僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です 小説一覧
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38件
1
「俺はハズレを引いた」――地味な伯爵令嬢との婚約を嫌がった第三王子殿下ですが、王家の方が我が家を必要としているのですよ?
「俺はハズレを引いた!」
王命により、地味な伯爵令嬢リレイアは第三王子と婚約することになった。
だが、美貌だけは素晴らしい第三王子は、彼女を見下し、他の令嬢との仲まで見せつけてくる。
「俺のような王族と婚約できるだけありがたいと思え!」
しかし、リレイアも伯爵家も、この婚約をまったくありがたいと思っていなかった。
やがて次期当主として修行へ出たリレイアに、第三王子は半年間の交流不足を理由に婚約破棄を宣言する。
「承知いたしました」
王族である自分こそが褒美だと思っている第三王子。
けれど、本当にこの婚約を必要としていたのは――王家の方だった。
2
初夜の失言ですべてを失った坊ちゃまの、その後
初夜に「君を愛することはない」と言い放ち、妻を傷つけた坊ちゃま。
その結果、婚姻は解消され、爵位継承も白紙となり、家から追い出されてしまう。
だが、長年仕えてきたメイドのエナメルだけは、そんな坊ちゃまを見捨てなかった。
魔道具工房、商隊、そして商会。
失敗して、学んで、また失敗して。
これは、何もかも失った一人の男が、少しずつ人の気持ちを知り、自分の人生をやり直していくお話。
3
「私、あなたの子供ができたの。責任を取ってくださらない?」から始まる辺境騒動。メイドのエナメルは今日も主人を支えている。
「私、あなたの子供ができたの。責任を取ってくださらない?」
辺境の方面司令官ネールの前に現れた、インディゴ伯爵令嬢。
だが、その子の父親はネールではなく、問題ばかり起こす弟だった。
伯爵家から責任を迫られたネールは、ついに方面司令官を辞任する。
ところが彼が去った途端、辺境の領主たちは最低限しか動かなくなり――。
その裏で、長年ネールを支えてきたメイドのエナメルは、今日も静かに主人のために動いていた。
4
試験でカンニング犯にされた平民ですが、帝国文官試験で首席合格しました
魔法学園の卒業試験で、私はカンニング犯に仕立て上げられた。
断罪してきたのは、かつて好意を寄せてくれていた高位貴族の子息。そしてその隣には、私を嫌う貴族令嬢が立っていた。
平民の私には弁明の余地もない。私は試験の順位を辞退し、その場を去ることになった。
――だが。
私にはもう一つの試験がある。
それは、帝国でも屈指の難関といわれる帝国文官試験。
そして数日後。
その結果は――首席合格だった。
冤罪で断罪された平民が、帝国の文官として身を立てる物語。
5
「落ちこぼれ聖女」と呼ばれ続けた私ですが、二十年以上かけてようやく中級聖女になれたようです
二十五歳になっても初級聖女のままだった私は、ついに聖女を辞め、町の治癒士として生きることにした。
結婚し、子供にも恵まれ、ようやく手に入れた幸せな暮らし。
だが大量の魔物が町を襲い、夫と子供が瀕死の重傷を負ってしまう。
「私なんてどうなってもいい。どうか、この二人だけは助けて」
その願いが、二十年以上越えられなかった“聖女の試練”を動かした。
そして目の前に現れたのは、昔とまったく姿の変わらない大聖女で――。
6
『「命の恩人を見つけたから、お前との婚約を破棄する!」――お嬢様を捨てた領主様、その“ミストロンの奇跡”は私ですが?』
「命の恩人を見つけた。だから、お前との婚約を破棄する!」
領主から突然婚約破棄を告げられた令嬢。
彼が新たな婚約者に選んだのは、10年前に魔物の群れから自分を救ったという“ミストロンの奇跡”の女性だった。
だが、その女性は本当に奇跡の英雄なのか。
そして、婚約破棄された令嬢を幼いころから育ててきた地味なメイド・エナメルには、誰も知らない過去があった。
