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学校
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俺は、よくブックオフや、古本屋を回って高く売れそうな、お宝を見て回る。
日頃も、ジモティーや、ヤフオクなで、チェックを欠かさない。
昨日丁度、IHコンロでいい感じのを、良い値で入手したところだった。
高校は、入るには入ったが、担任の先こうとどうしても、合わなくてな…まぁ、は~げとか、みんなでバカにしてたから、あっちも、早く辞めさせたかったんだろ。
タバコがみつかって、停学になって親が呼ばれてっな風になって。
まぁ、俺は片親だったから、母ちゃんが来たんだけど、女一人だと先こうも強気で辞めさせる方向に持っていくわけよ。そんで、俺はやけになってて辞めてやるよ、こんな先こうのいる学校はっつって。本当は、辞めたくなかった。
クラスの友達とも仲良くて、学校も好きだった、先生もその時以外は、優しい先生だったから。俺が、はっきり言えば良かった、あの時迷った事が、人生を狂わせたのかも、その時の母ちゃんと結婚してた人が、仕組んだ事だったのかもしれないと後で思った。
それから、母ちゃんは高校ぐらいはって事で、通信制のルネサンス高等学校に入ったんだけど。
この、高校は簡単っていうか俺は仙台、学校は茨木県、日頃はパソコンでマルバツの課題を提出するだけ、それも前の高校の残りの単位だけで良かった。
母ちゃんに、ほとんどやってもらったよ、誰がやったってわかんないんだから、高校卒業の単位を買う感じだろ?
必須登校があって、3泊4日でスクーリングには俺が行って来たけど、不良もいれば、オタクもいるし、おっさんも二人ぐらいかな、来てた。
とにかく、そんな俺だから、就職もアルバイトでコンビニすぐ辞めて、ぶらぶらしてると母ちゃんに仕事探してって言われっから、探すけど。
中学の時、指に指輪みたいなタトゥーっていうか、自分でイタズラしたから、それがあると働けるところって、ホントないんだよ。
俺も、中学の時はヤンチャな友達とつるんだりしてたから、カッコつけて、ちょっと自分でやったんだ。
見えないところに、みんなやってたけど、俺目立ちたがり屋だし、自慢しようと思って、綺麗に左の中指にほった。
みんな、すげ~とか、いいじゃ~んとか、言われて俺も嬉しかった。
でも、どうだい面接に行ったら、10個くらい落とされ続けて、母ちゃんに、そこにバンソーコはらないとって、いつも、バンソーコ3枚位持たせられてた。
俺は、面倒なときもあったし、手汗で、バンソーコが取れてそのまま面接に行った事もあったから、10個以上落ちたんだよな。
車屋の募集があって、面接に行ったら受かって、しばらく働いた。
でも、いつまで経っても、車の中の掃除ばっかり。
東北っていっても、真夏の車の中を掃除するのは地獄だ!
