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建国祭2日目 1
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王が誘拐されたその翌朝、レオノールとシアは寝ずに対策を練っていた。
ひとまずは誘拐という情報の隠匿に成功したと言えた
そしてその上で、さらなる対策を話し合うのだが…
「やはり、ルシータ姉様とカンザキ様に頼る意外ありませんか?」
「仕方ありません彼女らはこのレオノールよりも明らかに強いと感じる存在でした」
「それが本当であれば・・・他に手はありませんでしょうね」
「ラスクロの王族か・・・」
噂には聞いている
かの国の歴史は長い。
その長さは闇を生み出した
暗殺一族
それを取り込んだ王族、そしてそのものが強者になる
今回、祭りに合わせた王の誘拐
その目的はウルグインという国の静かな侵略だ
「今までこういった事が無かったのが不思議な程でした。ダンジョンを抱えている以上、狙われて当たり前だったのですから」
シアは言った
「お姉さま…」
「ですが、ラスクロも不運ですね。この国には今、ルシータお姉さまとカンザキさまが居ます」
そう言ってシアはくすりと笑う。
シアは立ち上がると部屋の前に居たクナトを呼んだ。
そして
「クナト、この手紙をルシータお姉さまに」
そう言って手紙を渡す
「は、やはりお願いされるのですね」
「まあ、保険ですが」
「保険?」
「ひとまずは私が彼女らに会ってみます」
「だって私はまだ、ヴァネッサに会っていませんもの」
・・・・・・・・・・・
昨夜カンザキとキャサリンが店に帰って来た時に驚いた
「こ、この売上はなんだ!?」
手にしているのは焼肉ゴッドの売上である
いつもの数倍はあるかと思われるその金額
「あー、何かねぇドワーフ達が大量に押し寄せてきたのよ」
ぐったりしたミニューがそう
「そうっすよー。酒を出せーとかって言いながら」
ユキもぐったりしている
「まさかお前ら・・」
バックヤードに向ってみるとやはり炎の酒、氷の酒がないし、買いためていた酒のほとんどが無くなっていた
「やっぱり・・・店に出しちまったのか」
まあいつかは出す気でいたから良いが、ダンジョン内のドワーフ達も休暇と聞いていたのでその全てが押し寄せてきたのかもしれない。
屋台は散々だったのに、この本店は大忙しだったって訳だ
「やー、シルちゃんとキトラちゃんが手伝ってくんなかったら詰んでたね!」
ユキが指差した方を見てみればキトラとシルメリアが椅子を並べてベッドの様にして寝ていた
まるで昔日本で見たデスマ中みたいな光景だ
ちなみに予め用意しておいた食材も全て平らげられている。恐るべきはドワーフか
だが不在中にと用意していた食材がなくなってしまったな・・・
「仕方ない、こりゃもう祭りが終わるまでは休業だな」
現在ダンジョンは観光客やらでごったがえしているし、この姿をみると明日も営業できる雰囲気ではない。
「マジっすかー!」
ユキが急に元気になる
「私、明日1日寝るんだ」
ミニューは本当に限界の様だった
それが昨日の出来事である
「ガルバ、またアレ頼むわ」
カンザキはガルバにまたドワーフの酒を注文しに来ていた
ガルバの店はかなり大きくなっていた。
近所まわりの土地を買い取って増築を重ね、今ではこの一帯で一番大きな建物になってしまっている
「それにしても、デカい店になっちまったなあ」
カンザキがそう言うと
「俺としてはほとんどカンザキ、お前さんのお陰なんだがな」
「よくわからんが、それは良かった」
ガルバから買っていた安酒ー密造酒はなぜか国公認となり、今や人気がありすぎて在庫不足になっている。
だがガルバはカンザキには以前のままの価格で卸しているし、最優先で融通している
ガルバは本当にカンザキに感謝をしているのだ
「おじちゃんこんにちは!」
ガルバの娘だ
「おお!大きくなったなあ。お母さんによく似てきたな」
「おじちゃんいつもお酒買ってくれてありがとう」
なんか凄く照れくさいな
今までこんなに感謝される事なんて無かったしなぁ
「まあカンザキ、また酒が入荷したら連絡すっからよ」
「ああ、頼んだぜ」
カンザキはそう言って店を出た
店先でむーたんが待っていた
「カンザキ、なにやら嬉しそうじゃの」
「うわっどうしたんだよ?」
むーたんは日中1日、寝ているのが常だったのだが
「カンザキ、厄介ごとがあったようじゃぞ?クナトとかいう奴が店で待っておってな、おぬしかキャサリンに会うまで帰らないと言っておる」
「はあ?クナトの奴が?」
クナトとは熊みたいな奴で、執事だ
「キャサリンはどうしたんだよ?」
俺か、キャサリンに会うまでって事はキャサリンに会えたら良いんじゃないのか?
