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“それにしても小さな体で太古の竜に立ちはだかったそなたの心意気、見事であったぞ。ゆえに褒美をやらねばな”
その瞬間、ぽんと体が大きくなった。というか、背が伸びて歳をとった。
“人間と同じように、これから毎年一つずつ歳をとっていくという褒美はどうじゃ?とりあえず、今は初回限定で10年分の歳を授けたぞ”
立ち上がり、上下もわからない真っ白な世界だが、足を踏ん張ってみると3歳程の幼児体形の天使ちゃんだった頃とは違い、力が漲っているような気がした。体のバランスも良くなって何もないのに歩いているだけでコケる、ということも無くなりそうだ。
コケる姿に涙を流さんばかりに喜んでいたガブリエルにはちと申し訳ないが。
“もちろん歳と共に光の力も増えていくぞ。ミカエルの頃の力が戻ったら、その時こそミカエルとして戻ってくるがよい”
「ありがとうございます。主よ」
“ほほほ、さらにじゃ。間に合わせだが、その可愛らしい羽根を強化してやろう。いつか、自分の羽根を取り戻すまで使うがいい。”
背中が暖かくなりどんどん体に力が漲る。
“ふむ。6枚羽根にしておくか。これなら転移もできるじゃろう”
ばさりと6枚羽根を広げると体を覆うほど大きい。そしてその羽根は黄金だった。
カメ様と対峙した時、後ろから“黄金の羽根”というざわめきが聞こえたことを思い出す。
あの時も助けられていたのか。
「・・・主よ」
“まぁ、優しいお前のことだ。あの悪魔から羽根を取り戻すことはないかもしれんからな。永久貸与じゃ。・・・もちろん不要な時は体への収納も可能じゃ”
「ありがとうございます。もう二度と、守護してくれているあなたの存在を忘れたりしません」
堕天の時の心が荒れ狂う感覚。自分は一人だと、どうして思い込んでいたんだろう。
“・・・わしの愛し子よ。いつもそなたとともに在るよ”
「はい」
“ではしばしのお別れじゃ。──ガブリエルが目覚めたらわしの元へ来るように伝えておくれ。あやつには少々お灸を据えねばな”
ガブリエル、なぜ一晩が待てなかったんだ。いやでも原因は私だしな。
「主よ、今回の責は私にあるのです。どうかガブリエルはお許しください」
“ほほほ、まあ、それはそれこれはこれじゃ”
「はあ・・・」
“さあ、おもどり。またの”
白い世界が揺らぎ、目を開けるとイーサンの顔のドアップだった。
「テン!!!!」
「イーサン、」
途端、ぎゅぎゅうと抱きしめられた。
そして唐突に放される。
「テン!どこも怪我してないか?というか、テンだよな!?なんかいきなり成長しているが!!」
「ああ、私だ。怪我はない」
「”私”!言葉使いが違う!自分のことは”僕”と言っていたではないか!」
「レベルアップしたからな。子供の口調は卒業だ」
しれっと答えると、天使の成長は不思議だな、と呆気に取られた顔をした。
「まあ、悪くないな。子豚のように可愛いテンも良かったが美少年のテンも結構、なかなかいい」
「結構、なかなか?」
はは、と笑って、あれ?と気付いた。
──今、普通に笑ってたな。
「イーサン、私はお前のペットにはならないが、友人にならなってやってもいいぞ?私は何故か魔界にも天界にも行けるからな。それに、ほら」
立ち上がり、神様からのオプションで付けてもらった黄金の6枚羽根を広げた。その根元には枝の枠組みと色とりどりの羽根が見える。
ちゃんとあの子の羽根もある。
「この羽根で転移もできるようになった」
「──友人か、それもいいな。まずは私の自慢の湖に案内したい」
どうしても湖に案内したいんだな。
「いいな。今度こそ行こう」
何故かイーサンの側では自然と笑顔になる。
「ところでイーサン、人々はなぜ跪いているんだ?」
