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第2章 動きだした凶悪な者達
第49話 遂にやってしまい、本性がバレてしまう。
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フェイクランドの空から、突然ドーーンという爆音と共にフェイク率いる軍団が現れた!
もう夜!
その夜空を汚染する、汚い瘴気の黒を焼き払うように現れる天使軍団!
人々は、やっと…
「フェイク様が、お救いに現れた!」
「勇者ピエロ達は役に立たん!
フェイクが、直々に来られた!
邪神共め!
滅びの時が来たのだ!」
なんて、内容の声が方方からきこえてくる。
カザトも、工房でのこれからの事をトワイライト達と話し合っていたときに、上空にフェイクの軍団が見えて来たので、まぁ、世界崩壊の危機でやっと動き出したのか!!と、ひょっとしたら、悲惨過ぎる魔神・邪神討伐計画が軽くなるかもと、少し肩の張っていたのが緩んだのだが…。
管理者神フェイク
「皆共!
我が!フェイクランドの人民よ!
聞け!
私の方針に、背く!
私の計画に背くボケを、ここで焼いてやる!
どうなるのか、よく見ておけ!」
フェイクの、怒号の叫びともいえる声がフェイクランドに響く!
ガス国王達と、勇者ゴン太達はガタガタ震えて見ている。
他の王国の国王達は、やっと邪神討伐に動いたのかよ~という反応だ。
そして、冒険者ギルド本部は…
実はグランド王国は内乱状態に…
また!陥っていた!
今度は、冒険者ギルド本部のカザト奴隷化政策に賛同する、前国王派が冒険者ギルド本部と結託してエルフの世界樹の巫女長達との内戦になっていたのである。
冒険者ギルド本部グランドマスター
「フハハハハハハハ!
フェイク様の御降臨だ!
これで勇者達を扱き使って、邪神討伐させたら全て解決だ!
俺たちが、正しいのだよ!
巫女長よ!
我らの軍門に下れば、今なら許してやる!
フハハハハハハハハ!」
もうグランド王国の国内は無茶苦茶…
フェイクの姿を見て、世界樹の巫女長達と大精霊達の派閥に入っていたエルフ達の裏切り者も、続出していた。
ため息を、つく大精霊達。
そして、
大精霊(土)ランド
大精霊(風) ウェンディ
大精霊(火) フレイム
達は、怒りで震えていた。
そして決心をする。
その大精霊の決断に世界樹も賛同して、もはや100人足らずになった巫女長派達(政権内)も、世界樹に集結して、結界内に籠城する。
あれ?前国王派だった、あのエルフの最強戦士王女もいる。
彼女が、大精霊・巫女長達に言うには、カザト派らしい。
なるほどね~なんて、大精霊達がうなずいていた時、フェイクは地上の全ての者達の頭の中に今、何が起こっているのかをわかるように映像をライブ配信し始めた。
もちろん強制視聴!
フェイク
「よく見ろ!
俺様の、昇進計画に!
俺様の崇拝計画に!
俺様の奴隷が、言うことを聞かなかった末路を見せてやる!」
アレ?
それを聞いた、何人か??となる。
フェイク
「喰らえ!ワシの楽して昇進する計画を邪魔した者め!
ホーリーサンダー!」
ピカ!
ドギャンドジャガーーーーーーン!
ハァ?(゚Д゚)?
そして、フェイクランドの全人民は自分の中にある違和感の正体に気がついた。
ドワーフ国と、ベイントス公国との国境緩衝地帯(仮)のカザトの工房では、カザトに向かって来たフェイクの撃つ半分黒いカミナリを見たとき、カザトはすぐに結界を50重ねがけをして、トワイライト達を緊急事態用の転移魔法で強制脱出させたのだ!
カザト
「邪神よりも、俺か!」
バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!
20近くの結界が割られてやっと防御出来た!
元ガス王国内の、邪神オークは部下のパシリ1号に聞いていた。
邪神オーク
「お前の同級生のカザトは、邪神だったのか?」
パシリ1号
「いえ…、人間だったはずですが…。」
同じく、バッタ人間1号も同じ事を邪神バッタに聞かれていた。
バッタ人間1号
「いえ、人間ですよ。
アイツこの世界に拉致されて、あのブレーダーに追放されても、俺達に支援物資を送って来たりしていたやつでしたからね。」
邪神バッタたちは、フェイクを見ていた。
いつでも、迎撃出来る戦闘状態であった。
管理者神フェイクは、自らのカミナリが白ではなく黒に染まっていた事に、自ら恐怖して逆ギレするのと、それを結界らしきもので防御された事でさらにキレた!
管理者神フェイク
「ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!」
爆音が、何度もして段々黒くなっていくデカいカミナリがカザトを襲ったが、全てカザトに防御されてしまった。
もはや、ホーリーなんて聖なるものではなくてイビル!邪悪なカミナリである。
邪神ラット軍団の邪神ラット・リーヴは、その様子を見て、部下の魔王リーンゴ・ラット、元リーンゴ元国王に質問していた。
邪神ラット・リーヴ
「おい!この世界は邪神が管理者神に勝って占領した世界だったのか?」
部下の魔王リーンゴ・ラット
「いえ…、管理者神フェイク様そのままです。
その、言いにくい事ですが、実は邪神様はフェイク様の罠にかかってます。
お、怒らず聞いて下さい!