やがて大量の魔物が都市へ襲来したとき、偽物の奇跡と、本当の奇跡の正体が明らかになる。
※本作は『メイドのエナメルは今日も静かにお仕えします』シリーズの一作です。本作単体でもお楽しみいただけます。
7
社内で“失敗係”と呼ばれていた俺、実は世界最強のメイドに仕えられてエリート美女たちに溺愛されています~ぼくつか外伝~
「またかよ。失敗係!いつになったらまともに仕事できるんだ。ハハハ」
会社で、年下の上司や部下からバカにされる。
これが俺の日常だった。
会社で“失敗係”と呼ばれ、面倒な仕事ばかり押しつけられていた俺。そんな俺には、誰にも言えない秘密があった。
それは、月に一度だけ現れる世界最強のメイド――エクレアに仕えられていること。
彼女の助言と支えによって、俺の人生は少しずつ変わり始める。理不尽な上司、会社の人間関係、そして俺を見てくれる女性たち。
“失敗係”と笑われていた男は、やがて周囲から必要とされる存在になっていく。
※本作は『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です』略して「ぼくつか」の外伝です。本編未読でもお読みいただけます。
8
愛人と暮らすために私と結婚した伯爵子息、皇帝宮の夜会で本音を喋る魔道具を使ったらすべて暴露されました
愛人と暮らすために私と結婚した伯爵子息。その本性を知ったのは、結婚した後でした。
私は子供を産むためだけの妻。生まれた子は愛人が育て、私は屋敷に閉じ込められる運命だという。
絶望する私が思い出したのは、大魔導士から渡された魔道具。「心に思ったことを言葉にしてしまう」もの。
そして皇帝宮の夜会で――伯爵子息は皇太子の前で、自分の本音をすべて喋ってしまいました。
この作品は、「僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です」シリーズの外伝です。
リリアーナは、第1作目の第3部のおまけ、のお話にでてくる子爵令嬢です。
9
三人の孤児の中から聖女が生まれると言われましたが、選ばれなかった私が“本物”でした
フクシア神教国では、聖女になることは最高の誉れとされている。
ある日、予言者は三人の孤児を指してこう告げた。
「この中から、一人は聖女になる」と。
長女カヤ、次女ルリア、そして三女ケイト。
社交的で人望のある姉たちは「聖女候補」として周囲に期待され、取り巻きに囲まれていた。
一方でケイトは、静かで目立たず、「何にもなれない」と言われる存在。
――だが。
王族が倒れ、教会の治癒でも救えない絶望の中。
誰にも期待されていなかった少女が、ただ「助かってほしい」と願った瞬間――奇跡は起きた。
その日、教会は“本物”を見つける。
そして少女は、まだその意味も知らないまま、聖女として迎えられることになる。
これは、誰にも選ばれなかった少女が、神に選ばれるまでの物語。
10
「今日限りで君を解雇する」――20年仕えた地味なメイドですが、料理も手紙も暗殺者対策も私がやっていました
「エナメル。今日限りで君を解雇する」
20年仕えた屋敷をクビになった、地味なエルフのメイド・エナメル。
だが、晩餐会の料理も、侯爵への手紙も、調度品の手配も、屋敷を狙う暗殺者の処理も――すべて彼女が陰で支えていたものだった。
エナメルが去ったあと、屋敷は少しずつ綻び始める。
一方の本人は、そんなことも知らず。
「さて。次はどこで雇っていただきましょう」
地味で目立たないベテランメイド・エナメルの、新しい奉公先探しが始まる。
※本作は『メイドのエナメルは今日も静かにお仕えします』シリーズの第1作です。本作単体でもお楽しみいただけます。
11
「気持ち悪いです、王太子殿下」
「父上、僕には将来を誓い合った女性がいます」
ダリア王国の王太子がそう告げた相手は、Sランク冒険者にして黒髪の聖女。
ところが――。
「その方と話したことは?」
「ありません」
「会ったことは?」
「遠くから何度か」
当然、黒髪の聖女本人にはまったく心当たりがない。
「正直、迷惑です。あと、気持ち悪いです」