「キャサリンも朝から出掛けて居らん。お主にはパスが通じておるからこうして見つけられたがな」
「分かったよ、まだ買い物したかったんだがひとまず帰るか」
店に戻るとお茶をすするクナトが待っていた
「どうしたんだよ、今日はうち休みだぞ」
カンザキがそう言うと
「今日は食事に来たのではありません。お願いがあって来たのですな。」
クナトがそう言って手紙を取り出す
「その手紙はルシータ・・・キャサリンさまにお渡し下さい。とても重要な案件ゆえよろしく頼みます」
「お、おう?それだけか?」
「あともう一つ」
そう言ってクナトは宝石を取り出した。淡く、青色に輝いている様に見える
「なんだそれ?」
「これはラスクロの通行証ですな」
「ラスクロだって!?まさかそれは・・」
「ラスクロの1級市街に入れる通行証ですな」
マジか!
実はカンザキはその昔ラスクロに行った事があった
無論、ラスクロにダンジョンがあると確信を持って行ったのだがそのダンジョンがある筈の場所は街の中心部であり、特殊な結界により中には入れなかったのだ
無理やり入ることもできていたのだが、諦めてウルグインへと来ていたのだ
「それがそうだってのか」
「ご存知でしたか」
「ああ、ラスクロのダンジョンにも行こうとしたからな」
「は?ラスクロにダンジョンですか?」
クナトは知らない。いや、噂には聞いたかも知れないが覚えはなかった
「ああ、ラスクロにもダンジョンがあるだろ?確か500階層くらいの奴が。あそこにしかいないモンスターもいるらしいからなー」
クナトは考える、が思い出せないどころかこうもはっきり言い切られては噂ではなく、確信を持ってカンザキが言っているとわかる
「どちらでその話を?」
聞いてみるが
「ん?誰だったかなぁーそれよりもそれ、くれんのか?」
カンザキはそのダンジョンに行きたくて適当に答える
「もとよりそのつもりです。ですが、ラスクロに行かれるならその前に、まずはキャサリンさまにその手紙を渡してください」
クナトは諦めて話をすすめる
「ああ、分かった。帰ってきたら手紙を渡すよ」
それではーと、クナトは手紙と通行証を置いて帰った
「カンザキ、ラスクロのダンジョンに行くのか?」
むーたんが言った
「ああ、店もすこし閉めるつもりだったしな。ちょうど良いだろ?ラスクロのダンジョンは短いらしいから3日もあればなんとかなるだろ」
「まあ、そうであろうがな」
「むーたんも行くか?」
「いや、我は遠慮する。あの国には嫌いな奴が居たからのう」
「そうか、じゃあまあ留守番頼む」
カンザキはウキウキしながらキャサリンの帰りを待つのであった
ひとまずは誘拐という情報の隠匿に成功したと言えた
そしてその上で、さらなる対策を話し合うのだが…
「やはり、ルシータ姉様とカンザキ様に頼る意外ありませんか?」
「仕方ありません彼女らはこのレオノールよりも明らかに強いと感じる存在でした」
「それが本当であれば・・・他に手はありませんでしょうね」
「ラスクロの王族か・・・」
噂には聞いている
かの国の歴史は長い。
その長さは闇を生み出した
暗殺一族
それを取り込んだ王族、そしてそのものが強者になる
今回、祭りに合わせた王の誘拐
その目的はウルグインという国の静かな侵略だ
「今までこういった事が無かったのが不思議な程でした。ダンジョンを抱えている以上、狙われて当たり前だったのですから」
シアは言った
「お姉さま…」
「ですが、ラスクロも不運ですね。この国には今、ルシータお姉さまとカンザキさまが居ます」
そう言ってシアはくすりと笑う。
シアは立ち上がると部屋の前に居たクナトを呼んだ。
そして
「クナト、この手紙をルシータお姉さまに」
そう言って手紙を渡す
「は、やはりお願いされるのですね」
「まあ、保険ですが」
「保険?」
「ひとまずは私が彼女らに会ってみます」
「だって私はまだ、ヴァネッサに会っていませんもの」
・・・・・・・・・・・
昨夜カンザキとキャサリンが店に帰って来た時に驚いた
「こ、この売上はなんだ!?」
手にしているのは焼肉ゴッドの売上である
いつもの数倍はあるかと思われるその金額
「あー、何かねぇドワーフ達が大量に押し寄せてきたのよ」
ぐったりしたミニューがそう
「そうっすよー。酒を出せーとかって言いながら」
ユキもぐったりしている
「まさかお前ら・・」
バックヤードに向ってみるとやはり炎の酒、氷の酒がないし、買いためていた酒のほとんどが無くなっていた
「やっぱり・・・店に出しちまったのか」
まあいつかは出す気でいたから良いが、ダンジョン内のドワーフ達も休暇と聞いていたのでその全てが押し寄せてきたのかもしれない。
屋台は散々だったのに、この本店は大忙しだったって訳だ
「やー、シルちゃんとキトラちゃんが手伝ってくんなかったら詰んでたね!」
ユキが指差した方を見てみればキトラとシルメリアが椅子を並べてベッドの様にして寝ていた