魔王ホイホイという計画で勇者に魔王討伐をさせて、勇者から経験値を搾取して管理者神フェイクは昇進しようとしている計画なのですよ!
本当ですって!」
邪神ラット・リーヴ
「舐められたものだね!
だけど、何故?勇者側というか、邪神と対立する存在の人間を攻撃しているのだい?
やっていることは、邪神,魔神そのものだよ?
どういう事だい?」
管理者神フェイクは、カザトをカミナリの一撃で焼いて、勇者達にムチを入れて魔王討伐させて計画の復旧をするつもりだった。
自分が、勇者に非道な事をしすぎて計画が壊れた現実を全く見ないで、無理矢理実行させようとしているが、勇者達には魔王討伐の力がないことすら無視しての行動なので、もはや発狂としか部下天使達にも見えなかった。
管理者神フェイクは、このままだと反撃を少しでも食らうとヤバいと思い出した。
カザトの周りにはクレーターができているが、それはカザトの周りだけである。
カザトは、その位置で全て防御している。
生命力が、全く揺らいですらいない!
先手必勝!
(既に先手ではないが、まだ反撃は受けていないから、一応先手?)
フェイクは、袖の下から札を出した。
それは、この世界に管理者神として赴任したときに、上司にねだって授かった、「無限界牢ダンジョン行き強制転移符」である。
フェイクが負けそうな時の非常時にのみ、使用するように言われた、敵対する強力な邪神を「無限界牢ダンジョン」に強制的に送り込んで封印するものであり、フェイクの文字通り切り札であった。
札の束帳から、札を破り話して火をつけてカザトに投げつけた!
カザトの周りに黒い空間の歪みが発生する。
カザトが、消えてしまった。
それと同時に聖女達からの、
「何故魔神討伐をしている、カザト殿を殺したのか」
という、悲鳴に似た祈りがフェイクに突き刺さるようにやって来た。
フェイクは、気がついた。
ヤベ!
やらかした!
しかし、「無限界牢ダンジョン行き強制転移符」は、フェイクの能力を遥かに越えるモノであって、フェイクにはどうしようも無かった。
フェイク
「………。」
地上からは、人々からの自分に対する疑問の思念が上がってくる。
魔神達が、攻撃をしてきた!
白い目で見る部下天使達に、「オレを守れ」と、命令して何発か魔神達の攻撃を被弾しながら執務空間に逃げ込んだフェイクだった。
もう夜!
その夜空を汚染する、汚い瘴気の黒を焼き払うように現れる天使軍団!
人々は、やっと…
「フェイク様が、お救いに現れた!」
「勇者ピエロ達は役に立たん!
フェイクが、直々に来られた!
邪神共め!
滅びの時が来たのだ!」
なんて、内容の声が方方からきこえてくる。
カザトも、工房でのこれからの事をトワイライト達と話し合っていたときに、上空にフェイクの軍団が見えて来たので、まぁ、世界崩壊の危機でやっと動き出したのか!!と、ひょっとしたら、悲惨過ぎる魔神・邪神討伐計画が軽くなるかもと、少し肩の張っていたのが緩んだのだが…。
管理者神フェイク
「皆共!
我が!フェイクランドの人民よ!
聞け!
私の方針に、背く!
私の計画に背くボケを、ここで焼いてやる!
どうなるのか、よく見ておけ!」
フェイクの、怒号の叫びともいえる声がフェイクランドに響く!
ガス国王達と、勇者ゴン太達はガタガタ震えて見ている。
他の王国の国王達は、やっと邪神討伐に動いたのかよ~という反応だ。
そして、冒険者ギルド本部は…
実はグランド王国は内乱状態に…
また!陥っていた!
今度は、冒険者ギルド本部のカザト奴隷化政策に賛同する、前国王派が冒険者ギルド本部と結託してエルフの世界樹の巫女長達との内戦になっていたのである。
冒険者ギルド本部グランドマスター
「フハハハハハハハ!
フェイク様の御降臨だ!
これで勇者達を扱き使って、邪神討伐させたら全て解決だ!
俺たちが、正しいのだよ!
巫女長よ!
我らの軍門に下れば、今なら許してやる!
フハハハハハハハハ!」
もうグランド王国の国内は無茶苦茶…
フェイクの姿を見て、世界樹の巫女長達と大精霊達の派閥に入っていたエルフ達の裏切り者も、続出していた。
ため息を、つく大精霊達。
そして、
大精霊(土)ランド
大精霊(風) ウェンディ
大精霊(火) フレイム
達は、怒りで震えていた。
そして決心をする。
その大精霊の決断に世界樹も賛同して、もはや100人足らずになった巫女長派達(政権内)も、世界樹に集結して、結界内に籠城する。
あれ?前国王派だった、あのエルフの最強戦士王女もいる。
彼女が、大精霊・巫女長達に言うには、カザト派らしい。
なるほどね~なんて、大精霊達がうなずいていた時、フェイクは地上の全ての者達の頭の中に今、何が起こっているのかをわかるように映像をライブ配信し始めた。
もちろん強制視聴!