それでも王太子は止まらない。
やがて騒動は王国中を巻き込み、最後には前世から続くまさかの因縁まで明らかになって――。
勘違い王太子と黒髪の聖女が繰り広げる、ちょっと気持ち悪いコメディ。
※本作は「僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です」と同じ世界観でのお話ですが、単体でもお楽しみいただけます。
12
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です1~またクビになったけど、親代わりのメイドが慰めてくれるので悲しくなんてない!!~
落ちこぼれ冒険者の僕は、ついにパーティーをクビになった。
役立たずだと罵られ、逃げるように故郷へ帰りつく。
そこで待っていたのは、僕を「ご主人様」と甘やかしてくる世界最強のメイドたちだった。
日常を平穏に過ごしたいと願う平凡な僕は、向こうからやってくる国の陰謀や厄介ごとを最強のメイドたちとともに解決する。
主従関係から始まった平凡でない日常は、やがて一国の命運すら左右する大事件へとつながっていく。
※本作はすでに最後まで書き上げ済みです。1日1話(22時頃)更新予定です。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています。
13
魔物と取引をした村の行く末と、生け贄にされたメイド
旅の途中、ある村でメイドとして雇われたエナメル。
ところが数か月後、突然契約を打ち切られ、魔物の住む洞窟へ生け贄として送り込まれてしまう。
実はその村では、知能を持つゴブリンたちに女を差し出す代わりに、希少な薬草を受け取る秘密の取引が行われていた。
しかし、エナメルは数百年の経験を持つエルフのメイド。
襲いかかってきたゴブリンたちを討伐し、何事もなかったかのように村へ帰ってくる。
すると村長は、ゴブリンたちが独占していた薬草をすべて手に入れられると大喜び。
けれど、その薬草には、村長の知らない秘密があって……。
これは、欲深い村長と、少し変わったメイドが出会ったことで起きた、ある村の行く末のお話。
14
「お願い!!私に代わって、王太子妃になって!!」――国一番の踊り手と呼ばれた令嬢の秘密
「お願い!! 私に代わって、王太子妃になって!!」
新たな奉公先を探していたメイドのエナメルは、国一番の踊り手と評判の公爵令嬢セリーヌに雇われることになった。
ところが、雇用契約を結んだ直後、セリーヌから突然、王太子妃選定の神前の儀で踊りの身代わりをしてほしいと頼まれてしまう。
実はセリーヌは、少し前から急激に太ってしまい、得意だった踊りができなくなっていたのだ。
神前の儀まで、あと一か月。
大切な王太子に失望されたくないセリーヌの願いを聞き、エナメルは準備を始める。
そして迎えた神前の儀。
国一番と称賛される見事な舞踊が披露されるが、その舞い手には、ある秘密があった。
これは、踊りを失った令嬢と、彼女を支えるメイドの、少し不思議で幸せな物語。
15
「私に選ばれたのだから幸せだろう?」――貴族に見初められた姉は屋敷を逃げ出し、代わりに妹が乗り込みました
「私に選ばれたのだから、幸せに決まっている」
貴族令息アルベルトに見初められた平民の娘ミリアは、彼にふさわしい女性になろうと必死に努力する。
だが、待っていたのは貴族社会の厳しさと、使用人たちからの嫌がらせだった。
助けを求めても、アルベルトは言う。
「私の妻になるなら、それくらい乗り越えてくれ」
ついに心が折れ、屋敷を逃げ出したミリア。
そんな姉を見た妹セラは、なぜかこう言い出した。
「でしたら、私が参りましょうか?」
同じ平民の娘のはずなのに、姉が耐えられなかった世界へ堂々と乗り込んでいく妹。
やがて二人は、それぞれにとっての「幸せ」がまったく違うものだったと知ることになる。
※本作は『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です』と同じ世界観でのお話ですが、単体でもお楽しみいただけます。
