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第4章 お姫様達と黒の宮廷魔術師と、そいつらが使役したモノ達。第1部 洗い出して出てくるもの。
第9話 動く悪意と、胎動する悪魔から悪魔と言われた者達。1やらかした跡…1その2
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フェイクの執務室空間では…
ギャーーーーーー!
フェイクの叫び声が、響く!
部下天使が、鎮痛薬を注射するが効かない。
黒き魔導師カンターレが、やって来た。
黒き魔導師カンターレ
「へ~!
ねぇ?
アタイの他に、誰の魂を縫い付けたの?
答えろ!」
バキ!
ベッドの上で、殴られるフェイク!
フェイクは気絶して、静かになったがフェイクの身体の黒い模様は、ずっとうごいている。
カンターレはフェイクから慰謝料として、この霊格の管理者神の神体を奪おうとしていたが、フェイクの身体を触って、何かを調べていた時に笑い出した。
黒き魔導師カンターレ
「なんだ?!
ハハハハハハハハ!
なるほどね~!
いや、困った困った。
こいつ…
少しは修業して管理者神に何とかなったと思っていたけど、なんだよ?この!クソが!
力だけでも、何時でも回収出来るようにしておいてやる!」
そう言うと、黒い槍をフェイクに突き刺して体内に埋め込んだ!
そして、叫ぶフェイクから力を絞り出してカンターレは、部下天使にカザトを探すように命令して、寝た。
すぐに、部下天使は手当たり次第、薬剤をフェイクに注射する。
その頃、エルフの最長老は何かの異変を感じたのだが…、何か異変状態なのかわからない。
樹木がざわついている様子だ。
世界樹の(仮)大精霊
「な!なに!樹木が!草まですべて支配されていたのが!開放された!」
エルフ最強戦士・レイダー
「え?!このゾワゾワする感覚は…
そうなのか…。」
カザト達がプラントダンジョンを、攻略した影響が出始めた。
しかし、悪意は動きだしている。
ある街の見張りが悲鳴をあげて、他の門番に門を閉めさせる。
「勇者が出たぞーーーーーー!」
勇者=(災害)=(別の意味で)S級モンスター
なのだが。
門が閉じられる。戦闘体制だ。
薬草採取にでている冒険者達を、斥候職の冒険者が迎えに行った。
すぐに、集まって帰ってきたのだが門番は戸惑う。
とんでもない、ピエロの集団だったのを見た事があったのだが、今回はどうも4人だ…
しかも、ピエロの服装だが顔はメイクをしていない勇者。
は?
近隣の村に取り残されていた村民に、送り届けてきた?
その保護された3人に真贋判定をしている間に勇者は、冒険者ギルトに行くと言うが街に入らせる訳には行かないと言った。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「なんだって?どういう事だ?
勇者に反逆するということは、貴様ら邪神側に寝返ったと言う言うことだな?」
街の領主
「君は、ラッド国王の元にすぐに向かうべきだ。残念ながらこの街には君達の被害者が多数いる。
だから、入ることを許可できない。」
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「決定だな!
管理者神フェイクを裏切った者共!
ここで、邪神の、使いして討伐する!」
バキン!
その時、カザトが渡していた魔導マシンガンが壊れた。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「く!だが…こいつには散々無理をさせてきたからな…仕方ないか。」
ゴン太は、邪神オークから渡された聖剣デザインの邪剣ゴン太を使うことにした。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「勇者スラッシュ!」
バン!
街の大門が派手に壊れる。
勇者ゴン太(隠れオークキング)は、精力増大を使ってさらに身体強化を使い、門に駆けつけてきた冒険者達と門番の援軍に、斬りかかった。
勇者ゴン太(隠れオークキング)の、邪神の下僕としてデビュー戦である。
□□□□□□□□□□
その頃、人魚の島では?
モクモクと立ち上がる水蒸気の柱ができていた。
人魚の最長老(魂)
「なぜ?
