おっさんは異世界で焼肉屋する?ー焼肉GOD

ちょせ

文字の大きさ
151 / 171

そこにある異世界6

しおりを挟む
すみれが異世界に召喚されすでにひと月が経過していた

あれから4人はもう一つ、町を解放している
そこでの魔人戦では問題なく3人で勝てている
すみれは見ていただけである

これはほか3人が成長を望んだからで、すみれに頼りすぎないようにしたかったからだ

ちなみにすみれは旅の間、アランにとトワに剣を教えて貰っていふ

「聖剣解放!」

すみれの胸から輝く剣が生みだされる

「その聖剣って、魔法解除すると消えるよね」

「あ、はい。そうです。なんでもこれこの上の聖剣顕現っていうのがあって、それだと消えずに残るんですよ」

するとアラン君が手に持ってる剣を立てて

「そうか、じゃあこれは前の勇者が生み出し、魔王を倒した聖剣ってことになるのか」

それが残り、次世代へと繋がれていっている
勇者の想いは形で残っていくということだ

「でも、その理論でいくと聖剣って結構残ってるってことにならないかしら?魔王の現出は数百年に一度でしょう?その度に聖剣は産み出されたわけでさ」

シーナさんが腕を組みながら言った

その答えを私はしっている
漫画でだから、本当かはわからないけど

「うん、でもほとんどはもう砕けるとか折れるとかして無くなってるはず。次の戦いまでは耐えられないみたいで折れるとか砕けるとかになるみたい」

それにアラン君は考えこんで

「そうか…これからまだ過酷なことになっていくんだな」

「うん。なんで私がこれつかえるかはわかんないんだけど、アラン君も使えるはずだよ」

この世界の人間こそが勇者なのだ
異世界から召喚された私とトワさんはその成長の手助けをする役目意外にはないのだった

「あれ?トワさんは?」


私はきょろきょろとあたりを見回すが、さっきまで居たトワさんはどこかに消えていた







「うん、姉さん大丈夫だよ」

トワの目の前にはカラスが一羽とまっている
その黒いカラスがくちばしを開けると

「まったく、驚いちゃった。まさかトワが異世界召喚なんてものに会うとはね」

「はは、これたぶん神隠しの一種だよね。ただこの世界、元の世界での異能は使えないみたいで困ってはいるんだ」


「そう。でもすみれちゃんのルーンは発動してるんでしょ?だったら使えないわけじゃないかもしれないわね・・・」

「うん、ステータスってのに蓋されてる感じはするからそのせいかもしれない。これさえなんとかなれば元の力も使えると思うけど」

「なんとかなりそう?」

「なるんじゃないかな。もう少しって感じ」

「そう」

「すみれちゃんのステータスはなんか偽物った感じがするからね、影響を受けてないんだとおもう」

「まぁトワが無事で良かった。こっちからルネちゃんとエルマちゃんが向かうってさっき出て行ったからもう大丈夫だと思うわよ。あの二人は優秀だから」

「へぇ、楽しみだな。会うの久しぶりだし」

「ああ、あとすみれちゃんね、お父さんがその世界の勇者だったのよ。だから聖剣魔法使えたんだと思うわ」


そのタイミングでカラスが白い火に包まれ消えた

「ふう、姉さんが式とばしてくれなけりゃやばかったなぁ」

ちなみにどうやって式がこの世界へ来たのかということだが、当然次元を超えたり世界を超えたりをすることができない

さくら、ルネ、エルマがこの世界へと来るときに一緒に来たに過ぎない

そのうえで、一足先に飛んできたのだった

今の会話は三人も知っている
だから、これからすみれを探そうとしていたさくらは安堵したのだった







「無事だったぁーー」

良かった、無事だった!
すみれちゃんが無事だった!

「だから言ったではないですか、ルーンブレスレットは本当に最高傑作なのですわ」

今日ばかりはエルマに感謝、感謝!
良かったぁ…異世界に召喚されたってわかってから気が気じゃなかった
私はルネちゃんとエルマちゃんと友人だから、異世界がどんなところか知っている
だけどあの子はまだ何も知らないまま育ってた
隠してたわけじゃないんだけど、それが父さんと母さん達の希望だったから

平和な世界で私たちみたいな異能は目立ちすぎるからだ

それに、あの子は優しすぎるいい子なんだ

「エルマ、とりあえず情報収集しようよ」

「そうですわね。ただ救い出すだけでは帰れないと言っていましたから」

さくらはすぐ連れ帰ればいいと思っていたが、それをするとこの世界は終わる

「まさか、正しい手順で召喚された勇者たちは正しく魔王を倒さなければならない。なんてどういう枷があんのよ」

あー腹立つ
この世界を救い、さくらを連れ帰るには魔王を倒さないといけないなんて
それもさくら達がというおまけつきで

ルネちゃんとエルマちゃんが戦えば魔王なんてちゅんなのに!