16
「苦しむ方と苦しまない方、どちらが良いかしら?」私から彼氏と公爵令嬢の魔道具を奪った幼なじみは、泣きながら土下座することになりました
アプリコット公爵家で侍女として働く私は、三年付き合った彼とのデートを楽しみにしていた。けれど現れた彼の隣には、彼の幼なじみの女がいた。彼女は私から彼氏を奪っただけでなく、公爵令嬢キャロット様から借りた魔道具の髪飾りまで奪い取り、酒場で得意げに自慢する。だが、それは魔法国家プラチナ帝国の五大公爵家の所有物。彼女は自分が何を敵に回したのか、まだ知らなかった――。
17
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です4~Sランク?大聖女?建国英雄?・・・・え、これもう歴史の教科書では?~
主を失ってなお、彼女たちは止まらなかった。
「勇者の聖戦」から500年。
五人のメイドたちは、それぞれの場所で国を支え、人を導き、戦乱を退け、時には歴史そのものを作り変えていく。
常勝無敗の大将軍シェーラ。
帝国を育てる大魔導士イオニーア。
人々を救い続ける黒髪の聖女ラベンダー。
赤髪の騎士クラレット。
そして、すべてを見守る創造神エクレアーナ。
だが、どれほど時が流れても、彼女たちの願いは一つ。
いつか生まれ変わる“ご主人様”のもとへ駆けつけること。
これは、シリーズ本編では語られなかった英雄たちの五百年を描く物語。
歴史の裏側で積み重ねられた想いが、やがて『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です』第1作の幕開けへとつながっていく。
※本作は前々作「僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です2」の流れをくむ物語です。そのため、シリーズ主人公のグリーンは登場せず、5人のメイドたちを中心に物語が進みます。
18
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です5~先史文明の遺跡調査だって?なにそれめちゃ興味ある。なお発掘されたのは魔導人形でした〜
※過去作を読んでいなくても楽しめる内容になっています。
「ご主人様。私はクレオメと申します。どうか、私にさん付けはなさらず、呼び捨てにしてくださいませ」
これが、僕とクレオメの最初の会話だった。
のちに第二次魔導災害と呼ばれる事件。
それは、シルバー王国全土を巻き込む大事件となった。
そして、その中心にいたのは、アカデミー高等部で「特政枠」と呼ばれていた僕だった。
もちろん、そのときの僕は、そんなことになるなんて思ってもいなかった。
ただ、新しい学校で友達ができればいいな、くらいに考えていたのだ。
――このとき出会ったクレオメが、のちに思いがけない秘密を明かすことになるとも知らずに。
あることがきっかけで“記憶を呼び覚ます魔法”にかかってしまった僕。
夢の中で見たのは、はるか昔に存在した魔導王国パールの記憶。
魔力を持たない落ちこぼれとして冷遇されながらも、魔道具の研究に人生を捧げた魔族、ワインレッド。
彼の記憶を追ううちに、僕は魔導王国パールの滅亡のきっかけと魔導災害、その後の歴史に隠された真実を知っていく。
19
「第二王子殿下は婚約者を嫌っているらしい」――王城の地味なメイドですが、お二人とも相手のことしか考えていませんよ?
「第二王子殿下は、婚約者を嫌っているらしい」
王城でそんなウワサを耳にした、地味なメイドのエナメル。
ところが第二王子殿下も、公爵令嬢様も、相手を意識するたびに魔力の流れが乱れている。
しかも二人の部屋には、相手の好きなものや会話の内容を必死に考えたメモまであって――。
「お互いのことばかり考えていらっしゃるのに、なぜお話しにならないのでしょう」
恋愛に疎いベテランメイドが、すれ違う二人を静かに見守ります。
20
婚約者に毒を盛られて追放された第一王子ですが、王妃になった元婚約者の王国を滅ぼしました