フェイク
「よく見ろ!
俺様の、昇進計画に!
俺様の崇拝計画に!
俺様の奴隷が、言うことを聞かなかった末路を見せてやる!」
アレ?
それを聞いた、何人か??となる。
フェイク
「喰らえ!ワシの楽して昇進する計画を邪魔した者め!
ホーリーサンダー!」
ピカ!
ドギャンドジャガーーーーーーン!
ハァ?(゚Д゚)?
そして、フェイクランドの全人民は自分の中にある違和感の正体に気がついた。
ドワーフ国と、ベイントス公国との国境緩衝地帯(仮)のカザトの工房では、カザトに向かって来たフェイクの撃つ半分黒いカミナリを見たとき、カザトはすぐに結界を50重ねがけをして、トワイライト達を緊急事態用の転移魔法で強制脱出させたのだ!
カザト
「邪神よりも、俺か!」
バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!バリン!
20近くの結界が割られてやっと防御出来た!
元ガス王国内の、邪神オークは部下のパシリ1号に聞いていた。
邪神オーク
「お前の同級生のカザトは、邪神だったのか?」
パシリ1号
「いえ…、人間だったはずですが…。」
同じく、バッタ人間1号も同じ事を邪神バッタに聞かれていた。
バッタ人間1号
「いえ、人間ですよ。
アイツこの世界に拉致されて、あのブレーダーに追放されても、俺達に支援物資を送って来たりしていたやつでしたからね。」
邪神バッタたちは、フェイクを見ていた。
いつでも、迎撃出来る戦闘状態であった。
管理者神フェイクは、自らのカミナリが白ではなく黒に染まっていた事に、自ら恐怖して逆ギレするのと、それを結界らしきもので防御された事でさらにキレた!
管理者神フェイク
「ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!ホーリーサンダー!」
爆音が、何度もして段々黒くなっていくデカいカミナリがカザトを襲ったが、全てカザトに防御されてしまった。
もはや、ホーリーなんて聖なるものではなくてイビル!邪悪なカミナリである。
邪神ラット軍団の邪神ラット・リーヴは、その様子を見て、部下の魔王リーンゴ・ラット、元リーンゴ元国王に質問していた。
邪神ラット・リーヴ
「おい!この世界は邪神が管理者神に勝って占領した世界だったのか?」
部下の魔王リーンゴ・ラット
「いえ…、管理者神フェイク様そのままです。
その、言いにくい事ですが、実は邪神様はフェイク様の罠にかかってます。
お、怒らず聞いて下さい!
魔王ホイホイという計画で勇者に魔王討伐をさせて、勇者から経験値を搾取して管理者神フェイクは昇進しようとしている計画なのですよ!
本当ですって!」
邪神ラット・リーヴ
「舐められたものだね!
だけど、何故?勇者側というか、邪神と対立する存在の人間を攻撃しているのだい?
やっていることは、邪神,魔神そのものだよ?
どういう事だい?」
管理者神フェイクは、カザトをカミナリの一撃で焼いて、勇者達にムチを入れて魔王討伐させて計画の復旧をするつもりだった。
自分が、勇者に非道な事をしすぎて計画が壊れた現実を全く見ないで、無理矢理実行させようとしているが、勇者達には魔王討伐の力がないことすら無視しての行動なので、もはや発狂としか部下天使達にも見えなかった。
管理者神フェイクは、このままだと反撃を少しでも食らうとヤバいと思い出した。
カザトの周りにはクレーターができているが、それはカザトの周りだけである。
カザトは、その位置で全て防御している。
生命力が、全く揺らいですらいない!
先手必勝!
(既に先手ではないが、まだ反撃は受けていないから、一応先手?)
フェイクは、袖の下から札を出した。
それは、この世界に管理者神として赴任したときに、上司にねだって授かった、「無限界牢ダンジョン行き強制転移符」である。
フェイクが負けそうな時の非常時にのみ、使用するように言われた、敵対する強力な邪神を「無限界牢ダンジョン」に強制的に送り込んで封印するものであり、フェイクの文字通り切り札であった。
札の束帳から、札を破り話して火をつけてカザトに投げつけた!
カザトの周りに黒い空間の歪みが発生する。
カザトが、消えてしまった。
それと同時に聖女達からの、
「何故魔神討伐をしている、カザト殿を殺したのか」
という、悲鳴に似た祈りがフェイクに突き刺さるようにやって来た。
フェイクは、気がついた。
ヤベ!
やらかした!
しかし、「無限界牢ダンジョン行き強制転移符」は、フェイクの能力を遥かに越えるモノであって、フェイクにはどうしようも無かった。
フェイク
「………。」
地上からは、人々からの自分に対する疑問の思念が上がってくる。
魔神達が、攻撃をしてきた!
白い目で見る部下天使達に、「オレを守れ」と、命令して何発か魔神達の攻撃を被弾しながら執務空間に逃げ込んだフェイクだった。
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