離れたところ、部屋の隅に残った者達が跪き、こちらに頭を垂れていた。
「ああ、お前に敬意を表しているのだろう」
「敬意?」
イーサンに聞けば、国の守護霊獣だと信じていたカメ様が実は開国時、勇者に封印された古代竜だったと知り、それを倒した私に感謝し跪き敬意を表しているらしい。
イーサンから話を聞いていると、スススと一人、中腰で頭を垂れたままこちらに進み出て、話しかけてきた。
「黄金の羽根を持つ美しい天使様。恐れ入ります、私はホボサール国の宰相、テム=スイングと申します」
お陰様で国の平和を保つことができた。つきましては長くこの国に滞在して頂き、できることならこの国を守護する存在になって欲しい、と、ややこしい丁寧な言葉遣いを省くと、そんなことを言ってるようだ。
「古代竜を滅したのは神の御力だ。私は大したことはしていない」
そう言ってもなおも食い下がってくる。
「主は私にもっと欲のままに生きろと仰った。つまり私は生真面目な性質なのだ。そんな私が守護する国など、面白みに欠けた生きにくい国になるのではないか?」
「テン、まぁいいじゃないか。この国の守護天使になってやれば。目に見える信仰の対象というものも欲しいのだろうさ、政治的に。なあ、宰相殿。不安があるなら私が補佐役に付いてやる」
そんなものか。
政治などよくわからないが、 イーサンが補佐役に立候補して、なんとなくなし崩し的にこの国の守護天使ということになった。
後方では”悪魔も我が国の守護に!?”と絶望した声がしたが、イーサンと一緒なら心強いし楽しそうだし、まるっと無視させてもらった。
ふふふ、とイーサンが悪い笑みを見せていたので、何か悪魔にとって利があるのかもしれない。まあ、いいか。
「私はテン。若輩者ではあるがこの神より頂いた黄金の羽根の力をこの国を護るために使おう。イーサンは悪魔だが話のわかる奴だから気にするな。ようは、付け込まれるような悪い考えを持たなければ良いだけだ」
簡単なことだ。
脇に控えた宰相が顔色を悪くしているが、どうしたのだろう。
挨拶も済んだことだし、とりあえずは、ガブリエルを連れて天界へ帰りたい。意識を失くしたままなのが心配だから天界の医者に診せよう。
よいしょ、と自分より一回りは大きいガブリエルを横抱きに持ち上げる。
力こそ全て。──思わずそう言いたくなるな。
「そんな奴そのまま野垂れ死にさせればいいのに。そいつのテンに対する執着はヤバいぞ。──そうだ!このまま魔界へ行こう。魔界にも名医はいるぞ」
「いや、ガブリエルは死ぬだろ」
ちっ、気付いたか。
そんなイーサンの小声にぷ、と吹き出した。
「イーサン、お前の身に付けている物を一つ私に預けて欲しい。ガブリエルの無事を確かめたら、それを頼りにお前の元へ行く」
「・・・テン。テンは天使なのだろう?その、本気で天使と悪魔が友人になることができるなどと思っているのか?」
「もちろんだ。今のところ私を笑わせられるのはイーサンだけだしな」
ふふ、とイーサンは嬉しそうに笑い、左耳から赤い宝石の嵌った銀のイヤーカフを外すと、私の耳に引っ掛けた。
「──待っている」
「ん、またな」
多分、自分はすぐにイーサンの元へ行くだろう。そして、イーサン自慢の湖でピクニックだ。暗がりをいい天気だと言ってたから、どんなピクニックになるか今から楽しみだ。
魔界に行けないガブリエルは悔しがるだろうが、帰ったら魔界のことを色々話してやろう。
ああ、その前に主からの呼び出しがあったな。私のせいで申し訳ないが。──でも、いつも自信満々のガブリエルのげっそりした顔を見るのも悪くないかもな。
ふふ。
転移しようと羽根を大きく広げる。
背丈を遥かに超える、付け根が枝と端布と鳥の羽根でできた黄金の6枚羽根が、陽の光を浴び神々しいほどに輝いた。