第一王子だった俺は婚約者の公爵令嬢に毒を盛られ追放された。彼女は第二王子と結ばれ王妃になろうとしたのだ。だが王家の秘密が暴かれ王国は混乱。そして十数年後――王妃となった元婚約者の前に俺は軍を率いて現れる。これは、毒を盛られた王子が王国を滅ぼすまでの物語。
本作は「僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です」シリーズの外伝的な短編作品です。
なろうでも公開している作品です。
21
無能と見捨てられた令嬢ですが、面白いからと関わった公爵に人生をひっくり返されました
プラチナ帝国の公爵、パンジー・マリーゴールドは、面白いものしか眼中にない。魔力の才能、地味な研究、戦場を支える計算、そして人の心の歪みまで――彼女は今日も“見落とされた本質”を見抜いて、人の人生を大きく変えていく。
だが、そんな彼女がふと触れた不思議な夢と懐かしい名は、今いる世界の奥に、まだ語られていない過去と英雄たちの物語があることを感じさせる。
これは、天才にして変人の公爵パンジーが活躍する連作短編集。そして同時に、この世界のもっと大きな物語へ続く入口でもある。
22
「君はミアじゃない」――キレイになれば愛されると思っていた令嬢ですが、彼が探していたのは変わる前の私でした
「その髪、ほんとうにかわいそうね」
笑いながらそう言われて、私は何も言い返せなかった。
自分の容姿に強いコンプレックスを抱く伯爵令嬢ミア。
波打つ髪も、平凡な瞳も好きになれず、くりくりした瞳とさらさらの髪を持つ令嬢セリーナに憧れながら、彼女から容姿を笑われる日々を送っていた。
そんなある日、幼なじみで憧れの相手であるレオルがセリーナと並んで歩く姿を見て、ミアは思わず逃げ出してしまう。
泣きながら王都の商業区を歩いていたミアは、商業ギルドで働く少年グリーンと出会う。
グリーンが差し出したのは、理想の姿になれるという不思議な魔法薬。
綺麗になれば、レオルに愛されるかもしれない。
そう思って薬を飲んだミアは、理想の容姿を手に入れるのだが――。
彼が本当に探していたのは、美しく変わった私ではなく、変わる前の私でした。
23
義妹に階段から突き落とされた伯爵令嬢ですが、未来を読む魔神具で婚約破棄も陰謀も全部ひっくり返しました
「うわっ!」
背中を強く押されて、私は階段を転げ落ちた。
伯爵令嬢ベルフラワー・マルベールは、継母と義妹に疎まれ、ついには階段から突き落とされてしまう。
意識を失った彼女の前に現れたのは、「創造神の使い」を名乗る謎の女性。そして渡されたのは、最善の未来を“イメージ”として示してくれる魔神具《全智の目》だった。
侍女を味方に引き入れ、魔力を鍛え、飢饉を予測して領地を救う――指輪の導きのまま運命を切り開いていくベルフラワー。
しかし陰謀は止まらない。婚約破棄、裏切り、そして追放。
すべてを失った彼女が向かった王都で待っていたのは――勇者との運命の出会いだった。
これは、後にプラチナ帝国の始祖と呼ばれる一人の魔法使いの、まだ誰も知らない始まりの物語。
24
女王の情報を探れと将軍に脅された下働きメイドですが、告発した結果、追放されたのは将軍の方でした
女王を狙う将軍の要求を断った日から、私の給金は半分になった。
あきらかな嫌がらせ。
「でも、私は女王様にお味方します!!」
女王に仕えるただの下働きメイドの私。――ある日、将軍の要求を断ったことをきっかけに、給金を半分にされてしまう。
その要求とは、女王陛下の動向を探れというものだった。
逆らえば、さらにひどい扱いを受けるかもしれない。それでも私は、女王様に味方することを選んだ。
やがて私は、将軍が女王の伴侶の座を狙い、国を乗っ取ろうとしている陰謀を知ってしまう。
震えながらも告げたその事実に、女王は静かに頷いた。
そして翌日――王宮に呼ばれたのは、すべてを見通す存在《託宣の巫女》。
その一言で、将軍の企みは暴かれ、すべてが崩れ去る。
これは、権力に屈しなかった一人のメイドが、女王を守った物語。