エルマちゃんはいくつかのルーンを取り出して空に投げ放つ

これは情報収集ということらしい



エルマは戦闘能力そのものはルネに劣る
エルマの母といえば、あのアイである
研究の鬼、いや、研究の奴隷のようなエルフ
アイエテスの王宮にて育ったエルマだったが、
幼いころよりルネとダンジョンによく潜っていた
最年少での100層踏破を成しえた事もある
だが人の手を借りたわけではないルーン技術を元から備えていたエルマはダンジョンの機能の一部をすべて知っている
だからそれを応用したアイテムを開発してルネと共に攻略にいそしんだのだ

それを見ていたミナリは呆れてこう言った事がある

まるで、夏休みの研究してる子供みたいだけどやっていることは大学の研究みたいね。と

レポートもかなりの数を書いた。100層以降の研究もかなりした
時にはカンザキの手を借りて世界樹に連れて行ってもらったこともある

そんなアイと同じように研究開発が好きなエルマは戦闘はルネに任せ、さまざまなアイテムを開発したのだった

今回はダンジョン100層以降に開発したアイテムである
簡単に言えば地図作りだ

「あら、結構魔力多い方が多いですわね。30近い高魔力がありますわ」

「え?それ苦戦しそう?」

「ルネさんはほんと戦うのが好きですわね。大丈夫ですわ、私のガーディアンでも余裕でいけますわ」

「いや、アレ結構強いからね?まだ私でも結構苦戦するし」

「苦戦で勝てるのなら勝てなくなるまで開発は続けないといけませんわね」


ほんとうに何を目指しているんだろうとさくらは思った
大人になったエルマは綺麗なブロンドの長髪になっているスタイルもよい。スレンダーな体つきにさくらは憧れている
対してルネは真っ黒な短髪だボーイッシュな童顔で、その大きな瞳がとても美しい。いつもズボンを穿いているが、大きめの胸ですぐ女性とわかる
これも、さくらは憧れている
そんな二人と友達になったのは、ルネに弟が生まれたあたりから。
日本の学校に通うと、二人はさくらの父と、玲奈さんに協力をしてもらい日本に引っ越してきた
とはいえ、よくあのウルグインへ帰っているのだけれど
学校での成績はものすごくよかったと聞いている
特にエルマはいろんな研究室や企業からも声がかかる程に

同じ大学に進学していたさくらは玲奈さんを介して知り合って二人と仲良くなったのだ


「ああ、二人と知り合って本当に良かったなぁ」

「どうしたのさくらちゃん、急に」

「うん、だってもし知り合ってなかったら今回みたいな事があった時どうしようもなかったなぁって」

そうにこりとさくらは笑う
それにルネが答える

「こんなことそうそうあるもんじゃないでしょー。でも、私も知り合えてよかったかな。楽しいし」

「そうですわ、楽しいって大事ですのよ」


さくらはにへへと笑う

あとはすみれを時短で連れ帰るだけなのである
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~

北条新九郎
ファンタジー
 三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。  父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。  ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。  彼の職業は………………ただの門番である。  そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。  週二回更新になります。お気に入り・感想、宜しくお願いします。

転生勇者が死ぬまで10000日

慶名 安
ファンタジー
ごく普通のフリーター・岩倉運命は謎の少年に刺され、命を落としてしまう。そんな岩倉運命だったが、サダメ・レールステンとして転生を果たす…

クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる

アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。 でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。 でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。 その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。 そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました

雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。 気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。 剣も魔法も使えないユウにできるのは、 子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。 ……のはずが、なぜか料理や家事といった 日常のことだけが、やたらとうまくいく。 無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。 個性豊かな子供たちに囲まれて、 ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。 やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、 孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。 戦わない、争わない。 ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。 ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、 やさしい異世界孤児院ファンタジー。

異世界異話 天使降臨

yahimoti
ファンタジー
空から天使が降って来た。 落ちたんだよ。転生かと思ったらいきなりゲームの世界「ロストヒストリーワールド」の設定をもとにしたような剣と魔法の世界にね。 それも面白がってちょっとだけ設定してみたキャラメイクのせいで天使族って。こんなのどうすんの?なんの目的もなければ何をしていいかわからないまま、巻き込まれるままにストーリーは進んでいく。

捨てられた貴族六男、ハズレギフト『家電量販店』で僻地を悠々開拓する。~魔改造し放題の家電を使って、廃れた土地で建国目指します~

荒井竜馬@書籍発売中
ファンタジー
 ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。  それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。 「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」 『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。  しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。  家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。  メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。  努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。 『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』 ※別サイトにも掲載しています。

処理中です...