☆☆☆ おしまい ☆☆☆
その瞬間、ぽんと体が大きくなった。というか、背が伸びて歳をとった。
“人間と同じように、これから毎年一つずつ歳をとっていくという褒美はどうじゃ?とりあえず、今は初回限定で10年分の歳を授けたぞ”
立ち上がり、上下もわからない真っ白な世界だが、足を踏ん張ってみると3歳程の幼児体形の天使ちゃんだった頃とは違い、力が漲っているような気がした。体のバランスも良くなって何もないのに歩いているだけでコケる、ということも無くなりそうだ。
コケる姿に涙を流さんばかりに喜んでいたガブリエルにはちと申し訳ないが。
“もちろん歳と共に光の力も増えていくぞ。ミカエルの頃の力が戻ったら、その時こそミカエルとして戻ってくるがよい”
「ありがとうございます。主よ」
“ほほほ、さらにじゃ。間に合わせだが、その可愛らしい羽根を強化してやろう。いつか、自分の羽根を取り戻すまで使うがいい。”
背中が暖かくなりどんどん体に力が漲る。
“ふむ。6枚羽根にしておくか。これなら転移もできるじゃろう”
ばさりと6枚羽根を広げると体を覆うほど大きい。そしてその羽根は黄金だった。
カメ様と対峙した時、後ろから“黄金の羽根”というざわめきが聞こえたことを思い出す。
あの時も助けられていたのか。
「・・・主よ」
“まぁ、優しいお前のことだ。あの悪魔から羽根を取り戻すことはないかもしれんからな。永久貸与じゃ。・・・もちろん不要な時は体への収納も可能じゃ”
「ありがとうございます。もう二度と、守護してくれているあなたの存在を忘れたりしません」
堕天の時の心が荒れ狂う感覚。自分は一人だと、どうして思い込んでいたんだろう。
“・・・わしの愛し子よ。いつもそなたとともに在るよ”
「はい」
“ではしばしのお別れじゃ。──ガブリエルが目覚めたらわしの元へ来るように伝えておくれ。あやつには少々お灸を据えねばな”
ガブリエル、なぜ一晩が待てなかったんだ。いやでも原因は私だしな。
「主よ、今回の責は私にあるのです。どうかガブリエルはお許しください」
“ほほほ、まあ、それはそれこれはこれじゃ”
「はあ・・・」
“さあ、おもどり。またの”
白い世界が揺らぎ、目を開けるとイーサンの顔のドアップだった。
「テン!!!!」
「イーサン、」
途端、ぎゅぎゅうと抱きしめられた。
そして唐突に放される。
「テン!どこも怪我してないか?というか、テンだよな!?なんかいきなり成長しているが!!」
「ああ、私だ。怪我はない」
「”私”!言葉使いが違う!自分のことは”僕”と言っていたではないか!」
「レベルアップしたからな。子供の口調は卒業だ」
しれっと答えると、天使の成長は不思議だな、と呆気に取られた顔をした。
「まあ、悪くないな。子豚のように可愛いテンも良かったが美少年のテンも結構、なかなかいい」
「結構、なかなか?」
はは、と笑って、あれ?と気付いた。
──今、普通に笑ってたな。
「イーサン、私はお前のペットにはならないが、友人にならなってやってもいいぞ?私は何故か魔界にも天界にも行けるからな。それに、ほら」
立ち上がり、神様からのオプションで付けてもらった黄金の6枚羽根を広げた。その根元には枝の枠組みと色とりどりの羽根が見える。
ちゃんとあの子の羽根もある。
「この羽根で転移もできるようになった」
「──友人か、それもいいな。まずは私の自慢の湖に案内したい」
どうしても湖に案内したいんだな。
「いいな。今度こそ行こう」
何故かイーサンの側では自然と笑顔になる。
「ところでイーサン、人々はなぜ跪いているんだ?」
離れたところ、部屋の隅に残った者達が跪き、こちらに頭を垂れていた。
「ああ、お前に敬意を表しているのだろう」
「敬意?」