25
「お前はもういらない」――役立たず扱いされた聖女ですが、私がいなくなったら王国中の騎士と魔導士が弱くなったそうです
「お前はもういらない!」
10歳の頃からマゼンタ王国に派遣され、10年間国を支えてきた聖女。
しかし婚約者の王子から、役立たず扱いされたうえ国外追放を言い渡されてしまう。
「この国には、お前以外にも聖女がたくさんいる!」
傷を癒す聖女。騎士を強くする聖女。水を浄化する聖女。
そう言われ、聖女は静かに教会へ帰ることにした。
だが二か月後。
マゼンタ王国では、騎士も魔導士も治癒士も、なぜか一斉に力を失い始める。
実は王子が「聖女」だと思っていた者たちは、本当の聖女ではなかった。
彼らの力を10年間ずっと底上げしていたのは――追放したはずの彼女だったのである。
26
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です3~嘘も秘密もつまみ食いも、メイドには全部バレました!?~
※3と銘打っていますが、本作単体でも楽しんでいただけます。
「ちょうどよかったです。平民の方から素行調査の依頼が来ています。受けてくださいますよね?」
うぐ。
僕は商業ギルドで依頼を受けて生計を立てている、しがない平民商業人。
紹介される依頼は、素行調査、護衛、雑用、面倒ごと――なぜか厄介なものばかり。
けれど、僕には秘密がある。
僕に仕えるメイドたちは、世界最強の英雄ばかりなのだ。
嘘も秘密もつまみ食いも、メイドには全部バレる。
そんな彼女たちに支えられながら、僕は今日もギルドの依頼をこなしていく。
しかし、小さな素行調査のはずだった依頼は、やがて国を揺るがす大事件へとつながっていき――。
【前作からお読みいただいている方へ】
※この作品は、シリーズ第1作目からの続きとなっており、第2作目とは直接つながりません。※時間軸は「2」→「1」→「3」の順番です。
27
「私だって傷つくよ!」――幼なじみに捨てられた聖女ですが、メイドのエナメルは私の人生を守ってくれました
中級聖女となり、幼なじみの神官騎士ケイザーとともにブルー王国へ派遣されたメリン。
しかし王子とのウワサをきっかけに、ケイザーは王子の婚約者である公爵令嬢と急速に近づいていく。
「お前なら分かってくれると思ってた」
聖女だから。優しいから。でも、メリンだって傷つく。
そんな彼女を、専属メイドのエナメルは静かに支えていく。
これは、一人の少女が自分の人生を選ぶまでのお話。
28
憧れの副団長と仲が良い平民の私ですが、私を利用した騎士は真実を語る魔道具で本音を暴かれ、騎士団を追放されました
「おはよう、今日も早いね」
振り返ると、そこにいるのは――
ラベンダー副団長。
騎士団の誰もが憧れ、好意を寄せる女性騎士。
美しく、強く、そして――誰よりも優しい人。
憧れの副団長ラベンダー様に仕えることを誇りに、騎士団の治癒所で働く平民の私。
そんな私にも、優しく声をかけてくれる騎士との出会いがあった。
初めての恋に浮かれ、幸せな日々を過ごしていた――はずだった。
しかしある日、彼が私に近づいた理由を知ってしまう。
それは、副団長に関する情報を得るため――ただ利用されていただけだった。
裏切りに打ちのめされた私の前に立ったのは、いつも優しかった副団長。
そして騎士団で開かれた“公開の場”で、すべての真実が暴かれる。
これは、利用された平民の少女と、彼女を守る副団長による断罪の物語
29
五年間付き合った彼女に商会長を理由に捨てられましたが、実は僕が商会の生命線だったようです
五年間付き合った彼女に、取引先の商会長を理由に別れを告げられた。
「あなたはただの従業員。でも彼は商会長。実家の格も、社会的地位も上なの」
そう言って彼女は去っていった。
だが、彼女もその男も知らなかった。僕はただの従業員ではない。魔石精製の技術を作り上げ、商会の利益の大半を支えていた技術者であり、次の副会長候補だったのだ。
僕が取引を切ったことで、彼らの商会は少しずつ傾き始める。それでもなお、自分たちの立場を分かっていなかった二人は――。