これまでは、こんな事は無かった。」
ここまで来ると、トワイライト達もわかった。
やっちまった…。
カサトの身体が薄く光っている。
トワイライト達もだ。
レベルアップなのだが…
恐らく、モンスターだらけの海に聖水を流し込んだので、かなりのモンスターが浄化されてしまったのだろう。
今は、それぞれの身体に耐えられる強度比に応じた経験値配分にしているのだが…
レベルアップするたびに、カザトが放出する魔力があがる。
その度に、海の聖水か装置の出力があがり、吸引力が、上がって渦が大きくなり、他のダンジョンに、流し込む聖水の量が多くなる。
今は、塩分だけはマジックボックスに直行しているから、海水汲み上げ量を無視しているが、相当の聖水量がダンジョンの管理者室側の勝手口に流し込まれているのである。
それは…何を意味するのか?
ドーン!
島の向こうの方の海から、爆発音が出た。
トワイライト
「あの、爆発のデカイ水飛沫の柱のあった方角に海底のダンジョンの正面玄関があるのですね?」
人魚の最長老
「うむ。瘴気と、反応する程の聖水って…
どれだけの量なのですか?」
人魚達は、びっくりして既に呆れ返っている。
それと、同時にフェイクの執務室では、警報音がなりだした。
ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!
瘴気システムの出力低下!
瘴気システムの出力低下!
第5瘴気システムのが不完全稼働状態に陥りました。
ダンジョンボスが、行動不能!
瘴気を、地上に降らす事ができません。
瘴気が、執務室内に逆流を始めました。
部下天使が、悲鳴を上げてフェイクが作り出した執務室制御盤から逃げ出す。
ドーン!
6つある制御盤の内5つが爆発した。
執事長部下天使
「何をしている!
部下天使!
今から、第5のダンジョンに行け!
第6ダンジョンにも行って、魔王を頑張らせるのだ!」
戦闘になるのは、嫌だからすぐに全員第6ダンジョンに殺到した。
第5?無視だ!
執事長部下天使がキレる!
「第5にすぐに行け!
冒険者カザト達に、討伐させるな!
冒険者カザトを説得して、こちら側につかせろ!
どこかの村人とか人質を演じさせろ!
早くいけ!」
パリ!
パリ!パリ!パリ!
その時、妙な音がフェイクの身体からしてきたのだが…
ゾクリ!
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!
と、嫌な予感の海にドブ漬けにされてしまう感覚になった執事長部下天使。
救命ポットの、中のフェイクの身体がひび割れていた。
そのひび割れの奥には、執事長部下天使の恐怖が少し見えてしまっていたのだ。
ギャーーーーーー!
フェイクの叫び声が、響く!
部下天使が、鎮痛薬を注射するが効かない。
黒き魔導師カンターレが、やって来た。
黒き魔導師カンターレ
「へ~!
ねぇ?
アタイの他に、誰の魂を縫い付けたの?
答えろ!」
バキ!
ベッドの上で、殴られるフェイク!
フェイクは気絶して、静かになったがフェイクの身体の黒い模様は、ずっとうごいている。
カンターレはフェイクから慰謝料として、この霊格の管理者神の神体を奪おうとしていたが、フェイクの身体を触って、何かを調べていた時に笑い出した。
黒き魔導師カンターレ
「なんだ?!
ハハハハハハハハ!
なるほどね~!
いや、困った困った。
こいつ…
少しは修業して管理者神に何とかなったと思っていたけど、なんだよ?この!クソが!
力だけでも、何時でも回収出来るようにしておいてやる!」
そう言うと、黒い槍をフェイクに突き刺して体内に埋め込んだ!
そして、叫ぶフェイクから力を絞り出してカンターレは、部下天使にカザトを探すように命令して、寝た。
すぐに、部下天使は手当たり次第、薬剤をフェイクに注射する。
その頃、エルフの最長老は何かの異変を感じたのだが…、何か異変状態なのかわからない。
樹木がざわついている様子だ。
世界樹の(仮)大精霊
「な!なに!樹木が!草まですべて支配されていたのが!開放された!」
エルフ最強戦士・レイダー
「え?!このゾワゾワする感覚は…
そうなのか…。」
カザト達がプラントダンジョンを、攻略した影響が出始めた。
しかし、悪意は動きだしている。
ある街の見張りが悲鳴をあげて、他の門番に門を閉めさせる。
「勇者が出たぞーーーーーー!」
勇者=(災害)=(別の意味で)S級モンスター
なのだが。
門が閉じられる。戦闘体制だ。
薬草採取にでている冒険者達を、斥候職の冒険者が迎えに行った。
すぐに、集まって帰ってきたのだが門番は戸惑う。
とんでもない、ピエロの集団だったのを見た事があったのだが、今回はどうも4人だ…
しかも、ピエロの服装だが顔はメイクをしていない勇者。
は?
