注意 このお話は、勇者の聖戦から1000年前の話です。
※シリーズ第6作ですが、本作単体でもお楽しみいただけます。
「ならば、王太子妃となれ」
戦場で国を救った将軍フェレティア。
しかし、彼女を待っていたのは王太子からの理不尽な要求と、身に覚えのない反逆罪だった。
国を追われたフェレティアは、やがて本当の主人であるイエローと出会い、そのメイドとして仕えることになる。
そして、物語はさらに過去へ。
イエローは、かつてパープルという少年として生きた魂の生まれ変わりだった。
戦乱の時代を生きたイエロー。
その前世で、傭兵として仲間を生きて帰し、傷ついた人々を治しながら生きたパープル。
同じ魂を持ちながら、異なる時代、異なる人生を歩んだ二人を描く。
ご主人様の二つの過去世の物語。
文字数 30,130
最終更新日 2026.10.26
登録日 2026.10.23
魔力量がほとんどないフローラは、努力を重ね、子爵家の跡取りとして学んできた。
しかし父親は、膨大な魔力を持つ妹ベラリーを次期当主に選んでしまう。
跡取りの座を奪われたフローラは、寄り親であるアプリコット公爵家で侍女として働き続けることに。
ところが数年後、妹の魔法によって領地に大きな災害が起きてしまう。
故郷の復興を任されたフローラは、これまで積み重ねてきた知識と経験を生かし、領民たちとともに立ち上がる。
魔力量だけでは決まらない、本当の価値とは――。
選ばれなかった姉が、自分の力で未来を切り開く物語。
文字数 7,830
最終更新日 2026.10.25
登録日 2026.10.25
「またかよ。失敗係!いつになったらまともに仕事できるんだ。ハハハ」
会社で、年下の上司や部下からバカにされる。
これが俺の日常だった。
会社で“失敗係”と呼ばれ、面倒な仕事ばかり押しつけられていた俺。そんな俺には、誰にも言えない秘密があった。
それは、月に一度だけ現れる世界最強のメイド――エクレアに仕えられていること。
彼女の助言と支えによって、俺の人生は少しずつ変わり始める。理不尽な上司、会社の人間関係、そして俺を見てくれる女性たち。
“失敗係”と笑われていた男は、やがて周囲から必要とされる存在になっていく。
※本作は『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です』略して「ぼくつか」の外伝です。本編未読でもお読みいただけます。
文字数 60,614
最終更新日 2026.10.22
登録日 2026.09.17
お姉様の婚約者も、伯爵家の跡取りの座も、私のものになるはずだった。
しかし、正統な後継者である姉を追い出したことで、伯爵家は取り潰されてしまう。
地位も財産も、そして家族さえも失った私。
そんな私のそばに、ただ一人残ってくれたのは、エルフのメイド、エナメルだった。
「私、何もできないわよ」
「では、一つずつ覚えてまいりましょう」
何もできなかった私に、エナメルは生きるためのさまざまなことを教えてくれた。
これは、すべてを失った一人の娘が、メイドとともに新しい人生を歩み始める物語。
文字数 7,424
最終更新日 2026.10.17
登録日 2026.10.17
「君は僕のことが好きなんだろう?」
伯爵令嬢リリアルネは、浮気を繰り返す婚約者ローレンスを、それでも愛し続けていた。
そんな彼女に仕えるのは、長い年月を生きてきたエルフのメイド、エナメル。
ある日、エナメルはお嬢様に問いかける。
「ローレンス様は、お嬢様のために何をしてくださったのでしょう?」
その一言をきっかけに、リリアルネは自分の幸せを見つめ直し始める。
これは、一人の令嬢が長年の恋に区切りをつけ、自分の未来を選び直す物語。
文字数 12,645
最終更新日 2026.10.16
登録日 2026.10.16
「お願い!! 私に代わって、王太子妃になって!!」
新たな奉公先を探していたメイドのエナメルは、国一番の踊り手と評判の公爵令嬢セリーヌに雇われることになった。
ところが、雇用契約を結んだ直後、セリーヌから突然、王太子妃選定の神前の儀で踊りの身代わりをしてほしいと頼まれてしまう。
実はセリーヌは、少し前から急激に太ってしまい、得意だった踊りができなくなっていたのだ。
神前の儀まで、あと一か月。
大切な王太子に失望されたくないセリーヌの願いを聞き、エナメルは準備を始める。
そして迎えた神前の儀。
国一番と称賛される見事な舞踊が披露されるが、その舞い手には、ある秘密があった。
これは、踊りを失った令嬢と、彼女を支えるメイドの、少し不思議で幸せな物語。
文字数 12,481
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.23
旅の途中、ある村でメイドとして雇われたエナメル。
ところが数か月後、突然契約を打ち切られ、魔物の住む洞窟へ生け贄として送り込まれてしまう。
実はその村では、知能を持つゴブリンたちに女を差し出す代わりに、希少な薬草を受け取る秘密の取引が行われていた。
しかし、エナメルは数百年の経験を持つエルフのメイド。