イーサンに聞けば、国の守護霊獣だと信じていたカメ様が実は開国時、勇者に封印された古代竜だったと知り、それを倒した私に感謝し跪き敬意を表しているらしい。
イーサンから話を聞いていると、スススと一人、中腰で頭を垂れたままこちらに進み出て、話しかけてきた。
「黄金の羽根を持つ美しい天使様。恐れ入ります、私はホボサール国の宰相、テム=スイングと申します」
お陰様で国の平和を保つことができた。つきましては長くこの国に滞在して頂き、できることならこの国を守護する存在になって欲しい、と、ややこしい丁寧な言葉遣いを省くと、そんなことを言ってるようだ。
「古代竜を滅したのは神の御力だ。私は大したことはしていない」
そう言ってもなおも食い下がってくる。
「主は私にもっと欲のままに生きろと仰った。つまり私は生真面目な性質なのだ。そんな私が守護する国など、面白みに欠けた生きにくい国になるのではないか?」
「テン、まぁいいじゃないか。この国の守護天使になってやれば。目に見える信仰の対象というものも欲しいのだろうさ、政治的に。なあ、宰相殿。不安があるなら私が補佐役に付いてやる」
そんなものか。
政治などよくわからないが、 イーサンが補佐役に立候補して、なんとなくなし崩し的にこの国の守護天使ということになった。
後方では”悪魔も我が国の守護に!?”と絶望した声がしたが、イーサンと一緒なら心強いし楽しそうだし、まるっと無視させてもらった。
ふふふ、とイーサンが悪い笑みを見せていたので、何か悪魔にとって利があるのかもしれない。まあ、いいか。
「私はテン。若輩者ではあるがこの神より頂いた黄金の羽根の力をこの国を護るために使おう。イーサンは悪魔だが話のわかる奴だから気にするな。ようは、付け込まれるような悪い考えを持たなければ良いだけだ」
簡単なことだ。
脇に控えた宰相が顔色を悪くしているが、どうしたのだろう。
挨拶も済んだことだし、とりあえずは、ガブリエルを連れて天界へ帰りたい。意識を失くしたままなのが心配だから天界の医者に診せよう。
よいしょ、と自分より一回りは大きいガブリエルを横抱きに持ち上げる。
力こそ全て。──思わずそう言いたくなるな。
「そんな奴そのまま野垂れ死にさせればいいのに。そいつのテンに対する執着はヤバいぞ。──そうだ!このまま魔界へ行こう。魔界にも名医はいるぞ」
「いや、ガブリエルは死ぬだろ」
ちっ、気付いたか。
そんなイーサンの小声にぷ、と吹き出した。
「イーサン、お前の身に付けている物を一つ私に預けて欲しい。ガブリエルの無事を確かめたら、それを頼りにお前の元へ行く」
「・・・テン。テンは天使なのだろう?その、本気で天使と悪魔が友人になることができるなどと思っているのか?」
「もちろんだ。今のところ私を笑わせられるのはイーサンだけだしな」
ふふ、とイーサンは嬉しそうに笑い、左耳から赤い宝石の嵌った銀のイヤーカフを外すと、私の耳に引っ掛けた。
「──待っている」
「ん、またな」
多分、自分はすぐにイーサンの元へ行くだろう。そして、イーサン自慢の湖でピクニックだ。暗がりをいい天気だと言ってたから、どんなピクニックになるか今から楽しみだ。
魔界に行けないガブリエルは悔しがるだろうが、帰ったら魔界のことを色々話してやろう。
ああ、その前に主からの呼び出しがあったな。私のせいで申し訳ないが。──でも、いつも自信満々のガブリエルのげっそりした顔を見るのも悪くないかもな。
ふふ。
転移しようと羽根を大きく広げる。
背丈を遥かに超える、付け根が枝と端布と鳥の羽根でできた黄金の6枚羽根が、陽の光を浴び神々しいほどに輝いた。
☆☆☆ おしまい ☆☆☆
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