まるで昔日本で見たデスマ中みたいな光景だ
ちなみに予め用意しておいた食材も全て平らげられている。恐るべきはドワーフか
だが不在中にと用意していた食材がなくなってしまったな・・・
「仕方ない、こりゃもう祭りが終わるまでは休業だな」
現在ダンジョンは観光客やらでごったがえしているし、この姿をみると明日も営業できる雰囲気ではない。
「マジっすかー!」
ユキが急に元気になる
「私、明日1日寝るんだ」
ミニューは本当に限界の様だった
それが昨日の出来事である
「ガルバ、またアレ頼むわ」
カンザキはガルバにまたドワーフの酒を注文しに来ていた
ガルバの店はかなり大きくなっていた。
近所まわりの土地を買い取って増築を重ね、今ではこの一帯で一番大きな建物になってしまっている
「それにしても、デカい店になっちまったなあ」
カンザキがそう言うと
「俺としてはほとんどカンザキ、お前さんのお陰なんだがな」
「よくわからんが、それは良かった」
ガルバから買っていた安酒ー密造酒はなぜか国公認となり、今や人気がありすぎて在庫不足になっている。
だがガルバはカンザキには以前のままの価格で卸しているし、最優先で融通している
ガルバは本当にカンザキに感謝をしているのだ
「おじちゃんこんにちは!」
ガルバの娘だ
「おお!大きくなったなあ。お母さんによく似てきたな」
「おじちゃんいつもお酒買ってくれてありがとう」
なんか凄く照れくさいな
今までこんなに感謝される事なんて無かったしなぁ
「まあカンザキ、また酒が入荷したら連絡すっからよ」
「ああ、頼んだぜ」
カンザキはそう言って店を出た
店先でむーたんが待っていた
「カンザキ、なにやら嬉しそうじゃの」
「うわっどうしたんだよ?」
むーたんは日中1日、寝ているのが常だったのだが
「カンザキ、厄介ごとがあったようじゃぞ?クナトとかいう奴が店で待っておってな、おぬしかキャサリンに会うまで帰らないと言っておる」
「はあ?クナトの奴が?」
クナトとは熊みたいな奴で、執事だ
「キャサリンはどうしたんだよ?」
俺か、キャサリンに会うまでって事はキャサリンに会えたら良いんじゃないのか?
「キャサリンも朝から出掛けて居らん。お主にはパスが通じておるからこうして見つけられたがな」
「分かったよ、まだ買い物したかったんだがひとまず帰るか」
店に戻るとお茶をすするクナトが待っていた
「どうしたんだよ、今日はうち休みだぞ」
カンザキがそう言うと
「今日は食事に来たのではありません。お願いがあって来たのですな。」
クナトがそう言って手紙を取り出す
「その手紙はルシータ・・・キャサリンさまにお渡し下さい。とても重要な案件ゆえよろしく頼みます」
「お、おう?それだけか?」
「あともう一つ」
そう言ってクナトは宝石を取り出した。淡く、青色に輝いている様に見える
「なんだそれ?」
「これはラスクロの通行証ですな」
「ラスクロだって!?まさかそれは・・」
「ラスクロの1級市街に入れる通行証ですな」
マジか!
実はカンザキはその昔ラスクロに行った事があった
無論、ラスクロにダンジョンがあると確信を持って行ったのだがそのダンジョンがある筈の場所は街の中心部であり、特殊な結界により中には入れなかったのだ
無理やり入ることもできていたのだが、諦めてウルグインへと来ていたのだ
「それがそうだってのか」
「ご存知でしたか」
「ああ、ラスクロのダンジョンにも行こうとしたからな」
「は?ラスクロにダンジョンですか?」
クナトは知らない。いや、噂には聞いたかも知れないが覚えはなかった
「ああ、ラスクロにもダンジョンがあるだろ?確か500階層くらいの奴が。あそこにしかいないモンスターもいるらしいからなー」
クナトは考える、が思い出せないどころかこうもはっきり言い切られては噂ではなく、確信を持ってカンザキが言っているとわかる
「どちらでその話を?」
聞いてみるが
「ん?誰だったかなぁーそれよりもそれ、くれんのか?」
カンザキはそのダンジョンに行きたくて適当に答える
「もとよりそのつもりです。ですが、ラスクロに行かれるならその前に、まずはキャサリンさまにその手紙を渡してください」
クナトは諦めて話をすすめる
「ああ、分かった。帰ってきたら手紙を渡すよ」
それではーと、クナトは手紙と通行証を置いて帰った
「カンザキ、ラスクロのダンジョンに行くのか?」
むーたんが言った
「ああ、店もすこし閉めるつもりだったしな。ちょうど良いだろ?ラスクロのダンジョンは短いらしいから3日もあればなんとかなるだろ」
「まあ、そうであろうがな」
「むーたんも行くか?」
「いや、我は遠慮する。あの国には嫌いな奴が居たからのう」
「そうか、じゃあまあ留守番頼む」
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