襲いかかってきたゴブリンたちを討伐し、何事もなかったかのように村へ帰ってくる。
すると村長は、ゴブリンたちが独占していた薬草をすべて手に入れられると大喜び。
けれど、その薬草には、村長の知らない秘密があって……。
これは、欲深い村長と、少し変わったメイドが出会ったことで起きた、ある村の行く末のお話。
文字数 6,441
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.23
※過去作を読んでいなくても楽しめる内容になっています。
「ご主人様。私はクレオメと申します。どうか、私にさん付けはなさらず、呼び捨てにしてくださいませ」
これが、僕とクレオメの最初の会話だった。
のちに第二次魔導災害と呼ばれる事件。
それは、シルバー王国全土を巻き込む大事件となった。
そして、その中心にいたのは、アカデミー高等部で「特政枠」と呼ばれていた僕だった。
もちろん、そのときの僕は、そんなことになるなんて思ってもいなかった。
ただ、新しい学校で友達ができればいいな、くらいに考えていたのだ。
――このとき出会ったクレオメが、のちに思いがけない秘密を明かすことになるとも知らずに。
あることがきっかけで“記憶を呼び覚ます魔法”にかかってしまった僕。
夢の中で見たのは、はるか昔に存在した魔導王国パールの記憶。
魔力を持たない落ちこぼれとして冷遇されながらも、魔道具の研究に人生を捧げた魔族、ワインレッド。
彼の記憶を追ううちに、僕は魔導王国パールの滅亡のきっかけと魔導災害、その後の歴史に隠された真実を知っていく。
文字数 179,606
最終更新日 2026.09.16
登録日 2026.07.15
初夜に「君を愛することはない」と言い放ち、妻を傷つけた坊ちゃま。
その結果、婚姻は解消され、爵位継承も白紙となり、家から追い出されてしまう。
だが、長年仕えてきたメイドのエナメルだけは、そんな坊ちゃまを見捨てなかった。
魔道具工房、商隊、そして商会。
失敗して、学んで、また失敗して。
これは、何もかも失った一人の男が、少しずつ人の気持ちを知り、自分の人生をやり直していくお話。
文字数 6,864
最終更新日 2026.09.10
登録日 2026.09.10
中級聖女となり、幼なじみの神官騎士ケイザーとともにブルー王国へ派遣されたメリン。
しかし王子とのウワサをきっかけに、ケイザーは王子の婚約者である公爵令嬢と急速に近づいていく。
「お前なら分かってくれると思ってた」
聖女だから。優しいから。でも、メリンだって傷つく。
そんな彼女を、専属メイドのエナメルは静かに支えていく。
これは、一人の少女が自分の人生を選ぶまでのお話。
文字数 9,321
最終更新日 2026.09.08
登録日 2026.09.08
「私、あなたの子供ができたの。責任を取ってくださらない?」
辺境の方面司令官ネールの前に現れた、インディゴ伯爵令嬢。
だが、その子の父親はネールではなく、問題ばかり起こす弟だった。
伯爵家から責任を迫られたネールは、ついに方面司令官を辞任する。
ところが彼が去った途端、辺境の領主たちは最低限しか動かなくなり――。
その裏で、長年ネールを支えてきたメイドのエナメルは、今日も静かに主人のために動いていた。
文字数 11,966
最終更新日 2026.09.06
登録日 2026.09.06
二十五歳になっても初級聖女のままだった私は、ついに聖女を辞め、町の治癒士として生きることにした。
結婚し、子供にも恵まれ、ようやく手に入れた幸せな暮らし。
だが大量の魔物が町を襲い、夫と子供が瀕死の重傷を負ってしまう。
「私なんてどうなってもいい。どうか、この二人だけは助けて」
その願いが、二十年以上越えられなかった“聖女の試練”を動かした。
そして目の前に現れたのは、昔とまったく姿の変わらない大聖女で――。
文字数 7,411
最終更新日 2026.08.21
登録日 2026.08.21
「騎士としての実力を認められた!」
ブラックベアー十匹を倒した英雄として持ち上げられ、領主令嬢との婚約を選んだ騎士ケイン。
ですが、その魔物を倒したのは、婚約者サリアラに仕える地味なメイド・エナメルでした。
功績を訂正しなかったケインはどんどん調子に乗っていき――。
「あらあ。まさか、領主様のご令嬢に婚約破棄されたから、やっぱりお嬢様とだなんて、まさかねえ」
普段は穏やかなベテランメイドも、大切なお嬢様を泣かせた相手には少しだけ容赦しません。
文字数 7,263
最終更新日 2026.08.20
登録日 2026.08.20
「第二王子殿下は、婚約者を嫌っているらしい」
王城でそんなウワサを耳にした、地味なメイドのエナメル。
ところが第二王子殿下も、公爵令嬢様も、相手を意識するたびに魔力の流れが乱れている。
しかも二人の部屋には、相手の好きなものや会話の内容を必死に考えたメモまであって――。
「お互いのことばかり考えていらっしゃるのに、なぜお話しにならないのでしょう」
恋愛に疎いベテランメイドが、すれ違う二人を静かに見守ります。
