[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き

文字の大きさ
10 / 334
第1章 生き抜く事は大変!

第10話 カザトの特訓!と、知った現実

 カザトは、起きるとすぐに食事をしようとしたのだが、

 ピコリン♫
 「昨日記録した初級魔導書の
理論理解が、完了しました。
 スキル
[火魔法]
[水魔法]
[土魔法]
[風魔法]
 を習得しました。
 よって、(記録無限領域)の重複する項目を削除します。」

 習得出来たらしい。

 うん!
 理屈は、わかっていたが違和感があった昨日の状態とかなり違う。
 俺の身体に最適化されたみたいだな!

 やはり違和感の原因は、冒険者ギルドにいた聖女メーベルが言っていた言葉「魔法臓器」だな。

 どう考えても、あの位置は「盲腸」だし、[鑑定◁◇■]で見えていた臓器は「盲腸」とは違う。

 そして、教科書に載っていた「盲腸」となる前の臓器の形の予想図とも全く違った。

 どちらかと言えば、魔法臓器とは肝臓に近い印象の臓器だ。

 今、どこから魔力を引き出しているかと[魔力感知]によると、大腸全体で魔力を貯めている感覚だな。
 まさか、乳酸菌とかの仲間で魔法菌なんてものがあるかもしれないけど。


 冒険者ギルドに行ってみた。

 モンスター軍の包囲は、まだ続いているがジェネラル級のゴブリンは来ていないと言う。
 どこか、演習場がないかと聞いてみた。
 ギルドの演習場は、軽症者の救護所となっていた。

 なので、聞いてみたが城の演習場があるが、これは今商業ギルドと、魔道士ギルドとで、調整中らしい。
 どうも、逃げ出した国王を追って、ゴブリンキングがガス公爵の城を包囲したらしい。
 そして、他の領の領主達とも連絡を取り合っている状態なのだとか。

 仕方ない。
 それに、一度勇者召喚の真実を知るために教会に行くのも、ラノベ的に有りだとも考えていた。
 自称・女神と、名乗るのであるならば全知全能だろう。
 つまり今の俺の状態は、女神がわざと作ったと考えるが自然だ。
 だが、万が一の事故の可能性がある。
 なので、確かめに行こうと実は、そうであって欲しいと思っていた。

 教会に行く。

 中に入ると、身分を聞かれて冒険者ギルドカードを出す。
 すると、重症患者の看病を手伝って欲しいと言われる。

 これは!
 だが、目を背けられなかった。

 俺が、出陣している時以外寝ている間に、戦っていた冒険者達だ。
 宿で、寝ることができているのは、この人たちのおかけである。

 教会には文句を言いたいが、この人達の看病をすることには文句は無い。
[ヒール]起動準備!

 そして俺の[ヒール]の特訓が、始まった!

 この血管に、[ヒール]!
 傷口を[ウォーター]でよく洗浄して、[ヒール]!

 この火傷のただれた所を、[ウォーターカッター]で薄く切除して、[ヒール]!

 粉砕骨折箇所を[ロック生成]を応用して、カルシウムだけをこの人の血液から作って骨の修復材料を埋め込んで[ヒール]!

 壊れた臓器を、[鑑定◁◇■]が見せる元の臓器に、[ウォーター]と[ロック生成]を駆使してコラーゲンとかを作り出して膨らましたりして、復元する。

 そして[ヒール]!
 もう、魔法手術である。

 カラ~ン!

 アレ?もう午後の鐘?
 だいたい、地球の感覚だと12時ぐらいだ。

 そして、気がついたらポカーンと見ている、聖女メーベルさんや他の聖女さん達がいた。

聖女メーベル
「ウソ! もう助からないと、言われていた人たちが息を吹き返している!」

カザト
「あー疲れた!
 なんとか、やれるところまでやったけど、
 あ!
 そうだ!
 解熱剤がないなら、
 氷水を作って、冷せばいいんだ!」

 カザトは、タライに[ウォーター]で水を満たして、氷を強くイメージして、水の分子が固まるイメージをして、

ピコリン♫
「[氷魔法]を習得しました!」

 出来た!
 氷だ!
 革の水袋に、氷を入れていって患部を冷やす。

 そうする事で、うなされる患者が激減して教会の重症者状態が良くなった。

教会管轄聖女
「救いです!彼は救いです!」

 そして、知っている限りの看病の仕方を教えて、礼拝堂で、お祈りをする許可を得て一人礼拝堂に入る。

 ハァ、
 今日は疲れたな。

 だけど、これで重症患者の対応が楽になったら、それは、それでいいことだろうな。
 そして、カザトに対する仕打ちは、事故だったと言う事をかなり?
いや、ものすごくそうであって欲しいと切望して、この世界の想像管理者神の像にお祈りをした。