これは、裏切られた技術者が過去を切り捨て、新しい居場所で幸せをつかむ話。
この短編は、なろう様、カクヨム様にも投稿しています。
30
私を“すべり止め”扱いした勇者が本命に捨てられて戻ってきましたが、全力で見捨ててやりました
「俺、お前のこと好きだよ」
魔王討伐後、勇者が告白した相手は――150歳のエルフ。
だがその正体は、“人族で言えば幼児”。
幼なじみにも捨てられ、それでもなお女にすがる勇者に、私ははっきりと言い放つ。
「私は、あんたのすべり止めじゃない」
勇者ざまぁ×痛快拒絶の短編。
31
あなたが死ねばよかった”と言われて追放された女騎士、戦場で無能な元婚約者を叩き潰して領主として凱旋します
「あなたが死ねばよかったのに!!」
盗賊に襲われた末、妹を失った私エリーナに向けて、母はそう叫んだ。
父も婚約者も、誰一人として私の味方はいなかった。
男爵家を除籍され、すべてを失った私は王都へ向かい、騎士として生きる道を選ぶ。
やがて実力を認められ、大将軍シェーラの直下兵団へ。
そして迎えた大戦。
戦場で再会したのは――かつて私を捨てた元婚約者だった。
だが彼は、人夫として現場を仕切りながらも、補給も退路も考えない無能ぶりを晒し、戦場を混乱させる。
一方、私は大将軍の指揮のもと戦場を駆け、勝利へと貢献する。
戦後――
私の望みはただ一つ。
「この街に、堂々と帰ること」
その願いは叶い、私は領主として故郷へ凱旋する。
かつて私を捨てた家族と元婚約者は、今さら縋りついてくるが――
「私を捨てた方を、迎え入れる趣味はありません」
すべてを見通していた大将軍の采配のもと、
追放された女騎士は、誇りと地位を手にして人生を取り戻す。
32
空の勇者に惚れた婚約者に公開婚約破棄されましたが、勇者の“大切な人”は私でした
空の勇者ラベンダー一行が、魔物討伐のため私の街に滞在することになった。
その勇姿と美貌に、婚約者である伯爵家の跡取りはすっかり夢中になってしまう。
討伐祝いの席で、勇者は言った。
「この街には、私の大切な人がいます」
それを聞いた婚約者は、得意げに私を呼び出し――
「今日限りで婚約は破棄だ。私は勇者様を愛している!」
だが次の瞬間。
勇者ラベンダーは静かに言った。
「……その人は、私の親友です」
そして、勇者は激怒する。
33
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です2~またクビになったけど、幼なじみが慰めてくれるので悲しくなんてない!!だけど幼なじみのファンがいやがら
タイトル(途中で切れてました)
僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です2~またクビになったけど、幼なじみが慰めてくれるので悲しくなんてない!!だけど幼なじみのファンがいやがらせをしてくる〜
【初めての方へ】
勇者でもなく、英雄でもない。
魔力ももたない落ちこぼれの平民騎士ホワイトは大切な幼なじみラベンダーの側にいたくて追いかける。だけど、その幼なじみは勇者で!?
ラベンダーのファンが嫉妬からホワイトを妨害するがそれにもめげないホワイト。
やがては命を削る禁断の力《魔法剣》に手を出し・・・・・
龍族の同行者ナイル、もう一人の幼なじみ王太子クラレット、そして勇者ラベンダー。
宿命の相手、魔族のメイズ。
魔法剣を使うたび、魂は削られ、寿命は尽きていく。
それでも彼は戦うことをやめない。
ラベンダーを守りたいから。
二人を見守るクラレットも実はホワイトが。
禁断の恋と幼なじみとの恋、それをとりまく周囲。
王道ファンタジー、いざ、開幕!!
【前作を見て頂いた方へ】
※今作の内容は、上記の通りです。前作、シリーズ第1作目から500年前の話となりますので、第1作目と直接のつながりはありません。それを承知の上でご覧ください。
メイドたちは見失ったご主人様の魂を探し求める。500年前になにがあったのか。すべての謎が明らかに!?