文字数 7,497
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.08.19
「命の恩人を見つけた。だから、お前との婚約を破棄する!」
領主から突然婚約破棄を告げられた令嬢。
彼が新たな婚約者に選んだのは、10年前に魔物の群れから自分を救ったという“ミストロンの奇跡”の女性だった。
だが、その女性は本当に奇跡の英雄なのか。
そして、婚約破棄された令嬢を幼いころから育ててきた地味なメイド・エナメルには、誰も知らない過去があった。
やがて大量の魔物が都市へ襲来したとき、偽物の奇跡と、本当の奇跡の正体が明らかになる。
※本作は『メイドのエナメルは今日も静かにお仕えします』シリーズの一作です。本作単体でもお楽しみいただけます。
文字数 6,600
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.18
「エナメル。今日限りで君を解雇する」
20年仕えた屋敷をクビになった、地味なエルフのメイド・エナメル。
だが、晩餐会の料理も、侯爵への手紙も、調度品の手配も、屋敷を狙う暗殺者の処理も――すべて彼女が陰で支えていたものだった。
エナメルが去ったあと、屋敷は少しずつ綻び始める。
一方の本人は、そんなことも知らず。
「さて。次はどこで雇っていただきましょう」
地味で目立たないベテランメイド・エナメルの、新しい奉公先探しが始まる。
※本作は『メイドのエナメルは今日も静かにお仕えします』シリーズの第1作です。本作単体でもお楽しみいただけます。
文字数 7,100
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.18
「お前はもういらない!」
10歳の頃からマゼンタ王国に派遣され、10年間国を支えてきた聖女。
しかし婚約者の王子から、役立たず扱いされたうえ国外追放を言い渡されてしまう。
「この国には、お前以外にも聖女がたくさんいる!」
傷を癒す聖女。騎士を強くする聖女。水を浄化する聖女。
そう言われ、聖女は静かに教会へ帰ることにした。
だが二か月後。
マゼンタ王国では、騎士も魔導士も治癒士も、なぜか一斉に力を失い始める。
実は王子が「聖女」だと思っていた者たちは、本当の聖女ではなかった。
彼らの力を10年間ずっと底上げしていたのは――追放したはずの彼女だったのである。
文字数 9,397
最終更新日 2026.08.18
登録日 2026.08.18
「俺はハズレを引いた!」
王命により、地味な伯爵令嬢リレイアは第三王子と婚約することになった。
だが、美貌だけは素晴らしい第三王子は、彼女を見下し、他の令嬢との仲まで見せつけてくる。
「俺のような王族と婚約できるだけありがたいと思え!」
しかし、リレイアも伯爵家も、この婚約をまったくありがたいと思っていなかった。
やがて次期当主として修行へ出たリレイアに、第三王子は半年間の交流不足を理由に婚約破棄を宣言する。
「承知いたしました」
王族である自分こそが褒美だと思っている第三王子。
けれど、本当にこの婚約を必要としていたのは――王家の方だった。
文字数 6,005
最終更新日 2026.08.17
登録日 2026.08.17
「その髪、ほんとうにかわいそうね」
笑いながらそう言われて、私は何も言い返せなかった。
自分の容姿に強いコンプレックスを抱く伯爵令嬢ミア。
波打つ髪も、平凡な瞳も好きになれず、くりくりした瞳とさらさらの髪を持つ令嬢セリーナに憧れながら、彼女から容姿を笑われる日々を送っていた。
そんなある日、幼なじみで憧れの相手であるレオルがセリーナと並んで歩く姿を見て、ミアは思わず逃げ出してしまう。
泣きながら王都の商業区を歩いていたミアは、商業ギルドで働く少年グリーンと出会う。
グリーンが差し出したのは、理想の姿になれるという不思議な魔法薬。
綺麗になれば、レオルに愛されるかもしれない。
そう思って薬を飲んだミアは、理想の容姿を手に入れるのだが――。
彼が本当に探していたのは、美しく変わった私ではなく、変わる前の私でした。
文字数 7,505
最終更新日 2026.08.17
登録日 2026.08.17
「王女殿下。あなた様を妻に迎えましたが、初夜はいたしません」
救国の姫将軍と呼ばれる王女は、元部下の軍人レイリオンと結婚した。
ところが結婚初夜、突然の白い結婚宣言。
しかも夫は翌日から姿を消し、調べてみれば娼館で二十人もの女性を抱いていたという。
「ふざけんなああああ!!」
怒り狂う王女だったが、夫を問い詰めてみると、返ってきたのは予想もしなかった答えだった。
「姫様への劣情を消すためです」
妻を嫌っているどころか、尊敬し、好きすぎるあまり盛大に間違った方向へ突っ走っていた夫。
「私は崇拝されるために嫁いだのではない。お前の妻になるために嫁いだ!」
救国の姫将軍と、彼女を敬愛しすぎる元部下。
ちょっとおかしな夫婦の、白い結婚から始まるラブコメディ。
文字数 3,419
最終更新日 2026.08.15
登録日 2026.08.15