ラノベなら、白い部屋とかに呼ばれてすごく美しい女神が出てくるとか有るだろうと思っていたが…













 現実は、酷かった!

カザト
「(ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」

 声も出せない、絶叫がカザトを襲う!
 白い雷が、カザトを襲ったのだ!
 
カザト
「(どういうことなんだよ!クソ!ここは、日本の歴史書に書いてる方式で、聞くか?)
 オレをこの世界に召喚したのは、魔王を倒すためか?
 それとも、隷属してもて遊ぶ為か?
 隷属してもて遊ぶ為なら、さっきのカミナリを落とせ!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!

カザト
「(ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」



カザト
「なんだって!マジか!そんな事をして、何を望む? 
 単なる文化と技術の導入か?
 それとも、この世界の皆殺しによる破滅か??
 もし、この世界の皆殺しによる破滅を望むなら、カミナリを落とせ!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!

カザト
「(ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」


カザト
「ウゥ…この世界の創造の管理者神よ!
 お前は、人を育む女神か?
 それとも、破壊を望み人の生き血をすすり、人の不幸が蜜の味だとする邪神か?
 邪神だったら、カミナリを落とせ!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリ!

カザト
「(ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」


カザト
「あぁぁぁぁ…
 よくわかりました。
 だが、オレはオレだ!自由にさせて貰う。
 元の世界に帰らせて貰う!
 邪魔をすると言うなら、カミナリを落とせ!」

 バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ!

カザト
「(ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!)」


カザト
「ぁぁぁぁ…
 絶対に、地球に帰ってやる!」

 そう言うと、カザトは宿にボロボロになって帰っていった。
 
 その姿を、見ていた存在がいた。

 そして、帰る姿を見た聖女メーベルがいた。
 なぜ?ボロボロなのか?
 聖女メーベルは、疑問に思ったが患者の看病に忙殺されて、忘れてしまった。


□□

築石 風人(つくし かざと)
冒険者ネーム カザト

レベル 41
年齢  ▲▶
ジョブ ◀◇☆◇□

攻撃力 ■◇◀◐
守備力 ◐◆☆●
魔力  ▲□○●
知力  ▶⬛○□
運   -14960

スキル
鑑定◁◇■レベル27(up!)

 派生スキル
 (簡易感覚伝達)レベル12
 (高速情報処理)レベル12
 (並列処理)  レベル10
 (動線探索再現)レベル15(up!)
 (鑑定範囲制限解除)
 (鑑定結果MAP化)
 (記録無限領域)
 記録 [ヒール][魔力増強]
    [魔法斬り][神のイカズチ]
    

火魔法レベル1(new!)
水魔法レベル3(new!)
氷魔法レベル3(new!)
土魔法レベル5(new!)
風魔法レベル3(new!)


気配察知レベル2
魔力感知レベル2
身体強化 レベル22(up!)
ガス言語

称号
異世界人
女神が◁▲■◆☆★○

□□   

武器 刀

攻撃力 120

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長


武器 鉈(なた)

攻撃力 80

スキル
自己修復 経験値貯蓄型攻撃力成長










 
感想 20

あなたにおすすめの小説

はずれスキル『本日一粒万倍日』で金も魔法も作物もなんでも一万倍 ~はぐれサラリーマンのスキル頼みな異世界満喫日記~

緋色優希
ファンタジー
 勇者召喚に巻き込まれて異世界へやってきたサラリーマン麦野一穂(むぎのかずほ)。得たスキルは屑(ランクレス)スキルの『本日一粒万倍日』。あまりの内容に爆笑され、同じように召喚に巻き込まれてきた連中にも馬鹿にされ、一人だけ何一つ持たされず荒城にそのまま置き去りにされた。ある物と言えば、水の樽といくらかの焼き締めパン。どうする事もできずに途方に暮れたが、スキルを唱えたら水樽が一万個に増えてしまった。また城で見つけた、たった一枚の銀貨も、なんと銀貨一万枚になった。どうやら、あれこれと一万倍にしてくれる不思議なスキルらしい。こんな世界で王様の助けもなく、たった一人どうやって生きたらいいのか。だが開き直った彼は『住めば都』とばかりに、スキル頼みでこの異世界での生活を思いっきり楽しむ事に決めたのだった。

