迷いの森

ゆうま

文字の大きさ
6 / 9

絶望の宴

しおりを挟む
エディは意識のないオスカーを蹴ると無理やり意識を覚醒させた。
起きたことを確認すると、焦点の合わないエミリーの耳元で囁いた。

「エミリーほらオスカーだよ」

「オス……カーぁ?」

ぼやける目を細めピントを合わせる。
目の前に触手に縛られ身動きが取れないオスカーと視線が合った。
触手に吊るされ、両足を開脚したままの自分の姿がオスカーの瞳に映っていた

「いや、見ないでぇぇぇーーー!!」

「エ……ミリー……」

全裸姿のエミリーにオスカーは生唾を飲んだ。
こんな訳の分からない状況だったが、夢にまで見たエミリーの姿は綺麗だと思ってしまった。


「……これは……」

少しずつ今の状況が頭に入ってきたのか、オスカーは身体を起こそうとするが、縛られて動けない。
服はボロボロの丈の長いシャツに着替えさせられていた。
こんな事をやったのは目の前にいる少年なのだろうか?


「これから、僕がエミリーの処女を奪う所を見てて欲しいんだ」

「なっ!?やめろ!!」

今すぐ目の前のエディを殴りたいが身体が動かない。
何故こうなったのか状況は理解出来ないが、自分の大切な人が襲われてしまう。

「やめろって言われてやめる人がいるのかな?」

エディはエミリーの蜜壺に己の欲望を宛がう。

「……いやぁ……やめて……」

子供の姿とは似つかわしくないモノが自分の中に入ってこようとしていた。
己の手首位あるモノはぐちょっと水音を立て中へ中へ入ってくる。
熱い熱い、そして痛い。抵抗しようと暴れるも触手に拘束された身体は思うように動かない。


「いやっ……やめてぇよエディ」

エディは思いっきり己を押し込んだ。
一瞬押し出される物があったが、容赦なく突く。

「あぁぁぁーーーーー!!」

プしゅっと音を立てエディを飲み込む。
痛みが全身を支配する。息も出来ない痛みが頭から足の先まで突き抜ける。

「いたっ……やっ……」

「これからどんどん、よくなっていくよ、媚薬も飲んだしね」

ズッズッ音を立て押し込まれる異物に違和感しかなかったが、段々と己の蜜が潤滑油になり、エディの動きが滑らかになっていく。

「あっ……みなぃ……でぇ……」

オスカーの視線が自分に注がれているのを感じる。痛いほどの強い視線がエミリーの絶望感を余計強くした。

「ほら、もっと、オスカーに見て貰おうよ
エミリーがドロドロになる所を」

触手が片足を上に引っ張る。エディとエミリーが繋がっている所をオスカーに見せつけた。
オスカーは目をそらすが、グチュグチュと卑猥な音に誘われ視線を戻してしまう。
あの中にいれているのが自分だったら?
彼女の中に射れたい。めちゃくちゃに掻き回したいと欲望沸々と生まれてくる。

「エミリーここどう?」

角度を変えて突き上げると、悲鳴に似た声が部屋に響く。

「オスカーも感じてるの?」

オスカーの下半身に血がたまっているのを横目に、エディは最後の追い上げをする。

「あぁ……エミリー出るよ」

「え?ダメやめてぇぇぇーー!!」

やめてと暴れれば暴れるほど、エディを締め上げる。

「っーーーでるっーー」

「いや、いやぁぁぁーーーー!!」

熱い飛沫が体内を明け上がる。
ぐっと腰をつかみエミリーが逃げないよう全て注ぎ込む。

「ぁ……っん……」

全て飲み込ませる。一度の精射では終わらず二度三度と大量に押し込む。
エディは触手を使い、オスカーを自分の元へ引き寄せるとエミリーの蜜壺を見せつける。

「僕の子種をたくさん注ぎました」

ゆっくりと己を引き抜き、蜜壺から溢れる欲望の塊が溢れ出てくるのを確認した。
クスクスと笑うエディに対して二人は声もでない。


宴は続いていく
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

姫騎士とオークの新婚家庭に悩みは尽きない

葦原とよ
恋愛
女だてらに王城勤めの近衛騎士であるフレイヤと、生真面目なオークの植物学者のゲルハルト。種族の「普通」から外れた二人は、それはそれは仲の良い夫婦だった。 けれども二人には真剣な悩みがある。 ゲルハルトのものが大きすぎて入らない。 それは当人たちにとっては非常に悩ましい問題だった。 ある日、フレイヤは友人のフレデリカからサキュバスの営む魔法香油店には『夜の魔法香油』があると聞き、喜び勇んでゲルハルトを連れて店に行くことに… ——— オムニバス形式の『魔法香油』シリーズです。 単体でも読めますが、『ヒルダの魔法香油店』を先に読まれると、より楽しめるかと思います。 この作品はムーンライトノベルズ様にも投稿しています。

私に義弟が出来ました。

杏仁豆腐
恋愛
優希は一人っ子で母を5年前に亡くしていた。そんな時父が新しい再婚相手を見つけて結婚してしまう。しかもその相手にも子供がいたのだった。望まない義弟が出来てしまった。その義弟が私にいつもちょっかいを掛けてきて本当にうざいんだけど……。らぶらぶあまあまきゅんきゅんな短編です。宜しくお願いします。

ソロキャンプと男と女と

狭山雪菜
恋愛
篠原匠は、ソロキャンプのTV特集を見てキャンプをしたくなり、初心者歓迎の有名なキャンプ場での平日限定のツアーに応募した。 しかし、当時相部屋となったのは男の人で、よく見たら自分の性別が男としてツアーに応募している事に気がついた。 とりあえず黙っていようと、思っていたのだが…? こちらの作品は、「小説家になろう」にも掲載しています。

強がりな逢瀬

さとう涼
恋愛
今日は少し乱暴にわたしを抱く── 「強引なのも好きじゃなかったっけ?」 ※不倫のお話なのでご注意ください ※短編

義兄と私と時々弟

みのる
恋愛
全く呑気な義兄である。 弟もある意味呑気かも?

筆下ろし

wawabubu
青春
私は京町家(きょうまちや)で書道塾の師範をしております。小学生から高校生までの塾生がいますが、たいてい男の子は大学受験を控えて塾を辞めていきます。そんなとき、男の子には私から、記念の作品を仕上げることと、筆下ろしの儀式をしてあげて、思い出を作って差し上げるのよ。

義兄様と庭の秘密

結城鹿島
恋愛
もうすぐ親の決めた相手と結婚しなければならない千代子。けれど、心を占めるのは美しい義理の兄のこと。ある日、「いっそ、どこかへ逃げてしまいたい……」と零した千代子に対し、返ってきた言葉は「……そうしたいなら、そうする?」だった。

処理中です...