで開いてくれました。
しかし、ぼくが本当にほしいのはこんなうわべだけのとりつくろったパーティーなんかじゃないんだ。
ぼくが本当にほしいのは大事な幼なじみとのひと時の時間です。
ぼくの大事な幼なじみは、いま第二騎士団で平騎士をしています。
聞けば、いまは魔物討伐の任務の最中だとか。
身体は無事だろうか、ケガはないだろうかと心配が尽きません。
本当はこんなパーティーなんか抜け出してすぐにでも第二騎士団の幼なじみのもとへ会いに行きたいとすら考えています。
しかし、声をかけてくる貴族に不愛想な態度もとれず挨拶を返さざるをえない。
ぼくが慣れない笑顔を作ってそう考えていると、また一組、貴族の夫人とその令嬢がこちらへやってきました。
「これはこれは騎士団長さま。お会いできて光栄ですわ。このたびの無事のご帰還をお祝い申し上げます。これも創造神様のご加護と騎士団長さまの武勇のたまものですわね」
貴族の夫人は嘗め回すようにぼくに視線を向けてきます。
その視線には気持ち悪さを感じてしまう。
ぼくはその視線を受け流し、適当にあいさつを返す。
どうもこの夫人は、ぼくに自分の娘を紹介をしたいようです。
婚約をしてはどうか、ということをほのめかしてくる。
ほんと、めんどくさいな。
貴族からのあいさつはぼくへの賛辞がほとんどだが、その実は派閥への勧誘か、婚約の打診を下心に持っているものが多い。
しかもぼくの容姿はどうやら令嬢にはとても魅力的に映るらしい。
いまも夫人の隣にいる令嬢はぼくをみて顔を赤らめ、ポーッとしています。
女性への対応に慣れていないぼくはあいまいな返事しかできず、対応にこまっていました。
そのとき、助け船がはいった。
第一騎士団の団長サンドベージュとその隣にいる副団長ラベンダーがぼくのほうへ挨拶に来てくれたのです。
ぼくはすかさず、
「失礼、無礼は承知の上ですが、騎士団同士の打ち合わせがありますので」
といって夫人たちから逃げることができました。
ぼくはそそくさとサンドベージュとラベンダーを大広間の隅に誘導する。
「ふう、助かったよ。もうへとへと。こんなことなら、パーティーの参加より魔物退治のほうがよっぽど気が休まるよ」
「ははは。そんなことを言うのはお前ぐらいだぞ。まあ確かに貴族の態度は露骨すぎだな。すこし同情する」
第一騎士団団長サンドベージュはそういってぼくに同情の目をむけました。
その隣で控えめにしていた副団長のラベンダーがその黒い瞳をぼくに向ける。
「クラレットくん。遠征お疲れ様。ケガはなかった?心配したわよ。無事に戻ってきてくれてうれしいわ」
と嬉しそうな表情。
実は副団長のラベンダーとぼくは幼馴染で、孤児院に一緒にいた間柄なんです。
だからお互い気安いことばをつかうけど、そのせいで恋人同士かと噂されてしまうことがありました。
はっきり断言するけど違う。
とくにラベンダーはぼくにそう言う感情をもっていません。
ラベンダーはあのころからずっと一途に想っている人がいるのだから。
それはともかく、このパーティーにいつまでいないといけないのか。
もう帰りたい。
帰ったら休暇がもらえるはず。
そうしたらすぐに第二騎士団の居場所を確認してそこへ行くのになあ。
つまり休憩の日だ。
しっかり体を休めることも任務の内だと、団長から言われている。
だから僕は、少し遅めに起きた。
今日は一日のんびりしよう。
そう思った直後、空腹に気づいて朝食を取りに行く。
「お、起きてきたか。もうとっくに日は昇ってるぞ。それでも他の連中より早いほうだけどな。ほれ、朝食」
先に起きて準備をしていた同僚から、朝食を受け取った。
「今日はゆっくり休めよ」
そう声をかけてくれる。
給仕を担当するこいつは愛想がいい。
それに、よく料理を大盛りにしてくれるので好きだ。
こいつの人好きのする笑顔を見るだけで、自然と元気が出てくる。
休憩日には、自己鍛錬に励む者もいれば、同僚同士でおしゃべりをして過ごす者もいる。
大食らいの連中は、森の入り口で狩りをして、腹いっぱい肉を食べていることもある。
僕は、のんびり過ごす派だ。
近くのテーブルに座り、同僚たちのおしゃべりを聞きながら、ゆっくり朝食を食べる。
彼らの話は、僕の知らないニュースを教えてくれるから楽しい。
ぼんやりしていると、同僚たちが少しざわついた話題を始めた。
「おいおい、知ってるか。近いうちに第三騎士団の連中が帰ってくるらしいぞ」
「え? もうか?遠征から帰るには早くないか?」
「逆だよ。もう討伐を終わらせたんだと。新聞に書いてあった」
「マジかよ・・・・・あれだけの魔物をこの短期間で?」
「さすがだよな。第一騎士団でも無理だろ、そんなの」
「ウィスタリア聖教国最強、『ウィスタリアの剣』だもんな」
第三騎士団団長――。
同僚たちが口にしているその人物の名を、僕はすぐに思い出した。
クラレット。
僕の幼なじみ。
孤児院にいたころから、一緒に遊んで育った、赤い髪の幼なじみ。
勇者ごっこで、何度も一緒に剣を振った相手だ。
それが今では、ウィスタリア聖教国でも屈指の戦士。
僕とクラレットは、同じ孤児院で育ち、同じ時期に別々の貴族に引き取られ、十五歳で騎士団に入団した。