S級冒険者の子どもが進む道

干支猫
ファンタジー
【12/26完結】 とある小さな村、元冒険者の両親の下に生まれた子、ヨハン。 父親譲りの剣の才能に母親譲りの魔法の才能は両親の想定の遥か上をいく。 そうして王都の冒険者学校に入学を決め、出会った仲間と様々な学生生活を送っていった。 その中で魔族の存在にエルフの歴史を知る。そして魔王の復活を聞いた。 魔王とはいったい? ※感想に盛大なネタバレがあるので閲覧の際はご注意ください。

アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~

明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!! 『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。  無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。  破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。 「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」 【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?

お前には才能が無いと言われて公爵家から追放された俺は、前世が最強職【奪盗術師】だったことを思い出す ~今さら謝られても、もう遅い~

志鷹 志紀
ファンタジー
「お前には才能がない」 この俺アルカは、父にそう言われて、公爵家から追放された。 父からは無能と蔑まれ、兄からは酷いいじめを受ける日々。 ようやくそんな日々と別れられ、少しばかり嬉しいが……これからどうしようか。 今後の不安に悩んでいると、突如として俺の脳内に記憶が流れた。 その時、前世が最強の【奪盗術師】だったことを思い出したのだ。

勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま
ファンタジー
かつて、世界を救う希望と称えられた“勇者パーティー”。 その中で地味に、黙々と補助・回復・結界を張り続けていたおっさん――バニッシュ=クラウゼン(38歳)は、ある日、突然追放を言い渡された。 理由は「お荷物」「地味すぎる」「若返くないから」。 ……笑えない。 人付き合いに疲れ果てたバニッシュは、「もう人とは関わらん」と北西の“魔の森”に引きこもり、誰も入って来られない結界を張って一人スローライフを開始……したはずだった。 だがその結界、なぜか“迷える者”だけは入れてしまう仕様だった!? 気づけば―― 記憶喪失の魔王の娘 迫害された獣人一家 古代魔法を使うエルフの美少女 天然ドジな女神 理想を追いすぎて仲間を失った情熱ドワーフ などなど、“迷える者たち”がどんどん集まってくる異種族スローライフ村が爆誕! ところが世界では、バニッシュの支援を失った勇者たちがボロボロに…… 魔王軍の侵攻は止まらず、世界滅亡のカウントダウンが始まっていた。 「もう面倒ごとはごめんだ。でも、目の前の誰かを見捨てるのも――もっとごめんだ」 これは、追放された“地味なおっさん”が、 異種族たちとスローライフしながら、 世界を救ってしまう(予定)のお話である。

エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~

シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。 主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。 追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。 さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。 疫病? これ飲めば治りますよ? これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。

転生者は力を隠して荷役をしていたが、勇者パーティーに裏切られて生贄にされる。

克全
ファンタジー
第6回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作 「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門日間ランキング51位 2020年11月4日「カクヨム」異世界ファンタジー部門週間ランキング52位 転生者のブルーノは絶大な力を持っていたが、その力を隠してダンジョンの荷役として暮らしていた。だが、教会の力で勇者を騙る卑怯下劣な連中に、レットドラゴンから逃げるための生贄として、ボス部屋に放置された。腐敗した教会と冒険者ギルドが結託て偽の勇者パーティーを作り、ぼろ儲けしているのだ。ブルーノは誰が何をしていても気にしないし、自分で狩った美味しいドラゴンを食べて暮らせればよかったのだが、殺されたブルーノの為に教会や冒険者ギルドのマスターを敵対した受付嬢が殺されるのを見過ごせなくて・・・・・・

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。