近隣の村に取り残されていた村民に、送り届けてきた?
その保護された3人に真贋判定をしている間に勇者は、冒険者ギルトに行くと言うが街に入らせる訳には行かないと言った。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「なんだって?どういう事だ?
勇者に反逆するということは、貴様ら邪神側に寝返ったと言う言うことだな?」
街の領主
「君は、ラッド国王の元にすぐに向かうべきだ。残念ながらこの街には君達の被害者が多数いる。
だから、入ることを許可できない。」
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「決定だな!
管理者神フェイクを裏切った者共!
ここで、邪神の、使いして討伐する!」
バキン!
その時、カザトが渡していた魔導マシンガンが壊れた。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「く!だが…こいつには散々無理をさせてきたからな…仕方ないか。」
ゴン太は、邪神オークから渡された聖剣デザインの邪剣ゴン太を使うことにした。
勇者ゴン太(隠れオークキング)
「勇者スラッシュ!」
バン!
街の大門が派手に壊れる。
勇者ゴン太(隠れオークキング)は、精力増大を使ってさらに身体強化を使い、門に駆けつけてきた冒険者達と門番の援軍に、斬りかかった。
勇者ゴン太(隠れオークキング)の、邪神の下僕としてデビュー戦である。
□□□□□□□□□□
その頃、人魚の島では?
モクモクと立ち上がる水蒸気の柱ができていた。
人魚の最長老(魂)
「なぜ?
これまでは、こんな事は無かった。」
ここまで来ると、トワイライト達もわかった。
やっちまった…。
カサトの身体が薄く光っている。
トワイライト達もだ。
レベルアップなのだが…
恐らく、モンスターだらけの海に聖水を流し込んだので、かなりのモンスターが浄化されてしまったのだろう。
今は、それぞれの身体に耐えられる強度比に応じた経験値配分にしているのだが…
レベルアップするたびに、カザトが放出する魔力があがる。
その度に、海の聖水か装置の出力があがり、吸引力が、上がって渦が大きくなり、他のダンジョンに、流し込む聖水の量が多くなる。
今は、塩分だけはマジックボックスに直行しているから、海水汲み上げ量を無視しているが、相当の聖水量がダンジョンの管理者室側の勝手口に流し込まれているのである。
それは…何を意味するのか?
ドーン!
島の向こうの方の海から、爆発音が出た。
トワイライト
「あの、爆発のデカイ水飛沫の柱のあった方角に海底のダンジョンの正面玄関があるのですね?」
人魚の最長老
「うむ。瘴気と、反応する程の聖水って…
どれだけの量なのですか?」
人魚達は、びっくりして既に呆れ返っている。
それと、同時にフェイクの執務室では、警報音がなりだした。
ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!
瘴気システムの出力低下!
瘴気システムの出力低下!
第5瘴気システムのが不完全稼働状態に陥りました。
ダンジョンボスが、行動不能!
瘴気を、地上に降らす事ができません。
瘴気が、執務室内に逆流を始めました。
部下天使が、悲鳴を上げてフェイクが作り出した執務室制御盤から逃げ出す。
ドーン!
6つある制御盤の内5つが爆発した。
執事長部下天使
「何をしている!
部下天使!
今から、第5のダンジョンに行け!
第6ダンジョンにも行って、魔王を頑張らせるのだ!」
戦闘になるのは、嫌だからすぐに全員第6ダンジョンに殺到した。
第5?無視だ!
執事長部下天使がキレる!
「第5にすぐに行け!
冒険者カザト達に、討伐させるな!
冒険者カザトを説得して、こちら側につかせろ!
どこかの村人とか人質を演じさせろ!
早くいけ!」
パリ!
パリ!パリ!パリ!
その時、妙な音がフェイクの身体からしてきたのだが…
ゾクリ!
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!
と、嫌な予感の海にドブ漬けにされてしまう感覚になった執事長部下天使。
救命ポットの、中のフェイクの身体がひび割れていた。
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