俺は、母ちゃんに内緒で行かなくなった、車屋にも連絡を取らなくなって、良くしてくれた、車屋の先輩にもちょっとだけ、お金を借りたりしていたが、そのまま、連絡しなかった。
母ちゃんの携帯電話に1週間後に電話が来てバレた。
「あんた、辞めたの?車屋。」
「あぁ、うん。」
「じゃあ、わざわざ朝出かけてたの?」「あぁ、バレるの嫌で。」
「そうか、まぁしょうがない、色々あったの?掃除暑いって言ってたもんね。」「そうそう、暑いんだよ。」
「次の、仕事見つけようか。」
母ちゃんは、無理強いはしない、いつも、どん底に貧乏でも、一緒に居て育ててくれてる。
いつか、恩返し出来たらと思いながら、俺はまた、仕事を辞めてしまった。
そんなこんなで、今はせどりして自分の小遣いだけは、稼いでる。
高校の時も、小遣いなんてなかったけど、俺はクラスで乞食になって10円募金をやって、なんとか昼をかったりしてた。高校も中学も友達には恵まれてたんだ、みんな優しかった。
日頃も、ジモティーや、ヤフオクなで、チェックを欠かさない。
昨日丁度、IHコンロでいい感じのを、良い値で入手したところだった。
高校は、入るには入ったが、担任の先こうとどうしても、合わなくてな…まぁ、は~げとか、みんなでバカにしてたから、あっちも、早く辞めさせたかったんだろ。
タバコがみつかって、停学になって親が呼ばれてっな風になって。
まぁ、俺は片親だったから、母ちゃんが来たんだけど、女一人だと先こうも強気で辞めさせる方向に持っていくわけよ。そんで、俺はやけになってて辞めてやるよ、こんな先こうのいる学校はっつって。本当は、辞めたくなかった。
クラスの友達とも仲良くて、学校も好きだった、先生もその時以外は、優しい先生だったから。俺が、はっきり言えば良かった、あの時迷った事が、人生を狂わせたのかも、その時の母ちゃんと結婚してた人が、仕組んだ事だったのかもしれないと後で思った。
それから、母ちゃんは高校ぐらいはって事で、通信制のルネサンス高等学校に入ったんだけど。
この、高校は簡単っていうか俺は仙台、学校は茨木県、日頃はパソコンでマルバツの課題を提出するだけ、それも前の高校の残りの単位だけで良かった。
母ちゃんに、ほとんどやってもらったよ、誰がやったってわかんないんだから、高校卒業の単位を買う感じだろ?
必須登校があって、3泊4日でスクーリングには俺が行って来たけど、不良もいれば、オタクもいるし、おっさんも二人ぐらいかな、来てた。
とにかく、そんな俺だから、就職もアルバイトでコンビニすぐ辞めて、ぶらぶらしてると母ちゃんに仕事探してって言われっから、探すけど。
中学の時、指に指輪みたいなタトゥーっていうか、自分でイタズラしたから、それがあると働けるところって、ホントないんだよ。
俺も、中学の時はヤンチャな友達とつるんだりしてたから、カッコつけて、ちょっと自分でやったんだ。
見えないところに、みんなやってたけど、俺目立ちたがり屋だし、自慢しようと思って、綺麗に左の中指にほった。
みんな、すげ~とか、いいじゃ~んとか、言われて俺も嬉しかった。
でも、どうだい面接に行ったら、10個くらい落とされ続けて、母ちゃんに、そこにバンソーコはらないとって、いつも、バンソーコ3枚位持たせられてた。
俺は、面倒なときもあったし、手汗で、バンソーコが取れてそのまま面接に行った事もあったから、10個以上落ちたんだよな。
車屋の募集があって、面接に行ったら受かって、しばらく働いた。
でも、いつまで経っても、車の中の掃除ばっかり。
東北っていっても、真夏の車の中を掃除するのは地獄だ!
俺は、母ちゃんに内緒で行かなくなった、車屋にも連絡を取らなくなって、良くしてくれた、車屋の先輩にもちょっとだけ、お金を借りたりしていたが、そのまま、連絡しなかった。
母ちゃんの携帯電話に1週間後に電話が来てバレた。
「あんた、辞めたの?車屋。」
「あぁ、うん。」
「じゃあ、わざわざ朝出かけてたの?」「あぁ、バレるの嫌で。」
「そうか、まぁしょうがない、色々あったの?掃除暑いって言ってたもんね。」「そうそう、暑いんだよ。」
「次の、仕事見つけようか。」
母ちゃんは、無理強いはしない、いつも、どん底に貧乏でも、一緒に居て育ててくれてる。
いつか、恩返し出来たらと思いながら、俺はまた、仕事を辞めてしまった。
そんなこんなで、今はせどりして自分の小遣いだけは、稼いでる。
高校の時も、小遣いなんてなかったけど、俺はクラスで乞食になって10円募金をやって、なんとか昼をかったりしてた。高校も中学も友達には恵まれてたんだ、みんな優しかった。
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