――同じ道を歩いていたのは、そこまでだった。
入団時の魔力測定で、僕には魔力がないことが分かった。
だから、剣を磨くしかなかった。
一方、クラレットは違った。
人族離れした強さ。
周囲との連携。
集団を率いる力。
そのすべてが評価され、クラレットを団長とする第三騎士団が創設された。
結果は、誰の目にも明らかだった。
第三騎士団は、国内の魔物討伐を次々と成功させ、同盟国ゴールド王国への派遣まで任される。
そして――その激戦区での任務すら、短期間で終わらせたという。
「・・・・・・帰ってくるのか」
思わず、口が動いた。
前みたいに、話ができたらいいな。
そう思った。
でも――それは、きっと叶わない。
僕は第二騎士団の平騎士。
相手は、この国の英雄だ。
帰還すれば、凱旋パーティーが開かれ、貴族たちに囲まれる存在になる。
幼なじみというだけで、気軽に声をかけられる相手ではなくなった。
「・・・・・ずいぶん、遠い存在になったんだな」
誰にも聞こえない声で、そう呟いた。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
二日後。
第三騎士団団長を務めるぼくクラレットは、第三騎士団とともにウィスタリア聖教国に帰還しました。
その夜、第三騎士団の勝利を祝う祝勝パーティーが開かれます。
出席を許されたのは、第三騎士団の面々に加え、高位貴族、第一騎士団の団長と副団長のみ。
国都中心部、宮殿の大広間。
そこでは、ウィスタリア聖教国の最高指導者である大神官が祝辞を述べていました。
その言葉は、いつも通り少し長い。
貴族たちの表情には、うんざりした色が浮かんでいます。
やがて――大神官の祝辞が終わり、歓談の時間が始まりました。
ぼくは、
「やっと話が終わったか」
と誰にも聞かれないようにそっとため息をつく。
長い遠征から帰り、しかも多大な戦果を挙げたぼくに対してこの国は大きな賛辞をくれ、祝勝パーティーまで開いてくれました。
しかし、ぼくが本当にほしいのはこんなうわべだけのとりつくろったパーティーなんかじゃないんだ。
ぼくが本当にほしいのは大事な幼なじみとのひと時の時間です。
ぼくの大事な幼なじみは、いま第二騎士団で平騎士をしています。
聞けば、いまは魔物討伐の任務の最中だとか。
身体は無事だろうか、ケガはないだろうかと心配が尽きません。
本当はこんなパーティーなんか抜け出してすぐにでも第二騎士団の幼なじみのもとへ会いに行きたいとすら考えています。
しかし、声をかけてくる貴族に不愛想な態度もとれず挨拶を返さざるをえない。
ぼくが慣れない笑顔を作ってそう考えていると、また一組、貴族の夫人とその令嬢がこちらへやってきました。
「これはこれは騎士団長さま。お会いできて光栄ですわ。このたびの無事のご帰還をお祝い申し上げます。これも創造神様のご加護と騎士団長さまの武勇のたまものですわね」
貴族の夫人は嘗め回すようにぼくに視線を向けてきます。
その視線には気持ち悪さを感じてしまう。
ぼくはその視線を受け流し、適当にあいさつを返す。
どうもこの夫人は、ぼくに自分の娘を紹介をしたいようです。
婚約をしてはどうか、ということをほのめかしてくる。
ほんと、めんどくさいな。
貴族からのあいさつはぼくへの賛辞がほとんどだが、その実は派閥への勧誘か、婚約の打診を下心に持っているものが多い。
しかもぼくの容姿はどうやら令嬢にはとても魅力的に映るらしい。
いまも夫人の隣にいる令嬢はぼくをみて顔を赤らめ、ポーッとしています。
女性への対応に慣れていないぼくはあいまいな返事しかできず、対応にこまっていました。
そのとき、助け船がはいった。
第一騎士団の団長サンドベージュとその隣にいる副団長ラベンダーがぼくのほうへ挨拶に来てくれたのです。
ぼくはすかさず、
「失礼、無礼は承知の上ですが、騎士団同士の打ち合わせがありますので」
といって夫人たちから逃げることができました。
ぼくはそそくさとサンドベージュとラベンダーを大広間の隅に誘導する。
「ふう、助かったよ。もうへとへと。こんなことなら、パーティーの参加より魔物退治のほうがよっぽど気が休まるよ」
「ははは。そんなことを言うのはお前ぐらいだぞ。まあ確かに貴族の態度は露骨すぎだな。すこし同情する」
第一騎士団団長サンドベージュはそういってぼくに同情の目をむけました。
その隣で控えめにしていた副団長のラベンダーがその黒い瞳をぼくに向ける。
「クラレットくん。遠征お疲れ様。ケガはなかった?心配したわよ。無事に戻ってきてくれてうれしいわ」
と嬉しそうな表情。
実は副団長のラベンダーとぼくは幼馴染で、孤児院に一緒にいた間柄なんです。
だからお互い気安いことばをつかうけど、そのせいで恋人同士かと噂されてしまうことがありました。
はっきり断言するけど違う。
とくにラベンダーはぼくにそう言う感情をもっていません。
ラベンダーはあのころからずっと一途に想っている人がいるのだから。
それはともかく、このパーティーにいつまでいないといけないのか。
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