四万の大軍を動かした大宰相、実は二百で戦争を終わらせていました~大宰相ホーネント戦記~
大災害で食料を失った神聖ゴールド聖教国。支援を求めた隣国に差し出した犬獣人の姫は、そのまま人質にされてしまった。
要求は、犬獣人と王国の従属。軍議の場が沈黙に包まれるなか、大宰相ホーネントはただ一言告げる。
「四万の軍を動員する」
誰もが、人質を見捨てたのだと思った。だがそれは、敵国の目を前線に釘付けにし、人質のいる城を手薄にさせるための罠だった。
実兵は一万。残る三万は兵に見せかけた非戦闘員。そして本命は――わずか二百の精鋭による急襲。
四万を動かした大宰相は、二百で戦争を終わらせた。最小の犠牲で最大の成果を奪い取る、知略と兵站の戦記。
この話は、なろう様、カクヨム様にも投稿しています。
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