彼自身だけが知らなかった。
この世界の英雄が、彼を探し続けていたということを。
これは選ばれなかった者が、「最も過酷な道を選び続けた」物語。
そして――数百年後へと繋がる、静かで確かな終焉の記録。
※カクヨム様、なろう様にも投稿しています。
34
愛人と暮らすために私を捨てた夫ですが、真実を暴く魔道具で本音も悪事も全部さらされて破滅しました
新米領主ベルフラワー・プラチアーナは、土魔法で貧しい領地を豊かにしていた。領民のキーラとナタリー夫妻もその恩恵で幸せに暮らしていたが、豊かさはやがて歪みを生む。
夫キーラは愛人を作り、妻を裏切る。
悲しむナタリーに、ベルフラワーは試作の魔道具を手渡した。
「――それが、あなたを救うかもしれない」
半年後。その魔道具が暴いたのは、“浮気”だけではなかった。
35
伯爵令嬢ミントの美術品事件簿 ~美術品の鑑定をしていたら、なぜかダメ王子に執着されています!?~
「ミント。お前を愛することはない。俺に愛されると思うな!」
結婚初夜の寝室で、夫になったばかりの男はそう言った。
蠟燭の火が静かに揺れる部屋に、その声だけが妙にはっきり響く。
私は一度だけ瞬きをして、それから素直に思ったことを口にした。
「はあ。なら結婚、やめましょうよ」
伯爵令嬢ミント・バーントシェンナは、恋愛よりも美術品が好き。プラチナ帝国内務省美術品管理課で鑑定官として働く彼女は、ある日、アプリコット公爵家に伝わる“呪われた絵”の調査を依頼される。
手がかりは、額縁に付いていた小ぶりの宝石ひとつ。謎を追ううちに、贋作、横流し、隠された相続、そして100年前の皇太子争いへとたどり着いて――。
美術品は嘘をつかない。持ち主の隠した真実を暴いていく伯爵令嬢ミントの、美術品×ざまぁ×謎解きファンタジー。
※この作品は、「僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です」と同じ世界観です。この作品に登場する人物も登場します。
※この作品は、「なろう」、「カクヨム」にも投稿しています。
36
『聖女とは髪がふぁさっとする女性らしいです』――偽者扱いされた本物聖女ですが、幼なじみの治療院で楽しく働きます
「あなたは所詮、偽者の聖女なのよ」
髪がふぁさっとする侯爵令嬢セイラインに偽者扱いされ、王宮を追い出されてしまったリン。
けれど、彼女は気にしない。
リンは、聖処女神エリューシオンに認められた本物の聖女。魔物被害に悩むコバルト王国へ派遣されてきたのだが――。
王宮を追い出されたリンは、幼なじみが働く治療院で、治癒士として楽しく働き始める。
一方、本物の聖女を追い出した王宮では、重傷者を治せず大混乱。
なぜかリンは何度も呼び戻され、焼き菓子や豆の煮込みを食べながら患者を治すことに――。
天然な本物聖女と、勘違いだらけの王宮が繰り広げる、ちょっと変わった聖女コメディ。
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七万の兵を飢えさせるな ―大将軍シェーラ兵站戦記―
シルバー王国軍・大将軍シェーラの近衛第三隊長である「俺」は、数で劣る戦いを奇策で制した後、なぜか前線から外され「兵站管理」を任されることになる。
次の戦は七万対四万。諸国連合を巻き込んだ大会戦。だが集まった味方の将たちは腰が引け、どこか胡散臭い。長期滞陣、膨れあがる兵糧、漂う裏切りの気配――。
七万の兵を飢えさせるな。兵站が崩れれば、どれほどの名将の策も水泡に帰す。黒鎧の大将軍シェーラと一人の兵站隊長が挑む、戦略・戦術・兵站が交錯する一人称戦記短編。
※『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です』と同じ世界を舞台にした外伝ですが、本編未読でもお読みいただけます。
なろう様にも投稿しています。
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四万の大軍を動かした大宰相、実は二百で戦争を終わらせていました~大宰相ホーネント戦記~
大災害で食料を失った神聖ゴールド聖教国。支援を求めた隣国に差し出した犬獣人の姫は、そのまま人質にされてしまった。
要求は、犬獣人と王国の従属。軍議の場が沈黙に包まれるなか、大宰相ホーネントはただ一言告げる。
「四万の軍を動員する」
誰もが、人質を見捨てたのだと思った。だがそれは、敵国の目を前線に釘付けにし、人質のいる城を手薄にさせるための罠だった。
実兵は一万。残る三万は兵に見せかけた非戦闘員。そして本命は――わずか二百の精鋭による急襲。
四万を動かした大宰相は、二百で戦争を終わらせた。最小の犠牲で最大の成果を奪い取る、知略と兵站の戦記。
この話は、なろう様、カクヨム様にも投稿しています。
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